JPH0675369B2 - 金属蒸気放電灯の製造方法 - Google Patents

金属蒸気放電灯の製造方法

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JPH0675369B2
JPH0675369B2 JP28365387A JP28365387A JPH0675369B2 JP H0675369 B2 JPH0675369 B2 JP H0675369B2 JP 28365387 A JP28365387 A JP 28365387A JP 28365387 A JP28365387 A JP 28365387A JP H0675369 B2 JPH0675369 B2 JP H0675369B2
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time
outer tube
discharge lamp
metal vapor
heating
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彰一 田口
昭治 折笠
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は金属蒸気放電灯の製造方法に係り,特に肉厚
の「ばらつき」が大きな外管を封止する多ヘツド自動封
止装置における,口金被着部の成形のための加熱開始時
間の最適化を計つたものである。
〔従来の技術〕
従来この種の技術としては例えば発明協会公開技術公技
番号85−16805号に記載されたものが知られているの
で,その製造方法を以下に説明する。
すなわちまず第6図の封止ヘツド(100)に外管(1)
と発光管などを組付けたステム(2)をセツトする。次
に上記封止ヘツド(100)全体を自転させ,この溶着ポ
ジシヨンで第6図に示すように外管(1)におけるネツ
ク部(109)の封止予定部(109a)の近傍を,例えば都
市ガスと酸素との混合ガスを燃焼させたバーナー(10
8)で加熱し,上記ネツク部(109)を軟化収縮させ,こ
のネツク部(109)の封止予定部(109a)がステム
(2)のフレア外周部(2a)とその全周にわたつて封着
したところで外管の内部圧力が増加するので,この内部
圧力の増加を検知し上記バーナー(108)の加熱をやめ
る。
次に第7図に示す一対の半月状のリングバーナー(113
a)(113b)を用いて,下方のカレツト部(110)をフレ
ア外周部(2a)の下部近傍で溶断する。そして第8図の
次の成形加熱ポジシヨンで,残された口金被着部(109
c)をバーナー(108)で加熱し,該部が所定の成形適正
温度となつたところで,金型を用いて該部に例えば所定
の口金被着用ねじ部を成形するようになつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで上記外管におけるネツク部(109)の肉厚は,
外管の形状が大きく複雑になるに伴つてその「ばらつ
き」が大きくなり、例えば上記の封止予定部付近でも基
準肉厚の−55%〜+140%にも達する場合がある。
したがつて上記のように「ばらつき」の大きな封止予定
部(109a)を含む外管(1)のネツク部に残された口金
被着部(109c)を,バーナー(108)で加熱軟化させる
時従来のようにタイマーで一定時間加熱する方法では,
上記した肉厚の「ばらつき」により該部が所定の成形適
正温度にまで達しなかつたり,あるいはまた溶融点を越
えて該部に穴があいてしまうという事故が発生するとい
う問題点があつた。
この発明は上記の問題点を解消するためになされたもの
で,外管の肉厚に「ばらつき」があつても,それに対応
した最適成形温度が常に得られるようにすることを目的
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る金属蒸気放電灯の製造方法では,ステム
(2)のフレア外周部(2a)と加熱軟化収縮した外管封
止予定部(109a)とがその全周にわたつて溶着するまで
の時間を,その時の外管の内部圧力の増加により検知
し,その得られた時間に応じて口金被着部の加熱開始時
間を変えている。
〔作用〕
この発明に係る金属蒸気放電灯の製造方法では,上記の
手段で得られた時間によつて口金被着部が最適成形温度
に達するまでの時間を求められるので,外管の肉厚の
「ばらつき」があつても常に適正な口金被着部の加熱開
始時間を設定でき,これにより常に最適成形温度での口
金被着部の成形作業が可能になる。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例について説明する。すなわちま
ず最大径200mm,ネツク部内径70mmの外管を有する2KWメ
タルハライドランプを封止ヘツド(100)上にセツトす
る。次にその外管(1)のネツク部(109)を第1図の
ように都市ガスと酸素とを混合したガスを使用する穴径
φ1.5mmのバーナーを水平に3本1組にした2組のバー
ナー(108)を用いて加熱軟化収縮させる。そしてその
時の封止予定部(109a)とステム(2)のフレア外周部
(2a)とがその全周にわたつて溶着するまでの時間
(T)と,封止予定部(109a)のその時の肉厚(t)と
の関係を50本のバルブについて測定し,その結果を第2
図に示す。この結果から肉厚(t)が増加すると溶着す
るまでの時間(T)も直線状に増加している。またカレ
ツト部(110)を溶断後第8図に示すように都市ガスと
酸素とを混合したガスを使用する穴径φ1.8mmのバーナ
ーを水平に3本1組にしたバーナー(108)で加熱して
当該口金被着部(109c)の温度が最適成形温度である10
00℃に達するまでの時間(T1)とその時の該部の肉厚
(t)との関係を50本のバルブについて測定し,その結
果を第3図に示す。この結果から肉厚(t)が増加すれ
ば最適成形温度に達するまでの時間(T1)も直線状に増
加している。以上2つの実験結果から封止予定部(109
a)とフレア外周部(2a)とが溶着完了するまでの時間
(T)が得られれば,これから口金被着部(109c)が最
適成形温度に達するまでの時間(T1)を第4図で求めら
れることになる。
そしてまた第5図は上記の第4図をもとに得られた動作
のタイミングを表わす動作図であり,まず所定の基本動
作時間を設定し上記の溶着ポジシヨンでは,外管の封止
予定部とフレア外周部がその全てにわたつて溶着するま
での時間を測定する。また上記の成形加熱ポジシヨンで
は上記の溶着ポジシヨンで測定した時間(T)から算出
した,口金被着部が最適成形温度に達する時間(T1)を
求め,次にこの時間(T1)が所定の基本動作時間の終り
と同時に終るような加熱開始点(A)を求める。このよ
うにして求められた加熱成形のための加熱開始点(A)
から口金被着部(109c)の加熱を開始すると,上記の基
本動作時間の終る時に該部が最適成形温度である1000℃
になつているので,直ちに金型で該部を所定形状に成形
できることになり,当該部が冷却されることがなくな
り,また次のポジシヨンに直ちに移行できることにな
る。
以上の動作図による多ヘツド自動封止装置を用いて,自
動封止作業を200本のバルブについて行つたところ,従
来のタイマーで一定時間加熱する方法と違い,適正温度
に達しないまま金型に入つたり,あるいは口金被着部に
穴があいてしまうという不良品は1本も発生しなかつ
た。
なお上記実施例では2KWメタルハライドランプの外管
で,バーナーを使用して加熱する場合について説明した
が,他のバルブの外管,他の加熱方法であつてもよいこ
ともちろんである。
〔発明の効果〕
この発明の金属蒸気放電灯の製造方法では以上のよう
に,ステムのフレア外周部と外管の封止予定部とがその
全周にわたつて溶着するまでの時間から,口金被着部が
その最適成形温度に達するまでの時間を求め,この時間
の終りに合うように口金被着部の加熱開始時間を設定し
ているので,外管の肉厚に「ばらつき」があつても口金
被着部の成形時点の直前に,常に該部が最適成形温度に
達していることになり,これにより常に安定した成形作
業が可能となり,品質の良い製品が高い歩留りで得られ
るという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の金属蒸気放電灯の製造方法を説明す
るための装置の断面図,第2図は外管の肉厚とステムの
フレア外周部とが溶着完了するまでの時間の関係を示す
図,第3図は外管の肉厚と口金被着部がその最適成形温
度に達するまでの時間との関係を示す図,第4図は第2
図と第3図との関係を示す図,第5図は動作図,第6
図,第7図および第8図は従来の方法を説明するための
装置の断面図である。 なお図中(1)は外管,(2)はステム,(2a)はフレ
ア外周部,(109a)は封止予定部,(109c)は口金被着
部,(110)はカレツト部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光管を内蔵させた外管の封止予定部を加
    熱軟化収縮させて,この外管の封止予定部を内側におけ
    るステムのフレア外周部に溶着させる工程と,外管のカ
    レツト部を溶断する工程,その後に残された口金被着部
    を加熱軟化させ金型を使用する成形行程を具備する多ヘ
    ツド自動封止装置において,上記ステムのフレア外周部
    と外管の上記封止予定部とがその全周にわたつて溶着す
    るまでの時間を当該外管の圧力変化により検出し,得ら
    れたその時間に応じて上記口金被着部の加熱開始時間を
    変えるようにしたことを特徴とする金属蒸気放電灯の製
    造方法。
JP28365387A 1987-11-10 1987-11-10 金属蒸気放電灯の製造方法 Expired - Lifetime JPH0675369B2 (ja)

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JPH01124934A JPH01124934A (ja) 1989-05-17
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