JPH0328437Y2 - - Google Patents

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JPH0328437Y2
JPH0328437Y2 JP1982078913U JP7891382U JPH0328437Y2 JP H0328437 Y2 JPH0328437 Y2 JP H0328437Y2 JP 1982078913 U JP1982078913 U JP 1982078913U JP 7891382 U JP7891382 U JP 7891382U JP H0328437 Y2 JPH0328437 Y2 JP H0328437Y2
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pair
fixing
roller
rollers
heating roller
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JP1982078913U
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JPS58182952U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、未定着のトナー像を担持する転写
材を挟持搬送して定着を行なうローラ対と、その
少くとも一方のローラにオフセツト防止剤を供給
する手段とを有する定着装置に関する。
転写方式の電子写真複写機においては、所定の
プロセスにより感光体上に形成されたトナー像は
転写紙に転写された後、転写紙は感光体より分離
搬送されて定着部に至り加熱及び/又は加圧され
てトナー像が転写紙に融着又は圧着されて定着さ
れる。
この定着装置としては、未定着のトナー像を担
持する転写紙を加熱ローラと加圧ローラより成る
一対のローラで挟持搬送しつゝ加熱、加圧して定
着するローラ定着装置が広く使用されている。
この型式の定着装置の一例を、第1図により説
明すると、分離搬送ベルト1により定着装置に搬
送されて来た転写紙Sは内部にヒーター2を有す
る定着ローラ3と、これに圧接・離脱可能な加圧
ローラ4のローラ対の間を通過することによりト
ナー像は転写紙に融着され、剥離爪5及びガイド
板6に沿つて搬送ローラ7に咬えられガイド板8
を通つて排出される。
さて、ローラ定着装置の重要な技術課題とし
て、トナー像の定着ローラへのオフセツトの防止
と転写紙の定着ローラからの剥離がある。この目
的のため定着ローラの表層に離型性のよいテフロ
ンやシリコーンゴム等を使用したり、シリコーン
オイル等のオフセツト防止剤を定着ローラ対の少
くとも一方に塗布することが一般に行なわれてい
る。
第1図に示す装置では、オフセツト防止剤(以
下オイルと略する)を定着ローラ3に塗布するた
めに、定着装置の下部に設けたオイルタンク9内
に下部を浸漬した塗布フエルト10の上面と、定
着ローラ3との間に、オイル供給ローラ11、オ
イル塗布ローラ12が順次設けられている。塗布
フエルト10はスプリング13によりフエルト保
持板14を介して常時オイル供給ローラ11に押
圧され、又スプリング15により加圧レバー1
6、オイル供給ローラ11を介してオイル塗布ロ
ーラ12が常時定着ローラ3に圧接しており、オ
イル塗布ローラ12と定着ローラ3との間の摩擦
によりオイル供給ローラは定着ローラ3に従動し
て回転・停止を行ない、適正な量のオイルが定着
ローラ3に塗布されるようになつている。
しかし、シリコーンオイル等のオフセツト防止
剤を定着ローラに塗布する定着装置の欠点とし
て、オイル付着の問題がある。大抵のロール定着
装置には、第1図の装置に示されている如く定着
ローラに先端が接する剥離爪が設けられている。
そのため、オイルを定着ローラに供給すると、剥
離爪の先端にオイルが溜ることが避けられない。
従つて、転写紙が搬送されてくる転写紙の先端又
は後端にオイルが付着し転写紙にシミを作つた
り、機械内部を汚したりする。
転写紙先端のオイル付着に関しては、先端部が
定着ローラ対を通過する時期にシリコンオイルを
多量に塗布することにより離型性を良くしたり、
定着ローラの直径を小さくして転写紙自身の腰を
利用したり、定着ローラの表層の材料に離型性の
良いシリコーンゴム等を使用して、転写紙の先端
が剥離爪先端の接する位置迄定着ローラにより搬
送される前に先端を剥離させシリコーンオイルの
溜つた剥離爪先端の上を頭越しに通過させて回避
することが出来る。
第1図において、転写紙の先端が搬送ローラ対
7に咬えられると、搬送ローラ対7の搬送速度を
定着ローラ対3,4の周速より僅かに大きくして
おくことにより、転写紙は定着ローラ対3,4の
挟持点と搬送ローラ7の挟持点の間をたるみなく
緊張して搬送される。第1図より明らかな如く、
剥離爪5の先端5aは、上記の定着ローラ対の挟
持点と搬送ローラ7の挟持点とを結ぶ直線より後
退した位置にあるので、転写紙が定着ローラ対
3,4に挟持されている限り転写紙が剥離爪5の
先端5aに溜つたオイルに接触する懸念はない。
しかし、転写紙後端のオイル付着に関しては、
転写紙の後端が定着ローラ対の挟持部より離脱す
ると、搬送ローラ対7で挟持された位置より後方
の転写紙は張力がなくなり、定着の際画像面が加
熱されることによりついたカールぐせにより転写
材の後端は定着ローラ上を摺動し、剥離爪5の先
端部5aに溜つたオイルに接触するおそれが生ず
る。定着ローラ対による転写紙の搬送方向が水平
又はこれに近い場合は、転写紙後端が定着ローラ
対から離脱し、搬送ローラ対より後部が片持状態
になると、転写紙は自重により後端が垂下する方
向に変位し、一般に上部に配置された加熱定着ロ
ーラに接する剥離爪に転写紙後端が接触するおそ
れは軽減される。しかし、第1図に示したような
搬送路が垂直になるような定着装置においては、
この利点がなく、又搬送路にスペース的余裕がな
い場合は、転写紙後端の剥離爪先端部への接触の
懸念は搬送路が水平の場合より大きくなる。
本考案は、従来のローラ定着装置、特に第1図
に例示したような定着ローラ対による搬送路の方
向が垂直もしくはこれに近いような定着装置の上
記の転写紙後端の剥離爪先端への接触によるオイ
ル汚れの問題を解決した定着装置を提供すること
を目的とする。
以下、本考案を、その実施例を示す図面にもと
ずいて詳細に説明する。
第2図に示す実施例においては、搬送ローラ対
7の挟持点における接線の方向が、第1図の装置
のものより若干反時計方向に傾斜している。即
ち、この搬送ローラ対の挟持点における接線の方
向は定着ローラ対3,4の挟持点より図において
右側に伸びることになる。したがつて転写材Sの
後端が未だ定着ローラ対3,4に挟持搬送されて
いる間は、前述の如く定着ローラ対と搬送ローラ
対7の間で転写紙はたるみなく緊張してこれら両
ローラ対の挟持点間を結ぶ直線上を搬送される
が、転写紙Sの後端が定着ローラ対3,4から離
脱すると、搬送ローラ対7により片持された転写
紙後部は搬送ローラにより挟持された位置では該
ローラの接線方向になり、それより後方では紙の
腰により、剥離爪5から遠ざかる方向に変位す
る。従つて、転写紙Sの後端が剥離爪5の先端5
aに接触することなく通過して排出され、オイル
汚れは回避される。
第3図に示す実施例では、剥離爪5の先端5a
から搬送ローラ7へ転写紙を案内するガイド板1
7に、剥離爪5と反対側に適当量突出するなだら
かな突出部17aが設けられている。
したがつて転写紙先端が定着ローラ対3,4の
挟持位置から出た後剥離爪の接触点迄剥離せず、
剥離爪5の先端5aによつて剥離された場合はガ
イド板17の突起17aはなだらかな突起である
から転写紙先端は円滑にこれにより案内されて搬
送ローラ7に咬えられる。
その後、転写紙は搬送ローラ対7と定着ローラ
対3,4の間を緊張した状態で搬送されこの間で
転写紙はガイド板17の突起17aによりくの字
形に屈形させられた状態で搬送される。
転写紙の後端が、定着ローラ対3,4を離脱す
ると転写紙は自身の腰によりガイド板17の突起
17aに押されて図において右方に移動し、その
後端は剥離爪5の先端5aより離れた位置に変位
される。
第4図に示す実施例では、剥離爪5の外側(剥
離された転写紙に面する側)が転写紙の案内面と
なつており、この面に前記のガイド板17に設け
たのと同様、転写紙の通路側に適当な高さ突出さ
せたなだらかな突起5bが設けられている。その
作用は第3図の実施例と同様である。
以上の如く、本考案によれば、搬送ローラの向
きを若干変えるか案内部材に突起を設けるだけの
簡単な構成で、転写紙後端のオフセツト防止剤に
よる油よごれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のローラ定着装置の一例を示す断
面図、第2図乃至第4図は夫々本考案の実施例を
示す断面図である。 3,4…定着ローラ対、5…剥離爪、7…搬送
ローラ対、9〜16…オフセツト防止剤供給手
段、17…転写材ガイド板、5b,17a…突出
部、S…転写材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 加熱ローラとこれに圧接する加圧ローラとより
    成り、加熱ローラ側に画像面を向けて未定着トナ
    ー像を担持する転写材を挟持搬送して定着を行な
    う定着ローラ対と、 上記加熱ローラにオフセツト防止剤を供給する
    手段と、 定着位置の下流側で上記加熱ローラに先端が接
    する剥離爪と、 定着された転写材を排出部に搬送する搬送ロー
    ラ対と、 上記剥離爪と転写材通路を挟んで対向配置さ
    れ、転写材を定着ローラ対から搬送ローラ対へ案
    内するガイド部材とを有する定着装置において、 上記の搬送ローラ対はその挟持点における接線
    が定着ローラ対の挟持点よりも加熱ローラ側にく
    るように配置され、 上記の剥離爪の転写材搬送路の方に向いた面に
    は該剥離爪が上記の加熱ローラに接する先端に
    つゞいて順次定着ローラ対より離脱した転写材の
    後端を加熱ローラの剥離爪先端が接する位置付近
    より遠ざけるのに適当な突出量を有するなだらか
    な突出部及び凹入部が設けられ、 上記のガイド部材は定着ローラ対より排出され
    る転写材を湾曲させて排出ローラ対に向うように
    案内するに適した形状を有する ことを特徴とする定着装置。
JP7891382U 1982-05-31 1982-05-31 ロ−ラ定着装置 Granted JPS58182952U (ja)

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JP7891382U JPS58182952U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 ロ−ラ定着装置

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JP7891382U JPS58182952U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 ロ−ラ定着装置

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Publication Number Publication Date
JPS58182952U JPS58182952U (ja) 1983-12-06
JPH0328437Y2 true JPH0328437Y2 (ja) 1991-06-19

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ID=30088112

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JP7891382U Granted JPS58182952U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 ロ−ラ定着装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56130778A (en) * 1980-03-17 1981-10-13 Toshiba Corp Fixing device
JPS56156862A (en) * 1980-05-07 1981-12-03 Toshiba Corp Fixing device
JPS5760160B2 (ja) * 1974-08-26 1982-12-17 Minoru Kuroda

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5760160U (ja) * 1980-09-29 1982-04-09

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JPS56156862A (en) * 1980-05-07 1981-12-03 Toshiba Corp Fixing device

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JPS58182952U (ja) 1983-12-06

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