JPH04261812A - 車両のタイヤを予熱し、硬化し、そして安定化する方法 - Google Patents

車両のタイヤを予熱し、硬化し、そして安定化する方法

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JPH04261812A
JPH04261812A JP3208922A JP20892291A JPH04261812A JP H04261812 A JPH04261812 A JP H04261812A JP 3208922 A JP3208922 A JP 3208922A JP 20892291 A JP20892291 A JP 20892291A JP H04261812 A JPH04261812 A JP H04261812A
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unit
curing
annular
stabilizing
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Jiei Jiigentaraa Kaaru
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、車両のタイヤを予熱し、硬化し
そして安定化する方法に関する。
【0002】タイヤ、とくに冷却したとき収縮するナイ
ロンコードまたは他の合成繊維から形成された内部の物
体のプライからなる車両のタイヤを製造するとき、各タ
イヤを、硬化型から抜き出したとき、安定化作業にかけ
ることが現在普通に実施されており、この安定化作業は
、タイヤを支持体に取り付け、それを所定の圧力、通常
約3気圧に膨張させ、そしてこの圧力をタイヤが約18
0℃の初期の温度から所定の温度、通常約100℃に冷
却するために十分な時間この圧力を維持することからな
る。
【0003】このような方法は、通常「後膨張」と呼ば
れ、合成コードが収縮し、こうしてタイヤの望ましくな
い変形するのを防止するばかりでなく、かつまた仕上げ
られたタイヤの品質の極めて有用なものである、コード
の形状を安定化する。
【0004】硬化したタイヤの安定化は、製造業者にあ
る数の問題を付与する:比較的高いコストの設備;タイ
ヤの冷却に要求されるエネルギー;および安定化の間に
タイヤにより放出される加熱の損失。
【0005】そのうえ、各設備からできるだけ均質な生
産量を得ると同時に、最大の製造コストに適合する、比
較的高い品質の標準を得ることについて、製造業者は問
題に直面する。均質な生産量は、主に、そしてとくに硬
化段階において、種々の絶えず変化する外部のパラメー
ターに適合させるために比較的大きい数のパラメーター
に依存するので、製造コストを制限するために妥協した
解決をしばしば適用しなくてはならない。例えば、設備
の温度は、疑い無く最も決定的な外部の変数であり、か
なり広い範囲にわたって変動するので、硬化の間に生タ
イヤに供給するある数のカロリーは、初期の生タイヤの
温度の関数として、連続的に変化させなくてはならない
。これはコストの面で許容されえないであろうから、製
造業者は硬化不足のタイヤよりむしろ過度に硬化したタ
イヤをしばしば選択する。
【0006】この問題および他の同様な問題は生タイヤ
の初期条件を均一にすることによって、例えば、硬化の
前に生タイヤを所定の一定温度に予熱することによって
解決することができるであろう。しかしながら、このよ
うな解決の実施に現在含まれる追加のコストは、経済的
に実行不可能なようなものであろう。
【0007】本発明の目的は、可変パラメーター、例え
ば、生タイヤをそれぞれの硬化型へ供給するときの温度
を実質的に無視するコストで均一にすることができる、
方法を提供することである。
【0008】この目的で、本発明によれば、第1生タイ
ヤを予熱すると同時に第2の硬化したタイヤを安定化し
;前記第1タイヤを、硬化ユニット(5)へ供給する前
に、前記第2タイヤが安定化するとき、前記第2タイヤ
との熱交換により予熱することを特徴とする、車両のタ
イヤを予熱し、硬化し、そして安定化する方法が提供さ
れる。
【0009】添付図面を参照して、本発明の非限定的実
施態様を説明する。
【0010】図1において数字1は、タイヤ硬化システ
ムを示す。タイヤ硬化システム1は、生タイヤ3をロー
ディングステーション4へ連続的に供給するコンベヤー
2;タイヤ3を受け取りそして硬化したタイヤ6を製造
する硬化ユニット5;タイヤ6を安定化するユニット7
;タイヤ6をアンローディングステーション8から移送
するコンベヤー8;およびタイヤ3をローディングステ
ーション4から硬化ユニット5へ、そしてタイヤ6を硬
化ユニット5からアンローディングステーション9に移
送する移送ユニット10からなる。
【0011】硬化ユニット5は、例えば、米国特許第4
,747,765号に記載されているような既知の型で
あり、その特許の開示をここに引用によって加える。 ユニット5は、下の部分11および上の部分12からな
り、それらは、油圧リフト装置5aにより、タイヤ6を
アンローディングしそしてタイヤ3をローディングする
ための、閉じた位置(図示せず)および開いた位置(図
1)の間を、互いに関して動くように設計されている。
【0012】移送ユニット10は、2本の案内柱13か
らなり、それらは固定ベース14から上方に伸び、そし
て油圧アクチュエーター17によりベース14に関して
垂直軸16に対して平行に動くように設計された上のク
ロスピース15により接続されている。クロスピース1
5は軸16と同軸のカップリング18に接続されており
、そして軸16の回りをクロスピース15に関して回転
するように、アクチュエーター19に接続されている。 カップリング18から、アーム20が外方に半径方向に
伸びており、このアーム20は軸16に対して垂直の軸
21を有し、そしてカップリング18と一体の第1固定
された部分、および第2部分22からなり、部分22ア
ーム20の固定された部分の内側に収容された角度アク
チュエーター(図示せず)により軸21の回りにカップ
リング18に関して回転するように設計されている。
【0013】移送ユニット10は、また、アーム20の
部分22の自由端と一体に接続された、ローディング−
アンローディングユニット23からなる。
【0014】図2に示すように、ユニット23はタイヤ
6を支持する上のユニット24、およびタイヤ6と同軸
にタイヤ3を懸垂する下のユニット25からなる。
【0015】ユニット24は、アーム21と一体であり
そしてある数の半径方向に開口27を有する環状物体2
6からなる。環状物体26の上端は、垂直軸29を有す
る、実質的に円いプレート28を装備し、そしてその外
側へりは、軸29と同軸でありそして上方にテーパーを
もつ、環状の実質的に切頭円錐形状の物体30の上の内
側表面に接続する。環状物体30の横の表面は、タイヤ
6のビード部分32のための支持表面を形成するフラン
ジ31を表す。
【0016】プレート28は軸29と同軸の上の中央の
キャビティー33を表し、このキャビティー33は管状
付属物35のねじ付き部分とかみ合う中央ののねじ付き
貫通孔を有し、そして管状付属物35はプレート28か
ら上方に伸び、そして軸29と同軸の軸方向ねじ穴3を
有する。
【0017】キャビティー33は管状スペーサー37を
収容し、そして管状付属物35に取り付けられており、
そして同一の型であるが、厚さがから分離され1系列の
スペーサー(図示せず)から選択することができる。ユ
ニット25は環状物体26の底の端と一体に接続されて
おり、そして円筒形ケーシング38、このケーシング3
8は軸29と同軸のカップリング40が取り付けられて
いる平らな上の壁39を有し、そしてカップリング40
は環状物体26の内側およびケーシング38の内側を連
絡することができる;壁39と平行な平らな下の壁41
;およびある数の半径方向の開口43を有する円筒形の
横の壁42からなる。
【0018】壁41の下の表面は、タイヤ3のための既
知のグリッピング装置44と一体に装備されている。装
置44は、既知の方法で、抜き出された位置(図示せず
)と膨張した位置(図2)との間で実質的に半径方向に
動くように設計された、ある数の出力棒46を有する中
央のアクチュエーター45からなる。各棒46の自由端
はピン47を表し、このピン47は軸29に対して平行
であり、そしてその下端に実質的にT字形ブラケット4
8を装備し、そしてこの実質的にT字形ブラケット48
はそれぞれのタイヤ3のビード部分を支持しかつつかみ
、そして円筒形ケーシング38より下において、環状の
切頭円錐形の上壁50および環状の切頭円錐形の転向装
置51により、上部において、形成された下向きの円筒
形ベル49の内側にタイヤ3を懸垂し、そして転向装置
51は、反対方向においてテーパーをもち、そして壁3
9と一体に接続されたリング52から外方に伸びる。
【0019】ユニット25は、また、環状物体26およ
びケーシング38の間の連絡を可能とするカップリング
40を内側に収容するパワーファン53からなる。
【0020】図1に示すように、安定化ユニット7は固
定された側板54の自由端と一体に接続されておりそし
て、図2に示すように、垂直軸56を有する中央のハブ
55および外側フランジ57からなり、その外側へりは
除去可能な方法で(図示せず)環状の実質的に切頭円錐
形状の物体58の内側周辺部分に接続されており、そし
て物体58は軸56と同軸であり、そして環状物体30
に実質的に類似する。環状物体30の場合におけるよう
に、環状物体58の横の表面は、タイヤ6のそれぞれの
ビード部分60のための支持表面を形成するフランジ5
9を表す。
【0021】ハブ55を通して、軸方向の孔61が形成
されており、孔61は、ある数のベアリング62を介在
して、回転軸63を収容し、その1つの部分64はハブ
55の上部から突起し、そして歯付きプーリー65を装
備し、そしてその他の外部にねじ付きの部分66はハブ
55の底から突起し、そして装置23が安定化装置7の
すぐ下に位置しているとき、付属物36中のねじ付き穴
とかみ合うように設計されている。
【0022】ハブ55の下向きの表面は、スクリュー6
7により、管状付属物68の外側フランジを装備し、付
属物68は軸56と同軸であり、付属物35より長く、
その外径に少なくとも等しい内径を有する。管状付属物
68の下端はフランジ69を表し、それにより付属物6
8は流体密な方法でスペーサー37の上の表面上に静止
し、この時、アクチュエーター17による装置25の上
方の変位、および歯付きベルト70によりプーリーの回
転引き続いて、軸63の部分66は付属物35とかみ合
い、歯付きベルト70は可逆モーターにより動力を受け
、そしてモーター71はハブ55の上端および側板54
の上部の両者と一体にプレート72上に支持されている
【0023】フランジ57は、軸56を通して垂直平面
に位置する第1対および第2対の軸方向の孔73を表す
。孔73は流体密な方法で回路77のそれぞれの入口お
よび出口導管によりかみ合い、回路77は加圧流体、好
ましくは窒素を循環させ、そして加圧流体は既知の入口
および排出バルブ(図示せず)を通して回路77へ供給
される。回路77の1つの部分はラジエーター78から
成り、そしてラジエーター78はハブ55の上に取り付
けられており、そして垂直の管79からなり、それらの
管79の各々はそれぞれの導管75の上端に接続されて
いる。ラジエーター78は、また、管79を接続するあ
る数の横方向のループ導管81からなる。
【0024】前記加圧流体を回路に沿って77を強制的
に循環するために、各垂直管79は適当に向いたパワー
ファン82を収容する。
【0025】ユニット7はコンベヤーのベル83からな
り、そのベース壁84は軸56に対して垂直であり、そ
して中央の孔85を有し、その孔85は環状物体58の
より広い上の端の内径に実質的に等しい直径を有する。 壁84は、示さない手段を経て、環状物体58の上の端
の表面に固定されておりそして、その外側へりに、下方
に面する実質的に円筒形の横の壁86を装備し、そして
その下端はベル49に取り付けられている。
【0026】壁84を通してそして中央の孔85と同軸
に、開口87の環が形成されており、これらの開口87
はベル83および実質的に円筒形のコンベヤー88の間
の連絡を可能とし、コンベヤー88はラジエーター78
を取り囲み、そして開口87から外方で壁84に接続し
た下端を有する。コンベヤー88を通して、ある数の半
径方向の導管89が形成されており、これらの導管89
は動力を受けた抜き出し装置、および軸56と同軸の上
の軸方向の導管91と外部で連絡しそして各々はそれら
を収容する。
【0027】システム1の作動を、硬化ユニット5およ
び装置5が空であり、そして生タイヤ3がコンベヤー2
によりローディングステーション4へ供給される、始動
段階から開始して説明する。
【0028】この時点において、アクチュエーター19
を作動して装置23をローディングステーション4にお
いてタイヤ3より上に位置決めする;そしてアクチュエ
ーター17を作動して、装置23を下げ、グリッピング
装置44を経てつかみ、そしてタイヤ3をユニット25
に懸垂してかつベル49の内側にして装置23を上昇さ
せる。
【0029】次いで、アクチュエーター19をもう一度
作動して、アーム20を硬化ユニット5に向けて動かし
、そして装置23を油圧リフト装置5aにより既に開い
ている上の部分11および下の部分12の間に位置決め
する。
【0030】いったん装置23が硬化ユニット5の部分
11および12と同軸になると、グリッピング装置44
を作動して、棒54を抜き出し、そしてタイヤ3をユニ
ット5の下の部分10上の下の半型57の内部に下降さ
せる。次いで、装置23をユニット5から抜き出し、こ
れを閉じてタイヤ3を硬化し、そして硬化したタイヤ6
を製造する。
【0031】硬化の間に、装置23をステーション4の
中に動かし、そしてそれをユニット5へ移送する。
【0032】硬化が完結したとき、部分11および12
を装置5aにより分割し、これにより、既知の方法にお
いて、下の部分11から分離され、そして上の部分12
に取り付けられたままであるタイヤ6が生ずる。
【0033】次いで、装置23をもう一度部分11およ
び12の間に挿入し、こうしてユニット24はタイヤ6
より下に位置し、そして次のタイヤ3が懸垂されている
ユニット5は下の半型92の上に位置する。この時点に
おいて、タイヤ6を部分12から既知の抜き出し装置9
3により分離し、そしてビード部分32をフランジ31
上に実質的に静止させて、環状物体30上に落下させ、
次のタイヤ3を装置44の棒46を抜き出すことによっ
て半型92上へ落下させる。
【0034】次いで、装置23を硬化ユニット5からア
クチュエーター19および17により抜き出し、ローデ
ィングステーション4へ動かして次の生タイヤ3を取り
上げ、そして、タイヤ6をユニット24上にそしてタイ
ヤ3をユニット25に懸垂させて、軸56と同軸に、安
定化ユニット7の下に位置させる。
【0035】次いで、アクチュエーター17を作動させ
て装置23を上昇させ、そして徐々に管状付属物35を
付属物68とかみ合わせ、引き続いて軸63の下の部分
66の下端と実質的に接触させる。モーター71の作動
は、徐々に、軸63の部分66および付属物35のかみ
合って、付属物68のフランジ69を流体密的にスペー
サー37の上の表面と接触させ、その表面は、フランジ
69およびスペーサー37の流体密な接触に引き続いて
、タイヤ6のビード部分60がビード部分32と接触す
るフランジ31から所定の距離に位置するフランジ59
と実質的に接触するように選択する。これは、ユニット
7および24の間で、タイヤ6から内方に伸びそして回
路77の部分を形成する環状チャンバー94を定める。 チャンバー94は回路77の導管75に接続し、この導
管75にここでタイヤ6の膨張のための前記加圧流体を
供給することができ、この導管75はタイヤ6のビード
部分32および60を流体密な方法でそれぞれのフラン
ジ31および59とかみ合わせ、そして外方に流体密な
方法でチャンバー94を密閉する。
【0036】この時点において、ファン82および53
を作動させて、回路77に沿ってそしてラジエーター7
8を通して前記流体を強制的に循環させ、これはファン
53により冷却空気の流れにより上から下に導管91、
コンベヤー88、開口87、ベル83とタイヤ6の外側
表面との間のギャップ、および開口を通してスウィーピ
ングする。前記空気の流れは回路77の内側を高い速度
で循環する加圧流体を急速に冷却し、したがって、要求
される温度に到達するまで、タイヤ6を内側から全体と
して冷却する。それがタイヤ6とベル83の間のギャッ
プに沿って流れとき、前記空気の流れは、また、タイヤ
6の外側表面を冷却する。
【0037】ベル83から導管40を通して抜き出され
る空気は、ファン53により開口43を通してベル49
の中に、タイヤ3の外側表面の上に供給し、こうしてタ
イヤ3は所定の温度に、一般にタイヤ6がその安定化温
度に到達するために要するのと同一の時間内に加熱され
る。
【0038】あるいは、タイヤ3が要求される温度に到
達すると、既知のコントロール手段(図示せず)はファ
ン53を停止しそして抜き出し装置90を活性化し、こ
れはタイヤ3の温度に影響を与えないでタイヤ6を冷却
し続ける。
【0039】既知の補償部材(図示せず)は、明らかな
ように、回路77の内側で流体を冷却の間に所定の一定
圧力に維持する。
【0040】換言すると、一方において、同一の加圧流
体を使用して、タイヤ6を膨張しかつそれを内側から冷
却することによって安定化する;その間、他方において
、同一の熱交換流体を使用して、前記加圧流体およびタ
イヤ6の外側表面の両者を冷却し、そして生タイヤ3を
所定の温度に予熱し、この温度は、タイヤ3を硬化ユニ
ット5に装填する前に、タイヤ3のすべてについて実質
的に一定でありかつ同一である。
【0041】上に関して、タイヤ6を安定化するとき、
タイヤ6が放出される熱を犠牲にしてのみタイヤ3が実
質的に予熱されることは、注目することは重要である。
【0042】いったんタイヤ6が安定化されそしてタイ
ヤ3が予熱されたとき、装置23をユニット7から分離
し、そしてアクチュエーター17および19をアンロー
ディングステーション9へ動かし、ここでアーム20の
部分22を軸21の回りに180°回転して、タイヤ6
をコンベヤー8上にアンローディングする。次いで、装
置23を、ユニット24を上部にして、そのもとの位置
にし、そして硬化ユニット5に動かして、予熱したタイ
ヤ3をユニット5上にローディングし、同時に次のタイ
ヤ6を既に述べたように取り上げる。
【0043】図3の実施態様は、システム1類似する硬
化システム95に関し、そしてその対応する成分を同一
の参照数字を使用して示す。
【0044】システム95および1の間の唯一の差を省
略しそして、ローディング−アンローディング装置23
の代わりに、アーム20の部分22を可動性ローディン
グおよび安定化ユニット96に接続する。
【0045】図4および図5に示すように、可動性ユニ
ット96は、タイヤ6を支持しそして安定化し、システ
ム1の環状物体26と同一である環状物体26により底
に形成される、上のユニット97;およびタイヤ3を懸
垂する下のユニット98からなり、前記ユニット28は
システム1のユニットと同一であり、そしてその対応す
る成分の部分を同一の参照数字を使用して示す。
【0046】環状物体26の上端は、開口27のリング
を表し、外側のフランジ99を装備し、その上の表面は
環状転向装置100を装備する。環状転向装置100は
、転向装置100上に支持された環状物体101の下端
の回りに、ある数の半径方向のインサート102を介在
させて、上方に曲がり、そして前記インサート102は
転向装置100と環状物体101の下端の間に環状通路
103を形成する。
【0047】環状物体101は、その上端に、タイヤ6
のビード部分32のためのシート104を形成する外側
のみぞを表し、そして環状物体101から上方に伸びそ
して軸29と同軸であるトロイド状物体105の下部と
かみ合っている。
【0048】トロイド状物体105の上端は環状みぞ1
06を表し、この環状みぞ106は、既知の方法で、上
のリング107により、環状袋109のための環状フッ
ト108を収容し、この袋109は、収縮したとき、そ
して図4の右に示すように、タイヤ6の内径より小さい
外径を表す。他方において、加圧流体の供給装置(図示
せず)により、膨張したとき、袋109は流体密の方法
でタイヤ6上のビード部分60を支持および保持するた
めの環状要素を構成する。
【0049】膨張しそしてトロイド状物体105上に取
り付けられたタイヤ6と接触したとき、袋109は、タ
イヤ6の内側に、トロイド状チャンバー110を形成し
、このチャンバー110は回路111の一部分を形成し
、この回路111はタイヤ6を膨張させるための既知の
バルブ装置(図示せず)により回路111の内側の所定
の圧力で供給された熱交換流体を循環させる。
【0050】図5により明瞭に示すように、回路111
は、システム1の回路77に相当し、2本の平行な管1
13および114により形成されたラジエーター112
からなり、これらの管はトロイド状物体105を通して
軸29に関して横方向に伸び、そして、トロイド状物体
105の内側で、3つの通路115を形成し、これらの
通路115は軸29に対して平行であり、底で環状物体
26連絡しそして上部で動力を受けたファン116の排
出側と連絡し、そして動力を受けたファン116は軸2
9と同軸でありそしてトロイド状物体105の上部に接
続している。
【0051】熱交換流体を回路111に沿って循環する
ために、管113および114はそれぞれの反対向きの
動力を受けたファン117を収容する。
【0052】熱交換表面を増加するために、管113お
よび114は、また、それぞれの内側の導管118を収
容する。
【0053】図4に示すように、ケーシング38の壁3
9にベル49を固定するリング52に、ベル119の下
端を装備されており、このベル119は上方に、軸29
と同軸に、タイヤ6の外方に配置され、そしてその開い
た上部をトロイド状物体105の上部と実質的に同一レ
ベルで有する。ベル119はある数の半径方向の導管1
20を表し、各々は動力を受けた抜き出し装置を収容す
る。
【0054】最後に、ベル型コンベヤー122を外側の
空気をファン116の入口に、リング107とコンベヤ
ー122の周辺との間に形成された環状開口を通して運
搬する。
【0055】環状物体101は、その上端に、タイヤ6
のビード部分32のためのシート104を形成する外側
のみぞを表し、そして環状物体101から上方に伸びそ
して軸29と同軸であるトロイド状物体105の下部と
かみ合っている。
【0056】トロイド状物体105の上端は環状みぞ1
06を表し、この環状みぞ106は、既知の方法で、上
のリング107により、環状袋109のための環状フッ
ト108を収容し、この袋109は、収縮したとき、そ
して図4の右に示すように、タイヤ6の内径より小さい
外径を表す。他方において、加圧流体の供給装置(図示
せず)により、膨張したとき、袋109は流体密の方法
でタイヤ6上のビード部分60を支持および保持するた
めの環状要素を構成する。
【0057】膨張しそしてトロイド状物体105上に取
り付けられたタイヤ6と接触したとき、袋109は、タ
イヤ6の内側に、トロイド状チャンバー110を形成し
、このチャンバー110は回路111の一部分を形成し
、この回路111はタイヤ6を膨張させるための既知の
バルブ装置(図示せず)により回路111の内側の所定
の圧力で供給された熱交換流体を循環させる。
【0058】図5により明瞭に示すように、回路111
は、システム1の回路77に相当し、2本の平行な管1
13および114により形成されたラジエーター112
からなり、これらの管はトロイド状物体105を通して
軸29に関して横方向に伸び、そして、トロイド状物体
105の内側で、3つの通路115を形成し、これらの
通路115は軸29に対して平行であり、底で環状物体
26連絡しそして上部で動力を受けたファン116の排
出側と連絡し、そして動力を受けたファン116は軸2
9と同軸でありそしてトロイド状物体105の上部に接
続している。
【0059】熱交換流体を回路111に沿って循環する
ために、管113および114はそれぞれの反対向きの
動力を受けたファン117を収容する。
【0060】熱交換表面を増加するために、管113お
よび114は、また、それぞれの内側の導管118を収
容する。
【0061】本発明の主な特徴および態様は、次の通り
である。
【0062】1、第1生タイヤ(3)を予熱すると同時
に第2の硬化したタイヤ(6)を安定化し;前記第1タ
イヤ(3)を、硬化ユニット(5)へ供給する前に、前
記第2タイヤ(6)が安定化するとき、前記第2タイヤ
(6)との熱交換により予熱することを特徴とする、車
両のタイヤを予熱し、硬化し、そして安定化する方法。
【0063】2、前記熱交換は前記第1タイヤ(3)お
よび第2タイヤ(6)を互いに隣接して配置することに
よって達成し;前記第2タイヤ(6)を第1加圧流体に
より所定の圧力に膨張させ;前記第2タイヤ(6)と接
触させて第2外部流体の流れを循環させることによって
前記第2タイヤ(6)を冷却し;そして前記第1タイヤ
(3)の上に前記第2流体の流れを向けることによって
前記第1タイヤ(3)を予熱することを特徴とする、上
記第1項記載の方法。
【0064】3、前記冷却は、前記第2タイヤ(6)に
よりおよび前記第2タイヤ(6)の外側のラジエーター
手段(78)(112)により定められる閉じた回路(
77)(111)に沿って前記第1加圧流体を循環させ
ることによって、少なくとも部分的に、前記第2タイヤ
(6)を内側から冷却することによって達成し;前記第
2流体の前記流れを連続的に前記ラジエーター手段(7
8)(112)および前記第1タイヤ(3)の上に向け
る、ことを特徴とする、上記第2項記載の方法。
【0065】4、サイクル的に段階を実施し、前記段階
は、所定の温度に予熱された第1タイヤ(3)を前記硬
化ユニット(5)へ可動性移送ユニット(23)(96
)により供給し、前記移送ユニット(23)(96)は
前記第1タイヤ(3)を懸垂する下のユニット(25)
(98)および前記第2タイヤ(6)を懸垂する上のユ
ニット(97)からなり、前記ユニット(25)(98
)(24)(97)は互いに一体でありかつ整列してお
り、そして第1タイヤ(3)は前記下のユニット(25
)に懸垂されており;前記第2タイヤ(6)がいったん
製造されたとき、前記硬化ユニット(5)を開き、前記
硬化ユニット(5)は上の部分(12)および下の部分
(11)からなり、そして前記第2タイヤ(6)は前記
上の部分(12)へ取り付けられたままであり;前記可
動性ユニット(23)(96)を前記上の部分(12)
と下の部分(11)との間に挿入し、前記上のユニット
(24)(97)は前記第2タイヤ(6)より下に位置
しそして前記下のユニット(25)(98)は前記下の
部分(11)の上に位置し;前記第1タイヤ(3)を前
記下の部分(11)上に解放しそして前記第2タイヤ(
6)を前記上のユニット(24)(97)上にアンロー
ディングし;前記可動性ユニット(23)(96)を前
記硬化ユニット(5)から抜き出し、そして前記第1タ
イヤ(3)を硬化するために前記硬化ユニット(5)を
閉じ;前記可動性ユニット(23)(96)上で前記第
2タイヤ(6)および前記第1タイヤ(3)との間の熱
交換を実施し;そして前記第2タイヤ(6)を、いった
んそれが安定化しとき、アンローディングステーション
(9)においてアンローディングする、ことにある、こ
とを特徴とする、上記第1〜3項のいずれかに記載の方
法。
【0066】5、安定化されたとき、前記第2タイヤ(
6)を前記可動性ユニット(23)(96)を回転する
ことによってアンローディングする、ことを特徴とする
、上記第4項記載の方法。
【0067】6、前記可動性ユニット(23)(96)
が前記硬化ユニット(5)および前記アンローディング
ステーション(9)の間で移送されたとき、前記熱交換
を実施する、ことを特徴とする、上記第4または5項記
載の方法。
【0068】7、前記熱交換は前記上のユニット(24
)を固定された安定化ユニット(7)と前記第2タイヤ
(6)を介在させてかみ合わせることによって実施し;
前記上のユニット(24)および安定化ユニット(7)
を流体密な方法で前記第2タイヤ(6)と共同させて、
前記第2タイヤ(6)と流体密なチャンバー(64)を
形成し;前記チャンバー(94)は加圧流体のための閉
じた回路(77)の一部分を形成し、前記加圧流体で前
記第2タイヤ(6)を所定の圧力に膨張させ;前記閉じ
た回路(77)は前記第2タイヤ(6)の外側で前記安
定化ユニット(7)上に支持されているラジエーター手
段(78)からなり;そして前記加圧流体は前記閉じた
回路(77)に沿って強制的に循環される、ことを特徴
とする、上記第6項記載の方法。
【0069】8、前記第2タイヤ(6)を流体密な方法
で前記上のユニット(97)上の環状支持体(105)
上でロックして、前記第2タイヤ(6)と流体密なチャ
ンバー(110)を形成することによって、前記熱交換
を実施し;前記チャンバー(110)は加圧流体のため
の閉じた回路(111)の一部分を形成し、前記加圧流
体で前記第2タイヤ(6)を所定の圧力に膨張させ;前
記閉じた回路(111)は前記第2タイヤ(6)の外側
で前記安定化ユニット(97)上に支持されているラジ
エーター手段(112)からなり;そして前記加圧流体
は前記閉じた回路(111)に沿って強制的に循環され
る、ことを特徴とする、上記第6項記載の方法。
【0070】9、実質的に説明し、そして添付図面を参
照してここに例示した、車両のタイヤを予熱し、硬化し
、そして安定化する方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を実施するシステムの第1の
好ましい実施態様の概略的斜視図である。
【図2】特定の作動位置における図1の細部の大規模な
軸方向断面図である。
【図3】本発明による方法を実施するシステムの第2の
好ましい実施態様の概略的斜視図である。
【図4】図2の細部の大規模な軸方向断面図である。
【図5】図1において線V−Vに沿った断面図である。
【図6】簡素化のために部分を除去した、図1および図
3の細部の変形の略図である。
【符号の説明】
1  タイヤ硬化システム 2  コンベヤー 3  生タイヤ 4  ローディングステーション 5  硬化ユニット 5a  油圧リフト装置 6  硬化したタイヤ 7  ユニット 8  コンベヤー 9  アンローディングステーション 10  移送ユニット 11  下の部分 12  上の部分 13  案内柱 14  固定ベース 15  上のクロスピース 16  垂直軸 17  油圧アクチュエーター 18  カップリング 19  アクチュエーター 20  アーム 21  軸 22  部分 23  ローディング−アンローディングユニット24
  上のユニット 25  下のユニット 26  環状物体 27  半径方向の開口 28  実質的に円いプレート 29  垂直軸 30  環状の実質的に切頭円錐形物体31  フラン
ジ 32  ビード部分 33  上の中央キャビティー 34  孔 35  管状付属物 36  軸方向ねじ穴 37  管状スペーサー 38  円筒形ケーシング 39  平らな上の壁 40  カップリング 41  平らな下の壁 42  円筒形の横の壁 43  半径方向の開口 44  既知のグリッピング装置 45  中央のアクチュエーター 46  出力棒 47  ピン 48  実質的にT字形ブラケット 49  下向きの円筒形ベル 50  環状の切頭円錐形の上壁 51  環状の切頭円錐形の転向装置 52  リング 53  パワーファン 54  固定された側板 55  中央のハブ 56  垂直軸 57  外側のフランジ 58  環状の実質的に切頭円錐形状の物体59  フ
ランジ 60  ビード部分 61  軸方向の孔 62  ベアリング 63  回転軸 64  1つの部分 65  歯付きプーリー 66  外部にねじ付きの部分 67  スクリュー 68  管状付属物 69  フランジ 70  歯付きベルト 71  可逆モーター 72  プレート 73  軸方向の孔 74  入口および出口の導管 77  回路 78  ラジエーター 79  垂直の管 81  横方向のループ 82  パワーファン 83  コンベヤーのベル 84  壁 85  中央の孔 86  実質的に円筒形の横の壁 87  開口 88  実質的に円筒形のコンベヤー 89  半径方向の導管 90  動力を受けた抜き出し装置 91  上の軸方向の導管 92  半型 93  既知の抜き出し装置 94  環状チャンバー 95  硬化システム 96  可動性ローディング、アンローディングおよび
安定化ユニット 97  上のユニット 98  下のユニット 99  外側のフランジ 100  環状転向装置 101  環状物体 102  半径方向のインサート 103  環状通路 104  シート 105  トロイド状物体 106  環状みぞ 107  上のリング 108  環状フット 109  環状袋 110  トロイド状チャンバー 111  回路 112  ラジエーター 113  平行の管 114  平行の管 115  通路 116  ファン 117  それぞれの反対向きの動力を受けたファン1
19  ベル 120  半径方向の導管 121  動力を受けた抜き出し装置 122  ベル型コンベヤー 123  環状開口 124  エプロン 125  垂直ガイド 126  横方向のプレート 127  スクリュー 128  駆動モーター 129  スライド 130  フォーク 131  回転ピン 132  軸 133  アクチュエーター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1生タイヤ(3)を予熱すると同時
    に第2の硬化したタイヤ(6)を安定化し;前記第1タ
    イヤ(3)を、硬化ユニット(5)へ供給する前に、前
    記第2タイヤ(6)が安定化するとき、前記第2タイヤ
    (6)との熱交換により予熱することを特徴とする、車
    両のタイヤを予熱し、硬化し、そして安定化する方法。
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