JPS584339B2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置

Info

Publication number
JPS584339B2
JPS584339B2 JP3865676A JP3865676A JPS584339B2 JP S584339 B2 JPS584339 B2 JP S584339B2 JP 3865676 A JP3865676 A JP 3865676A JP 3865676 A JP3865676 A JP 3865676A JP S584339 B2 JPS584339 B2 JP S584339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
paper
fixing
passing
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3865676A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52121329A (en
Inventor
桜井正明
豊野勉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3865676A priority Critical patent/JPS584339B2/ja
Publication of JPS52121329A publication Critical patent/JPS52121329A/ja
Publication of JPS584339B2 publication Critical patent/JPS584339B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真複写機、印刷機等に於いて、支持体上
に形成された粉像を加熱定着さぜる定着装置の改良に係
るもので、特に表面が弾性体で形成された定着ローラー
の耐久使用に於ける不均一な摩耗を修正することによっ
て長期間安定な定着を行なえるようにした定着装置に関
するものである。
従来、熱源からの熱エネルギーを複写材及びその表面1
−.に形成された未定着粉像に伝達するために行なわれ
ている加熱方法には、大別すると赤外線加熱、熱板加熱
、リボンヒーター加熱等があるがこれらは発熱体、加熱
素子、複写材の相互間に空気の様な熱の不良導体を多か
れ少なかれ介して熱を供給する加熱方法であり、熱効率
が非常に悪く装置も大型化する。
そこで、近来熱効率が良好で安全性が高く装置が小型で
済む熱ローラ一定着が頻繁に行なわれている。
熱ローラ一定着では1対のローラーを圧接し、その間を
粉像を形成した支持体を通すことにより該支持体上の粉
像を支持体上に永久定着する。
そこで、良好な定着を得るためには、ローラー同志の接
触幅(ニツプ幅)を大きくすることが必要である。
このため、該ローラーの少なくとも一方の表面を耐熱弾
性体で形成しなければならない。
一般にはこの耐熱弾性体にはある種のシリコーンゴムが
用いられている。
シリコーンゴムはオフセット防止液としてシリコーンオ
イルを含んでおり、通紙時における紙の剥離を助けてい
るが、通紙部では紙にシリコーンオイル等が付着し、シ
リコーンゴム内の低分子量のシリコーンオイル等が減少
する。
この為に長期の通紙により通紙部が非通紙部に比べてや
せ細り、通紙部と非通紙部での周速の違い及び圧の不均
一を生じて支持体にシワが発生し、画像ズレを生じるO 本発明は上記の欠点を改良し、長期間安定な紙送り及び
良好な定着を行なうことができる定着装置を提供するも
のである。
即ちオフセット防止液を含有する耐熱弾性ローラ表面に
局部的にオフセット防IL液除去部材を当接し該ローラ
表面からオフセット防止液を適量除去することにより、
ローラ外径の局部的な不均一をなくして高性能の定着を
行なうものである。
以下、本発明の実施例について図面を用いて訂細に説明
する。
長期間通紙した場合のオフセット防止液を含不する弾性
体被覆ローラーは第1図に示す如く通紹部が非常にやせ
細り、非通紙部1a,1bとの匿に外径の差を生じ、こ
れによって複写紙にシワか生じ易くなる。
我々の行なった実1験では、或る村のRTVシリコーン
ゴムを用いて、数万枚通紙を行なうと、通紙部と非通紙
部では、0,5mmから0.8mm稈度の外径の差を生
じシワが発生し易い林態となった。
RTVシリコーンゴムは架橋したシリコーン立体鎖が低
分子シリコーンオイルにより膨潤した形体のものと考え
られ、通紙によりシリコーン立体鎖間からシリコーンオ
イルが除々に抹け出し紙に付着して減少する。
この為、長期間通紙を行なうとシリコーンゴムL]一ラ
は外径が変什し、第1図の如く通紙部の外径がやせ細る
と考えられる。
肉厚6mmのRTVシリコーンゴム層をもつ外径30m
mの定着ローラを用いて定着を行なった場合のシリコー
ンオイル減少量ΔMと、ローラ外径ΔRの関係を第2図
に示す。
ΔMとΔRには大よそΔR=0.0658ΔMの関係が
成り立っていることがわかる。
第3図は本発明の一実施例を示すもので、1はRTVシ
リコーンゴムで表面を被覆した定着ローラ、2は定着「
コーラ1に圧接した圧着ローラ、3はローラ1及び2を
加熱する加熱源で、ハロゲンヒーター等からできている
4は定着ローラ1表面からシリコーンオイルを適宜除去
ずる吸液性ローラであり、定着ローラ1の非通紙部に圧
接している。
該ローラ4はテフロン(商品名)或はノーメツクス(商
品名)等の耐熱性フエルトパッドで表面を被覆したもの
、或は定着ローラ1のシリコーンゴムよりもシリコーン
低分子濃度の低いシリコーンゴムで表面を被覆したもの
からなり、このローラを圧接回動して定着ローラ1の非
通紙部から低分子成分を適度にローラ4に移動させるこ
とによって通紙部と非通紙部に外径の差を生じないよう
にすることができる。
ローラ1,2の長さは安定した紙送りをするために最大
通紙幅よりも両端とも5mm以上長いことが望ましく、
この部分にオフセット防止液除去部材を当接することに
より、定着[3−ラの不均− な段差の発生を防止する
ことが出来る。
第4図は2種のA−判、B判の複写材を通紙する様な場
合の実施例である。
11はオフセット防11−液を含有するシリコーンゴム
等の耐熱弾性離型体で形成された定着ローラ、12は耐
熱弾性体で形成された圧着ローラ、13はハIコゲンヒ
ーク等の力日熱源、15は熱良導体よりなる加熱ローラ
、16はノーメツクス等の耐熱性のオフセット防止液吸
収体で形成されたウエブである。
図ではエンドレスになっているが、ロール状のものを除
々に巻きとっていっても良い。
A−判のみを数千枚通紙すると、通紙部のオフセツ1・
防+h液が複写材に付着し非通紙部と0.05〜0.2
朋程度の段差が生じる。
その後B判の通紙をすると、シワが生じたり、画像に白
抜けが生じたりする。
これは前記の様に圧の不均一が周速の違いによるもので
ある。
第4図はA判通紙時のみ、ウエブ16を定着ローラ11
の右側端部に当接させるもので、ウエブ16はローラ1
7で駆動又は従動される。
スクンバイ時或はB判通紙時にはソレノイド18で、ロ
ーラ19を移動さぜてウエブ16を定着ローラ11から
離脱させ、A判通紙時だけウエブ16を定着ローラ11
に当接させるものである。
以上のように本発明によると定着ローラ内からオフセッ
ト防止液が均−に消費、除去されるので定着ローラの外
径の局部変形を防止でき、長期間安定した紙送り、及び
良好な定着を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の定着ローラを示す図、第2図はローラ径
とオフセット防止液量との関係を示す図、第3図は本発
明定着装置の−実施例を示す図、第4図は他の実施例を
示す図。 1・・・・・・定着ローラ、2・・・・・・圧着ローラ
、3・・・・・・加熱源、4・・・・・・吸液性ローラ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トナー像を担持する支持体を1対の回転体の間を通
    すことによりトナー像を支持体に定着する定着装置にお
    いて、前記1対の回転体の少なくとも一方の回転体の表
    面をオフセット防止液含有体で構成し、前記回転体にお
    ける前記支持体の非通過域に作用し、前記オフセット防
    止液含有体からオフセット防止液を適宜除去する部材を
    有することを特徴とする定着装置。 2 上記非通過域は異なる送り幅の支持体の大小差によ
    って生じる部分を有し、上記部材はこの非通過域に作用
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の定着
    装置。 3 上記部材は上記回転体に対して接離することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項、第2項いずれかに記載の
    定着装置。
JP3865676A 1976-04-06 1976-04-06 定着装置 Expired JPS584339B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3865676A JPS584339B2 (ja) 1976-04-06 1976-04-06 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3865676A JPS584339B2 (ja) 1976-04-06 1976-04-06 定着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52121329A JPS52121329A (en) 1977-10-12
JPS584339B2 true JPS584339B2 (ja) 1983-01-26

Family

ID=12531288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3865676A Expired JPS584339B2 (ja) 1976-04-06 1976-04-06 定着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS584339B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018179689A1 (ja) 2017-03-29 2018-10-04 東洋紡株式会社 防曇性を有する接着剤組成物

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3171686B2 (ja) * 1992-08-28 2001-05-28 株式会社リコー 定着装置のクリーニングローラ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018179689A1 (ja) 2017-03-29 2018-10-04 東洋紡株式会社 防曇性を有する接着剤組成物
KR20190127675A (ko) 2017-03-29 2019-11-13 도요보 가부시키가이샤 방담성을 갖는 접착제 조성물
US11459492B2 (en) 2017-03-29 2022-10-04 Toyobo Co., Ltd. Adhesive composition having anti-fogging property

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52121329A (en) 1977-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0369980A (ja) 加熱定着装置
JPH0968883A (ja) 定着装置
JPH103231A (ja) 一様なニップ速度のロール定着装置
JPH103230A (ja) 一様なニップ速度のロール定着装置
JPH01304481A (ja) 定着装置
JP3285658B2 (ja) 加熱加圧フュージングシステム
JP2000039787A (ja) 加熱装置、加熱定着装置及び画像形成装置
JPH11149230A (ja) 画像形成装置
JPS6214675A (ja) 熱定着機構
JPS584339B2 (ja) 定着装置
JPH08339133A (ja) 定着装置
JP2007163794A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP3056821B2 (ja) 定着装置
JP2001005312A (ja) 定着装置
JP2722473B2 (ja) 定着装置における加圧ローラ装置
JPS6252580A (ja) 定着装置の定着ロ−ラ対
JPH0274976A (ja) 定着装置における差動駆動装置
JP2001265159A (ja) 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置
JPS58187970A (ja) 密着加熱型定着装置における画像支持体のシワ防止装置
JPS6011865A (ja) 電子写真コピ−装置用融着装置
JP4325440B2 (ja) 記録用紙の除湿装置
JPH11224016A (ja) 加熱加圧式定着装置
JPH01269970A (ja) 定着装置
JP2000181267A (ja) 定着装置
JPH02230175A (ja) 定着装置