JP2533006Y2 - ソレノイド - Google Patents

ソレノイド

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JP2533006Y2
JP2533006Y2 JP6067093U JP6067093U JP2533006Y2 JP 2533006 Y2 JP2533006 Y2 JP 2533006Y2 JP 6067093 U JP6067093 U JP 6067093U JP 6067093 U JP6067093 U JP 6067093U JP 2533006 Y2 JP2533006 Y2 JP 2533006Y2
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JP
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bobbin
iron core
fixed iron
hollow portion
plunger
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勝雄 水越
孝雄 樋口
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Nidec Sankyo Corp
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Nidec Sankyo Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、全長が20mm程度の
小型のソレノイドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のソレノイドは例えば実公平1−38
896 号公報のように、励磁コイルを巻装した筒状ボビン
を囲撓するコ字形フレ−ムとフレ−ム蓋で磁路を作り、
フレ−ムの閉口端側に固定鉄芯を設け、フレ−ム蓋の貫
通孔から筒状ボビン中に可動鉄芯を移動自在に構成され
ている。又、筒状ボビンの中心孔はストレ−トの孔に形
成されていた。前記のようにソレノイドが構成される
と、コ字形フレ−ムにフレ−ム蓋を固定するので組み立
てが面倒であった。更に合成樹脂製の筒状ボビンの中心
孔がストレ−トの孔に成形されていると、ソリ、収縮等
の変化により孔径精度を確保することが難しく、孔径が
小さく変形すると固定鉄芯の取付が不可能になり、固定
鉄芯取付側の孔径が変形で太くなると、センタ−ズレ、
傾き等が生じて、吸引力を弱め、操作耐久で誤動作を生
じる原因となっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来構成では組み立てが面倒であり、筒状ボビン
の成形でソリ、収縮等の変化により孔径精度を確保する
ことが難しいこと。本考案の目的は上記欠点に鑑み、組
み立てが極めて簡単で、ボビンの成形で孔径精度の確保
が容易なソレノイドを提案することである。
【0004】
【問題を解決するための手段】本考案は、ボビンの中空
部内の一側に固定鉄芯を嵌合し、中空部内の他側にプラ
ンジャ−を挿脱自在に嵌合し、前記ボビンの長手方向の
両端をヨ−クで挟んでヨ−クの一側で前記固定鉄芯を挟
着固定し、前記ボビンの中空部内径を固定鉄芯嵌合側が
プランジャ−側より小径とし、固定鉄芯側中空部内径に
テ−パ−部を設けてプランジャ−側内径と連通したこと
を要旨とするものである。
【0005】
【作用】ソレノイドが組み立てられる時は、ボビン1の
一側中空部1a内に固定鉄芯2の円柱部2aが嵌合され、中
空部1jに固定鉄芯2の鍔部2dが挿入されると共に段部1i
に当てられる。次にヨ−ク4の一側4aは縦溝1gに挿入さ
れると共に固定鉄芯2に当接され、他側4bは縦溝1hに挿
入される。ヨ−ク4の一側4aが固定鉄芯2に当てられる
と、固定鉄芯2の鍔部2dがボビン1の段部1iとヨ−ク4
の一側4aで挟着固定される。ヨ−ク4の他側4bの透孔4c
からプランジャ−3がボビン1の他側中空部1b内に挿入
される。挿入されたプランジャ−3の一側の円錐形の穴
3dは固定鉄芯2の円錐部2cに臨まされる。
【0006】
【実施例】以下、図示の一実施例で本考案を説明する。
図1はソレノイドの断面側面図、図2はソレノイドの他
の断面側面図、図3はソレノイドの一部拡大断面側面図
である。
【0007】ソレノイドは、ボビン1の一側中空部1a内
に固定鉄芯2が嵌合され、他側中空部1b内にプランジャ
−3が挿脱自在に嵌合されている。ボビン1の長手方向
の両端はヨ−ク4で挟んでヨ−ク4の一側で前記固定鉄
芯2が挟着固定されている。ボビン1の固定鉄芯2嵌合
側の中空部1a内径はプランジャ−3側の中空部1b内径よ
り小径とし、固定鉄芯2側の中空部1a内径にテ−パ−部
1cを設けてプランジャ−3側の中空部1b内径と連通され
ている。
【0008】ボビン1は合成樹脂材で図示しない金型で
成形されている。ボビン1は中空部1a、1bとテ−パ−部
1cが形成された筒部1dと長手方向の両端のフランジ1e、
1fとフランジ1e、1fの外側の縦溝1g、1hと一側フランジ
1e側の段部1iで中空部1aより大径の中空部1jとで形成さ
れている。テ−パ−部1cの長さはLに形成されている。
フランジ1e、1f間の筒部1d外周には励磁コイル5が巻回
されている。
【0009】固定鉄芯2は円柱部2aと円柱部2aより前側
の小径部2bと小径部2bより前側の緩い傾斜の円錐部2cと
円柱部2aより後側の鍔部2dとで形成されている。
【0010】プランジャ−3は長い円柱部3aと円柱部3a
より前側の小径部3bと小径部3bより前側の鍔部3cと円柱
部3aより後側の円錐形の穴3dとで形成されている。
【0011】ヨ−ク4は一側4aと他側4bが折曲されてコ
字形に形成されている。他側4bには透孔4cが穿設されて
いる。
【0012】ソレノイドが組み立てられる時は、ボビン
1の一側中空部1a内に固定鉄芯2の円柱部2aが嵌合さ
れ、中空部1jに固定鉄芯2の鍔部2dが挿入されると共に
段部1iに当てられる。次にヨ−ク4の一側4aは縦溝1gに
挿入されると共に固定鉄芯2に当接され、他側4bは縦溝
1hに挿入される。ヨ−ク4の一側4aが固定鉄芯2に当て
られると、固定鉄芯2の鍔部2dがボビン1の段部1iとヨ
−ク4の一側4aで挟着固定される。ヨ−ク4の他側4bの
透孔4cからプランジャ−3がボビン1の他側中空部1b内
に挿入される。挿入されたプランジャ−3の一側の円錐
形の穴3dは固定鉄芯2の円錐部2cに臨まされる。ヨ−ク
4は適宜方法でボビン1に抜け止めされて振動等で抜け
ないように固定されている。
【0013】前記のようにソレノイドが構成されると、
ボビン1の一側中空部1a内に固定鉄芯2の円柱部2aが嵌
合され、ボビン1にヨ−ク4を取り付けることで組み立
てられるから組み立てが極めて簡単になる。この組み立
てで固定鉄芯2の鍔部2dがボビン1の段部1iとヨ−ク4
の一側4aで挟着固定される。更にボビン1の筒部1dの中
の中空部1aと中空部1bとの間にテ−パ−部1cが形成され
ていると、ソリ、収縮等の変化による孔径の変形が起こ
り難く、ボビン1の成形による孔径精度の確保が容易
で、固定鉄芯の取付位置が安定し、吸引力が向上安定
し、耐久保証も満足することが出来る。
【0014】前記説明では、中空部1jの中に固定鉄芯2
の鍔部2dを落し込んで段部1iに当てるように述べたが、
中空部1jの内周面と鍔部2dの外周面にテ−パ−部を形成
して嵌め込んでもよい。
【0015】
【考案の効果】本考案は前述のように構成されたから、
ボビンの一側中空部内に固定鉄芯が嵌合され、ボビンに
ヨ−クを取り付けることで組み立てられるから組み立て
が極めて簡単になる。この組み立てで固定鉄芯がボビン
とヨ−クで挟着固定される。更にボビンの固定鉄芯嵌合
側の中空部とプランジャ−嵌合側の中空部の間にテ−パ
−部が形成されていると、ソリ、収縮等の変化による孔
径の変形が起こり難く、ボビンの成形による孔径精度の
確保が容易で、固定鉄芯の取付位置が安定し、吸引力が
向上安定し、耐久保証も満足することが出来る等実用上
優れた効果を奏するソレノイドを提供することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ソレノイドの断面側面図である。
【図2】ソレノイドの他の断面側面図である。
【図3】ソレノイドの一部拡大断面側面図である。
【符号の説明】
1 ボビン 1a、1b 中空部 1c テ−パ−部 2 固定鉄芯 3 プランジャ− 4 ヨ−ク

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビンの中空部内の一側に固定鉄芯を嵌
    合し、中空部内の他側にプランジャ−を挿脱自在に嵌合
    し、前記ボビンの長手方向の両端をヨ−クで挟んでヨ−
    クの一側で前記固定鉄芯を挟着固定し、前記ボビンの中
    空部内径を固定鉄芯嵌合側がプランジャ−側より小径と
    し、固定鉄芯側中空部内径にテ−パ−部を設けてプラン
    ジャ−側内径と連通したことを特徴とするソレノイド。
JP6067093U 1993-10-15 1993-10-15 ソレノイド Expired - Fee Related JP2533006Y2 (ja)

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JPH0727109U JPH0727109U (ja) 1995-05-19
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