JPH0431194Y2 - - Google Patents

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JPH0431194Y2
JPH0431194Y2 JP1985184216U JP18421685U JPH0431194Y2 JP H0431194 Y2 JPH0431194 Y2 JP H0431194Y2 JP 1985184216 U JP1985184216 U JP 1985184216U JP 18421685 U JP18421685 U JP 18421685U JP H0431194 Y2 JPH0431194 Y2 JP H0431194Y2
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JP
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nut
bolt
hanger
tool
fixing part
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JP1985184216U
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JPS6290893U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車用スペアホイールハンガーの
保持構造に関するものである。
[従来技術とその問題点] 先行技術として、実開昭54−121438号が挙げら
れ、その構造としては、スペアホイールを支えて
いるハンガー本体の一端は、ボデイの下面に軸支
されており、後端には、ボデイの下面に固定させ
るための平板状の固定部が設けられていて、この
平板状の固定部の支持プレートから下側に締め付
け用のボルトの頭が露出しているものである。
実開昭54−121438号に開示された固定部の構造
としては、第5図に示してあるように、ボデイ2
の下面に懸垂軸3が固定され、そこに釣鐘状の管
4が、下端にねじ部5を溶接した状態で吊り下げ
られている。続いてデイスタンス管6と紙面に垂
直に延びているハンガー本体8の後端にある支持
プレート7を介してボルト10を支持プレート7
の下側から締め付けてある。
このように平板状の固定部1の支持プレート7
において、ボルト10の頭が下面に露出した状態
なので通常の工具で簡単にはずすことができスペ
アホイールが盗難に合う可能性がある。
[考案の目的] 本考案の目的は、上記従来技術の問題点を解決
するものであり、固定部にあてがわれた簡単な工
具の回動を妨げ、スペアホイールの取り外しを決
められた工具でしか行えないようにし、盗難に合
いにくいスペアホイールハンガーの保持構造を提
供することにある。
[考案の構成] 本考案は、ボデイの下に設けられているスペア
ホイールハンガーの保持構造に関してであり、ハ
ンガー本体の一端を車体の下側に回動可能な状態
で支持してあり、前記平板状の固定部を設けて、
下側からボルトまたはナツトを回動し、ねじ結合
により固定する形式のものにおいて、前記固定部
には前記ボルト頭またはナツトの周囲の少なくと
も三方に、前記ボルト頭またはナツトの高さより
も長く、首付き工具以外の工具での前記ボルト頭
またはナツトの回動を妨げる障害部材を、下方に
突出するように設けたことを特徴としている。
[実施例] 第1図から第4図は、本考案を適用した実施例
であり、この実施例は、板金をプレスした場合の
ものである。構造としては、ボデイ11の下側に
スペアホイールハンガーを設置し、ボデイ11の
下面に固定され下方に伸びている支持片12に、
支持回動のためのピン13を介してハンガー本体
14が上下回動可能な状態で取り付けられてい
て、他端は、平板状の固定部10によつてボデイ
11に結合される構造になつている。
結合のための構造としては、ボデイ11の下面
に固定されているU字型に曲げられた懸垂軸16
に、垂設された軸17が回動可能に釣り下げられ
ていて、車の軸方向にスイングできるようになつ
ており軸17の下部には、ボルト18を形成して
ある。
支持プレート20は、板金を箱形状にプレス成
形し、それを下向きに開放した状態で設置したも
のである。この支持プレート20は、障害部材と
しての障壁板21が設けられると共に、切り欠き
部22が形成され、そこにボルト部18が挿入さ
れ裏面からナツトで締め付けられている。また、
この支持プレート20はハンガー本体14に対し
て、ハンガー本体の14の後部は支持プレート2
0の上面と同じ形状(フツク状)にし、下側から
支持プレートを溶接することにより固定されてい
る。
上記の障壁板21はナツト19の周囲に設けら
れているため、スパナやプライヤー等の簡単な工
具でナツト19を回動させようとしても、ナツト
19の側方には障壁板21があるので、容易に工
具ナツト19に嵌合させることはできない。嵌合
させようとすると、ナツト19に対して斜めに嵌
合させるか、工具の柄の部分を障壁板21の隙間
(本実施例では切り欠き部22)に通して嵌合さ
せなければならないが、斜めに嵌合させた場合に
は嵌合が十分ではないため、ナツト19を回動さ
せることが難しく、また、障壁板21の隙間を通
した場合には、障壁板21の隙間分しか工具を回
動させることができず、スペアホイールハンガー
のボデイへの結合を解除することはできない。
なお、上記障壁板21は締め付けのためのナツ
ト19の周囲に設けられているが、ナツト19の
周囲の少なくとも三方に設けられていればよい。
また、締め付けのためのナツト19が隠れる位の
長さとするのがよいが、それ以上に長くしてナツ
ト19の高さの2〜4倍とするのが適当であり、
車体後部に最も近い側の障壁板21を、軸17の
下端が隠れるくらいの長さにすると見栄えがよく
なり、ナツト19の存在を確認しずらくなる。
第1図、第2図において15は、ハンガー本体
14に溶接したクロスメンバーであり、ハンガー
自体は図示の例では、丸棒材料で作られているが
強靱な材料であれば、どのような形状のものを使
つてもよい。また、軸17の下部にボルト部分を
設けた形状であるが、第6図のようにボデイ11
の下面にネジ穴23を設けて、支持プレート24
を貫通させて、頭付きボルト25を下側からボデ
イ11に締め付けた形式でもよい。
[考案の作用効果] 本考案は以上のような構造となつていて、スペ
アホイール交換時の、支持プレート20にあるボ
ルト、ナツト等の回動は、車に格納されているホ
イールハブレンチのような首付き工具でのみ行う
ことができ、スパナ・プライヤー等の簡単な工具
でのスペアホイールの取り外しを防ぎ、スペアホ
イールの盗難を防止している。
つまり、スパナやプライヤー等の簡単な工具で
スペアホイールを取り外そうとしても、ボルト頭
またはナツトの周囲の少なくとも三方に、スパナ
やプライヤー等の簡単な工具でのボルト頭または
ナツトの回動を妨げる障害部材が設けられている
ので、簡単な工具をボルト頭またはナツトに嵌合
させることが困難になり、また嵌合できたとして
も回動することができないので、スペアホイール
ハンガーのボデイへの結合を解除することができ
ず、スペアホイールを取り外すことができない。
したがつて、スペアホイールの盗難を防止するこ
とができる。
さらに、周囲の障害部材は、ホイールハブレン
チのような首付き工具をボルトまたはナツトには
め込むためのガイドともなり、スペアホイールの
交換作業を容易にするという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は、それぞれ本考案の実施例
を示し、第1図は斜視図、第2図は側面図、第3
図は支持プレート20の取り付け構造図、第4図
は支持プレートの拡大斜視図である。第5図は従
来例の平板状の固定部の詳細図である。第6図は
ボルト25を下側からボデイ11の下面にねじ込
んだ構造の側断面図である。 10……平板状の固定部、11……ボデイ、1
4……ハンガー本体、17……ボルト、21……
障壁板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンガー本体の一端をボデイの下側に回動可能
    な状態で支持すると共に、前記本体の他端に平板
    状の固定部を設けてそこに固定用ボルトを貫通さ
    せ、下側から前記固定用ボルトまたはナツトを回
    動し、ねじ結合により固定する形式のものにおい
    て、前記固定部には前記ボルト頭またはナツトの
    周囲の少なくとも三方に、前記ボルト頭またはナ
    ツト高さよりも長く、首付き工具以外の工具での
    前記ボルト頭またはナツトの回動を妨げる障害部
    材を、下方に突出させたことを特徴とするスペア
    ホイールハンガーの保持構造。
JP1985184216U 1985-11-28 1985-11-28 Expired JPH0431194Y2 (ja)

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JP1985184216U JPH0431194Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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JP1985184216U JPH0431194Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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Publication Number Publication Date
JPS6290893U JPS6290893U (ja) 1987-06-10
JPH0431194Y2 true JPH0431194Y2 (ja) 1992-07-27

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ID=31131679

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1006236A (en) * 1961-06-28 1965-09-29 Renault Improvements in or relating to spare wheel carriers

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4875351U (ja) * 1971-12-20 1973-09-19
JPS55139975U (ja) * 1979-03-29 1980-10-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1006236A (en) * 1961-06-28 1965-09-29 Renault Improvements in or relating to spare wheel carriers

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Publication number Publication date
JPS6290893U (ja) 1987-06-10

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