JPS63300063A - ロール部材からシートを取り除くための分離機構及び剥離機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は一般にロール部材からコピー媒体を取り除くた
めの装置に関し、更に詳細には、複写機の定着ロールま
たは光受容体ドラムからのコピーシートの取り除きを容
易化するための分離機構及び剥離機構に関する。

［従来の技術］ ゼログラフィの過程においては、一般に、コピーすべき
原画の光像を潜像の形で感光性部材上に記録し、その後
、一般にトナーと呼ばれている検電的印書用粒子を適用
することによって前記潜像を可視像とする。この可視的
トナー画像を、前記感光性部材上に直接固定するが、ま
たは前記部材から普通紙のような他の支持体へ転写し、
その後、種々の方法で、例えば熱及び圧力を用いること
により１．前記画像を前記支持体に固着させる。

加熱ロールの種々の組合せ及び圧力ロール及びこれらの
組合せを定着機構として用いることが知られている。こ
れらのロール構成を用いた場合に、トナー画像が定着ロ
ール面とコピーシートとの間の強い結合物となる場合が
屡々ある。そのために、成る点において定着済みコピー
シートを定着ロールから分離させることが必要となる場
合がある。

種々の機械的剥離装置が従来から知られている。

米国特許第４．３３６，９９２号においては、回転可能
な可撓性ストリッパフィンガ構造を用いてコピーシート
を加熱圧力ロール組立体から剥離することが開示されて
いる。米国特許第４．２６４．。

１８１号においては、コピーシートを加熱ロールから分
離させる複数のチゼルフィンガ３０を有する加熱ロール
／バックアップロール形定着装置が開示されている。米
国特許第４，１５６，５２４号においては、コピーシー
トを加熱定着ロール面から剥離させるために用いられる
長く伸びた剥離用ブレード部材が開示されている。

米国特許第９７０，４４１号公報には、１対の印刷ロー
ルから用紙を剥離するための用紙剥離装置が記載されて
いる。可撓性のペーパーストリップが、印刷機に調節可
能に取付けられる金属製りリップによって支持されてい
る。前記ストリ・ノブが不適正に配置されている場合に
は、これをそのクリップから引き抜いて印刷機を通して
送り、このようにして印刷機の損傷を防止することがで
きる。

米国特許第２，２１１，７６６号公報には、印刷機のド
ラムからシートを取り除（ための剥離装置が記載されて
いる。この剥離装置は複数の折目部を形成するように折
り曲げられた板を具備しており、前記折目部が至近間隔
をおくシート接触面を形成する。この剥離装置は印刷用
部材に至近して配置されるようになっており、前記シー
ト接触面は、インキの集積または汚染を避けるように十
分に狭くなる。

米国特許第３，９３６．０４５号公報には、光導電性ド
ラムの形状に順応する薄いストリップからなるシートピ
ックオフ部材が記載されている。

コピー材料の狭いストリップが前記ドラムの側部に沿っ
て延び、コピー材料が長さ方向に転写コロナの下を移動
するにつれて剥離用部材の上を移動する。次いで、前記
薄いストリップの突出部が前記コピー材料の先頭角部を
前記ドラムから遠く−、移動させて回転ロールとゴムベ
ルトとのニップ内に導き、そこで前記ロール及びヘルド
は前記コピー材料のシートを光導電性ドラムから遠クー
・運ぶ。

前記従来の諸ストリンパ機構は、一般に、ロール部材と
接触している極めて鋭い点を有するくさび面を提供する
ことを特徴としている。これは比較的滑らかな傾斜面を
呈し、分離されたコピーシートは、完全に分離する前に
、前記傾斜面上を若干距離滑る。

〔発明が解決しようとする課題〕

成る用途に対しては前記従来の装置は所望のシート取り
除きを行なうのに不十分であるということが見い出され
ている。例えば、ゼロックス２５１０型のような中広の
書類複写機に用いられる定着装置に対しては、定着ロー
ルは、長さが約９１　、４　ｃｍ（３６インチ）を越え
る円筒形を有す。このような長さのロールに対しては、
回転中のロールの偏心を完全に除去するように加工公差
を保持することは困難であるということが示されている
。喚言すれば、ロールは回転中に成る程度動揺する。従
来のくさび形の縁の鋭いロールに対しては、僅かな偏心
があっても、堅く取付けられたフィンガによってロール
面にかき傷が生ずる。

巾広の書類複写機の定着装置についての第２の問題とし
て、記録媒体としてアセテートシートを使用するために
通例生ずる汚染の問題がある。アセテートシートは、摩
擦係合面上にオイルを沈着させ易い。取り除かれつつあ
るコピーシートに対して比較的滑らかな面々呈する従来
のストリッパフィンガは、該フィンガの面上にオイルを
堆積させ易い。このオイルの堆積がｅＭのコピーを汚染
する。

本発明は前記従来の欠点のないように改良したストリッ
パフィンガを提供すること、並びに、ロール部材からシ
ートを取り除くためにかかるストリッパフィンガを備え
た改良されたシート分離機構及びシート剥離機構を提供
することを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明にかかるストリッパフィンガは薄い板金材で構成
される。持ち上がり　（フィンガ）部は１既略湾曲した
面を有し、定着ロール面に対してビックオフ角度で可撓
的に順応するように配置される。

このフィンガ部は、動揺があっても、ロール面に順応す
る。

また、本発明の他の特徴しては、本発明ストリッパフィ
ンガには次第に高くなる縁が設けられており、この縁が
コピーシートをフィンガ面から遠ざける。このコピーシ
ートは極めて薄い縁の上に乗るので、オイル堆積の問題
が最小限化される。

前記高くなった縁はまたフィンガのビーム強度を増し、
このフィンガは比較的重い積重ねコピー用紙を変形なし
に分離させることができる。

ロール部材から記録媒体を取り除くための本発明にかか
るシート分離機構は、前記ロール部材の面の巾に沿って
至近配置された複数の可撓性の長く伸びたストリッパフ
ィンガを備え、前記ストリッパフィンガは前記ロール部
材から前記記録媒体の最初の分離を生じさせるようにな
っている概略湾曲した可撓性先端部を有し、各フィンガ
は、前記フィンガから上方へ突出する少なくとも１つの
堅い縁部を有し、前記ストリッパフィンガの面から記録
媒体を徐々に遠くへ案内するようになっている。

〔実施例〕

第１図について説明すると、図は本発明を用いたゼログ
ラフィ式複写機８を示すものである。複写機８は適当な
フレーム１２を有し、該フレーム上に、ゼログラフィ式
複写機の諸構成部材が作動的に支持されている。簡単に
説明すると、ゼログラフィ式複写の当業者は熟知してい
るように、この複写機のゼログラフィ式構成部材として
は、回転可能な光受容体１４の形式で示しである電荷保
持性記録部材がある。例示の構成においては、光受容体
１４は、光導電性面１６を有するドラムから成っている
。この代りに、ベルト、ウェブ等のような他の形式の光
受容体を用いてもよい。

光受容体１４の周の回りには、光受容体１４の光導電性
面１６上に一様な電荷を与えるための帯電用コロトロン
１９を有する帯電ステーション１８、及び露光ステーシ
ョン２２が作動的に配置されており、前記露光ステーシ
ョンにおいては、予め帯電した光導電性面１６が、複写
される書類９の光像に露光されてその電荷保持面上に静
電潜像を形成する。前記光受容体の回りには、更に、光
導電性面１６上に形成された静電潜像がｌ・ナーによっ
て現像される現像ステーション２４、及び組合せ形の転
写・ブタツクステーション２８が作動的に配置されてお
り、この転写・、ブタツクステーションは転写用コロト
ロン２９及びデタソク用コロトロン３０を有し、前記現
像された画像を、光導電性面１６上の現像済み画像と調
時された関係で前へ送られるコピーシート３２のような
適当なコピー基体材料へ順々に転写するようになってい
る。前記光受容体の回りには、更に、放電用コロトロン
３６を有するクリーニングステーション３４が配置され
ており、光導電性面１６から残留現像剤を除去し、及び
該面上の残留電荷を中和するようになっている。

コピーシート３２は送りロールの対４０によって転写ス
テーション２８へ送られる。シートガイド４２．４３が
、前記シートを、該シートが転写ステーション２８へ到
達する前に、約１８０°逆転させる。転写の後、シート
３２は定着ステーション４８へ送られ、このステーショ
ンにおいて、熱・圧力式定着器の一方の部材を形成する
定着ロール４９が前記トナーの画像と接触する。定着ロ
ール４９はロール４９の内部に配置された石英ランプ５
０のような適当な加熱体によって加熱される。定着の後
、コピーシート３２は、後で詳述するストリッパフィン
ガ機構によってロール４９から分離させられる。

書類９が定速型搬送装置５４によって走査領域５２を通
過させられるときに透明プラテン５１が該書類を支持す
る。走査領域５２は、事実上、プラテン５１に沿って所
望の点においてプラテン５１の巾を横切って延びる走査
線であり、該領域において、書類は、搬送装置５４によ
ってプラテン５１に沿って移動させられるにつれて一線
画ずつ走査される。搬送装置５４は、走査領域５２の各
側に入力及び出力の書類送りロールの対５５．５６をそ
れぞれ有し、書類９を所定の速度でプラテン５１を通過
させるようになっている。走査領域５２においてプラテ
ン５１のストリップ状領域を照明するために露光ランプ
５８が設げられている。走査される書類の線画からの像
光線は屈折率集束形ファイバレンズアレイ６０によって
露光ステーション２２へ伝達され、移動しつつある光受
容体１４の光導電性面１６を露光させる。

現像ステーション２４は現像器ハウジング６５を有し、
該ハウジングの下部は、成る量の現像剤６７を保持する
ための溜め６６を形成している。

当業者には解るように、現像剤６７は比較的大きいキャ
リヤ粒子と比較的小さいトナーまたはインキ粒子との混
合物から成っている。回転可能な磁気ブラシ式現像ロー
ル７０が現像器ハウジング６５内に光導電性面１６に対
する所定の作動関係に配置されており、ロール７０は、
溜め６６から現像剤を運んで光受容体１４との現像関係
にあらしめ、光導電性面１６上に形成されている静電潜
像を現像する働きをなす。

定着ロール４９は、外面にシリコーンゴムの薄い（即ち
約０．０１０　（約０．００５インチ））被覆を有する
肉薄の金属管を具備しており、前記被覆がコピー基体上
のトナー画像と接触してこれを該基体に固着させる。定
着ロールへのトナーの裏移りを防止し、及び定着ロール
を回転させるのに必要なトルクを減らすために、剥離剤
取扱い装置（図示せず）がシリコーンオイルの薄い層を
定着ロールの面に塗布する。定着ロールの一つの実施例
においては、該ロールは直径が約８３．８鶴（３，３イ
ンチ）、巾が約１．０１ｍ　（４０インチ）であった。

本実施例の定着ロールは、巾が約０．９１ｍ　（３フイ
ート）、長さが約１．２２ｍ　（４フィー１−）のコピ
ー基体上に画像を定着させるのに一般に用いられる。コ
ピー基体は、一般に、厚さが０．０２５４〜０．１２７
　ｖｍ　（１〜５ミル）であり、ベーバベラム、または
ポリエステル材から成っている。

本実施例における定着ステーション４８はまた、ウェブ
またはスリングとして図示しである非回転の長く伸びた
圧力部材７２を具備している。

第２図に示すように、スリング７２の一端はフレーム構
造７４に係止されている。前記スリングの他端部は偏向
させられて定着ロールと係合し、これにより、定着ロー
ル及びスリングは協同してこれらの間に長く伸びたニラ
１７８を形成している。ブラケット８１にもたれかかっ
ているばね機構８０が前記ロールとスリングとの間に力
を発生させてこれらの間に摩擦力を生じさせ、この摩擦
力が前記スリングを緊張させ、これにより該スリングは
定着ロールの面に適当な圧力を加えるようになっている
。複写機の遊動時間中に前記スリングのたるみとを除去
し、一方、作動中にはその張力を増すために重り８４が
用いられている。

ブレード部材８２が一端をフレーム構造７４に係止させ
ており、その他端は図示のように前記スリングと接触し
て該スリングに荷重を加え、これにより、ばね機構８０
と協同して十分な作動に必要な圧力を前記ニンブにおい
て生じさせている。

ストリンパ機構の実施例についいて説明すると、第２図
はその側面図を、第３図はその上面図をそれぞれ示すも
のであり、この機構は、定着ロールの巾に沿って配置さ
れた複数の三フィンガ形の薄板金ストリップ９１を具備
している。前記ス）・リップは互いに距離りをへだでて
分離されている。

この距離は装置の必要条件に応じて変更される。

各フィンガ９２はほぼ矩形状の基部９４から延びている
。基部９４は複数の取付はタブ９６を有し、これにより
、取付はグラケント９８上の組み合い穴にスナ・ノブス
ナップ的に取付けることができる。

ブラケット９８は定着ロールの巾全体に沿って延びてい
る。フィンガ９２は、概略湾曲した可撓端部１０２を有
するタブ部１００から成っている。

タブ部１００の中央部には隆起したほぼ三角形状の縁部
１０４が配置されている。前記縁部は、第４図に示すよ
うに、三角形の２辺を切り、その切抜き部を外方へ折り
曲げることによって形成される。従って、縁部１０４は
タブ部１００の面に対してほぼ垂直に延び、三角形の斜
辺を形成する。

作動について第２図及び第３図を参照して説明すると、
定着済みコピーシート３２はニップ領域７８から出てく
る。用紙が定着ロールの面に密着しているものとすると
、この用紙は、フィンガ９２の可撓端部１０２が係合し
てこの用紙シートの端部をロールから剥離させる点へ進
む。このシートが上方へ進み続けるにつれて、該シート
は縁部１０４に沿って進むことによってフィンガ面１０
０から次第に持ち上げられる。縁部１０４の向きはスト
リッパフィンガのビーム強度を大巾に増大させる。また
、例えば、定着済みコピーシート３２がポリエステルで
できている場合には、オイルの沈着があってもこれは薄
い縁部に沿って生ずるだけであり、従って後続のコピー
の汚染が最少限化される。本実施例においては定着ロー
ルの巾に沿って配置された複数の三フィンガ部を用いた
が、このフィンガ部が有するフィンガの個数はもっと少
ない場合も多い場合もあり、その総数は、定着ロールの
巾及び該ロールからシートを分離させるのに必要な力の
大きさの関数である。

縁部を有するストリッパフィンガを設けるという考え方
に従い、他の構成のストリッパフィンガを用いることも
できる。第５図は複数のストリッパフィンガ１１０の上
面図であり、これらストリッパフィンガは、フィンガの
辺を上方へ撓ませて支持板のスロット１１４に差し入れ
ることによって支持板１１２に取付けられている。第６
図は一つのフィンガの側面図であり、第７図はその正面
図である。前記フィンガの上方へ撓ませた縁は、第２図
、第３図及び第′４図の実施例ストリッパフィンガと同
じように、該フィンガのビーム強度を増大させ、またコ
ピーオイル汚染を防止する。この設計は、成形の必要が
ないので、製造費が比較的安い。このフィンガは、支持
板に取付けられるまでは平坦な状態のままになっている
。

第８図は、フィンガ９２の変形であるストリッパフィン
ガ１２０の上面図である。ストリッパフィンガが１２０
は単一の薄い金属板から形成され、矩形状の基部１２５
から延びる複数の「翼状」フィンガ１２４を有す。フィ
ンガ１２４の側縁は形状が三角形であり、上方へ直角に
折り曲げられている。第９図はストリップフィンガ１２
０の側面図である。

前述した実施例フィンガは、打抜き法で形成された薄い
（厚さ０．０５０８〜０．１２７　＋ｕ　（２〜５ミル
））板金で作ることができる。はぼこの厚さの板金で作
ったフィンガが定着ロールのストリッピング用に適当で
あるということが見い出された。本発明の原理に従い、
フィンガの厚さ及び／又は構造を変更することができる
。例えば、フィンガを、転写場所からコピー用紙を剥離
する際の助けとなるようにすることができる。この用途
に対しては、厚さ約０．０７６２〜０．１２７鶴（約３
〜５ミル）の薄いプラスチック材でフィンガを構成する
ことができる。

以上においては本発明をその実施例について説明したが
、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載の如き本発明の範囲内で種々の変形または変
更が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のストリッパフィンガ機構を有する複写
機の縦断面図、第２図は定着ロールと作動的に係合して
いる実施例ストリッパフィンガ機構の拡大縦断面図、第
３図は第２図のストリッパフィンガ機構の上面図、第４
図は第３図のストリッパフィンガの背面図、第５図は本
発明にかかるストリッパフィンガ機構の第２の実施例の
上面図、第６図は第５図のストリッパフィンガの側面図
、第７図は第５図のストリッパフィンガの正面図、第８
図はストリッパフィンガ機構の他の実施例の上面図、第
９図は第８図のストリッパフィンガの側面図である。 １４・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・光受容体ドラム、４９・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・定着ロール、９２．
１１０．１２０・・・ストリッパフィンガ、９４．１２
５・・・・・・・・・・・・・・・矩形状基部、９６・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・取付はタブ、９８・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・取付はブラケット、１０２・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・可撓性
端部、１０４・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・隆起三角形状縁部、１１２・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・支持板、１１４・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スロッ
ト、１２４・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・「翼状」フィンガ。 ＦＩＧ、　２ ＦＩＧ、５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ロール部材からの記録媒体の取り除きを行なうため
   のシート分離機構において、 前記ロール部材の面の巾に沿って至近配置された複数の
   可撓性の長く伸びたストリッパフィンガを備え、前記ス
   トリッパフィンガは前記ロール部材からの前記記録媒体
   の最初の分離を生じさせるようになっている概略湾曲し
   た可撓性先端部を有し、各前記フィンガは、前記フィン
   ガから上方へ突出する少なくとも１つの堅い縁部を有し
   、及び前記ストリッパフィンガの面から前記記録媒体を
   徐々に遠くへ案内するようになっているシート分離機構
   。 ２、堅い縁部がほぼ三角形状の形状を有し、前記縁部の
   斜辺が記録媒体を支持する縁を形成する請求項１記載の
   シート分離機構。 ３、ロール部材が、巾約９１４ｍｍ（３６インチ）まで
   の出力コピーシートを定着するようになっている定着ロ
   ールである請求項１記載のシート分離機構。 ４、ストリッパフィンガが、０．０７６２ｍｍ（３ミル
   ）と０．１２７ｍｍ（５ミル）との間の厚さを有する板
   金材で形成されている請求項１記載のシート分離機構。 ５、ロール部材が光受容体ドラムであり、ストリッパフ
   ィンガが０．０７６２ｍｍ（３ミル）と０．１２７ｍｍ
   （５ミル）との間の厚さを有するプラスチック材である
   請求項１記載のシート分離機構。 ６、ストリッパフィンガが複数の矩形状ストリップ基体
   上に一体的に形成されており、各前記基体はこれに付属
   した複数のフィンガを有し、各前記ストリップ基部はそ
   の長さに沿って形成された複数の取付け用ノッチを有し
   、前記ノッチはロール部材の剥離点の上の固定位置にお
   いて組合い面と組み合うように配置されている請求項１
   記載のシート分離機構。 ７、フィンガの可撓頂部位置が概略湾曲している請求項
   １記載のシート分離機構。 ８、ロール部材からのコピーシートの取り除きを行なう
   ためのシート剥離機構において、 概略湾曲した先端部を形成する剥離用端部を有する複数
   の薄い可撓性の長く伸びたフィンガ部材を備え、前記フ
   ィンガ部材は半円形の形状に撓ませられるようになって
   おり、更に、 前記フィンガ部材を支持するため、及び前記フィンガ部
   材を前記撓ませられた状態で取付けるための支持部材と
   、 前記ストリッパ部材のくさび形先端部が前記ロール部材
   と接触し、前記先端部を前記ロール部材の湾曲に順応さ
   せるように前記支持部材を偏倚させるための手段とを備
   えて成り、もって前記ロール部材からコピーシートの縁
   の分離を生じさせることを特徴とするシート剥離機構。 ９、ロール部材が定着ロールであり、フィンガ部材が薄
   い板金材である請求項８記載のシート剥離機構。 １０、ロール部材が光受容体ドラムであり、フィンガ部
   材が薄いプラスチック材である請求項８記載のシート剥
   離機構。