JPH0575139A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH0575139A
JPH0575139A JP3263275A JP26327591A JPH0575139A JP H0575139 A JPH0575139 A JP H0575139A JP 3263275 A JP3263275 A JP 3263275A JP 26327591 A JP26327591 A JP 26327591A JP H0575139 A JPH0575139 A JP H0575139A
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layer
resist
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electron gas
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Teruyuki Shimura
輝之 紫村
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/775Field effect transistors with one dimensional charge carrier gas channel, e.g. quantum wire FET
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    • Y10S148/00Metal treatment
    • Y10S148/11Metal-organic CVD, ruehrwein type

Abstract

(57)【要約】 【目的】 擬1次元電子ガスをチャネルとして利用する
半導体装置において、ゲート容量が小さく、高性能のも
のを実現する。 【構成】 ソース,ドレイン電極間の基板上に、該ソー
ス,ドレイン電極をむすぶ方向に対して垂直方向に、所
定間隔で配置され、かつその底面のみで上記基板と接触
する下層ゲート電極1及び、該下層ゲート電極1とのみ
接触し該下層ゲート電極を接続して連続に設けられた上
層ゲート電極とを備え、上層ゲート電極2によって下層
ゲート電極1に電位を与えることによって下層ゲート電
極1の不連続部分に擬1次元電子ガス13を実現する構
成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子の擬1次元伝導
を応用した半導体装置及びその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ヘテロ接合の界面に形成される2次元電
子ガス(或いは2次元正孔ガス)をチャネル層として用
いる高速度の半導体装置は、従来、種々考案されてい
る。2次元電子ガスにおける電子の移動度は、低温にお
いては3次元電子のそれにくらべてはるかに高い。ま
た、このような2次元電子ガスをさらに空間的に閉じ込
め、電子の運動の自由度をさらに制限した擬1次元電子
ガスをチャネルとして用いる半導体装置も開発されてい
る。この擬1次元電子ガスは、電子が1方向にしか運動
できないので、2次元電子ガスよりも電子の散乱因子
(主にフォノン散乱)が減少し、移動度がさらに増加す
る。このため、さらに高速度の半導体装置を実現できる
ものである。
【0003】図5は、例えば特開平2−39440号公
報に開示された、従来の、擬1次元電子ガスを利用する
高速度トランジスタの構造を示す切り欠き斜視図であ
る。図において、半絶縁性GaAs基板21上に順次エ
ピタキシャル成長した、厚み約1000オングストロー
ムの真性(以下i−と記す)AlGaAs層22、厚み
約100オングストロームのi−GaAs層23、厚み
約300オングストローム,不純物濃度1.5×1018
cm -3のn+ 形(以下n+ −と記す)AlGaAs層24
が配置される。また、例えばAuGe/Ni/Auから
なるソース/ドレイン電極25は、n+ −AlGaAs
層24上に所定間隔をおいて対向して配置されている。
ソース/ドレイン電極25下のアロイ層29は基板21
まで達しており、ソース/ドレイン電極25は、22〜
24の層とオーミック接触している。ソース/ドレイン
電極25が形成された領域以外のn+ −AlGaAs層
24上には、例えばオキシ窒化シリコン(SiON)か
らなる層間絶縁層26が配置される。層間絶縁層26
の、ソース/ドレイン電極25間の所定位置に開口27
が設けられており、開口27内に露出している基板21
及び22〜24の各層と接触して、例えばアルミニウム
(Al)からなるゲート電極28が設けられている。
【0004】i−AlGaAs層22,i−GaAs層
23,及びn+ −AlGaAs層24は、少なくとも開
口27に露出している領域、即ちゲート電極28と接触
している部分が、ソース/ドレイン電極25を結ぶ方向
に平行な複数の格子状に分離されている。
【0005】図6は図5中のVI−VI線における断面図で
あり、図において、図4と同一符号は同一又は相当部分
である。i−AlGaAs層22,i−GaAs層2
3,及びn+ −AlGaAs層24は、楔状の切り欠き
部30によりそれぞれが分割されたi−AlGaAs層
42,i−GaAs層43,及びn+ −AlGaAs層
44からなる微小な格子40に分離されている。格子の
周期pは約2000オングストロームである。ゲート電
極28は切り欠き部30を埋めるように形成されてお
り、それぞれの格子40の側面に接触している。
【0006】次に動作について説明する。ゲート電極に
バイアスを印加しない状態では、図6(a) に示すよう
に、i−GaAs層43には、n+−AlGaAs層4
4から供給された電子が蓄積して2次元電子ガス45が
発生している。ここでゲート電極28に負のバイアスを
印加すると、ゲート電極28との界面近傍のi−GaA
s層43内の空乏層が伸び、図6(b) に示すように、2
次元電子ガスは各i−GaAs層43の中心部に閉じ込
められる。これにより、2次元電子ガスは格子の軸に直
交する方向の自由度を失い、擬1次元電子ガス50とな
る。この状態においては、ソース/ドレイン電極25間
の電流は1次元電子ガスによって運ばれることとなる。
この擬1次元電子ガス50の濃度をゲート電極28の電
位(バイアス)によって制御し、ソース・ドレイン電極
間に流れる電流(IDS)を制御する。このように、電流
の担い手であるキャリアが擬1次元電子ガスであるの
で、2次元電子ガスよりもさらに移動度が高く、従って
高い相互コンダクタンス(gm)によるFETの高速化
が可能であり、また2次元電子ガスよりも電子の散乱因
子が減少することにより、低雑音化が可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置は以
上のように構成されており、格子の側面にもゲート電極
が接しているので、ゲート容量が増加し、装置の高速性
等を損なうという問題点があった。また、ゲート電極を
格子の段差(約2000オングストローム)にそって形
成しなければならないので、凹凸面上では微細な加工が
困難であることから、細いゲート電極を形成することが
難しいという問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、微細なゲート電極が形成できる
とともに、寄生容量の増加のない、擬1次元電子ガスを
チャネルとして利用できる半導体装置及びその製造方法
を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置は、2次元電子ガスが形成される基板上に相互に対向
して設けられたソース及びドレイン電極と、該ソース,
ドレイン電極間の上記基板上に、該ソース,ドレイン電
極をむすぶ方向に対して垂直方向に、所定間隔で配置さ
れ、かつその底面のみで上記基板と接触する下層ゲート
電極部及び、該下層ゲート電極部とのみ接触し該下層ゲ
ート電極を接続して連続に設けられた上層ゲート電極部
を有するゲート電極とを備えたものである。
【0010】また、この発明に係る半導体装置の製造方
法は、2次元電子ガスを形成する基板上に所定の間隔を
おいて相互に対向するソース及びドレイン電極を形成し
た後、ウエハ全面に第1のレジストを塗布し、さらに該
第1のレジスト上に第2のレジストを塗布し、上記第2
のレジストの上記ソース,ドレイン電極間上の所定の位
置に、上記ソース,ドレイン電極をむすぶ方向に対し垂
直方向に延びる、所定幅のストライプ状の第1の開口を
形成し、該第1の開口部に露出した上記第1のレジスト
に上記第1の開口の幅より狭い幅を有する上記ストライ
プの延びる方向に所定の間隔をおいて断続的に配置され
た複数の第2の開口を形成した後、ウエハ全面にゲート
電極用金属を蒸着し、該ゲート電極用金属の不要部を上
記第1,第2のレジストとともにリフトオフにより除去
して、ゲート電極を形成するようにしたものである。
【0011】
【作用】この発明においては、ソース,ドレイン電極間
の基板上に、該ソース,ドレイン電極をむすぶ方向に対
して垂直方向に、所定間隔で配置され、かつその底面の
みで上記基板と接触する下層ゲート電極部及び、該下層
ゲート電極部とのみ接触し該下層ゲート電極を接続して
連続に設けられた上層ゲート電極部を有するゲート電極
を備え、該ゲート電極にバイアスを印加することにより
2次元電子ガスを下層ゲート電極部の不連続部分で下層
ゲート電極の下方及び側方に広がる空乏層によって擬1
次元的に閉じ込める構成としたから、寄生容量の増加の
ない、高性能の擬1次元電子ガスをチャネルとして利用
できる半導体装置を実現できる。
【0012】また、この発明においては、2次元電子ガ
スを形成する基板上に所定の間隔をおいて相互に対向し
て形成したソース及びドレイン電極間の平坦な上記基板
上に二層のレジストを塗布し、上層のレジストの上記ソ
ース,ドレイン電極間上の所定の位置に、上記ソース,
ドレイン電極をむすぶ方向に対し垂直方向に延びる、所
定幅のストライプ状の第1の開口を形成し、該第1の開
口部に露出した下層のレジストに上記第1の開口の幅よ
り狭い幅を有する上記ストライプの延びる方向に所定の
間隔をおいて断続的に配置された複数の第2の開口を形
成した後、ウエハ全面にゲート電極用金属を蒸着し、該
ゲート電極用金属の不要部を上記二層のレジストととも
にリフトオフにより除去して、ゲート電極を形成するよ
うにしたから、容易に、寄生容量の増加のない、高性能
の擬1次元電子ガスをチャネルとして利用できる半導体
装置を作製することができ、また、容易にゲートを細く
形成することができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例による半導体装置を示
す図であり、図1(a) はその平面図、図1(b) は図1
(a)で示したA−A’間の断面図である。これら図にお
いて、半絶縁性GaAs基板11上には、厚みが例えば
1μmのi−GaAs層10が配置される。厚みが例え
ば200オングストロームのi−InyGa1-y As層
9はi−GaAs層10上に配置される。また、厚みが
例えば200オングストローム,不純物濃度が例えば2
×1018 cm -3のn+ −Alx Ga1-x As層7はi−I
y Ga1-y As層9上に配置され、厚みが例えば10
00オングストローム,不純物濃度が例えば2×1018
cm -3のn+ −GaAs層6はn+ −Alx Ga1-x As
層7上に配置される。ここでAlx Ga1-x AsのAl
モル比xは例えば0.25、Iny Ga1-y AsのIn
モル比yは0.15である。ソース電極3及びドレイン
電極4は例えばAuGe系合金からなり、n+ −GaA
s層6上に所定間隔をおいて相互に対向して配置され
る。ソース電極3,ドレイン電極4間のn+ −GaAs
層6には、ソース,ドレイン電極をむすぶ方向に対して
垂直方向に所定の間隔をおいて断続的にリセス溝19が
設けられている。下層ゲート電極1は例えばAu系,又
はAl系金属からなり、各リセス溝19底上に配置され
る。上層ゲート電極2は下層ゲート電極1と同じ金属か
らなり、複数の下層ゲート電極1を電気的に接続するよ
うに下層ゲート電極1上に配置される。ここで、本装置
のゲート長となる下層ゲート電極1の幅は0.2μm以
下であり、下層ゲート電極1間の間隔は0.2〜1.0
μmである。また上層ゲート電極の幅は1μmである。
【0014】12はゲート電極下部及びエピ層の表面に
広がる空乏層である。n+ −Alx Ga1-x As層7と
の界面近傍のi−Iny Ga1-y As層9中には、n+
−Alx Ga1-x As層7から供給された電子が蓄積し
て2次元電子ガス8が発生している。
【0015】図2は本実施例の動作を説明するための図
であり、図1(b) 中のチャネル部分を拡大して示してい
る。図において、図1と同一符号は同一または相当部分
を示し、13は擬1次元電子ガスである。
【0016】次に動作について説明する。本実施例は、
リセス溝19の深さが例えば700オングストロームと
比較的浅く形成されており、ゲート電極にバイアスを加
えていない状態での空乏層の拡がりは比較的浅い。
【0017】図2(a) に示すように、ゲートバイアスが
浅いときは、ゲートバイアスによって変化する空乏層1
2で2次元電子ガス8の電子濃度を制御して、ソース・
ドレイン電極間の電流値(IDS)を制御する。これは、
いわゆる高電子移動度トランジスタ(HEMT)と同じ
動作原理である。
【0018】次に、ゲートバイアスを深くすると、図2
(b) に示すように、下層ゲート電極1下部で空乏層12
が広がり、2次元電子ガス8が存在するのは、下層ゲー
ト電極1間の直下の領域に限られ、下層ゲート電極1の
間隔を充分狭くすると、2次元電子ガス8は擬1次元電
子ガス13となる。この状態では、電子の散乱因子が減
少し、移動度が増加するので、ピンチオフ近傍で相互コ
ンダクタンス(gm)が増加する。つまり、低いIDS
域からFETの高速化・低雑音化が図れる。
【0019】ゲートバイアスをさらに深くすると、図2
(c) に示すように、空乏層12が全体に広がり、2次元
電子ガス8および擬1次元電子ガス13は存在しなくな
る。従って、いわゆるピンチオフ状態となり、ソース・
ドレイン電極間の電流(IDS)は流れない。
【0020】本実施例では、ゲート電極は、下層ゲート
電極1の底面のみで半導体層と接しているため、従来例
のようにゲート容量の増加により高速性等が損なわれる
ことがなく、高性能の高速度トランジスタを実現でき
る。
【0021】また、本実施例では、上層引き出し電極2
の幅が下層ゲート電極の幅よりも広い、いわゆるT型ゲ
ート構造となっているため、ゲート抵抗を低減すること
ができる。
【0022】また、本実施例では、ゲートバイアスのコ
ントロールにより図2(a) から図2(b) へ状態を変化さ
せることができるので、電子が2次元から擬1次元へと
変化し、移動度を変調することができ、相互コンダクタ
ンス(gm)の変化を引き起こす、いわゆる移動度変調
型トランジスタが実現できる。
【0023】なお、上記実施例では、ゲート電極にバイ
アスを加えない状態での空乏層12の達する深さが、2
次元電子ガスが形成される深さよりも浅いものについて
示したが、空乏層12の達する深さは、n−GaAs層
6の厚さが薄いほど、またリセス溝19の深さが深いほ
ど深くなる。従って、n−GaAs層6の厚さ及びリセ
ス溝19の深さを適当に設定することにより、装置の特
性を様々に変化させることができる。
【0024】下層ゲート電極1下部のリセス溝19を深
くするか、またはn−GaAs層6を薄くして、空乏層
12の達する深さを深くして、ゲートにバイアスを加え
ていない状態で、図2(b) に示すように、2次元電子ガ
ス8の存在場所が限定されるように設定し、擬1次元電
子ガス13だけをキャリアとして使用するようにしても
よい。図1の実施例において、n+ −GaAs層6の厚
みは1000オングストロームのままで、リセス溝19
の深さを例えば1000オングストローム程度としたと
きは、上述のように擬1次元電子ガス13だけをキャリ
アとして使用する、高い相互コンダクタンス(gm)が
可能で、高速かつ低雑音の半導体装置を構成することが
できる。なお、これと同一の構成で、ゲート電極に正の
バイアスを与えることにより空乏層を縮退させて2次元
電子ガスもキャリアとして使用するようにすることもで
きる。
【0025】また、図1の実施例において、n+ −Ga
As層6の厚みは1000オングストロームのままで、
リセス溝19の深さをさらに深く、例えば1100オン
グストローム程度としたときは、空乏層がさらに深くま
で拡がり、ゲートにバイアスを加えていない状態で、図
2(c) に示すように、2次元電子ガスも1次元電子ガス
を存在しないものが得られる。このように設定した装置
は、正のバイアス印加により空乏層を縮退させて1次元
電子ガス,及び2次元電子ガスの濃度をコントロールす
るものとして使用が可能である。
【0026】図3はこの発明の一実施例による半導体装
置の製造方法を示す図である。図において、図1,2と
同一符号は同一または相当部分を示し、14はEB用レ
ジスト、15はステッパ用レジスト、16はEB露光装
置でレジスト14に設けた開口部、17はステッパ露光
装置でレジスト15に設けた開口部である。
【0027】図3(a) に示すように、半絶縁性GaAs
基板11上に、i−GaAs層10,i−Iny Ga
1-y As層9,n−Alx Ga1-x As層7,及びn+
−GaAs層6を分子線エピタキシ(MBE)法または
有機金属気相成長(MOCVD)法により順次エピタキ
シャル成長し、H+ のイオン注入によって、絶縁注入領
域5を形成する。絶縁注入領域は、H+ のイオン注入の
かわりにB+ 或いはO+ のイオン注入によっても形成す
ることができる。
【0028】次に、蒸着リフトオフ法を用いて、図3
(b) に示すように、AuGe系合金等からなるソース電
極3及びドレイン電極4を形成する。次に、電子線(El
ectron Beam:EB)用レジスト14とステッパ用レジス
ト15を順次塗布し、まずステッパ(縮小投影露光装
置)を用いて、図3(c) に示すように、ステッパ用レジ
スト15に開口部17を設ける。この後、EB露光装置
を用いて、描画露光により、図3(d) に示すように、E
B用レジスト14に実際のゲート長を決める開口部16
を形成する。図4は開口部16の形成工程を終えた状態
のEB用レジスト14とステッパ用レジスト15の様子
を示す上面図である。ここでステッパにより露光して形
成された開口部17の幅w1 は1μm、EB露光装置に
より露光して形成された開口部16の幅w2 は0.2μ
m以下である。EB露光装置の露光ビームは0.06μ
m程度に絞ることが可能なので、幅w2 を0.2μm以
下とすることは容易である。また、開口部16の形成間
隔dは0.2〜1.0μmである。なお、図1中のゲー
ト電極の端部のパッド部分の大きさは3μm×3μm程
度にパターニングする。
【0029】上述のようにパターニングしたEB用レジ
スト14,及びステッパ用レジスト15をマスクとする
リセスエッチングにより、図3(e) に示すようにリセス
溝19を形成し、その後、図3(f) に示すように、ウエ
ハ全面にAu系またはAl系のゲート金属18を蒸着す
る。
【0030】最後に、ステッパ用レジスト15上のゲー
ト金属18をリフトオフによって除去することにより、
図3(f) に示すような、下層ゲート電極1,上層ゲート
電極2で構成されるT型ゲート電極が得られる。
【0031】このように、本実施例による半導体装置の
製造方法では、ソース,ドレイン電極間の基板上に二層
のレジストを塗布し、上層のレジストにストライプ状の
開口を、下層のレジストに上記ストライプ状の開口の延
びる方向に所定の間隔をおいて断続的に配置された複数
の第2の開口を形成した後、全面にゲート電極用金属を
蒸着し、その不要部分をリフトオフにより除去するよう
にしたから、容易に、寄生容量の増加のない、高性能の
擬1次元電子ガスをチャネルとして利用できる半導体装
置を作製することができ、また、平坦な基板上において
レジストのパターニングを行うので容易にゲートを細く
形成することができる。
【0032】なお、図3の製造方法の説明では、リセス
溝19をn−GaAs層6を貫通してn−Alx Ga
1-x As層7に達する深さに形成するものを示したが、
エッチング時間を短くすることにより、図1,図2に示
すようにリセス溝の底がn−GaAs層6の途中に存在
するようにできることは言うまでもない。
【0033】また、上記実施例では、二層のレジストを
パターニングする際に、上層のレジストをステッパ露光
によりパターニングし、下層のレジストをEB露光によ
りパターニングするようにしたが、二層ともEB露光に
よりパターニングするようにしてもよい。また、上層レ
ジストを露光する際に下層レジストが感光しないよう
に、レジスト種類,露光強度等を適切に設定することは
言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体装
置によれば、ソース,ドレイン電極間の基板上に、該ソ
ース,ドレイン電極をむすぶ方向に対して垂直方向に、
所定間隔で配置され、かつその底面のみで上記基板と接
触する下層ゲート電極部及び、該下層ゲート電極部との
み接触し該下層ゲート電極を接続して連続に設けられた
上層ゲート電極部を有するゲート電極を備え、該ゲート
電極にバイアスを印加することにより2次元電子ガスを
下層ゲート電極部の不連続部分で下層ゲート電極の下方
及び側方に広がる空乏層によって擬1次元的に閉じ込め
る構成としたから、寄生容量の増加のない、高性能の擬
1次元電子ガスをチャネルとして利用できる半導体装置
を実現できる効果がある。
【0035】また、この発明に係る半導体装置の製造方
法によれば、2次元電子ガスを形成する基板上に所定の
間隔をおいて相互に対向して形成したソース及びドレイ
ン電極間の平坦な上記基板上に二層のレジストを塗布
し、上層のレジストの上記ソース,ドレイン電極間上の
所定の位置に、上記ソース,ドレイン電極をむすぶ方向
に対し垂直方向に延びる、所定幅のストライプ状の第1
の開口を形成し、該第1の開口部に露出した下層のレジ
ストに上記第1の開口の幅より狭い幅を有する上記スト
ライプの延びる方向に所定の間隔をおいて断続的に配置
された複数の第2の開口を形成した後、ウエハ全面にゲ
ート電極用金属を蒸着し、該ゲート電極用金属の不要部
を上記二層のレジストとともにリフトオフにより除去し
て、ゲート電極を形成するようにしたから、容易に、寄
生容量の増加のない、高性能の擬1次元電子ガスをチャ
ネルとして利用できる半導体装置を作製することができ
る効果があり、また、平坦な基板上においてレジストの
パターニングを行うので容易にゲートを細く形成するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による半導体装置を示す図
である。
【図2】この発明の一実施例による半導体装置の動作を
説明するための図である。
【図3】この発明の一実施例による半導体装置の製造方
法を示す図である。
【図4】この発明の一実施例による半導体装置の製造方
法におけるレジストパターニング後の上面図である。
【図5】従来の擬1次元電子ガスをチャネルとして利用
する半導体装置を示す図である。
【図6】図5の半導体装置の動作を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 下層ゲート電極 2 上層ゲート電極 3 ソース電極 4 ドレイン電極 5 絶縁注入領域 6 n+ −GaAs 7 n−Alx Ga1-x As 8 2次元電子ガス 9 i−Iny Ga1-y As 10 i−GaAs 11 半絶縁性GaAs基板 12 空乏層 13 擬1次元電子ガス 14 EB用レジスト 15 ステッパ用レジスト 16 開口部 17 開口部 18 ゲート金属 19 リセス溝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例による半導体装置を示
す図であり、図1(a) はその平面図、図1(b) は図1
(a)で示したA−A’間の断面図である。これら図にお
いて、半絶縁性GaAs基板11上には、厚みが例えば
1μmのi−GaAs層10が配置される。厚みが例え
ば200オングストロームのi−InyGa1-y As層
9はi−GaAs層10上に配置される。また、厚みが
例えば200オングストローム,不純物濃度が例えば2
×1018 cm -3のn+ −Alx Ga1-x As層7はi−I
y Ga1-y As層9上に配置され、厚みが例えば40
オングストローム,不純物濃度が例えば2×1018 cm
-3のn+ −GaAs層6はn+ −Alx Ga1-x As層
7上に配置される。ここでAlx Ga1-x AsのAlモ
ル比xは例えば0.25、Iny Ga1-y AsのInモ
ル比yは0.15である。ソース電極3及びドレイン電
極4は例えばAuGe系合金からなり、n+ −GaAs
層6上に所定間隔をおいて相互に対向して配置される。
ソース電極3,ドレイン電極4間のn+ −GaAs層6
には、ソース,ドレイン電極をむすぶ方向に対して垂直
方向に所定の間隔をおいて断続的にリセス溝19が設け
られている。下層ゲート電極1は例えばAu系,又はA
l系金属からなり、各リセス溝19底上に配置される。
上層ゲート電極2は下層ゲート電極1と同じ金属からな
り、複数の下層ゲート電極1を電気的に接続するように
下層ゲート電極1上に配置される。ここで、本装置のゲ
ート長となる下層ゲート電極1の幅は0.2μm以下で
あり、下層ゲート電極1間の間隔は0.5μm 以下であ
る。また上層ゲート電極の幅は1μmである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】次に動作について説明する。本実施例は、
リセス溝19の深さが例えば300オングストロームと
比較的浅く形成されており、ゲート電極にバイアスを加
えていない状態での空乏層の拡がりは比較的浅い。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】なお、上記実施例では、ゲート電極にバイ
アスを加えない状態での空乏層12の達する深さが、2
次元電子ガスが形成される深さよりも浅いものについて
示したが、空乏層12の達する深さは、n + −GaAs
層6の厚さが薄いほど、またリセス溝19の深さが深い
ほど深くなる。従って、n + −GaAs層6の厚さ及び
リセス溝19の深さを適当に設定することにより、装置
の特性を様々に変化させることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】下層ゲート電極1下部のリセス溝19を深
くするか、またはn + −GaAs層6を薄くして、空乏
層12の達する深さを深くして、ゲートにバイアスを加
えていない状態で、図2(b) に示すように、2次元電子
ガス8の存在場所が限定されるように設定し、擬1次元
電子ガス13だけをキャリアとして使用するようにして
もよい。図1の実施例において、n+ −GaAs層6の
厚みは1000オングストロームのままで、リセス溝1
9の深さを例えば1000オングストローム程度とした
ときは、上述のように擬1次元電子ガス13だけをキャ
リアとして使用する、高い相互コンダクタンス(gm)
が可能で、高速かつ低雑音の半導体装置を構成すること
ができる。なお、これと同一の構成で、ゲート電極に正
のバイアスを与えることにより空乏層を縮めて、2次元
電子ガスもキャリアとして使用するようにすることもで
きる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】また、図1の実施例において、n+ −Ga
As層6の厚みは400オングストロームのままで、リ
セス溝19の深さをさらに深く、例えば500オングス
トローム程度としたときは、空乏層がさらに深くまで拡
がり、ゲートにバイアスを加えていない状態で、図2
(c) に示すように、2次元電子ガスも1次元電子ガスを
存在しないものが得られる。このように設定した装置
は、正のバイアス印加により空乏層を縮めて、1次元電
子ガス,及び2次元電子ガスの濃度をコントロールする
ものとして使用が可能である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】図3(a) に示すように、半絶縁性GaAs
基板11上に、i−GaAs層10,i−Iny Ga
1-y As層9,n + −Alx Ga1-x As層7,及びn
+ −GaAs層6を分子線エピタキシ(MBE)法また
は有機金属気相成長(MOCVD)法により順次エピタ
キシャル成長し、H+ のイオン注入によって、絶縁注入
領域5を形成する。絶縁注入領域は、H+ のイオン注入
のかわりにB+ 或いはO+ のイオン注入によっても形成
することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】次に、蒸着リフトオフ法を用いて、図3
(b) に示すように、AuGe系合金等からなるソース電
極3及びドレイン電極4を形成する。次に、電子線(El
ectron Beam:EB)用レジスト14とステッパ用レジス
ト15を順次塗布し、まずステッパ(縮小投影露光装
置)を用いて、図3(c) に示すように、ステッパ用レジ
スト15に開口部17を設ける。この後、EB露光装置
を用いて、描画露光により、図3(d) に示すように、E
B用レジスト14に実際のゲート長を決める開口部16
を形成する。図4は開口部16の形成工程を終えた状態
のEB用レジスト14とステッパ用レジスト15の様子
を示す上面図である。ここでステッパにより露光して形
成された開口部17の幅w1 は1μm、EB露光装置に
より露光して形成された開口部16の幅w2 は0.2μ
m以下である。EB露光装置の露光ビームは0.06μ
m程度に絞ることが可能なので、幅w2 を0.2μm以
下とすることは容易である。また、開口部16の形成間
隔dは0.5μm 以下である。なお、図1中のゲート電
極の端部のパッド部分の大きさは3μm×3μm程度に
パターニングする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】なお、図3の製造方法の説明では、リセス
溝19をn + −GaAs層6を貫通してn + −Alx
1-x As層7に達する深さに形成するものを示した
が、エッチング時間を短くすることにより、図1,図2
に示すようにリセス溝の底がn + −GaAs層6の途中
に存在するようにできることは言うまでもない。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 下層ゲート電極 2 上層ゲート電極 3 ソース電極 4 ドレイン電極 5 絶縁注入領域 6 n+ −GaAs 7 n + −Alx Ga1-x As 8 2次元電子ガス 9 i−Iny Ga1-y As 10 i−GaAs 11 半絶縁性GaAs基板 12 空乏層 13 擬1次元電子ガス 14 EB用レジスト 15 ステッパ用レジスト 16 開口部 17 開口部 18 ゲート金属 19 リセス溝
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/338 29/812

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元電子ガスが形成される基板と、 該基板上に相互に対向して設けられたソース及びドレイ
    ン電極と、 該ソース,ドレイン電極間の上記基板上に、該ソース,
    ドレイン電極をむすぶ方向に対して垂直方向に、所定間
    隔で配置され、かつその底面のみで上記基板と接触する
    下層ゲート電極部及び、該下層ゲート電極部とのみ接触
    し該下層ゲート電極を接続して連続に設けられた上層ゲ
    ート電極部を有するゲート電極とを備えたことを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 2次元電子ガスを形成する基板上に所定
    の間隔をおいて相互に対向するソース及びドレイン電極
    を形成する工程と、 ウエハ全面に第1のレジストを塗布し、さらに該第1の
    レジスト上に第2のレジストを塗布する工程と、 上記第2のレジストの上記ソース,ドレイン電極間上の
    所定の位置に、上記ソース,ドレイン電極をむすぶ方向
    に対し垂直方向に延びる、所定幅のストライプ状の第1
    の開口を形成する工程と、 上記第1の開口部に露出した上記第1のレジストに、上
    記第1の開口の幅より狭い幅を有する、上記ストライプ
    の延びる方向に所定の間隔をおいて断続的に配置された
    複数の第2の開口を形成する工程と、 ウエハ全面にゲート電極用金属を蒸着した後、該ゲート
    電極用金属の不要部を上記第1,第2のレジストととも
    にリフトオフにより除去して、ゲート電極を形成する工
    程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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