JP2005257992A - 定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録シートのサイズを問わず、定着回転体から分離された記録シートを所定の搬送経路へ案内することができる定着装置を提供する。
【解決手段】 互いに圧接して回転する第一定着回転体及び第二定着回転体と、
当該第一定着回転及び第二定着回転体との圧接部から排出される記録シートを第一定着回転体表面から分離する複数の分離爪と、
記録シートの幅方向に隣接する二つの分離爪の間に当該分離爪により分離された記録シートを所定の搬送経路へ案内する複数のリブを設け、
当該複数のリブには相異なる第一リブと第二リブとが含まれる。
前記第一リブは他のリブよりも記録シートの搬送基準に近い位置に設けられるとともに、
第一リブ先端は他のリブよりも分離爪先端に近くなるように形成されている
【選択図】 図3

Description

本発明は、定着装置に係り、特に定着装置の圧接部分から排出される記録シートを案内する案内部材の改良に関する。
特開平2003−84614号公報
電子写真方式を採用する画像形成装置では、従来から記録シート上に転写されたトナー画像を定着装置で定着し、永久画像を得ている。その定着装置としては、加熱ロールと加圧ロールとを備え、これらを互いに圧接回転させる。そして、両ロールの圧接部分に記録シートを通過させ、その熱と圧力との作用によりトナー画像を記録シート上へ定着させる。ここで、従来の定着装置では、定着の際に溶融したトナーの粘着力により記録シートが加熱ロールに付着してしまうのを防止するため、圧接部分の記録シートの搬送方向(以下、単に「搬送方向」ということがある)下流側において加熱ロールの表面から記録シートを分離するための分離爪を搬送方向に直行する方向、すなわち記録シートの幅方向(以下、単に「幅方向」ということがある)に所定間隔で複数設けている。さらに、従来の定着装置では、分離爪により分離された記録シートを搬送方向の所定の搬送経路へ案内するための案内部材を設けている。この案内部材には、記録シートの搬送を円滑に行うために複数のリブ(ガイド)を設けている。
特許文献1には、分離爪で分離される記録シートを、所定の搬送経路へより確実に案内するために、複数のリブの形状を異なるものにする技術が開示されている。すなわち、分離爪近傍のガイドのガイド角度を最小とし、搬送基準から離れるに従いリブを分離爪の手前に設置するように構成している。
しかし、特許文献1に記載の技術では、非定型サイズの記録シートを搬送する場合、特に、分離爪近傍のガイドに記録シートの幅方向端部が接触する場合には、適切に記録シートを搬送することができないおそれがある。
本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたものであり、その目的は、記録シートのサイズを問わず、定着回転体から分離された記録シートを所定の搬送経路へ案内することができる定着装置を提供することにある。
すなわち本発明は、互いに圧接して回転する第一定着回転体及び第二定着回転体と、当該第一定着回転体及び第二定着回転体との圧接部から排出される記録シートを第一定着回転体表面から分離する複数の分離爪と、記録シートの幅方向に隣接する二つの分離爪の間に当該分離爪により分離された記録シートを所定の搬送経路へ案内する複数のリブを設け、当該複数のリブには相異なる第一リブと第二リブとが含まれる定着装置である。また、リブの種類は、このように二種類のものでもよく、三種類のものでもよく(前記複数のリブには相異なる第一リブと第二リブと第三リブとが含まれ)、それ以上のものでもよい。
これらのリブのより具体的な構成としては、例えば、前記第一リブは他のリブよりも記録シートの搬送基準に近い位置に設けられるとともに、第一リブ先端は他のリブよりも分離爪先端に近くなるように形成されてるものでもよい。また、前記第一リブは他のリブよりも記録シートの搬送基準に近い位置に設けられるとともに、第一リブは他のリブよりもリブ高さが高くなるように形成されるものでもよい。また、前記第一リブは他のリブよりも記録シートの搬送基準に近い位置に設けられるとともに、前記分離爪の記録シートを分離する分離面と第一リブの記録シートを案内する第一案内面とがなす第一角度は、当該分離面と第二リブの記録シートを案内する第二案内面とがなす第二角度よりも大きくなるように形成されるものでもよい。さらに、前記第一リブは他のリブよりも記録シートの搬送基準に近い位置に設けられるとともに、記録シートの進行方向と記録シートを案内する第一リブの第一案内面とがなす第一衝突角度は、記録シートの進行方向と記録シートを案内する第二リブの第二案内面とがなす第二衝突角度よりも小さくなるように形成されるものでもよい。これらのようなリブを設けることにより、必ずしも記録シートの幅方向端部が分離爪に接触しなくても(リブに記録シートの幅方向端部が接触する場合でも)、定着回転体から分離された記録シートを所定の搬送経路へと案内することができる。
さらに、三種類のリブを設ける場合には、前記第二リブは第三リブよりも記録シートの搬送基準に近い位置に設けられるとともに、第二リブは第三リブよりもリブ高さが高くなるように形成することができる。また、前記第二リブは第三リブよりも記録シートの搬送基準に近い位置に設けられるとともに、記録シートの進行方向と記録シートを案内する第二リブの第二案内面とがなす第二衝突角度は、記録シートの進行方向と記録シートを案内する第三リブの第三案内面とがなす第三衝突角度よりも小さく形成することができる。
なお、記録搬送基準は記録シートの幅方向中央部(センターレジスト方式)でもよいし、幅方向端部(サイドレジスト方式)でもよい。そして、記録搬送基が記録シートの幅方向中央部である場合には、前記複数の分離爪は、前記搬送基準に対して(幅方向)非対称に配設することができる。そして、前記複数の分離爪は、定型サイズ記録シートの搬送幅方向両端部の一方を分離するように配設することができる。一方、前記搬送基準が記録シートの幅方向端部である場合には、前記複数の分離爪は、定型サイズ記録シートの搬送幅方向両端部の両方を分離するように配設することができる。
本発明によれば、記録シートのサイズを問わず、定着回転体から分離された記録シートを所定の搬送経路へ案内することができる定着装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る定着装置1を備える複合機(画像形成装置)100を説明するものである。この複合機100はプリント機能、コピー機能、ファクシミリ機能を備えるものであり、その構成は大きく分けて、画像入力部5、画像形成部4、用紙収容部6とから構成されている。なお、記録用紙pの搬送経路を図中に点線で示す。
画像入力部5は、原稿載置トレイ51、原稿排出トレイ52、プラテンガラス53などを備え、原稿画像を光学的に読み取り、その画像情報を得るものである。用紙収容部6は、第一〜第四用紙トレイ61〜64を備え、各用紙トレイ61〜64には記録シートとしてそれぞれ異なる種類(サイズ、材質、厚さなど)の記録用紙pが収容されている。画像形成部4は、複合機100の機能により、次のような動作を行なう。すなわち、複合機100のプリント機能を利用する場合には、画像形成部4は、図示しないパーソナルコンピュータから入力される画像形成命令に応じて、所望種類の記録用紙pにトナー画像を形成する。また、複合機100のコピー機能を利用する場合には、画像形成部4は、画像入力部5で読み取った原稿の画像情報に応じて、所望種類の記録用紙pにトナー画像を形成する。さらに、複合機100のファクシミリ機能を利用する場合には、画像形成部4は、電話通信回線を通じて入力されるファクシミリ情報に応じて、所望種類の記録用紙pにトナー画像を形成する。
この画像形成部4の基本的な構成及び動作は次の通りである。この画像形成部4は、像担持体としての感光体ドラム40と、その感光体ドラム40の周囲には帯電ロール41、露光装置42、現像装置43、転写ロール44、クリーニングブレード45などが配設されている。これら感光体ドラム40よりも記録用紙pの搬送方向下流側において、画像形成部4は、定着装置1、用紙排出ロール対48、用紙排出トレイ49を備えている。また、定着装置1は加熱ロール10と加圧ロール20とを備えている。
そして、画像形成部4は、次のようにして記録用紙p上にトナー画像を形成する。感光体ドラム40は図中矢印の方向に回転駆動される。帯電ロール41には帯電バイアス電圧が印加されている。その結果、帯電ロール41に接触する感光体ドラム40はその表面が一様に帯電される。次に、その感光体ドラム40表面に、上述の画像形成命令、画像信号、ファクシミリ信号に応じたレーザービームが露光装置42から照射される。その結果、感光体ドラム40の表面では、当該レーザービームにより露光された部分と、露光されなかった部分とで電位差が生じ、その電位差により静電潜像が形成される。次に、その静電潜像部分には、現像装置43により選択的にトナーが付与される。その結果、感光体ドラム40上にトナー画像が形成される。転写ロール44には転写バイアス電圧が印加されており、感光体ドラム40上のトナー画像が転写位置に達するタイミングで所望種類の記録用紙pが転写位置に搬送され、トナー画像が記録用紙p上に静電的に転写される。次に、定着装置1により、記録用紙p上のトナー画像は定着される。定着された記録用紙pは、排出ロール対48により排出トレイ49へと排出され、一の画像形成動作が修了する。
図2は、本発明の実施態様に係る定着装置1の断面要部概略図である。この定着装置1は、加熱ロール(ロール形状の第一定着回転体)10と、加圧ロール(ロール形状の第二定着回転体)とを備えている。加熱ロール10は、基材として金属ロールと、その表面にシリコン系離型層を被覆したものを使用することができる。また、この加熱ロール10は、その内部に加熱手段として第一〜第三ハロゲンランプ10a〜cを備えている。これらのハロゲンランプ10a〜cのうち、第一及び第二ハロゲンランプ10a、bはよりニップ部分Nに近い領域に配設され、第三ハロゲンランプ10cはよりニップ部分から遠い領域に配設されている。加圧ロール20は、基材としての金属ロールと、その表面にシリコンゴムなどの弾性層を設け、さらにその表面にシリコン系離型層を被覆したものを使用することができる。
定着装置1の加熱ロール側の構成は次の通りである。加熱ロール側には、ニップ部分Nの下流側において記録用紙pが加熱ロール10の表面から剥離するのを補助する剥離爪(分離爪)15と、定着フレームに対して固定的に取り付けられ、剥離した記録用紙pを加熱ロール10側で案内する案内シュート19とを備えている。案内シュート19内には、記録用紙pの搬送方向に伸びる案内形状(リブ)11、12、13を備えている。
定着装置1の加圧ロール側の構成は次の通りである。加圧ロール側には、バッフル21が固定的に取り付けられている。このバッフル21の加熱ロール20側の面には、ニップ部分Nを脱した記録用紙pを加圧ロール20側で案内する第二下流案内シュート部分22と、加圧ロール20の表面に記録用紙pが巻き付くのを防止する剥離爪部分23とが設けられるとともに、バッフル21には温度センサ(温度検知手段)28が固定的に取り付けられている。
そして、この定着装置1は、次のようにして記録用紙p上のトナー画像を定着する。加熱ロール10及び加圧ロール20は、それぞれ図3の矢印の方向に回転駆動されている。表面に未定着の転写済みトナー画像を保持する記録用紙pは、第一上流案内シュート34及び第二上流案内シュート33に案内され、加熱ロール10と加圧ロール20とのニップ部分Nに突入する。このニップ部分Nにおいて、記録用紙p及びトナー画像には熱と圧力とが加えられ、トナーが溶融することにより、トナー画像が記録用紙p上に定着される。記録用紙pの先端は、剥離爪15により加熱ロール10表面から剥離され、バッフル21及び案内シュート19により案内され、記録用紙pの後端がニップ部分Nを脱して、定着が終了する。
ところで、本実施例に係る定着装置1では、ニップ部分Nの下流側に配置される剥離爪15、案内形状11、12、13の位置関係、及び形状を工夫することにより、剥離爪15により加熱ロール10表面から剥離された記録用紙pをより確実に所定の搬送経路へと案内することができる。以下、図3〜6を用いて、剥離爪15、案内形状11、12、13の位置関係、及び形状について説明する。
図3は、この定着装置1の加熱ロール10及び案内シュート19の斜視図である。図4は、この定着装置1の加熱ロール10及び案内シュート19の上面図である。図5は、各案内形状を説明するものである。なお、図3、図4中の太矢印は記録用紙pの搬送方向を示す。この複合機100、定着装置1はいわゆるセンターレジスト方式を採用しており、記録用紙pはその幅方向の中心を一定の基準位置(図4中の一点鎖線)Cに位置あわせされて、搬送、画像形成、定着される。この案内シュート19には、同一形状の剥離爪15が幅方向に5つ設けられており、基準位置Cからの距離が近い順に、剥離爪15a(基準位置Cからの幅方向距離W(15a))、剥離爪15b(基準位置Cからの幅方向距離W(15b))、剥離爪15c(基準位置Cからの幅方向距離W(15c))、剥離爪15d(基準位置Cからの幅方向距離W(15d))、剥離爪15e(基準位置Cからの幅方向距離W(15e))が設けられている(W(15a)<W(15b)<W(15c)<W(15d)W(15d)<W(15e))。ここで、各剥離爪15a〜eは基準位置Cに対して非対称に設けられており、各基準位置Cからの幅方向距離W(15a)〜W(15e)は、定型規格サイズの記録用紙pの幅方向端部の一方に対応した距離に設定されている。
そして、これらの剥離爪15a〜eの内外には3種類の案内形状11、12、13が幅方向に複数設けられている。すなわち、第一案内形状(第一リブ)11としては、基準位置Cからの距離が近い順に、第一案内形状11a、第一案内形状11b、11c第一案内形状、第一案内形状11d、第一案内形状11eが設けられている。また、第二案内形状(第二リブ)12としては、基準位置Cからの距離が近い順に、第二案内形状12a、第二案内形状12bが設けられている。第三案内形状(第三リブ)13としては、第三案内形状13a、案内第三形状13b、第三案内形状13cが設けられている。その結果、例えば、剥離爪15aと剥離爪15cとの間には、基準位置Cからの距離が近い順に、第一案内形状11a、第二案内形状12a、第三案内形状13aが設けられる。
これら第一案内形状11、第二案内形状12、第三案内形状13は、図5に示すように、それぞれ次のような形状となっている。なお、第一案内形状11の搬送方向下流側には記録用紙pの搬送を補助する回転ロール14が設けられている。
第一に、図5に示す加熱ロール10の回転軸に垂直な断面において、各案内形状11〜13と剥離爪15の先端tとの距離dの関係は次の通りである。第一案内形状11と剥離爪先端tとの距離をd(11)、第二案内形状11と剥離爪先端tとの距離をd(12)、第三案内形状13と剥離爪先端tとの距離をd(13)とすると、各距離dにはd(11)<d(12)、d(11)<d(13)の関係が成り立つ。なお、剥離爪15の先端tは加熱ロール10の表面に接触し、記録用紙pの剥離を開始するポイントである。
第二に、図5に示す加熱ロール10の回転軸に垂直な断面において、各案内形状11〜13の案内シュート19に対する高さ(出っ張り量)hの関係は次の通りである。第一案内形状11の案内シュート19に対する高さをh(11)、第二案内形状12の案内シュート19に対する高さをh(12)、第三案内形状13の案内シュート19に対する高さをh(13)とすると、各高さhにはh(12)<h(11)、h(13)<h(11)、h(13)<h(12)の関係が成り立つ。
第三に、図5に示す加熱ロール10の回転軸に垂直な断面において、剥離爪15の記録用紙pを分離する分離面S(15)と各案内形状11〜13の記録用紙pを案内する案内面S(11)〜S(13)とのなす角度θの関係は次の通りである。剥離爪15の分離面(図5の一点鎖線参照)S(15)と第一案内形状11の案内面(図5(a)の二点鎖線参照)S(11)とのなす角度を第一角度θ(11)、剥離爪15の分離面(図5の一点鎖線参照)S(15)と第二案内形状12の案内面(図5(b)の二点鎖線参照)S(12)とのなす角度を第二角度θ(12)、剥離爪15の分離面(図5の一点鎖線参照)S(15)と第三案内形状13の案内面(図5(c)の二点鎖線参照)S(13)とのなす角度を第三角度θ(13)とすると、各角度θには、θ(12)<θ(11)、θ(12)<θ(13)の関係が成り立つ。
第四に、図5に示す加熱ロール10の回転軸に垂直な断面において、記録用紙pの進行方向(図5の矢印P参照)と各案内形状11〜13の記録用紙pを案内する案内面S(11)〜S(13)とのなす衝突角度θ'の関係は次の通りである。記録用紙pの進行方向と第一案内形状11の案内面(図5(a)の二点鎖線参照)S(11)とのなす角度を第一衝突角度θ'(11)、記録用紙pの進行方向と第二案内形状12の案内面(図5(b)の二点鎖線参照)S(12)とのなす角度を第二衝突角度θ'(12)、記録用紙pの進行方向と第三案内形状13の案内面(図5(c)の二点鎖線参照)S(13)とのなす角度を第三衝突角度θ'(13)とすると、各衝突角度θ'には、θ'(12)<θ'(11)、θ'(12)<θ'(13)の関係が成り立つ。
図6は、多様なサイズの記録用紙p(1)〜p(5)と剥離爪15、案内形状11、12、13の位置関係を模式的に説明するものである。この記録用紙pはその搬送幅方向サイズが大きい方から順に、p(1)(搬送幅方向サイズw(p(1)))、p(2)(搬送幅方向サイズw(p(2)))、p(3)(搬送幅方向サイズw(p(3)))、p(4)(搬送幅方向サイズw(p(4)))、p(5)(搬送幅方向サイズw(p(5)))となっている。図6(a)に示すように、記録用紙p(1)の搬送幅方向端部は第一案内形状11cに案内される。また、図6(b)に示すように、定型規格サイズの記録用紙p(2)の搬送幅方向端部は剥離爪15cに案内される。また、図6(c)に示すように、記録用紙p(3)の搬送幅方向端部は第三案内形状13aに案内される。また、図6(d)に示すように、記録用紙p(4)の搬送幅方向端部は第二案内形状12aに案内される。また、図6(e)に示すように、記録用紙p(5)の搬送幅方向端部は第一案内形状11aに案内される。
このように、定型規格サイズの記録用紙p(2)よりも少し大きい記録用紙p(1)が定着されても、その記録用紙p(1)の端部は第一案内形状11cにより確実に案内される。一方、定型規格サイズの記録用紙p(2)よりも少し小さい記録用紙p(3)が定着されても、その記録用紙p(3)の端部は第三案内形状11cにより確実に案内される。すなわち、搬送基準位置Cから搬送幅方向端部に向かい、それぞれ分離爪15近傍外側のみ第一案内形状11とすることにより、記録用紙pを搬送方向に適切に導く役目となり、用紙端部に値する。第二、第三案内形状12、13は、用紙端部先端の用紙たれをすくう役目となっている。
変形例
この実施形態1では、センターレジスト方式の定着装置1、複合機100に基づいて本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限らず、サイドレジスト方式の定着装置1、複合機(画像形成装置)100にも適用することができる。図7(a)は、実施形態1に係るセンターレジスト方式の定着装置1の剥離爪15、案内形状11、12、13の配置を模式的に示したものである。一方、図7(b)は、変形例に係るサイドレジスト方式の定着装置1の剥離爪15、案内形状11、12、13の配置を模式的に示したものである。このように、サイドレジスト方式を採用しても、搬送幅方向端部の搬送基準位置Sから近い順に、第一案内形状11、第二案内形状12、第三案内形状13が形成されている。
本実施態様に係る定着装置を利用した複合機の概略図である。 本実施態様に係る定着装置の要部断面図概略図である。 本実施態様に係る定着装置の外観斜視図である。 本実施態様に係る定着装置の上面図である。 案内形状を説明するものである。 本実施態様に係る定着装置の使用状況を説明するものである。 変形例に係る定着装置を説明するものである。
符号の説明
1…定着装置、10…加熱ロール(第一定着回転体)、20…加圧ロール(第二定着回転体)、11…第一案内形状(第一リブ)、12…第二案内形状(第二リブ)、13第三案内形状(第三リブ)、15…剥離爪(分離爪)

Claims (11)

  1. 互いに圧接して回転する第一定着回転体及び第二定着回転体と、
    当該第一定着回転体及び第二定着回転体との圧接部から排出される記録シートを第一定着回転体表面から分離する複数の分離爪と、
    記録シートの幅方向に隣接する二つの分離爪の間に当該分離爪により分離された記録シートを所定の搬送経路へ案内する複数のリブを設け、
    当該複数のリブには相異なる第一リブと第二リブとが含まれる定着装置。
  2. 前記複数のリブには相異なる第一リブと第二リブと第三リブとが含まれる請求項1に記載の定着装置
  3. 前記第一リブは他のリブよりも記録シートの搬送基準に近い位置に設けられるとともに、
    第一リブ先端は他のリブよりも分離爪先端に近くなるように形成されている請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記第一リブは他のリブよりも記録シートの搬送基準に近い位置に設けられるとともに、
    第一リブは他のリブよりもリブ高さが高い請求項1〜3のいずれかに記載の定着装置。
  5. 前記第一リブは他のリブよりも記録シートの搬送基準に近い位置に設けられるとともに、
    前記分離爪の記録シートを分離する分離面と第一リブの記録シートを案内する第一案内面とがなす第一角度は、当該分離面と第二リブの記録シートを案内する第二案内面とがなす第二角度よりも大きい請求項1〜4のいずれかに記載の定着装置。
  6. 前記第一リブは他のリブよりも記録シートの搬送基準に近い位置に設けられるとともに、
    記録シートの進行方向と記録シートを案内する第一リブの第一案内面とがなす第一衝突角度は、記録シートの進行方向と記録シートを案内する第二リブの第二案内面とがなす第二衝突角度よりも小さい請求項1〜5のいずれかに記載の定着装置。
  7. 前記第二リブは第三リブよりも記録シートの搬送基準に近い位置に設けられるとともに、
    第二リブは第三リブよりもリブ高さが高い請求項2に記載の定着装置。
  8. 前記第二リブは第三リブよりも記録シートの搬送基準に近い位置に設けられるとともに、
    記録シートの進行方向と記録シートを案内する第二リブの第二案内面とがなす第二衝突角度は、記録シートの進行方向と記録シートを案内する第三リブの第三案内面とがなす第三衝突角度よりも小さい請求項2又は7に記載の定着装置。
  9. 前記搬送基準は記録シートの幅方向中央部であり、
    前記複数の分離爪は、前記搬送基準に対して非対称に配設される請求項1〜8のいずれかに記載の定着装置。
  10. 前記複数の分離爪は、定型サイズ記録シートの搬送幅方向両端部の一方を分離するように配設される請求項9に記載の定着装置。
  11. 前記搬送基準は記録シートの幅方向端部であり、
    前記複数の分離爪は、定型サイズ記録シートの搬送幅方向両端部の両方を分離するように配設される請求項1〜8のいずれかに記載の定着装置。
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