JPH08236022A - 螢光ランプの製造方法およびその装置 - Google Patents
螢光ランプの製造方法およびその装置Info
- Publication number
- JPH08236022A JPH08236022A JP4158295A JP4158295A JPH08236022A JP H08236022 A JPH08236022 A JP H08236022A JP 4158295 A JP4158295 A JP 4158295A JP 4158295 A JP4158295 A JP 4158295A JP H08236022 A JPH08236022 A JP H08236022A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass tube
- seal
- sealing
- fluorescent lamp
- stem
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】蛍光ランプの封止部を形成する際、無駄となる
カレット部をなくす。 【構成】ドロップシール封止機にバッティング機構を設
けガラス管１の端部にガラス管１より大なる径のフレア
３を封着する。 【効果】無駄となるガラス管部分をなくすことができ、
かつ封止部のガラスの厚さを増すことができる。
カレット部をなくす。 【構成】ドロップシール封止機にバッティング機構を設
けガラス管１の端部にガラス管１より大なる径のフレア
３を封着する。 【効果】無駄となるガラス管部分をなくすことができ、
かつ封止部のガラスの厚さを増すことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、螢光ランプの製造工程
において、ガラス管の使用量を低減する方法およびその
装置に関する。
において、ガラス管の使用量を低減する方法およびその
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、螢光ランプの封止方法にはドロッ
プシールおよびバットシールと呼ばれる二つの方法が有
る。ドロップシール方法は図２に示すように直管形ガラ
ス管１の端部にマウント１１を数十mmの深さに挿入し、
ガラス管の外部よりバーナ６により加熱軟化させ封着す
る方法である。この方法によればガラス管端部すなわち
カレットは切り落され無駄となる。しかし、この方法は
封止部のガラス肉厚を厚くでき、モールドにより各種形
状に加工できるため、環型螢光ランプの製造に適する。
プシールおよびバットシールと呼ばれる二つの方法が有
る。ドロップシール方法は図２に示すように直管形ガラ
ス管１の端部にマウント１１を数十mmの深さに挿入し、
ガラス管の外部よりバーナ６により加熱軟化させ封着す
る方法である。この方法によればガラス管端部すなわち
カレットは切り落され無駄となる。しかし、この方法は
封止部のガラス肉厚を厚くでき、モールドにより各種形
状に加工できるため、環型螢光ランプの製造に適する。
【０００３】一方、バットシール方法は図３に示すよう
に直管形ガラス管１の両端部をあらかじめ細径加工した
ガラス管の端部にマウント１１を近接させ、ガラス管下
部より上方に向けリング状バーナ１２で加熱軟化させ封
着する方法である。本方法は無駄なガラス部が発生しな
い、機械がシンプルである等の理由により、近年、直管
形螢光ランプに多用されている。
に直管形ガラス管１の両端部をあらかじめ細径加工した
ガラス管の端部にマウント１１を近接させ、ガラス管下
部より上方に向けリング状バーナ１２で加熱軟化させ封
着する方法である。本方法は無駄なガラス部が発生しな
い、機械がシンプルである等の理由により、近年、直管
形螢光ランプに多用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、環型蛍
光ランプ製造に従来用いられていたドロップシール方式
では、無駄なガラス部が発生するという、コスト，省資
源上の問題がある。また、無駄なガラス部が発生しない
バットシール方式では、封止部のガラス肉厚を厚くでき
ないため、この部分をモールドして形状加工する環型蛍
光ランプの製造には使えないという問題が有った。
光ランプ製造に従来用いられていたドロップシール方式
では、無駄なガラス部が発生するという、コスト，省資
源上の問題がある。また、無駄なガラス部が発生しない
バットシール方式では、封止部のガラス肉厚を厚くでき
ないため、この部分をモールドして形状加工する環型蛍
光ランプの製造には使えないという問題が有った。
【０００５】本発明の目的は、無駄なガラス部の発生が
なく、かつ封止部にガラス肉を溜めることが可能であ
り、従って、特に環型螢光ランプの製造に最適な封止方
法を提供することにある。
なく、かつ封止部にガラス肉を溜めることが可能であ
り、従って、特に環型螢光ランプの製造に最適な封止方
法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明ではガラス管外形よりも大きな外径をもつフ
レアからなるステムをガラス管に封着する。このときガ
ラス管端部とフレアが加熱軟化したとき、バッティング
機構により下方より押し付け、両者を密着させる。
に、本発明ではガラス管外形よりも大きな外径をもつフ
レアからなるステムをガラス管に封着する。このときガ
ラス管端部とフレアが加熱軟化したとき、バッティング
機構により下方より押し付け、両者を密着させる。
【０００７】
【作用】本発明によれば、無駄なガラス部の発生がな
く、しかも封止部のガラス肉厚を厚くすることが可能で
あり、封着後更に加熱した後モールドすることにより、
環型蛍光ランプに適した封止形状が得られる。
く、しかも封止部のガラス肉厚を厚くすることが可能で
あり、封着後更に加熱した後モールドすることにより、
環型蛍光ランプに適した封止形状が得られる。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の一実施例でガラス管端部とス
テムを加熱軟化させ封着する方法を示す。図１におい
て、封止ヘッド９に把持されたガラス管１は、マウント
ピン１０に支持されたガラス管１の外径より大なるフレ
ア３からなるステム２とともに、バーナ６により加熱軟
化される。その後、バッティング機構のリングカラー４
をリングカラー上下機構５により上方に押し付け封止部
を密着させる。なお、７は封止ヘッドを支持するための
テーブル、８は封止ヘッドを回転させるための回転ギア
である。
テムを加熱軟化させ封着する方法を示す。図１におい
て、封止ヘッド９に把持されたガラス管１は、マウント
ピン１０に支持されたガラス管１の外径より大なるフレ
ア３からなるステム２とともに、バーナ６により加熱軟
化される。その後、バッティング機構のリングカラー４
をリングカラー上下機構５により上方に押し付け封止部
を密着させる。なお、７は封止ヘッドを支持するための
テーブル、８は封止ヘッドを回転させるための回転ギア
である。
【０００９】
【発明の効果】蛍光ランプの封止工程において、直管形
ガラス管の端部にガラス管外形よりも大なるフレアから
なるステムを封着することにより、無駄なガラス部を発
生させることなく、また、封止部の肉厚を厚くすること
ができる。この結果、モールドにより封止部の成型が可
能になり、環型蛍光ランプに最適な封止形状を得ること
が出来る。
ガラス管の端部にガラス管外形よりも大なるフレアから
なるステムを封着することにより、無駄なガラス部を発
生させることなく、また、封止部の肉厚を厚くすること
ができる。この結果、モールドにより封止部の成型が可
能になり、環型蛍光ランプに最適な封止形状を得ること
が出来る。
【図１】本発明の封止方法の概要を示す説明図。
【図２】従来の封止方法の説明図。
【図３】従来の別の封止方法の説明図。
１…ガラス管、２…ステム、３…フレア、４…リングカ
ラー、５…上下レバー、６…ペンシルバーナ、７…テー
ブル、８…回転ギア、９…封止ヘッド、１０…マウント
ピン。
ラー、５…上下レバー、６…ペンシルバーナ、７…テー
ブル、８…回転ギア、９…封止ヘッド、１０…マウント
ピン。
Claims (2)
- 【請求項１】直管形ガラス管の外径と同等ないしそれよ
りも大きな径を備えた、フレアからなるステムを加熱軟
化させ、ガラス管端部に封着させたことを特徴とする螢
光ランプの製造方法。 - 【請求項２】螢光ランプのガラス管とステムを封着する
ドロップシールタイプの封止機において、ステムをガラ
ス管に押し付けるバッティング機構を具備したことを特
徴とする蛍光ランプ用封止機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4158295A JPH08236022A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 螢光ランプの製造方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4158295A JPH08236022A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 螢光ランプの製造方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08236022A true JPH08236022A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=12612439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4158295A Pending JPH08236022A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 螢光ランプの製造方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08236022A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003514363A (ja) * | 1999-11-17 | 2003-04-15 | パテント−トロイハント−ゲゼルシヤフト フユア エレクトリツシエ グリユーランペン ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ランプの製造方法 |
-
1995
- 1995-03-01 JP JP4158295A patent/JPH08236022A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003514363A (ja) * | 1999-11-17 | 2003-04-15 | パテント−トロイハント−ゲゼルシヤフト フユア エレクトリツシエ グリユーランペン ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ランプの製造方法 |
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