JPS6318846B2 - - Google Patents
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- JPS6318846B2 JPS6318846B2 JP55009696A JP969680A JPS6318846B2 JP S6318846 B2 JPS6318846 B2 JP S6318846B2 JP 55009696 A JP55009696 A JP 55009696A JP 969680 A JP969680 A JP 969680A JP S6318846 B2 JPS6318846 B2 JP S6318846B2
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- Japan
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- magnetic
- guide pipe
- solenoid
- magnetic path
- iron core
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- Expired
Links
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- 230000005294 ferromagnetic effect Effects 0.000 claims description 8
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 3
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- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F7/00—Magnets
- H01F7/06—Electromagnets; Actuators including electromagnets
- H01F7/08—Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
- H01F7/16—Rectilinearly-movable armatures
- H01F7/1607—Armatures entering the winding
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電磁弁などに利用するソレノイドの
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
例えば第1図に示すようなパツクレス形電磁弁
のソレノイドにおいては、コイル1の軸心部分に
配設された案内パイプ2の内部に固定鉄心3が固
定され、またその下方にばね4を介して可動鉄心
5が摺動可能に内挿され、さらに上記コイル1の
まわりに磁路6の一部を構成する磁気枠7及び磁
気板8が設けられている。なお、ここでは可動鉄
心5に図示しない弁座に接離する弁体9を設けた
場合を示している。
のソレノイドにおいては、コイル1の軸心部分に
配設された案内パイプ2の内部に固定鉄心3が固
定され、またその下方にばね4を介して可動鉄心
5が摺動可能に内挿され、さらに上記コイル1の
まわりに磁路6の一部を構成する磁気枠7及び磁
気板8が設けられている。なお、ここでは可動鉄
心5に図示しない弁座に接離する弁体9を設けた
場合を示している。
このような構成を有するソレノイドにおいて、
上記磁路6は主として固定鉄心3、磁気枠7、磁
気板8、及び可動鉄心5によつて構成され、これ
らはいずれも強磁性体金属によつて形成される
が、該磁路6中の固定鉄心3と磁気枠7との間及
び磁気板8と可動鉄心5との間に介在する案内パ
イプ2は弱磁性体金属によつて形成する必要があ
り、通常は耐蝕性等を考慮してSUS316等の
材料を使用している。
上記磁路6は主として固定鉄心3、磁気枠7、磁
気板8、及び可動鉄心5によつて構成され、これ
らはいずれも強磁性体金属によつて形成される
が、該磁路6中の固定鉄心3と磁気枠7との間及
び磁気板8と可動鉄心5との間に介在する案内パ
イプ2は弱磁性体金属によつて形成する必要があ
り、通常は耐蝕性等を考慮してSUS316等の
材料を使用している。
従つて、上記案内パイプ2の磁路部分における
磁気抵抗が非常に大きく、両鉄心間における吸引
力が低下することになる。
磁気抵抗が非常に大きく、両鉄心間における吸引
力が低下することになる。
なお、案内パイプ2を強磁性体金属により形成
すれば、案内パイプ2、磁気枠7、磁気板8によ
る閉磁路が構成され、両鉄心3,5に吸引力が作
用しなくなる。
すれば、案内パイプ2、磁気枠7、磁気板8によ
る閉磁路が構成され、両鉄心3,5に吸引力が作
用しなくなる。
本発明は、上記に鑑みなされたもので、上記案
内パイプの組付工程においてその磁路における磁
気抵抗を減少させ、これによつて両鉄心間の吸引
力を増大させたソレノイドを極めて容易に製造す
る方法を提供するものである。
内パイプの組付工程においてその磁路における磁
気抵抗を減少させ、これによつて両鉄心間の吸引
力を増大させたソレノイドを極めて容易に製造す
る方法を提供するものである。
而して、本発明の方法は、コイルの軸心部分に
配設されて可動鉄心の摺動を案内する案内パイプ
を、塑性加工により強磁性体化する弱磁性体の金
属材料によつて形成し、該案内パイプの磁路とな
る部分のみに塑性加工を施して、その部分を強磁
性体化すると同時に他の構成部分に対する組付け
を行うことを特徴とするものである。
配設されて可動鉄心の摺動を案内する案内パイプ
を、塑性加工により強磁性体化する弱磁性体の金
属材料によつて形成し、該案内パイプの磁路とな
る部分のみに塑性加工を施して、その部分を強磁
性体化すると同時に他の構成部分に対する組付け
を行うことを特徴とするものである。
次に、図面を参照しつつ本発明をさらに詳細に
説明する。
説明する。
本発明に基づいて製造されるソレノイドは第1
図に示すような構成を有するものであつて、その
磁路6を構成する固定鉄心3、可動鉄心5、磁気
枠7、磁気板8は従来のソレノイドの場合と同様
に強磁性体の金属材料により構成するが、コイル
1の軸心部分に配設されて可動鉄心5の摺動を案
内する案内パイプ2は、塑性加工により強磁性体
化する弱磁性体のオーステナイト組織をもつた
SUS201,202,301,304等の材料
によつて形成する。
図に示すような構成を有するものであつて、その
磁路6を構成する固定鉄心3、可動鉄心5、磁気
枠7、磁気板8は従来のソレノイドの場合と同様
に強磁性体の金属材料により構成するが、コイル
1の軸心部分に配設されて可動鉄心5の摺動を案
内する案内パイプ2は、塑性加工により強磁性体
化する弱磁性体のオーステナイト組織をもつた
SUS201,202,301,304等の材料
によつて形成する。
上記案内パイプ2を用いてソレノイドの組立て
を行う場合、第1図に示すように該案内パイプ2
内に固定鉄心3を嵌入した後、固定鉄心3のまわ
りにおける案内パイプ2の磁路部分6に縮径塑性
加工を施して両者を固定し、さらにこの案内パイ
プ2を磁気枠7に密嵌した後、案内パイプ2の磁
気板8に接する磁路部分2aに拡径塑性加工を施
し、該磁気板8に対して案内パイプ2を組付け
る。
を行う場合、第1図に示すように該案内パイプ2
内に固定鉄心3を嵌入した後、固定鉄心3のまわ
りにおける案内パイプ2の磁路部分6に縮径塑性
加工を施して両者を固定し、さらにこの案内パイ
プ2を磁気枠7に密嵌した後、案内パイプ2の磁
気板8に接する磁路部分2aに拡径塑性加工を施
し、該磁気板8に対して案内パイプ2を組付け
る。
このような組付工程においては、案内パイプ2
の磁路部分2a,2bを固定鉄心3や磁気板8の
ような磁路6の一部を構成する他の構成部材に対
して塑性変形により固定することになるが、案内
パイプ2は上述したように塑性加工により強磁性
体化する弱磁性体材料によつて形成しているた
め、上記塑性変形によつて案内パイプの磁路部分
2a,2bのみが強磁性体化し、その部分の磁気
抵抗が低下することになる。
の磁路部分2a,2bを固定鉄心3や磁気板8の
ような磁路6の一部を構成する他の構成部材に対
して塑性変形により固定することになるが、案内
パイプ2は上述したように塑性加工により強磁性
体化する弱磁性体材料によつて形成しているた
め、上記塑性変形によつて案内パイプの磁路部分
2a,2bのみが強磁性体化し、その部分の磁気
抵抗が低下することになる。
従つて、このようにして組立てたソレノイドの
コイル1に通電すれば、磁路6における案内パイ
プ2の磁路部分2a,2bの磁気抵抗が小さいた
めに固定鉄心3及び可動鉄心5を通る磁束が増大
し、可動鉄心が固定鉄心に対して大きな吸引力で
吸着される。
コイル1に通電すれば、磁路6における案内パイ
プ2の磁路部分2a,2bの磁気抵抗が小さいた
めに固定鉄心3及び可動鉄心5を通る磁束が増大
し、可動鉄心が固定鉄心に対して大きな吸引力で
吸着される。
第2図は、ソレノイドの他の構造例を示すもの
であり、即ち上端が開口した案内パイプ10を用
いて、これにOリング11を介して挿嵌した固定
鉄心12の頭部を直接磁気枠13に固定し、これ
により磁路14を形成する固定鉄心12と磁気枠
13との間には案内パイプ10が介在せず、磁気
板15と可動鉄心16との間にのみ案内パイプ1
0が介在するようにしている。
であり、即ち上端が開口した案内パイプ10を用
いて、これにOリング11を介して挿嵌した固定
鉄心12の頭部を直接磁気枠13に固定し、これ
により磁路14を形成する固定鉄心12と磁気枠
13との間には案内パイプ10が介在せず、磁気
板15と可動鉄心16との間にのみ案内パイプ1
0が介在するようにしている。
従つて、このようなソレノイドに本発明を適用
する場合には、前述したような弱磁性体材料から
なる案内パイプ10の磁気板に接する磁路部分1
0aのみに拡径塑性加工を施し、これによつて案
内パイプの組付けを行うと同時にその磁路部分1
0aを強磁性体化すればよい。
する場合には、前述したような弱磁性体材料から
なる案内パイプ10の磁気板に接する磁路部分1
0aのみに拡径塑性加工を施し、これによつて案
内パイプの組付けを行うと同時にその磁路部分1
0aを強磁性体化すればよい。
以上詳述したように、本発明の方法によれば、
案内パイプの組付けのための塑性加工によつて該
案内パイプの磁路部分における磁気抵抗を減少さ
せることができ、従つて固定鉄心による可動鉄心
の吸引力を増大させたソレノイドを極めて容易に
製造することができる。
案内パイプの組付けのための塑性加工によつて該
案内パイプの磁路部分における磁気抵抗を減少さ
せることができ、従つて固定鉄心による可動鉄心
の吸引力を増大させたソレノイドを極めて容易に
製造することができる。
第1図は本発明に基づいて製造されるソレノイ
ドの断面図、第2図はソレノイドの他の構造例を
示す断面図である。 1……コイル、2,10……案内パイプ、5,
16……可動鉄心、6,14……磁路。
ドの断面図、第2図はソレノイドの他の構造例を
示す断面図である。 1……コイル、2,10……案内パイプ、5,
16……可動鉄心、6,14……磁路。
Claims (1)
- 1 コイルの軸心部分に配設されて可動鉄心の摺
動を案内する案内パイプを、塑性加工により強磁
性体化する弱磁性体の金属材料によつて形成し、
該案内パイプの磁路となる部分のみに塑性加工を
施して、その部分を強磁性体化すると同時に他の
構成部材に対する組付けを行うことを特徴とする
ソレノイドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP969680A JPS56107546A (en) | 1980-01-30 | 1980-01-30 | Manufacture of solenoid |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP969680A JPS56107546A (en) | 1980-01-30 | 1980-01-30 | Manufacture of solenoid |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56107546A JPS56107546A (en) | 1981-08-26 |
JPS6318846B2 true JPS6318846B2 (ja) | 1988-04-20 |
Family
ID=11727379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP969680A Granted JPS56107546A (en) | 1980-01-30 | 1980-01-30 | Manufacture of solenoid |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56107546A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6223414U (ja) * | 1985-07-27 | 1987-02-13 | ||
US5255151A (en) * | 1990-10-22 | 1993-10-19 | Lijun Cai | Electromagnet with momentary demagnetization |
-
1980
- 1980-01-30 JP JP969680A patent/JPS56107546A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56107546A (en) | 1981-08-26 |
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