JPS6111426B2 - - Google Patents

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JPS6111426B2
JPS6111426B2 JP15993077A JP15993077A JPS6111426B2 JP S6111426 B2 JPS6111426 B2 JP S6111426B2 JP 15993077 A JP15993077 A JP 15993077A JP 15993077 A JP15993077 A JP 15993077A JP S6111426 B2 JPS6111426 B2 JP S6111426B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust pipe
stem
sealing
burner
valve
Prior art date
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Expired
Application number
JP15993077A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5489561A (en
Inventor
Takeshi Kubota
Takeshi Moriwaki
Makoto Hojo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP15993077A priority Critical patent/JPS5489561A/ja
Publication of JPS5489561A publication Critical patent/JPS5489561A/ja
Publication of JPS6111426B2 publication Critical patent/JPS6111426B2/ja
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は管球のバルブにステムを封着しかつこ
のステムの排気管を封切する管球製造用バーナ装
置に関する。
従来、管球を製造するにはまず封着装置にてバ
ルブの開口部にステムを封着し、次いでステム封
着済のバルブをトランスフアーなどによつて排気
装置に移しステムの排気管を排気ヘツドに接続し
てバルブ内の排気洗浄および封入ガスの充填をお
こない、こののち排気管の封切をおこなつてい
た。したがつて、バルブとステムの封着作業およ
びバルブ内の排気やガス封入、排気管の封切作業
をそれぞれ別個の装置で行なうとともに上記装置
間を継ぐバルブの移送機構を必要としており、作
業能率が悪く、また装置が複雑になる不具合があ
つた。
このような不具合を解消するためにバーナ本体
にステムの排気管を挿通する排気管挿通孔を形成
し、この排気管挿通孔内面に開口する排気管封切
用ノズル孔を形成し、ステムをバルブに封着する
とともにその排気管を封切するものが開発されて
いる。
ところでこのような排気管封切用ノズル孔によ
り排気管を封切する場合、この排気管を周方向に
均等に加熱すると排気管の壁が中心部へ向かつて
焼け縮みを生じ、排気管の略中心線上にチツプオ
フ部が形成されるようになる。しかしながら排気
管の中心線上にチツプオフ部が発生すると、この
部分に厚い肉溜りが生成され、このような肉厚の
肉溜り内に歪が残留し、そのため冷却過程などで
龜裂を発生し、リークを生じるものが見られる。
本発明は以上の事情にもとづいてなされたもの
で、その目的とするところは厚い肉溜りを生成す
ることなしに排気管を封切できる管球製造用バー
ナ装置を得ることにある。
以下本発明を図面に示す一実施例にしたがつて
説明する。この一実施例はけい光ランプの製造用
のものであつて、図中Aはけい光ランプのバル
ブ、BはステムであつてCはそのフレア部、Dは
排気管である。また、E,Eは導線、Fはフイラ
メントである。
1はバーナ本体であつて、このバーナ本体1は
ステム封着用バーナ2と排気管封切用バーナ3と
から構成されている。上記ステム封着用バーナ2
は中空筒状をなし、その外周には斜め前方を指向
して開口した多数のステム封着用ノズル孔4…が
形成されている。そしてこれらステム封着用ノズ
ル孔4…は上記ステム封着用バーナ2内に形成さ
れた環状のガス供給路5に連通し、このガス供給
路5にはガス供給管6が接続されている。これら
ステム封着用ノズル孔4…からは前記ステムBの
フレア部Cの周縁部に向つて炎が噴出され、この
ステムBをバルブAに溶着するようになつてい
る。また、このステム封着用バーナ2の先端部に
は当接部7が形成され、この当接部7がステムB
のフレア部Cの内面に当接してこのステムBがス
テム封着用バーナ2に対して正しい位置に保持さ
れるように構成されている。
ステム封着用バーナ2には軸方向に沿つて導線
挿通孔8,8が形成されている。これら導線挿通
孔8,8はそれらの先端側部が円錐状に拡径され
ており、導線E,Eが容易に案内挿通されるよう
に構成されている。
上記中空筒状のステム封着用バーナ2内には排
気管封切用バーナ3が嵌入されている。この排気
管封切用バーナ3は管状をなし、その内部にはス
テムBの排気管Dが挿通される排気管挿通孔9を
形成している。この排気管封切用バーナ3はステ
ンレス管などにより2重管状をなし、その間隙は
周方向に連続するガス供給路10に形成されてい
る。排気管封切用バーナ3の先端部はステム封着
用バーナ2の先端部にまで挿入されており、この
排気管封切用バーナ3の先端部には排気管挿通孔
9の内面に開口する排気管封切用ノズル孔11が
形成されている。この排気管封切用ノズル孔11
は上記ガス供給路10に連通しており、この上記
ガス供給路10にはガス供給管12が接続されて
いる。
ところで、上記排気管封切用ノズル孔11は排
気管挿通孔9内面の周方向に配列されたスリツト
状の開口11a,11b,11cによつて構成さ
れており、これらは周方向の所定範囲内にのみ配
置されている。そしてこの排気管封切用ノズル孔
11からは排気管挿通孔9内に挿通された排気管
Dに対して炎を噴出し、各開口11a,11b,
11cからの炎は主として排気管Dの周壁を加熱
し、かつ残りの熱が排気管挿通孔9内面壁で反射
されてこれら開口11a,11b,11cが配置
されていない部分も加熱するように構成されてい
る。そして、上記開口11a,11b,11cか
らの炎によつて排気管Dを所定位置で溶融封切す
るように構成されている。
上記ステム封着用バーナ2にはその外面に開口
しかつ上記排気管封切用ノズル孔11近傍に開口
する点火通路(図示せず)が設けられ、この点火
通路を介して排気管封切用ノズル孔11に点火さ
れるように構成されている。
上記バーナ本体1を貫通した排気管Dの先端部
は排気ヘツド13に接続されている。この排気ヘ
ツド13には断面U字状をなす環形の口ゴム14
と、この口ゴム14内に高圧空気を導入する空気
供給口15が設けられている。そして、上記口ゴ
ム14に排気管Dの先端部を挿入したのちこの口
ゴム14内に高圧空気を供給してこれを縮径する
ことにより排気管Dに密着させ、これを気密に咬
持するように構成されている。そして、この排気
ヘツド13および排気管Dを介してバルブA内を
排気し、ガス洗浄し、あるいは封入ガスの充填を
おこなうように構成されている。また、この排気
ヘツド13内には水銀滴下路16が形成され、こ
の水銀滴下路16および排気管Dを介して水銀滴
下装置17からバルブA内に所定量の水銀が封入
されるように構成されている。上記水銀滴下路1
6の途中には三方切換弁18が設けられ、この三
方切換弁18を介して排気およびガス供給装置1
9が接続されている。
以上の如く構成された本発明の一実施例は、ま
ずステムBの排気管Dをバーナ本体1の排気管挿
通孔9内に、また、導線E,Eを導線挿通孔8,
8内に挿通させ、この排気管Dの先端部を排気ヘ
ツド13に咬持させる。次にバーナ本体1を矢印
X方向に前進させステム封着用バーナ2の先端部
の当接部7をステムBのフレア部C内面に当接さ
せ、このバーナ本体1とステムBとの位置を規制
する。そして、このステムBのフレア部Cをバル
ブAの開口縁に当接させるとともにステム封着用
バーナ2に点火し、そのステム封着用ノズル孔4
…より噴出するガス炎によつてバルブAの開口縁
およびフレア部Cの外周縁を加熱溶融して両者を
封着する。
このステムBの封着が完了したのち、排気ヘツ
ド13を介してバルブA内の洗浄および水銀滴
下、封入ガス充填をおこなう。そして、これらの
工程が終了したのち、排気管封切用バーナ3に点
火し、排気管封切用ノズル11より噴出するガス
炎によつて排気管Dを加熱溶融して封切をなす。
この場合、排気管封切用バーナ11の各開口1
1a,11b,11cは、周方向の所定範囲のみ
に開設されているから、これら各開口11a,1
1b,11cから噴出した炎は、排気管Dを周方
向に不均一に、つまりガス炎の当る部分を高温に
加熱し、このガス炎が直接当らない部分に比べて
早く軟化させる。このため排気管Dは第3図a〜
cに示す如く、上記開口11a,11b,11c
と対応する部分、つまりガス炎が直接当る部分が
残りの部分より先に溶融して内側に凹陥し、対向
する部分の内面に接触して封切がなされる。
なお、この場合開口11a,11b,11cか
ら噴出されるガス炎は排気管Dの外表面で反射さ
れ、その熱は第2図の破線矢印で示すように、上
記開口11a,11b,11cが開口されていな
い挿通孔9の内面壁によつて反射されて、排気管
Dにおけるガス炎が直接当らない部分を間接的に
加熱するようになる。このためこの間接に加熱さ
れる部分はガス炎が直接当る部分よりも遅れて軟
化し、よつて先に溶融した部分となじんで封切り
がなされる。
この結果封切点は、排気管Dの中心線よりも偏
位した位置に形成される。そして、この場合には
先に溶融した部分が薄く引伸されるので肉溜りが
生成されることはない。したがつてこの封切部の
内部に歪が残留することはなく、クラツク、リー
ク等を生じることはない。また、開口11a,1
1b,11cは排気管Dの中心点に対し非点対称
となるから炎が互に正対応する割合が少くなり、
互に干渉することがなく、かつ互に正対向する噴
射力が吹き消される割分も少くなつて炎が安定す
る。
なお、第1図および第2図に示すようなバーナ
本体1と排気ヘツド13は、たとえば第4図に略
図的に示すような回動軸20に垂直に取着された
一対のスパイダ21a(21b側は略す。)の周
辺部近傍に48組が等間隔に取付けられている。そ
して、このスパイダ21a,21b間に水平に保
持されたバルブAとステムBとスパイダ21a,
21bの矢印Y方向への連続的あるいは間欠的な
回転によつて、バルブAとステムBの封着および
バルブ内の排気、ガス洗浄、電極の活性化、水銀
や不活性ガスの封入、排気管の封切が行なわれ
る。
さらに詳述すると、たとえばスパイダ21a,
21bの位置101でバーナ本体1および排気ヘツ
ド13へステム供給装置(図示しない。)からス
テムBの供給が位置102でバルブ供給コンベア2
2からバルブホルダ(図示しない。)へバルブA
の供給が、位置103でバルブAとステムBと位置
規制が、位置105〜122の間で点火されたステム封
着用バーナ2による加熱封着作業が行なわれる。
また、位置123〜141の間では排気管Dを通じバル
ブAの排気、ガス洗浄、電極活性化、水銀や不活
性の封入が、位置142〜143で排気管Dの封切作業
が行なわれ、位置144で排気済のバルブAが取り
出されコンベア23等によつて口金付工程へ移送
されるよう構成されている。なお、封着用や封切
用の燃焼ガス、酸素、空気等の供給、バルブ内の
排気や不活性ガスの供給は通常の装置と同様にセ
ンターバルブ等を通じ行なわれる。また、位置
145では排気ヘツド13に残された封切済排気管
の排出が行なわれるようになつている。
なお、本発明は上記の一実施例には限定されな
い。
たとえば、排気管封切用ノズル孔は必らずしも
スリツト状のものではなくてもよく、円や角孔状
のものを周方向に配列したものであつてもよい。
また、バーナ本体、排気ヘツド等の構成は必ら
ずしも上記のものに限定されない。
さらに、本発明は上述のバルブを水平方向に保
持して封着、封切作業を行なうものに限らず、バ
ルブとステムとを垂直方向に保持して作業を行な
うものでもよく、もちろん開口端が一つのバルブ
であつてもさしつかえない。
さらにまた、本発明はけい光ランプに限らず電
球や高圧放電灯などその他の管球の製造用バーナ
としても適用できることはもちろんである。
上述の如く本発明は、排気管挿通孔内にその周
方向の所定の範囲内にのみ開口する排気管封切用
ノズル孔を形成したので、このノズル孔より噴出
する炎は排気管を周方向に不均等に加熱し、この
ノズル孔から噴出される炎によつて加熱される部
分が炎の直接当らない部分に比べて強く加熱され
るから、排気管の周方向一部が他部より高温に加
熱され、先に軟化溶融する。よつてこの先に溶融
した部分が先に凹陥して反対側の部分の内面に溶
着して排気管が封切される。したがつてこの先に
凹陥した部分が薄く引伸されるので肉溜りを生じ
ることがなく、よつて歪の発生が少なく、クラツ
ク等によるリークを防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図aは縦
断面図、bは平面図、第2図は第1図aの−
線に沿う断面図、第3図a〜cは排気管の封切過
程を示す説明図、第4図は本発明バーナ装置を複
数組装着してなる管球製造装置の説明図である。 1……バーナ本体、4……ステム封着用ノズル
孔、9……排気管挿通孔、11……排気管封切ノ
ズル孔、11a,11b,11c……開口、A…
…バルブ、B……ステム、D……排気管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ステムの排気管が挿通される排気管挿通孔を
    有するバーナ本体と、このバーナ本体の外周に開
    口し上記ステムのフレア部周縁に向つて炎を噴出
    するステム封着用ノズル孔と、上記排気管挿通孔
    内面に開口しこの排気管挿通孔に挿通された排気
    管を加熱して封切する排気管封切ノズル孔とを具
    備し、上記排気管封切ノズル孔は上記排気管を周
    方向に不均等に加熱すべく周方向の所定範囲内の
    みに開口したことを特徴とする管球製造用バーナ
    装置。
JP15993077A 1977-12-27 1977-12-27 Burner for bulb manufacture Granted JPS5489561A (en)

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JP15993077A JPS5489561A (en) 1977-12-27 1977-12-27 Burner for bulb manufacture

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JPS5489561A JPS5489561A (en) 1979-07-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5810815B2 (ja) * 1978-06-05 1983-02-28 シ−ケ−ディ株式会社 管球排気管の溶断方法
JP2009224095A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Panasonic Corp プラズマディスプレイパネルの製造方法

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