JP2001339911A - インデックス信号出力装置およびfdd装置 - Google Patents
インデックス信号出力装置およびfdd装置Info
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/14—Structural association of two or more printed circuits
- H05K1/141—One or more single auxiliary printed circuits mounted on a main printed circuit, e.g. modules, adapters
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K11/00—Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
- H02K11/20—Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for measuring, monitoring, testing, protecting or switching
- H02K11/21—Devices for sensing speed or position, or actuated thereby
- H02K11/215—Magnetic effect devices, e.g. Hall-effect or magneto-resistive elements
-
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- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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- H02K11/30—Structural association with control circuits or drive circuits
- H02K11/33—Drive circuits, e.g. power electronics
-
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K2201/00—Indexing scheme relating to printed circuits covered by H05K1/00
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- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁束検出素子が持つリード端子の撓みを利用
するだけで、ローコストの構成および単純な作業にてイ
ンデックス調整を実施可能にする。 【解決手段】 磁束検出素子7で検出したインデックス
信号とフロッピディスクに予め記録してあるインデック
ス基準信号との位相差が規格値内となるように、磁束検
出素子7をロータヨーク3外周の接線方向に移動調整す
るインデックス信号出力装置であって、磁束検出素子7
のリード端子7aをプリント回路基板2上の検出信号出
力端子に接続し、そのリード端子7aの治具による撓み
操作によって、磁束検出素子7の接線方向への移動調整
を行う。
するだけで、ローコストの構成および単純な作業にてイ
ンデックス調整を実施可能にする。 【解決手段】 磁束検出素子7で検出したインデックス
信号とフロッピディスクに予め記録してあるインデック
ス基準信号との位相差が規格値内となるように、磁束検
出素子7をロータヨーク3外周の接線方向に移動調整す
るインデックス信号出力装置であって、磁束検出素子7
のリード端子7aをプリント回路基板2上の検出信号出
力端子に接続し、そのリード端子7aの治具による撓み
操作によって、磁束検出素子7の接線方向への移動調整
を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロッピディスク
ドライブ装置等に用いられるインデックス信号出力装置
に関する。
ドライブ装置等に用いられるインデックス信号出力装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】フロッピディスクドライブ装置(以下、
FDD装置という)は、主にパーソナルコンピュータの
記録媒体の駆動装置として使用され、この記録媒体の初
期化や書き込み、読み出し位置の修正のために、その記
録媒体の回転位置を検出するインデックス信号出力装置
が設けられている。このインデックス信号出力装置は、
FDD装置を構成するスピンドルモータのロータヨーク
にマグネットを取り付けて、このマグネットが発生する
磁束をロータヨーク近傍の磁束検出素子である、例えば
ホールICにより検出することにより、スピンドルモー
タの回転時にインデックス信号を得るというものであ
る。
FDD装置という)は、主にパーソナルコンピュータの
記録媒体の駆動装置として使用され、この記録媒体の初
期化や書き込み、読み出し位置の修正のために、その記
録媒体の回転位置を検出するインデックス信号出力装置
が設けられている。このインデックス信号出力装置は、
FDD装置を構成するスピンドルモータのロータヨーク
にマグネットを取り付けて、このマグネットが発生する
磁束をロータヨーク近傍の磁束検出素子である、例えば
ホールICにより検出することにより、スピンドルモー
タの回転時にインデックス信号を得るというものであ
る。
【0003】ところで、このインデックス信号の出力が
正確なタイミングで得られないと、記録媒体上の情報を
正しく再生することができず、また記録されている情報
を破壊してしまう場合がある。このため、FDD装置で
は、磁束検出素子により検出して得たインデックス信号
と、記録媒体に予め記録されている位置基準信号として
のインデックス信号との位相差が所定の規格値内となる
ように、機械的または電気的な調整(インデックス調
整)が行われている。これらのうち、機械的な調整は、
スピンドルモータのロータヨークに取り付けられたマグ
ネットが発生する磁束を検出部で検出して、この検出信
号によってインデックス信号を発生する検出部を、ドラ
イバその他の治具を用いて移動させ、移動後ねじなどで
固定するという方法で実施されている。一方、電気的調
整は、例えばホール素子などの磁束検出素子からモノマ
ルチ回路に入力されるインデックス信号を、このモノマ
ルチ回路に接続された可変抵抗器とコンデンサで決まる
時定数によって遅延させるなどの方法で実施される。ま
た、他の機械的な調整方法として、ロータヨークのマグ
ネットに対向配置されたコイルに、そのロータマグネッ
トからの磁束を導く金属部材を一部が突出するように連
設し、この金属部材をロータヨークの外周付近で水平方
向に移動させるものが提案されている。
正確なタイミングで得られないと、記録媒体上の情報を
正しく再生することができず、また記録されている情報
を破壊してしまう場合がある。このため、FDD装置で
は、磁束検出素子により検出して得たインデックス信号
と、記録媒体に予め記録されている位置基準信号として
のインデックス信号との位相差が所定の規格値内となる
ように、機械的または電気的な調整(インデックス調
整)が行われている。これらのうち、機械的な調整は、
スピンドルモータのロータヨークに取り付けられたマグ
ネットが発生する磁束を検出部で検出して、この検出信
号によってインデックス信号を発生する検出部を、ドラ
イバその他の治具を用いて移動させ、移動後ねじなどで
固定するという方法で実施されている。一方、電気的調
整は、例えばホール素子などの磁束検出素子からモノマ
ルチ回路に入力されるインデックス信号を、このモノマ
ルチ回路に接続された可変抵抗器とコンデンサで決まる
時定数によって遅延させるなどの方法で実施される。ま
た、他の機械的な調整方法として、ロータヨークのマグ
ネットに対向配置されたコイルに、そのロータマグネッ
トからの磁束を導く金属部材を一部が突出するように連
設し、この金属部材をロータヨークの外周付近で水平方
向に移動させるものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来のいずれの機械的および電気的なインデックス調
整方法にあっても、そのインデックス調整のための作業
が煩雑であったり、構造や回路構成が複雑化して高価に
なってしまうという実用上の問題があった。
の従来のいずれの機械的および電気的なインデックス調
整方法にあっても、そのインデックス調整のための作業
が煩雑であったり、構造や回路構成が複雑化して高価に
なってしまうという実用上の問題があった。
【0005】本発明はこのような問題を解決するもので
あり、その目的とするところは、磁束検出素子が持つリ
ード端子の撓みを利用するだけで、簡単かつローコスト
の構成、および単純な作業にてインデックス調整を実施
できるインデックス信号出力装置とそれを備えたFDD
装置を提供することにある。
あり、その目的とするところは、磁束検出素子が持つリ
ード端子の撓みを利用するだけで、簡単かつローコスト
の構成、および単純な作業にてインデックス調整を実施
できるインデックス信号出力装置とそれを備えたFDD
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明にかかるインデックス信号出力装置は、スピ
ンドルモータのロータヨークに取り付けられたマグネッ
トと、前記ロータヨークに対向するようにステータ側に
配置されて、前記マグネットが発生する磁束を検出して
インデックス信号を出力する磁束検出素子とを備え、該
磁束検出素子で検出したインデックス信号とフロッピデ
ィスクに予め記録してあるインデックス基準信号との位
相差が規格値内となるように、前記磁束検出素子を移動
調整可能にしたインデックス信号出力装置であり、前記
磁束検出素子のリード端子がプリント回路基板上の検出
信号出力端子に接続されて、そのリード端子自体の撓み
操作によって、前記磁束検出素子を前記ロータヨーク外
周の接線方向へ移動調整可能にしたものである。
に、本発明にかかるインデックス信号出力装置は、スピ
ンドルモータのロータヨークに取り付けられたマグネッ
トと、前記ロータヨークに対向するようにステータ側に
配置されて、前記マグネットが発生する磁束を検出して
インデックス信号を出力する磁束検出素子とを備え、該
磁束検出素子で検出したインデックス信号とフロッピデ
ィスクに予め記録してあるインデックス基準信号との位
相差が規格値内となるように、前記磁束検出素子を移動
調整可能にしたインデックス信号出力装置であり、前記
磁束検出素子のリード端子がプリント回路基板上の検出
信号出力端子に接続されて、そのリード端子自体の撓み
操作によって、前記磁束検出素子を前記ロータヨーク外
周の接線方向へ移動調整可能にしたものである。
【0007】この態様により、治具により磁束検出素子
のリード端子を、強制的に治具等の工具により撓ませな
がらロータヨーク外周の接線方向に移動させることで、
ロータヨークに取り付けられたマグネットの回転中に磁
束検出素子により得られるインデックス信号の発生タイ
ミング位置を自在に調整可能にし、この調整を複雑な構
成や回路を採用することなく安価かつ容易に行えるよう
にしている。
のリード端子を、強制的に治具等の工具により撓ませな
がらロータヨーク外周の接線方向に移動させることで、
ロータヨークに取り付けられたマグネットの回転中に磁
束検出素子により得られるインデックス信号の発生タイ
ミング位置を自在に調整可能にし、この調整を複雑な構
成や回路を採用することなく安価かつ容易に行えるよう
にしている。
【0008】また、本発明にかかるインデックス信号出
力装置は、磁束検出素子の端部付近で該磁束検出素子の
リード端子を支持する支持用プリント基板を設け、リー
ド端子の撓みを利用して、前記支持用プリント基板をプ
リント回路基板に対し前記接線方向に移動可能に支持さ
せたものである。この態様により、磁束検出素子端部で
のリード端子の破断を防止しながら、また該リード端子
を一部で大きく屈曲させることなく、前記接線方向の所
定位置に所定量だけ移動させるようにしている。
力装置は、磁束検出素子の端部付近で該磁束検出素子の
リード端子を支持する支持用プリント基板を設け、リー
ド端子の撓みを利用して、前記支持用プリント基板をプ
リント回路基板に対し前記接線方向に移動可能に支持さ
せたものである。この態様により、磁束検出素子端部で
のリード端子の破断を防止しながら、また該リード端子
を一部で大きく屈曲させることなく、前記接線方向の所
定位置に所定量だけ移動させるようにしている。
【0009】また、本発明にかかるインデックス信号出
力装置は、プリント回路基板に、前記支持用プリント基
板を挿入してこれを前記接線方向にガイドするスリット
を設けたものである。この態様により、支持用プリント
基板に支持された磁束検出素子は前記接線方向に沿って
正しく移動可能となり、その移動量に対するインデック
ス信号出力を高精度に対応させるようにしている。
力装置は、プリント回路基板に、前記支持用プリント基
板を挿入してこれを前記接線方向にガイドするスリット
を設けたものである。この態様により、支持用プリント
基板に支持された磁束検出素子は前記接線方向に沿って
正しく移動可能となり、その移動量に対するインデック
ス信号出力を高精度に対応させるようにしている。
【0010】また、本発明にかかるインデックス信号出
力装置は、磁束検出素子のリード端子を、前記支持用プ
リント基板に設けられた透孔を貫通するようにして支持
させたものである。この態様により、リード端子の、磁
束検出端子の端部付近での安定支持を、簡単かつ確実に
行えるようにしている。
力装置は、磁束検出素子のリード端子を、前記支持用プ
リント基板に設けられた透孔を貫通するようにして支持
させたものである。この態様により、リード端子の、磁
束検出端子の端部付近での安定支持を、簡単かつ確実に
行えるようにしている。
【0011】また、本発明にかかるインデックス信号出
力装置は、磁束検出素子のリード端子を、支持用プリン
ト基板に設けられた透孔の開口部周辺に形成した導電ラ
ンドに半田付けしたものである。この態様により、支持
用プリント基板の移動調整によっても、リード端子が磁
束検出素子端との結合部(接続部)でしごかれる動きを
なくして、これらの結合強度の信頼性が十分に高められ
るようにしている。
力装置は、磁束検出素子のリード端子を、支持用プリン
ト基板に設けられた透孔の開口部周辺に形成した導電ラ
ンドに半田付けしたものである。この態様により、支持
用プリント基板の移動調整によっても、リード端子が磁
束検出素子端との結合部(接続部)でしごかれる動きを
なくして、これらの結合強度の信頼性が十分に高められ
るようにしている。
【0012】また、本発明にかかるインデックス信号出
力装置は、プリント回路基板に、前記支持用プリント基
板を挿入してこれを前記接線方向にガイドするスリット
が設け、このスリットを通して前記プリント回路基板の
上面に臨む支持用プリント基板に、前記スリットに対し
交差する方向に、磁束検出素子のリード端子が貫通する
透孔を設けたものである。
力装置は、プリント回路基板に、前記支持用プリント基
板を挿入してこれを前記接線方向にガイドするスリット
が設け、このスリットを通して前記プリント回路基板の
上面に臨む支持用プリント基板に、前記スリットに対し
交差する方向に、磁束検出素子のリード端子が貫通する
透孔を設けたものである。
【0013】この態様により、支持用プリント基板がス
リットから抜け落ちることがないように、この支持用プ
リント基板をプリント基板に沿って前記接線方向へ円滑
に移動させるようにしている。
リットから抜け落ちることがないように、この支持用プ
リント基板をプリント基板に沿って前記接線方向へ円滑
に移動させるようにしている。
【0014】また、本発明にかかるインデックス信号出
力装置は、磁束検出素子をインダクタとしたものであ
る。この態様により、支持用プリント基板の移動調整に
よって磁束検出素子がロータヨークの外周からある程度
離れても、マグネットからの磁束をホール素子などを用
いた場合に比べて高感度検出可能にしている。
力装置は、磁束検出素子をインダクタとしたものであ
る。この態様により、支持用プリント基板の移動調整に
よって磁束検出素子がロータヨークの外周からある程度
離れても、マグネットからの磁束をホール素子などを用
いた場合に比べて高感度検出可能にしている。
【0015】また、本発明にかかるFDD装置は、イン
デックス信号の発生タイミング位置を自在に調整可能に
し、この調整を複雑な構成や回路を採用することなく安
価かつ容易に行えるようにした、インデックス信号出力
装置を備えたFDD装置を提供できる。
デックス信号の発生タイミング位置を自在に調整可能に
し、この調整を複雑な構成や回路を採用することなく安
価かつ容易に行えるようにした、インデックス信号出力
装置を備えたFDD装置を提供できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例により詳しく説明する。図1乃至図3は本発明のスピ
ンドルモータを持ったFDD装置の一部を概念的に示
す。スピンドルモータは補強板1の上面に重畳するよう
に設けられたプリント回路基板2およびロータヨーク3
を備えている。また、金属マウントとしての補強板1は
金属板からなり、この金属板の周辺の3箇所にL字状に
屈曲して立ち上がる取付片1aが一体に設けられてい
る。これらの取付片1aには補強板1をフロッピディス
クドライブ装置のケース等にねじなどを用いて取り付け
るための取付孔1bが設けられている。また、補強板1
の周辺の他の4箇所に略L字状をなす係止爪1cが上方
に起立するように設けられている。これらの係止爪1c
は、補強板1に重畳するように設置された前記プリント
回路基板2の周縁の一箇所と、プリント回路基板2の貫
通孔2cを貫通したその貫通孔2c周縁の一部を上方か
ら押圧保持するように機能し、この押圧保持は、各係止
爪1cの一部を治具を用いて水平方向にくの字状に屈曲
することで、図1に示すように行われる。
例により詳しく説明する。図1乃至図3は本発明のスピ
ンドルモータを持ったFDD装置の一部を概念的に示
す。スピンドルモータは補強板1の上面に重畳するよう
に設けられたプリント回路基板2およびロータヨーク3
を備えている。また、金属マウントとしての補強板1は
金属板からなり、この金属板の周辺の3箇所にL字状に
屈曲して立ち上がる取付片1aが一体に設けられてい
る。これらの取付片1aには補強板1をフロッピディス
クドライブ装置のケース等にねじなどを用いて取り付け
るための取付孔1bが設けられている。また、補強板1
の周辺の他の4箇所に略L字状をなす係止爪1cが上方
に起立するように設けられている。これらの係止爪1c
は、補強板1に重畳するように設置された前記プリント
回路基板2の周縁の一箇所と、プリント回路基板2の貫
通孔2cを貫通したその貫通孔2c周縁の一部を上方か
ら押圧保持するように機能し、この押圧保持は、各係止
爪1cの一部を治具を用いて水平方向にくの字状に屈曲
することで、図1に示すように行われる。
【0017】前記プリント回路基板2は、絶縁基板上に
配線パターンや、スピンドルモータの駆動回路および駆
動制御回路の回路部品等(図示しない)を搭載するもの
であり、後述のインダクタを設置する側に偏って、補強
板1の半分以下の小面積に形成されている。このプリン
ト回路基板2の一側縁部には、図3に示すような軸受切
欠2aが設けられており、この軸受切欠2aには、補強
板1に取り付けられたシャフト孔4aを有する軸受4が
貫通して、上方に突出している。そして、この上方に突
出した軸受4の外周には、周辺に12本の磁極片5aを
等間隔に有する鉄心部材5が取り付けられており、前記
の各磁極片5aにはステータコイル6が巻装されてい
る。これらのステータコイル6はU相、V相、W相の3
相分が3組設けられている。これらの3相分のコイル端
末6aおよび一つのコモンコイル端末6bが、プリント
回路基板2上のランド2bに半田付けされている。
配線パターンや、スピンドルモータの駆動回路および駆
動制御回路の回路部品等(図示しない)を搭載するもの
であり、後述のインダクタを設置する側に偏って、補強
板1の半分以下の小面積に形成されている。このプリン
ト回路基板2の一側縁部には、図3に示すような軸受切
欠2aが設けられており、この軸受切欠2aには、補強
板1に取り付けられたシャフト孔4aを有する軸受4が
貫通して、上方に突出している。そして、この上方に突
出した軸受4の外周には、周辺に12本の磁極片5aを
等間隔に有する鉄心部材5が取り付けられており、前記
の各磁極片5aにはステータコイル6が巻装されてい
る。これらのステータコイル6はU相、V相、W相の3
相分が3組設けられている。これらの3相分のコイル端
末6aおよび一つのコモンコイル端末6bが、プリント
回路基板2上のランド2bに半田付けされている。
【0018】また、鉄心部材5は、図3に示すように、
複数枚のけい素鋼板を打ち抜いて重畳した成層鉄心など
からなる。さらにプリント回路基板2上であって、いず
れかの磁極片5aに対向する位置に形成されたスリット
(透孔)2dには、記録媒体のインデックス位置を検出
するためのインダクタ7が取り付けられた後述の支持用
プリント基板10が、移動自在に挿入されている。な
お、プリント回路基板2上には、インダクタ7のリード
端子7aを半田付けするランド2eが設けられている。
プリント回路基板2の隅部には、外部リード接続用の4
つのランド2fが設けられており、これが回路基板2上
の配線パターンを介して前記各ランド2bに接続されて
いる。
複数枚のけい素鋼板を打ち抜いて重畳した成層鉄心など
からなる。さらにプリント回路基板2上であって、いず
れかの磁極片5aに対向する位置に形成されたスリット
(透孔)2dには、記録媒体のインデックス位置を検出
するためのインダクタ7が取り付けられた後述の支持用
プリント基板10が、移動自在に挿入されている。な
お、プリント回路基板2上には、インダクタ7のリード
端子7aを半田付けするランド2eが設けられている。
プリント回路基板2の隅部には、外部リード接続用の4
つのランド2fが設けられており、これが回路基板2上
の配線パターンを介して前記各ランド2bに接続されて
いる。
【0019】また、ロータヨーク3には、これの中心部
を貫通するようにシャフト9が取り付けられており、こ
のシャフト9の下半部が前記軸受4のシャフト孔4a内
に挿入可能となっている。これにより、ロータヨーク3
がステータコイル6を被うようにして、図1に示すよう
にプリント回路基板2上に配置され、フランジ部3aの
外周付近にインダクタ7が対向して臨む。さらに、軸受
4のシャフト孔4aの下部にはスラスト軸受10が設け
られており、シャフト9の下端がこのスラスト軸受10
に支持されている。このため、シャフト9はシャフト孔
4aおよびスラスト軸受10に支承されて、円滑な回転
が可能となっている。なお、ロータヨーク3上にはフロ
ッピディスクのセンタハブ(図示しない)を載置して保
持するチャッキング装置などが設置される。
を貫通するようにシャフト9が取り付けられており、こ
のシャフト9の下半部が前記軸受4のシャフト孔4a内
に挿入可能となっている。これにより、ロータヨーク3
がステータコイル6を被うようにして、図1に示すよう
にプリント回路基板2上に配置され、フランジ部3aの
外周付近にインダクタ7が対向して臨む。さらに、軸受
4のシャフト孔4aの下部にはスラスト軸受10が設け
られており、シャフト9の下端がこのスラスト軸受10
に支持されている。このため、シャフト9はシャフト孔
4aおよびスラスト軸受10に支承されて、円滑な回転
が可能となっている。なお、ロータヨーク3上にはフロ
ッピディスクのセンタハブ(図示しない)を載置して保
持するチャッキング装置などが設置される。
【0020】図4および図5は前記FDD装置における
インデックス信号出力装置の一部を概念的に示す斜視図
および平面図である。このインデックス信号出力装置
は、金属マウント(図示しない)上面に重畳するように
設けられたプリント回路基板2上に、スピンドルモータ
のロータヨーク3を回転自在に備えている。プリント回
路基板2には配線パターンとともにスピンドルモータの
駆動回路の回路部品などが搭載され、ロータヨーク3の
下部には、複数組の前記3相ステータコイル6を巻装し
た複数の磁極片5aが配置されている。なお、ロータヨ
ーク3の裏側にはS極、N極に交互に着磁された複数の
ロータマグネットがリング状に配置されている。このた
め、ステータコイル6の各相に一定の順序にて3相交流
電流を切り換えながら供給すると、ロータマグネットと
の間で磁気的反発力が発生し、ロータヨーク3がステー
タに対し回転する。また、ロータヨーク3のフランジ部
3aに形成された切欠3bには、インデックス信号検出
用のマグネット8が一部突出するように取り付けられて
いる。
インデックス信号出力装置の一部を概念的に示す斜視図
および平面図である。このインデックス信号出力装置
は、金属マウント(図示しない)上面に重畳するように
設けられたプリント回路基板2上に、スピンドルモータ
のロータヨーク3を回転自在に備えている。プリント回
路基板2には配線パターンとともにスピンドルモータの
駆動回路の回路部品などが搭載され、ロータヨーク3の
下部には、複数組の前記3相ステータコイル6を巻装し
た複数の磁極片5aが配置されている。なお、ロータヨ
ーク3の裏側にはS極、N極に交互に着磁された複数の
ロータマグネットがリング状に配置されている。このた
め、ステータコイル6の各相に一定の順序にて3相交流
電流を切り換えながら供給すると、ロータマグネットと
の間で磁気的反発力が発生し、ロータヨーク3がステー
タに対し回転する。また、ロータヨーク3のフランジ部
3aに形成された切欠3bには、インデックス信号検出
用のマグネット8が一部突出するように取り付けられて
いる。
【0021】一方、前記プリント回路基板2の、ロータ
ヨーク3の外周が臨む位置には、そのロータヨーク3外
周の一つの接線方向に延びるように前記スリット2dが
形成されている。このスリット2dは、後述の支持用プ
リント基板の一部が挿通されて摺動可能な一定幅および
長さを持つ。符号11で示すものはその支持用プリント
基板であり、これが、図6に示すように、全体として倒
T字状をなし、上部の狭小片11aが前記プリント回路
基板2の下方からスリット2dに挿入されて、その一部
がプリント回路基板2の上方に突出している。また、そ
の支持用プリント基板11の下部の幅広片11bはスリ
ット2dの全長よりも長く形成されて、このスリット2
dを通して上方へ抜けないように構成されている。
ヨーク3の外周が臨む位置には、そのロータヨーク3外
周の一つの接線方向に延びるように前記スリット2dが
形成されている。このスリット2dは、後述の支持用プ
リント基板の一部が挿通されて摺動可能な一定幅および
長さを持つ。符号11で示すものはその支持用プリント
基板であり、これが、図6に示すように、全体として倒
T字状をなし、上部の狭小片11aが前記プリント回路
基板2の下方からスリット2dに挿入されて、その一部
がプリント回路基板2の上方に突出している。また、そ
の支持用プリント基板11の下部の幅広片11bはスリ
ット2dの全長よりも長く形成されて、このスリット2
dを通して上方へ抜けないように構成されている。
【0022】さらに、スリット2dに挿通されてプリン
ト回路基板2の上方へ突出する前記狭小片11aには、
二つの透孔12が穿設されている。これらの透孔12に
は、図5に示すように、磁束検出素子としてのインダク
タ7の2本のリード端子7aがそれぞれ挿通するように
して支持されている。また、このリード端子7aの支持
は、インダクタ7の端部付近で行われている。従って、
インダクタ7のリード端子7aと支持用プリント基板1
1の幅広片11b上縁との間に、プリント回路基板2を
図7に示すように挟むこととなるため、狭小片11aは
リード端子7aによってスリット2dを通して下方へ抜
け落ちることはない。インダクタ7は支持用プリント基
板11の、ロータヨーク3の外周に臨む位置に配置され
る。一方そのインダクタ7の2本のリード端子7a端が
プリント回路基板2上のプリント配線の端子(ランド)
に半田付けPされている。また、支持プリント基板11
の前記各透孔12周辺には導電ランドとしてのランドパ
ターンqが形成され、これらの透孔12に挿通されたリ
ード端子7aの一部がそのランドパターンに半田付けさ
れている。
ト回路基板2の上方へ突出する前記狭小片11aには、
二つの透孔12が穿設されている。これらの透孔12に
は、図5に示すように、磁束検出素子としてのインダク
タ7の2本のリード端子7aがそれぞれ挿通するように
して支持されている。また、このリード端子7aの支持
は、インダクタ7の端部付近で行われている。従って、
インダクタ7のリード端子7aと支持用プリント基板1
1の幅広片11b上縁との間に、プリント回路基板2を
図7に示すように挟むこととなるため、狭小片11aは
リード端子7aによってスリット2dを通して下方へ抜
け落ちることはない。インダクタ7は支持用プリント基
板11の、ロータヨーク3の外周に臨む位置に配置され
る。一方そのインダクタ7の2本のリード端子7a端が
プリント回路基板2上のプリント配線の端子(ランド)
に半田付けPされている。また、支持プリント基板11
の前記各透孔12周辺には導電ランドとしてのランドパ
ターンqが形成され、これらの透孔12に挿通されたリ
ード端子7aの一部がそのランドパターンに半田付けさ
れている。
【0023】このような構成になるインデックス信号出
力装置では、スピンドルモータのロータヨーク3の回転
によって、このロータヨーク3とともにマグネット8も
同様に回転し、この回転によってマグネット8が最接近
したときの磁束をインダクタ7により検出することによ
り、このインダクタ7はロータヨーク3の回転速度に応
じたインデックス信号を所定タイミングにて出力する。
また、このようにしてインダクタ7を通じて検出したイ
ンデックス信号と、フロッピディスクに予め記録してあ
るインデックス信号との位相差が、FDD装置について
の規格値内に収まるように、前記支持用プリント基板1
1を、スリット9内でロータヨーク3の外周の接線方向
に、治具などを用いて移動する。これにより、インデッ
クス信号の位相調整が行われ、フロッピディスクに対す
る正しい情報の記録および再生を実現できる。
力装置では、スピンドルモータのロータヨーク3の回転
によって、このロータヨーク3とともにマグネット8も
同様に回転し、この回転によってマグネット8が最接近
したときの磁束をインダクタ7により検出することによ
り、このインダクタ7はロータヨーク3の回転速度に応
じたインデックス信号を所定タイミングにて出力する。
また、このようにしてインダクタ7を通じて検出したイ
ンデックス信号と、フロッピディスクに予め記録してあ
るインデックス信号との位相差が、FDD装置について
の規格値内に収まるように、前記支持用プリント基板1
1を、スリット9内でロータヨーク3の外周の接線方向
に、治具などを用いて移動する。これにより、インデッ
クス信号の位相調整が行われ、フロッピディスクに対す
る正しい情報の記録および再生を実現できる。
【0024】この場合におけるインデックス調整は、支
持用プリント基板11に支持させたインダクタ7のリー
ド端子7aを強制的に撓ませることによって行うため、
インダクタ7の支持および移動のための構成が簡単かつ
ローコストに得られ、しかも支持用プリント基板11を
スリット2dに沿って移動させることで、前記接線方向
に沿って正確にインダクタ7を案内でき、従って、その
移動の量とインデックス調整値は常に正確に対応し、イ
ンデックス調整操作が高精度に行える。なお前記の場合
には、インダクタ7のリード端子7aを支持用プリント
基板11に穿設された透孔12に挿通するようにして支
持させた場合を示したが、透孔12に代えて切欠を設
け、これに支持させるようにしても同様の効果が得られ
る。また本発明によるインデックス調整は、インダクタ
7をロータヨーク3外周の接線方向に配置されて、高出
力が得られるようになっており、これを接線方向に移動
させ、このときリード端子7aを治具などを用いて強制
的に撓ませて行うため、必ずしも、支持用プリント基板
11に透孔12や切欠を設けて、これらにインダクタ7
のリード端子7aを支持させるという構成を採用しなく
てもよい。一般に、このような調整作業は出荷前テスト
などに1回行われて固定されればよいため、治具等の工
具によってインダクタ7を前記接線方向に移動させるよ
うに、リード端子7aを撓み操作すればよい。なお、前
記インダクタ7はロータヨーク3の回転中にマグネット
8からの磁束を高感度検出するが、サブピーク信号も得
られるので、これは周知のマスク回路で除去すればよ
い。
持用プリント基板11に支持させたインダクタ7のリー
ド端子7aを強制的に撓ませることによって行うため、
インダクタ7の支持および移動のための構成が簡単かつ
ローコストに得られ、しかも支持用プリント基板11を
スリット2dに沿って移動させることで、前記接線方向
に沿って正確にインダクタ7を案内でき、従って、その
移動の量とインデックス調整値は常に正確に対応し、イ
ンデックス調整操作が高精度に行える。なお前記の場合
には、インダクタ7のリード端子7aを支持用プリント
基板11に穿設された透孔12に挿通するようにして支
持させた場合を示したが、透孔12に代えて切欠を設
け、これに支持させるようにしても同様の効果が得られ
る。また本発明によるインデックス調整は、インダクタ
7をロータヨーク3外周の接線方向に配置されて、高出
力が得られるようになっており、これを接線方向に移動
させ、このときリード端子7aを治具などを用いて強制
的に撓ませて行うため、必ずしも、支持用プリント基板
11に透孔12や切欠を設けて、これらにインダクタ7
のリード端子7aを支持させるという構成を採用しなく
てもよい。一般に、このような調整作業は出荷前テスト
などに1回行われて固定されればよいため、治具等の工
具によってインダクタ7を前記接線方向に移動させるよ
うに、リード端子7aを撓み操作すればよい。なお、前
記インダクタ7はロータヨーク3の回転中にマグネット
8からの磁束を高感度検出するが、サブピーク信号も得
られるので、これは周知のマスク回路で除去すればよ
い。
【0025】また、前記支持用プリント基板11はイン
ダクタ7の端部付近においてリード端子7aを支持して
いるため、リード端子長を十分に利用した大きなストロ
ークにてインダクタ7を前記接線方向に移動できる。さ
らに、支持用プリント基板11をスリットに沿ってガイ
ドさせることで、インダクタ7をロータヨーク3外周の
接線方向に正確に移動できる。そして、インダクタ7の
リード端子を支持用プリント基板11の導電パターンに
半田付けすることで、リード端子7aの撓み操作時にこ
のリード端子7aとインダクタ7との結合部に無理なス
トレスが掛かるのを回避できることとなる。なお、スリ
ット2dにおける支持用プリント基板11の固定は接着
剤や半田付け、あるいはねじ止めにて行われる。
ダクタ7の端部付近においてリード端子7aを支持して
いるため、リード端子長を十分に利用した大きなストロ
ークにてインダクタ7を前記接線方向に移動できる。さ
らに、支持用プリント基板11をスリットに沿ってガイ
ドさせることで、インダクタ7をロータヨーク3外周の
接線方向に正確に移動できる。そして、インダクタ7の
リード端子を支持用プリント基板11の導電パターンに
半田付けすることで、リード端子7aの撓み操作時にこ
のリード端子7aとインダクタ7との結合部に無理なス
トレスが掛かるのを回避できることとなる。なお、スリ
ット2dにおける支持用プリント基板11の固定は接着
剤や半田付け、あるいはねじ止めにて行われる。
【0026】また、支持用プリント基板11に、磁束検
出素子としてのインダクタ7のリード端子7aを、スリ
ット2dに交差する方向に貫通させることで、支持用プ
リント基板11が、スリット2dからの抜け落ちるのを
防止しながら、この支持用プリント基板11をスリット
2dに沿って前記接線方向に円滑にガイドすることがで
きる。なお、前記磁束検出素子として、インダクタ7に
代えてホールICなどの磁気センサを用いることは任意
である。
出素子としてのインダクタ7のリード端子7aを、スリ
ット2dに交差する方向に貫通させることで、支持用プ
リント基板11が、スリット2dからの抜け落ちるのを
防止しながら、この支持用プリント基板11をスリット
2dに沿って前記接線方向に円滑にガイドすることがで
きる。なお、前記磁束検出素子として、インダクタ7に
代えてホールICなどの磁気センサを用いることは任意
である。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、磁束検
出素子のリード端子がプリント回路基板上の検出信号出
力端子に接続されて、そのリード端子の治具による撓み
操作によってロータヨークの接線方向への移動調整を行
えるように構成したので、磁束検出素子が持つリード端
子自体の撓みを利用するだけで、ローコストの構成およ
び単純な作業にて、インデックス調整を実施できるとい
う効果が得られる。
出素子のリード端子がプリント回路基板上の検出信号出
力端子に接続されて、そのリード端子の治具による撓み
操作によってロータヨークの接線方向への移動調整を行
えるように構成したので、磁束検出素子が持つリード端
子自体の撓みを利用するだけで、ローコストの構成およ
び単純な作業にて、インデックス調整を実施できるとい
う効果が得られる。
【0028】また、本発明によれば、リード端子の撓み
を利用して、支持用プリント基板をプリント回路基板に
対し前記接線方向に移動可能に支持させるように構成し
たので、磁束検出素子端でのリード端子の破断を防止し
ながら、その該リード端子を局部的に大きく屈曲させる
ことなく、前記接線方向の所定位置に所定量だけ移動さ
せることができる。さらに、プリント回路基板には、支
持用プリント基板を挿入して、これを前記接線方向にガ
イドするスリットを設けたので、支持用プリント基板に
支持された磁束検出素子を、前記接線方向に沿って正し
く移動させることができ、その移動量に対するインデッ
クス信号出力を高精度に検出できるという効果が得られ
る。
を利用して、支持用プリント基板をプリント回路基板に
対し前記接線方向に移動可能に支持させるように構成し
たので、磁束検出素子端でのリード端子の破断を防止し
ながら、その該リード端子を局部的に大きく屈曲させる
ことなく、前記接線方向の所定位置に所定量だけ移動さ
せることができる。さらに、プリント回路基板には、支
持用プリント基板を挿入して、これを前記接線方向にガ
イドするスリットを設けたので、支持用プリント基板に
支持された磁束検出素子を、前記接線方向に沿って正し
く移動させることができ、その移動量に対するインデッ
クス信号出力を高精度に検出できるという効果が得られ
る。
【0029】また、本発明によれば、磁束検出素子のリ
ード端子を、前記支持用プリント基板に設けられた透孔
を貫通するようにして支持させたので、リード端子の、
磁束検出端子の端部付近での安定支持を、簡単かつ確実
に行える。さらに、前記磁束検出素子のリード端子を、
支持用プリント基板に設けられた透孔の開口部周辺に形
成した導電ランドに半田付けしたので、リード端子が磁
束検出素子端との結合部(接続部)でしごかれる動きを
なくして、これらの結合強度の信頼性が十分に高められ
るという利点がある。
ード端子を、前記支持用プリント基板に設けられた透孔
を貫通するようにして支持させたので、リード端子の、
磁束検出端子の端部付近での安定支持を、簡単かつ確実
に行える。さらに、前記磁束検出素子のリード端子を、
支持用プリント基板に設けられた透孔の開口部周辺に形
成した導電ランドに半田付けしたので、リード端子が磁
束検出素子端との結合部(接続部)でしごかれる動きを
なくして、これらの結合強度の信頼性が十分に高められ
るという利点がある。
【0030】また、本発明によれば、プリント回路基板
に、支持用プリント基板を挿入してこれを前記接線方向
にガイドするスリットを設け、このスリットを通して前
記プリント回路基板の上面に臨む支持用プリント基板
に、前記スリットに交差する方向に、磁束検出素子のリ
ード端子を貫通する透孔を設けたので、支持用プリント
基板がスリットから抜け落ちるのを防止しながら、プリ
ント基板に沿って前記支持用プリント基板を前記接線方
向へ円滑に移動操作できる。さらに、前記磁束検出素子
を汎用インダクタとすることで、支持用プリント基板の
移動調整によって磁束検出素子がロータヨークの外周か
ら離れても、マグネットからの磁束をホール素子などを
用いた場合に比べて高感度に検出できるという効果が得
られる。
に、支持用プリント基板を挿入してこれを前記接線方向
にガイドするスリットを設け、このスリットを通して前
記プリント回路基板の上面に臨む支持用プリント基板
に、前記スリットに交差する方向に、磁束検出素子のリ
ード端子を貫通する透孔を設けたので、支持用プリント
基板がスリットから抜け落ちるのを防止しながら、プリ
ント基板に沿って前記支持用プリント基板を前記接線方
向へ円滑に移動操作できる。さらに、前記磁束検出素子
を汎用インダクタとすることで、支持用プリント基板の
移動調整によって磁束検出素子がロータヨークの外周か
ら離れても、マグネットからの磁束をホール素子などを
用いた場合に比べて高感度に検出できるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態によるFDD装置を示す
平面図である。
平面図である。
【図2】 図1に示すFDD装置におけるステータ部の
平面図である。
平面図である。
【図3】 図2におけるII−II線断面図である。
【図4】 本発明の実施の一形態によるインデックス出
力装置を詳細に示す斜視図である。
力装置を詳細に示す斜視図である。
【図5】 図4に示すFDD装置の平面図である。
【図6】 図4における支持用プリント基板を示す斜視
図である。
図である。
【図7】 本発明のインダクタ支持構造を拡大して示す
側面図である。
側面図である。
2 プリント回路基板 2d スリット(透孔) 3 ロータヨーク 7 インダクタ(磁束検出素子) 7a リード端子 8 マグネット 11 支持用プリント基板 12 透孔 q ランドパターン(導電ランド)
Claims (8)
- 【請求項1】 スピンドルモータのロータヨークに取り
付けられたマグネットと、前記ロータヨークに対向する
ようにステータ側に配置されて、前記マグネットが発生
する磁束を検出してインデックス信号を出力する磁束検
出素子とを備え、該磁束検出素子で検出したインデック
ス信号とフロッピディスクに予め記録してあるインデッ
クス基準信号との位相差が規格値内となるように、前記
磁束検出素子を移動調整可能にしたインデックス信号出
力装置であり、前記磁束検出素子のリード端子がプリン
ト回路基板上の検出信号出力端子に接続されて、そのリ
ード端子自体の撓み操作によって、前記磁束検出素子を
前記ロータヨーク外周の接線方向へ移動調整可能にした
ことを特徴とするインデックス信号出力装置。 - 【請求項2】 前記磁束検出素子の端部付近で該磁束検
出素子のリード端子を支持する支持用プリント基板を設
け、前記リード端子の撓みを利用して、前記支持用プリ
ント基板を前記プリント回路基板に対し前記接線方向に
移動可能に支持させたことを特徴とする請求項1に記載
のインデックス信号出力装置。 - 【請求項3】 前記プリント回路基板には、前記支持用
プリント基板を挿入してこれを前記接線方向にガイドす
るスリットが設けられていることを特徴とする請求項2
に記載のインデックス信号出力装置。 - 【請求項4】 前記磁束検出素子のリード端子が、前記
支持用プリント基板に設けられた透孔を貫通するように
して支持されていることを特徴とする請求項2に記載の
インデックス信号出力装置。 - 【請求項5】 前記磁束検出素子のリード端子が、前記
支持用プリント基板に設けられた透孔の開口部周辺に形
成した導電ランドに半田付けされていることを特徴とす
る請求項2に記載のインデックス信号出力装置。 - 【請求項6】 前記プリント回路基板には、前記支持用
プリント基板を挿入してこれを前記接線方向にガイドす
るスリットが設けられ、このスリットを通して前記プリ
ント回路基板の上面に臨む前記支持用プリント基板に、
前記スリットに対し交差する方向に、磁束検出素子のリ
ード端子が貫通する透孔が設けられていることを特徴と
する請求項2に記載のインデックス信号出力装置。 - 【請求項7】 前記磁束検出素子がインダクタであるこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
のインデックス信号出力装置。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載のインデ
ックス信号出力装置を備えたことを特徴とするFDD装
置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000157303A JP2001339911A (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | インデックス信号出力装置およびfdd装置 |
US09/858,108 US6697215B2 (en) | 2000-05-26 | 2001-05-15 | Index signal output device and floppy disk drive |
CNB011160829A CN1260725C (zh) | 2000-05-26 | 2001-05-15 | 变址信号输出装置及软磁盘驱动装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000157303A JP2001339911A (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | インデックス信号出力装置およびfdd装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001339911A true JP2001339911A (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=18661958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000157303A Withdrawn JP2001339911A (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | インデックス信号出力装置およびfdd装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6697215B2 (ja) |
JP (1) | JP2001339911A (ja) |
CN (1) | CN1260725C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009303297A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Mitsuba Corp | 電動モータ |
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JP2003134770A (ja) * | 2001-10-23 | 2003-05-09 | Mitsumi Electric Co Ltd | フレキシブルディスクドライブ |
CN100384198C (zh) | 2002-11-12 | 2008-04-23 | 华为技术有限公司 | 预付费多媒体消息服务业务的实现方法 |
TWM243844U (en) * | 2003-07-25 | 2004-09-11 | Behavior Tech Computer Corp | Main shaft motor of thin-type optical drive |
JP4468033B2 (ja) * | 2004-03-22 | 2010-05-26 | アスモ株式会社 | 車両用エンジンのバルブタイミング可変装置用電動機 |
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