JPH04290406A - ソレノイドの組立方法 - Google Patents
ソレノイドの組立方法Info
- Publication number
- JPH04290406A JPH04290406A JP3054847A JP5484791A JPH04290406A JP H04290406 A JPH04290406 A JP H04290406A JP 3054847 A JP3054847 A JP 3054847A JP 5484791 A JP5484791 A JP 5484791A JP H04290406 A JPH04290406 A JP H04290406A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- iron core
- coil bobbin
- flange member
- magnetic frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 10
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 39
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 13
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 12
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 10
- 238000002347 injection Methods 0.000 abstract description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 abstract description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はソレノイドの組立方法に
関し、更に詳細には、固定鉄心の吸着面と可動鉄心の軸
心との直角性を高精度に達成したソレノイドの組立方法
に関する。
関し、更に詳細には、固定鉄心の吸着面と可動鉄心の軸
心との直角性を高精度に達成したソレノイドの組立方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】環状のコイルの一端内に磁性フランジ部
材を嵌合し、その磁性フランジ部材の内側で可動鉄心を
移動可能に案内する形式のソレノイドが従来から提供さ
れている。このような従来のソレノイドの一例としては
、実公昭61−16664号公報に示されたものがある
。この公報に記載されたソレノイドにおいては、固定鉄
心をコイルを囲んで配置された磁気枠の一方の部分に形
成された軸孔内コイルボビンの穴の一方の端部内に嵌合
して固定鉄心をその磁気枠の一方の部分に固定すると共
に磁性フランジ部材の筒部を磁気枠の他方の部分に形成
された軸孔内及びコイルボビンの穴の他端内に嵌合し、
その磁性フランジ部材の筒部により可動鉄心を案内する
ようにしたものである。
材を嵌合し、その磁性フランジ部材の内側で可動鉄心を
移動可能に案内する形式のソレノイドが従来から提供さ
れている。このような従来のソレノイドの一例としては
、実公昭61−16664号公報に示されたものがある
。この公報に記載されたソレノイドにおいては、固定鉄
心をコイルを囲んで配置された磁気枠の一方の部分に形
成された軸孔内コイルボビンの穴の一方の端部内に嵌合
して固定鉄心をその磁気枠の一方の部分に固定すると共
に磁性フランジ部材の筒部を磁気枠の他方の部分に形成
された軸孔内及びコイルボビンの穴の他端内に嵌合し、
その磁性フランジ部材の筒部により可動鉄心を案内する
ようにしたものである。
【0003】ところが、このような従来の磁性フランジ
部材を使用したソレノイドにおいては、磁気枠と磁性フ
ランジ部材との間の磁気抵抗を少なくするため磁性フラ
ンジ部材のフランジ部と磁気枠の他方の部分の表面とを
密着させるようにしているにもかかわらず、磁気枠をプ
レス加工により折り曲げるため一方の部分と他方の部分
とが必ずしも正確に平行になっていない等の理由により
、その磁気枠の表面とコイルボビンの穴内に嵌合された
固定鉄心の吸着面との平行性が必ずしも確保されておら
ず、その吸着面と筒部によって案内される可動鉄心の軸
心との直角性が確保できない。この結果、固定鉄心の吸
着面と可動鉄心の対応する吸着面とが傾き吸着時に騒音
を発生する問題がある。
部材を使用したソレノイドにおいては、磁気枠と磁性フ
ランジ部材との間の磁気抵抗を少なくするため磁性フラ
ンジ部材のフランジ部と磁気枠の他方の部分の表面とを
密着させるようにしているにもかかわらず、磁気枠をプ
レス加工により折り曲げるため一方の部分と他方の部分
とが必ずしも正確に平行になっていない等の理由により
、その磁気枠の表面とコイルボビンの穴内に嵌合された
固定鉄心の吸着面との平行性が必ずしも確保されておら
ず、その吸着面と筒部によって案内される可動鉄心の軸
心との直角性が確保できない。この結果、固定鉄心の吸
着面と可動鉄心の対応する吸着面とが傾き吸着時に騒音
を発生する問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、コイルボビンの穴の一端内に固定鉄心を嵌
合しかつ他端内に磁性フランジ部材を嵌合し、その磁性
フランジ部材の筒部により可動鉄心を案内する形式のソ
レノイドの組立方法において、固定鉄心の吸着面と可動
鉄心の軸心との直角性を正確に出せるようにすることで
ある。
する課題は、コイルボビンの穴の一端内に固定鉄心を嵌
合しかつ他端内に磁性フランジ部材を嵌合し、その磁性
フランジ部材の筒部により可動鉄心を案内する形式のソ
レノイドの組立方法において、固定鉄心の吸着面と可動
鉄心の軸心との直角性を正確に出せるようにすることで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、コイルボビン
の穴の一端内及びそのコイルボビンを囲む磁気枠の軸孔
内に固定鉄心を嵌合しかつ該コイルボビンの穴の他端及
び該磁気枠の軸孔内に磁性フランジ部材を嵌合して成る
ソレノイドの組立方法において、該コイルボビンの穴の
一端内及び該磁気枠の軸孔内に固定鉄心を嵌合し、該磁
気枠の表面と該磁性フランジ部材との間に弾性部材を介
在させて該磁性フランジ部材の筒部を該コイルボビンの
穴の他端内及び該磁気枠の軸孔内に嵌合してソレノイド
の仮組立体を形成し、該仮組立体をモールド型内に挿入
すると共に該磁性フランジ部材の該筒部内には該固定鉄
心の吸着面及び該筒部の内面と接触して該吸着面と該筒
部の軸心との直角性を高度に確保するコア部材を挿入し
、該モールド型内には樹脂材を注入して該樹脂材により
該コイルボビン、磁気枠、固定鉄心及び磁性フランジ部
材を一体的に結合し、その後該磁性フランジ部材の筒部
内に可動鉄心を移動可能に挿入する、ように構成されて
いる。
の穴の一端内及びそのコイルボビンを囲む磁気枠の軸孔
内に固定鉄心を嵌合しかつ該コイルボビンの穴の他端及
び該磁気枠の軸孔内に磁性フランジ部材を嵌合して成る
ソレノイドの組立方法において、該コイルボビンの穴の
一端内及び該磁気枠の軸孔内に固定鉄心を嵌合し、該磁
気枠の表面と該磁性フランジ部材との間に弾性部材を介
在させて該磁性フランジ部材の筒部を該コイルボビンの
穴の他端内及び該磁気枠の軸孔内に嵌合してソレノイド
の仮組立体を形成し、該仮組立体をモールド型内に挿入
すると共に該磁性フランジ部材の該筒部内には該固定鉄
心の吸着面及び該筒部の内面と接触して該吸着面と該筒
部の軸心との直角性を高度に確保するコア部材を挿入し
、該モールド型内には樹脂材を注入して該樹脂材により
該コイルボビン、磁気枠、固定鉄心及び磁性フランジ部
材を一体的に結合し、その後該磁性フランジ部材の筒部
内に可動鉄心を移動可能に挿入する、ように構成されて
いる。
【0006】
【作用】上記構成において、磁性フランジ部材は固定鉄
心に関してその軸心が固定鉄心の吸着面と直角になるよ
うに位置決めされた状態で、コイルボビン、固定鉄心、
磁気枠及び磁性フランジ部材が樹脂材で一体的に結合さ
れてしまうので、磁性フランジ部材の筒部によって案内
される可動鉄心の軸心と固定鉄心の吸着面との直角性は
ほぼ完全に確保され、したがって固定鉄心の吸着面と可
動鉄心の吸着面との平行性も確保される。その結果、ソ
レノイドの動作時に可動鉄心が固定鉄心に吸着されると
きでも大きな騒音を発生することはない。
心に関してその軸心が固定鉄心の吸着面と直角になるよ
うに位置決めされた状態で、コイルボビン、固定鉄心、
磁気枠及び磁性フランジ部材が樹脂材で一体的に結合さ
れてしまうので、磁性フランジ部材の筒部によって案内
される可動鉄心の軸心と固定鉄心の吸着面との直角性は
ほぼ完全に確保され、したがって固定鉄心の吸着面と可
動鉄心の吸着面との平行性も確保される。その結果、ソ
レノイドの動作時に可動鉄心が固定鉄心に吸着されると
きでも大きな騒音を発生することはない。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1において、本発明の組立方法によって
組み立てられてソレノイド1が断面で示されている。同
図において、2はコイルボビン、3はコイルボビン2の
胴部21の回りに巻かれたコイル巻線、4はコイルボビ
ンを囲む磁気枠、5はコイルボビン2の穴22の一端内
及び磁気枠4の軸孔41内に嵌合された固定鉄心、6は
コイルボビンの穴22の他端内及び磁気枠4の軸孔42
内に嵌合された磁性フランジ部材、7は磁性フランジ部
材6によって案内される可動鉄心、8は弾性部材である
。
て説明する。図1において、本発明の組立方法によって
組み立てられてソレノイド1が断面で示されている。同
図において、2はコイルボビン、3はコイルボビン2の
胴部21の回りに巻かれたコイル巻線、4はコイルボビ
ンを囲む磁気枠、5はコイルボビン2の穴22の一端内
及び磁気枠4の軸孔41内に嵌合された固定鉄心、6は
コイルボビンの穴22の他端内及び磁気枠4の軸孔42
内に嵌合された磁性フランジ部材、7は磁性フランジ部
材6によって案内される可動鉄心、8は弾性部材である
。
【0008】このようなソレノイドを組み立てるとき、
図2[A]に示されるように、胴部21の外周にコイル
巻線3が施されたコイルボビン2の穴22の一端(図で
上端)内に固定鉄心5をその小径部51が隠れる位置ま
で挿入した後、コイルボビン2の穴22の他端(図で下
端)内に磁性フランジ部材6の筒部に弾性部材8を取り
付けて該磁性フランジ部材の筒部を挿入する。
図2[A]に示されるように、胴部21の外周にコイル
巻線3が施されたコイルボビン2の穴22の一端(図で
上端)内に固定鉄心5をその小径部51が隠れる位置ま
で挿入した後、コイルボビン2の穴22の他端(図で下
端)内に磁性フランジ部材6の筒部に弾性部材8を取り
付けて該磁性フランジ部材の筒部を挿入する。
【0009】次に、磁気枠4の下側の表面43と磁性フ
ランジ部材6との間に弾性部材8が挟まれるようにして
磁気枠4を組み込み、固定鉄心5の小径部51を磁気枠
4の軸孔41内に嵌合するように押し出し、その小径部
51の先端をかしめて固定鉄心を磁気枠に固定し、図2
[A]に示されるようなソレノイド仮組立体をつくる。
ランジ部材6との間に弾性部材8が挟まれるようにして
磁気枠4を組み込み、固定鉄心5の小径部51を磁気枠
4の軸孔41内に嵌合するように押し出し、その小径部
51の先端をかしめて固定鉄心を磁気枠に固定し、図2
[A]に示されるようなソレノイド仮組立体をつくる。
【0010】上記のようにしてつくられた仮組立体を、
図2[B]に示されるように成形型aに入れる。成形型
aは、同図からも明らかなように、成形チャンバcを限
定する下型bと、その下型bの上に置かれて成形チャン
バcを限定する上型dとを備えている。下型bの成形チ
ャンバc内には心金eが配置されている。この心金eは
下型bの底壁f固定されている。心金eは外径が磁性フ
ランジ部材6の筒部62内にガタ無くぴったりと嵌まる
大きさになっている。心金eはその軸心0−0と上端面
gとが正確に直角になるようにして形成されている。ま
た下型bの底壁fの内面から心金eの上端面gまでの距
離は、固定鉄心5の吸着面52が心金eの上端面gに接
触したとき弾性部材8が僅かに圧縮された状態で磁性フ
ランジ部材6のフランジ部61の下面(図2[B]にお
いて)が下型bの底壁fの内面に接触するように、決め
られている。上型dには固定鉄心5の小径部51の端面
に当接して仮組立体全体を下に押すロッドhが上下動可
能に設けられ、ばねjによって下方に弾圧されている。
図2[B]に示されるように成形型aに入れる。成形型
aは、同図からも明らかなように、成形チャンバcを限
定する下型bと、その下型bの上に置かれて成形チャン
バcを限定する上型dとを備えている。下型bの成形チ
ャンバc内には心金eが配置されている。この心金eは
下型bの底壁f固定されている。心金eは外径が磁性フ
ランジ部材6の筒部62内にガタ無くぴったりと嵌まる
大きさになっている。心金eはその軸心0−0と上端面
gとが正確に直角になるようにして形成されている。ま
た下型bの底壁fの内面から心金eの上端面gまでの距
離は、固定鉄心5の吸着面52が心金eの上端面gに接
触したとき弾性部材8が僅かに圧縮された状態で磁性フ
ランジ部材6のフランジ部61の下面(図2[B]にお
いて)が下型bの底壁fの内面に接触するように、決め
られている。上型dには固定鉄心5の小径部51の端面
に当接して仮組立体全体を下に押すロッドhが上下動可
能に設けられ、ばねjによって下方に弾圧されている。
【0011】仮組立体がこのようにして成形型aの成形
チャンバc内で位置決めされたとき、磁性フランジ部材
6の筒部62は磁気枠4の軸孔42及びコイルボビン2
の穴22に嵌着されしかも磁気枠4の表面43とフラン
ジ部61との間に弾性部材8が存在するため、固定鉄心
5の吸着面52のほぼ全面が心金eの上端面gに接触し
かつフランジ部61の下面のほぼ全体が下型bの底壁f
の内面に接触した状態で安定する。このような状態の下
で、図2[C]に示されるように、成形型aの注入口i
から樹脂材を成形チャンバc内に注入する。すると樹脂
材9が成形チャンバ内の隙間を埋めつくし、コイルボビ
ン2、磁気枠4、固定鉄心5、磁性フランジ部材6及び
弾性部材8を一体的に固定する。
チャンバc内で位置決めされたとき、磁性フランジ部材
6の筒部62は磁気枠4の軸孔42及びコイルボビン2
の穴22に嵌着されしかも磁気枠4の表面43とフラン
ジ部61との間に弾性部材8が存在するため、固定鉄心
5の吸着面52のほぼ全面が心金eの上端面gに接触し
かつフランジ部61の下面のほぼ全体が下型bの底壁f
の内面に接触した状態で安定する。このような状態の下
で、図2[C]に示されるように、成形型aの注入口i
から樹脂材を成形チャンバc内に注入する。すると樹脂
材9が成形チャンバ内の隙間を埋めつくし、コイルボビ
ン2、磁気枠4、固定鉄心5、磁性フランジ部材6及び
弾性部材8を一体的に固定する。
【0012】上記のようにして樹脂材で一体的にモール
ドされたものを成形型aから取り出した後図1に示され
るように磁性フランジ部材6の筒部62内に可動鉄心7
を移動可能に挿入してソレノイドの組立が完了する。な
お、図1において、10はソレノイド1と共に電磁弁1
00を構成する本体であり、11は可動鉄心7の下面に
埋め込まれた弾性材でつくられた弁体、12及び13は
本体10に形成されたポート、14は本体に形成された
弁座、15は可動鉄心7を下方に弾圧するばねである。 なお、弾性部材としてはゴム等でできたリング状のもの
でもまた図3に8aで示されるような断面の磁性材製の
ワッシャでもよい。
ドされたものを成形型aから取り出した後図1に示され
るように磁性フランジ部材6の筒部62内に可動鉄心7
を移動可能に挿入してソレノイドの組立が完了する。な
お、図1において、10はソレノイド1と共に電磁弁1
00を構成する本体であり、11は可動鉄心7の下面に
埋め込まれた弾性材でつくられた弁体、12及び13は
本体10に形成されたポート、14は本体に形成された
弁座、15は可動鉄心7を下方に弾圧するばねである。 なお、弾性部材としてはゴム等でできたリング状のもの
でもまた図3に8aで示されるような断面の磁性材製の
ワッシャでもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、固定鉄心の吸着面と可
動鉄心の軸心との直角度を正確に確保できるので、固定
鉄心の吸着面と可動鉄心の吸着面とを全面で均一に接触
させることが可能となり、ソレノイドの動作時の騒音を
少なくすることができる。またモールド成形時に樹脂材
が磁性フランジ部材のフランジ部の表面に流れることを
防止できる。更に、従来の方法で組み立てる場合にはフ
ランジ部材の軸線と固定鉄心の吸着面との直角度が正確
でないことによる可動鉄心及びフランジ部材の偏摩耗を
防止するためにフランジ部材の筒部の内径に対して可動
鉄心の外径を予め小さくする必要がり、このためフラン
ジ部材と可動鉄心との間の隙間が大きくなって磁気効率
が低下する問題があったが、本発明によればそのような
必要がないので磁気効率を高くすることが可能である。
動鉄心の軸心との直角度を正確に確保できるので、固定
鉄心の吸着面と可動鉄心の吸着面とを全面で均一に接触
させることが可能となり、ソレノイドの動作時の騒音を
少なくすることができる。またモールド成形時に樹脂材
が磁性フランジ部材のフランジ部の表面に流れることを
防止できる。更に、従来の方法で組み立てる場合にはフ
ランジ部材の軸線と固定鉄心の吸着面との直角度が正確
でないことによる可動鉄心及びフランジ部材の偏摩耗を
防止するためにフランジ部材の筒部の内径に対して可動
鉄心の外径を予め小さくする必要がり、このためフラン
ジ部材と可動鉄心との間の隙間が大きくなって磁気効率
が低下する問題があったが、本発明によればそのような
必要がないので磁気効率を高くすることが可能である。
【図1】本発明のよりつくられたソレノイドの断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明のソレノイドの組立方法を示す図である
。
。
【図3】弾性部材の変形例を示す図である。
1 ソレノイド
2 コイルボビン
22 穴
3 コイル巻線
4 磁気枠
41、42 軸孔
5 固定鉄心
52 吸着面
6 磁性フランジ部材
61 フランジ部
62 筒部7 可動鉄心 8、8a 弾性材 9 樹脂材
62 筒部7 可動鉄心 8、8a 弾性材 9 樹脂材
Claims (1)
- 【請求項1】 コイルボビンの穴の一端内及びそのコ
イルボビンを囲む磁気枠の軸孔内に固定鉄心を嵌合しか
つ該コイルボビンの穴の他端及び該磁気枠の軸孔内に磁
性フランジ部材を嵌合して成るソレノイドの組立方法に
おいて、該コイルボビンの穴の一端内及び該磁気枠の軸
孔内に固定鉄心を嵌合し、該磁気枠の表面と該磁性フラ
ンジ部材との間に弾性部材を介在させて該磁性フランジ
部材の筒部を該コイルボビンの穴の他端内及び該磁気枠
の軸孔内に嵌合してソレノイドの仮組立体を形成し、該
仮組立体をモールド型内に挿入すると共に該磁性フラン
ジ部材の該筒部内には該固定鉄心の吸着面及び該筒部の
内面と接触して該吸着面と該筒部の軸心との直角性を高
度に確保するコア部材を挿入し、該モールド型内には樹
脂材を注入して該樹脂材により該コイルボビン、磁気枠
、固定鉄心及び磁性フランジ部材を一体的に結合し、そ
の後該磁性フランジ部材の筒部内に可動鉄心を移動可能
に挿入する、ことを特徴とするソレノイドの組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3054847A JP2532761B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | ソレノイドの組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3054847A JP2532761B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | ソレノイドの組立方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04290406A true JPH04290406A (ja) | 1992-10-15 |
JP2532761B2 JP2532761B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=12981997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3054847A Expired - Fee Related JP2532761B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | ソレノイドの組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532761B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008202802A (ja) * | 2008-05-09 | 2008-09-04 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁 |
JP2010190427A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
JP2010190429A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁 |
JP2010190428A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
JP2010196895A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-09 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
JP2010196898A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-09 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
JP2010196897A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-09 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
JP2010196896A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-09 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP3054847A patent/JP2532761B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008202802A (ja) * | 2008-05-09 | 2008-09-04 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁 |
JP4579310B2 (ja) * | 2008-05-09 | 2010-11-10 | 三菱電機株式会社 | 電磁弁の製造方法 |
JP2010196897A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-09 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
JP2010190428A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
JP2010196895A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-09 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
JP2010196898A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-09 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
JP2010190429A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁 |
JP2010196896A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-09 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
JP4579338B2 (ja) * | 2010-03-18 | 2010-11-10 | 三菱電機株式会社 | 電磁弁の製造方法 |
JP4579337B2 (ja) * | 2010-03-18 | 2010-11-10 | 三菱電機株式会社 | 電磁弁の製造方法 |
JP2010190427A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
JP4579339B2 (ja) * | 2010-03-18 | 2010-11-10 | 三菱電機株式会社 | 電磁弁の製造方法 |
JP4579341B2 (ja) * | 2010-03-18 | 2010-11-10 | 三菱電機株式会社 | 電磁弁の製造方法 |
JP4579342B2 (ja) * | 2010-03-18 | 2010-11-10 | 三菱電機株式会社 | 電磁弁の製造方法 |
JP4579340B2 (ja) * | 2010-03-18 | 2010-11-10 | 三菱電機株式会社 | 電磁弁の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2532761B2 (ja) | 1996-09-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0300407B1 (en) | An electromagnet | |
JP2532761B2 (ja) | ソレノイドの組立方法 | |
JP3782850B2 (ja) | ソレノイドのコイル組立体 | |
JPH11121231A (ja) | ソレノイド | |
JPH10299932A (ja) | ソレノイドバルブ | |
JP2513676Y2 (ja) | ソレノイド | |
US4246450A (en) | Telephone transducer assembly and method of making same | |
JP3811835B2 (ja) | ソレノイド | |
JPH0810945Y2 (ja) | 電磁ソレノイド | |
JPH0231770Y2 (ja) | ||
JP3932683B2 (ja) | 電磁弁の固定コア及び可動コアの組付け方法及びその組付装置 | |
JPH1167527A (ja) | ソレノイド | |
JPH0546251Y2 (ja) | ||
JP3712589B2 (ja) | インジェクタの応答性調整方法 | |
JP2560538Y2 (ja) | ソレノイド用ボビン | |
JPS6017854Y2 (ja) | 直進型ソレノイド | |
JP2934609B2 (ja) | ソレノイド | |
JP2533006Y2 (ja) | ソレノイド | |
JPH06221461A (ja) | 三方向電磁弁 | |
JPS6018810Y2 (ja) | プランジヤ型電磁引外し装置 | |
JPH085427Y2 (ja) | ソレノイド | |
JPH066852U (ja) | ソレノイド | |
JPH0721979Y2 (ja) | 電磁作動装置 | |
JPS638092Y2 (ja) | ||
JPH053828Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |