JPH0426698A - 新規フラバノン配糖体またはフラバノン配糖体および不飽和脂肪酸アミド化合物を有効成分とする抗アレルギー剤 - Google Patents

新規フラバノン配糖体またはフラバノン配糖体および不飽和脂肪酸アミド化合物を有効成分とする抗アレルギー剤

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JPH0426698A
JPH0426698A JP2126573A JP12657390A JPH0426698A JP H0426698 A JPH0426698 A JP H0426698A JP 2126573 A JP2126573 A JP 2126573A JP 12657390 A JP12657390 A JP 12657390A JP H0426698 A JPH0426698 A JP H0426698A
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formula
solvent
water
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JP2126573A
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English (en)
Inventor
Kazunori Hashimoto
和則 橋本
Yukinobu Iketani
幸信 池谷
Shunji Sato
俊次 佐藤
Hiroshi Mihashi
博 三橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsumura and Co
Original Assignee
Tsumura and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は新規なフラバノン配糖体および優れた抗アレル
ギー作用を有する抗アレルギー剤に関するものである。
[従来の技術および課題] 近年、我が国の公害問題や環境変化に伴い、気管支喘息
や花粉症等のアレルギー性疾患の也者が増加し、大きな
社会問題になっている。
5−リボキンゲナーゼはアラキドン酸の5位を酸化する
酵素で、その阻害剤は抗アレルギー作用や抗炎症作用等
に関係しているとされている。
一方、生体内アレルギー反応にはヒスタミンを始め、多
くのケミカルメデイエータ−が関与していることが明ら
かになりつつあり、細胞からこれらのケミカルメデイエ
ータ−の遊離を抑制する薬物は、抗アレルギー作用を有
することが報告されている。そのため、5−リポキシゲ
ナーゼ阻害作用やヒスタミン遊離抑制作用を指標とする
抗アレルギー剤の検索および開発が行われていた。
[課題を解決するための手段] 本発明者等は、アレルギー性疾患の治療に有効な5−リ
ポキシゲナーゼ阻害作用およびヒスタミン遊離抑制作用
を有する化合物を求めて研究を続11ている。
今回、生薬細辛の成分について検討を行った結果、下記
式Iで表されるフラバノン誘導体および下記式■で表さ
れる不飽和脂肪酸アミド化合物が5−リポキシゲナーゼ
阻害作用およびヒスタミン遊離抑制作用を宵することを
見いだし、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は以下に示すごとくである。
(1)下記式I (式中、Aはβ−D−グルコシル基を、R,およびR7
は異なって水素原子またはp−ヒドロキンフェニル基を
示す。) で表されるフラバノン配糖体。
(2)下記式1 (式中、Aはβ−D−グルコンル基を、R1およびR9
は異なって水素原子またはp−ヒドロキンフェニル基を
示す。) で表されるフラバノン配糖体(以下、式Iの化合物とい
う。)を有効成分とする抗アレルギー剤。
(3)下記式■ で表される不飽和脂肪酸アミド化合物(以下、式Hの化
合物という。)を有効成分とする抗アレルギー剤。
なお、以下、式Iの化合物と式■の化合物をまとめて式
の化合物という。
式の化合物は、例えば次のような方法により得ることが
できる。
すなわち、生薬細辛(Asiasari Radix)
、その原植物であるウスバサイシン(Asiasaru
m 5ieboldi)、ケイリンザイソン(Asia
sarum heterotropoides)または
その他類縁植物を水、メタノール、エタノール、アセト
ン、酢酸エチルから選ばれる一種またはそれ以」−の混
合溶媒を用いて、0℃から使用する溶媒の沸点以下の温
度に加熱して、好ましくは還流下に抽出するか、あるい
は0℃から室温で超音波抽出して抽出液を得る。
この抽出液を水に懸濁し、低極性溶媒を用いて分配抽出
を行い、低極性夾雑物を除去した残りの水可溶部を、酢
酸エチル、n−ブタノールから選ばれる一種またはそれ
以」二の混合溶媒を用いて分配抽出をし、式の化合物を
含む抽出液を得る。
低極性溶媒としては、ベンゼン、クロロポルム、エーテ
ル、n−ヘキサン、石油エーテル、ソクロヘキザン等が
挙げられる。
」1記抽出液を、そのまま若しくは乾燥してカラムクロ
マトグラフィーまたは高速液体クロマトグラフィーに1
回または数回付し、精製することにより式の化合物を含
む両分を得る。
この際、溶出溶媒として水、メタノール、エタノール、
アセトン、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、アセトニ
トリル、クロロホルム、ベンゼン、エーテル、石油エー
テル、n−ヘキサン等の単独または混合溶媒を使用する
ことができる。
カラムクロマトグラフィーまたは高速液体クロマドグラ
フィーの吸着剤の例としては、シリカゲル、0DS−シ
リカゲル、ポーラスポリマーゲル等が挙げられる。
このようにして得た式の化合物を含む両分を適当な溶媒
から再結晶、または粉末化することにより式の化合物を
得ることができる。
再結晶または粉末化する時は、水、メタノール、エタノ
ール、アセトン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ベ
ンゼン、クロロホルム、エーテル、右曲エーテル、n−
ヘキサン、シクロヘキサン等のjli独またはそれ以」
二の混合溶媒を使用する。
次に式の化合物の製造の具体例を示す。
具体例1 細辛100に9をlokgずつに分け、それぞれメタノ
ール96ρを用い2時間加熱還流抽出を2回行った。得
られた抽出液を合わせ、減圧下、溶媒を留去し、乾燥エ
キス6 、2 kgを得た。この乾燥エキスを水30g
に懸澗し、n−ヘキサン10ρで5回分配抽出した。
水層をn−ブタノール10ρで5回分配抽出し、n−ブ
タノール層を合併し、減圧下、溶媒を留去し、乾燥エキ
ス2 、2 kgを得た。この乾燥エキスを水3Qに魅
濁し、ポーラスポリマーゲル(ダイアイオンI−IP−
20.三菱化成社製)カラムクロマトグラフィーに付し
、水70L40%メタノール1000、 メタ/−ル8
0(!、 7セト770Qテ順次溶出し、メタノール溶
出部を減圧下、溶媒を留去し、乾燥エキス324゜8g
を得た。
このエキスをシリカゲル(Kieselgel 60 
、70〜230メツシユ メルク社製)を使用したカラ
ムクロマトグラフィー(10aφX60C711)に付
し、クロロホルム−メタノール(98:2)の混合溶媒
で溶出したフラクションを中圧ンリカゲルカラムクロマ
トグラフイ−(CI Gカラム、45JIIIφ×40
m、草野科学社製)に付し、クロロホルムで溶出したフ
ラクションを減圧下、層線した。得られた残留物0.3
2gを再度、中圧ンリカゲルカラムクロマトグラフィ−
(CIGカラム、25ffffφX40d。
苧野科学社製)に付し、ヘンゼンー酢酸エチル(5:1
)の混合溶媒で溶出したフラクションを減圧濃縮して得
られた残留物を、n−ヘキサンで再結晶し、無色剣状物
質208.3mgを得た。
この無色針状物質の理化学的性質は、文献[11,lL
okawa eL al、、Chem、Pharm、B
ull、、29(2)、564566(19g+)コ記
戦ノ(2E、4E、8Z、l0E)−N−イソブチル2
48.10−ドデカテトラエナミド[(2E、4E、8
Z、l0E)N−isobutyト2.4.8.lO−
dodeca−Letraenamideコ(式1’l
の化合物)と一致した。
次に式の化合物が、優れた5−リボキンゲナーゼ阻害作
用おJ、びヒスタミン遊離抑制作用を有し、抗アレルギ
ー剤として有用であることについて、実験例を挙げて説
明する。
実験例1(5−リポキシゲナーゼ阻害作用)RB L 
−1培養細胞を5×lθ°細胞/−となるように11M
EDTAおよび10%エヂレングリコールを含む50鰐
リン酸緩衝液(pH7,4)に浮遊し、超音波処理後、
IO,0OOxGで10分間、さらに105.000x
Gで60分間遠心分離し、上清を5−リポキシゲナーゼ
酵素標品とした。
基質として10/7Mアラキドン酸、上記のように調製
して得た酵素標品および式の化合物のジメヂルスルフォ
キノド(DMSO)溶液を試験管にとり、37℃で10
分間反応させた。内部標準として025Mのブチル−3
,5−ジニトロベンゾエート10Δを添加し、n−ヘキ
サン1.8−で抽出した。
この中の5−T−I ET Eの量を高速液体クロマト
グラフィー[カラム:T S Kgel OD S −
80TM(TOYO3ODA) 、移動相;アセトニト
リル水:酢酸(60:40:0.02)、流速:1−/
分、検出:紫外線(235y+m)]により測定した。
この結果から、阻害率を次式により算出し、その結果を
第1表に示す。
C:式の化合物を含まない場合の5−HETEのピーク
面積(内部標準により補正) S1式の化合物を添加した場合の5−HETEのピーク
面積(内部標準により補正) 第1 表 以上の結果より式の化合物の5−リポキシゲナーゼ阻害
作用が確認された。
実験例2(ヒスタミン遊離抑制試験) 体重250g前後の雄性ウィスター(Wistar)系
ラットを軽いエーテル麻酔下に放血し、0.1%濃度の
ヒト血清アルブミン(以下I S Aと略す。)を含む
、水冷したCouttsのcell 1solatio
nbuller[coutts S、M、et al、
、J、Immunol、124.2309(1930)
参照]を腹腔内に注入した。腹部を1分間マッザージし
た後開腹し、腹腔内液を採取した。
4℃、160xGで5分間遠心分離した後、沈澱する細
胞を集め、OI%濃度のI−I SAを含むCoutt
sのchallenge bu[er(以下CCBと略
ず。)[上記CoutLs S、M、の文献参照]を加
えて洗浄した後、再びCCBを加えて5XI05〜IO
°細胞/dの肥満細胞を含む細胞浮遊液とした。式の化
合物50度に細胞浮遊液200/ilを加えて37℃、
10分間ブレインキュベートした後、50通のコンパウ
ンド 48 /80 (compound 48/80
)(最終濃度o、2m/yffl)を加えた。10分後
に水冷して反応を停止し、遠心分離後上清中のヒスタミ
ン量を平井らの方法[平井ら、生薬学雑誌、37,37
4(1983)参照]に従い、高速液体クロマトグラフ
ィー[カラム、1EX215(TOYO5ODA)、移
動相、クエン酸緩衝液。
流速:0.65m/分、72℃]により分離測定した。
検出は0−フタルアルデヒドによるボストラベル法[」
二足平列らの文献参照]により蛍光検出器を用い励起波
長360 nm、蛍光波長450nmで行った。
この条件でヒスタミンは約10分で溶出された。
この結果から、阻害率を次式により算出した。
その結果を第2表に示す。
A・式の化合物の存在下でコンパウンド48/80によ
り遊離されるヒスタミン量B 自発的に遊離されるヒス
タミン量 D・コンパウンド 48/80により遊離されるヒスタ
ミン量 第2表 以上の結果より、式の化合物のコンパウンド48/80
によるヒスタミン遊離に対する抑制作用が確認された。
さらに式の化合物の急性毒性をICR系雄性マウスを用
いて調べたところ、500 Rg/kgの経口投与で死
亡例がなかった。
次に、式の化合物の投与量および製剤化について説明す
る。
式の化合物はそのまま、あるいは慣用の製剤担体と共に
動物および人に投与することができる。
投Jう形態としては、特に限定がなく、必要に応じ適宜
選択して使用され、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤
、散剤等の経口剤、注射剤、半割等の非経口剤が挙げら
れる。
経口剤として所期の効果を発揮するためには、慰者の年
令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成人で式の
化合物の重量として50iy〜5gを、1[1数回に分
けての服用が適当と思われる。
経口剤は、例えばデンプン、乳糖、白糖、マンニット、
カルボキシメチルセルロース、コーンスターヂ、無機塩
類等を用いて常法に従って製造されろ。
この種の製剤には、適宜前記賦形剤の他に、結合剤、崩
壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進剤、矯味剤、着
色剤、香料等を使用することができる。それぞれの具体
例は以下に示すごとくてある。
[結合剤] デンプン、デギストリン、アラビアゴム末、ゼラチン、
ヒドロキンプロピルスターチ、メチルセルロース、カル
ボキンメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、結晶セルロース、エチルセルロース、ポ
リヒニルビロリドン、マクロゴール。
[崩壊剤] デンプン、ヒドロキンプロピルスターチ、カルボキノメ
チルセルロースナトリウム、カルボキシメヂルセルロー
スカルノウム、カルボキンメチルセルロース、低置換ヒ
ドロキシプロピルセルロース。
[界面活性剤] ラウリル硫酸すl・リウム、大豆レノチン、ショ糖脂肪
酸エステル、ポリソルベート 80゜[滑沢剤] タルク、ロウ類、水素添加植物油、ショ糖脂肪酸エステ
ル、ステアリン酸マグネノウム、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸アルミニウム、ポリエチレングリコー
ル。
[碓和J性促進剤] 軽質無水ケイ酸、乾燥水酸化アルミニウムゲル、合成ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム。
また、式の化合物は、懸濁液、エマルジョン剤、シo−
7プ剤、エリキシル剤としても投与することかでき、こ
れらの各種剤形には、矯味矯臭剤、着色剤を含有しても
よい。
非経1」剤として所期の効果を発揮するためには、患者
の年令、体重、疾用の程度により異なるが、通常成人で
式の化合物の重重として1日0.1■〜11/までの静
注、点滴静注、皮下注射、筋肉注射が適当と思われる。
この非経口剤は常法に従って製造され、希釈剤として一
般に注射用蒸留水、生理食塩水、ブトつ糖水溶液、注射
用植物油、ゴマ油、ラッカセイ油、ダイズ油、トウモロ
コン油、プロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル等を用いることかできる。さらに必要に応じて、殺菌
剤、防腐剤、安定則を加えてもよい。また、この非経口
剤は安定性の点から、バイアル等に充填後冷凍し、通常
の凍結乾燥技術により水分を除去し、使用直前に凍結乾
燥物から液剤を再調製することもできる。さらに、必要
に応じて適宜、等張化剤、安定剤、防腐剤、無痛化剤等
を加えても良い。
その他の非経口剤としては、外用液剤、軟膏等の塗布剤
、直腸内投与のための半割等が挙げられ、常法に従って
製造される。
次に実施例を示して本発明をさらに詳しく説明するが、
本発明はこれによりなんら制限されることはない。
実施例1 具体例Iで示したダイアイオンI(P−20カラムクロ
マトグラフイーにおいて、40%メタノール溶出部を減
圧下、溶媒を留去し、乾燥エキス130.2gを得た。
このエキスをンリカゲル(Kieselgcl 60.
70〜230メツツユ、メルク社製)を使用したカラム
クロマトグラフィー(10引φ×60α)に付し、クロ
ロポルム−メタノール(98:2)の混合溶媒で溶出し
たフラクションを、中圧ノリカゲルカラムクロマトグラ
フィーCC,I Gカラム、45i1Rφx40H,草
野科学社製)に付し、クロロホルム−メタノール−水(
70:302)の混合溶媒で溶出したフラクションを減
圧下、濃縮した。得られた残留物880 ffgを高速
液体りa−iトゲラフイー[カラム;Y M Cpac
k(1−150DS)S−343,移動相:水−アセト
ニトリル(8: I )、流速;57/min、検出;
UV254z+m]に付した。保持時間51〜57分に
溶出したフラクションを凍結乾燥し、白色粉末345句
を得た。この白色粉末の理化学的性質は、以下に示すご
とくであり、これらのデータから式Iの化合物のうち、
R1が水素原子、R2がp−ヒドロキンフェニル基であ
る化合物、すなわち(−)−2R−5,7−ジ(β−D
−グル=1ンル)−ナリンゲニン[(−)−4R−5,
7−di(β−Dglucosyl)−naringe
nin]と決定された。
比旋光度 [α]2古−−116.7゜(c −0、2
8、l−120) 赤外線吸収スペクトル ν WB、rα−1:3420
,1660.1614.15741442.1076.
83/1 紫外線吸収スペクトル λ =七” 1711 (l 
Ogε)=277(4,24)、227(4,50)マ
ススペクトル F A T3−M S :m/z 597 (M+ 1 )”、4 35 (M+  I 
 −glucose)’273 (M + l−2X 
glucose)”元素分析(CtqHsto 、5・
5/2H,O)計算値:C,50,55,1−1,5,
77実測値:C,50,24;H,5,64円二色性ス
ペクトル(CD) (c = 0.0024 、IELOII)[θ]24
(ηIft)ニ ー 2269 (328)(negative max
imum)。
+8707 (284)(positive maxi
mum)。
−6817(249)(negative maxim
um)〜25662 (233)(negative 
maximum)。
−34796(213)(negative maxi
mum)プロトン核磁気共鳴スペクトル (δ ppm in Pyridine d5)2.8
3 (l H,dd、J = 16.2 、I 2.2
 Hz)3.18(l H,dd、、1 = 16.2
.3.0 Hz)。
4.2〜4.6 (12H、m) 5.42(I H,dd、J= l 2.2,3.0I
’1z)5.53(I H,d、J=7.4Hz)5.
74(l Hld、J=7.7Hz)6.64 (I 
H、d 、、l = 2.31(z)。
7.18(2H,d、J=8.6Hz)7.27(I 
H,d、J=2.3Hz)。
7.46 (2H,d 、J = 8.6 Hz)30
−核磁気共鳴スペクトル (δ ppm in Pyridine d、)45.
8(t)、62.5(t)、62.7(t)71.4(
d)、71.5(d)、74.7(d)75.0(d)
、77.9(d)、78.4(d)78.9(d)、7
9.1 (d)、79.6(d)99.5(d)、99
.6(d)、101.2(d)104.0(d)、10
8.0(s) 1 1 6.4(d)〜2,1 28.7(d)〜2゜
1 2 9.8(s)、1 5 9.4(s)。
161.0(s)、164.3(s)X2190.3(
s) 実施例2 具体例1に示した高速液体クロマトグラフィーにおいて
、保持時間62〜65分に溶出したフラクンジンを凍結
乾燥し、白色粉末35019を得た。
この白色粉末の理化学的性質は以下に示すごとくであり
、これらのデータから式Iの化合物のうち、R1がp−
ヒドロキシフェニル基、R7が水素原子である化合物、
オなイっち(−)−28−5,7−ジ(β−D−グルコ
シル)−ナリンゲニン[()−23−5,7−cli(
βD−41ucosyl)−naringeninコと
決定された。
比旋光度:[α]2シーー89.6゜ (c=0.28.  夏J 、0 ) 赤外線吸収スペクトル ν 〜2:c’)II−”34
20.1658.1612.1572゜1442.10
76.832 紫外線吸収スペクトル λ ::CAo y+m(lo
g ε)277(4,25)、227(4,51)マス
スペクトル P A 13−M S :m/z 597(M+ I)’、435(M+127 3 (M
 +  1 −2 X glucose)”元素分析(
c t7H3to 、5・5/2H,O):計算値:C
,50,5!i ;H,5,77実測値 C50,80
・R5,53 3円二性スペクトル(CD) (c = 0.0020 、Etoll)[θ コ24
<nm): + 27830 (336)(positive ma
ximum)35371 (305)(++egati
ve maximum)。
29217 (286)(negative maxi
mum)。
+ 5762 (246)(positive max
imum)。
9209 (232)(negative maxim
um)→−32336(218)(positive 
maximum)glucose)” プロトン核磁気共鳴スペクトル (δ ppm in Pyridine ds)2.8
5(l I−1,dd、J = l 7.1.2.9 
Hz)。
3.1  0(I  H,dd 、 、1  =  I
   7.1  、l  3 .2  Hz)4.2−
4.6(12H,m) 5.34(IHldd、J=13.2,2.9Hz)5
.39 (I H、d 、、I−7,5T−1z)5.
75 (I l−1d 、J = 7.71−1z)6
.66(I+−1,d、、I=2.3Hz)7.20(
2[−1,d、J=8.5Hz)7.31 (l H、
d 、、1 = 2.3 H2)7.48(2H,d9
.1 =8.5H7)1C−核磁気共鳴スペクトル (δ ppm in Pyridine ds)45.
8(t)、62.5(t)、62.8(t)。
71.4(d)、71.5(d)、74.7(d)75
.1(d)、77.6(d)、78.4(cl)。
78.9(d)、79.3(d)、79.5(d)。
99.6(d)X2,101.1(d)。
105.0(d)、I 08.1(s)1 1 6.4
(d)x2.1 28,8(d)x2゜1 2 9.7
(s)、l  5 9,5(s)1 6 1 .2(s
)、l  6 4 .7(s)。
1 6 4 .8(s)、1 9 0.7(s)実施例
3 ■コーンスターチ      44g ■結晶セルロース      409 ■カルボキシメチル セルロースカルシウム   59 ■軽質無水ケイ酸      0.5g■ステアリン酸
マグネシウム 0.5g■実施例1で得た化合物   
109 計      100g 」1記の処方に従って■〜■を均一に混合し、打錠機に
て圧縮成型して一部200〜の錠剤を得た。
この錠剤−錠には、実施例1で得た化合物20qが含有
されており、成人1日10〜25錠を数回にわけて服用
する。
実施例4 ■結晶セルロース     84.5g■ステアリン酸
マグネシウム 0.5g■カルボギシメヂル セルロースカルシウム    5g ■実施例2で得た化合物   10g 計     100g 上記の処方に従って■、■および■の一部を均一に混合
し、圧縮成型した後、粉砕し、■および■の残量を加え
て混合し、打錠機にて圧縮成型して一部2001gの錠
剤を得た。
この錠剤−錠には、実施例2で得た化合物20R9が含
有されており、成人1日10〜25錠を数回にわけて服
用する。
実施例5 ■結晶セルロース     49.5g■lO%ヒドロ
キンプロピル セルロースエタノール溶液 35g ■カルボキシメチル セルロースカルシウム   5g ■ステアリン酸マグネシウム 0.5g■具体例1で得
た化合物   10g 計     100g 」1記の処方に従って■、■および■を均一に混合し、
常法によりねつ和し、押し出し造粒機により造粒し、乾
燥・解砕した後、■および■を混合し、打錠機にて圧縮
成型して一部200 mgの錠剤を得た。
この錠剤−錠には、具体例1で得た化合物20Rflが
含有されており、成人1日10〜25錠を数回にわけて
服用する。
実施例6 ■コーンスターチ     345g ■ステアリン酸マグネンウム 509 ■カルボキシメヂル セルロースカルンウム   5g ■軽質無水ケイ酸      059 ■実施例1て得た化合物   10g 計     100g 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、圧縮成型機
にて圧縮成型後、破砕機により粉砕し、篩別して顆粒剤
を得た。
この顆粒剤1gには、実施例Iで得た化合物1100j
1が含有されており、成人1日2〜5gを数回にわけて
服用する。
実施例7 ■結晶セルロース      55g ■10%ヒドロキンプロピル セル〔1−スエタノール溶液35g ■実施例2で得た化合物   10g 旧   100LiI −1−記の処方に従って■〜■を均一に混合し、ねつ和
した。押し出し造粒機に上り造粒後、乾燥し、篩別して
顆粒剤を得た。
この顆粒剤19には、実施例2で得た化合物10011
gが含有されており、成人1日2〜5gを数回にわ(ジ
て服用する。
実施例8 ■コーンスターチ     89.!M■軽質無水ケイ
酸      059 ■具体例1で得た化合物   10g 計      100g 」−記の処方に従って■〜■を均一に混合し、200 
ff@を2号カプセルに充填した。
このカプセル剤Iカプセルには、具体例1で得た化合物
201gが含有されており、成人1日10〜25カプセ
ルを数回にイつけて服用する。
実施例9 ■大豆油           5g ■注射用蒸留水     8959 ■大豆リン脂質      2.5g ■グリセリン         2g ■実施例Iで得た化合物    1g 全量       100fi 」二足の処方に従って■を■および■に溶解し、これに
■と■の溶液を加えて乳化し、注射剤を得〕こ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中、Aはβ−D−グルコシル基を、R_1およびR
    _2は異なって水素原子またはp−ヒドロキシフェニル
    基を示す。) で表されるフラバノン配糖体。
  2. (2)下記式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中、Aはβ−D−グルコシル基を、R_1およびR
    _2は異なって水素原子またはp−ヒドロキシフェニル
    基を示す。) で表されるフラバノン配糖体を有効成分とする抗アレル
    ギー剤。
  3. (3)下記式II ▲数式、化学式、表等があります▼II で表される不飽和脂肪酸アミド化合物を有効成分とする
    抗アレルギー剤。
JP2126573A 1990-05-18 1990-05-18 新規フラバノン配糖体またはフラバノン配糖体および不飽和脂肪酸アミド化合物を有効成分とする抗アレルギー剤 Pending JPH0426698A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015044755A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 国立大学法人広島大学 抗アレルギー物質及びその製造方法

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