JPH04253993A - デオキシヌクレオシド類の製造方法 - Google Patents

デオキシヌクレオシド類の製造方法

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JPH04253993A
JPH04253993A JP3214153A JP21415391A JPH04253993A JP H04253993 A JPH04253993 A JP H04253993A JP 3214153 A JP3214153 A JP 3214153A JP 21415391 A JP21415391 A JP 21415391A JP H04253993 A JPH04253993 A JP H04253993A
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ケネス・イー・グリーン
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ジヨセフ・ダンツオノ・ザ・サード
Thurairajah Padmanathan
サライラジヤ・パドマナサン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、相当するアンヒドロ−ジデオ
キシヌクレオシド相対物からの、3’−(ハロ−置換)
2’,3’−ジデオキシヌクレオシド類および2’−(
ハロ−置換)2’,3’−ジデオキシヌクレオシド類の
合成に関する新規な方法を意図したものである。
【0002】
【従来技術の説明】全身性免疫抑制疾患として認識され
ている後天性免疫不全症候群(エイズ)は、ヒトの免疫
不全ウイルス(HIV)と呼ばれるレトロウイルスによ
って引き起こされる感染病である。HIVはレトロウイ
ルスであるため、ウイルス性逆転写酵素が抗ウイルス剤
のための選択的目標であると見られている。従って、異
なる化学構造を有する数多くの異なる逆転写酵素抑制因
子が、インビトロおよびインビボで、HIV複製に対し
て活性を示すと報告されいる。
【0003】これらの逆転写酵素抑制因子の中で、2’
,3’−ジデオキシリボヌクレオシド類が、特に、イン
ビトロにおけるHIVに対して顕著な抑制作用を有して
いると報告されいる。
【0004】報告されている2’,3’−ジデオキシリ
ボヌクレオシド類の中で、特に、3’−アジド−2’,
3’−ジデオキシチミジン(AZT)および3’−デオ
キシ−3’−フルオロチミジン(2’,3’−ジデオキ
シ−3’−フルオロチミジンまたはFLTとも呼ばれて
いる)が選択的抗HIV−1活性を示す。この化合物3
’−アジド−2’,3’−ジデオキシチミジン(AZT
)は、HIV誘発細胞変性の有力な抑制因子として市販
されている。しかしながら、3’−デオキシ−3’−フ
ルオロチミジンがAZTよりも増大した活性を有してい
ると報告されている。従って、この化合物3’−デオキ
シ−3’−フルオロチミジン(FLT)、および他の2
’もしくは3’−フルオロ−置換デオキシヌクレオシド
類は、エイズの治療のための可能な薬剤として特に興味
が持たれている。
【0005】しかしながら、研究者達は、フッ素置換さ
れたヌクレオシド類の製造においていくつかの問題に遭
遇しており、それには下記のものが含まれる:(1)低
濃度の試薬および基質の使用が必要であるところの、現
在のフッ素置換方法における非常に低い生産性、および
(2)フッ素置換工程で通常に用いられる溶媒中への、
現在使われている試薬の低い溶解性、そして(3)従来
技術の方法のいくつかを用いた場合得られる矛盾した結
果。
【0006】FLTの合成は、G. Etzold、 
R. Hintsche、 G. Kowollikお
よびP. Langen著、Tetrahedron 
27 (1971) 2463〜2472頁から公知で
ある。彼らは、触媒としてAlF3を用い、2,3’−
アンヒドロ−1−(2−デオキシ−β−D−キシロフラ
ノシル)チミンとHFとを150〜170℃で反応して
、該生成物が28%の収率で得られたことを記述してい
る。彼らはまた、3’−0−メシル−チミジンとKHF
2またはNH4Fとを190℃で反応して、該生成物が
14%の収率で得られる製造を記述している。もう1つ
の参照例において、著者達は、HF−AlF3を用いて
2,3’−アンヒドロ−1−(2−デオキシ−5−0−
メシル−β−D−トレオ−ペントフラノシル)チミンか
ら3’−デオキシ−3’−フルオロチミジンを合成した
(J. Prakt. Chem.、 315、 89
5 (1973))。
【0007】米国特許番号3,775,397において
、同じ著者達は、密封した容器中、90℃で無水ジオキ
サン中、2,3’−アンヒドロ−1−(2−デオキシ−
β−D−キシロフラノシル)チミンと30cm3の4〜
6%HF溶液とを加熱することによって、該生成物が4
6%にもおよぶ収率で得られるとする、3’−デオキシ
−3’−フルオロチミジンの製造を報告している。しか
しながら、本発明者らによるこの操作の再現性を確認す
る試みでは、該生成物は、いかなる評価されるほどの量
も得られなかった。
【0008】三フッ化ジエチルアミノ硫黄(DAST)
を用いて、近い関係にある他の化合物がフッ素置換され
た。
【0009】これらの従来技術の全ての参照例は、この
主題の化合物に関する実験室規模の合成を意図したもの
である。しかしながら、この従来技術の製造者に従う大
規模製造のための、該化合物の試行は不満足であること
がわかった。この従来技術の反応の生産性は、大規模の
製造に対しては実用的でない。該試薬の低い溶解性のた
め、フッ素置換用試薬を高希釈濃度で使用する必要があ
り、大きな容積(例えばALF3に関して0.5〜1.
0%)が必要とされる。加うるに、この開示された反応
は、一般に、単離できない不純物を生じさせる。更に、
この従来技術の方法を用いた場合、評価され得る一定し
た収率を得ることの難しさに遭遇した。ALF3/HF
を用いるか、或はKHF2またはNH4Fを用いたとき
の報告された収率に関しては、不変性に対して再現性を
得るのが特に困難である。また、ある種の試薬の使用は
、特に、大規模の製造に対して安全性の問題を生じさせ
る(例えばDAST)。これらの問題の結果として、こ
の従来技術の操作は、本発明の化合物のための大規模製
造に適合するものではない。
【0010】従って、該試薬の溶解性の問題を解決し、
そして一定した再現性を有する方法で該生成物を良好な
収率で生じさせるところの、大規模製造に適した2’お
よび3’−(フルオロ−置換)ジデオキシヌクレオシド
類の製造方法が必要とされている。
【0011】驚くべきことに、式
【0012】
【化9】
【0013】[式中、R、KおよびMは、以下に定義す
るのと同様である] の置換されている有機アルミニウム試薬を使用すること
によって、生産性、収率、および反応の作業性が著しく
改良されることを見い出した。加うるに、クロマトグラ
フィーの如きより一層の処理を行う必要もなく、高純度
の生成物が得られる。本発明の置換有機アルミニウム試
薬を使用することによって、より小さい容積およびより
低い温度で反応を行うことが可能になり、それによって
、2’および3’−(フルオロ−置換)ジデオキシヌク
レオシド類が良好で一定した再現性を有する収率で得ら
れる。
【0014】
【発明の要約】本発明は、求核物質をヌクレオシド類上
に置換させる能力を増大させるため、無機相対物よりも
有機溶媒中への溶解性が高い置換された有機アルミニウ
ム化合物を用いることから成る一般的な概念を包含して
いる。
【0015】特に、本発明は、保護されたアンヒドロチ
ミジン化合物と、AlF3よりも通常溶媒中への高い溶
解性を示す置換有機アルミニウム化合物含有ハロゲン化
組成物とを反応させることによる3’−(ハロ−置換)
−2’,3’−ジデオキシヌクレオシド類および2’−
(ハロ−置換)−2’,3’−ジデオキシヌクレオシド
類の改良された製造方法を意図したものである。
【0016】より詳細には、本発明は、(A)  式(
1a)または(1b)
【0017】
【化10】
【0018】[式中、R1、R2およびR3は、以下に
定義するのと同じであり、そしてPは、水素、或はトリ
フェニルメチル、メトキシトリフェニルメチル、アセチ
ル、ピバロイル、メタンスルホニルまたはトリアルキル
−シリルから成る群から選択されてもよい適切な保護基
である] の化合物と、式
【0019】
【化11】H−X[式中、Xはハロゲンである]の試薬
とを、式
【0020】
【化12】
【0021】[式中、Rは、(C1−C12)分枝もし
くは未分枝アルキル、(C1−C12)分枝もしくは未
分枝アルコキシ、フェノキシまたは置換フェノキシ、フ
ェニルまたは置換フェニル、水素、カルボキシレート、
ベンジル、エノラート、カルボニル、β−ジケトナート
、オレフィン、(C1−C12)分枝もしくは未分枝チ
オアルキル、チオフェニルまたは置換チオフェニルから
成る群から選択され;KおよびMは、同一もしくは異な
っていてもよく、Rと同様の群またはハロゲンから選択
されてもよい] の追加的試薬の存在下反応させて、式(2a)または(
2b)
【0022】
【化13】
【0023】の保護された中間体を生じさせ、そして(
B)  Pが水素以外のものである場合、該保護基Pを
除去して、3’−(ハロ−置換)2’,3’−ジデオキ
シヌクレオシド類または2’−(ハロ−置換)2’,3
’−ジデオキシヌクレオシド類を生じさせる、段階を含
む、式
【0024】
【化14】
【0025】[式中、Zは、酸素またはCH2であり、
R1およびR2は、同一もしくは異なっていてもよく、
水素、低級アルキル、ハロゲン、オレフィン系、アリー
ルおよび置換アリールから選択され、R3は、水素およ
びハロゲンから選択され、そしてXは、ハロゲンである
]の化合物から選択される2’または3’−(ハロ−置
換)−2’,3’−ジ−デオキシヌクレオシド類の改良
された製造方法を意図したものである。Pが水素の場合
、保護基Pの除去は不必要である。
【0026】
【発明の詳細な記述】2’または3’−(ハロ−置換)
2’,3’−ジデオキシヌクレオシド類の製造方法は、
次の図式Iの反応順序によって便利に要約され得る。
【0027】この反応において、該保護されたアンヒド
ロヌクレオシド(1a)または(1b)は、報告した操
作により、段階(A)で反応させて、保護された置換ヌ
クレオシド類(2a)または(2b)を生じさせ、次に
これを段階(B)で変換させて、脱保護された3’−(
置換)2’,3’−ジデオキシヌクレオシド(3a)お
よび2’−(置換)2’,3’−ジデオキシヌクレオシ
ド(3b)を生じさせる。図式Iは下記のとおりである
:図式  I
【0028】
【化15】
【0029】図式1を参照して、段階(A)は、置換さ
れている有機アルミニウム試薬の存在下、適当に置換さ
れている試薬H−Xとアンヒドロヌクレオシド(1a)
または(1b)とを反応させて、保護されている置換ヌ
クレオシド類(2a)または(2b)を生じさせる反応
を説明している。この段階(A)の反応は不活性溶媒中
で行われる。使用され得る適切な不活性溶媒には、テト
ラヒドロフラン、アセトン、ジオキサン、クロロホルム
、ジクロロメタン、エーテル、ニトロベンゼン、ジメチ
ルスルホキサイド、1,2−ジクロロエタン、1,2−
ジメトキシエタン、トルエンおよびアセトニトリルおよ
び/またはそれらのいずれかの組み合わせが含まれる。 好適には、該不活性溶媒は無水である。反応温度は0℃
〜130℃の範囲であり得る。最も好都合には、この反
応は、該反応体を−5℃〜40℃で混合した後、密封し
た容器中で40℃〜115℃に加熱することによって行
われる。好適には、この反応は該反応体を60℃〜95
℃に加熱することによって行われる。反応時間は、通常
、約1時間〜約24時間の間で変化するが、一般に、3
〜6時間で最大の収率が得られる。
【0030】上で述べたように、Xはハロゲンであり、
最も好適にはフッ素である。この置換された有機アルミ
ニウム試薬は、上で述べた式を有するものから選択され
てもよい。使用できる特別な試薬には、ジまたはトリ−
アルキルアルミニウム、アセチルアセトンアルミニウム
、アルミニウムイソプロポキサイド、トリ−n−ヘキシ
ルアルミニウム、トリフェニルアルミニウム、トリベン
ジルアルミニウムまたは3−アセチルグリシルレチン酸
アルミニウムが含まれる。
【0031】ここで用いる言葉「ハロゲン」は、フルオ
ロ、クロロ、ブロモまたはイオドを意味している。言葉
「置換アリール」、「置換フェノキシ」、「置換フェニ
ル」または「置換チオフェニル」で表される置換基はハ
ロゲン、(C1−C6)アルキルまたはアルコキシであ
ってもよい。
【0032】優位に、使用される該試薬は、0.01〜
15%のモル比で適切な不活性溶媒中に溶解させたHF
である。HFは、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタ
ンまたはテトラヒドロフラン中に優位に溶解させ得る。
【0033】好適な具体例において、特に、保護された
アンヒドロヌクレオシドを基質として用いる場合、該反
応混合物中で30%ピリジンと70%フッ化水素とから
成る混合溶媒系を用いると、増大した収率と高レベルの
純度が得られる。良好な結果が、該反応混合物に二フッ
化水素アルミニウムまたは第一級アミン化合物を加えた
ときにも得られる。
【0034】上述したように、R1は、水素、低級アル
キル、ハロゲン、オレフィン系、アリールおよび置換ア
リールから選択され、R2は、水素、低級アルキル、ハ
ロゲン、オレフィン系、アリールおよび置換アリールか
ら選択され、そしてR3は、水素およびハロゲンから選
択される。
【0035】好適な化合物FLTを製造する場合、式中
、R1がメチルから選択され、R2およびR3が両方共
水素でありそしてXがフッ素であるところの、式Iの化
合物が得られる。この化合物は、優れた抗HIV−1活
性を有することが示されている。
【0036】本分野の技術者にとって公知のヒドロキシ
保護基Pは望ましいものである、何故ならば、それらは
副反応を抑制し、そして該反応順序の最終段階で上昇し
た収率を与えるからである。適切なヒドロキシ保護基は
、例えばアシル基、例えばベンジルオキシ−カルボニル
、ベンズヒドリルオキシカルボニル、トリチルオキシカ
ルボニル、p−ニトロ−ベンジルオキシカルボニル、ピ
バロイル、および2,2,2−トリクロロエトキシカル
ボニル;アラルキル基、例えばベンジル、ベンズヒドリ
ル、トリチルまたはp−ニトロベンジル;或はトリオル
ガノシリル基、例えばトリ(C1−C6)アルキルシリ
ル(例えば、トリメチルシリル、トリエチルシリル、ト
リイソプロピルシリル、イソプロピルジメチルシリル、
t−ブチルジメチルシリル、メチルジイソプロピルシリ
ルまたはメチルジ−t−ブチルシリル)、トリアリール
シリル(例えば、トリフェニルシリル、トリ−p−キシ
リルシリル)、或はトリアラルキルシリル(例えば、ト
リベンジルシリル)などであり得る。これらのおよび他
の適切なヒドロキシ保護基、例えばメタンスルホニル、
アルキルスルホニル、アリールスルホニルの例、並びに
それらの生成および除去方法は本分野で公知であり、例
えば「有機合成における保護基」(Protectiv
eGroups in Organic Synthe
sis)T. W. Greene、 John Wi
ley & Sons、 New York、1981
、 第2章参照のこと。この選択されたヒドロキシ保護
基は、好適には、この反応工程の段階(B)で容易に除
去され得るものである。
【0037】該保護基Pがトリチルであるところの、段
階(B)の反応は、周囲温度で約1時間〜24時間、メ
チルアルコール中、p−トルエンスルホン酸を用いて最
良に行われるが、一般に、18〜24時間で最大収率が
得られる。
【0038】この明細書および付随する請求項を更に検
討することによって、本発明の更に一層の目的および利
点が本分野の技術者にとって明らかになるであろう。
【0039】以下の非制限的特定の実施例によって本発
明を更に詳しく説明する。
【0040】
【実施例】実施例1 5’−O−トリフェニルメチル−2’,3’−ジデオキ
シ−3’−フルオロチミジン 1%のHF−ジオキサン5mL中の200mgの5’−
O−トリフェニルメチル−2’−デオキシ−2,3’−
アンヒドロチミジン溶液に、トルエン中2.0Mのトリ
メチルアルミニウム0.11mLを加える。この容器を
密封した後、50℃で24時間加熱する。この反応物に
2mLの水と1gの炭酸カルシウムを加えた後、濾過す
る。この濾液を蒸発させて残留物を得、これを、3:1
の塩化メチレン:アセトンを用いたシリカゲル上のクロ
マトグラフィーにかけ、28.7mgの5’−O−トリ
フェニルメチル−2’,3’−ジデオキシ−3’−フル
オロチミジンを得る。
【0041】(300  MHz  1H−NMR(D
MSO,ppm):11.40(s,1H)、7.50
(s,1H)、7.45−7.25(m,15H)、6
.23(d  ofd,1H)、5.43(d  of
  d,1H)、4.24(d,1H)、3.35(d
  of  d,1H)、3.20(d  of  d
,1H)、2.6−2.3(m,2H)、1.43(s
,3H))。
【0042】実施例2 5’−O−トリフェニルメチル−2’,3’−ジデオキ
シ−3’−フルオロチミジン 3%のHF−1,2−ジメトキシエタン13mL中の1
.0gの5’−O−トリフェニルメチル−2’−デオキ
シ−2,3’−アンヒドロチミジン溶液に、ヘキサン中
1.0Mのトリエチルアルミニウム3.2mLを加える
。この反応容器を密封した後、60℃〜70℃で4時間
加熱する。炭酸カルシウム2gの充填物を通してこの懸
濁液を濾過する。この濾液に5mLのメチルアルコール
を加えた後、蒸発させて残留物520mgを得、これを
、3:1の塩化メチレン−アセトンを用いたシリカゲル
上の高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)で分析し
た結果、5’−O−トリフェニルメチル−2’,3’−
ジデオキシ−3’−フルオロチミジンが得られたことが
示される。
【0043】(300  MHz  1H−NMR(D
MSO,ppm):11.40(s,1H)、7.50
(s,1H)、7.45−7.25(m,15H)、6
.23(d  ofd,1H)、5.43(d  of
  d,1H)、4.24(d,1H)、3.35(d
  of  d,1H)、3.20(d  of  d
,1H)、2.6−2.3(m,2H)、1.43(s
,3H));2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロ
チミジン、(300  MHz  1H−NMR(DM
SO,ppm):11.35(s,1H)、7.7(s
,1H)、6.22(d  of  d,1H)、5.
32(d  of  d,1H)、5.21(s,1H
)、4.09−4.2(m,1H)、3.55−3.6
8(m,2H)、2.2−2.5(m,2H);m/e
(EI)=244)およびトリチルアルコール。
【0044】実施例3 2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロチミジン3%
のHF−ジメトキシエタン13mL中の1gの5’−O
−トリフェニル−メチル−2’−デオキシ−2,3’−
アンヒドロチミジン溶液に、ヘプタン中2.4Mのジエ
チルアルミニウムフルオライド1.3mLの溶液を加え
る。この反応容器を密封し、60℃〜70℃で4時間加
熱した後、炭酸カルシウム2gの充填物を通して濾過す
る。この濾液に5mLのメチルアルコールを加えた後、
蒸発させて630mgの固体状残留物が得られる。この
残留物を3:1の塩化メチレン:アセトンを用いたシリ
カゲル上のHPLCで分析した結果、5’−O−トリフ
ェニルメチル−2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオ
ロチミジンの混合物であることが示される。
【0045】(300  MHz  1H−NMR(D
MSO,ppm):11.40(s,1H)、7.50
(s,1H)、7.45−7.25(m,15H)、6
.23(d  ofd,1H)、5.43(d  of
  d,1H)、4.24(d,1H)、3.35(d
  of  d,1H)、3.20(d  of  d
,1H)、2.6−2.3(m,2H)、1.43(s
,3H));2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロ
チミジン、(300  MHz  1H−NMR(DM
SO,ppm):11.35(s,1H)、7.7(s
,1H)、6.22(d  of  d,1H)、5.
32(d  of  d,1H)、5.21(s,1H
)、4.09−4.2(m,1H)、3.55−3.6
8(m,2H)、2.2−2.5(m,2H);m/e
(EI)=244)およびトリチルアルコール。
【0046】この残留物を、触媒量のp−トルエンスル
ホン酸が入っているメチルアルコール中に溶解した後、
室温で24時間撹拌し、蒸発させて残留物が得られ、こ
れを3:1の塩化メチレン:アセトンを用いたシリカゲ
ルクロマトグラフィーで精製して182mgの所望生成
物が得られる。
【0047】実施例4 5’−O−トリフェニルメチル−2’,3’−ジデオキ
シ−3’−クロロチミジン 3%のHF−ジオキサン5mL中の103.4mgの5
’−O−トリフェニルメチル−2’−デオキシ−2,3
’−アンヒドロチミジン溶液に、1.0Mの塩化ジエチ
ルアルミニウム55μLの溶液を加える。この反応容器
を密封した後、室温で24時間撹拌する。この混合物に
2mLの水と1gの炭酸カルシウムを加えた後、濾過す
る。この濾液を蒸発させて残留物を得、これを、3:1
の塩化メチレン:アセトンを用いたシリカゲル上のクロ
マトグラフィーにかける。この画分から単離されたもの
は、26mgの2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオ
ロチミジンと52mgの5’−O−トリフェニルメチル
−2’,3’−ジデオキシ−3’−クロロチミジンであ
る。
【0048】実施例5 5’−O−メタンスルホニル−2’,3’−ジデオキシ
−3’−フルオロチミジン 3%のHF−1,2−ジメトキシエタン7mL中の57
9.5mgの5’−O−メタンスルホニル−2’−デオ
キシ−2,3’−アンヒドロチミジン懸濁液に、ヘプタ
ン中2.4Mのジエチルアルミニウムフルオライド1.
2mLの溶液を加える。この反応容器を密封した後、6
0℃〜70℃で24時間加熱する。この混合物を、炭酸
カルシウム1gの充填物を通して濾過した後、この濾液
を蒸発させて343mgの5’−O−メタンスルホニル
−2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロチミジンが
得られる。
【0049】(300  MHz  1H−NMR(D
MSO,ppm):11.40(s,1H)、7.52
(s,1H)、6.24(dof  d,1H)、5.
37(d  ofd,1H)、4.44(s,2H)、
4.40(m,1H)、3.26(s,3H)、2.2
−2.6(m,2H)、1.78(s,3H))。
【0050】実施例6 2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロチミジン3%
のHF−ジオキサン3mL中の200mgの2’−デオ
キシ−2,3’−アンヒドロチミジン懸濁液に、1.0
Mのジエチルアルミニウムフルオライド1.8mLを加
える。この容器を密封した後、80℃で24時間加熱す
る。この懸濁液を、炭酸カルシウムの充填物を通して濾
過した後、この濾液を蒸発させて20mgの2’,3’
−ジデオキシ−3’−フルオロチミジンが得られる。
【0051】(300  MHz  1H−NMR(D
MSO,ppm):11.35(s,1H)、7.7(
s,1H)、6.22(d  of  d,1H)、5
.32(d  ofd,1H)、5.21(s,1H)
、4.09−4.2(m,1H)、3.55−3.68
(m,2H)、2.2−2.5(m,2H);m/e(
EI)=244)。
【0052】実施例7 2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロチミジン3%
のHF−ジメトキシエタン15mL中の1.5gの5’
−O−トリフェニルメチル−2’−デオキシ−2,3’
−アンヒドロチミジン溶液に、トルエン中1.0Mのト
リプロピルアルミニウム4.8mLの溶液を加える。こ
の反応容器を密封した後、65℃で4時間撹拌を継続す
る。この混合物を、炭酸カルシウムの充填物を通して濾
過した後、この濾液を蒸発させて残留物が得られ、これ
を、触媒量のp−トルエンスルホン酸の入っているメチ
ルアルコール中に溶解させた後、室温で24時間撹拌す
る。この反応混合物を蒸発させて残留物が得られ、これ
を熱2−プロパノール中に溶解した後、冷却して75m
gの2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロチミジン
が得られる。
【0053】(300  MHz  1H−NMR(D
MSO,ppm):11.35(s,1H)、7.7(
s,1H)、6.22(d  of  d,1H)、5
.32(d  ofd,1H)、5.21(s,1H)
、4.09−4.2(m,1H)、3.55−3.68
(m,2H)、2.2−2.5(m,2H);m/e(
EI)=244)。
【0054】実施例8 2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロチミジン3%
のHF−ジメトキシエタン105mL中の10.0gの
5’−O−トリフェニルメチル−2’−デオキシ−2,
3’−アンヒドロチミジン溶液に、氷浴中で冷却しなが
ら、ヘプタン中2.4Mのジエチルアルミニウムフルオ
ライド13.3mLを5分間かけて滴下する。この容器
を密封した後、撹拌しながら68℃のオイルバス中で4
時間加熱する。この混合物を、炭酸カルシウムの充填物
を通して濾過した後、この濾液に20mLのメチルアル
コールを加える。この混合物を蒸発させて残留物が得ら
れ、これを、1gのp−トルエンスルホン酸の入ってい
るメチルアルコール100mL中に溶解した後、室温で
20時間撹拌する。この混合物を濾過した後、この濾液
を蒸発させて、8.51gの白色の固体が得られ、これ
を塩化メチレンに溶解して、塩化メチレンそして3:1
の塩化メチレン−アセトンを用いて溶離させることによ
るシリカゲル上のクロマトグラフィーにかけ、1.78
gの2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロチミジン
が得られる。
【0055】(300  MHz  1H−NMR(D
MSO,ppm):11.35(s,1H)、7.7(
s,1H)、6.22(d  of  d,1H)、5
.32(d  ofd,1H)、5.21(s,1H)
、4.09−4.2(m,1H)、3.55−3.68
(m,2H)、2.2−2.5(m,2H);m/e(
EI)=244)。
【0056】実施例9 5’−O−トリフェニルメチル−2’,3’−ジデオキ
シ−3’−フルオロチミジン 3%のHF−1,2−ジメトキシエタン10mL中の1
.04gの5’−O−トリフェニルメチル−2’−デオ
キシ−2,3’−アンヒドロチミジン溶液に、712.
62mgのトリ−t−ブトキシアルミニウムを加える。 この容器を密封した後、65℃で4時間加熱する。 4:1の塩化メチレン−アセトンを用いたシリカゲル上
の高圧液体クロマトグラフィーで分析した結果、5’−
O−トリフェニルメチル−2’,3’−ジデオキシ−3
’−フルオロチミジンの存在が示される。
【0057】実施例10 2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロチミジンジメ
トキシエタン5mL中の205.3mgの2’−デオキ
シ−2,3’−アンヒドロチミジン懸濁液に、テトラヒ
ドロフラン中1.0Mの水素化ジイソプロピルアルミニ
ウム1mLの溶液を加える。30分間撹拌した後、3%
のHF−ジメトキシエタン5mLの溶液を加える。 この反応容器を密封した後、70℃で17時間撹拌する
。15mLの容積のメチルアルコールおよび4gの炭酸
カルシウムを加えた後、濾過する。この濾液を蒸発させ
て白色の固体が得られ、これを、4:1の塩化メチレン
−アセトンを用いたケイ酸マグネシウム上のカラムクロ
マトグラフィーで精製して、54.2mgの2’,3’
−ジデオキシ−3’−フルオロチミジンが得られる。
【0058】実施例11 2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロチミジン1,
2−ジメトキシエタン(2mL)中の2’−デオキシ−
2,3’−アンヒドロチミジン(523.4mg、2.
34mM)懸濁液に、ヘプタン中のトリヘキシルアルミ
ニウム溶液(25.1%、1.03mL)を加える。こ
の混合物を室温で4.5時間撹拌した後、65℃で15
分間加熱する。3%のフッ化水素/1,2−ジメトキシ
エタン溶液(7mL)を加えた後、この得られる混合物
を、密封した容器中、65℃で24時間加熱する。H2
O(2mL)とCaCO3(1g)とを加え、Na2C
O3でpHを中性に調整した後、濾過する。この濾液を
蒸発させて黄色の固体が得られ、これを、2−プロパノ
ールから結晶化させて、57mgの2’,3’−ジデオ
キシ−3’−フルオロチミジンが得られる。
【0059】(300  MHz  1H−NMR(D
MSO,ppm):11.35(s,1H)、7.7(
s,1H)、6.22(d  of  d,1H)、5
.32(d  ofd,1H)、5.21(s,1H)
、4.09−4.2(m,1H)、3.55−3.68
(m,2H)、2.2−2.5(m,2H);m/e(
EI)=244)。
【0060】実施例12 2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロチミジン3%
のフッ化水素/1,2−ジメトキシエタン溶液中の2’
−デオキシ−2,3’−アンヒドロチミジン(10g、
45.4mM)懸濁液に、アルミニウム(アセチルアセ
トン)3(22.1g、68.1mM)を加える。 この混合物を、密封した容器中、90℃で20時間加熱
する。H2O(100mL)とCaCO3(35g)と
を加え、この懸濁液を含水ケイ酸マグネシウムを通して
濾過する。この濾液を蒸発させた後、H2O(200m
L)を加える。これに活性炭(2g)を加える。この混
合物を還流に加熱した後、濾過する。この濾液の容積が
2/3になるまで蒸発させた後、再び濾過する。
【0061】この最終濾液を蒸発させて、2’,3’−
ジデオキシ−3’−フルオロチミジン(3.82g)が
得られる。
【0062】(300  MHz  1H−NMR(D
MSO,ppm):11.35(s,1H)、7.7(
s,1H)、6.22(d  of  d,1H)、5
.32(d  ofd,1H)、5.21(s,1H)
、4.09−4.2(m,1H)、3.55−3.68
(m,2H)、2.2−2.5(m,2H);m/e(
EI)=244)。
【0063】実施例13 2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロチミジン3%
のフッ化水素/1,2−ジメトキシエタン中の5’−O
−アセチル−2’−デオキシ−2,3’−アンヒドロチ
ミジン(204mg、0.72mM)溶液に、ジエチル
アルミニウムフルオライド/ヘプタン溶液(2.4M、
0.46mL)を加える。この混合物を、密封した容器
中、58℃で24時間加熱した後、CaCO3(2g)
を加える。Na2CO3でpHを中性に調整した後、こ
の混合物を濾過する。この濾液を蒸発させた後、残留物
を3:1のCH2Cl2−アセトン混合物に溶解し、シ
リカゲルの充填物を通して濾過する。この濾液を蒸発さ
せて、5’−O−アセチル−2’,3’−ジデオキシ−
3’−フルオロチミジン(160.5mg)が得られる
。この材料をメタノール(5mL)に溶解した後、K2
CO3(225mg)を加える。10分間撹拌した後、
この溶液を濾過し、濾液を蒸発させる。残留物をアセト
ン中でスラリーにし、濾過する。この濾液を蒸発させて
、2’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロチミジン(
121mg)が得られる。
【0064】(300  MHz  1H−NMR(D
MSO,ppm):11.35(s,1H)、7.7(
s,1H)、6.22(d  of  d,1H)、5
.32(d  ofd,1H)、5.21(s,1H)
、4.09−4.2(m,1H)、3.55−3.68
(m,2H)、2.2−2.5(m,2H);m/e(
EI)=244)。
【0065】実施例14 5’−O−メタンスルホニル−2’,3’−ジデオキシ
−3’−フルオロチミジン 撹拌している600mLの容器に、10gの5’−O−
メタンスルホニル−2’−デオキシ−2,3’−アンヒ
ドロチミジン(280mL)、ジオキサン中10%HF
のジオキサン(42.9mL)およびトリ−n−ヘキシ
ルアルミニウムを入れる。この容器を密封した後、この
反応物を77℃〜84℃で3時間、周囲温度で14時間
、そして77〜84℃で3時間撹拌する。再び周囲温度
に冷却した後、この反応物をH2O(50mL)中の炭
酸カルシウム(30g)に注ぎ、この得られるスラリー
を30分間撹拌し、そしてシリカゲル(10g)を通し
て、透明にする。この濾液を約50mLに濃縮した後、
H2O(25mL)を加え、濃縮を継続して、25mL
にする。この得られる固体を濾過で集めた後、乾燥して
、灰色がかった固体状物として6.59g(62%)の
5’−O−メタンスルホニル−2’,3’−ジデオキシ
−3’−フルオロチミジンが得られる。
【0066】実施例15 5’−O−トリフェニルメチル−2’,3’−ジデオキ
シ−3’−フルオロチミジン 0.2gの5’−O−トリフェニルメチル−2’−デオ
キシ−2,3’−アンヒドロチミジンおよび0.2gの
アセチルアセトンアルミニウムから成る混合物を5.2
mLのジオキサン中でスラリーにする。撹拌しながら、
ジオキサン中10%濃度のフッ化水素1.5mLを加え
る。この混合物を50〜53℃で19時間加熱し、冷却
し、1mLの水、そして0.8gの炭酸カルシウムおよ
び塩化メチレンを加える。この混合物を濾過し、ケーキ
をアセトンで洗浄した後、この有機層を分離し、蒸発さ
せて、0.15gの5’−O−トリフェニルメチル−2
’,3’−ジデオキシ−3’−フルオロチミジンが得ら
れる。
【0067】実施例16 5’−O−トリフェニルメチル−2’,3’−ジデオキ
シ−3’−フルオロチミジン 4,28gのジメトキシエタン中の0.24gの5’−
O−トリフェニルメチル−2’−デオキシ−2,3’−
アンヒドロチミジンおよび0.22gのアルミニウムイ
ソプロポキサイドから成る混合物を10%のフッ化水素
で処理する。この混合物を40〜45℃のオイルバス中
22時間加熱する。この混合物を冷却し、0.2mLの
水そして1.0gの炭酸カルシウムを加える。この混合
物を濾過した後、ケーキをアセトンそして塩化メチレン
で洗浄する。この濾液を蒸発させて、0.16gの5’
−O−トリフェニルメチル−2’,3’−ジデオキシ−
3’−フルオロチミジンが得られる。
【0068】実施例17 5’−O−メタンスルホニル−2’,3’−ジデオキシ
−3’−フルオロチミジン 撹拌しているオートクレーブに、10gの5’−O−メ
タンスルホニル−2’−デオキシ−2,3’−アンヒド
ロチミジン、20.3gのアルミニウムイソプロポキサ
イド、ジオキサン中の10%HF7.3mLおよび12
8mL濃度ジオキサンを入れる。この容器を密封した後
、約90℃で3時間加熱する。周囲温度に冷却した後、
この混合物を、炭酸カルシウム(40g)および水(5
0mL)から成る混合物に注ぐ。この得られるスラリー
を約30分間撹拌し、そしてブッフナーロートを通して
、透明にする。このケーキをアセトン(4X25mL)
で洗浄する。この溶液を蒸発乾固した後、アセトン(1
00mL)でスラリーにする。不溶物を濾別した後、こ
の溶液を蒸発乾固し、固体状物として9.05gの5’
−O−メタンスルホニル−2’,3’−ジデオキシ−3
’−フルオロチミジンが得られる。
【0069】実施例18 5’−O−メタンスルホニル−2’,3’−ジデオキシ
−3’−フルオロチミジン オートクレーブに、5.0gの5’−O−メタンスルホ
ニル−2’−デオキシ−2,3’−アンヒドロチミジン
、5.9gのアセチルアセトンアルミニウム,85mL
のジオキサンおよびジオキサン中の10%HF20mL
を入れる。この浴槽を100〜108℃で1 1/4時
間加熱し、室温に冷却した後、10mLのジオキサンで
希釈し、25mLの水、50mLのアセトンおよび8.
0gの炭酸カルシウムを加え、そして30分間撹拌する
。この混合物を濾過で透明にし、このケーキをアセトン
で洗浄した後、この濾液を蒸発乾固して、6.0gの5
’−O−メタンスルホニル−2,3’−ジデオキシ−3
’−フルオロチミジンが得られる。
【0070】実施例19 5’−O−メタンスルホニル−2’,3’−ジデオキシ
−3’−フルオロチミジン 100mLのジオキサン中5.0gの5’−O−メタン
スルホニル−2’−デオキシ−2,3’−アンヒドロチ
ミジン、16.1gのアセチルアセトンアルミニウムお
よび5.0mLの(30%ピリジン−70%フッ化水素
)から成る混合物を、容器に入れ、88〜93℃で3時
間加熱する。この容器を室温に冷却した後、この内容物
を、15gの炭酸カルシウムの入っている水50mLに
注ぐ。撹拌を継続しながら更に21gの炭酸カルシウム
を加える。このとき得られるpHは5である。ケイソウ
土を通して、この混合物を濾過し、このケーキをアセト
ンで洗浄した。この濾液をアセトンと一緒に数回蒸発さ
せて、残留物が得られ、これを、100mLのアセトン
に溶解した後、綿を通して濾過する。この濾液を蒸発さ
せた後、残留物を真空下乾燥して、4.4gの所望生成
物が得られる。
【0071】実施例20 5’−O−メタンスルホニル−2’,3’−ジデオキシ
−3’−フルオロチミジン 25gの5’−O−メタンスルホニル−2’−デオキシ
−2,3’−アンヒドロチミジン、ジオキサン中2Mの
トリヘキシルアルミニウム83mL、ジオキサン98m
L、そして70%のフッ化水素と30%のピリジンとか
ら成る混合物19mLを、撹拌しているオートクレーブ
に入れる。この容器を密封した後、85〜90℃に加熱
し、約90℃で3時間保持する。このバッチを室温に冷
却した後、水(100mL)中の炭酸カルシウム(40
g)混合物に注ぐ。この混合物を約15分間撹拌し、濾
過して透明にした後、このケーキをアセトン(4X25
mL)で洗浄した。この溶液を真空下部分濃縮し、水(
200mL)を加えた後、更にこの溶液を濃縮する。 この混合物を0〜5℃に冷却し、濾過し、冷水(約45
mL)で洗浄した後、乾燥して、22.2gの生成物が
得られる。
【0072】実施例21 5’−O−メタンスルホニル−2’,3’−ジデオキシ
−3’−フルオロチミジン 撹拌しているオートクレーブに、1,000gの5’−
O−メタンスルホニル−2’−デオキシ−2,3’−ア
ンヒドロチミジン、6,000mLの1,4−ジオキサ
ン、1,180gのアセチルアセトンアルミニウム,1
00gの二フッ化水素アンモニウム、そしてジオキサン
中10%のフッ化水素溶液4,000mLを入れる。こ
の容器を密封した後、85〜90℃で3時間撹拌しなが
ら加熱する。このバッチを20〜30℃に冷却した後、
水(10,000mL)中の炭酸カルシウム(2,00
0g)スラリーに注ぐ。このスラリーを15〜30分間
撹拌した後、濾過で固体を除去する。この濾過ケーキを
アセトン(7,500mL)で洗浄した後、この濾液と
洗浄液を一緒にし、減圧下濃縮して、6〜7.5リット
ルの容積にする。この混合物を0〜5℃に冷却した後、
0〜5℃で30〜60分間撹拌する。この生成物を濾過
し、冷水(1,500mL)で洗浄した後、乾燥して、
762gの5’−O−メタンスルホニル−2’,3’−
ジデオキシ−3’−フルオロチミジンが得られる。
【0073】実施例22 5’−O−メタンスルホニル−2’,3’−ジデオキシ
−3’−フルオロチミジン 撹拌している300mLのオートクレーブに、10gの
5’−O−メタンスルホニル−2’−デオキシ−2,3
’−アンヒドロチミジン、19.3gのアルミニウムイ
ソプロポキサイドおよび90mLのジオキサンを入れる
。この容器を密封した後、30%ピリジン−70%フッ
化水素混合物10.4mLを加え、発熱で約58℃とな
り、この反応物を90℃に加熱した後、90℃で3時間
撹拌する。室温に冷却した後、この反応物をH2O(5
0mL)で希釈し、炭酸カルシウム(40g)で処理す
る。20分間撹拌した後、この反応物を濾過し、そして
固体状物をアセトンで洗浄する。この濾液を一緒にして
、濃縮し、半固体とした後、アセトン(50mL)を加
え、そしてこの溶液を脱溶媒して、乾固する。この得ら
れる固体状物を乾燥して、10.8gの生成物が得られ
る。
【0074】本発明の特徴および態様は以下のとうりで
ある。
【0075】1.(a)  式
【0076】
【化16】
【0077】[式中、Pは、水素、トリフェニルメチル
、メトキシトリフェニルメチル、アセチル、ピバロイル
、メタンスルホニルまたはトリアルキルシリルから成る
群から選択される] の化合物と、式H−X(式中、Xはハロゲンである)の
試薬とを、式
【0078】
【化17】
【0079】[式中、Rは、(C1−C12)分枝もし
くは未分枝アルキル、(C1−C12)分枝もしくは未
分枝アルコキシ、フェニルまたは置換フェニル、水素、
カルボキシレート、ベンジル、エノラート、カルボニル
、β−ジケトナート、オレフィン、(C1−C12)分
枝もしくは未分枝チオアルキル、チオフェニルまたは置
換チオフェニルから成る群から選択され;KおよびMは
、同一もしくは異なっていてもよく、Rおよびハロゲン
から成る群から選択される、但し、R、KおよびMは、
全てが水素でなくてもよい] の試薬の存在下、不活性な有機溶媒中混合し、(b) 
 上記化合物と試薬とを、40〜115℃で約1〜24
時間加熱して、式
【0080】
【化18】
【0081】[式中、Pは水素以外のものである]の化
合物を生じさせ、そして (c)  上記保護基を除去すること、から成る段階を
含む、式
【0082】
【化19】
【0083】[式中、Zは、酸素またはCH2であり、
R1およびR2は、同一もしくは異なっていてもよく、
水素、低級アルキル、ハロゲン、オレフィン系、アリー
ルおよび置換アリールから成る群から選択され、R3は
、水素およびハロゲンから成る群から選択され、そして
Xは、ハロゲンである] の化合物の製造方法。
【0084】2.(a)  式
【0085】
【化20】
【0086】[式中、Pは、水素、或はトリフェニルメ
チル、メトキシトリフェニルメチル、アセチル、ピバロ
イル、メタンスルホニルまたはトリアルキルシリルから
成る群から選択される保護基である] の化合物と、式H−X(式中、Xはハロゲンである)の
試薬とを、式
【0087】
【化21】
【0088】[式中、Rは、(C1−C12)分枝もし
くは未分枝アルキル、(C1−C12)分枝もしくは未
分枝アルコキシ、フェニルまたは置換フェニル、水素、
カルボキシレート、ベンジル、エノラート、カルボニル
、オレフィン、(C1−C12)分枝もしくは未分枝チ
オアルキル、チオフェニルまたは置換チオフェニルから
成る群から選択され;KおよびMは、同一もしくは異な
っていてもよく、Rおよびハロゲンから成る群から選択
される、但し、R、KおよびMは、全てが水素でなくて
もよい] の試薬の存在下、不活性な有機溶媒中混合し、(b) 
 上記化合物と試薬とを、40〜115℃で約1〜24
時間加熱して、式
【0089】
【化22】
【0090】[式中、Pは水素以外のものである]の化
合物を生じさせ、そして (c)  上記保護基を除去すること、から成る段階を
含む、式II
【0091】
【化23】
【0092】[式中、Zは、酸素またはCH2であり、
R1およびR2は、同一もしくは異なっていてもよく、
水素、低級アルキル、ハロゲン、オレフィン系、アリー
ルおよび置換アリールから成る群から選択され、R3は
、水素およびハロゲンから成る群から選択され、そして
Xは、ハロゲンである] の化合物の製造方法。
【0093】3.該試薬H−XがHFである第1または
2項記載の方法。
【0094】4.式中、R、KおよびMが全て同じであ
り、そしてメチル、エチル、プロピルまたはトリ−t−
ブトキシと同等であるところの、該試薬
【0095】
【化24】
【0096】がトリメチルアルミニウム、トリエチルア
ルミニウム、トリプロピルアルミニウムまたはトリ−t
−ブトキシアルミニウムである第1または2項記載の方
法。
【0097】5.式中、RおよびMがイソブチルであり
、そしてKが水素であるところの、該試薬
【0098】
【化25】
【0099】が水素化ジイソブチルアルミニウムである
第1または2項記載の方法。
【0100】6.式中、R、KおよびMが各々イソプロ
ポキシであるところの、該試薬
【0101】
【化26】
【0102】がアルミニウムイソプロポキシドである第
1または2項記載の方法。
【0103】7.式中、R、KおよびMが各々2,4−
ペンタンジオナートであるところの、該試薬
【0104
【化27】
【0105】がアセチルアセトンアルミニウムである第
1または2項記載の方法。
【0106】8.該試薬HFがエーテル溶媒中0.01
〜15%濃度である第1または2項記載の方法。
【0107】9.該試薬HXがHFであり、これをピリ
ジンと混合して、このHF/ピリジン濃度比が70%H
Fと30%ピリジンである第1または2項記載の方法。
【0108】10.該反応混合物に二フッ化水素アンモ
ニウムを加える第1項記載の方法。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a)  式 【化1】 [式中、Pは、水素、トリフェニルメチル、メトキシト
    リフェニルメチル、アセチル、ピバロイル、メタンスル
    ホニルまたはトリアルキルシリルから成る群から選択さ
    れる] の化合物と、式H−X(式中、Xはハロゲンである)の
    試薬とを、式 【化2】 [式中、Rは、(C1−C12)分枝もしくは未分枝ア
    ルキル、(C1−C12)分枝もしくは未分枝アルコキ
    シ、フェニルまたは置換フェニル、水素、カルボキシレ
    ート、ベンジル、エノラート、カルボニル、β−ジケト
    ナート、オレフィン、(C1−C12)分枝もしくは未
    分枝チオアルキル、チオフェニルまたは置換チオフェニ
    ルから成る群から選択され;KおよびMは、同一もしく
    は異なっていてもよく、Rおよびハロゲンから成る群か
    ら選択される、但し、R、KおよびMは、全てが水素で
    なくてもよい] の試薬の存在下、不活性な有機溶媒中混合し、(b) 
     上記化合物と試薬とを、40〜115℃で約1〜24
    時間加熱して、式 【化3】 [式中、Pは水素以外のものである] の化合物を生じさせ、そして (c)  上記保護基を除去すること、から成る段階を
    含む、式 【化4】 [式中、Zは、酸素またはCH2であり、R1およびR
    2は、同一もしくは異なっていてもよく、水素、低級ア
    ルキル、ハロゲン、オレフィン系、アリールおよび置換
    アリールから成る群から選択され、R3は、水素および
    ハロゲンから成る群から選択され、そしてXは、ハロゲ
    ンである] の化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】  (a)  式 【化5】 [式中、Pは、水素、或はトリフェニルメチル、メトキ
    シトリフェニルメチル、アセチル、ピバロイル、メタン
    スルホニルまたはトリアルキルシリルから成る群から選
    択される保護基である] の化合物と、式H−X(式中、Xはハロゲンである)の
    試薬とを、式 【化6】 [式中、Rは、(C1−C12)分枝もしくは未分枝ア
    ルキル、(C1−C12)分枝もしくは未分枝アルコキ
    シ、フェニルまたは置換フェニル、水素、カルボキシレ
    ート、ベンジル、エノラート、カルボニル、オレフィン
    、(C1−C12)分枝もしくは未分枝チオアルキル、
    チオフェニルまたは置換チオフェニルから成る群から選
    択され;KおよびMは、同一もしくは異なっていてもよ
    く、Rおよびハロゲンから成る群から選択される、但し
    、R、KおよびMは、全てが水素でなくてもよい]の試
    薬の存在下、不活性な有機溶媒中混合し、(b)  上
    記化合物と試薬とを、40〜115℃で約1〜24時間
    加熱して、式 【化7】 [式中、Pは水素以外のものである] の化合物を生じさせ、そして (c)  上記保護基を除去すること、から成る段階を
    含む、式II 【化8】 [式中、Zは、酸素またはCH2であり、R1およびR
    2は、同一もしくは異なっていてもよく、水素、低級ア
    ルキル、ハロゲン、オレフィン系、アリールおよび置換
    アリールから成る群から選択され、R3は、水素および
    ハロゲンから成る群から選択され、そしてXは、ハロゲ
    ンである] の化合物の製造方法。
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