JPS61296376A - 定着装置の排紙装置 - Google Patents
定着装置の排紙装置Info
- Publication number
- JPS61296376A JPS61296376A JP13983685A JP13983685A JPS61296376A JP S61296376 A JPS61296376 A JP S61296376A JP 13983685 A JP13983685 A JP 13983685A JP 13983685 A JP13983685 A JP 13983685A JP S61296376 A JPS61296376 A JP S61296376A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- paper
- transfer paper
- toner
- fixing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
し産業上の利用分野コ
本発明は、電子写真記録装置やファクシミリ、複写機等
の電子写真法を用い不11−錦貼習プ未定着画像を支持
した゛転写紙を熱ローラ定着装置によって定着したのち
記録装置外に排出するようにした定着装置の排紙装置の
改良に関する。
の電子写真法を用い不11−錦貼習プ未定着画像を支持
した゛転写紙を熱ローラ定着装置によって定着したのち
記録装置外に排出するようにした定着装置の排紙装置の
改良に関する。
[従来の技術]
電子写真複写装置等において、未定着画像を記録紙等の
記録材上に定着するには、加熱ローラ定着装置で代表さ
れる接触式定着装置が多く採用されている。この種の方
式では熱源を備えた加熱ローラと、これに圧接する圧着
ローラとの対をなす回転体の間に未定着画像であるトナ
ー像を支持した記録材を搬送し、トナーを記録材上に熱
定着させるものである。第5図に一般の加熱ローラ方式
の定着装置の断面図を示す。内部にヒータ1a等の加熱
手段を有する円筒状の加熱ローラ1があり、定着にあた
っては時計方向に回転する。2は円筒状をなした圧着ロ
ーラで、定着にあたっては加熱ローラに圧接して反時計
方向に回転する。搬送ベルト3によって右方から搬送さ
れ、未定着トナーTがトナー像として付着した転写紙P
は加熱ローラ1及び圧着ローラ2によって押圧、加熱さ
れて定着し左方に排出される。4a及び4bは転写紙P
が加熱ローラ1または圧着ローラ2に巻付いて搬送不良
を起こさないための分離に用いる分離爪である。また6
は適度の粘性を有したシリコンオイル等の離型剤を含浸
させたフェルト状のオイルパッドで5はブラシ状繊維を
円筒状に植設したクリーニングローラである。
記録材上に定着するには、加熱ローラ定着装置で代表さ
れる接触式定着装置が多く採用されている。この種の方
式では熱源を備えた加熱ローラと、これに圧接する圧着
ローラとの対をなす回転体の間に未定着画像であるトナ
ー像を支持した記録材を搬送し、トナーを記録材上に熱
定着させるものである。第5図に一般の加熱ローラ方式
の定着装置の断面図を示す。内部にヒータ1a等の加熱
手段を有する円筒状の加熱ローラ1があり、定着にあた
っては時計方向に回転する。2は円筒状をなした圧着ロ
ーラで、定着にあたっては加熱ローラに圧接して反時計
方向に回転する。搬送ベルト3によって右方から搬送さ
れ、未定着トナーTがトナー像として付着した転写紙P
は加熱ローラ1及び圧着ローラ2によって押圧、加熱さ
れて定着し左方に排出される。4a及び4bは転写紙P
が加熱ローラ1または圧着ローラ2に巻付いて搬送不良
を起こさないための分離に用いる分離爪である。また6
は適度の粘性を有したシリコンオイル等の離型剤を含浸
させたフェルト状のオイルパッドで5はブラシ状繊維を
円筒状に植設したクリーニングローラである。
クリーニングローラ5は回転して加熱ローラlの周面に
付着したトナー残滓を除去しまた離型剤を適当に供給す
る。なお前述したクリーニングローラ5に替え、シリコ
ンオイル等の離型剤を含浸したフェルトを直接加熱ロー
ラ1に接触させてトナー残滓を除去する方法がとられる
こともある。
付着したトナー残滓を除去しまた離型剤を適当に供給す
る。なお前述したクリーニングローラ5に替え、シリコ
ンオイル等の離型剤を含浸したフェルトを直接加熱ロー
ラ1に接触させてトナー残滓を除去する方法がとられる
こともある。
加熱ローラ1には例えば厚さ2〜5mm程度のAQパイ
プを芯金とし、これに200〜500μm厚のシリコン
ゴムあるいはテフロンをコーティングしたものが用いら
れていた。また圧着ローラ2としては例えば約30mm
φのSUSを芯金とし、その周面にシリコンゴムを約5
+n+n程度の厚さで被覆したものが用いられていた。
プを芯金とし、これに200〜500μm厚のシリコン
ゴムあるいはテフロンをコーティングしたものが用いら
れていた。また圧着ローラ2としては例えば約30mm
φのSUSを芯金とし、その周面にシリコンゴムを約5
+n+n程度の厚さで被覆したものが用いられていた。
このような熱ローラ定着装置について求められる機能と
しては、オフセットを生じることなく定着性が確保され
、記録紙にシワを生じることなく、離型性の良いことで
ある。またシリコンオイル等を離型剤として用いる時は
、シリコンオイルによる回転体表面の摩擦がなく分離爪
の当接等によるローラ表面の摩擦が少ないことか求めら
れている。
しては、オフセットを生じることなく定着性が確保され
、記録紙にシワを生じることなく、離型性の良いことで
ある。またシリコンオイル等を離型剤として用いる時は
、シリコンオイルによる回転体表面の摩擦がなく分離爪
の当接等によるローラ表面の摩擦が少ないことか求めら
れている。
このような条件を満たした定着装置に対し、転写紙Pは
加熱ローラlと圧着ローラ2によって挟着されたあと加
熱ローラ1との接触時間を充分に保つために分離爪4a
、4bによってやや上向きの方向に搬送されてから排紙
ローラ7a、7bによって装置外に排出されるようにな
っている。
加熱ローラlと圧着ローラ2によって挟着されたあと加
熱ローラ1との接触時間を充分に保つために分離爪4a
、4bによってやや上向きの方向に搬送されてから排紙
ローラ7a、7bによって装置外に排出されるようにな
っている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら前述した、クリーニングローラ5は長時間
使用するとクリーニングローラ5自体の汚れが飽和状態
に達する結果、加熱ローラlに対するクリーニング効果
が著しく低下して、前述した機能の条件が満足されずオ
フセット現象による転写紙Pの汚れが著しくなるのが避
けられない。
使用するとクリーニングローラ5自体の汚れが飽和状態
に達する結果、加熱ローラlに対するクリーニング効果
が著しく低下して、前述した機能の条件が満足されずオ
フセット現象による転写紙Pの汚れが著しくなるのが避
けられない。
そこで最近加熱ローラ1の周面をトナーの付着し難い材
料例えばフッ素系樹脂をもって被覆する等の方法の研究
と開発が進められつつある。
料例えばフッ素系樹脂をもって被覆する等の方法の研究
と開発が進められつつある。
本発明は、この点を解決して改良した結果、クリーニン
グ機構を備えない定着装置、あるいはクリーニング機構
を備えていても不充分な機能しかもたない定着装置にお
いても、加熱ローラに対してトナーが付着して転写紙の
表、裏を汚すことのないような定着装置の排紙装置の提
供を目的としたものである。
グ機構を備えない定着装置、あるいはクリーニング機構
を備えていても不充分な機能しかもたない定着装置にお
いても、加熱ローラに対してトナーが付着して転写紙の
表、裏を汚すことのないような定着装置の排紙装置の提
供を目的としたものである。
[問題点を解決するための手段]
上記目的は、圧接状態にあるヒートローラとバックアッ
プローラとからなる定着装置で挟着され定着された転写
紙を排紙ローラにより挟持して排出するようにした排紙
装置において、前記定着装置と前記排紙ローラとの間に
転写紙をヒートローラ側からバックアップローラ側へ付
勢するガイド部材を設けたことを特徴とする排紙装置に
よって達成される。
プローラとからなる定着装置で挟着され定着された転写
紙を排紙ローラにより挟持して排出するようにした排紙
装置において、前記定着装置と前記排紙ローラとの間に
転写紙をヒートローラ側からバックアップローラ側へ付
勢するガイド部材を設けたことを特徴とする排紙装置に
よって達成される。
「作用]
第6図は転写紙P1の表面に転写したトナーTの一部が
、前述したオフセット現象によって後続の転写紙P2の
裏面に付着する過程を示したもので、特に転写紙ptの
後端部に画像(トナー像)が転写されている場合顕著に
発生するので、後端部にあるトナー像に起因する転写紙
の裏面汚れについて説明したものである。
、前述したオフセット現象によって後続の転写紙P2の
裏面に付着する過程を示したもので、特に転写紙ptの
後端部に画像(トナー像)が転写されている場合顕著に
発生するので、後端部にあるトナー像に起因する転写紙
の裏面汚れについて説明したものである。
図(a)は、上側の加熱ローラ1と下側の圧着ローラ2
の挟着部を右方より左方に通過した転写紙PLが、転写
した画像のトナーTIの定着を終えたあと前述した排紙
ローラあるいは加熱ローラのオフセット傾向によって上
向きの方向に搬送されるため転写、QPIが加熱ローラ
lから完全に離れるまでの間、その後端部画像のトナー
TIが加熱ローラlに追従して接触を保っている状態を
示している。
の挟着部を右方より左方に通過した転写紙PLが、転写
した画像のトナーTIの定着を終えたあと前述した排紙
ローラあるいは加熱ローラのオフセット傾向によって上
向きの方向に搬送されるため転写、QPIが加熱ローラ
lから完全に離れるまでの間、その後端部画像のトナー
TIが加熱ローラlに追従して接触を保っている状態を
示している。
その結果図(b)に示す如く転写紙PIが加熱ローラl
から分離しても、この分離の直前に転写紙の後端が加熱
ローラをこすることに主として起因してトナーTlの一
部が加熱ローラ1の周面上にオフセットされて付着トナ
ーTとなり、さらに転写紙の1通過しない時期に加熱ロ
ーラ1の回転に伴って図(C)に示す如く付着トナーT
は圧着ローラ2の周面上に転移される。
から分離しても、この分離の直前に転写紙の後端が加熱
ローラをこすることに主として起因してトナーTlの一
部が加熱ローラ1の周面上にオフセットされて付着トナ
ーTとなり、さらに転写紙の1通過しない時期に加熱ロ
ーラ1の回転に伴って図(C)に示す如く付着トナーT
は圧着ローラ2の周面上に転移される。
そのため図(d)に示す如く後続する転写紙P2がその
表面の画像のトナーT2が加熱ローラlによって定着さ
れる間に、その裏面に圧着ローラ2による前記の付着ト
ナーTの転写を受けて紙面を汚すことになる。
表面の画像のトナーT2が加熱ローラlによって定着さ
れる間に、その裏面に圧着ローラ2による前記の付着ト
ナーTの転写を受けて紙面を汚すことになる。
このようなオフセット現象に起因する転写紙の汚れは、
定着を終えた転写紙が加熱ローラと接触している時間、
但しここで述べている時間とは、トナーがニップ部(挟
着部)を離れたときからトナーが加熱ローラと接触し続
けている時間をいい、この時間が長いことによりトナ一
温度が上昇してトナーがオフセットし易い状態に達して
しまうことに起因すると考えられ、従ってこの時間が長
い程顕著に発生しその程度も大きくなるものである。
定着を終えた転写紙が加熱ローラと接触している時間、
但しここで述べている時間とは、トナーがニップ部(挟
着部)を離れたときからトナーが加熱ローラと接触し続
けている時間をいい、この時間が長いことによりトナ一
温度が上昇してトナーがオフセットし易い状態に達して
しまうことに起因すると考えられ、従ってこの時間が長
い程顕著に発生しその程度も大きくなるものである。
本発明はこの点に着目してなされたもので、転写紙を加
熱ローラと圧着ローラの挟着部を通過後直ちに加熱ロー
ラより分離する方向に付勢することにより転写紙の末端
がニップ部から排出されると同時に加熱ローラより離間
し、前述したオフセット現象による加熱ローラへの付着
トナーの発生を防止し、それによって画像面はもとより
裏面にもトラ−による汚れのない記録物を得ようとする
ものである。
熱ローラと圧着ローラの挟着部を通過後直ちに加熱ロー
ラより分離する方向に付勢することにより転写紙の末端
がニップ部から排出されると同時に加熱ローラより離間
し、前述したオフセット現象による加熱ローラへの付着
トナーの発生を防止し、それによって画像面はもとより
裏面にもトラ−による汚れのない記録物を得ようとする
ものである。
[実施例コ
本発明の一実施例を第1図ないし第4図に示す。
第1図は本発明の排紙装置を備えた定着装置の一実施例
を示したもので、画像転写部においてその表面にトナー
Tを転写した転写紙Pは、図の右方向から搬送ベルト1
3によって定着装置へと搬送されてくる。
を示したもので、画像転写部においてその表面にトナー
Tを転写した転写紙Pは、図の右方向から搬送ベルト1
3によって定着装置へと搬送されてくる。
定着装置の人口にはガイド仮10a 、10bが設けら
れていて、搬送された転写紙Pを定着部に案内するよう
になっている。
れていて、搬送された転写紙Pを定着部に案内するよう
になっている。
定着部は、ヒートローラと呼ばれる加熱ローラ11とこ
れに圧接するバックアップローラと呼ばれる圧着ローラ
12とのローラ対から成っていて、前記加熱ローラ11
の内部にヒータllaを内蔵して動力により時計方向に
回転されるようになっており、一方前記圧着ローラには
プレート15に軸着されていて、該プレート15が圧縮
バネ16によって支軸15aを中心に時計方向に付勢さ
れることにより前記加熱ローラ11に圧接してその接点
に転写紙Pの挟着部にツブ部)を形成している。
れに圧接するバックアップローラと呼ばれる圧着ローラ
12とのローラ対から成っていて、前記加熱ローラ11
の内部にヒータllaを内蔵して動力により時計方向に
回転されるようになっており、一方前記圧着ローラには
プレート15に軸着されていて、該プレート15が圧縮
バネ16によって支軸15aを中心に時計方向に付勢さ
れることにより前記加熱ローラ11に圧接してその接点
に転写紙Pの挟着部にツブ部)を形成している。
即ち、前記転写紙Pは前記加熱ローラ11と圧着ローラ
12との挟着部によってさらに左方に搬送が続けられる
と同時に加熱ローラ11のヒータ11aによる加熱を受
けて、その表面に転写したトナーTを溶融固着して画像
の定着を行うようになっている。
12との挟着部によってさらに左方に搬送が続けられる
と同時に加熱ローラ11のヒータ11aによる加熱を受
けて、その表面に転写したトナーTを溶融固着して画像
の定着を行うようになっている。
前記加熱ローラ11と圧着ローラ12の構成についてさ
らに詳述すると、第2図に示す如く、加熱ローラ11は
厚さ約2〜5mm程度のAffパイプを芯金11bとし
これに25〜30μm厚のPFA(4ふっ化エチレン−
パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)を被覆
層11cとしたものを用い、また圧着ローラl−2は約
20mmφのSO9を芯金12aとしその周面にシリコ
ンゴム12bを約5mm程度の厚さで被覆するよう射出
成形したゴム硬度の35°HSの弾性層を用いている。
らに詳述すると、第2図に示す如く、加熱ローラ11は
厚さ約2〜5mm程度のAffパイプを芯金11bとし
これに25〜30μm厚のPFA(4ふっ化エチレン−
パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)を被覆
層11cとしたものを用い、また圧着ローラl−2は約
20mmφのSO9を芯金12aとしその周面にシリコ
ンゴム12bを約5mm程度の厚さで被覆するよう射出
成形したゴム硬度の35°HSの弾性層を用いている。
PFAとして構造式とメーカを示す。
このような加熱ローラ11と圧着ローラ12に対し離型
性の良好な物質をコートしニップ圧Lkg/amとなる
よう圧接することにより定着時におけるトナーTのオフ
セット現象がかなり軽減されるような性能が付与されて
いる。従って本実施例においては定着装置のクリーニン
グ機構を設けていない。
性の良好な物質をコートしニップ圧Lkg/amとなる
よう圧接することにより定着時におけるトナーTのオフ
セット現象がかなり軽減されるような性能が付与されて
いる。従って本実施例においては定着装置のクリーニン
グ機構を設けていない。
前述した上側に位置した加熱ローラ11と下側に位置し
た圧着ローラ12による決着部により定着がなされてさ
らに左方に送り出された転写紙Pは、切線方向(本実施
例では水平方向)よりθが約lO“の伏角をもった方向
に設けた本発明の上ガイド板18の下面に沿って搬送さ
れ、ついで該とガイド板18の左端部18aより若干上
位に決着部を構成した排紙装置17に搬送されるように
なっている。
た圧着ローラ12による決着部により定着がなされてさ
らに左方に送り出された転写紙Pは、切線方向(本実施
例では水平方向)よりθが約lO“の伏角をもった方向
に設けた本発明の上ガイド板18の下面に沿って搬送さ
れ、ついで該とガイド板18の左端部18aより若干上
位に決着部を構成した排紙装置17に搬送されるように
なっている。
ここで切線とは、決着状態にある加熱ローラ11と圧着
ローラ12とのニップ部の入口側と出口側との両端を結
ぶ線であり、θの伏角をもった方向とは、出口側のニッ
プ端から測った角度である。
ローラ12とのニップ部の入口側と出口側との両端を結
ぶ線であり、θの伏角をもった方向とは、出口側のニッ
プ端から測った角度である。
前記排紙装置17は、時計方向に回転するよう駆動され
る上ローラL7aとこれに弾性的に圧接することにより
反時計方向に従動回転する下ローラ17bとから成る排
紙ローラ対であって、前記定着装置より搬送され前記上
ガイド板18aに案内されて送り込まれた定着済の転写
紙を再び決着してさらに左方に搬送し記録装置の外部へ
と排出するようになっている。
る上ローラL7aとこれに弾性的に圧接することにより
反時計方向に従動回転する下ローラ17bとから成る排
紙ローラ対であって、前記定着装置より搬送され前記上
ガイド板18aに案内されて送り込まれた定着済の転写
紙を再び決着してさらに左方に搬送し記録装置の外部へ
と排出するようになっている。
前記排紙装置17によって搬送されつつある転写紙Pの
状態の詳細は、第3図に示す如く加熱ローラ11と圧着
ローラ12の決着部を通過した転写紙Pは前記上ガイド
板18によって一旦下方に強制的に方向を転換されたの
ち、排紙装置の上ローラ17aと下ローラ17bとに決
着されることによって若干上向きに反転した状態となっ
て排出されることになる。
状態の詳細は、第3図に示す如く加熱ローラ11と圧着
ローラ12の決着部を通過した転写紙Pは前記上ガイド
板18によって一旦下方に強制的に方向を転換されたの
ち、排紙装置の上ローラ17aと下ローラ17bとに決
着されることによって若干上向きに反転した状態となっ
て排出されることになる。
即ち、転写紙Pはその搬送中に絶えず前記上ガイド板1
8の左端部18aによって強制的に下方に屈曲され続け
つつ移動していることとなり、転写紙は加熱ローラから
離れる方向に付勢されていることとなる。
8の左端部18aによって強制的に下方に屈曲され続け
つつ移動していることとなり、転写紙は加熱ローラから
離れる方向に付勢されていることとなる。
従って転写紙Pの後端部P′が前記加熱ローラ11と圧
着ローラ12の決着部を通過し終えると転写紙P自体の
もつ剛性によって転写紙Pは破線にて示す如く圧着ロー
ラI2側に変位しようとし、そのため後端部P′が加熱
ローラ11の周面から分離する力を受けるため加熱ロー
ラ11から比較的早期に分離して、加熱ローラに転写紙
の後端がこすれることが殆どな(、前述した加熱ローラ
と圧着ローラの効用と併せて加熱ローラ11に対するト
ナーTのオフセット現象または圧着ローラ12に対する
トナーTの転移も未然に防止されることとなる。
着ローラ12の決着部を通過し終えると転写紙P自体の
もつ剛性によって転写紙Pは破線にて示す如く圧着ロー
ラI2側に変位しようとし、そのため後端部P′が加熱
ローラ11の周面から分離する力を受けるため加熱ロー
ラ11から比較的早期に分離して、加熱ローラに転写紙
の後端がこすれることが殆どな(、前述した加熱ローラ
と圧着ローラの効用と併せて加熱ローラ11に対するト
ナーTのオフセット現象または圧着ローラ12に対する
トナーTの転移も未然に防止されることとなる。
さらに排紙装置のローラの回転速度を定着装置における
ローラのそれより10%程度大きくすれば排紙時におけ
る転写紙Pの張力が増大して前述した転写紙自体がもつ
剛性と併せて加熱ローラ11からの分離がより強力に行
われるようになり、加熱ローラの周面温度を150〜2
00°Cとなるようセットし、それに対する圧着ローラ
12のニップ圧(線圧)を1〜1 、5 kg/ cm
となるよう調整してテストを行ったところ、多数枚の転
写紙を連続して定着した結果でもクリーニング手段を設
けてないにも拘らず転写紙の画像面および裏面にトナー
の付着による汚れと特に転写紙の後端部のトナー像に起
因する汚れを発生することのないことなお第4図に示す
如べ定着装置を通過した転写紙Pがφが約lO°の仰角
を持った方向に搬送されるよう上ガイド板28を設置し
、その左端部28aが排紙装置によって搬送されつつあ
る転写紙Pを下方に強制的に屈曲するよう構成しても、
転写紙Pの後端部P′が定着装置の決着部を通過し終え
ると前例同様転写紙Pが圧着ローラ22の側に変位する
力を受けて加熱ローラ21からの分離が促進されトナー
が加熱ローラに付着しなくなるという効果は変らない。
ローラのそれより10%程度大きくすれば排紙時におけ
る転写紙Pの張力が増大して前述した転写紙自体がもつ
剛性と併せて加熱ローラ11からの分離がより強力に行
われるようになり、加熱ローラの周面温度を150〜2
00°Cとなるようセットし、それに対する圧着ローラ
12のニップ圧(線圧)を1〜1 、5 kg/ cm
となるよう調整してテストを行ったところ、多数枚の転
写紙を連続して定着した結果でもクリーニング手段を設
けてないにも拘らず転写紙の画像面および裏面にトナー
の付着による汚れと特に転写紙の後端部のトナー像に起
因する汚れを発生することのないことなお第4図に示す
如べ定着装置を通過した転写紙Pがφが約lO°の仰角
を持った方向に搬送されるよう上ガイド板28を設置し
、その左端部28aが排紙装置によって搬送されつつあ
る転写紙Pを下方に強制的に屈曲するよう構成しても、
転写紙Pの後端部P′が定着装置の決着部を通過し終え
ると前例同様転写紙Pが圧着ローラ22の側に変位する
力を受けて加熱ローラ21からの分離が促進されトナー
が加熱ローラに付着しなくなるという効果は変らない。
即ち、上ガイドローラの設置条件としては、前記切線と
、定着装置決着部からガイド部材に至る搬送路のなす角
φよりも、前記切線とガイド部材から分離装置決着部に
至る搬送路のなす角ずを大きくすると転写紙は下方に付
勢され、加熱ローラからの早急な分離が行える。
、定着装置決着部からガイド部材に至る搬送路のなす角
φよりも、前記切線とガイド部材から分離装置決着部に
至る搬送路のなす角ずを大きくすると転写紙は下方に付
勢され、加熱ローラからの早急な分離が行える。
[発明の効果]
本発明の排紙装置を備えることにより定着装置のローラ
に生ずるトナーのオフセット現象が未然に防止され、ク
リーニングレスかつオイルレスとした場合でも充分使用
に耐える良好な定着がなされるようにした定着装置の排
紙装置が提供されることとなった。
に生ずるトナーのオフセット現象が未然に防止され、ク
リーニングレスかつオイルレスとした場合でも充分使用
に耐える良好な定着がなされるようにした定着装置の排
紙装置が提供されることとなった。
第1図は本発明の排紙装置を備えた定着装置の断面図。
第2図は前記定着装置に使用されるローラの構成図。
第3図、第4図は前記排紙装置の要部図。
第5図は従来の排紙装置を備えた定着装置の断面図。
第6図は従来の定着装置におけるトナー汚れの発生説明
図。 11.21・・・加熱ローラ lla・・・ヒータ
11b ・・・芯金(パイプ) llc・・・
被覆層1.2.22・・・圧着ローラ 12a・・
・芯金(棒)+2b ・・ノリコンゴム 17
・・・排紙装置17a、27a・・・上ローラ 17b、27b・・・下ローラ 18.28・・・上ガイド板 18a、28a=左端部 19.29・・・下ガイド板 P・・・転写紙出
願人 小西六写真工業株式会社 第5図
図。 11.21・・・加熱ローラ lla・・・ヒータ
11b ・・・芯金(パイプ) llc・・・
被覆層1.2.22・・・圧着ローラ 12a・・
・芯金(棒)+2b ・・ノリコンゴム 17
・・・排紙装置17a、27a・・・上ローラ 17b、27b・・・下ローラ 18.28・・・上ガイド板 18a、28a=左端部 19.29・・・下ガイド板 P・・・転写紙出
願人 小西六写真工業株式会社 第5図
Claims (2)
- (1)圧接状態にあるヒートローラとバックアップロー
ラとからなる定着装置で挟着され定着された転写紙を排
紙ローラにより挟持して排出するようにした排紙装置に
おいて、前記定着装置と前記排紙ローラとの間に転写紙
をヒートローラ側からバックアップローラ側へ付勢する
ガイド部材を設けたことを特徴とする定着装置の排紙装
置。 - (2)前記定着装置がクリーニング機構を欠いた定着装
置で、これにより定着された転写紙を排出するようにし
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の定着装
置の排紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13983685A JPS61296376A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 定着装置の排紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13983685A JPS61296376A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 定着装置の排紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61296376A true JPS61296376A (ja) | 1986-12-27 |
Family
ID=15254630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13983685A Pending JPS61296376A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 定着装置の排紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61296376A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6368666U (ja) * | 1986-10-24 | 1988-05-09 | ||
JPH02294667A (ja) * | 1989-05-10 | 1990-12-05 | Canon Inc | フルカラー用トナー画像の定着方法 |
JP2006178009A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-07-06 | Funai Electric Co Ltd | プリンタの定着装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS587167A (ja) * | 1981-07-07 | 1983-01-14 | Ricoh Co Ltd | 定着装置 |
JPS60225181A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-09 | Hitachi Koki Co Ltd | 定着装置の用紙のシワ防止方法 |
-
1985
- 1985-06-25 JP JP13983685A patent/JPS61296376A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS587167A (ja) * | 1981-07-07 | 1983-01-14 | Ricoh Co Ltd | 定着装置 |
JPS60225181A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-09 | Hitachi Koki Co Ltd | 定着装置の用紙のシワ防止方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6368666U (ja) * | 1986-10-24 | 1988-05-09 | ||
JPH02294667A (ja) * | 1989-05-10 | 1990-12-05 | Canon Inc | フルカラー用トナー画像の定着方法 |
JP2006178009A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-07-06 | Funai Electric Co Ltd | プリンタの定着装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11224024A (ja) | 定着装置 | |
JPS61296376A (ja) | 定着装置の排紙装置 | |
JPH0328438Y2 (ja) | ||
JP2003270995A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2007065068A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JPH087513B2 (ja) | 定着用回転体のクリーニング方法 | |
JP7066460B2 (ja) | 定着装置 | |
JPS61296375A (ja) | 定着装置の排紙装置 | |
JPH0611983A (ja) | 定着装置 | |
JP2000338802A (ja) | 加熱装置及び画像形成装置 | |
JPH0428106Y2 (ja) | ||
JP2000321893A (ja) | 加熱定着装置及び画像形成装置 | |
JP2521725Y2 (ja) | 定着装置 | |
JP2003280445A (ja) | 定着装置 | |
JP4839640B2 (ja) | 画像形成装置の定着装置 | |
JPH08254919A (ja) | 定着装置 | |
JP3450604B2 (ja) | 定着装置 | |
JP2006039477A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006251591A (ja) | 定着装置、および該定着装置を備えた画像形成装置 | |
JP2002082564A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP3264572B2 (ja) | 像保持体からの像形成物質除去装置 | |
JPH0328437Y2 (ja) | ||
JP2002082554A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2003255745A (ja) | 定着クリーニング装置及び定着装置並びに画像形成装置 | |
JPH04156575A (ja) | 定着装置 |