JPH0426594Y2 - - Google Patents

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JPH0426594Y2
JPH0426594Y2 JP13286388U JP13286388U JPH0426594Y2 JP H0426594 Y2 JPH0426594 Y2 JP H0426594Y2 JP 13286388 U JP13286388 U JP 13286388U JP 13286388 U JP13286388 U JP 13286388U JP H0426594 Y2 JPH0426594 Y2 JP H0426594Y2
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board
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ceiling
ceiling board
wall board
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、精密測定や精密組立などを行うと
きに用いられ、いわゆるクリーンルームに適した
天井板と壁板の連結装置に関するものである。
[従来の技術] この種の連結装置としては、例えば実開昭59−
185307号公報に記載されたものが知られている。
この連結装置は、天井板と壁板を接合する組立用
具に、下向きの溝とこの溝に直交する横向きの溝
を設け、下向きの溝に壁板の上端部を呑み込ませ
ると共に、横向き溝に天井板の端部を呑み込ませ
て、天井板と壁板とを連結するものである。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の技術には次のような問題点がある。
(1) 壁板も天井板も共に組立用具の嵌合溝に嵌め
込むことが必要であるが、大きくて重い壁板や
天井板を比較的小さな嵌合溝に嵌め込むことは
大変な作業となるので組み立てが面倒である。
(2) 特別のシール手段を施していないので、高い
清浄度を要するクリーンルームには用いること
ができない。そこで、この考案は組立てが簡単
にできると共に、気密性が長く維持できる天井
板と壁板との連結装置を得ることを目的とする
ものである。
[課題を解決するための手段] この考案は、床に敷設した下枠に複数の壁板を
建込むとともに、これらの壁板の上端に連結具を
介して天井板の端部を固定してなる天井板と壁板
との連結装置において、各壁板の上面には裏金を
設け、連結具は垂直片と、その中間部から直角方
向に伸びる水平片とからなり、各壁板の上端に水
平片が載り、かつ、垂直片が外側になるように連
結具が当接され、水平片は壁板の裏金に上方から
ビス止めされ、さらに弾性スペーサを介して天井
板の端部が重ねられて、該天井板と壁板との裏金
とはビスにより固定され、さらに天井板と壁板の
室内側合せ目にシール材が装填されてなる天井板
と壁板の連結装置である。
この考案に用いられる壁板および天井板は目的
に応じて適宜材質のものを用いることができる
が、例えばハニカム構造体に鋼板、ステンレス板
あるいはアルミニウム合金よりなる表面板を貼着
したものが用いられる。連結具の水平片の突出長
さは天井板と壁材とを固定するビスによつて貫通
される長さでもよいし、又、該ビスによつて貫通
されない程度に短くしてもよい。さらに天井板の
小口と連結具の垂直片とをビス止めしてもよい。
[作用] 連結具の垂直片と水平片は壁板と天井板とを簡
単で強固に固定し、弾性スペーサはシール材を装
填する〓間を与えるとともに、そのクツシヨン作
用により、天井板の締付力および位置を微調整す
る。又、シール材は室内の気密性を保つ。
[実施例] 実施例を図面に基づいて説明する。
第2図はこの考案に係るクリーンルームの一例
を示す斜視図である。図中、1は壁板、2は天井
板、3は連結具、4は下枠、5は扉である。そし
て、6は梁であり、天井板2,2はこの梁6を中
継としてその両側に取付けられている。梁6は吊
金具7で支持され、吊金具7の上端は図示してい
ない本屋の天井に溶接等により固定されている。
第3図、第4図はその組立手順を示す斜視図
で、第3図は下枠4に壁板1,1……を建込んだ
状態を示し、第4図は第3図において建込んだ壁
板、1,1……の上端部に連結具3を取付けた状
態を示す斜視図である。
そして、第1図はこの考案の主要な構成を示す
第2図−断面(一部省略)図である。壁板1
は周囲が木製の縁材8で中央部がハニカム構造9
をなし全体がアルミニウム合金製の表面板10で
覆つている。そして上面には裏金11が設けてあ
る。かかる壁板1の下端を下枠4の受けに嵌合し
て行く。ついで、壁板1の上面に連結具3をその
水平片12が、上記壁板1上面の裏金11に当る
ように、しかも垂直片13が室外側になるよう
に、ビス14をもつて固定する。壁板1の継ぎ目
は常法により封止する。そして、裏金11の上
に、後述のビス16による連結部以外のところに
ゴム製のスペーサーを載置し、その上に天井板2
を並置する。並置に当つては図の2点鎖線で示す
ように斜めにして一端を梁6の受けに差し入れて
から水平に載置する。この天井板2同士の継ぎ目
も常法により封止する。この天井板2,2……を
ビス16をもつて、水平片12および裏金11を
貫通して縁材8と連結固定する。水平片12およ
びスペーサー15をによつて生じる〓間17にバ
ツクアツプ材18を挿入して、シール材19を挿
填して封止する。なお、第1図中、20は床、2
1は巾木である。
第5図は他の実施例の主要部の断面図で、第1
図の例と違うところは連結具3の水平片12の長
さが短くなつていて、スペーサー15が天井板2
と壁板1の裏金11との間に介在しているところ
と、連結具3の垂直片13と壁板並びに天井板と
を横方向からそれぞれビス22,22によつて止
めている点である。
[考案の効果] クリーンルームの如き建屋の組立は、まず床に
下枠を敷設した後、この下枠に複数枚の壁板を建
付け、次いでこの壁板の上端部に連結具を取付け
た後、天井板の端部を壁板の上端部に固定し、最
後に天井板の内側と壁板との間にシール材を施す
ことにより行うが、この組立に際して、この考案
の構成によれば、次のa,bの理由により、壁板
と天井板を簡単に組み立てることができる利点が
ある。
(a) 下枠に壁板を建付けたときは、第3図に示す
ように個々の壁板は室内外に傾いてその上端が
一直線に揃わなかつたり、左右に(室内外方向
に直交する方向)傾いて両壁板間の目地巾が上
部と下部で差ができ見苦しくなつたりするが、
この壁板の上端部を連結具の垂直片と水平片に
当接させて、水平片にビス止めすれば、これら
垂直片と水平片が定規の役割をすることから
個々の壁板が真直ぐに揃い、目地巾も均一なも
のとなるので、壁板の位置を簡単に決めること
ができる。
(b) 壁板の上端部に対する天井板の固定は、第1
図に示す如く、連結具の垂直片と水平片のなす
入隅部に天井板の端部を位置させて、連結具の
ビス止め方向と同じく上方から行つているの
で、壁板の上端部への天井板の載置、位置決め
および固定が容易となる。
また、この考案では各壁板の上端部に裏金が設
けてあり、連結具の水平片をこの各壁板の裏金に
ビス止めして、各壁板を一体に連結するととも
に、こうして一体になつた壁板の裏金に天井板の
端部をビス固定しているので、壁板と天井板の連
結は堅固なものとなり、地震やルーム内の機械の
振動などがあつても、連結部の歪みなどは生じ難
い。このため、天井板と壁板との間に施されたシ
ール材は、振動などにより切れることがなく、長
くその密封機能を維持することができる。
さらに、天井板と壁板との連結部には弾性スペ
ーサが介装されているので、シール材を装填する
〓間を確保するとともに、天井板を連結するとき
に、その締付力および位置を微調整することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の主要部を示す断
面図、第2図は、この考案に係るクリーンルーム
の一例を示す斜視図、第3図および第4図は第2
図のクリーンルームの組立て方を説明する斜視
図、第5図はこの考案の他の実施例の主要部の断
面図をそれぞれ示す。 1……壁板、2……天井板、3……連結具、4
……下枠、5……扉、6……梁、7……吊金具、
8……縁材、9……ハニカム、10……表面材、
11……裏金、12……水平片、13……垂直
片、14……ビス、15……スペーサー、16…
…ビス、17……〓間、18……バツクアツプ
材、19……シール材、20……床、21……巾
木、22……ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床に敷設した下枠に複数の壁板を建込むととも
    に、これらの壁板の上端に連結具を介して天井板
    の端部を固定してなる天井板と壁板との連結装置
    において、各壁板の上面には裏金を設け、連結具
    は垂直片と、その中間部から直角方向に伸びる水
    平片とからなり、各壁板の上端に水平片が載り、
    かつ、垂直片が外側になるように連結具が当接さ
    れ、水平片は壁板の裏金に上方からビス止めさ
    れ、さらに弾性スペーサを介して天井板の端部が
    重ねられて、該天井板と壁板との裏金とはビスに
    より固定され、さらに天井板と壁板の室内側合せ
    目にシール材が装填されてなることを特徴とする
    天井板と壁板の連結装置。
JP13286388U 1988-10-13 1988-10-13 Expired JPH0426594Y2 (ja)

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JPH0253444U JPH0253444U (ja) 1990-04-18
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JP3270446B2 (ja) * 1995-07-27 2002-04-02 大成建設株式会社 クリーンブースまたは半導体製造装置
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JPH0253444U (ja) 1990-04-18

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