JPH0428106Y2 - - Google Patents

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JPH0428106Y2
JPH0428106Y2 JP5556389U JP5556389U JPH0428106Y2 JP H0428106 Y2 JPH0428106 Y2 JP H0428106Y2 JP 5556389 U JP5556389 U JP 5556389U JP 5556389 U JP5556389 U JP 5556389U JP H0428106 Y2 JPH0428106 Y2 JP H0428106Y2
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は定着用回転体からトナー像支持材を分
離する分離爪を有する定着装置に関する。
ローラ対で像支持材を挟持搬送して定着する定
着装置ではトナー像支持材のローラへの巻きつき
を防止するために分離爪によりローラから像支持
材を分離することが広く行なわれている。
このような定着装置を長期使用すると分離爪に
トナーがたまり、このトナーが紙に引きづられ、
ローラ後のガイドを汚し、この汚れにより画像が
劣化することがあつた。
本願考案はこの問題を解決することを目的とす
る。
上記目的を達成するための本願考案は未定着ト
ナー像と接し、トナー像支持材上のトナー像を定
着する定着回転体と、この定着回転体からトナー
像支持材を分離するための分離爪と、定着回転体
から分離したトナー像支持材の定着回転体側の面
を案内するガイド部材と、を有する定着装置にお
いて、上記ガイド部材のガイド面には、トナー像
支持材の搬送方向と平行で、且つ、トナー像支持
材の搬送方向と直行する方向で上記分離爪とは異
なる位置に設けられた凸状部が設けられているこ
とを特徴とするものである。
以下図面により本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案を実施する上での画像記録装置
の一つである電子写真装置の画像を形成する主な
プロセスを説明するための図である。1は定着部
で、1aは定着用回転体であり、内部に加熱源1
8を有する定着ローラ、1bは圧力ローラで互い
に圧接している。17は感光ドラムであり12は
像支持材への画像付与部に設けられた転写帯電器
で感光ドラム17に近接配設されている。2は定
着ローラに近接配設させた案内部材で、未定着の
画像を担持した像支持材を確実に定着ローラ1
a,1b対間へ送り込むための部材である。
周知のように感光ドラム17は複写信号を受け
て矢印の方向に回転し、前除電帯電器7により前
除電される。次に感光ドラム17は一次帯電器8
により帯電され、次に二次帯電器9により二次除
電を受けると同時に像露光される。そして次に全
面露光を受けることによりドラム17には画像部
の表面電位が例えば正極性のときは正極性の潜像
が形成される。勿論他の潜像形成方法、例えばカ
ールソンプロセスを採用することもできる。この
潜像画像は現像器10において現像され可視像に
なる。この現像法は例えば一成分磁性現像剤14
をマグネツトローラ10aによつて穂立てつつ回
転スリーブ10bによつて搬送し、ドラム17と
対向する所で潜像の画像部にその現像剤14をス
リーブ10b側より飛翔付着させる方法が採用さ
れている。勿論他の現像法を採用してもかまわな
い。いずれにせよ、前記の如く、画像部表面電位
が正極性であれば現像剤を構成するトナーは負に
帯電したものである。像支持材3は、ガイド板1
1上を通つてドラム17に接近し、その可視像を
受け取るべくドラム17に接触する。転写帯電器
12により像支持材3の表面は、トナーと逆極性
に帯電せしめられ、これによつて像支持材3に転
写された後、未定着画像6として像支持材3上に
電気的に担持される。この後感光ドラム17はそ
の表面をローラ16によりクリーニングされ次の
複写に備える。
一方、未定着画像6を担持した像支持材3は、
矢印方向に回転するローラ13によつて矢印方向
に回転する搬送ベルト15上に送られ像支持材3
の下面にある正電荷5により搬送ベルト15に吸
着されながら次の案内部材2へ像支持材3が搬送
され、安定した状態でローラ対1a,1bに送り
込まれ定着される。ここで定着部1をさらに詳し
く説明すると、第2図に示すように定着ローラ1
aはハロゲンヒータ18を内蔵したアルミニウム
製の芯金19を4弗化エチレン樹脂20で被覆し
たもので圧力ローラ1bはステンレス製の芯金2
1の上にシリコンゴムの弾性層22a,22bを
もつものである。
本考案を第2図にあるような定着排紙部の詳細
な側断面図をもとに説明する。
定着ローラ1aはハロゲンヒータ18により加
熱され、その表面温度は、サーミスタ部材23に
よりその温度を検知され、常に一定に制御され
る。未定着画像を担持した像支持材3は、案内部
材2を介して定着ローラ対1a,1b間で形成さ
れるニツプ部へ送られ、このニツプ部で熱と圧力
を受けて未定着画像は像支持材3へ永久定着され
る。このとき定着ローラ1aはシリコーンゴム等
の弾性層22a,22bを有する圧力ローラ1b
より変形量が少ないため、像支持材3はニツプ部
で形成される曲率にならつて、定着ローラ1a側
に曲り(カール)を生じる。さらに、定着ローラ
1aは内部に加熱源18を有しているため、圧力
ローラ1bより表面温度が高く、又、熱の供給量
が大きい。
従つて、セルローズ等を主成分とした像支持材
の場合、像支持材中の水分が定着ローラ1a側で
著しく減少し、さらに、セルローズ等の繊維も定
着ローラ1a側で著しく変化する。また定着ロー
ラ1aの表面層20の現像材のつきにくさ(離型
性)が悪いと、像支持材3と定着ローラ1aとの
密着性がよくなり、ニツプ部を通り過ぎた後も、
定着ローラ1aと密着するため、カールはさらに
生じやすくなる。
定着後の像支持材3は定着ローラ1aと分離
し、排紙されるわけであるが、分離型がよくない
場合、定着ローラ1a表面に先端がバネ等の手段
により軽く圧されて接し支持部25aによりガイ
ド27に枢着された分離爪25の助けをかりて分
離搬送される。そして排紙ローラ対26a,26
bの間に送り込まれ機外へ排紙される。このとき
従来の定着装置の排紙装置であると、定着ローラ
対1a,1bより排紙された像支持材3が機内定
着ローラ1aと排紙ローラ26a,26b間でた
るみを作り機外へ排出されなくなるのを防止する
目的で定着ローラ1aの周速より排紙ローラ26
a,26bの周速をやや早くし、ひつぱるように
して機外へ排出することが一般になされている。
しかし、本発明による装置においてはさらに排紙
ローラ26bの上部に定着ローラ1aで生じたカ
ール(曲り)を修正するためのカール防止ガイド
27が設置されている。このガイド27は、排紙
ローラ対26a,26bで挟持搬送される際、ま
だ冷えきつていないすなわちカール(曲り)が固
定していないうちに、そのカールと逆の向きの曲
率をもつガイド27に沿わせることにより、定着
部で生じたカールを強制的にのばすためのもので
ある。つまりこのカールは像支持材3がもつ水分
量が像支持材の表裏とで非対称となつたため、不
均一な伸び或は曲りを生じさせたもので、この現
象は像支持材3の表裏から支えられる熱量が異な
る程大きいという傾向をもつもので、上述のよう
な変形は、再び水分を充分に吸収すれば回復する
が、すぐに両面コピーなどに使用することも考慮
し、像支持材3を構成する繊維の伸びが安定した
状態になる前に、逆の塑性変形を生じさせるため
のガイド27である。
考案者の実験で、カール防止部材の先端部Aの
位置と排紙下ローラ26bとの位置関係がカール
をのばす効果に大きな影響のあることも明らかに
なつた。すなわち、先端部Aの位置は、排紙下ロ
ーラ26bの最上点Bよりも下部にあり、かつ、
排紙下ローラ26bの最も機外に近い点Cよりも
外側にあることが最も効果的であつた。さらに、
ガイド部材27の排紙下ローラ26bと対向する
面には像支持材の運動方向に凸条のリブを設け、
像支持材3との摩擦抵抗を小さくし、さらには4
弗化エチレン樹脂等で被覆し、摩擦抵抗をさらに
小さく、かつ汚れにくくすることがスムースな像
支持材の搬送にはよかつた。これにより、官製葉
書のような厚い、すなわち紙の表と裏で温度差の
つきやすい紙でさえ、2〜3mmのカールしか生ぜ
ず、両面コピーを行なつても実用上なんの問題も
なかつた。
さらに本考案は、このカール防止ガイド27お
よび排紙ローラ26a,26bのあるあたりまで
定着ローラ1aの熱で雰囲気温度を高温に保てる
ようにし、カール防止ガイドの先端Aを像支持材
が排出されたとき像支持材を冷やしてカールを修
正した状態で像支持材に生じた変形がそれ以上お
きないような構成とすることがより効果的である
ことを考案した。
そのためには、第3図にあるようにカール防止
ガイド27にシーズヒータとかPTC等の熱源3
0を設け、像支持材が排出された機外との温度差
をさらにつけるようにしてもよい。なお、このと
きのカール防止ガイドの温度は現像剤の融点以下
であり、水の沸騰点に近いことが好ましい。ま
た、排出された像支持材の冷却を補助するフアン
を設けることも効果的である。
第4図は本考案の別の実施例であり、定着ロー
ラ31aは中空パイプ33上に4弗化エチレン樹
脂32を被覆したローラであり、31bは内部に
加熱源36を有するステンレス製パイプ35の上
に薄肉のシリコーンゴム34を被覆したローラで
ある。
この定着器においては、未定着画像を担持した
像支持材が入口案内部材2を介して上記定着ロー
ラ対31a,31bの間に送り込まれ、現像剤は
像支持材を介して下側より加熱され定着される。
このときの像支持材は下側の水分を多くとられる
ため塑性変形をおこし、加熱ローラ31b側へ曲
りを生じながら排紙ローラ対26a,26bの方
へ排出される。そこで本考案のカール防止ガイド
27により加熱源のあつた側とは反対の向きへ凹
形に形成して像支持材を案内し変形をもとにもど
す機械的な外力を与える。これにより、像支持材
のカール(曲り)はほとんどなくなつた。また、
第4図のような構成は本来カールが生じにくいが
厚い像支持材の場合にはカールは顕著であり、本
実施例のカール防止部材27により、そのカール
はごく少しのものに修正された。
第5図は、第4図の実施例よりさらに定着部で
生じるカールは小さい構成となつている。すなわ
ち未定着画像が接する側のローラ37aは弾性体
であり、主加熱源36を内蔵するテフロンコート
ローラ37bは剛体であるばかりか、上記ローラ
37aの外部には例えばシーズヒータのような補
助加熱源38を設け、ローラ37aが37bより
付与される熱量に加熱源38によりローラ37a
を昇温させ、ローラ37a,37bの温度の差を
小さくする工夫がしてある。しかし、像支持材に
よつては熱の影響を大きくうけるものがあり、
又、ローラ37bよりも37aが弾力性があるた
め主加熱源36のある側へ機械的および熱変形に
よりカールするものがある。この場合ガイド27
は主加熱源36と反対方向に凹形とし大きな効果
を生じた。またこのガイドがあることによりカー
ルが生じにくい紙に逆にカールをつけてしまうと
いう弊害は起きなかつた。
次に本考案の像支持材の、未定着トナー像と接
する定着ローラ側の面を案内するガイド27につ
いての像支持材3のスムーズな搬送を目的とする
実施例の斜視図を第6図に示す。第6図はカール
防止ガイド27を上下逆にして見た状態を示す。
25−1,25−2,25−3,25−4は分離
爪で複数箇が幅方向に間隔をおいてカール防止ガ
イド27への像支持材3の入口に回動付勢され枢
着され第2図の定着ローラ1aに先端が接してい
る。27dは像支持材3の幅方向基準側であり、
像支持材3の大小にかゝわらずこの側を像支持材
3の片側が通過する。分離爪は分離爪25−1,
25−2,25−3,25−4と分れているが分
離爪25−1と25−4との間隔は最大複写サイ
ズに合せてある。他の分離爪間隔は分離爪25−
1を基準にして分離爪25−3,25−2までの
距離が像支持材3の規格寸法のものの幅方向端縁
が係合するようになつている。しかし規格寸法の
ものを必ず用いるとは限らない。そこで例えば像
支持材3の幅が分離爪25−4よりわずかに外れ
て分離爪25−1,25−2,25−3により支
持されると、分離爪25−3から分離爪25−4
の手前まで像支持材3は案内されないだけでなく
定着ローラ1aの加熱等によりガイド27に向つ
て曲ろうとする。そこでガイド27には分離爪2
5−4から分離爪25−2までの像支持材3の進
入側を像支持材3の端が当つても円滑に進めるよ
うに欠〓部27cを設ける。分離爪25−1,2
5−3間よりわづか少い幅の像支持材3について
も同様である。分離爪25−1と25−2との間
隔は最小サイズの像支持材3の幅より狭くしてあ
り、こゝへ像支持材3は落込むおそれは殆どない
ので面取り27bにとどめる。
この実施例では第6図に示した通りガイド27
のガイド面には、像支持材の搬送方向に沿つて凸
状のリブ31群が設けられている。
更に像支持材の搬送方向と直交する方向ではこ
のリブは分離爪25−1,25−2,25−3,
25−4とは異なる位置に設けられている。
この構成により分離爪25にトナーがたまり、
このトナー像が像支持材に引きづられても像支持
材と接触するリブ31は汚れない。
このため定着ローラ対1a,1b後の搬送中に
トナー像が劣化することがない。
以上説明した通り本考案によれば分離爪にたま
つたトナーにより定着ローラ対後のガイドが汚れ
トナー像を劣化させることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子写真装置の原理を示す断面
図、第2図は本考案の実施例における曲り防止ガ
イドと分離爪近傍の側断面図、第3図は曲り防止
ガイド部の保温を説明する側断面図、第4図は本
考案の他の実施例の側断面図、第5図は本考案の
更に他の実施例の側断面図、第6図は曲り防止ガ
イドの像支持材案内部を示す斜視図である。 1……定着ローラ、18,36……加熱源、2
5……分離爪、26a,26b……排紙ローラ、
27……ガイド部材、31……凸条。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 未定着トナー像と接し、トナー像支持材上のト
    ナー像を定着する定着回転体と、この定着回転体
    からトナー像支持材を分離するための分離爪と、
    定着回転体から分離したトナー像支持材の定着回
    転体側の面を案内するガイド部材と、を有する定
    着装置において、 上記ガイド部材のガイド面には、トナー像支持
    材の搬送方向と平行で、且つ、トナー像支持材の
    搬送方向と直行する方向で上記分離爪とは異なる
    位置に設けられた凸状部が設けられていることを
    特徴とする定着装置。
JP5556389U 1989-05-15 1989-05-15 Expired JPH0428106Y2 (ja)

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JP5556389U JPH0428106Y2 (ja) 1989-05-15 1989-05-15

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JP5556389U JPH0428106Y2 (ja) 1989-05-15 1989-05-15

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JPH01171468U JPH01171468U (ja) 1989-12-05
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JPH01171468U (ja) 1989-12-05

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