JPH04369843A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH04369843A
JPH04369843A JP17450691A JP17450691A JPH04369843A JP H04369843 A JPH04369843 A JP H04369843A JP 17450691 A JP17450691 A JP 17450691A JP 17450691 A JP17450691 A JP 17450691A JP H04369843 A JPH04369843 A JP H04369843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stripe
layer
steps
channels
semiconductor device
Prior art date
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Pending
Application number
JP17450691A
Other languages
English (en)
Inventor
Koki Nagahama
長浜 弘毅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置、特にスト
ライプチャネルFETの構造とその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば1989 IEDM (
International Electron De
vice Meeting) Technical D
igest p125 に掲載された、細い線状(スト
ライプ状)のチャネル(キャリア走行領域)を有するス
トライプチャネルFETの従来の断面構造を簡略化した
模式図である。図において、1はGaAs基板、2はi
−GaAs層(アンドープGaAs層)、3はn−Al
GaAs層(n形AlGaAs層)、5は2次元電子ガ
ス層(2DEG層)、10はゲート電極である。図5は
図4に示すストライプチャネルFETの製造方法を示す
図であり、図4と同一符号は同一または相当部分を示し
、20はホトレジストである。
【0003】次に、図4に示すストライプチャネルFE
Tの動作について説明する。ストライプチャネルFET
のチャネルを構成する2次元電子ガス層5は、n−Al
GaAs層3のストライプ内にのみ、とじ込められてお
り、このストライプ幅が狭い(1000オングストロー
ム以下)と電子は1次元的な伝導を示すようになり移動
度が向上する。このストライプ内に存在する2次元電子
ガス層5は、ゲート電極10に印加された電圧により変
化する上および左右からの空乏層により、その濃度が変
化してトランジスタ動作を示す。なお、図4に示すスト
ライプチャネルFETのストライプ幅は、0.1〜1.
2μmである。
【0004】次に、図5に従って、図4に示すストライ
プチャネルFETの製造方法について説明する。まず、
図5(a) に示すように、n−AlGaAs/GaA
sのヘテロ接合結晶を成長した後、図5(b) に示す
ように、ホトレジスト20で形成したストライプパター
ンをもとにして、結晶層をエッチング除去してストライ
プを形成する。このとき、ストライプ幅をできるだけ狭
くするために、ホトレジストパターンの形成には、主に
電子ビーム直接描画法が用いられている。その後、ホト
レジスト20を除去して、図5(c) に示すように、
ゲート電極10を形成すると、図4に示すストライプチ
ャネルFETの構造となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置は以
上のように構成されているので、形成できるホトレジス
トパターン幅としては電子ビーム直接描画法で形成可能
な0.1μm程度が限界であり、これ以下の微細なスト
ライプが安定して形成できないという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ホトレジストを用いたパターン
形成を行わないで、0.1μm以下の微細なストライプ
幅が実現できる半導体装置およびその製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置は、基板表面に形成された段差部の側壁のみにストラ
イプチャネルを形成したものである。
【0008】また、この発明に係る半導体装置の製造方
法は、基板表面に段差を形成した後、所望の結晶層を成
長して異方性エッチングによりストライプチャネルを形
成するものである。
【0009】
【作用】この発明における半導体装置は、基板表面に形
成された段差部の側壁のみにストライプチャネルを形成
したので、微細なストライプチャネルが形成できる。
【0010】この発明におけるストライプチャネルを形
成する段差部は、ウエハのエッチングにより形成するの
で、100オングストローム〜1000オングストロー
ム(0.1μm)の微細な寸法でも容易に制御して形成
できるので、この段差に相当する0.1μm以下の微細
なストライプ幅が作製できる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例を示すストライプチャ
ネルFETを示す図であり、図1(b) はその平面図
である。図において、2はi−GaAs層、3はn−A
lGaAs層、10はゲート電極、11はゲート電極パ
ッド、12はソース電極、13はドレイン電極である。
【0012】図1(a) は図1(b) 中のa−b間
の断面構造を拡大して模式的に書いた図であり、図1(
b) と同一符号は同一または相当部分を示し、1はG
aAs基板、5は2次元電子ガス層である。また、図2
は図1に示すストライプチャネルFETの製造方法を示
す図であり、図1と同一符号は同一または相当部分を示
す。
【0013】次に、図1(a) に示したストライプチ
ャネルFETの動作について説明する。基板表面に形成
された段差にほぼ等しいストライプ幅のチャネルが段差
部の側壁に形成されており、このチャネルを形成してい
る2次元電子ガス層5は、ゲート電極10により制御さ
れてトランジスタ動作を示す。図1(b) に示すよう
に、ソース・ドレイン電極間にこうした凹凸の段差を有
するストライプを無数に形成することで、FET動作に
必要な電流値を確保することができ、実用的なストライ
プチャネルFETが構成できる。
【0014】図2は図1に示したストライプチャネルF
ETの製造方法を示した図である。この図では、段差部
の一部を拡大して示したが、他の段差部分も同様な加工
がなされる。まず、図2(a) に示すように、GaA
s基板1に必要な厚さ(例えば500オングストローム
)の段差をドライエッチングまたはウェットエッチング
により形成する。このときの段差パターンの幅はチャネ
ル数の密度に関係するが、ストライプチャネルの幅には
無関係である。
【0015】次に、図2(b) に示すように、段差部
をカバーするように所望の結晶層である、i−GaAs
層2を1000〜2000オングストローム、n−Al
GaAs層3を500オングストローム程度、MOCV
D法またはMBE法でエピタキシャル成長した後、n−
AlGaAs層3に異方性エッチングを行って、図2(
c)に示すように段差部以外の平坦な部分のn−AlG
aAs層3を除去して、段差部の側壁のみにn−AlG
aAs層3を形成する。
【0016】その後、図2(d) に示すように、ゲー
ト電極10をリフトオフ法で形成して図1(a) に示
すストライプチャネルFETの構造を形成する。
【0017】このように、この実施例によれば、半導体
基板上に段差を形成した後、所望の結晶層を該段差を有
する半導体基板上に成長させ、異方性エッチングにより
該段差部以外の平坦部の成長した結晶層の一部を除去し
たので、段差部のみに細線チャネルを有する半導体装置
を形成することができる。
【0018】なお、上記実施例では段差部が垂直に加工
されている場合について述べたが、図3(a) に示す
ように、段差部が斜めに加工された形状でもよい。この
とき、図2(b) から図2(c) で行われる異方性
エッチングで段差部にn−AlGaAs層3が残せる条
件として、図3(b) に示した角度θ1 ,θ2 が
それぞれ90°≦θ1 ,θ2 <180°を満たす形
状であればよく、また、製造方法は上記実施例と同様で
ある。
【0019】また、上記実施例ではGaAs基板上にn
−AlGaAs/GaAsを結晶成長した構造について
述べたが、この材料系に限らず、例えば、n−AlGa
As/InGaAs,n−AlInAs/InGaAs
(これはInP基板上に成長する)等であってもよく、
上記実施例と同様の効果を奏する。
【0020】また、ヘテロ接合結晶界面に形成される2
次元電子ガス層をチャネルとするFETのみでなく、高
濃度で薄く形成したn形層をチャネルとするMESFE
Tにも適用可能である。この場合には、図1中のn−A
lGaAs層3を、例えばn−GaAs層のチャネル層
とすることで2次元電子ガス層5がなくなり、MESF
ETを構成できる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体装
置およびその製造方法によれば、基板表面に形成した段
差を利用してストライプチャネルを形成するようにした
ので、0.1μm以下の微細なストライプ幅も容易に形
成することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるストライプチャネル
FETの断面および平面図である。
【図2】この発明の一実施例によるストライプチャネル
FETの製造方法を示す図である。
【図3】この発明の他の実施例によるストライプチャネ
ルFETの断面およびその特徴を説明する図である。
【図4】従来のストライプチャネルFETの断面図であ
る。
【図5】従来のストライプチャネルFETの製造方法を
示す図である。
【符号の説明】
1    GaAs基板 2    i−GaAs層 3    n−AlGaAs層 5    2次元電子ガス層 10  ゲート電極 11  ゲート電極パッド 12  ソース電極 13  ドレイン電極 20  ホトレジスト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  段差を有する半導体基板表面の段差部
    の側壁のみに形成したn形またはp形ドーピング層の細
    線を複数本有し、該細線がソース・ドレイン電極間のチ
    ャネルとなり、かつ該複数本の細線に接触して形成した
    ゲート電極を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】  半導体基板表面に段差を形成する工程
    と、その上に結晶を成長する工程と、異方性エッチング
    で段差部以外の平坦部の結晶成長層を除去して、半導体
    基板表面の段差部の側壁のみに半導体装置のチャネルと
    なる複数の細線を形成する工程と、上記複数の細線の上
    にゲート電極を形成する工程とを含むことを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
JP17450691A 1991-06-18 1991-06-18 半導体装置およびその製造方法 Pending JPH04369843A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013042091A (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 Fujitsu Ltd 化合物半導体装置及びその製造方法
JP2018093027A (ja) * 2016-12-01 2018-06-14 日産自動車株式会社 半導体装置
WO2018181237A1 (ja) * 2017-03-31 2018-10-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 半導体装置
WO2019116464A1 (ja) * 2017-12-13 2019-06-20 日産自動車株式会社 半導体装置及び半導体装置の製造方法

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