JPH04262319A - 電気用積層板の連続製造方法 - Google Patents
電気用積層板の連続製造方法Info
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- JPH04262319A JPH04262319A JP3044177A JP4417791A JPH04262319A JP H04262319 A JPH04262319 A JP H04262319A JP 3044177 A JP3044177 A JP 3044177A JP 4417791 A JP4417791 A JP 4417791A JP H04262319 A JPH04262319 A JP H04262319A
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Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気用絶縁積層板または
印刷回路用金属箔張り積層板の連続製造方法に関する。 ここでいう電気用絶縁積層板とは各種電子部品や装置の
基板や支持板として使用される積層板を意味し、または
印刷回路用金属箔張り積層板とは電子回路用部品等の実
装に使用するプリント回路を構成する片面または両面プ
リント回路用基板を意味し、いずれもリジッドタイプの
ものをいう。
印刷回路用金属箔張り積層板の連続製造方法に関する。 ここでいう電気用絶縁積層板とは各種電子部品や装置の
基板や支持板として使用される積層板を意味し、または
印刷回路用金属箔張り積層板とは電子回路用部品等の実
装に使用するプリント回路を構成する片面または両面プ
リント回路用基板を意味し、いずれもリジッドタイプの
ものをいう。
【0002】
【従来の技術】本出願人の特開昭55−126418(
特公昭62−6513)には、硬化反応過程で揮発性副
生物を発生しないそれ自体常温で液状の熱硬化性樹脂液
(例えば不飽和ポリエステル樹脂液)を長尺のシート状
基材に搬送下含浸し、これを多数枚積層し、積層物の両
面の金属箔および/または離型フィルムで被覆して実質
上無圧で連続的に硬化する電気用積層板の製造法が開示
されている。この方法においては硬化時には加圧されな
いので製品の補強基材の比率を高め、熱時の特性を向上
させにくいという傾向を有する。また片面または金属箔
張り積層板の場合は、硬化の初期においては金属箔と基
材層との間の相対的運動が自由であるため、両者の熱膨
張率の差や振動に基因して金属箔のたるみ、しわ等が発
生し易い欠点がある。
特公昭62−6513)には、硬化反応過程で揮発性副
生物を発生しないそれ自体常温で液状の熱硬化性樹脂液
(例えば不飽和ポリエステル樹脂液)を長尺のシート状
基材に搬送下含浸し、これを多数枚積層し、積層物の両
面の金属箔および/または離型フィルムで被覆して実質
上無圧で連続的に硬化する電気用積層板の製造法が開示
されている。この方法においては硬化時には加圧されな
いので製品の補強基材の比率を高め、熱時の特性を向上
させにくいという傾向を有する。また片面または金属箔
張り積層板の場合は、硬化の初期においては金属箔と基
材層との間の相対的運動が自由であるため、両者の熱膨
張率の差や振動に基因して金属箔のたるみ、しわ等が発
生し易い欠点がある。
【0003】そこで本出願人の特開昭56−14415
1(特公昭60−58031)においては、積層板をそ
れと同期的に走行する一対のエンドレスベルトで挟み、
該エンドレスベルトへ積層板表面に対し直角方向から圧
力を加えつつ熱硬化する方法を提案した。このようなダ
ブルベルトを用いる湿式加圧連続法においては加圧によ
って絞り出された樹脂液が装置や離型シートを汚染する
欠点がある。
1(特公昭60−58031)においては、積層板をそ
れと同期的に走行する一対のエンドレスベルトで挟み、
該エンドレスベルトへ積層板表面に対し直角方向から圧
力を加えつつ熱硬化する方法を提案した。このようなダ
ブルベルトを用いる湿式加圧連続法においては加圧によ
って絞り出された樹脂液が装置や離型シートを汚染する
欠点がある。
【0004】
【本発明の開示】本発明は、室温においてそれ自体液状
であり硬化反応過程で揮発性副生成物を発生しない熱硬
化性樹脂液を連続的に搬送される複数枚の長尺の基材に
含浸し、含浸基材を積層し、要すれば金属箔を張った未
硬化積層板をダブルベルトプレスによって加圧加熱して
連続的に硬化することよりなる電気用積層板の連続製造
方法において、ダブルベルトプレスの加圧幅より大きい
幅を有する基材を使用し、基材の両側端がダブルベルト
プレスの加圧域からはみ出した状態で搬送することを特
徴とする前記方法に関する。
であり硬化反応過程で揮発性副生成物を発生しない熱硬
化性樹脂液を連続的に搬送される複数枚の長尺の基材に
含浸し、含浸基材を積層し、要すれば金属箔を張った未
硬化積層板をダブルベルトプレスによって加圧加熱して
連続的に硬化することよりなる電気用積層板の連続製造
方法において、ダブルベルトプレスの加圧幅より大きい
幅を有する基材を使用し、基材の両側端がダブルベルト
プレスの加圧域からはみ出した状態で搬送することを特
徴とする前記方法に関する。
【0005】本発明によれば、ダブルベルトプレスによ
り絞り出された過剰の樹脂液はその加圧区域からはみ出
した両側端に滞留し、そこから落下することが防止され
るので、装置や離型シートの汚染を防止することができ
るほか、ダブルベルトプレスの加圧幅と等しいまたはそ
れより狭い幅の基材を用いた場合に比し、製品積層板の
厚みが幅方向に均一化される利益がある。
り絞り出された過剰の樹脂液はその加圧区域からはみ出
した両側端に滞留し、そこから落下することが防止され
るので、装置や離型シートの汚染を防止することができ
るほか、ダブルベルトプレスの加圧幅と等しいまたはそ
れより狭い幅の基材を用いた場合に比し、製品積層板の
厚みが幅方向に均一化される利益がある。
【0006】
【好ましい実施態様】本発明を実施するための装置の概
略図である第1図を参照して詳しく説明すると、リンタ
ー紙、クラフト紙等のセルロース系基材、ガラス布、ガ
ラスペーパー、混抄紙、不織布等の長尺の基材1はロー
ル2から引出され、予備含浸浴3、乾燥室4を通って含
浸室5へ入る。含浸室では基材1が不飽和ポリエステル
樹脂、エポキシ樹脂、エポキシアクリレート樹脂等の揮
発性副生成物を発生することなく硬化する常温で液状の
熱硬化性樹脂で含浸され、積層ロール対6によって合体
される。その後積層物は必要に応じスクイーズロール7
によって過剰の樹脂液を除去される。その後積層物へ両
面金属箔張り板の場合は両面へ、片面金属箔張り板の場
合は片面へロール9によって金属箔8が張られる。アン
クラッド板および片面金属張り板の場合、金属箔を張っ
てない面はセロファン、ポリエステルフィルムのような
離型フィルムをロール9によって張り、硬化後積層板か
ら剥離してもよいし、ダブルベルトプレスのベルト12
を離型フィルムとして利用することもできる。また、金
属箔を張った上、金属箔を保護するためダブルベルトプ
レスのベルト12と直接接触しないように、図示しない
ロールから金属箔8とベルト12の間に同様な離型フィ
ルムを供給してもよい。本発明において「要すれば金属
箔を張り」とはこのような場合のすべてを含む。金属箔
としては、電解銅箔、圧延銅箔またはアルミ箔等を使用
することができ、最終製品の構造の一部になる。
略図である第1図を参照して詳しく説明すると、リンタ
ー紙、クラフト紙等のセルロース系基材、ガラス布、ガ
ラスペーパー、混抄紙、不織布等の長尺の基材1はロー
ル2から引出され、予備含浸浴3、乾燥室4を通って含
浸室5へ入る。含浸室では基材1が不飽和ポリエステル
樹脂、エポキシ樹脂、エポキシアクリレート樹脂等の揮
発性副生成物を発生することなく硬化する常温で液状の
熱硬化性樹脂で含浸され、積層ロール対6によって合体
される。その後積層物は必要に応じスクイーズロール7
によって過剰の樹脂液を除去される。その後積層物へ両
面金属箔張り板の場合は両面へ、片面金属箔張り板の場
合は片面へロール9によって金属箔8が張られる。アン
クラッド板および片面金属張り板の場合、金属箔を張っ
てない面はセロファン、ポリエステルフィルムのような
離型フィルムをロール9によって張り、硬化後積層板か
ら剥離してもよいし、ダブルベルトプレスのベルト12
を離型フィルムとして利用することもできる。また、金
属箔を張った上、金属箔を保護するためダブルベルトプ
レスのベルト12と直接接触しないように、図示しない
ロールから金属箔8とベルト12の間に同様な離型フィ
ルムを供給してもよい。本発明において「要すれば金属
箔を張り」とはこのような場合のすべてを含む。金属箔
としては、電解銅箔、圧延銅箔またはアルミ箔等を使用
することができ、最終製品の構造の一部になる。
【0007】金属箔を張った積層物は予熱炉10を通過
し、ダブルベルトプレス11によって加圧、加熱され、
後硬化炉15を通って硬化されて製品20となる。
し、ダブルベルトプレス11によって加圧、加熱され、
後硬化炉15を通って硬化されて製品20となる。
【0008】ダブルベルトプレス11は、図示するよう
にロール13,13’間を張りめぐらされたスチールベ
ルト12よりなる上下1対のエンドレスベルト装置より
なり、その間に加圧すべき積層板20を挟んでその搬送
速度と同期的に駆動される。めいめいのエンドレスベル
ト12の積層板と接触している部分の積層板と反対側に
油圧ボックス14が設けられる。油圧ボックスは仕切り
板をもって複数のセクションに分割され、それらのエン
ドレスベルト12に接触する縁は油漏れを防止するシー
ル部材を備えている。複数のセクションに分割された油
圧ボックスの代わりに、独立の油圧ボックスを複数個並
列して設置して温度及び/又は圧力を個々にコントロー
ルしてもよい。積層板へ適用する圧力は一般に20kg
/cm2 以下、好ましくは1〜10kg/cm2の範
囲である。
にロール13,13’間を張りめぐらされたスチールベ
ルト12よりなる上下1対のエンドレスベルト装置より
なり、その間に加圧すべき積層板20を挟んでその搬送
速度と同期的に駆動される。めいめいのエンドレスベル
ト12の積層板と接触している部分の積層板と反対側に
油圧ボックス14が設けられる。油圧ボックスは仕切り
板をもって複数のセクションに分割され、それらのエン
ドレスベルト12に接触する縁は油漏れを防止するシー
ル部材を備えている。複数のセクションに分割された油
圧ボックスの代わりに、独立の油圧ボックスを複数個並
列して設置して温度及び/又は圧力を個々にコントロー
ルしてもよい。積層板へ適用する圧力は一般に20kg
/cm2 以下、好ましくは1〜10kg/cm2の範
囲である。
【0009】第1図の線II−IIに沿った断面図であ
る第2図を参照すると、本発明はダブルベルトプレス1
1の加圧幅W1より大きい幅W2を有する基材を使用す
る。 例えば加圧幅W1が約100cmのダブルベルトプレス
においては片側のはみ出し幅が5〜50mmとなるよう
にW2に101〜110cmの基材を使用する。すべて
の基材がW1より大きい幅W2を持つ必要はなく、少な
くとも最上層および最下層の基材がそのような幅であれ
ばよい。しかしながら、ロール13及び金属ベルト12
の幅は通常加圧幅W1より大きく、又、基材幅よりも大
きい。このように加圧幅W1より大きい幅W2を有する
基材を使用すれば、基材に過剰に付着した樹脂液は両側
縁へ向って移動してそこに滞留する。従って樹脂液が落
下して装置を汚染することがない。また、加圧幅W1と
等しいかまたは狭い幅の基材を使用した場合は、積層板
の厚みが両側縁へ向って次第に小さくなる傾向にあるが
、本発明の場合ははみ出し部分に滞留した樹脂液がそれ
以上の樹脂液の流出を阻止するので、製品積層板の厚み
が幅方向に均一となる。
る第2図を参照すると、本発明はダブルベルトプレス1
1の加圧幅W1より大きい幅W2を有する基材を使用す
る。 例えば加圧幅W1が約100cmのダブルベルトプレス
においては片側のはみ出し幅が5〜50mmとなるよう
にW2に101〜110cmの基材を使用する。すべて
の基材がW1より大きい幅W2を持つ必要はなく、少な
くとも最上層および最下層の基材がそのような幅であれ
ばよい。しかしながら、ロール13及び金属ベルト12
の幅は通常加圧幅W1より大きく、又、基材幅よりも大
きい。このように加圧幅W1より大きい幅W2を有する
基材を使用すれば、基材に過剰に付着した樹脂液は両側
縁へ向って移動してそこに滞留する。従って樹脂液が落
下して装置を汚染することがない。また、加圧幅W1と
等しいかまたは狭い幅の基材を使用した場合は、積層板
の厚みが両側縁へ向って次第に小さくなる傾向にあるが
、本発明の場合ははみ出し部分に滞留した樹脂液がそれ
以上の樹脂液の流出を阻止するので、製品積層板の厚み
が幅方向に均一となる。
【図1】本発明を実施するための装置の概略図である。
【図2】図1の線II−IIに沿った断面図である。
1 基材
5 含浸室
6 積層ロール
8 金属箔および/または離型フィルム9
ラミネートロール 11 ダブルベルトプレス 12 エンドレスベルト 14 油圧ボックス 20 積層板
ラミネートロール 11 ダブルベルトプレス 12 エンドレスベルト 14 油圧ボックス 20 積層板
Claims (1)
- 【請求項1】室温においてそれ自体液状であり硬化反応
過程で揮発性副生成物を発生しない熱硬化性樹脂液を連
続的に搬送される複数枚の長尺の基材に含浸し、含浸基
材を積層し、要すれば金属箔を張った未硬化積層板をダ
ブルベルトプレスによって加圧加熱して連続的に硬化す
ることよりなる電気用積層板の連続製造方法において、
ダブルベルトプレスの加圧幅より大きい幅を有する基材
を使用し、基材の両側端がダブルベルトプレスの加圧域
からはみ出した状態で搬送することを特徴とする前記方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3044177A JPH04262319A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 電気用積層板の連続製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3044177A JPH04262319A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 電気用積層板の連続製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04262319A true JPH04262319A (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=12684300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3044177A Pending JPH04262319A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 電気用積層板の連続製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04262319A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021075271A1 (ja) * | 2019-10-18 | 2021-04-22 | Dic株式会社 | 成形品の製造方法 |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP3044177A patent/JPH04262319A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021075271A1 (ja) * | 2019-10-18 | 2021-04-22 | Dic株式会社 | 成形品の製造方法 |
JPWO2021075271A1 (ja) * | 2019-10-18 | 2021-12-16 | Dic株式会社 | 成形品の製造方法 |
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