JPH04314305A - 電子ボリウム回路 - Google Patents

電子ボリウム回路

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JPH04314305A
JPH04314305A JP7944491A JP7944491A JPH04314305A JP H04314305 A JPH04314305 A JP H04314305A JP 7944491 A JP7944491 A JP 7944491A JP 7944491 A JP7944491 A JP 7944491A JP H04314305 A JPH04314305 A JP H04314305A
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JP
Japan
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wiring
power supply
switch
reference power
terminal
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JP7944491A
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Takeshi Ono
健 小野
Yoshihiro Iwamoto
岩本 美宏
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路で構成
する電子ボリウムの改良に関するものである。
【0003】
【従来の技術】TVやカーステレオなどのオーディオ製
品に近年使用される半導体集積回路で構成する電子ボリ
ウムを図2及び図3により説明する。即ち、図2に示す
ものは、音声信号入力端子Aと基準電源端子B間に複数
の抵抗R1 〜Rn を直列に接続して分圧回路を構成
し、各抵抗の接続点C0 〜Cn にはスイッチS0 
〜Sn を電気的に接続し、その終端を夫々分圧回路の
出力Dに共通に接続する。
【0004】抵抗全体は大体50KΩに設定されており
、しかも各抵抗は所定の〔dB〕ステップに設計して、
オーディオ製品やTVの電子ボリウムとして機能させる
が、機種によって変更する。以下の表に設定したスイッ
チと減衰量の関係を示した。
【0005】
【表1】
【0006】このような構造の電子ボリュウムの音声信
号入力端子Aから入力した音声信号は、例えばスイッチ
S0 を選択すると抵抗R1 〜Rn を介さず直接音
声信号が出力するので減衰量は零である。しかし、スイ
ッチSn を選択すると、音声信号に無関係に基準電源
電位が出力し、減衰量は−∞〔dB〕となって無音声出
力となる。
【0007】しかし、スイッチS1 〜Sn−1 の内
のどれかを選択すると、夫々に対応する抵抗R1 〜R
n により表1に明らかにした減衰量に減衰した音声信
号が出力して電子ボリュウムとして機能する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記分圧回路は、例え
ばシリコン半導体ウエーハにフォトリソグラフィ技術及
び拡散工程などを利用して拡散抵抗や拡散領域を形成す
ることによりスイッチ及び抵抗を形成するために、図3
に示すように音声信号入力端子Aと抵抗R1 間に配線
抵抗Rinが、更に基準電源端子Bと抵抗Rn 間に配
線抵抗Rref が寄生抵抗として生ずることがある。 この時スイッチS0 を選択すると出力端子Dには、配
線寄生抵抗Rin、Rref と抵抗R1 〜Rn 及
び配線寄生抵抗Rref との抵抗比によって決まる減
衰量に減衰した音声信号を出力する。
【0009】更にまた、スイッチSn を選択すると本
減衰量は−∞〔dB〕に規制されて無音声出力になるは
ずであるが、出力端子には配線寄生抵抗Rin、Rre
f と抵抗R1 〜Rn の抵抗比によって決定する減
衰量に減衰した音声信号が出力し、結果として音漏れが
起こる難点がある。
【0010】本発明はこのような事情により成されたも
ので、特に減衰量誤差や信号漏れなどの無い高精度な電
子ボリウムを提供することを目的とするものである。
【0011】[発明の構成]
【0012】
【課題を解決するための手段】音声信号入力端子及び基
準電源端子間に複数の抵抗を直列に接続して構成する分
圧回路と,前記各抵抗に対応して設置するスイッチ群と
,各スイッチに電気的に接続する出力端子と,前記音声
信号入力端子ならびに基準電源端子と出力端子間に電気
的に接続する他のスイッチに本発明に係わる電子ボリウ
ムの特徴がある。
【0013】
【作用】このように本発明に係わる電子ボリウムは、音
声信号入力端子及び基準電源端子に直接接続するスイッ
チを分圧回路の出力端子に電気的に接続する方式を採っ
て、減衰量誤差や信号漏れのない高精度な特性を発揮す
るものである。
【0014】
【実施例】理解を助けるために従来の技術と同一の部品
にも新番号を付けた図1を参照して本発明に係わる一実
施例を説明する。即ち、音声信号入力端子Eと基準電源
端子F間には、抵抗Ra 〜Rg を直列に接続して分
圧回路を構成する。
【0015】抵抗Ra 〜Rg には、その接続点La
 〜Lg に対応して夫々スイッチSa 〜Sb−1 
を設置すると共に分圧回路の出力端子Gに電気的に接続
することにより共通とし、更に音声信号入力端子Eなら
びに基準電源端子Fと、分圧回路の出力端子G間にもス
イッチSa とSg を電気的に接続して電子ボリュウ
ムを構成する。
【0016】このような回路接続を構成するには、シリ
コン半導体ウエーハに公知のリソグラフィ技術や拡散工
程を利用して所定の不純物を導入して複数個の例えば拡
散抵抗やスイッチとして機能する能動素子を形成する手
法が一般的である。能動素子としては、CMOS電界効
果型トランジスタをアナログスイッチとして使用してお
り、具体的にはCMOS電界効果型トランジスタを構成
するPch(Channel)トランジスタとNchト
ランジスタを同時にオンすることによりスイッチ機能を
発揮する。
【0017】分圧回路を構成する抵抗Ra 〜Rg は
全体としてほぼ50KΩに設計するが使用機器即ちTV
やオーディオ製品の機種により変更することは勿論であ
り、また各スイッチの減衰量〔dB〕は、表1と同様に
例えば−1〔dB〕ずつ加えてSg−1 では−10〔
dB〕、Sg は−∞〔dB〕とする。この数値も抵抗
値と同じく使用機器の機種により変更することもある。
【0018】本発明に係わる電子ボリウムの回路接続を
より詳しく説明すると、図1に明らかなように音声信号
入力端子Eから分圧回路用抵抗Ra への配線Hと、音
声信号入力端子EからスイッチSa への配線Iを夫々
分離しており、結果的には音声信号入力端子Eから独立
した配線構造となっている。
【0019】更に、基準電源端子Fから分圧回路の抵抗
Rg の配線Jと、基準電源端子FとスイッチSg へ
の配線Kを独立した回路接続とする。
【0020】このような回路接続では、スイッチSa 
またはSgを選択した際、音声信号入力端子Eから基準
電源端子Fに至る経路における配線抵抗の影響がないた
めに、図3に示した配線寄生抵抗RinとRref を
無視することができる。従って、スイッチSa を選択
すると、−∞〔dB〕の減衰量が得られることになる。
【0021】また、配線寄生抵抗RinとRref が
存在しても独立した回路接続がしてあるので、抵抗Ra
 とRg に吸収でき、減衰量誤差を防ぐことができる
【0022】
【発明の効果】本発明に係わる電子ボリュウムは、音声
信号入力端子Eから分圧回路用抵抗Ra への配線Hと
、音声信号入力端子EからスイッチSa への配線Iを
夫々分離しており、更に、基準電源端子Fから分圧回路
の抵抗Rg の配線Jと、基準電源端子FとスイッチS
g への配線Kを独立した回路接続とした。この結果、
音声信号入力端子Eから基準電源端子F間の配線抵抗の
影響を受けないので、減衰量誤差や、信号漏れの無い高
精度の電子ボリュウムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる電子ボリュウムの回路接続を示
す図である。
【図2】従来の電子ボリュウムの回路接続を示す図であ
る。
【図3】図2の回路における配線による寄生抵抗を考慮
した図である。
【符号の説明】
R1 〜Rn 、Ra 〜Rg :抵抗、S0 〜Sn
 、Sa 〜Sg :スイッチ、A、E:音声信号入力
端子、 B、F:基準電源端子、 D、G:出力端子、 C0 〜n 、La 〜g :接続点。 Rin、Rref :配線寄生抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  音声信号入力端子及び基準電源端子間
    に複数の抵抗を直列に接続して構成する分圧回路と,前
    記各抵抗同士の接続点に夫々対応して設置するスイッチ
    群と,各スイッチに電気的に接続する出力端子と,前記
    音声信号入力端子ならびに基準電源端子と出力端子間に
    電気的に接続する他のスイッチを具備し,前記音声入力
    端子から抵抗への接続配線と,前記基準電源端子から抵
    抗への接続配線を具備し,前記基準電源端子からスイッ
    チへの接続配線の一方または複数を分離して配線するこ
    とを特徴する電子ボリウム回路
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