JPS6012245Y2 - 電磁弁におけるソレノイド - Google Patents

電磁弁におけるソレノイド

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JPS6012245Y2
JPS6012245Y2 JP1980009941U JP994180U JPS6012245Y2 JP S6012245 Y2 JPS6012245 Y2 JP S6012245Y2 JP 1980009941 U JP1980009941 U JP 1980009941U JP 994180 U JP994180 U JP 994180U JP S6012245 Y2 JPS6012245 Y2 JP S6012245Y2
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JP
Japan
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magnetic
solenoid
guide pipe
core
iron core
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Application number
JP1980009941U
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JPS56112911U (ja
Inventor
恒雄 石垣
Original Assignee
エスエムシ−株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電磁弁におけるソレノイドの改良に関するも
ので、固定鉄心による可動鉄心の吸引力を増大させたこ
とを特徴とするものである。
第1図は、開弁時に弁本体1内の流体がソレノイド2の
軸心部分に流入する従来のパックレス形電磁弁を示し、
該電磁弁における上記弁本体1は、入口ポート3、出口
ポート4及びこれらを連通させる弁座5を備えており、
このように構成した弁本体1の上部には上記弁座5を開
閉する弁体6を備えたソレノイド2が配設されている。
該ソレノイド2における上記弁体6は、コイル7への通
電時にばね8の付勢力に抗して固定鉄心9に吸着される
可動鉄心10に付設されており、上記固定鉄心9び可動
鉄心10は共にコイル7の軸心部分に配設された案内パ
イプ11に内設され、そのうち固定鉄心9は案内パイプ
11の内部上方に固定され、可動鉄心10はその下方に
上下動可能に内挿され、両者の間に弁体6を弁座5に圧
接するための上記ばね8が縮設されている。
さらに、該ソレノイド2においては、第1図に鎖線で示
すような磁路12が形成さるが、その磁路の一部を構成
する磁気枠13及び磁気板14を備えている。
このような従来の電磁弁において、上記磁路12は主と
して強磁性体金属からなる固定鉄心9、磁気枠13、磁
気板14、及び可動鉄心10によって構成されるが、該
磁路12中の固定鉄心9と磁気枠13との間及び磁気板
14と可動鉄心10との間にはそれぞれ5US316等
の非磁性体金属からなる案内パイプ11が介在し、その
ためこの案内パイプ11の部分における磁気抵抗が非常
に大きく、両鉄心9,10間の吸引力が低下する。
なお、磁路12における磁気抵抗を小さくするために案
内パイプ11の全体を強磁性体材料により形成すれば、
案内パイプ11、磁気枠13、磁気板14による閉磁路
が構成され、両鉄心9,10間には吸引力が作用しなく
なる。
本考案は、上記に鑑みなされたもので、塑性加工によっ
て磁性体化する金属材料を利用し、案内パイプの磁路と
なる部分のみを強磁性体化して、その磁路における磁気
抵抗を減少させ、両鉄心間の吸引力を増大させたことを
特徴とするものである。
以下、本考案の実施例について詳細に説明するに、第2
図に示すソレノイド20において、外側を磁気枠21及
び磁気板22によって囲撓されたコイル23は、その軸
心部分に案内パイプ24が配設されており、該案内パイ
プ24の内部には固定鉄心25を挿入して案内パイプ2
4の縮径加工により固定され、またコイル23への通電
により該固定鉄心25にばね26の付勢力に抗して吸着
される可動鉄心27が摺動可能に内挿され、該可動鉄心
27に前記従来例と同様の弁座に当接してそれを閉塞す
る弁体28が付設されている。
上記案内パイプ24は、非磁性体の金属材料によって構
成し、磁気枠21及び磁気板22と接触して磁路29の
一部を形成する部分24a、24bのみを磁性体化した
もので、具体的には、塑性加工により磁性体化する非磁
性体のオーステナイト組織をもった5US201.20
2.301.304等の材料にって案内パイプを形成し
、該パイプにおける上記部分24a、24bに局部的な
塑性加工を施して、その部分24 at 24 bのみ
を磁性体化する。
上記塑性加工は、案内パイプの上記部分24a、24b
をわずかに拡径または縮径し、あるいはそれを交互に繰
返すとか、拡径加工によって案内パイプを磁気枠21及
び磁気板22に固定するなど、適宜の態様で施すことが
できる。
このように構成したソレノイドは、第1図に示した従来
のソレノイドと同様に作用するが、磁路29の一部を樹
皮する案内パイプ24の磁気枠21及び磁気板22に接
する部分24a、24bが磁気抵抗の少ない磁性体によ
り樹皮されているため、磁路29即ち固定鉄心25及び
可動鉄心27を通る磁束が増大し、可動鉄心27は固定
鉄心25に従来より大きな吸引力により吸引、吸着され
る。
第3図は本考案のソレノイドの他の実施例を示すもので
、このソレノイド30においては上端が開口した案内パ
イプ24を用い、これに0リング35aを介して挿嵌し
た固定鉄心5の頭部を直接磁気枠31に固定し、これに
より磁路39を形成する固定鉄心35と磁気枠31との
間には案内パイプ34が介在せず、磁気板32と可動鉄
心37との間にのみ該案内パイプ34が介在するように
してあり、よって非磁性体材料によって形成した案内パ
イプ34における磁気板32と可動鉄心37との間の部
分34bのみを前記塑性加工により磁性体化している。
なお、第2図の実施例との対応部分にはそれと同符号を
付してその説明を省略する。
このように本考案のソレノイドによれば、従来のソレノ
イドにおける案内パイプと同形状の案内パイプを用いて
固定鉄心による可動鉄心の吸引力を増大させることがで
き、しかもその案内パイプは局部的な塑性加工を施すだ
けで極めて容易に製造できる等の勝れた特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のツレメイドを用いた電磁弁の断面図、第
2図は本考案のソレノイドの実施例を示す断面図、第3
図は他の実施例の断面図である。 23.33・・・・・・コイル、24.34・・・・・
・案内パイプ、25.35・・・・・・固定鉄心、27
.37・・・・・・可動鉄心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルの軸心部分に案内パイプを配設し、該案内パイプ
    の内部に固定鉄心を内設すると共に、上記コイルへの通
    電により固定鉄心に吸着される可動鉄心を摺動可能に内
    挿したものにおいて、上記案内パイプを塑性加工により
    磁性体化する金属材料によって形威し、該案内パイプの
    磁路となる部分のみに塑性加工を施してその部分を磁性
    体化したことを特徴とする電磁弁におけるソレノイド。
JP1980009941U 1980-01-30 1980-01-30 電磁弁におけるソレノイド Expired JPS6012245Y2 (ja)

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JPS56112911U JPS56112911U (ja) 1981-08-31
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