JPH04336465A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH04336465A
JPH04336465A JP10785891A JP10785891A JPH04336465A JP H04336465 A JPH04336465 A JP H04336465A JP 10785891 A JP10785891 A JP 10785891A JP 10785891 A JP10785891 A JP 10785891A JP H04336465 A JPH04336465 A JP H04336465A
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JP
Japan
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type
layer
groove
semiconductor
resistance
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JP10785891A
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English (en)
Inventor
Muneharu Miyashita
宗治 宮下
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレクトロニクスの分
野において、特に数〜数十nm程度の半導体の微細構造
を形成することにより得られる量子効果を用いた半導体
装置およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7(a)〜(c)は、例えばエレクト
ロニクス  レターズ  1989年,25巻,410
〜412頁(ELECTRONICS LETTERS
,Vol.25(1989)pp.410−412)に
示された従来の数〜数十nm程度の半導体の微細構造を
形成することにより得られる量子効果を用いた半導体装
置(以下、量子細線という)の製造工程に従った断面図
である。すなわち、図7(a)に示すように、(001
)面を表面とする半絶縁性GaAs基板1上に[110
]方向にストライプ状の2μm幅のSiO2膜6が2μ
m間隔で形成され、次に、図7(b)に示すように、高
抵抗性AlGaAs層2,高抵抗性GaAs層3,高抵
抗性AlGaAs層2が順次SiO2膜6に覆われてい
ない半絶縁性GaAs基板1上にMOCVD法で選択的
に形成される。ここで、高抵抗性GaAs層3の厚みは
15nmである。また、このとき、上記の3層は、(1
11)B面には層が形成されない低温(650℃),高
As圧の条件下で形成されるため、(111)B面が側
面となる台形状に形成される。そして、その上に図7(
c)に示すように、高温(800℃),低As圧の(1
11)B面に層の形成される条件下で、高抵抗性AlG
aAsスペーサ層7,n型AlGaAs層4が形成され
る。また、このような層構造にすることにより高抵抗性
GaAs層3内の高抵抗性AlGaAsスペーサ層7と
の界面近傍領域に電子蓄積層(1次元電子ガス)5が形
成される。
【0003】次に、動作原理について説明する。図8は
、図7(c)の高抵抗性GaAs層3,高抵抗性AlG
aAsスペーサ層7とn型AlGaAs層4の界面近傍
領域のバンドダイアグラムを示す。図8において、高抵
抗性GaAs層3内には、GaAsの電子親和力がAl
GaAsの電子親和力より大きいことに起因してn型A
lGaAs層4内の電子の一部が高抵抗性GaAs層3
内に供給されることより、電子蓄積層(1次元電子ガス
)5が形成される。この1次元電子ガス5は、微細構造
をなす高抵抗性GaAs層3内に閉じ込められることに
より、不純物散乱等の弾性散乱が抑制され、その電子の
移動度が大幅に向上する。この量子細線をトランジスタ
に応用した場合、高速化・多機能化がなされる。また、
量子細線の電子の閉じ込め効果により、例えば半導体レ
ーザダイオードに応用した場合、電流の低しきい値化,
広帯域化,狭スペクトル化がなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の量子細線は以上
のように構成されているので、量子細線を形成した表面
には、数μm程度の段差が存在するため、トランジスタ
や半導体レーザダイオードに応用する場合に、写真工程
などのプロセスが難しくなるという問題点があった。ま
た、従来の製造方法では、MOCVD法による層形成の
途中で成長条件を変えるために、結晶性,残留不純物濃
度が変化し、所望の位置以外にも電子の蓄積が生じると
いう問題点があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、請求項1に記載の発明は、半導
体層の形成後の表面に段差が存在しないようなプレナー
型の量子細線を得ることを目的とする。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、プレナー
型の量子細線が複数本並んだ量子細線列を得ることを目
的とする。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、第1およ
び第2の発明にかかる半導体装置を制御性よく製造する
方法を得ることを目的とする。
【0008】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
2の発明により得られる量子細線列をトランジスタに応
用し、高性能な半導体装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る半導体装置は、第1種の半導体基板上の溝の側面部
および底部に第1種の半導体基板より電子親和力の小さ
い第2種の半導体層と第1種の高抵抗性半導体層,第2
種の半導体層を順次積層し溝を埋め込み、埋め込まれた
溝の上を含む表面上にn型にドーピングされた第2種の
半導体層を形成したものである。
【0010】また、請求項2に記載の発明に係る半導体
装置は、請求項1に記載の半導体装置において、第1種
の半導体基板上の溝の側面部および底部に積層する層が
第2種の半導体層と第1種の高抵抗性半導体層が順次複
数回繰り返して積層されたものである。
【0011】また、請求項3に記載の発明に係る半導体
装置の製造方法は、第1種の半導体基板上に線状の露呈
部分があるように誘電体膜を形成する工程,上記第1種
の半導体基板の露呈部分を、上記誘電体膜の内端が上記
第1種の半導体基板より中心方向に突出したひさし構造
をなすようにエッチングし溝を形成する工程,上記溝の
側面部および底部に上記第1種の半導体基板より電子親
和力の小さい第2種の半導体層と第1種の高抵抗性半導
体層を順次繰り返して合計3層以上積層し、上記溝を埋
め込む工程,上記誘電体膜を除去する工程,上記の埋め
込まれた溝の上を含む表面上にn型にドーピングされた
第2種の半導体層を形成する工程を含むものである。
【0012】さらに、請求項4に記載の発明に係る半導
体装置は、請求項1もしくは請求項2に記載の発明に係
る半導体装置において、溝上のn型にドーピングされた
第2種の半導体層の上に少なくとも1つの制御電極と、
溝の方向と平行または垂直な方向で上記制御電極をはさ
んで互いに対向する位置に一対の出力電極を有したもの
である。
【0013】
【作用】請求項1,2に記載の発明においては、形成後
の表面に段差が存在しないプレナー型であることより、
トランジスタやレーザダイオードに応用する場合にも写
真製版工程等のプロセスを容易に行うことができる。
【0014】また、請求項3に記載の発明においては、
MOCVD法等により成長条件を変えずに層形成を行う
ことができることにより、制御性よく、かつ結晶性のよ
い量子細線を容易に得ることができ、所望の位置に電子
蓄積層(1次元電子ガス)を形成することができる。
【0015】さらに、請求項4に記載の発明においては
、上記量子細線をトランジスタのチャンネル層等に応用
することにより、量子効果を利用した高速・多機能なト
ランジスタを得ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に従って説明する
。図1は本発明の第1の実施例による半導体装置の断面
構造を示す図である。なお、本明細書においては、電子
親和力の大きいものを第1種,これより小さいものを第
2種と呼ぶ。図1において、1は第1種の半絶縁性Ga
As基板、2,3はそれぞれ前記半絶縁性GaAs基板
1上に形成された溝1aの側面部および底部に順次積層
された第2種の高抵抗性AlGaAs層と第1種の高抵
抗性GaAs層であり、これらの層により溝1aは埋め
込まれている。ここで、高抵抗性GaAs層3の厚みは
10nmである。4は埋め込まれた溝1aの上を含む表
面上に形成されたn型にドーピングされた第2種のAl
GaAs層、5はGaAsの電子親和力がAlGaAs
の電子親和力より大きいことに起因してn型のAlGa
As層4から供給され、高抵抗性GaAs層3内の界面
近傍に閉じ込められた電子蓄積層である。この電子蓄積
層5は、両サイドからも高抵抗性AlGaAs層2には
さまれ、高抵抗性GaAs層3内に閉じ込められている
ため1次元電子ガスとなる。この電子蓄積層(1次元電
子ガス)5は不純物散乱等の弾性散乱が抑制されるため
、その移動度は極めて大きくなる。また、この半導体装
置は形成表面に段差のないプレナー構造であるため、ト
ランジスタやレーザダイオードに応用する場合にも写真
製版工程等のプロセスを容易に行うことができる。
【0017】図2は本発明の第2の実施例による半導体
装置の断面構造を示す図である。図2において、1は第
1種の半絶縁性GaAs基板、2,3はそれぞれ前記半
絶縁性GaAs基板1上に形成された溝1aの側面部お
よび底部に、順次各7層が積層された第2種の高抵抗性
AlGaAs層と第1種の高抵抗性GaAs層であり、
これらの層により溝1aは埋め込まれている。4は埋め
込まれた溝1aの上を含む表面上に形成されたn型のA
lGaAs層である。また、5はGaAsの電子親和力
がAlGaAsの電子親和力より大きいことに起因して
高抵抗性GaAs層3内に形成される電子蓄積層(1次
元電子ガス)であり、高抵抗性AlGaAs層2と高抵
抗性GaAs層3が各7層積層されていることから計1
4列形成される。この構造をとることにより、非常に多
数の1次元電子ガス5の列を形成表面に段差のないプレ
ナー構造で容易に得ることが可能となり、トランジスタ
やレーザダイオードに応用する場合にもプロセスが容易
になる。
【0018】図3(a)〜(e)は、図1の第1の実施
例による半導体装置の製造方法の一実施例をその製造工
程に従って示した断面構造図である。まず、図3(a)
に示すように、第1種の半絶縁性GaAs基板1上に線
状の露呈部分があるようにSiO2 膜6を形成し、こ
の後、図3(b)に示すように、半絶縁性GaAs基板
1の露呈部分をSiO2 膜6の内端が半絶縁性GaA
s基板1より中心方向に突出したひさし構造をなすよう
にエッチングして溝1aを形成する。このひさし構造は
、サイドエッチングが行われる条件で第1種の半絶縁性
GaAs基板1の露呈部分をエッチングすることにより
得られる。次に、図3(c)に示すように、溝1aの側
面部および底部に第2種の高抵抗性AlGaAs層2,
第1種の高抵抗性GaAs層3,第2種の高抵抗性Al
GaAs層2を順次積層し溝1aを埋め込む。これらの
高抵抗性AlGaAs層2,高抵抗性GaAs層3は、
減圧のMOCVD法,ALE法等により形成することが
できる。さらに、図3(d)に示すように、SiO2 
膜6を除去した後、図3(e)に示すように、n型のA
lGaAs層4を形成することにより電子蓄積層(1次
元電子ガス)5も形成され、図1に示した構造を得るこ
とができる。また、半絶縁性GaAs基板1上の溝1a
の側面部および底部に積層する時に高抵抗性AlGaA
s層2と高抵抗性GaAs層3を順次各7層積層するこ
とにより図2に示した構造を得ることができる。
【0019】この製造方法により、図1および図2に示
した半導体装置を制御性よく得ることができる。また、
この製造方法では、減圧MOCVD法,ALE法等の結
晶成長により電子蓄積層(1次元電子ガス)5の幅を制
御しているため、非常に微細な構造を制御性よく得るこ
とができる。
【0020】図4(a),(b)は本発明の第4の実施
例による半導体装置を示す図で、図4(a)は、図4(
b)のB−B線による断面構造図であり、図4(b)は
、図4(a)のA−A線による断面側面構造図である。 図4において、1は第1種の半絶縁性GaAs基板、2
は第2種の高抵抗性AlGaAs層、3は第1種の高抵
抗性GaAs層、4は第2種のn型のAlGaAs層、
5は電子蓄積層(1次元電子ガス)、8は前記n型のA
lGaAs層4の露呈部分があるように形成されたn型
のGaAsコンタクト層、9はこのn型のGaAsコン
タクト層8上に形成されたソース電極、10は前記n型
のAlGaAs層4上に形成されたゲート電極、11は
前記n型のGaAsコンタクト層8上に形成されたドレ
イン電極を示す。この半導体装置においては、電子の伝
導チャンネルが電子の移動度の極めて高い1次元電子ガ
ス5により形成されているため、超高速動作が可能とな
る。なお、図4の実施例は出力電極であるソース電極9
ならびにドレイン電極11が溝1aの方向と垂直の場合
を示したが、平行の場合を図5に示す。
【0021】なお、上記実施例では、高抵抗性AlGa
As層2と高抵抗性GaAs層3で埋め込んだ溝1aの
上を含む表面上にn型にドーピングされたAlGaAs
層4を形成したが、図6に示すように、高抵抗性AlG
aAsスペーサ層7を形成し、その上にn型のAlGa
As層4を形成してもよい。
【0022】また、上記実施例では、量子細線列として
14列形成した例について示したが、半絶縁性GaAs
基板1上の溝1aを埋め込む層として高抵抗性AlGa
As層2と高抵抗性GaAs層3を所望の回数繰り返し
て積層することにより何列形成してもよい。
【0023】また、上記実施例では、量子細線列を形成
する方法として半絶縁性GaAs基板1上の1つの溝1
aを高抵抗性AlGaAs層2と高抵抗性GaAs層3
を順次複数回繰り返して積層し埋め込むことにより形成
したが、半絶縁性GaAs基板1上の溝1aを近接して
並列に形成し高抵抗性AlGaAs層2と高抵抗性Ga
As層3を順次繰り返して複数回積層して埋め込むこと
により、より多くの量子細線列を形成してもよい。
【0024】また、上記実施例では、その製造方法にお
いてSiO2 を除去した上にn型のAlGaAs層4
を形成したが、SiO2 を除去した後、エッチングや
研磨により溝1aを埋め込んだ層を含む表面上を削った
後でn型のAlGaAs層4を形成してもよい。
【0025】また、上記実施例では、チャンネル層とし
て高抵抗性GaAs層3,バリア層とキャリア供給層と
して高抵抗性AlGaAs層2を用いたが、チャンネル
層として用いる半導体材料がバリア層とキャリア供給層
として用いる半導体材料より電子親和力が大きいという
条件を満たす限り、どのような半導体材料の組合せを用
いてもよい。例えば、第1種と第2種の組合せとして、
InGaAsとAlGaAs,InPとInGaAsP
,InPとAlGaAsP等がある。なお、基板はGa
Asである。なお、図5(a)は、図5(b)のB−B
′線による断面図、図5(b)は、図5(a)のA−A
′線による断面図である。
【0026】また、上記実施例では、誘電体膜としてS
iO2 膜6を用いたが、半絶縁性GaAs基板1を線
状にエッチングする際に、エッチングしない部分を保護
し、後で選択的に除去できる材料であれば他の誘電体膜
材料でもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明は、第1種の半導体基板上の溝の側面部および底部
に、第1種の半導体基板より電子親和力の小さい第2種
の半導体層と第1種の高抵抗性半導体層,第2種の半導
体層を順次積層し溝を埋め込み、埋め込まれた溝の上を
含む表面上にn型にドーピングされた第2種の半導体層
を形成したので、量子細線を形成後の表面に段差が存在
しないプレナー型で得ることができ、トランジスタやレ
ーザダイオードに応用する場合にも写真製版工程等のプ
ロセスを容易に行うことができる効果がある。
【0028】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明に係る半導体装置において、第1種の半導
体基板上の溝の側面部および底部に、第2種の半導体層
と第1種の高抵抗性半導体層を順次数回繰り返して積層
し、溝を埋め込むように形成したので、量子細線が複数
本並んだ量子細線をプレナー型で得ることができ、請求
項1に記載の発明と同様にプロセスを容易に行うことが
できるという効果がある。また、トランジスタに応用し
た場合等に、高電流化,多機能化をはかることができる
という効果がある。
【0029】また、請求項3に記載の発明は、第1種の
半導体基板上に線状の露呈部分があるように誘電体膜を
形成し、前記誘電体膜の内端が前記第1種の半導体基板
より中心方向に突き出したひさし構造をなすようにエッ
チングにより溝を形成し、この溝の側面部および底部に
前記第1種の半導体基板より電子親和力の小さい第2種
の半導体層と第1種の高抵抗性半導体層を順次繰り返し
て合計3層以上積層し前記溝を埋め込み、前記誘電体膜
を除去した後、前記の埋め込まれた溝の上を含む表面上
にn型にドーピングされた第2種の半導体層を形成して
、半導体装置を形成する製造方法であるため、制御性よ
く請求項1,2に記載の半導体装置を得ることができる
という効果がある。また、この製造方法は、MOCVD
法,ALE法等により成長条件を変えずに層形成を行う
ことができるため、制御性よく,結晶性のよい量子細線
を得ることができ、所望の位置に1次元電子ガスを形成
することができるという効果がある。
【0030】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
2に記載の発明に係る半導体装置において、溝上にn型
にドーピングされた第2種の半導体層の上に少なくとの
1つの制御電極と溝の方向と平行または垂直な方向で前
記制御電極をはさんで互いに対向する位置に一対の出力
電極を有するように構成したので、請求項2に記載の発
明により得られる量子細線列をトランジスタに応用した
高性能な半導体装置を得ることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による半導体装置を示す
断面構造図である。
【図2】本発明の第2の実施例による半導体装置を示す
断面構造図である。
【図3】本発明の第3の実施例による半導体装置の製造
方法の製造工程に従って示した断面構造図である。
【図4】本発明の第4の実施例による半導体装置の断面
構造図である。
【図5】図4の実施例と出力電極に向きが異なる半導体
装置の断面構造図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例を示す半導体装置の
断面構造図である。
【図7】従来の半導体装置の製造工程に従った断面構造
図である。
【図8】図6の従来の半導体装置の動作を説明するため
のバンドダイアグラムである。
【符号の説明】
1    第1種の半絶縁性GaAs基板2    第
2種の高抵抗性AlGaAs層3    第1種の高抵
抗性GaAs層4    n型にドーピングされた第2
種のAlGaAs層5    電子蓄積層 6    SiO2 膜 7    高抵抗性AlGaAsスペーサ層9    
ソース電極 10  ゲート電極 11  ドレイン電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1種の半導体基板上に形成された線状の
    溝と、この溝の側面部および底部に前記溝を埋め込むよ
    うに順次積層された前記第1種の半導体基板より電子親
    和力の小さい第2種の半導体層,第1種の高抵抗性半導
    体層,第2種の半導体層からなる層構造と、この埋め込
    まれた前記溝の上を含む表面上に形成されたn型にドー
    ピングされた第2種の半導体層とを備えたことを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の半導体装置において、第
    1種の半導体基板上の溝の側面部および底部に積層する
    層を、第2種の半導体層と第1種の高抵抗性半導体層を
    複数回繰り返して積層した構造としたことを特徴とする
    半導体装置。
  3. 【請求項3】第1種の半導体基板上に線状の露呈部分が
    あるように誘電体膜を形成する工程と、前記第1種の半
    導体基板の露呈部分を前記誘電体膜の内面が前記第1種
    の半導体基板より溝の中心方向に突出したひさし構造を
    なすようにエッチングにより溝を形成する工程と、前記
    側面部および底部に前記第1種の半導体より電子親和力
    の小さい第2種の半導体層,第1種の高抵抗性半導体層
    を順次繰り返して合計3層以上積層して前記溝を埋め込
    む工程と、前記誘電体膜を除去した後、前記埋め込まれ
    た溝の上を含む表面上にn型にドーピングされた第2種
    の半導体層を形成する工程とを含むことを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】半絶縁性もしくは絶縁性の第1種の半導体
    基板上に、第1種の高抵抗性半導体層よりなるチャンネ
    ル層とn型にドーピングされた前記第1種の半導体より
    電子親和力の小さい第2種の半導体よりなる電子供給層
    とを順次積層し、前記電子供給層の上に少なくとも1つ
    の制御電極と、この制御電極をはさんで互いに対向する
    位置に一対の出力電極を有する半導体装置において、前
    記第1種の高抵抗性半導体層よりなるチャンネル層が前
    記第1種の半導体基板上に形成された溝の側面部および
    底部に前記高抵抗性の第2種の半導体層にはさまれて溝
    を埋めるように形成され、前記電子供給層が前記溝を埋
    め込んだ上を含む表面上に形成され、前記制御電極と出
    力電極が前記溝を埋め込んだ上の前記電子供給層の上に
    形成され、前記出力電極が前記溝の方向と平行または垂
    直な方向に形成されていることを特徴とする半導体装置
JP10785891A 1991-05-14 1991-05-14 半導体装置およびその製造方法 Pending JPH04336465A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1041639A1 (fr) * 1999-03-31 2000-10-04 France Telecom Procédé de fabrication d'une hétérostructure planaire

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EP1041639A1 (fr) * 1999-03-31 2000-10-04 France Telecom Procédé de fabrication d'une hétérostructure planaire
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