JPH04285583A - 穴かがりミシン - Google Patents
穴かがりミシンInfo
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- JPH04285583A JPH04285583A JP7480991A JP7480991A JPH04285583A JP H04285583 A JPH04285583 A JP H04285583A JP 7480991 A JP7480991 A JP 7480991A JP 7480991 A JP7480991 A JP 7480991A JP H04285583 A JPH04285583 A JP H04285583A
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- knife
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims description 36
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- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims abstract description 31
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 19
- 238000013500 data storage Methods 0.000 claims description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メス機構により加工布
に切込みを形成すると共に、その切込みの周囲にかがり
縫いを実行する穴かがりミシンに関する。
に切込みを形成すると共に、その切込みの周囲にかがり
縫いを実行する穴かがりミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、図8に示すように、加工布1に鳩
目部2aと直線穴部2bとからなる切込み2(以下鳩目
穴2という)を形成すると共に、この鳩目穴2に対し、
例えば矢印A,B,Cで示すように、直線穴部2bの右
側,鳩目部2aの周囲,直線穴部2bの左側の順にて、
一連のかがり縫いを実行して縫目3を形成する穴かがり
ミシンが供されてきている。
目部2aと直線穴部2bとからなる切込み2(以下鳩目
穴2という)を形成すると共に、この鳩目穴2に対し、
例えば矢印A,B,Cで示すように、直線穴部2bの右
側,鳩目部2aの周囲,直線穴部2bの左側の順にて、
一連のかがり縫いを実行して縫目3を形成する穴かがり
ミシンが供されてきている。
【0003】図示はしないが、かかる穴かがりミシンは
、アーム部先端に駆動機構により上下動及び揺動される
針棒を設けると共に、ベッド部にこの針棒と同期駆動さ
れるルーパーを有するルーパー土台を設け、また、ベッ
ド部上に加工布1がセットされ送り機構により移動され
る送り台を設けて構成されている。さらに、ベッド部に
は、前記送り台にセットされた加工布1に上述のような
鳩目穴2を形成するためのメス機構が設けられている。
、アーム部先端に駆動機構により上下動及び揺動される
針棒を設けると共に、ベッド部にこの針棒と同期駆動さ
れるルーパーを有するルーパー土台を設け、また、ベッ
ド部上に加工布1がセットされ送り機構により移動され
る送り台を設けて構成されている。さらに、ベッド部に
は、前記送り台にセットされた加工布1に上述のような
鳩目穴2を形成するためのメス機構が設けられている。
【0004】このメス機構は、前記ベッド部のルーパー
土台からやや離間した位置に固定的に設けられ鳩目穴2
形状に対応した切断刃を有するメスと、エアシリンダに
より駆動されそのメスに対して上方から接離するハンマ
ーとから構成されている。これにて、メスの上方に配置
された加工布1に対して、ハンマーを動作させることに
より、加工布1を切断刃に上方から押し当てるようにし
て鳩目穴2を形成するようになっている。
土台からやや離間した位置に固定的に設けられ鳩目穴2
形状に対応した切断刃を有するメスと、エアシリンダに
より駆動されそのメスに対して上方から接離するハンマ
ーとから構成されている。これにて、メスの上方に配置
された加工布1に対して、ハンマーを動作させることに
より、加工布1を切断刃に上方から押し当てるようにし
て鳩目穴2を形成するようになっている。
【0005】上記各機構は、マイコン等からなる制御装
置により制御され、上述のように送り台上にセットされ
た加工布1に鳩目穴2を形成すると共に、送り機構によ
り送り台を鳩目穴2形状に対応した移動パターンにて移
動させつつ、駆動機構により針棒及びルーパーを駆動さ
せてかがり縫いを実行する。尚、鳩目部2aの上半部を
縫うときには、ルーパー及び針棒は、上面から見て反時
計回り方向に一体的に回動されるようになっている。
置により制御され、上述のように送り台上にセットされ
た加工布1に鳩目穴2を形成すると共に、送り機構によ
り送り台を鳩目穴2形状に対応した移動パターンにて移
動させつつ、駆動機構により針棒及びルーパーを駆動さ
せてかがり縫いを実行する。尚、鳩目部2aの上半部を
縫うときには、ルーパー及び針棒は、上面から見て反時
計回り方向に一体的に回動されるようになっている。
【0006】而して、上記送り台は、予めROM等に記
憶されている送りデータに基づいて制御されるようにな
っている。この送りデータは、一針ごと(この場合縫い
針が左右に2回落ちて針数一針と数える)の送り台のX
軸方向移動量、Y軸方向移動量、針棒及びルーパー土台
の回動角度θを指示した単位データの集合からなり、制
御装置は、この送りデータを一針づつ順次読出して各機
構の制御を行うものである。これにより、送り台は、針
棒の中心が図8に二点鎖線で示す基線aに沿って相対的
に移動するように移動され、もって鳩目穴2の形状に応
じたかがり縫いが実行されるのである。
憶されている送りデータに基づいて制御されるようにな
っている。この送りデータは、一針ごと(この場合縫い
針が左右に2回落ちて針数一針と数える)の送り台のX
軸方向移動量、Y軸方向移動量、針棒及びルーパー土台
の回動角度θを指示した単位データの集合からなり、制
御装置は、この送りデータを一針づつ順次読出して各機
構の制御を行うものである。これにより、送り台は、針
棒の中心が図8に二点鎖線で示す基線aに沿って相対的
に移動するように移動され、もって鳩目穴2の形状に応
じたかがり縫いが実行されるのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な穴かがりミシンにあっては、切断刃の形状の異なる複
数種類のメスが用意され、そのうちの一つがベッド部内
に設けられたメス取付部にねじ止めにより交換可能に取
付けられるようになっている。これにて、使用者は、所
望する種類のメスを取付けることにより、加工布1に形
成される鳩目穴2の形状を変更することができるように
なっている。
な穴かがりミシンにあっては、切断刃の形状の異なる複
数種類のメスが用意され、そのうちの一つがベッド部内
に設けられたメス取付部にねじ止めにより交換可能に取
付けられるようになっている。これにて、使用者は、所
望する種類のメスを取付けることにより、加工布1に形
成される鳩目穴2の形状を変更することができるように
なっている。
【0008】そして、複数種類の鳩目穴2の形状に応じ
た縫目3を形成するには、送り台の移動パターンも変更
しなければならないが、そのために、予めROMには鳩
目穴2の形状に応じた複数種類の送りデータが記憶され
ており、使用者が操作パネルに設けられた選択スイッチ
を操作することにより、選択に応じた送りデータにより
縫目形成の動作が実行されるようになっているのである
。
た縫目3を形成するには、送り台の移動パターンも変更
しなければならないが、そのために、予めROMには鳩
目穴2の形状に応じた複数種類の送りデータが記憶され
ており、使用者が操作パネルに設けられた選択スイッチ
を操作することにより、選択に応じた送りデータにより
縫目形成の動作が実行されるようになっているのである
。
【0009】而して、使用者がメスを交換しても選択ス
イッチを操作することを忘れたり、間違った送りデータ
を選択してしまったり、あるいは、誤って所望とは異な
るメスを取付けてしまうようなことが起こり得る。この
ような場合には、セットされているメスにより形成され
る鳩目穴2の形状と、選択されている送りデータに対応
する鳩目穴2の形状とが相違してしまうことになる。
イッチを操作することを忘れたり、間違った送りデータ
を選択してしまったり、あるいは、誤って所望とは異な
るメスを取付けてしまうようなことが起こり得る。この
ような場合には、セットされているメスにより形成され
る鳩目穴2の形状と、選択されている送りデータに対応
する鳩目穴2の形状とが相違してしまうことになる。
【0010】上記従来のものでは、このような場合でも
、使用者が起動スイッチを操作すると、加工布1に対し
て鳩目穴形成動作及び縫目形成動作が自動的に実行され
るため、加工布1に形成される鳩目穴2の形状と形成さ
れる縫目3の形状とが合わない縫製ミスが起こってしま
うことがあった。
、使用者が起動スイッチを操作すると、加工布1に対し
て鳩目穴形成動作及び縫目形成動作が自動的に実行され
るため、加工布1に形成される鳩目穴2の形状と形成さ
れる縫目3の形状とが合わない縫製ミスが起こってしま
うことがあった。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
、その目的は、加工布に形成される切込みの形状と形成
される縫目の形状とが合わない縫製ミスを未然に防止す
ることができる穴かがりミシンを提供するにある。
、その目的は、加工布に形成される切込みの形状と形成
される縫目の形状とが合わない縫製ミスを未然に防止す
ることができる穴かがりミシンを提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の穴かがりミシン
は、メス機構にセットされているメスの種類を検出する
ためのメス種類検出センサを設けると共に、このメス種
類検出センサにより検出されたメス種類に対応する切込
み形状と送りデータ選択スイッチにより選択された送り
データに対応する切込み形状とが一致しないときには制
御装置による縫目形成動作を禁止する禁止手段を設けた
ところに特徴を有するものである。
は、メス機構にセットされているメスの種類を検出する
ためのメス種類検出センサを設けると共に、このメス種
類検出センサにより検出されたメス種類に対応する切込
み形状と送りデータ選択スイッチにより選択された送り
データに対応する切込み形状とが一致しないときには制
御装置による縫目形成動作を禁止する禁止手段を設けた
ところに特徴を有するものである。
【0013】
【作用】上記手段によれば、メス機構にセットされてい
るメスの種類がメス種類検出センサにより検出され、そ
のメス種類に対応する切込み形状と選択された送りデー
タに対応する切込み形状とが一致しないときには、禁止
手段により縫目形成動作が禁止される。
るメスの種類がメス種類検出センサにより検出され、そ
のメス種類に対応する切込み形状と選択された送りデー
タに対応する切込み形状とが一致しないときには、禁止
手段により縫目形成動作が禁止される。
【0014】従って、加工布に形成される切込みの形状
と形成される縫目の形状とが合わない状態で縫目形成動
作が行われることがなくなり、使用者の操作ミスなどが
あっても、縫製ミスが未然に防止される。
と形成される縫目の形状とが合わない状態で縫目形成動
作が行われることがなくなり、使用者の操作ミスなどが
あっても、縫製ミスが未然に防止される。
【0015】
【実施例】以下本発明を鳩目穴かがりミシンに適用させ
た一実施例について、図面を参照して説明する。まず、
図2及び図3に基づいて鳩目穴かがりミシンの全体構成
について簡単に述べるに、ミシン本体4は、略矩形箱状
をなすベッド部5に、その奥方部上部から前方に連続し
て延びるアーム部6を一体的に有して構成されている。 そして、このアーム部6の先端部下部には縫い針7を備
えた針棒8が設けられている。
た一実施例について、図面を参照して説明する。まず、
図2及び図3に基づいて鳩目穴かがりミシンの全体構成
について簡単に述べるに、ミシン本体4は、略矩形箱状
をなすベッド部5に、その奥方部上部から前方に連続し
て延びるアーム部6を一体的に有して構成されている。 そして、このアーム部6の先端部下部には縫い針7を備
えた針棒8が設けられている。
【0016】このミシン本体4は、ミシンテーブル9上
に載置された状態に設けられ、このミシンテーブル9に
は、図3に示すように、ミシンモータ10、後述する操
作パネル11、足踏み式の起動・停止スイッチ12など
が設けられ、さらに、これも後述するが各機構の動作を
制御するCPU13,メモリ(ROM及びRAM)14
等からなる制御装置15が設けられている。
に載置された状態に設けられ、このミシンテーブル9に
は、図3に示すように、ミシンモータ10、後述する操
作パネル11、足踏み式の起動・停止スイッチ12など
が設けられ、さらに、これも後述するが各機構の動作を
制御するCPU13,メモリ(ROM及びRAM)14
等からなる制御装置15が設けられている。
【0017】前記アーム部6に設けられた針棒8は、詳
しく図示はしないが、前記ミシンモータ10の駆動によ
り回転される主軸16の回転力がカム機構により伝達さ
れ、所定幅Lにて左右に揺動しながら上下駆動されるよ
うになっている。また、前記ベッド部5には針棒8に対
向して2個のルーパー(図示せず)を備えたルーパー土
台17が設けられ、前記主軸16の回転が図示しないカ
ム機構を介してルーパーにも伝達され、該ルーパーが前
記針棒8の上下動と同期して駆動されるようになってい
る。これにて、ミシンモータ10,主軸16,カム機構
等から本発明にいう駆動機構が構成されている。また、
前記針棒8及びルーパー土台17は、ベッド部4内に設
けられたθ軸用パルスモータ18及びギア機構19から
なる回動機構20により、夫々水平方向に一体的に回動
されるようになっている。
しく図示はしないが、前記ミシンモータ10の駆動によ
り回転される主軸16の回転力がカム機構により伝達さ
れ、所定幅Lにて左右に揺動しながら上下駆動されるよ
うになっている。また、前記ベッド部5には針棒8に対
向して2個のルーパー(図示せず)を備えたルーパー土
台17が設けられ、前記主軸16の回転が図示しないカ
ム機構を介してルーパーにも伝達され、該ルーパーが前
記針棒8の上下動と同期して駆動されるようになってい
る。これにて、ミシンモータ10,主軸16,カム機構
等から本発明にいう駆動機構が構成されている。また、
前記針棒8及びルーパー土台17は、ベッド部4内に設
けられたθ軸用パルスモータ18及びギア機構19から
なる回動機構20により、夫々水平方向に一体的に回動
されるようになっている。
【0018】前記ベッド部5には、前記ルーパー土台1
7の奥方側に位置して、詳しくは後述するメス21が交
換可能に取付けられていると共に、このメス21に対し
上方より接離するハンマー22が設けられている。前記
ハンマー22はベッド部5内に設けられたエアシリンダ
などからなるハンマー駆動機構23(図3参照)により
駆動されるようになっており、これによりメス21の上
方に配置された加工布1を切断刃に上方から押し当てる
ようにして、図8に示すように、加工布1に鳩目部2a
とこれに連なる直線穴部2bとからなる鳩目穴2を形成
するようになっている。これにて、メス21,ハンマー
22,ハンマー駆動機構23から本発明にいうメス機構
24が構成されている。
7の奥方側に位置して、詳しくは後述するメス21が交
換可能に取付けられていると共に、このメス21に対し
上方より接離するハンマー22が設けられている。前記
ハンマー22はベッド部5内に設けられたエアシリンダ
などからなるハンマー駆動機構23(図3参照)により
駆動されるようになっており、これによりメス21の上
方に配置された加工布1を切断刃に上方から押し当てる
ようにして、図8に示すように、加工布1に鳩目部2a
とこれに連なる直線穴部2bとからなる鳩目穴2を形成
するようになっている。これにて、メス21,ハンマー
22,ハンマー駆動機構23から本発明にいうメス機構
24が構成されている。
【0019】そして、ベッド部5の上面部には加工布1
がセットされる送り台25が設けられている。この送り
台25は、全体として薄形の矩形箱状をなし、詳しく図
示はしないが、その下面、並びに上面のうち前記ルーパ
ー土台17及びメス21に対応する所定部位が開放され
ている。また、この送り台25の上面には、加工布1を
鳩目穴2の左右の部位にて押さえるための図示しない布
押えが設けられている。そして、この送り台25は、詳
しく図示はしないが、ベッド部5内に設けられたX軸用
パルスモータ26及びY軸用パルスモータ27などから
なる送り機構28(図3参照)により、X軸方向(左右
方向)及びY軸方向(前後方向)に水平移動されるよう
になっている。
がセットされる送り台25が設けられている。この送り
台25は、全体として薄形の矩形箱状をなし、詳しく図
示はしないが、その下面、並びに上面のうち前記ルーパ
ー土台17及びメス21に対応する所定部位が開放され
ている。また、この送り台25の上面には、加工布1を
鳩目穴2の左右の部位にて押さえるための図示しない布
押えが設けられている。そして、この送り台25は、詳
しく図示はしないが、ベッド部5内に設けられたX軸用
パルスモータ26及びY軸用パルスモータ27などから
なる送り機構28(図3参照)により、X軸方向(左右
方向)及びY軸方向(前後方向)に水平移動されるよう
になっている。
【0020】前記制御装置15は、図3に示すように、
使用者の操作パネル11の操作及び起動・停止スイッチ
12の操作に基づき、メモリ14内に記憶されたプログ
ラム及び送りデータに従って、ハンマー駆動機構23を
制御すると共に、ドライバ29,30,31,32を介
して、ミシンモータ10,X軸用パルスモータ26,Y
軸用パルスモータ27,θ軸用パルスモータ18を夫々
通断電制御するようになっている。このときの通電量(
パルス数)は、後述するように、メモリ14内に格納さ
れた送りデータにより指示されるようになっている。
使用者の操作パネル11の操作及び起動・停止スイッチ
12の操作に基づき、メモリ14内に記憶されたプログ
ラム及び送りデータに従って、ハンマー駆動機構23を
制御すると共に、ドライバ29,30,31,32を介
して、ミシンモータ10,X軸用パルスモータ26,Y
軸用パルスモータ27,θ軸用パルスモータ18を夫々
通断電制御するようになっている。このときの通電量(
パルス数)は、後述するように、メモリ14内に格納さ
れた送りデータにより指示されるようになっている。
【0021】ここで、前記メス21について図4乃至図
6も参照して述べる。前記メス21は、図4に示すよう
に、フランジ部34の上部に前記鳩目穴2の形状に沿う
切断刃35を一体に有して構成されている。前記フラン
ジ部34の図5で上側の端部にはU字状の切欠部34a
が形成されている。一方、前記ベッド部5内に設けられ
前記ルーパー土台17が回動可能に取付けられた取付台
36(図6参照)には、メス取付部37が設けられてい
る。メス21は、フランジ部34の一端側(図4,図5
で下端側)をこのメス取付部37にスライドさせて嵌合
させることにより、一端側にて上方への抜止め状態に支
持されると共に、前記切欠部34a部分にてねじ38を
メス取付部37に締付けることにより、他端側がメス取
付部37に固定され、もってメス取付部37に前後方向
(図5では上下方向)に位置調節が可能で、且つ交換可
能に取付けられている。
6も参照して述べる。前記メス21は、図4に示すよう
に、フランジ部34の上部に前記鳩目穴2の形状に沿う
切断刃35を一体に有して構成されている。前記フラン
ジ部34の図5で上側の端部にはU字状の切欠部34a
が形成されている。一方、前記ベッド部5内に設けられ
前記ルーパー土台17が回動可能に取付けられた取付台
36(図6参照)には、メス取付部37が設けられてい
る。メス21は、フランジ部34の一端側(図4,図5
で下端側)をこのメス取付部37にスライドさせて嵌合
させることにより、一端側にて上方への抜止め状態に支
持されると共に、前記切欠部34a部分にてねじ38を
メス取付部37に締付けることにより、他端側がメス取
付部37に固定され、もってメス取付部37に前後方向
(図5では上下方向)に位置調節が可能で、且つ交換可
能に取付けられている。
【0022】かかるメス21は、切断刃35の形状の異
なる複数種類が予め用意されており、このうちのいずれ
かをメス取付部37に取付けるようにされている。図7
に示す操作パネル11に記されているように、本実施例
では、4種類のメス21が用意されており、夫々により
、加工布1には、鳩目部2aの大きさが大きいもの(1
)、鳩目部2aの大きさが中くらいのもの(2)、鳩目
部2aの大きさが小さいもの(3)、鳩目部2aがなく
直線穴部2bだけのもの(4)の鳩目穴2が形成される
ようになっている。
なる複数種類が予め用意されており、このうちのいずれ
かをメス取付部37に取付けるようにされている。図7
に示す操作パネル11に記されているように、本実施例
では、4種類のメス21が用意されており、夫々により
、加工布1には、鳩目部2aの大きさが大きいもの(1
)、鳩目部2aの大きさが中くらいのもの(2)、鳩目
部2aの大きさが小さいもの(3)、鳩目部2aがなく
直線穴部2bだけのもの(4)の鳩目穴2が形成される
ようになっている。
【0023】そして、このメス21のフランジ部34に
は、図4に示すように、種類識別用の半円形の切欠部3
4bが形成されている。図4には、所定の2か所の位置
に2個の切欠部34b,34bが形成されているメス2
1を示しているが、他の2種類のメス21には、切欠部
34bが互いに異なる位置に1個しか形成されておらず
、残りの1種類のメス21には切欠部34bが形成され
ていない。これにて、切欠部34bの個数あるいは位置
により、メス21の種類が特定できるようになっている
。
は、図4に示すように、種類識別用の半円形の切欠部3
4bが形成されている。図4には、所定の2か所の位置
に2個の切欠部34b,34bが形成されているメス2
1を示しているが、他の2種類のメス21には、切欠部
34bが互いに異なる位置に1個しか形成されておらず
、残りの1種類のメス21には切欠部34bが形成され
ていない。これにて、切欠部34bの個数あるいは位置
により、メス21の種類が特定できるようになっている
。
【0024】さて、前記メス取付部37には、該メス取
付部37に取付けられているメス21の種類を検出する
ためのメス種類検出センサ39が設けられている。この
メス種類検出センサ39は、基板39aに2組のフォト
インタラプタ39b,39bを備えて構成され、この2
組のフォトインタラプタ39bが、それぞれ前記切欠部
34bが形成される所定の2か所の位置に対応して配置
され、投光部と受光部とがメス21のフランジ部34を
上下から挟むように設けられている。これにて、メス種
類検出センサ39が切欠部34bの有無及び位置を検出
することにより、セットされているメス21の種類が検
出されるようになっている。そして、このメス種類検出
センサ39の検出信号が前記制御装置15に入力される
ようになっている。
付部37に取付けられているメス21の種類を検出する
ためのメス種類検出センサ39が設けられている。この
メス種類検出センサ39は、基板39aに2組のフォト
インタラプタ39b,39bを備えて構成され、この2
組のフォトインタラプタ39bが、それぞれ前記切欠部
34bが形成される所定の2か所の位置に対応して配置
され、投光部と受光部とがメス21のフランジ部34を
上下から挟むように設けられている。これにて、メス種
類検出センサ39が切欠部34bの有無及び位置を検出
することにより、セットされているメス21の種類が検
出されるようになっている。そして、このメス種類検出
センサ39の検出信号が前記制御装置15に入力される
ようになっている。
【0025】一方、前記操作パネル11には、図示はし
ないが、モード選択スイッチ、メス方式選択スイッチ、
縫い速度調整つまみなどが設けられていると共に、図7
に示すように、使用者が、前述のような鳩目穴2の形状
や、直線穴部2bの縫目ピッチなどを指定するための操
作スイッチ40及び表示器41などが設けられている。 この場合、使用者が、モード選択スイッチをプログラム
モードに操作することにより、4つの鳩目穴2形状のう
ちのいずれかを選択すること等ができるようになってい
る。尚、モード選択スイッチが操作されないときには、
前回使用した送りデータが次の縫製作業時にもそのまま
使用されるようになっている。
ないが、モード選択スイッチ、メス方式選択スイッチ、
縫い速度調整つまみなどが設けられていると共に、図7
に示すように、使用者が、前述のような鳩目穴2の形状
や、直線穴部2bの縫目ピッチなどを指定するための操
作スイッチ40及び表示器41などが設けられている。 この場合、使用者が、モード選択スイッチをプログラム
モードに操作することにより、4つの鳩目穴2形状のう
ちのいずれかを選択すること等ができるようになってい
る。尚、モード選択スイッチが操作されないときには、
前回使用した送りデータが次の縫製作業時にもそのまま
使用されるようになっている。
【0026】前記制御装置15は、上述のように、ハン
マー駆動機構23、送り機構28、駆動機構などを制御
することにより、加工布1に対する切込み(鳩目穴2)
形成動作及び縫目3形成動作を自動的に実行するもので
あるが、このとき、制御装置15は、針棒8が加工布1
に対して相対的に矢印A,B,Cの順に移動されるよう
に送り台25を移動させる。これにより、針棒8の中心
が図8に二点鎖線で示す基線aに沿って相対的に移動し
、もって鳩目穴2の形状に応じたかがり縫いが実行され
るのである。
マー駆動機構23、送り機構28、駆動機構などを制御
することにより、加工布1に対する切込み(鳩目穴2)
形成動作及び縫目3形成動作を自動的に実行するもので
あるが、このとき、制御装置15は、針棒8が加工布1
に対して相対的に矢印A,B,Cの順に移動されるよう
に送り台25を移動させる。これにより、針棒8の中心
が図8に二点鎖線で示す基線aに沿って相対的に移動し
、もって鳩目穴2の形状に応じたかがり縫いが実行され
るのである。
【0027】この場合、前記送り台25は、予めメモリ
14に記憶されている送りデータに基づいて制御される
ようになっている。この送りデータは、一針ごと(この
場合縫い針が左右に2回落ちて針数一針と数える)の送
り台25のX軸方向移動量及びY軸方向移動量、並びに
針棒8及びルーパー土台17の回動角度θを指示した単
位データの集合からなり、制御装置15は、この送りデ
ータを一針づつ順次読出して制御を行うものである。
14に記憶されている送りデータに基づいて制御される
ようになっている。この送りデータは、一針ごと(この
場合縫い針が左右に2回落ちて針数一針と数える)の送
り台25のX軸方向移動量及びY軸方向移動量、並びに
針棒8及びルーパー土台17の回動角度θを指示した単
位データの集合からなり、制御装置15は、この送りデ
ータを一針づつ順次読出して制御を行うものである。
【0028】而して、上述のように、加工布1に形成さ
れる鳩目穴2の種類が異なれば、送り台25の移動パタ
ーン(基線a)も異なってくる。従って、前記メモリ1
4には、予め、用意されたメス21により形成される鳩
目穴2の形状に対応した複数個の送りデータが記憶され
ているのである。そして、前記操作パネル11による鳩
目穴形状の選択に基づいて、複数個の送りデータの中か
らどれを使用するかが決定されるのである。これにて、
メモリ14が本発明にいう送りデータ記憶手段として機
能し、また、操作パネル11が本発明にいう送りデータ
選択スイッチとして機能するようになっている。そして
、後述の作用説明にて明らかとなるように、制御装置1
5は、前記メス種類検出センサ39により検出されたメ
ス21種類に対応する鳩目穴2形状と、操作パネル11
により選択されている送りデータに対応する鳩目穴2形
状とが一致しないときには縫目形成動作を禁止する禁止
手段として機能するようになっている。
れる鳩目穴2の種類が異なれば、送り台25の移動パタ
ーン(基線a)も異なってくる。従って、前記メモリ1
4には、予め、用意されたメス21により形成される鳩
目穴2の形状に対応した複数個の送りデータが記憶され
ているのである。そして、前記操作パネル11による鳩
目穴形状の選択に基づいて、複数個の送りデータの中か
らどれを使用するかが決定されるのである。これにて、
メモリ14が本発明にいう送りデータ記憶手段として機
能し、また、操作パネル11が本発明にいう送りデータ
選択スイッチとして機能するようになっている。そして
、後述の作用説明にて明らかとなるように、制御装置1
5は、前記メス種類検出センサ39により検出されたメ
ス21種類に対応する鳩目穴2形状と、操作パネル11
により選択されている送りデータに対応する鳩目穴2形
状とが一致しないときには縫目形成動作を禁止する禁止
手段として機能するようになっている。
【0029】尚、図3に示すように、制御装置15には
、前記主軸16の回転位置を検出する針位置検出センサ
33からの針位置検出信号が入力されるようになってお
り、この信号によってX軸用パルスモータ26,Y軸用
パルスモータ27及びθ軸用パルスモータ18への通電
タイミングを得るようになっている。また、ミシン本体
4にはブザー42が設けられ、制御装置15からの信号
により警報音を発するようになっている。
、前記主軸16の回転位置を検出する針位置検出センサ
33からの針位置検出信号が入力されるようになってお
り、この信号によってX軸用パルスモータ26,Y軸用
パルスモータ27及びθ軸用パルスモータ18への通電
タイミングを得るようになっている。また、ミシン本体
4にはブザー42が設けられ、制御装置15からの信号
により警報音を発するようになっている。
【0030】次に上記構成の作用について図1も参照し
て述べる。加工布1に対する鳩目穴2形成動作及び縫目
3形成動作を行わせるにあたっては、使用者は、加工布
1を送り台25上にセットし、起動・停止スイッチ12
をオン操作する。
て述べる。加工布1に対する鳩目穴2形成動作及び縫目
3形成動作を行わせるにあたっては、使用者は、加工布
1を送り台25上にセットし、起動・停止スイッチ12
をオン操作する。
【0031】このとき、前回と同様の作業で良い場合、
即ち鳩目穴2の形状が現在メス取り付け部37にセット
されているメス21のままで良く且つ縫目3の形状も前
回のままで良い場合には、使用者は、操作パネル11等
を特に操作する必要はない。一方、前回と異なる鳩目穴
2を形成したい場合には、使用者は、加工布1を送り台
25上にセットする前に、メス取付部37にセットされ
ているメス21を所望の鳩目穴2形状に対応したメス2
1に交換する。そして、これと共に、操作パネル11の
操作スイッチ40を操作して該当する鳩目穴2形状を選
択するようにする。これにて、上述のように、加工布1
にはメス21の種類に対応した鳩目穴2が形成されると
共に、操作スイッチ11により選択されている鳩目穴2
形状に対応した送りデータにて縫目3形成動作が実行さ
れるのである。
即ち鳩目穴2の形状が現在メス取り付け部37にセット
されているメス21のままで良く且つ縫目3の形状も前
回のままで良い場合には、使用者は、操作パネル11等
を特に操作する必要はない。一方、前回と異なる鳩目穴
2を形成したい場合には、使用者は、加工布1を送り台
25上にセットする前に、メス取付部37にセットされ
ているメス21を所望の鳩目穴2形状に対応したメス2
1に交換する。そして、これと共に、操作パネル11の
操作スイッチ40を操作して該当する鳩目穴2形状を選
択するようにする。これにて、上述のように、加工布1
にはメス21の種類に対応した鳩目穴2が形成されると
共に、操作スイッチ11により選択されている鳩目穴2
形状に対応した送りデータにて縫目3形成動作が実行さ
れるのである。
【0032】而して、このとき、使用者がメス21を交
換しても操作パネル11を操作することを忘れたり、操
作スイッチ40による選択操作時に間違った鳩目穴2形
状を選択してしまったり、あるいは、誤って所望とは異
なるメス21を取付けてしまってこれに気付かずにいる
ようなことが起こり得る。そこで、本実施例では、制御
装置15は、鳩目穴2形成動作及び縫目3形成動作を行
う前に、図1のフローチャートに示すように、セットさ
れているメス21に対応する鳩目穴2形状と操作パネル
11により選択されている鳩目穴2形状とが一致するか
どうかの判断を行う。
換しても操作パネル11を操作することを忘れたり、操
作スイッチ40による選択操作時に間違った鳩目穴2形
状を選択してしまったり、あるいは、誤って所望とは異
なるメス21を取付けてしまってこれに気付かずにいる
ようなことが起こり得る。そこで、本実施例では、制御
装置15は、鳩目穴2形成動作及び縫目3形成動作を行
う前に、図1のフローチャートに示すように、セットさ
れているメス21に対応する鳩目穴2形状と操作パネル
11により選択されている鳩目穴2形状とが一致するか
どうかの判断を行う。
【0033】即ち、まず、ステップS1にて、メス取付
部37に現在セットされているメス21の種類が読取ら
れる。この読取りは、メス種類検出センサ39の2組の
フォトインタラプタ39b,39bにより、メス21の
切欠部34bの有無及び位置が検出されることに基づい
てなされる。次のステップS2では、操作パネル11に
より選択されている鳩目穴2形状の種類が読取られる。
部37に現在セットされているメス21の種類が読取ら
れる。この読取りは、メス種類検出センサ39の2組の
フォトインタラプタ39b,39bにより、メス21の
切欠部34bの有無及び位置が検出されることに基づい
てなされる。次のステップS2では、操作パネル11に
より選択されている鳩目穴2形状の種類が読取られる。
【0034】そして、ステップS3にて、上記セットさ
れているメス21に対応する鳩目穴2形状と操作パネル
11により選択されている鳩目穴2形状とが一致するか
どうかの判断がなされる。この判断により、メス21に
対応する鳩目穴2形状と操作パネル11により選択され
ている鳩目穴2形状とが一致していれば、縫製動作が可
能とされる。
れているメス21に対応する鳩目穴2形状と操作パネル
11により選択されている鳩目穴2形状とが一致するか
どうかの判断がなされる。この判断により、メス21に
対応する鳩目穴2形状と操作パネル11により選択され
ている鳩目穴2形状とが一致していれば、縫製動作が可
能とされる。
【0035】一方、メス21に対応する鳩目穴2形状と
操作パネル11により選択されている鳩目穴2形状とが
一致していないときには、次のステップS4にて、操作
パネル11の表示器41にエラー表示が行われ、これと
共に、ブザー42により警報音が発せられる。これにて
、メス21と操作パネル11の選択とが対応していない
ことが使用者に報知されると共に、このときには、使用
者が起動・停止スイッチ12をオン操作しても、加工布
1に対する鳩目穴2形成動作及び縫目3形成動作が禁止
される。
操作パネル11により選択されている鳩目穴2形状とが
一致していないときには、次のステップS4にて、操作
パネル11の表示器41にエラー表示が行われ、これと
共に、ブザー42により警報音が発せられる。これにて
、メス21と操作パネル11の選択とが対応していない
ことが使用者に報知されると共に、このときには、使用
者が起動・停止スイッチ12をオン操作しても、加工布
1に対する鳩目穴2形成動作及び縫目3形成動作が禁止
される。
【0036】この後、使用者がメス21を交換するある
いは操作パネル11による鳩目穴2形状の選択を変更す
ることにより(ステップS5)、再び、同様の手順の判
断が行われ、メス21と操作パネル11の選択とが一致
すれば、縫製動作の実行が可能とされるのである。
いは操作パネル11による鳩目穴2形状の選択を変更す
ることにより(ステップS5)、再び、同様の手順の判
断が行われ、メス21と操作パネル11の選択とが一致
すれば、縫製動作の実行が可能とされるのである。
【0037】このように本実施例によれば、メス機構2
4にセットされているメス21の種類を検出するメス種
類検出センサ39を設けたことにより、そのメス21種
類に対応する鳩目穴2形状と操作パネル11により選択
された鳩目穴2形状とが一致するかどうかの判断を行わ
せることができ、もし不一致の場合には、縫目形成動作
が禁止されるので、加工布1に形成される鳩目穴2の形
状と形成される縫目3の形状とが合わない状態で縫目形
成動作が行われることがなくなる。
4にセットされているメス21の種類を検出するメス種
類検出センサ39を設けたことにより、そのメス21種
類に対応する鳩目穴2形状と操作パネル11により選択
された鳩目穴2形状とが一致するかどうかの判断を行わ
せることができ、もし不一致の場合には、縫目形成動作
が禁止されるので、加工布1に形成される鳩目穴2の形
状と形成される縫目3の形状とが合わない状態で縫目形
成動作が行われることがなくなる。
【0038】従って、従来のような加工布1に形成され
た鳩目穴2の形状と形成された縫目3の形状とが合わな
い縫製ミスが起こってしまうことがなくなり、使用者の
操作ミスなどがあっても、縫製ミスを未然に防止するこ
とができるものである。
た鳩目穴2の形状と形成された縫目3の形状とが合わな
い縫製ミスが起こってしまうことがなくなり、使用者の
操作ミスなどがあっても、縫製ミスを未然に防止するこ
とができるものである。
【0039】尚、上記実施例では、メス種類検出センサ
39にフォトインタラプタ39bを用いたが、例えば近
接センサや機械的スイッチなどを用いてメスの種類を検
出するような構成としても良い。また、鳩目部2aと直
線穴部2bとからなる鳩目穴2に対してかがり縫いを行
うミシンについて適用させたが、直線穴に対してかがり
縫いを行うミシンに適用させても良い。さらには、表示
器41のエラー表示及びブザー42により不一致を使用
者に報知するようにしたが、どちらか一方のみでも良い
など、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が
可能である。
39にフォトインタラプタ39bを用いたが、例えば近
接センサや機械的スイッチなどを用いてメスの種類を検
出するような構成としても良い。また、鳩目部2aと直
線穴部2bとからなる鳩目穴2に対してかがり縫いを行
うミシンについて適用させたが、直線穴に対してかがり
縫いを行うミシンに適用させても良い。さらには、表示
器41のエラー表示及びブザー42により不一致を使用
者に報知するようにしたが、どちらか一方のみでも良い
など、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が
可能である。
【0040】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の穴かがりミシンによれば、メス機構にセットされてい
るメスの種類を検出するためのメス種類検出センサを設
けると共に、このメス種類検出センサにより検出された
メス種類に対応する切込み形状と送りデータ選択スイッ
チにより選択された送りデータに対応する切込み形状と
が一致しないときには制御装置による縫目形成動作を禁
止する禁止手段を設けたので、加工布に形成される切込
みの形状と形成される縫目の形状とが合わない縫製ミス
を未然に防止することができるという実用的効果を得る
ことができるものである。
の穴かがりミシンによれば、メス機構にセットされてい
るメスの種類を検出するためのメス種類検出センサを設
けると共に、このメス種類検出センサにより検出された
メス種類に対応する切込み形状と送りデータ選択スイッ
チにより選択された送りデータに対応する切込み形状と
が一致しないときには制御装置による縫目形成動作を禁
止する禁止手段を設けたので、加工布に形成される切込
みの形状と形成される縫目の形状とが合わない縫製ミス
を未然に防止することができるという実用的効果を得る
ことができるものである。
【図1】本発明の一実施例を示す判断のフローチャート
【図2】ミシン本体の側面図
【図3】電気的構成を示すブロック図
【図4】メスの平面図
【図5】メス取付部部分の平面図
【図6】メス取付部部分の縦断正面図
【図7】操作パネルの平面図
【図8】加工布の拡大平面図
1は加工布、2は鳩目孔(切込み)、3は縫目、4はミ
シン本体、7は縫い針、8は針棒、11は操作パネル(
送りデータ選択スイッチ)、14はメモリ(送りデータ
記憶手段)、15は制御装置(禁止手段)、17はルー
パー土台、21はメス、22はハンマー、24はメス機
構、25は送り台、28は送り機構、34はフランジ部
、35は切断刃、37はメス取付部、39はメス種類検
出センサを示す。
シン本体、7は縫い針、8は針棒、11は操作パネル(
送りデータ選択スイッチ)、14はメモリ(送りデータ
記憶手段)、15は制御装置(禁止手段)、17はルー
パー土台、21はメス、22はハンマー、24はメス機
構、25は送り台、28は送り機構、34はフランジ部
、35は切断刃、37はメス取付部、39はメス種類検
出センサを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 加工布がセットされた送り台を送り移
動させる送り機構と、下端部に縫い針を有する針棒を上
下動及び揺動させると共にそれと同期してルーパーを駆
動させる駆動機構と、複数種類が用意されたメスのうち
のいずれかを交換可能に備え前記加工布に該メス種類に
応じた形状の切込みを形成するメス機構と、前記加工布
に形成される切込みの形状に対応した移動パターンにて
送り台を移動させるための複数種類の送りデータを記憶
する送りデータ記憶手段と、この送りデータ記憶手段に
記憶された複数種類の送りデータのうちのいずれかを選
択するための送りデータ選択スイッチと、この送りデー
タ選択スイッチにより選択された送りデータに基づいて
前記送り機構及び駆動機構を制御して前記加工布の切込
みの周囲に位置するかがり縫いの縫目の形成動作を実行
させる制御装置と、前記メス機構にセットされているメ
スの種類を検出するためのメス種類検出センサと、この
メス種類検出センサにより検出されたメス種類に対応す
る切込み形状と前記送りデータ選択スイッチにより選択
された送りデータに対応する切込み形状とが一致しない
ときには前記制御装置による縫目形成動作を禁止する禁
止手段とを具備してなる穴かがりミシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7480991A JPH04285583A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 穴かがりミシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7480991A JPH04285583A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 穴かがりミシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04285583A true JPH04285583A (ja) | 1992-10-09 |
Family
ID=13558009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7480991A Pending JPH04285583A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 穴かがりミシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04285583A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100801343B1 (ko) * | 2001-03-28 | 2008-02-05 | 쥬키 가부시키가이샤 | 재봉틀 |
CN100443651C (zh) * | 1997-06-27 | 2008-12-17 | 重机株式会社 | 锁眼机 |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP7480991A patent/JPH04285583A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100443651C (zh) * | 1997-06-27 | 2008-12-17 | 重机株式会社 | 锁眼机 |
KR100801343B1 (ko) * | 2001-03-28 | 2008-02-05 | 쥬키 가부시키가이샤 | 재봉틀 |
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