JPH0432942B2 - - Google Patents

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JPH0432942B2
JPH0432942B2 JP59230514A JP23051484A JPH0432942B2 JP H0432942 B2 JPH0432942 B2 JP H0432942B2 JP 59230514 A JP59230514 A JP 59230514A JP 23051484 A JP23051484 A JP 23051484A JP H0432942 B2 JPH0432942 B2 JP H0432942B2
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JP
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idling
carburetor
throttle valve
jet
fuel
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JP59230514A
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JPS60113051A (ja
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Geruharudei Rainharuto
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Andreas Stihl AG and Co KG
Original Assignee
Andreas Stihl AG and Co KG
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Publication date
Application filed by Andreas Stihl AG and Co KG filed Critical Andreas Stihl AG and Co KG
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Publication of JPH0432942B2 publication Critical patent/JPH0432942B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M3/00Idling devices for carburettors
    • F02M3/08Other details of idling devices
    • F02M3/10Fuel metering pins; Nozzles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B1/00Engines characterised by fuel-air mixture compression
    • F02B1/02Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
    • F02B1/04Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S261/00Gas and liquid contact apparatus
    • Y10S261/68Diaphragm-controlled inlet valve

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、可搬式小型機関のような内燃機関用
の気化器であつて、気化器本体が一貫した吸気管
を有しており、吸気管内で空気が入口ジエツトを
介して吸気管内へ噴出する燃料と燃料空気混合気
として混合され、吸気管内には絞り弁が旋回可能
に配置されていて、絞り弁によつて内燃機関へ送
られる混合気の量が機関運転状態に関連して調整
可能であり、絞り弁はアイドリング位置で吸気管
の内壁との間に空隙を形成し、空隙の範囲内でア
イドリング燃料ジエツトが吸気管内へ通じ、アイ
ドリング燃料ジエツトは燃料を保有する制御室に
接続されており、制御室の1つのエマルジヨン室
へアイドリング燃料ジエツトと共に1つの空気ブ
リード穴が通じており、気化器本体内にアイドリ
ング空気用の流通間隙の開口横断面積を変えるた
めの1つのアイドリング調整部分が配置されてい
る形式のものに関する。
従来の技術 このような形式の公知の一例の場合、入口ジエ
ツトとして、アイドリング燃料ジエツト、加速ジ
エツト、空気ブリード穴、主ジエツトが相前後し
て吸気管内に設けられている。絞り弁のアイドリ
ング位置の時、アイドリング燃料ジエツトは空気
の流れ方向で絞り弁の直後、要するに機関の面す
る側に位置し、これに対して加速ジエツトおよび
主ジエツトは絞り弁の手前に位置している。アイ
ドリングの時、燃料はたんにアイドリング燃料ジ
エツトからのみ吸い出される。絞り弁が加速に際
して旋回された場合、絞り弁はわずかな旋回角度
の後に加速ジエツト上を通過し、これによつて加
速ジエツトも絞り弁に対して機関側に位置するこ
とになる。燃料はこの段階でアイドリング燃料ジ
エツトからも加速ジエツトからも流出する。絞り
弁がさらに旋回されて最終的に流れ方向に、要す
るに水平に位置した場合、燃料のほとんどが主ジ
エツトから吸い出される。アイドリング調整部分
は絞り弁をアイドリング位置に位置止めするのに
役立てられ、その意味で1つのストツパねじをな
しており、絞り弁の1つの旋回アームが当たる。
アイドリング回転数を変えるためにはこのストツ
パを介して旋回され、これによつて絞り弁と吸気
管の内壁との間の空隙が加減される。この場合の
難点として、絞り弁の上流側の加速ジエツトが絞
り弁に対して極めてわずかな間隙しか有していな
い点があげられる。即ち、絞り弁は最少限の旋回
でも既に加速ジエツト範囲に達してしまい、従つ
てこの加速ジエツトから燃料が流出することにな
り、このことは著しい混合比の変化を生ずること
になる。従つて、このような不都合な混合比の変
化を補償するために、別のアイドリング燃料ねじ
を調節して、アイドリング燃料ジエツト内の燃料
流過量を減少させねばならない。要するに、アイ
ドリング時の混合気の最適の調整を行なうのに2
つの調整ねじを互いに正確に同調させねばならな
い。このことは煩雑であつて時間を費やし、しか
も一定の経験を必要とする。
仮に、加速ジエツトが絞り弁の上流側に充分大
きな間隔を有して位置していたとしても、両方の
調整ねじの煩雑な調節操作を避けることはできな
い。この場合たしかに絞り弁は容易に調節でき
る。というのは、そのわずかな調節角度で既に加
速ジエツト範囲へ達してしまうようなことはない
からである。しかし、同様にまた絞り弁の位置の
わずかな変化でも既に混合比は変わることにな
る。即ち、絞り弁の開きもしくは閉じに伴つて空
隙が大になるか小になり、これによつて流過空気
量が相応に変わることになる。混合気は絞り弁の
わずかな調節で薄くなるか濃くなり、このことは
燃料調整ねじの後調節によつて改めて補償するこ
とを余儀なくされる。いずれにせよ、最良のアイ
ドリング調整のためにアイドリング調整ねじのみ
ならずアイドリング燃料ねじも調節しなければな
らない。
発明が解決しようとする問題点 以上の認識のもとに、本発明は冒頭に述べた形
式の気化器において、最適のアイドリング調整を
簡単かつ迅速にたんに一度の調整によつて行なえ
るようにすることを目的とする。
問題点を解決するための手段 この目的を本発明は特許請求の範囲第1項に示
す構成によつて達成した。
発明の効果 本発明の構成によれば、アイドリング調整のた
めにもはや絞り弁は旋回されないで、たんにアイ
ドリング調整部分が空隙内へ入り込むか又は空隙
内から後退する。要するに絞り弁はアイドリング
調整時に不動位置を占めており、従つてもはや旋
回によつて加速ジエツト範囲内へ達して燃料増量
を惹起するようなことはない。空気ジエツトの自
由断面積も同時に変化することによつて混合比は
一定なままであり、従つてアイドリング燃料ジエ
ツトから機関へ達するこの混合気は濃過ぎること
も薄過ぎることもない。このようにして、不都合
な混合比の変化を補償するために付加的な混合比
調整を行なう必要はなくなる。かくして、アイド
リング調整部分を介してわずかな操作で熟達者で
なくても簡単かつ短時間に最適なアイドリング回
転数を調整することができる。
実施例 図示の気化器1は気化器本体2を備え、この気
化器本体2内には、中央に配置されていてベンチ
ユリを形成する区分4を有している吸気管3を中
心に、燃料ポンプ5と、この燃料ポンプ5によつ
て燃料フイルタ6を介して燃料供給される制御室
7とが設けられている。燃料ポンプ5は2つのフ
ラツプ弁8,9を有するダイアフラムポンプとし
て構成されている。この燃料ポンプ5は、気化器
1に接続された機関(図示せず)のクランクケー
ス(図示せず)に接続部10を介して、また燃料
タンク(図示せず)に接続部11を介してそれぞ
れ通じている。
制御室7内へは燃料供給路12が通じており、
この燃料供給管12は制御室7に対して入口弁1
3によつて閉ざされている。この入口弁13は大
体において軸14を中心として旋回可能な1つの
二腕レバー15から成つており、その一方のレバ
ーアーム16が円すい弁体22を保持し、他方の
レバーアーム17が、制御室7を圧力室18に対
して仕切つているダイアフラム19に結合されて
いる。この場合ダイアフラム19は中間部分19
aを介してレバーアーム17と結合されている。
圧力室18は開口18aによつて外気に通じてい
る。圧力室18内の圧力が制御室7内よりも高い
場合ダイアフラムは矢印20の方向へ偏位する。
二腕レバー15はレバーアーム17並びに中間部
分19aを介してばね21の力に抗して反時計回
りに旋回され、これにより入口弁13の円すい弁
体22が燃料供給路12の出口を開放し、燃料が
制御室7内へ流れる。
燃料の搬送および混合気生成は周知の形式で機
関の吸込過程によつて生ぜしめられ、同じこの吸
込過程によつて気化器内を流れる空気量、ひいて
は気化器内に支配する圧力比も規定される。動力
のこの場合、たんに2つの運転状態、即ち全負荷
運転および無負荷運転が実際には重要な意味を持
つ。全負荷運転においては絞り弁23が全開され
ており、これに対して無負荷運転時にはこの絞り
弁23が吸気管3の壁部に接触する。絞り弁23
自体は軸24(第2図)を中心として旋回可能に
支承されていて、下方の、制御室7に面する縁部
にU字形の切欠き25を有しており、この切欠き
25は軸24への方向でおう面状に湾曲した底2
6を有している。絞り弁23は機関のアイドリン
グ位置では縁部27に沿つて吸気管3の内壁28
に密接する。この位置では絞り弁23が吸気管3
の半径方向平面に対して約15°の小さな角度をな
して機関への方向へ前傾する(第1図)、これに
よつてアイドリング時の設定位置を占める。
第1図、第2図、第5図に示しているように、
切欠き25の範囲内に第1の入口ジエツト、即ち
アイドリングジエツト31が通じている。このア
イドリングジエツト31は吸気管3内で生成され
る混合気の流れ方向で見て絞り弁23の下流側、
要するに機関に面する側に位置し、アイドリング
中に絶えず少量の燃料を空気流中へ噴出させる。
従つてこのアイドリングジエツト31は機関へア
イドリング回転数の時に燃料を供給する1つのア
イドリング燃料ジエツトをなしている。
アイドリング燃料ジエツト31は、気化器本体
2の所属の案内口33(第3図)内に軸線方向で
しゆう動可能に位置している1つの円筒状のアイ
ドリング調整部分32の中央孔から成つている。
アイドリング調整部分32はその約半分の高さに
リング状の直角の肩部34を有しており、この肩
部34を介して、制御室7に面する下側区分35
が直径の小さな端部36へ移行している。アイド
リング燃料ジエツト31はこのアイドリング調整
部分32の中心に位置して全長にわたつて延びて
いる。実施例においてはアイドリング調整部分3
2の端面37が絞り弁23の切欠き25の底26
とほぼ等しい曲率半径でおう面状に湾曲してい
て、図示の最下端の調整位置において吸気管3の
内壁28へ同列に移行している。ただし、別の適
宜な構成も可能である。この端面37および絞り
弁23の切欠き25は1つの空隙38を形成して
おり、この空隙38を通つて矢印Pの方向での空
気流が集中的にアイドリング燃料ジエツト31上
を流れ、このことが燃料の最良の渦動、ひいては
燃料の極めて有利な混合気生成を生ずる。
案内口33に対してアイドリング調整部分32
をシールするために、アイドリング調整部分32
の直径の小さな端部36がOリングから成るシー
ル部材39によつて包囲されている。このシール
部材39はアイドリング調整部分32を最大限に
突出させた場合にアイドリング調整部分32の肩
部34と気化器本体2の対応する肩部40とに密
接する。第3図に示されている最大可能なアイド
リング回転数からもつと低い回転数へ調整するた
め、要するに最大の空隙38を相応に小さくする
ために、アイドリング調整部分32の端部36並
びにアイドリング燃料ジエツト31のポート41
を第2図に示すように絞り弁23の切欠き25内
へ突出させることができる。かくして、アイドリ
ング調整部分32を介してアイドリング燃料ジエ
ツト31を全体として絞り弁23の旋回軸24へ
の方向で移動調節することができる。
アイドリング調整部分32の調節のために、気
化器本体2内に偏心ねじとして構成された操作部
材42が設けられている。この操作部材42は外
径を小さくされた長方形横断面の差込み部分43
を有し、この差込み部分43がアイドリング調整
部分32の下方区分35に形成された相応の差込
み口44内へ嵌まり込んでいる。この偏心ねじ4
2は気化器本体2に形成されたねじ開口45内に
配置されていて、外方の突出端部46にねじ回し
のためのみぞ47を有している。偏心ねじ42を
回動させることによつて、アイドリング調整部分
32を2倍の偏心量E(第2図)にわたるリミツ
ト位置間で移動調節することができる。
偏心ねじの代りに、任意の無段調節可能な操作
部材、例えばねじ山を有しているか又はばね負荷
をあたえた操作部材であつてもよい(第1図)。
制御室7は絞り弁23への方向では閉鎖プレー
ト48で閉ざされている。この閉鎖プレート48
は気化器本体2の肩状のおう所49内に位置して
いる。この閉鎖プレート48は中央の燃料ジエツ
ト50を有しており、この燃料ジエツト50から
燃料が空隙38内を流れる空気流によつて燃料混
入室、即ちエマルジヨン室51,51′内へ吸い
込まれる。このエマルジヨン室51,51′がア
イドリング調整部分32と閉鎖プレート48との
間に位置しており、このエマルジヨン室51,5
1′から矢印Pの方向とは逆の斜め上向き又は別
の適宜な方向でベンチユリ4へ通ずる空気ブリー
ド穴52(第5図)が延びている。この空気ブリ
ード穴52の流入口53はベンチユリ4から吸気
管3の円筒区分への移行範囲に位置しており、こ
の場合流入口53はまたアイドリング燃料ジエツ
ト31と同様に吸気管3の縦中心平面Dに対して
対称的に、もしくは旋回軸24に対して直角な絞
り弁23の対称平面に対して対称的に配置されて
いる。
第2図、第3図、第5図に示すように、アイド
リング調整部分32の調節によつて空気ブリード
穴52の開口54の横断面積を変えることがで
き、その場合開口54がアイドリング調整部分3
2によつて程度の差はあれふさがれる。アイドリ
ング調整部分32の下端位置では(第3図)、開
口54が極めて小さな開口横断面積を残して閉鎖
され、アイドリング調整部分32の突出位置では
(第2図)完全に開放される。
エマルジヨン室51は次のように設計されてい
る。即ち、アイドリング調整部分32の下端位置
の時にもなお燃料および空気のエマルジヨンの充
分な混合がエマルジヨン室51内で生じて、負圧
でアイドリング燃料ジエツト31を介して空隙3
8内へ吸い込まれるように設計されている。アイ
ドリング調整部分32の上端位置では下端位置よ
りも多くの空気が空気ブリード穴52の開口54
を介してエマルジヨン室51へ流れ、これによつ
て燃料エマルジヨンが薄くなり、これに対して下
端位置、要するにより高い機関回転数の時には濃
くなる。アイドリング調整部分32および開口5
4の寸法は、アイドリング調整部分32の移動調
節によるアイドリング回転数の変化に伴つて開口
54の横断面積が変化して燃空比、いわゆるλ値
がほぼ一定に保たれるように、互いに適合されて
いる。このような、アイドリング燃空比の自動的
な調整によつて、最良のアイドリング回転数の調
整のためにたんにアイドリング調整部分32が調
節されるだけで充分であつて、従つて制御室7の
燃料ジエツト50の開口横断面積を別途の調整ね
じによつて変える必要はない。このように、別種
の複数の調整部材を交互に調節操作することが省
略されるので、熟達者でなくとも最適のアイドリ
ング回転数を困難なく短時間で調整することがで
きる。
なお、製作上の公差その他を補償することがで
きるように、制御室からエマルジヨン室へ達する
燃料量に関する調整可能性を得ようとする場合に
は、第4図に示されているように、燃料ジエツト
50aを制御室7aの側方の、閉鎖プレート48
aの外側へ設置して、エマルジヨン室51,5
1′aへ横から連通させることができる。この場
合燃料供給は気化器本体2a内へねじ込まれた調
節ねじ56を介して調整することができる。この
調節ねじ56のニードル57はエマルジヨン室5
1a,51′aの下側区分51aの側方供給口5
8内へ入り込んでいる。この調節ねじ56を介し
て例えば気化器メーカによつて公差補償のために
燃料供給を調整しておくことができ、これによつ
て運転時のアイドリング調整をもつぱらアイドリ
ング調整部分32aを介して行なえることにな
る。
第2図、第5図、第6図、第7図はさらに示さ
れているように、エマルジヨン室51,51′か
ら1つの加速ジエツト59が延びており、この加
速ジエツト59はやはり吸気管3へ通じていて、
絞り弁23をアイドリング位置から開いた際に付
加的に燃料を用意する。これによつて、主ジエツ
ト60(第1図)による燃料供給がなされるまで
機関を高回転数に加速することができる。制御室
7に接続されていてベンチユリ4へ通じている主
ジエツト60を介して、絞り弁23の完全開放
時、即ち絞り弁23がほぼ空気流方向に位置する
時、燃料が吸気管3内へ吸い込まれる。吸気管3
へのこの燃料供給は流量制御部材61によつて調
整することができる。この流量制御部材61はニ
ードル62および気化器本体2内の開口63から
成つていて、ニードル62に結合されている調整
ねじ64によつて調節することができる。
アイドリング調整部分32の投影面の外側に配
置されている加速ジエツト59は絞り弁23のア
イドリング位置では、絞り弁23の、アイドリン
グ燃料ジエツト31とは反対側に位置する。これ
によつて、加速ジエツト59の全横断面積が絞り
弁23の対応縁部23′(第6図および第7図)
から解放されている。この縁部23′は絞り弁2
3の操作に伴つて加速ジエツト59の開口上へ移
動して1つの制御縁を形成する。この制御縁は極
めて密接に吸気管3の周方向でアイドリング燃料
ジエツト31に対してずらされており、これによ
つて絞り弁のアイドリング位置では完全にブリー
ド空気を受け、しかも絞り弁の開放に伴つて極め
て迅速に所望の付加熱料量が放出される。
加速ジエツト59はいずれにせよアイドリング
調整部分32の外側に位置している。第6図の実
施例の場合、加速ジエツト59bは絞り弁23b
の縁部の切欠き65の下側で開口しており、絞り
弁23bは切欠き65の範囲に薄くされた縁部区
分66を有している。この縁部区分66は絞り弁
23bの制御縁を形成している。この縁部区分6
6が薄いことによつて、絞り弁が極めてわずかに
開かれた時に短時間後に加速ジエツトが有効に働
く。というのは、加速ジエツト59bの開口67
上を直ちに縁部区分66が通過するからである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による気化器の縦断面図、第2
図は第1図の気化器の一部を第5図中の−線
に沿つて示した拡大断面図、第3図は第2図中の
アイドリング調整部分を下端位置で示した断面
図、第4図は本発明の気化器の別の実施例におけ
る制御室およびエマルジヨン室を示す断面図、第
5図は第1図の気化器の一部の拡大縦断面図、第
6図は第3図中の−線による断面図、第7図
は第3図中の−線による別の絞り弁の断面図
である。 1……気化器、2……気化器本体、3……吸気
管、4……ベンチユリ、5……燃料ポンプ、6…
…燃料フイルタ、7……制御室、8,9……フラ
ツプ弁、10,11……接続部、12……燃料供
給路、13……入口弁、14……旋回軸、15…
…二腕レバー、16,17……レバーアーム、1
8……圧力室、19……ダイアフラム、21……
ばね、22……円すい弁体、23……絞り弁、2
4……旋回軸、25……切欠き、26……底、2
7……縁部、28……内壁、31……アイドリン
グ燃料ジエツト、32……アイドリング調整部
分、33……案内口、34……肩、37……端
面、38……空隙、39……シール部材、40…
…肩部、41……開口、42……操作部材、43
……差込み部分、44……差込み口、45……ね
じ穴、48……閉鎖プレート、49……切欠き
部、50……燃料ジエツト、51,51′……エ
マルジヨン室、52……空気ブリード穴、53…
…流入口、54……開口、56……調節ねじ、5
7……ジエツトニードル、58……供給口、59
……加速ジエツト、60……主ジエツト、61…
…流量制御部材、62……ジエツトニードル、6
4……調整ねじ、65……切欠き、66……縁部
区分、67……開口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可搬式小型機関のような内燃機関用の気化器
    であつて、気化器本体が一貫した吸気管を有して
    おり、吸気管内で空気が入口ジエツトを介して吸
    気管内へ噴出する燃料と燃料空気混合気として混
    合され、吸気管内には絞り弁が旋回可能に配置さ
    れていて、絞り弁によつて内燃機関へ送られる混
    合気の量が機関運転状態に関連して調整可能であ
    り、絞り弁はアイドリング位置で吸気管の内壁と
    の間に空隙を形成し、空隙の範囲内でアイドリン
    グ燃料ジエツトが吸気管内へ通じ、アイドリング
    燃料ジエツトは燃料を保有する制御室に接続され
    ており、制御室の1つのエマルジヨン室へアイド
    リング燃料ジエツトと共に1つの空気ブリード穴
    が通じており、気化器本体内にアイドリング空気
    用の流通間隙の開口横断面積を変えるための1つ
    のアイドリング調整部分が配置されている形式の
    ものにおいて、アイドリング調整部分32は前記
    空隙38内へ向かつて移動調節可能であつて、こ
    の移動に伴つてアイドリング調整部分32は前記
    エマルジヨン室51,51′,51a,51′aへ
    通ずる前記空気ブリード穴52の開口54を開制
    御可能であり、この空気ブリード穴52の開制御
    によつてエマルジヨン室内の空燃比が前記アイド
    リング燃料ジエツト31からの流出時に機関調整
    によつて必要な所要空気に適合可能であることを
    特徴とする、内燃機関用の気化器。 2 アイドリング調整部分32が、エマルジヨン
    室51,51′,51a,51′aから流出するア
    イドリング燃料エマルジヨン用のジエツト31を
    有している特許請求の範囲第1項記載の気化器。 3 アイドリング調整部分32が、気化器本体2
    の、絞り弁23に対して交さ方向に延びている1
    つの案内口33内に線軸方向でしゆう動可能に配
    置されている特許請求の範囲第1項又は第2項に
    記載の気化器。 4 アイドリング調整部分32の直径を減少され
    た区分36が空隙38への方向で突出しており、
    区分36はおう面状の端面37を有している特許
    請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項
    に記載の気化器。 5 絞り弁によつて形成される空隙38の限定面
    が絞り弁の縁部のほぼU字状の切欠きから成つて
    おり、この切欠き25内へ向かつてアイドリング
    調整部分32が移動調節可能である特許請求の範
    囲第1項から第4項までのいずれか1項に記載の
    気化器。 6 絞り弁23はアイドリング位置において吸気
    管軸線A−Aに対して直角な平面に対してほぼ15
    ℃の角度をなしており、この角度位置でアイドリ
    ング回転中不動位置を呈する特許請求の範囲第1
    項から第5項までのいずれか一項に記載の気化
    器。 7 絞り弁23の切欠き25の横断面は最大アイ
    ドリング回転数に適合されている特許請求の範囲
    第1項から第6項までのいずれか1項に記載の気
    化器。 8 アイドリング調整部分32の端面37は、最
    大突出位置もしくは最小アイドリング回転数の
    時、対置する絞り弁23の切欠き25の底部26
    と共に最小空隙38を形成する特許請求の範囲第
    1項から第7項までのいずれか1項に記載の気化
    器。 9 アイドリング調整部分32は、気化器本体2
    から外部へ突出している1つの操作部材42によ
    つて移動調節可能である特許請求の範囲第1項か
    ら第8項までのいずれか1項に記載の気化器。 10 操作部材42が円柱状をなしていて、先細
    の差込み部分43をもつてアイドリング調整部分
    32の相応の適合した差込み口44内へ嵌まつて
    いる特許請求の範囲第9項に記載の気化器。 11 操作部材42が外ねじ山を介して気化器本
    体2の相応のねじ穴45内に固定されている特許
    請求の範囲第10項に記載の気化器。 12 エマルジヨン室51,51′,51a,5
    1′aが、アイドリング調整部分32の調節方向
    で制御室7,7aの閉鎖プレート48,48aと
    この閉鎖プレートに対置するアイドリング調整部
    分32の端面とによつて限定されている特許請求
    の範囲第1項から第11項までのいずれか1項に
    記載の気化器。 13 閉鎖プレート48が、制御室7をエマルジ
    ヨン室51に接続する1つの燃料ジエツト50を
    有している特許請求の範囲第12項記載の気化
    器。 14 制御室7aとエマルジヨン室51a,5
    1′aとを接続する燃料ジエツト50aが気化器
    本体2内に配置されており、この燃料ジエツト5
    0aの横断面積が外部から操作される1つの調節
    ねじ56によつて可変である特許請求の範囲第1
    2項記載の気化器。 15 アイドリング燃料ジエツトが絞り弁の機関
    に面する側に位置していて、1つの加速ジエツト
    が絞り弁の機関側とは反対側に位置しており、加
    速ジエツト59は気化器本体2内におけるアイド
    リング調整部分32の投影面の外側に配置されて
    おり、絞り弁23の機関側とは反対側の縁部2
    3′が加速ジエツト59の全断面積を解放してい
    て、この断面積の制御縁をなしている特許請求の
    範囲第1項から第14項までのいずれか1項に記
    載の気化器。 16 絞り弁23bが加速ジエツト59bに面す
    る側に厚さを減少された縁部区分66を有してい
    て、この縁部区分66が制御縁をなしている特許
    請求の範囲第15項記載の気化器。
JP59230514A 1983-11-03 1984-11-02 内燃機関用の気化器 Granted JPS60113051A (ja)

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SE455331B (sv) 1988-07-04
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CA1237612A (en) 1988-06-07
US4578228A (en) 1986-03-25
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