JPH04276363A - ディスク装置、リニアアクチュエータ - Google Patents

ディスク装置、リニアアクチュエータ

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JPH04276363A
JPH04276363A JP3036074A JP3607491A JPH04276363A JP H04276363 A JPH04276363 A JP H04276363A JP 3036074 A JP3036074 A JP 3036074A JP 3607491 A JP3607491 A JP 3607491A JP H04276363 A JPH04276363 A JP H04276363A
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JP
Japan
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head
permanent magnet
linear actuator
magnetic pole
disk
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JP3036074A
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English (en)
Inventor
Hideki Nihei
秀樹 二瓶
Shoichi Kawamata
昭一 川又
Hideaki Horie
堀江 秀明
Shigeki Morinaga
茂樹 森永
Nobuyoshi Muto
信義 武藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to US07/844,780 priority patent/US5245232A/en
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B3/00Recording by mechanical cutting, deforming or pressing, e.g. of grooves or pits; Reproducing by mechanical sensing; Record carriers therefor
    • G11B3/02Arrangements of heads
    • G11B3/10Arranging, supporting, or driving of heads or of transducers relatively to record carriers
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
    • H02K41/03Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors
    • H02K41/031Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors of the permanent magnet type
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/08Track changing or selecting during transducing operation
    • G11B21/081Access to indexed tracks or parts of continuous track
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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
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    • G11B7/08582Sled-type positioners
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/006Controlling linear motors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/34Modelling or simulation for control purposes

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速な直線移動,位置決
めをせしめる駆動装置に係り、特に、情報機器における
直線移動要素,プリンタのヘッド送り,ディスク装置の
ヘッド送り等の駆動装置に好適なリニアアクチュエータ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク装置のヘッド送り用の
リニアアクチュエータとしては、主にボイスコイルモー
タが用いられている。これらの基本的構造としては、光
ヘッドを中央に置き、ガイドレールが光ヘッドの両側に
あり、更にその両側にボイスコイルモータを配置するも
のである。
【0003】この従来技術の記載例としては、例えば日
経メカニカル(1987.7.13P68〜69)に詳
しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
ヘッド送り機構のリニアアクチュエータにボイスコイル
モータを用いていることから、体格容積当りの駆動力が
小さくモータ体格が大型になる欠点がある。また、可動
子がボイスコイルであるために、可動部の重量が大きく
、直線移動の高速化が困難であると共に、巻回してなる
ボイスコイルは剛性が低いことから共振によりヘッドの
位置決め精度が悪いという欠点を有する。
【0005】本発明の目的は、上述した従来技術の欠点
を除き、小型軽量,高剛性のリニアアクチュエータ及び
、これをヘッド送り機構に用いて小型軽量,高応答,高
精度なディスク装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】リニアアクチュエータに
おける上記目的は、移動方向にN,S極が交互に着磁さ
れた板状の永久磁石からなる可動子と、複数の鉄心磁極
歯とその磁極歯から磁束を発生させるためのコイルとを
有する複数の固定子A,Bで、各固定子A,Bのコイル
に流す交流電流に位相差を有する永久磁石型リニアモー
タとし、更に、固定子の磁極歯を設けた面が空隙を介し
て対向する形状として、固定子の磁極歯の間の空隙内に
永久磁石を配置することにより達成される。
【0007】また、ディスク装置における上記目的は、
ヘッドを可動子に取り付けてなる上記リニアアクチュエ
ータをヘッド送り機構に用いることを基本構成とし、ヘ
ッドの移動方向に対するヘッド両側面に可動子を取り付
け、ヘッド両側面に可動子を駆動する固定子を配置する
ヘッド送り機構により達成される。更に、ヘッドを支承
するリニアガイドはヘッド移動方向に2本設け、それは
ヘッド両側面に取り付けた両可動子を結ぶ略線上に位置
させる。更に、ヘッドと対面するリニアアクチュエータ
のベース表面に磁気プレートを配置し、ヘッドに取付け
た磁気センサによりヘッド位置を検出し、この位置信号
によりリニアアクチュエータのコイル電流を制御するこ
とにより達成される。
【0008】
【作用】上記リニアアクチュエータによれば、可動子が
板状の永久磁石からなることから可動部の剛性が高くな
り、また、鉄心磁極歯のピッチに推力定数が比例するの
で磁極歯ピッチと、永久磁石のN,S極を交互に着磁す
る着磁ピッチを微細化することにより可動部重量、体格
を大きくすることなく大きな推力が得られ小形化が図れ
る。更に、固定子の歯を設けた面が空隙を介して対向す
る形状として、永久磁石のみを固定子の歯の間の空隙内
に配置することにより、可動部をより薄く、軽くするこ
とができる。
【0009】上記ディスク装置によれば、ヘッド送り機
構に上記リニアアクチュエータを用いたことにより、装
置全体として小形軽量化が図れると共に、可動部の軽量
化によりヘッド送りの高応答化が図れる。また、ヘッド
を取り付ける可動子が高剛性であること及び、上記リニ
アアクチュエータをヘッド両側部に設けたことによりヘ
ッドの回転モ−メント力が抑制できることからヘッド位
置決め精度が向上する。更に、ヘッドを支承する2本の
リニアガイドがヘッド両側面に取り付けた両可動子を結
ぶ略線上に位置することにより、ヘッド移動方向の振動
が抑制できる。更に、ヘッド位置検出に磁気センサを用
いることで、光センサを用いたものより装置の薄型化が
図れると共に、位置検出信号に基づき、リニアアクチュ
エータの電流を制御することにより、アクチュエータの
推力を一定にでき、ヘッドの移動の高速,高精度化が図
れる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を以下に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例であるところの光
ディスク装置の外観図を示す。光ディスク装置は、情報
の記録,再生の少なくとも一つを行なう光ディスク10
1と、光ディスクを回転せしめるスピンドルモータ10
2と、光ディスク101の下面部に位置する光ヘッド7
と、光ヘッド7を光ディスク101の半径方向に移動さ
せるヘッド送り機構であるところのリニアアクチュエー
タ100と、スピンドルモータ102及びリニアアクチ
ュエータ100を取り付けるベース19で構成される。 ここで、光ヘッド7はリニアアクチュエータ100によ
り、光ディスク101の半径方向に移動せしめられ、光
ディスクトラック間を光ビーム103が移動し、光ディ
スク101の全面に渡って情報の記録,再生を可能とし
ている。
【0012】ここで、リニアアクチュエータ100は被
駆動体の光ヘッド7を中心として、移動方向の光ヘッド
両側面に可動子の永久磁石3を設け、永久磁石3に駆動
トルクを発生するために永久磁石3の各々にはA相コイ
ル4,A相固定子コア1,B相コイル5,B相固定子コ
ア2の固定子A,Bが組み合わされている。また、光ヘ
ッド7の両側部にはリニアガイド8が設けられている。
【0013】図2は、図1の光ディスク装置のリニアア
クチュエータの(イ)−(ロ)の断面図を示す。A相固
定子コア1とB相固定子コア2は共にベース19に固定
され、同一ベース上にリニア位置センサ9の磁気センサ
10が配置され、光ヘッド7側の低部には磁気プレート
11が設けられ、磁気センサ10と磁気プレート11は
微少な空隙を介して対向している。
【0014】光ヘッド7はリニアガイド8によって支持
され、ベースに非接触で移動可能となっている。また、
永久磁石3は光ヘッド7両側部の凹部に差し込まれて固
定する構造としている。このように光ヘッド7を支承す
る2本のリニアガイド8がヘッド両側面に取り付けた両
可動子の永久磁石3を結ぶ略線上に位置する構造とする
ことで、推力が光ヘッド,リニアガイドに対してそれら
の両外側から同一方向に同一の大きさで働くため、力の
アンバランスによる振動などが生じない。しかも、推力
の発生面である空隙部と光ヘッドの重心とリニアガイド
の摺動面が概略同一面上になるので、上下方向への力の
モーメントなども生じない。
【0015】また、永久磁石を被駆動体である光ヘッド
に凹部を設けて、そこに固定するので、上下方向への傾
斜を凹部で抑え込めるので、組立精度を容易に確保でき
る。
【0016】図3は、図1の光ヘッドの片側に設けられ
るリニアアクチュエータの基本構造の外観図を、図4は
、図3のリニアアクチュエータの基本構造の断面図を示
す。リニアアクチュエータの基本構造は2相の固定子A
,Bと可動子からなり、それぞれA相コイル4を巻いた
A相固定子コア1,B相コイル5を巻いたB相固定子コ
ア2と、可動子の永久磁石3からなる。
【0017】図4(a)は図3の(イ)−(ロ)断面図
である。可動子の永久磁石を空隙を介して対向して挾む
鉄心磁極歯を複数有する固定子コアを複数個A,B備え
、A相固定子コア1とB相固定子コア2は電気的位相が
90度ずれるように歯ピッチTpに対してk・Tp+1
/4・Tpだけずらしている(kは整数)。
【0018】図4(b)は図3の(ハ)−(ニ)断面で
ある。A相固定子コア1はコの字型をしており、コア部
には鉄心磁極歯から磁束を発生させるためのA相コイル
4が巻かれている。B相も同様な構造となっている。
【0019】図4(c)は同図(a)の空隙部分の拡大
図である。可動子は移動方向にN,S極が交互に着磁さ
れた板状の永久磁石3で、固定子鉄心磁極歯部6のピッ
チTpに対して、永久磁石の着磁幅は1/2・Tpで着
磁ピッチがTpと歯ピッチと等しくなっている。
【0020】可動部は永久磁石のみで構成されるので、
可動部の厚みが1,2mm 程度に薄くできる。また、
推力は、コイル鎖交磁束Φとして、Φ・2π/Tpに比
例することから、ピッチTpを小さくすることにより推
力性能を向上することができ、小型化が図かれる。
【0021】図5は、本発明の実施例のリニアアクチュ
エータの駆動回路のブロック図を示す。リニア位置セン
サ9からの信号は信号処理回路13で位置信号xに変換
され、位置信号xから推力補正器16により推力補正値
Fdが生成され、推力指令Fcに加算されて推力変動分
を補正した電流振幅指令値Icが生成され、電流振幅値
Icと正弦波信号sin (2π/Tp・x)の積がA
相電流指令Iacとなり、電流振幅値Icと正弦波信号
−cos(2π/Tp・x)の積がこB相電流指令Ib
c となり、リニアアクチュエータのA相コイル4の電
流IaをA相電流指令Iac通りに制御する電流制御部
(ACR)12、同様にB相コイル4の電流Ibを制御
する電流制御部(ACR)12にそれぞれ入力される。
【0022】各固定子の推力定数は位置に対して歯ピッ
チTpを周期とする正弦波で変化するので、このように
制御することにより、A相側推力がsin の2乗、B
側推力がcos の2乗で変化し、その合成力は位置に
関わらず一定となる。
【0023】また、負荷によるもの、あるいはアクチュ
エータ自体の位置に対する推力変動を補正する信号が推
力補正値として推力指令に加算されるので、推力変動を
極めて低くできる。
【0024】以上、本発明の実施例によれば、ヘッド送
り機構に上記リニアアクチュエータを用いたことにより
、光ディスク装置全体として小形軽量化が図れると共に
、可動部の軽量化によりヘッド送りの高応答化が図れる
。また、ヘッドを取り付ける可動子が高剛性であること
及び、上記リニアアクチュエータをヘッド両側部に設け
たことによりヘッドの回転モ−メント力が抑制できるこ
とからヘッド位置決め精度が向上する。更に、ヘッドを
支承する2本のリニアガイドがヘッド両側面に取り付け
た両可動子を結ぶ略線上に位置することにより、ヘッド
移動方向の振動が抑制できる。更に、ヘッド位置検出に
磁気センサを用いることで、光センサを用いたものより
装置の薄型化が図れると共に、位置検出信号に基づき、
リニアアクチュエータの電流を制御することにより、ア
クチュエータの推力を一定にでき、ヘッドの移動の高速
,高精度化が図れるという効果がある。
【0025】なお、上記実施例では、光ヘッドの両側に
リニアアクチュエータを設けた構成を示したが、片側だ
けに設ける構成にしても小型化,高剛性化の目的は達成
されることはもちろんである。
【0026】図6は、本発明の実施例のリニアアクチュ
エータにおけるディテント力を低減する構造を示し、同
図(a)は図1の上視図である。光ヘッド7の両側面の
永久磁石3は永久磁石3の着磁の基準端を同一方向にし
て同一極性(N極)に合わせている。光ヘッド7の方側
面のRアクチュエータ17のA固定子コア1ともう一つ
の側面のLアクチュエータ18のA相固定子コア1の位
置は歯ピッチTp/2だけずらしている。
【0027】同図(b)は永久磁石3と各相固定子コア
との間の磁気的吸引力の移動方向成分に起因するディテ
ント力の位置による変化を示す。ディテント力は、空隙
部の磁束分布の2乗の位置変化量として表わされるので
、磁束分布が正弦波状であるなら、各相でのディテント
力はその周期Tp の1/2の周期の成分として現われ
る。A相とB相では1/4・Tp だけずれているので
、ディテント力は逆相となり発生しない。しかし、厚さ
1mmオーダの永久磁石3に対して、着磁ピッチが同程
度の1mmオーダになると、着磁幅や着磁強度をN極,
S極で等しくするのはむずかしく、片側が強く片側が弱
くなる。これにより、永久磁石3表面での磁束分布は直
流分が加わったようになる。従って、これにより各相の
ディテント力には周期Tp の成分が生じ、A相とB相
で加算してもディテント力が残存してしまう。
【0028】そこで、この実施例のように1/2Tpだ
け位相をずらせばディテント力は打ち消すことができる
。また、通電電流をA,B相で1/2Tpずらす、すな
わち片側を逆相の電流を流すようにしても、上記と同様
な一定した推力が得られる。
【0029】図7は、他の実施例のリニアアクチュエー
タのディテント力を低減する構造を示す。これは、図6
の実施例のように、固定子側で位相をずらすのではなく
、永久磁石3側で片側の極性を逆にするようにしたもの
である。これによっても、図6と同様な効果が得られる
【0030】なお、図6,図7ではディテント力を低減
するために、左右に位置するリニアアクチュエータの磁
極位置をずらせるようにしたが、左右に位置するリニア
アクチュエータの磁極ピッチを異ならせても同様な効果
を得ることができる。
【0031】図8は、本発明の他の実施例の光ディスク
装置の外観図を示す。これは光ヘッド7の両側にリニア
アクチュエータの固定子,永久磁石を設けられない場合
に対処可能としたものである。
【0032】光ディスク101を回転せしめるスピンド
ルモータ102がベース19の上に設けられ、光ディス
ク101の下面に光ヘッド7が設けられる。この光ヘッ
ド7により、光ビーム103が光ディスク上に照射され
、情報の記録,再生が実施される。この光ヘッド7は本
発明のリニアアクチュエータにより、光ディスク101
の半径方向に移動せしめられ、トラック間を光ビーム1
03が移動し、光ディスク101の全面に渡って情報の
記録,再生を可能としている。
【0033】ここで、リニアアクチュエータの構成は、
光ヘッド7の移動方向に対して、前後端のどちらか一方
に永久磁石3とA相固定子コア1,B相固定子コア2,
A相コイル4,B相コイル5を設けている。A相固定子
コア1に巻かれているA相コイル4と、B相固定子コア
2に巻かれているB相コイル5は永久磁石3の左右に各
々配置されている。
【0034】本発明の実施例によれば、リニアアクチュ
エータを上記の構成とすることにより、固定子のコイル
位置が互いに干渉しないので、固定子を近接して配置で
き、小型化できる効果を有する。
【0035】図9は、図8の本発明の他の実施例のヘッ
ド送り用リニアアクチュエータの断面図を示し、同図(
a)は図8の(イ)−(ロ)断面図を、同図(b)は図
8の(ハ)−(ニ)断面図を示す。ここでは図8で説明
しなかった点のみを述べる。
【0036】リニア位置センサ10は光ヘッド7の側面
に配置されている。磁気プレート11は光ヘッド7の側
面に接続され、磁気センサ9が微少な空隙を介して磁気
プレート11に対向させてベースに固定されている。
【0037】本発明の実施例によれば、リニア位置セン
サの占める面積が低減し小型にできるという効果がある
【0038】なお、上述の実施例では、本発明を光ディ
スク装置に実施したことについて示したが、光ディスク
と略同一の構成であるところの磁気ディスク装置で本発
明を実施しても同様な効果が得られることはもちろんで
ある。また、本発明のリニアアクチュエータは、小型,
薄型化が可能なので、XYプロッタ及び、プリント板に
半導体素子等を自動装着するチップマウンタにおけるプ
リント板をX,Y方向に移動させる駆動装置等の高速移
動用のアクチュエータとして用いることができることは
もちろんである。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、リニアアクチュエータ
は、可動子が板状の永久磁石からなることから可動部の
剛性が高くでき、また、鉄心磁極歯のピッチに推力定数
が比例するので磁極歯ピッチと、永久磁石のN,S極を
交互に着磁する着磁ピッチを微細化することにより可動
部重量、体格を大きくすることなく大きな推力が得られ
ので小形化が図れ、更に、固定子の歯を設けた面が空隙
を介して対向する形状として、永久磁石のみを固定子の
歯の間の空隙内に配置することにより、可動部をより薄
く、軽くすることができるという効果がある。
【0040】また、ディスク装置は、ヘッド送り機構に
上記リニアアクチュエータを用いたことにより、装置全
体として小形軽量化が図れると共に、可動部の軽量化に
よりヘッド送りの高応答化が図れる。また、ヘッドを取
り付ける可動子が高剛性であること及び、上記リニアア
クチュエータをヘッド両側部に設けたことによりヘッド
の回転モーメント力が抑制できることからヘッド位置決
め精度が向上する。更に、ヘッドを支承する2本のリニ
アガイドがヘッド両側面に取り付けた両可動子を結ぶ略
線上に位置することにより、ヘッド移動方向の振動が抑
制できる。更に、ヘッド位置検出に磁気センサを用いる
ことで、光センサを用いたものより装置の薄型化が図れ
ると共に、位置検出信号に基づき、リニアアクチュエー
タの電流を制御することにより、アクチュエータの推力
を一定にでき、ヘッドの移動の高速,高精度化が図れる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の光ディスク装置の外観図で
ある。
【図2】図1のリニアアクチュエータの断面図である。
【図3】本発明のリニアアクチュエータの基本構造外観
図である。
【図4】本発明のリニアアクチュエータの基本構造断面
図である。
【図5】本発明のリニアアクチュエータ駆動回路のブロ
ック図である。
【図6】本発明のリニアアクチュエータのディテント力
低減構造の一実施例である。
【図7】本発明のリニアアクチュエータのディテント力
低減構造の他の実施例である。
【図8】本発明の他の実施例の光ディスク装置の外観図
である。
【図9】図8のリニアアクチュエータの断面図である。
【符号の説明】
1…A相固定子コア、2…B相固定子コア、3…永久磁
石、4…A相コイル、5…B相コイル、7…光ヘッド、
8…リニアガイド、100…リニアアクチュエータ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報の記録,再生の少なくとも一つを行う
    ディスクと、該ディスクに情報の記録,再生の少なくと
    も一つを行うヘッドと、該ヘッドを前記ディスクの半径
    方向に移動可能ならしめるヘッド送り機構を備えたディ
    スク装置において、前記ヘッド送り機構が、移動方向に
    N,S極が交互に着磁された板状の永久磁石からなる可
    動子に前記ヘッドを取り付け、前記可動子の移動方向に
    複数個の固定子を前記可動子と空隙を介して対峙して設
    け、前記両者固定子の相関関係により前記可動子に移動
    方向のトルクを発生させるものであることを特徴とする
    ディスク装置。
  2. 【請求項2】情報の記録,再生の少なくとも一つを行う
    ディスクと、該ディスクに情報の記録,再生の少なくと
    も一つを行うヘッドと、該ヘッドを前記ディスクの半径
    方向に移動可能ならしめるヘッド送り機構を備えたディ
    スク装置において、前記ヘッド送り機構が、移動方向に
    N,S極が交互に着磁された板状の永久磁石からなる可
    動子と、該可動子の永久磁石を空隙を介して対向して挾
    む鉄心磁極歯を複数有する固定子を複数個備え、前記固
    定子に前記鉄心磁極歯から磁束を発生させるためのコイ
    ルを巻回し、前記可動子の永久磁石に前記移動方向のト
    ルクを発生させるように前記コイルに流す交流電流の位
    相を前記固定子間で異ならせるもので、前記ヘッドは前
    記可動子に取り付けた構成を特徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記ヘッドが移動する
    方向の該ヘッド両側部に前記可動子を各々取り付け、ヘ
    ッド両側部に前記ヘッド送り機構を備えたことを特徴と
    するディスク装置。
  4. 【請求項4】請求項2において、前記複数個の固定子の
    コイルは前記可動子に対して左右交互に配置することを
    特徴とするディスク装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4において、前記ヘッ
    ドを支承するリニアガイドはヘッド移動方向に複数個設
    け、該複数個のリニアガイドと前記ヘッドとのしゅう動
    部の位置を前記ヘッドに取り付けた可動子を結ぶ略線上
    に位置させることを特徴とするディスク装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項4において、前記固定
    子を設置するベース表面の前記ヘッドとの対面部の前記
    ヘッド移動方向に磁気プレートを配置し、前記ヘッドに
    取り付けた磁気センサにより前記ヘッド位置を検出し、
    この位置検出信号に基づいて前記固定子のコイル電流を
    制御することを特徴とするディスク装置。
  7. 【請求項7】被駆動体が移動する方向の該駆動体両側部
    に各々設けるところの前記移動方向にN,S極が交互に
    着磁された板状の永久磁石からなる可動子と、該可動子
    の永久磁石を空隙を介して対向して挾む鉄心磁極歯を複
    数有する固定子を複数個備え、前記固定子に前記鉄心磁
    極歯から磁束を発生させるためのコイルを巻回し、該コ
    イルに流す交流電流の位相を前記固定子間で異ならせて
    、前記可動子の永久磁石に前記移動方向のトルクを発生
    させることを特徴とするリニアアクチュエータ。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記移動方向にN,S
    極交互に着磁される可動子の永久磁石の磁極ピッチが、
    前記駆動体の両側部で異なることを特徴とするリニアア
    クチュエータ。
  9. 【請求項9】請求項7において、前記移動方向にN,S
    極交互に着磁される可動子の永久磁石の移動方向に対す
    る磁極位置が、前記駆動体の両側部で異なることを特徴
    とするリニアアクチュエータ。
  10. 【請求項10】請求項7において、前記固定子の移動方
    向に対する鉄心磁極歯の位置が、前記駆動体の両側部で
    異なることを特徴とするリニアアクチュエータ。
  11. 【請求項11】XYプロッタの被駆動体を直線的に移動
    させる装置に用いたことを特徴とする請求項7乃至請求
    項10記載のリニアアクチュエータ。
  12. 【請求項12】プリント板に半導体素子等を自動装着す
    るチップマウンタにおいて、前記プリント板をX,Y方
    向に移動する装置に用いたことを特徴とする請求項7乃
    至請求項10記載のリニアアクチュエータ。
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