JPH04301338A - 管球の封止方法 - Google Patents

管球の封止方法

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JPH04301338A
JPH04301338A JP6692391A JP6692391A JPH04301338A JP H04301338 A JPH04301338 A JP H04301338A JP 6692391 A JP6692391 A JP 6692391A JP 6692391 A JP6692391 A JP 6692391A JP H04301338 A JPH04301338 A JP H04301338A
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JP
Japan
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valve
bulb
chuck
molding
molding die
Prior art date
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Pending
Application number
JP6692391A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Kitanaka
北中 雅一
Toshihiko Handa
半田 敏彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、けい光ランプなどの管
球におけるガラスバルブの開口端にマウントステムを封
止する方法に関する。
【0002】(従来の技術)例えばけい光ランプにあっ
ては、内面にけい光体被膜を形成したガラスバルブの両
端部に、電極を備えたマウントステムを封着してある。
【0003】上記ガラスバルブの端部にマウントステム
を封着する方法として、予め所定長さに切断されている
直管状ガラスバルブを封止マシンのバルブチャックによ
り垂直に保持し、このバルブの下端開口部にマウントホ
ルダに支持されたマウントステムを挿入し、この後バル
ブの上記フレア部よりも端部寄りの位置をバーナで加熱
してバルブを縮径させ、上記マウントステムのフレア部
にこの縮径部を当接させて溶着することによりバルブの
端部にマウントステムを封止する方法が採用されている
【0004】そして、この封止部に肉溜りを形成し、し
かる後上記封止部に成形金型を被冠し、バルブ内の圧力
を外圧よりも高くして上記封止部を上記成形金型の内面
に押付け、これによりバルブの封止部に節部を成形する
ようになっている。
【0005】この節部は、上記バルブを曲げ加工する場
合に曲げ装置のチャックで支持する箇所となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に封止
マシンは、回転するスパイダーの周辺にバルブチャック
とこのチャックと対峙したマウントホルダとで組をなす
ヘッドが所定の等間隔(等角度)を隔てて、例えば24
組または36組のような数で設けられている。そして、
これら複数組のヘッドに対し前述の成形金型が1組設け
られている。
【0007】このような封止マシンの場合、各ヘッドの
バルブチャックに垂直に保持された封止済のバルブが次
々にモールドポジションを通過し、上記金型による節部
の成形が行われる。しかし、管球のような被封止部材が
ガラスの場合、このガラスを軟化点以上の相当高温の状
態にしておいて節部を加工するため、成形金型と予め位
置調整しておいた各バルブチャックとの対向関係が熱影
響を受けて狂うことがある。このようにバルブチャック
と成形金型がオフセンタすると、成形金型がバルブ中心
からずれるので節部を成形した場合、この成形端部の肉
厚が不均一になったり、端部が曲がる場合があった。
【0008】このような肉厚の不均一や端部の曲がりは
、この端部をチャックで把持して環形バルブを成形する
場合にクラックや、外観形状の変形不良、封止部に取付
ける口金の曲りなどを生じさせる原因になり、歩留り低
下の原因になっていた。
【0009】本発明はこのような事情にもとづきなされ
たもので、その目的とするのは、封止マシンのバルブチ
ャックと成形金型とが熱影響のため若干オフセンタして
も、成形端部の肉厚を均一にすることができ、バルブの
変形不良が発生しないようにし、歩留りが向上する管球
の封止方法を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、モールド成形
時には、モールド専用のバルブチャックでバルブを保持
し、この時にはマシンのバルブチャックはバルブを解放
するようにし、この状態で成形金型を閉じるようにした
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、モールド成形時には、モール
ド専用のバルブチャックでバルブを保持してマシンのバ
ルブチャックはバルブを解放するので、成形金型のセン
タとバルブのセンタが一致し易く、バルブ内部の圧力を
高めて成形金型で成形した時に成形面を均等な肉厚で成
形することができるとともに、バルブの変形を低減する
ことができる。
【0012】
【実施例】以下本発明について、図面に示すけい光ラン
プの封止方法に適用した一実施例にもとづき説明する。
【0013】図において1は両端部が開口された直管形
のガラスバルブであり、内面にはけい光体被膜2が形成
されている。
【0014】3はマウントステムであり、電極4をリー
ド線5,5にて保持している。マウントステム3のフレ
ア部6は、外径が上記バルブ1の内径より小さく形成さ
れている。
【0015】なお、7はマウントステム3から延長され
た排気管である。
【0016】上記ガラスバルブ1は封止マシンのバルブ
チャック8に挟持されてほぼ垂直な姿勢に保たれる。そ
してマウントステム3はマウントホルダー9に支持され
て上記バルブ1の下端開口部からこのバルブ1内部に挿
入される。この場合、マウントホルダー9は、マウント
ロッド9bとマウントチップ9aとからなり、このマウ
ントチップ9aの上にマウントステム3のフレア部6が
載置される。
【0017】10はリングバーナであり、上記バルブ1
と同心状のリング形状をなしており、バルブ1を外側か
ら囲むようになっている。このバーナ10の内面には、
周方向に等間隔をなして炎孔11…が形成されており、
これら炎孔11…からガス炎が中心方向に噴出される。
【0018】このような構成によりバルブ1にマウント
ステム3を封着する方法を説明する。
【0019】封止マシンは図示しないが所定間隔を存し
て例えば24組のバルブチャック8…を有し、各バルブ
チャック8はバルブ1を垂直な姿勢に保持して封止ポジ
ションおよび端部成形ポジションに移るようになってい
る。バルブ1が封止ポジションに移動された場合、図1
に示すように、バルブ1の下方からマウントステム3が
マウントホルダ9に支持された状態で上昇し、図2の(
a)図に示すように、マウントステム3がバルブ1の内
部に挿入される。この挿入量は、バルブ1の開口端から
所定寸法lだけ入った位置までとされる。
【0020】この時、リングバーナ10も上昇されバル
ブ1の外側に対向させる。このリングバーナ10は炎孔
11…がバルブ1の開口端よりも所定距離■だけ高い位
置で停止され、これら炎孔11…よりガス炎を噴き出す
。このガス炎はバルブ1の周壁を加熱する。
【0021】この加熱によりバルブ1はガス炎と対向す
る箇所が軟化され、この軟化部分はガラス管の性質にも
とづき、かつガス炎の圧力を受けて、図2の(b)図に
示すように縮径し始める。
【0022】上記リングバーナ10による加熱を続ける
とバルブ1は一層縮径し、この縮径部に図3の(a)図
に示すような肉溜り20が形成される。この肉溜り20
はバルブ1の図2の(a)図に示すリングバーナ10の
ガス炎の位置よりも開口端寄りのガラス材料が集まって
形成されたものである。
【0023】この肉溜り20は次第に成長し、その内面
がマウントステム3のフレア部6の周縁に接触し、した
がってバルブ1とマウントステム3のフレア部6が溶着
する。
【0024】これによりバルブ1とマウントステム3は
、図3の(b)図に示すように、溶着部21で封止され
ることになる。
【0025】このような封止が終了するとリングバーナ
10が除かれるとともに、上記溶着部21が未だ軟化し
ているうちに、バルブ1を垂直な姿勢に保持したままで
バルブチャック8およびマウントステム3を保持してい
るマウントホルダ9が端部成形ポジションに移る。
【0026】端部成形ポジションにおいては、図4およ
び図5に示すように、ガラスバルブ1の上記封止端部に
成形金型30が被冠される。成形金型30は、バルブ1
の軸方向と直交する方向に例えば2つ割りされた分割型
31、32によって構成され、内面に成形面31a、3
2aを有している。
【0027】また、この成形金型30のポジションには
モールド用バルブチャック35が設けられている。この
モールド用バルブチャック35はバルブ1の端部近傍を
挟持するもので、成形金型30に一体的に組付けられて
いる。但し、モールド用バルブチャック35の開閉作動
は分割型31、32の開閉作動とは独立しており、しか
しながら両者は中心軸が一致されている。
【0028】上記封止を終了したバルブ1が端部成形ポ
ジションに移されると、まづ図4に示すようにモールド
用バルブチャック35が閉じてバルブ1の端部を挟持す
る。この後マシンのバルブチャック8が開きバルブを解
放する。つまりバルブ1はマシンのバルブチャック8か
らモールド用バルブチャック35に持ち変えられる。こ
の状態で図5の(a)図に示すように、分割型31、3
2が矢印A,Bで示すように互いに接近して衝合され、
バルブ1の封止端部を囲む。
【0029】この後、マウントホルダ9が下降し、マウ
ントステム3を開放する。すなわち、マウントホルダ9
が排気管7の支持を解き、マウントステム3はバルブ1
に封止された状態で自由に移動できる状態にされる。
【0030】この状態でバルブ1内に加圧空気や加圧不
活性ガスなどを送込み、バルブ1内部の圧力を高める。 すると、前記軟化状態にある封止端部が膨脹され、この
端部壁はこれを囲んでいる成形金型30、つまり分割型
31、32の成形面31a、32aに押し付けられる。
【0031】したがって、封止部21の形状が成形面3
1a、32aにて成形され、ここに図5の(b)図に示
す節部40が形成される。
【0032】この節部40は、上記直管形バルブ1を曲
げて環形けい光ランプを作るときに曲げ装置のチャック
が係止する部分となる。
【0033】このようなブロア成形が終了すると、分割
型31、32が開かれ、マシンのバルブチャック8が閉
じてバルブ1を支持し、モールド用バルブチャック35
が開く。つまりバルブ1はモールド用バルブチャック3
5からマシンのバルブチャック8に移し変えられ、マシ
ンのバルブチャック8により取出し位置に送られる。そ
してマシンのバルブチャック8が開かれてバルブ1を取
出すことができる。
【0034】上記のような方法によると、成形金型30
を閉じる前にマシンのバルブチャック8がバルブ1を解
放し、このバルブ1はモールド用バルブチャック35で
支持されるので、バルブ1と成形金型20のセンタ合せ
が精度よくなされる。つまり、モールド用バルブチャッ
ク35と成形金型30は互いに一体的に組付けられてい
るので中心が一致し易く、加熱用バーナを用いてガラス
部材を加工する封止工程ではその熱的影響によりチャッ
ク8と金型30の対向位置が変位し、マシンのバルブチ
ャック8がオフセンタしてもこのマシンのバルブチャッ
ク8はバルブ1を解放しているから、バルブ1と成形金
型30の中心位置を合致させ易くなる。このため、ブロ
ウ成形時に膨脹された封止壁が成形面31a、32aに
均等に当り、成形端部の肉厚が均等になる。
【0035】さらに、本実施例の場合は、バルブ1に高
圧ガスを送込んでブロウ成形する前に、マウントホルダ
9がマウントステム3を開放するので、封止部21の壁
が成形金型30の成形面31a、32aに押付けられる
場合にバルブ1に溶着している上記マウントステム3が
自在に移動できる。
【0036】よって、成形金型30とマウントホルダ9
がオフセンタしていたり、モールド用バルブチャック3
5とマウントホルダ9がオフセンタしていても、マウン
トホルダ9がマウントステム3を拘束しないから、ブロ
ウ成形時に膨脹された封止壁が成形面31a、32aに
規制されて調心されることになる。したがってこのこと
からも、ブロウ成形時に膨脹された封止壁が成形面31
a、32aに均等に当り、成形端部の肉厚が均一になる
【0037】このようなことから、節部40をチャック
で把持して環形バルブを成形する場合にクラックを生じ
させることがなくなり、封止部の変形も防止し、歩留り
が向上する。
【0038】なお、本発明は上記実施例に制約されるも
のではない。
【0039】すなわち、上記の実施例では、環形けい光
ランプのガラスバルブを封止する場合について説明した
が、本発明は直管形けい光ランプはもちろん、白熱電球
などのような球形バルブの端部をモールド成形封止する
場合であっても可能である。また、本発明は上記実施例
の封止方法やバーナ構造に制約されるものではなく、ド
ロップシール法やバットシール法にも適用可能であり、
バーナもリング状バーナが上下移動するものに限らず、
分割されたバーナが水平移動して封止予定部を加熱する
ものでもよい。
【0040】本発明はバルブの端部にマウントステムを
溶着封止した後、成形金型を被せる時にオフセンタを防
止するのが目的であるから、バルブの端部にマウントス
テムを溶着封止するまでの工程は上記実施例に限らない
。たとえば、ドロップシール法の場合でも、バルブの端
部にマウントステムを挿入しておき、バルブを加熱軟化
させて縮径させることにより封止をするものであるから
本発明の方法が適用可能であり、また、予め縮径された
バルブ端部の軸方向外側にこのバルブ端部より大径のマ
ウントステムのフレアを配置したバットシール法であっ
ても、上記予め縮径されたバルブの端部とフレアの周縁
部とを当接させて封止するものであるから本発明の方法
が適用可能であり、したがってこれらの封止方法であっ
ても実施可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、モ
ールド成形時に成形金型と中心合わせされたモールド用
バルブチャックでバルブを挟持した状態で成形金型を閉
じるようにしたので、成形金型とバルブのセンタ合せが
良好になされ、バルブ内部の圧力を高めて成形金型に押
付けた場合に、均等な肉厚で端部の成形がなされること
になる。したがって、封止部にクラックを発生させたり
、変形や外観形状の不良などを防止することができ、歩
留りが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を環形けい光ランプの端部をモールド成
形する場合に適用した例を示し、バルブとステムの封止
前の図、
【図2】(a)図はステムをバルブ端部に挿入した状態
の図、(b)図はバルブ端部が加熱軟化される途中の図
【図3】(a)図はバルブ端部が軟化された状態の図、
(b)図はバルブ端部にステムを溶着した状態の図、

図4】金型を被せる前の状態を示す図、
【図5】(a)
図は金型を被せた後の状態を示す図、(b)図はバルブ
端部のモールド成形が終わった状態の図。
【符号の説明】
1…ガラスバルブ、3…マウントステム、4…電極、5
…リード線、6…フレア部、8…マシンのバルブチャッ
ク、9…マウントホルダ、10…リングバーナ、11…
炎孔、30…成形金型、31、32…分割型、31a、
32b…成形面、35…モールド用バルブチャック。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  マシンのバルブチャックにより支持さ
    れたガラスバルブの開口端部に、マウントステムのフレ
    ア部を溶着させて封止し、このバルブの封止端部に成形
    金型を被せ、上記バルブの内部の圧力を高めてこのバル
    ブの端部を成形金型に押付けることによりバルブの端部
    をモールド成形する管球の封止方法において、上記モー
    ルド成形時にはバルブを上記成形金型と中心合せされた
    モールド用バルブチャックで挾持するとともに、上記マ
    シンのバルブチャックを解放し、この状態で上記成形金
    型を閉じるようにしたことを特徴とする管球の封止方法
JP6692391A 1991-03-29 1991-03-29 管球の封止方法 Pending JPH04301338A (ja)

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