JPH04314403A - 脱毛装置 - Google Patents

脱毛装置

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JPH04314403A
JPH04314403A JP15278691A JP15278691A JPH04314403A JP H04314403 A JPH04314403 A JP H04314403A JP 15278691 A JP15278691 A JP 15278691A JP 15278691 A JP15278691 A JP 15278691A JP H04314403 A JPH04314403 A JP H04314403A
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hair
hair removal
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claw
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重左エ門 岩崎
Masao Tanahashi
正雄 棚橋
Shuichi Sueyoshi
秀一 末吉
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • A45D26/00Hair-singeing apparatus; Apparatus for removing superfluous hair, e.g. tweezers
    • A45D2026/008Details of apparatus for removing superfluous hair
    • A45D2026/0085Details of apparatus for removing superfluous hair with means for reducing noise

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、美容などの目的のため
に体毛を取り除くのに使用される脱毛装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の脱毛装置としては、ヨーロッパ
特許0328426号明細書に示されているように、円
板状の複数枚の回転爪を備えて、これら回転爪が回転す
る時、回転軸方向に往復動を行うレバーで可動爪を回転
軸方向に揺動させて、回転爪を開閉させるようにしたも
のがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこの種
の脱毛装置では以下の理由により効果的で且つ痛みの少
ない脱毛ができなかった。つまり、脱毛すべき体毛は部
位によって、あるいは人によって差異は多少あるが、肌
面より略一定方向に傾斜して生えているという特性を有
している。そのため、毛が長く成長すると毛流を形成す
る。
【0004】そこで、効果的な効率の良い脱毛をするた
めに毛流の毛先側より爪の隙間に毛を導入する。それは
毛の根元側よりの導入では爪によって毛を寝かせるため
である。ところで、従来の脱毛装置では図37に示すよ
うに爪100が軸101を中心に矢印方向に回転するの
で、図37(a)のように毛先側より毛9を導入して爪
100で挟んで引き抜くので、効果的な脱毛であるが、
、引き抜く方向が図37(b)のように肌3に対して傾
斜した毛9と反対方向に引き抜くため、肌3の毛穴や角
質のダメージや、脱毛による刺激が大きいものであった
。また、肌3への接触角度が速く不安全であった。 そのため複数の爪を往復動させ、爪を開閉することによ
り脱毛することが考えられるが、毛を引き抜くために必
要な距離が必要であって装置が大型化するという問題が
あった。
【0005】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは多数の毛を効率良く引
き抜くことができる上に、肌の毛穴や角質等のダメージ
が少なく、刺激が少なく、振動を減少できる脱毛装置を
提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の従来例の問題点を
解決するため、本発明の脱毛装置は、脱毛用の爪を軸方
向に複数枚並設支持して爪を回動駆動する回動基台と、
毛を挟持するために相対する一組の爪を軸方向に揺動さ
せて爪先端部を開閉する開閉手段とを備えて成るもので
ある。
【0007】また、開閉手段が爪と共に回動し且つ軸方
向に移動自在とされた開閉レバーと、前記開閉レバーを
軸方向に往復動させる確動カムとを備え、確動カムと回
動基台とを互いに軸方向に相対的に移動しないように連
結して成る構成としてもよい。また、回動中心に対して
爪の揺動支点を爪の毛を挟持するための作用点と反対側
に設けもよい。また、この場合、開閉レバーと爪とを連
結する力点を回動中心と作用点との間に設けてもよい。
【0008】更に、爪の開閉を回動基台の回動駆動の一
方方向で開、他方向で閉に設定し、開閉移行位置を回動
駆動の往復回動の変換点に設定するのが好ましい。更に
、一組の爪は回動基台に対して固定された固定爪と回動
基台に対して揺動自在となった可動爪とで構成してあっ
て、複数の可動爪の半分は他の半分の可動爪と相反する
方向に揺動して力の釣合いを持たせてもよい。
【0009】また、一組の爪は回動基台に対して固定さ
れた固定爪と回動基台に対して揺動自在となった可動爪
とで構成してあって、可動爪は一回の駆動毎に反対方向
に揺動させるように設定してもよい。更にまた、回動基
台の回動駆動は歯車連結された偏心軸により駆動される
構成とするのが好ましい。
【0010】また、回動基台の軸と平行に爪に対面させ
て櫛状の整毛するためのコームと肌引伸し用の肌当て部
とを設けてもよい。この場合、更に、整毛のためのコー
ムがトリマーで構成され、肌当て部を固定刃としてもよ
い。また、回動基台と開閉レバーと確動カムとを本体の
縦方向に並設するようにしてもよい。
【0011】また、開閉レバーと確動カムとを自在継手
で連結してもよい。更にまた、回動駆動がリンクにより
増角運動するように設定してもよい。
【0012】
【作用】本発明によれば、回動基台を回動駆動して爪を
回動するとともに開閉手段により相対する一組の爪を軸
方向に揺動させて爪を閉じることで毛を挟持して引き抜
き、回動基台を回動するとともに爪を開いて引き抜いた
毛を離すものであり、この場合、回動基台の回動駆動に
より爪を回動させることで、毛流の毛先側から爪を回動
して爪の隙間に毛を導入し、爪の揺動で毛を把持し、毛
の導入方向と反対方向への回動で毛を把持したまま引抜
き、毛を離すものであって、毛の導入が良く、毛の生え
ている傾斜方向に引抜くため、肌の毛穴が角質等のダメ
ージの少ない、刺激の少ない、小型の脱毛装置とするこ
とができる。
【0013】また、回動基台を回動駆動するものである
から、回転脱毛装置と異なり、肌への爪の接触時、速度
が遅くなり、静止する位置を持つため、爪の肌への接触
も安全となる。また、この場合、回動基台の回動駆動は
歯車連結された偏心軸により駆動される構成とすること
で、毛の導入においても開より閉になる時の偏心軸の変
位に対して爪の移動量を少なくできて確実に爪に導入し
た毛を挟持できる効率の良い脱毛装置とすることができ
る。
【0014】また、開閉手段を爪と共に回動し且つ軸方
向に移動自在とされた開閉レバーと、前記開閉レバーを
軸方向に往復動させる確動カムにより構成することで、
開閉レバーをばねで付勢する必要がなくなり、したがっ
て、ばね負荷の影響を受けることがないものである。ま
た、確動カムと回動基台とを互いに軸方向に相対的に移
動しないように連結することで、振動がハウジングに伝
達するのを防止できるものである。
【0015】また、回動中心に対して爪の揺動支点を爪
の毛を挟持するための作用点と反対側に設け、開閉レバ
ーと爪とを連結する力点を回動中心と作用点との間に設
け、爪の開閉が回動基台の回動駆動の一方方向で開、他
方向で閉に設定し、開閉移行位置が回動駆動の往復回動
の変換点に設定することで、力点に加える荷重をが小さ
くても作用点における十分な挟持力が得られることにな
る。したがって、力点に加える荷重を小さくできて負荷
騒音を低減でき、また、可動する爪の回動の死点で肌に
接するようにできて肌触りを良くすることができる。
【0016】更に、一組の爪は回動基台に対して固定さ
れた固定爪と回動基台に対して揺動自在となった可動爪
とで構成してあって、複数の可動爪の半分は他の半分の
可動爪と相反する方向に揺動して力の釣合いを持たせる
と、騒音を減少することができる。また、一組の爪は回
動基台に対して固定された固定爪と回動基台に対して揺
動自在となった可動爪とで構成してあって、可動爪は一
回の駆動毎に反対方向に揺動させるものにおいては、一
回毎に肌面の毛の略半分ずる別の位置の脱毛を行うこと
ができて、毛抜きの刺激を少なくすることができる。
【0017】また、回動基台の軸と平行に爪に対面させ
て櫛状の整毛するためのコームと肌引伸し用の肌当て部
とを設けると、コームで整毛し、肌当て部で肌を引き延
ばした状態でスムーズに毛抜きができる。この場合、更
に、整毛のためのコームがトリマーで構成され、肌当て
部を固定刃とすると、トリマーで長い毛を切断し、脱毛
時に毛の根元部を確実に挟持して毛抜きができる。
【0018】また、回動基台と開閉レバーと確動カムと
を本体の縦方向に並設するようにすると、脱毛有効部の
幅に対してフレームの幅を小さくできて肌の凹凸に当て
やすく脱毛部が見え易くすることができる。また、開閉
レバーと確動カムとを自在継手で連結すると、駆動負荷
や騒音を低減できる。
【0019】更にまた、回動駆動がリンクにより増角運
動するように設定すると、回動歯車の外径が小さくでき
、脱毛器本体が薄型になり、リンクによる回動をピンで
結合して駆動音を低減できるようにすることができる。
【0020】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
る。図1乃至図16に示す脱毛装置は以下のような構成
となっている。すなわち、本体1は二つ割りのハウジン
グ10内にモータ11を内蔵した基体5を内装し、電源
ジャック14とスイッチ15を設けて構成してある。基
体5は図4に示すようにモータ収納部51にモータ11
をはめ込んで収納し、モータ11の出力軸に設けたピニ
オン12に中間歯車13がかみ合っている。基体5には
確動カム収納凹部52が設けてあって、確動カム17に
貫挿して固着された軸16が基体5を貫通して回転自在
に取付けられており、確動カム17は上記確動カム収納
凹部52内に収納してある。ここで、確動カム17の両
端部と確動カム収納凹部52内の両内側壁との間には僅
かな隙間が形成してあって遊びを持たせてある。軸16
の一端にはギア131が固着してあって、ギア131は
中間ギア13とかみ合っており、モータ11の回転をピ
ニオン12、中間ギア13を介してギア131へ回転を
伝達して該ギア131と一体回転する軸16を介して確
動カム17を回転するようになっている。軸16の他端
にはカム18が固着してあり、カム18には偏心軸19
が偏心して取付けてある。基体5に軸82により回動自
在にラック8が取付けてあり、ラック8に設けた長溝8
1に上記偏心軸19がスライド自在にはめ込んであり、
軸16が回転することでカム18が回転し、偏心軸19
が回転しながら長溝81内をスライドすることで軸82
を中心にしてラック8が往復回動するようになっている
【0021】確動カム17は円筒状をしていて外周面の
両側に環状の確動カム溝171、172が設けてある。 この確動カム溝171、172は互いに相反する方向に
蛇行している。基体5の確動カム収納部52を設けた部
分の外面に沿ってスライド自在に配置されたスライドレ
バー6、7はピン61、71を突設してあり、このピン
61、71に回転自在に取付けたローラ62、72をそ
れぞれ確動カム溝171、172に回転自在にはめ込ん
であって、確動カム17が回転することでローラ62、
72、ピン61、71を介してスライドレバー6、7が
互いに相反する方向にスライドするようになっている。 なお、確動カム17とスライドレバー6、7との連結は
凹凸関係が逆であってもよい。
【0022】脱毛ブロック2は図5に示すようにフレー
ム38と、フレーム38内に回動自在に配置された刃支
持部材である回動基台33と、回動基台33に対して所
定間隔を保つように移動不能に取付けられた固定爪31
Bと、これらの固定爪31B間に並設されて一端を回動
基台33に揺動自在に支持された可動爪32と、可動爪
32を可動するための開閉レバー35、36と、コーム
39と、脱毛収納ケース37とで構成してある。そして
、本発明において、回動基台33に並設する爪は上記の
ように回動基台33とともに回動するが回動基台33に
対して動かない固定爪31Bと、回動基台33とともに
回動し且つ回動基台33に対して揺動自在となった可動
爪32とで構成してある。
【0023】回動基台33は軸34によりフレーム38
に回動自在に取付けてある。この場合、軸34はフレー
ム38または回動基台33のいずれかに固定し、いずれ
かに遊挿する。フレーム38はフック381によりハウ
ジング10に着脱自在に取付けてある。回動基台33に
は溝が設けてあり、溝の開口部両側に所定間隔を隔てて
係止溝332が設けてあり、また、溝の底にも係止溝3
33が所定間隔を隔てて設けてある。ここで、係止溝3
33の溝間の間隔は係止溝332の溝間の間隔の半分と
なっている。固定爪31Bは一端部が毛の挟持部となっ
ており、他端部及び両側にはめ込み片316、317を
設け、中央部に孔部318を設けて構成してあり、他端
及び両側のはめ込み片316、317をそれぞれ回動基
台33の係止溝333、332にはめ込むことで、刃支
持部材である回動基台33に所定間隔を保つように移動
不能に複数の可動刃31Bが取付けてある。可動刃32
は一端部が毛の挟持部となっており、他端部の突片部が
支点部325となっており、更に略中央部に孔部326
が設けてあり、また、一端部の挟持部付近に毛9の導入
時に可動爪32の揺動による風圧を防止して毛9が逃げ
にくいようにするための窓部327が設けてあり、また
、支点部325が係止溝333に回動の支点となるよう
に差し込んである。回動基台33の一端部にはギア33
4が設けてあり、ラック8にかみ合っていてラック8の
往復回動によって回動基台33を往復回動するようにな
っている。
【0024】なお、固定爪31Bとしては図6(a)(
b)に示すように肌と常に接して肌当たりを良くするた
めのガイド319を設けたものであってもよい。開閉レ
バー35、36の孔353、363には軸34が挿通し
ており、この開閉レバー35、36に並設した固定爪3
1Bと可動爪32との孔部318、326に差し込んで
あり、可動爪32の孔部326の上縁部が開閉レバー3
5、36に設けた係合溝351、361に係合してある
。また、開閉レバー35、36のはめ込み片352、3
62がそれぞれスライドレバー6、7の被はめ込み部6
3、73にはめ込み係止してあり、スライドレバー6、
7のスライドにより開閉レバー35、36が移動し、開
閉レバー35、36の移動により上記係合部分を介して
可動爪32に可動爪32を動かすための力が作用して可
動爪32が支点部325を支点として揺動するものであ
る。このため孔部326の上縁部と係合溝351、36
1との係合部分が可動爪32の力点となっており、揺動
により可動爪32の一端部の挟持部が固定爪31Bの一
端部の挟持部との間で毛9を挟持して引き抜くための作
用点となっている。上記孔部318、326には更に軸
34が挿通しており、この回動基台33の回動中心とな
る軸34に対して上記可動爪32の揺動の支点となる支
点部325が作用点と反対側に位置するようになってお
り、また、力点は回動基台33の回動中心となる軸34
と作用点との間に位置することになる。このようにする
と、図8で示す力点に加わる力Fが小さくても毛を挟持
するのに必要な力を作用点で得ることができ、このよう
にFの力を小さくできるので負荷騒音を低減できること
になる。ところで、本発明においては、開閉レバー35
、36の先端に突部354と凹部364が設けてあって
、突部354と凹部364とが嵌まりあって相反する方
向に移動する可動爪32の押圧負荷を相反する方向に打
ち消しあうように同一直線上に作用点を設けている。ま
た、本発明においては、図9に示すように固定爪31B
を回動基台33に固定し、可動爪32の各半数を各開閉
レバー35、36により相反する方向へ押し合うように
してあり(図9参照)、このようにすることで、開閉レ
バー35、36に加わる荷重が少なくなり、負荷が少な
く、確動カム17の駆動騒音の少ない低振動の脱毛装置
とすることができる。
【0025】本発明は上記のように、回動基台33に取
付けられる可動爪32にそれれぞ両側の開閉レバー35
、36が連結され、両側の開閉レバー35、36に連結
した両側のスライドレバー6、7がローラ62、72、
ピン61、71を介して確動カム17の確動カム溝17
1、172に連結してある。したがって、確動カム17
は上記可動爪32、両側の開閉レバー35、36、両側
のスライドレバー6、7、ローラ62、72、ピン61
、71を介して間接的に回動基台33に支持されている
ことになり、この場合、両側の開閉レバー35、36及
びこの両側の開閉レバー35、36に連結された両側の
スライドレバー6、7、両側のスライドレバー6、7に
連結した両側のローラ62、72、ピン61、71、確
動カム17の両側に設けた確動カム溝171、172と
いう両側の部材の駆動のバランスにより確動カム7が回
転はできるが軸方向には移動しないように保持されるこ
とになる。つまり、回動基台33と確動カム17とが互
いに軸方向に相対的に移動しないように連結してあるこ
とになる。したがって、本実施例においても確動カム1
7は爪支持部材である回動基台33に間接的に支持され
て、振動がハウジングに伝達されないようになっている
【0026】コーム39は櫛状の整毛部391と櫛状で
先端に毛起こし部を設けた肌当て部部392を有してお
り、フレーム38に両端部のフック393により着脱自
在に取付けてある。脱毛収納ケース37は引き抜かれた
毛を収納するためのものであり、フレーム38にフック
371により着脱自在に取付けてある。
【0027】次に、動作につき説明する。図1に示す可
動爪32と固定爪31Aとの間の隙間70に導入された
毛9は確動カム17の回転によりローラ62、72を介
してスライドレバー6、7が軸方向に移動し、開閉レバ
ー35、36を介して可動爪32を揺動させて図26に
示すように毛9を挟持し、引き抜くようになっている。 図1の爪が開の時は可動爪32と固定爪31Bとは挟持
されていない状態であり、爪間に多少の隙間があっても
良い。
【0028】図11乃至図15には本発明の使用時の動
作図を示している。まず、図11の状態において矢印方
向に脱毛装置を移動すると、毛9の生え方向から毛が導
入されることになって毛9を寝かせず導入できて導入効
率が良くなっている。図11の状態は爪が開の状態であ
り(つまり可動爪32と固定爪31Bとは挟持されない
状態であり)、毛9を導入するための隙間70と反対側
の爪間に多少のすきまがあってもよい。そして、図12
のように寝た毛9をコーム39で起こして毛9を隙間7
0に導入するための整毛をし、毛9の根元部分を挟持し
やすくする。このようにして毛の根元部分を挟持するこ
とで毛抜きの際の痛みを少なくしている。更に脱毛装置
を矢印の方向に移動し、図13に示すように回動基台3
3に支持している固定爪31B、可動爪32が回動基台
33の回動で肌に対向する位置に回動して隙間70に毛
9が導入されるとともに可動爪32が揺動して隙間70
に導入された毛9を回動爪32の一端部の挟持部と固定
爪31Bの先端の挟持部とで挟持する。
【0029】ここで図11から図13までの動作はラッ
ク8の軸82からラック8を回動する偏心軸19までの
距離が後述の図14から図15にかけての状態とくらべ
て長いので図14から図13まではゆっくりとラック8
が回動して爪の回動速度もゆっくりであり図13の状態
で0になり毛9を挟持し易く肌当たりがよいことになる
。図13の状態はラック8が反時計方向から時計方向に
回動の向きを変える死点であって回動速度が0となるの
である。
【0030】次に図14のように毛9を回動爪32の一
端部の挟持部と固定爪31Bの先端の挟持部とで挟持し
た状態で回動基台33が回動して毛9を毛生え方向に引
き抜くものであり、このようにすることで、毛穴、角質
等を破壊しないで(つまり肌を傷つけないで)毛抜きが
できる。この場合、図14においてはラック8が速く回
動して爪の回動速度が速くなって毛9を素早く抜いて痛
みを軽減している。図15の状態で可動爪32が開いて
毛9を離し、脱毛収納ケース37に毛9が収納される。 ところで、図14、図15の矢イのようにコーム39の
肌当て部392により肌3をを引っ張るようにするので
引抜き時の痛みを軽減できることになる。図11(b)
、図12(b)、図13(b)、図14(b)、図15
(b)はそれぞれ上記各段階における可動爪32と固定
爪31Bと隙間70と毛9との関係を示している。また
、図16(a)(b)は確動カム17の展開図及び正面
図を示している。ところで、本発明は、回動基台33の
回動に当たって歯車機構と偏心軸19を有するカム18
とで構成したので本体1の幅を薄くできて使い易いもの
とすることができる。また、確動カム17により可動爪
32の開閉を行うので、少ない開閉レバー35、36の
荷重で毛9を挟持でき、駆動音が少なくなり、音の低い
負荷の小さい毛抜き装置とすることができる。
【0031】図17、図18には本発明におけるコーム
39をトリマーで構成した実施例を示している。この実
施例では固定刃394が肌当て部392となっている。 可動刃395は一端部の突部399が回動基台33に設
けたらせん状溝335に係合しており、回動基台33の
回動により往復運動を行って固定爪394と共同して長
い毛9を切断して脱毛時に毛9の根元部を可動爪32の
一端部の挟持部と固定爪31Bの先端の挟持部とで確実
に挟持して引き抜くことができるようにし、このことに
より痛みを低減するようになっている。396は板ばね
であって可動刃395を固定刃394に押しつけ、板ば
ね396の突部397が固定刃394の孔398に係合
して組み立て、この状態でフレーム38のリブ38aに
はめ込んで組み立てられている。ここで、固定刃394
は肌3に接し、可動刃395は肌3と1mm乃至6mm
程度の隙間が生じるように設定して、毛9を固定爪31
Bと可動爪32とで挟持することができて痛みの少ない
長さに整えられるようにしている。
【0032】図19乃至図24には別の実施例が示して
ある。この実施例においては軸16にカムギア46を固
着してあり、軸16の回転によりカムギア46が回転し
、カムギア46に偏心して設けた偏心軸19をラック8
の長溝81にスライド自在にはめ込んで軸16の回転で
ラック8を回動するようになっており、ラック8の回動
により回動基台33を回動駆動することは前記実施例と
同じである。カムギア46はギア47にかみ合っており
、カムギア46の回転によりギア47を半回転ずつ回転
するように減速されている。確動カム17は軸175に
固着してあって、軸175が基体5に回転自在に取付け
てある。上記ギア47は軸175に固着してあり、カム
ギア46の1回転が確動カム17の半回転として回転が
伝達されるようになっている。確動カム17の確動カム
溝171、172の展開図が図19に示してあり、図2
0、図21、図22に示すようにラック8の1回動毎に
可動爪32を反対方向に揺動するようになっていて、確
動カム溝171、172間が最も広がった場合と最も狭
くなった場合との2か所において可動爪32の端部の挟
持部が両側面で交互に両側の固定爪31Bの端部の挟持
部に当たって挟持するように設定してある。そして、一
回動毎に肌3面の毛の略半分ずつ別の位置の脱毛を行う
ことで毛抜きの刺激を少なくしたものである。また、図
24に示すように開閉レバー35、36は板状材で形成
されており、固定爪31Bの孔部318を貫通して軸方
向に移動自在であり、可動爪32は開閉レバー35、3
6の孔部357、367に挿入され軸34により抜け止
めされていて、開閉レバー35、36の孔部357、3
67の端面により可動爪32を確実に揺動するようにし
てある。このようにすることで、可動爪32の組み立て
は開閉レバー35、36を組み立てた後行えるものであ
る。
【0033】なお、本発明において固定爪31B乃至可
動爪32の少なくとも一方を制振鋼板で構成することで
、振動による騒音を減衰させることができる。図25乃
至図36には本発明の更に他の実施例が示してある。 この実施例の脱毛装置は以下のような構成となっている
。すなわち、本体1は二つ割りのハウジング10内にモ
ータ11を内蔵した基体5を内装し、電源ジャック14
とスイッチ15を設けて構成してある。基体5はモータ
収納部51にモータ11をはめ込んで収納し、モータ1
1の出力軸に設けたピニオン12に中間ギア121を介
して中間歯車13がかみ合っている。ここで、中間歯車
13にギア131が一体に形成してある。基体5には確
動カム収納凹部52が設けてあって、確動カム17に貫
挿して固着された軸16が基体5を貫通して回転自在に
取付けられており、確動カム17は上記確動カム収納凹
部52内に収納してある。ここで、確動カム17の両端
部と確動カム収納凹部52内の両内側壁との間には僅か
な隙間が形成してあって遊びを持たせてある。軸16の
一端にはギア132が固着してあって、ギア132は中
間ギア13に一体に設けたギア131とかみ合っており
、モータ11の回転をピニオン12、中間ギア121と
中間ギア13を介してギア132へ回転を伝達して該ギ
ア132と一体回転する軸16を介して固着した確動カ
ム17を回転するようになっている。
【0034】基体5を貫通して回転自在に取付けられた
軸821の一端部には中間ギア13が固着され、他端部
にはカム18が固着してあり、カム18には偏芯軸19
が偏芯して取付けてある。偏芯軸19にはリンク8aが
取付けられ、リンク8aは基体5に軸82により回転自
在に取付けられたギア88に圧入固定されたピン83に
よって取付けられ、軸821が回転することでカム18
が回転し、偏芯軸19が回転することで、リンク8aに
よって軸82を中心にギア88が往復動するようになっ
ている。
【0035】回動基台33は軸34により基体5と基体
カバー5aに回動自在に取付けてある。この場合、軸3
4は基体5と基体カバー5aまたは回動基台33のいず
れかに固定し、いずれかに遊挿する。フレーム38はフ
ック381によりハウジング10に着脱自在に取付けて
あり、フック381に設けた押釦をばね389に抗して
押すことでフック381による係止を解除できるように
なっている。回動基台33には図30に示すように長穴
336が設けてあり、長穴336の両側に所定間隔を隔
てて係止溝332が設けてある。可動爪32は一端部が
毛の挟持部となっており、両側の突片部が支点部325
となっており、また、支点部325が係止溝332に回
動の支点となるように差し込んである。回動基台33の
一端部にはギア334が設けてあり、ギア88にかみ合
っていて、ギア88の往復回動によって回動基台33を
往復回動するようになっている。
【0036】開閉レバー35、36はそれぞれ一方に係
合溝351、361を有し、図29、図31に示すよう
な2種類の可動爪32で毛を挟持する側と反対側の端部
に設けた突片部329にそれぞれ係合して固定爪31B
に対して支点部325を支点として毛を挟持するために
押圧するための力点となっている。また、係合溝351
、361は可動爪32を一つおきに係合している。ここ
で、可動爪32の他端327が係合溝351、361に
係合している。また開閉レバー35、36の他端は外周
に円弧溝353、363を形成してローラ356、36
6にそれぞれ係合し、後述のローラ356、366の相
反する方向の揺動により開閉レバー35、36に貫通し
回動基台33に固定された軸75に案内され相反する方
向に往復動するようになっている。
【0037】可動爪32は支点部325を支点として開
閉レバー35、36の相反する方向の往復動により揺動
して一つおきの固定爪31Bの両側で同時に押圧して毛
を挟持して回動基台33の回動により毛を引き抜くもの
である。確動カム17は円筒状をしていて外周面の両側
に環状の確動カム溝171、172が設けてある。この
確動カム溝171、172は互いに相反する方向に蛇行
している。基体5の確動カム収納部52を設けた部分の
上面には支持板85がねじ86で固定され、支持板85
には揺動軸62a、72aが回転自在に配置され、揺動
軸62a、72aにはピン61、71が直角方向に貫通
されている。ピン61、71の一方は回転自在に取付け
たローラ801、802をそれぞれ確動カム溝171、
172に回転自在にはめ込んであって、確動カム17が
回転することで、ローラ801、802を介してピン6
1、62の他端に設けた回転自在なローラ356、36
6を互いに相反する方向に揺動させるようになっている
。この実施例においては、確動カム17と開閉レバー3
5、36の連結は、支持板85に回転自在に取付けられ
た揺動軸62a、72aに軸方向に直角方向に貫通され
たピン61、71にてローラ801、802及び他端の
ローラ356、366を介して連結してあって、自在継
手機構を介して揺動自在に連結してある。
【0038】脱毛ブロック2は図29に示すようにフレ
ーム38と、フレーム38内に回動自在に配置された爪
支持部材である回動基台33と、回動基台33に対し所
定間隔を保つように移動不能に取付けられた固定爪31
Bと、これらの固定爪31B間に並設されて支持部32
5を回動基台33の係止溝332に揺動自在に支持され
た可動爪32と、可動爪32を可動するための開閉レバ
ー35、36と、ガイド39aで構成してある。そして
、本発明において、回動基台33に並設する爪は上記の
ように回動基台33とともに回動するもので、回動基台
33に対して動かない固定爪31Bと、回動基台33と
ともに回動し且つ回動基台33に対して揺動自在となっ
た可動爪32とで構成してある。図29、図30に示す
実施例では回動基台33と固定爪31Bは一体で形成し
て安価に構成しているが、別部材であってもよいもので
ある。また、固定爪31Bは外周端部が毛の挟持部とな
っている。
【0039】また、本実施例においてはギア131の回
転によりギア132を半回転ずつ回転するように減速さ
れている。そして、実施例においては、図33に示すよ
うにギア88の一回転毎に可動爪32が反対方向に揺動
するようになっていて、確動カム溝171、172間が
最も広がった場合と最も狭くなった場合との2か所にお
いて可動爪32の端部の挟持部が両側面で交互に両側の
固定爪31Bの端部の挟持部に当たって挟持するように
設定してある。そして、一回毎に肌3面の毛の略半分を
越える位置の脱毛を行うことで脱毛有効部を可動爪の厚
み分と交差部分を交互に補い脱毛効果を更に上げるよう
になっている。
【0040】次に、この実施例の動作につき説明する。 図33に示す可動爪32と固定爪31Bとの間の隙間に
導入された毛9は確動カム17の半回転によりローラ8
01、802を介して軸方向に移動し、開閉レバー35
、36を介して可動爪32を揺動させて図8に示すよう
に毛9を挟持し、引き抜くようになっている。この実施
例では上記の回動基台33と開閉レバー35、36及び
確動カム17を軸方向に並設し、開閉レバー35、36
と確動カム17を脱毛の有効幅A(つまり図25では可
動爪32の軸方向両端部の脱毛可能な距離)内に構成し
ているため、脱毛器の脱毛ブロック2の幅Bが短くでき
、脱毛有効幅の両端の脱毛できない所Cを少なくし、肌
面の脱毛部が見えやすく使い勝手が良いものである(こ
れは図1乃至図24において示した各実施例においても
同様である)。
【0041】また、確動カム17と開閉レバー35、3
6の連結において支持板85に回転自在に取付けられた
揺動軸62a、72aに軸方向に直角方向に貫通された
ピン61、71にてローラ801、802及び他端のロ
ーラ356、366を介して自在継手を形成して揺動連
結しているので、駆動音の低減や連結による駆動負荷を
低減でき、小型化できるものである。
【0042】また、図26に示すようにギア88に圧入
固定されたピン83はギア88の歯車ピッチ円の半径の
内側に設けられリンク8aによるギア88の回動を行っ
ている。また回動基台33に設けたギア334はギア8
8より径が小さいギアで構成されていて、ギア88の回
動角よりギア334の回動角を大きくし増角してギア8
8の外径を小さくすることにより脱毛器の幅を小さくし
て使い勝手を良くしている。また、このギア88、33
4はリンクで構成して係合ピン部の距離を変えて増角し
てもよいものである。
【0043】また、本発明はギア88の重量を脱毛ブロ
ック2の回動部重量、すなわち、固定爪31Bを含む回
動基台33、可動爪32、開閉レバー35、36、軸の
合計の重量より大に構成して相反する方向に回動して重
量バランスを取り、本体振動を低減している。この時図
26に示すように本体重心G位置はギア88の下方に位
置している。また、軸は回動しない時は差し引いたギア
88の重量にしてもよく、脱毛ブロックの偏芯している
時は対応させて偏芯重量を設けてもよい。また、本発明
は図34、35に示すように偏心軸19の他端にカム1
88を固着してあり、カム188には軸821と180
°ずれた位置に偏芯軸199が偏芯して取付けてある。 偏芯軸199にはリンク8a8が取付けられており、リ
ンク8bは基体5に軸82により回転自在に取付けられ
、ギア811に圧入固定されたピン833によって取付
けられ、軸821が回転することで、カム18が回転し
、リンク8a及びリンク8bが相反する方向に駆動され
、ギア88とギア881がバランサー322にかみ合い
、軸34のまわりに回動基台33及びバランサー322
が相反する方向に回動を行い本体の振動を低減している
。また、バランサー322の代わりにギア881の重量
をギア88より重くして前記回動部重量による振動を吸
収して相反する方向に回動してもよいものである。
【0044】また、図36に示すように確動カム17を
円板状に形成するとカムを薄型にできて小型化できるも
のである。この時、カム溝を一か所で構成できるのでコ
ストが安くなるものである。また、図29に示すように
ガイド39aにくし歯状の整毛部391の反対側に肌押
さえとなるローラ3921が肌を挟まないようにするた
め軸3911により回動自在に取付けてある。そして、
このガイド39aはフレーム38の軸386に回動自在
に取付けて肌に追従し、肌当りのよいものにしている。
【0045】なお、実施例では複数の爪が回動して毛を
引き抜くようにしたものであるが、爪は回転や往復動で
毛を引き抜く脱毛器であってもよいものである。
【0046】
【発明の効果】本発明にあっては、叙述のように、脱毛
用の爪を軸方向に複数枚並設支持して爪を回動駆動する
回動基台と、毛を挟持するために相対する一組の爪を軸
方向に揺動させて爪先端部を開閉する開閉手段とを備え
ているので、回動基台の回動駆動により爪を回動させて
毛抜きができるものであって、毛流の毛先側から爪を回
動して爪の隙間に毛を導入し、爪の揺動で毛を把持し、
毛の導入方向と反対方向への回動で毛を把持したまま引
抜くことができ、毛の導入が良く、毛の生えている傾斜
方向に引抜くため、肌の毛穴が角質等のダメージの少な
い、刺激の少ない、小型の脱毛装置とすることができる
ものである。
【0047】また、開閉手段が爪と共に回動し且つ軸方
向に移動自在とされた開閉レバーと、前記開閉レバーを
軸方向に往復動させる確動カムとを備えて成るものにお
いては、開閉レバーをばねで付勢する必要がなくなり、
したがって、ばね負荷の影響を受けることがないもので
ある。また、確動カムと回動基台とを互いに軸方向に相
対的に移動しないように連結することで、振動がハウジ
ングに伝達するのを防止できるものである。
【0048】また、回動中心に対して爪の揺動支点を爪
の毛を挟持するための作用点と反対側に設け、開閉レバ
ーと爪とを連結する力点を回動中心と作用点との間に設
けことで、力点に加える荷重をが小さくても作用点にお
ける十分な挟持力が得られ、力点に加える荷重を小さく
できて負荷騒音を低減できる。また、爪の開閉を回動基
台の回動駆動の一方方向で開、他方向で閉に設定し、開
閉移行位置を回動駆動の往復回動の変換点に設定するこ
とで、可動する爪を回動の死点で肌に接するようにでき
て肌触りを良くすることができる。
【0049】また、一組の爪は回動基台に対して固定さ
れた固定爪と回動基台に対して揺動自在となった可動爪
とで構成してあって、複数の可動爪の半分は他の半分の
可動爪と相反する方向に揺動して力の釣合いを持たせる
ことで、騒音を減少することができるものである。また
、一組の爪は回動基台に対して固定された固定爪と回動
基台に対して揺動自在となった可動爪とで構成してあっ
て、可動爪は一回の駆動毎に反対方向に揺動させるよう
に設定することで、一回毎に肌面の毛の略半分ずる別の
位置の脱毛を行うことができて、毛抜きの刺激を少なく
することができるものである。
【0050】また、回動基台の回動駆動は歯車連結され
た偏心軸により駆動されていることで、揺動手段を薄型
にできて脱毛装置の小型化がはかれる。また、回動基台
の軸と平行に爪に対面させて櫛状の整毛するためのコー
ムと肌引伸し用の肌当て部とを設けたものにおいては、
コームで整毛し、肌当て部で肌を引き延ばした状態でス
ムーズに毛抜きができる。
【0051】更に、整毛のためのコームがトリマーで構
成され、肌当て部を固定刃とすると、トリマーで長い毛
を切断し、脱毛時に毛の根元部を確実に挟持して毛抜き
ができるものである。また、回動基台と開閉レバーと確
動カムとを本体の縦方向に並設するようにすると、脱毛
有効部の幅に対してフレームの幅を小さくできて肌の凹
凸に当てやすく脱毛部が見え易く使い勝手が良いもので
ある。
【0052】開閉レバーと確動カムとを自在継手で連結
すると、駆動負荷や騒音を低減できるものである。更に
また、回動駆動がリンクにより増角運動するように設定
すると、回動歯車の外径が小さくでき、脱毛器本体が薄
型になり、リンクによる回動をピンで結合して駆動音を
低減できるすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】図1のX1 ーX1 線断面図である。
【図3】図1のY1 ーY1 線断面図である。
【図4】同上の本体の分解斜視図である。
【図5】同上の脱毛ブロックの分解斜視図である。
【図6】(a)(b)はそれぞれ同上の固定爪の他例を
示す斜視図である。
【図7】同上の斜視図である。
【図8】同上の可動爪の支点部、力点、作用点の関係を
示す説明図である。
【図9】可動爪を相反する方向に揺動して挟持した状態
を示す説明図である。
【図10】可動爪と固定爪とで毛を挟持している状態の
断面図である。
【図11】同上の動作を説明するための図面で、(a)
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
【図12】同上の動作を説明するための図面で、(a)
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
【図13】同上の動作を説明するための図面で、(a)
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
【図14】同上の動作を説明するための図面で、(a)
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
【図15】同上の動作を説明するための図面で、(a)
は断面図であり、(b)は固定爪、可動爪、隙間、毛の
相互の関係を示す説明図である。
【図16】同上の確動カムを示す図面で、(a)は確動
カム溝の展開図であり、(b)は確動カムの正面図であ
る。
【図17】本発明の他の実施例の分解斜視図である。
【図18】同上の動作説明図である。
【図19】同上の確動カム溝の他例の展開図である。
【図20】同上の動作説明のための断面図である。
【図21】同上の動作説明のための断面図である。
【図22】同上の動作説明のための断面図である。
【図23】同上の断面図である。
【図24】同上の脱毛ブロックの分解斜視図である。
【図25】本発明の更に他の実施例の断面図である。
【図26】図25のX2 ーX2 線断面図である。
【図27】図25のY2 ーY2 線断面図である。
【図28】同上の本体の分解斜視図である。
【図29】同上の脱毛ブロックの分解斜視図である。
【図30】同上の回動基台の斜視図である。
【図31】同上の可動爪を示す図面で、(a)(b)は
それぞれ異なる例の斜視図である。
【図32】同上の全体斜視図である。
【図33】同上の動作説明のための断面図である。
【図34】同上の動作説明のための断面図である。
【図35】本発明の更に他の実施例の分解斜視図である
【図36】同上の確動カムの他例を示す図面で、(a)
は平面図であり、(b)は分解斜視図である。
【図37】従来例を示し、(a)は毛を挟持している状
態、(b)は毛を引き抜いている状態の説明図である。
【符号の説明】
9  毛 17  確動カム 32B  可動爪 33  回動基台 35  開閉レバー 392  肌当て部 394  固定刃 395  可動刃

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  脱毛用の爪を軸方向に複数枚並設支持
    して爪を回動駆動する回動基台と、毛を挟持するために
    相対する一組の爪を軸方向に揺動させて爪先端部を開閉
    する開閉手段とを備えて成ることを特徴とする脱毛装置
  2. 【請求項2】  開閉手段が爪と共に回動し且つ軸方向
    に移動自在とされた開閉レバーと、前記開閉レバーを軸
    方向に往復動させる確動カムとを備え、確動カムと回動
    基台とを互いに軸方向に相対的に移動しないように連結
    して成ることを特徴とする請求項1記載の脱毛装置。
  3. 【請求項3】  回動中心に対して爪の揺動支点を爪の
    毛を挟持するための作用点と反対側に設けて成ることを
    特徴とする請求項1記載の脱毛装置。
  4. 【請求項4】  開閉レバーと爪とを連結する力点を回
    動中心と作用点との間に設けて成ることを特徴とする請
    求項3記載の脱毛装置。
  5. 【請求項5】  爪の開閉を回動基台の回動駆動の一方
    方向で開、他方向で閉に設定し、開閉移行位置を回動駆
    動の往復回動の変換点に設定して成ることを特徴とする
    請求項1記載の脱毛装置。
  6. 【請求項6】  一組の爪は回動基台に対して固定され
    た固定爪と回動基台に対して揺動自在となった可動爪と
    で構成してあって、複数の可動爪の半分は他の半分の可
    動爪と相反する方向に揺動して力の釣合いを持たせて成
    ることを特徴とする請求項1記載の脱毛装置。
  7. 【請求項7】  一組の爪は回動基台に対して固定され
    た固定爪と回動基台に対して揺動自在となった可動爪と
    で構成してあって、可動爪は一回の駆動毎に反対方向に
    揺動させるように設定して成ることを特徴とする請求項
    1記載の脱毛装置。
  8. 【請求項8】  回動基台の回動駆動は歯車連結された
    偏心軸により駆動されていることを特徴とする請求項1
    記載の脱毛装置。
  9. 【請求項9】  回動基台の軸と平行に爪に対面させて
    櫛状の整毛するためのコームと肌引伸し用の肌当て部と
    を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の脱毛装置
  10. 【請求項10】  整毛のためのコームがトリマーで構
    成され、肌当て部を固定刃として成ることを特徴とする
    請求項9記載の脱毛装置。
  11. 【請求項11】  回動基台と開閉レバーと確動カムと
    を本体の縦方向に並設して成ることを特徴とする請求項
    1記載の脱毛装置。
  12. 【請求項12】  開閉レバーと確動カムとを自在継手
    で連結して成ることを特徴とする請求項1記載の脱毛装
    置。
  13. 【請求項13】  回動駆動がリンクにより増角運動す
    るように設定して成ることを特徴とする請求項1記載の
    脱毛装置。
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