JPH0425370Y2 - - Google Patents

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JPH0425370Y2
JPH0425370Y2 JP1986066292U JP6629286U JPH0425370Y2 JP H0425370 Y2 JPH0425370 Y2 JP H0425370Y2 JP 1986066292 U JP1986066292 U JP 1986066292U JP 6629286 U JP6629286 U JP 6629286U JP H0425370 Y2 JPH0425370 Y2 JP H0425370Y2
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JP
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sun visor
main body
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visor body
trim
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パツシブベルトを備えた自動車にお
けるサンバイザ装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来の自動車のサンバイザ装置は、第6図に示
すように、サンバイザ本体21の正面側の上部一
端部にはシヤフト22の本体支持部22bが横設
されており、この本体支持部22bに対しサンバ
イザ本体21は自在に回動しうる構造となつてい
る。また、上記本体支持部22bとほぼ直角を成
すシヤフト22の曲折部22aの先端は、天井2
3に固設したブラケツト24に対し自在に回動し
うるように係着されている。
上記従来の構造では、シートベルトのベルトを
支持するバツクルが車体のピラー等に固定された
タイプの自動車においては、問題を生じない。し
かしながら、バツクルが車体のトリム或いはドア
のサツシユ部に沿つて移動するタイプの自動車に
あつては、第7図に示すように、バツクル25の
移動がサンバイザ本体21により妨害される虞れ
がある。即ち、サンバイザ本体21をサイドドア
側に配置した場合、第8図に示すように、シヤフ
ト22がサイドトリム26から離れた部位に位置
するため、シヤフト22と回動自在に設けられた
サンバイザ本体21の回動を所定の部位で規制す
ることができず、サンバイザ本体21の下部がバ
ツクル25の軌道内に入り込むことがある。その
結果、ドアの開閉時にバツクル25が途中で停止
するため、シートベルトが所定の位置まで移動で
きず、かつ、これによりバツクル25を作動させ
るモータが破損する虞れを生じ、シートベルトの
機能を損なう等の問題を有している。
また、自動車のサンバイザ装置には、実開昭57
−166916号公報に開示されているように、天井に
固設されたブラケツトに一端を回動自在に軸支さ
れたシヤフトの他端側に、クラツチ機構を介して
回転、停止可能なL字形のクランクシヤフトを有
し、クランクシヤフトを回動させれば、サンバイ
ザ本体を通常位置と降下位置とで使用可能となる
構成のものがある。このサンバイザ装置は、前記
のものよりも遮光範囲を拡大できるという利点を
有するものの、サンバイザ本体を降下位置に移動
させた場合、サンバイザ本体の上端はサイドトリ
ムよりも下位に位置することとなり、サンバイザ
本体はサイドトリムによつて回動が規制されるこ
とがなくなる。したがつて、このサンバイザ装置
が上記パツシブベルトを備えた自動車に具備され
た場合、通常のものよりもベルトの軌道内にサン
バイザ本体が侵入し易いものとなる。
また、実開昭59−310号公報には、窓の開口を
含む平面と交差する回転中心の方向に突出するボ
ス部と、遮光板(上記サンバイザ本体に相当)の
枢着部と、枢着部をボス部に連結する連結部とを
有したアームを使用することにより、遮光板の大
きさに比べて十分大きな遮光域を確保できるサン
バイザ装置が開示されている。このサンバイザ装
置においても、遮光板がベルト軌道内に入り込む
のを防止できる構成とはなつておらず、このサン
バイザ装置がパツシブベルトを備えた自動車に具
備された場合、枢着部を中心とする回動により遮
光板がベルト軌道内に入り込み、ベルトのバツク
ルの移動が阻止されるといつた事態は容易に起こ
り得る。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の問題点を考慮してなされ
たものであつて、サンバイザ本体がバツクルの軌
道内に入り込むのを防止することにより、パツシ
ブシートベルトを有する自動車においてもシート
ベルトを確実に所定の位置まで移動させ得るよう
にした自動車のサンバイザ装置の提供を目的とす
るものである。
〔考案の構成〕
本考案に係る自動車のサンバイザ装置は、上記
の目的を達成するために、直射日光を遮蔽するた
めのサンバイザ本体と、上記サンバイザ本体がフ
ロントウインド側とサイドドア側との間を自在に
回動しうるように、天井に固設されたブラケツト
に回動自在に軸支された回動部、およびサンバイ
ザ本体を回動自在に支持する本体支持部を有する
ステーとを備え、ドアの開閉時にピラー或いはド
アのサツシユに設けられたレールに沿つて移動す
るパツシブベルトを備えた自動車に具備されるサ
ンバイザ装置において、上記ステーは、サンバイ
ザ本体がサイドドア側使用位置にあるとき、上記
回動部よりも本体支持部がサイドドア側に位置
し、サンバイザ本体の上端部がサイドトリムに沿
つて当接すると共に、サンバイザ本体の側端部が
ピラーに当接するように本体支持部と回動部とを
接続する接続部を有し、サンバイザ本体がバツク
ルの軌道内に入り込むのを防止できるように構成
したことを特徴とするものである。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図乃至第5図に基づい
て以下に説明する。
第1図に示すように、天井3に固設されたブラ
ケツト4に対し自在に回動しうるように、ブラケ
ツト4の略中央部位には、ステー2の回動部2a
が係着されている。また、このステー2の本体支
持部2bは、直射日光を遮蔽するサンバイザ本体
1の上部一端部に横設されており、サンバイザ本
体1は本体支持部2bに対して自在に回動しうる
構造となつている。上記回動部2aと本体支持部
2bとは、両者2a,2bに対してほぼ垂直とな
るような接続部2cにて接続されており、サンバ
イザ本体1がサイドドア側使用位置(ステー2の
回動部2aを中心にサンバイザ本体1をサイドド
ア側に回動すると共に、本体支持部2cを中心に
天井側から下方に回動した位置)にある場合に
は、第2図に示すように、回動部2aよりも本体
支持部2bが自動車の外方に位置するような構造
となつている。この場合、上記接続部2cの長さ
は、サンバイザ本体1がサイドドア側使用位置に
ある場合、サンバイザ本体1の上端部の外側がサ
イドトリム5に沿つて当接し、且つ、フロントウ
インド側の側端部1aがピラーとしてのフロント
ピラートリム12に当接するように、ブラケツト
4の天井3への固設位置に応じて調節されてい
る。
上記サイドトリム5の外側にはルーフサイドレ
ールインナ7が設けられており、このルーフサイ
ドレールインナ7は、ルーフサイドレールアウタ
9とシーミングウエルト10により固定されてい
る。また、ルーフサイドレールインナ7のサイド
トリム5側の面には、ガイドレール8が固定され
ている。このガイドレール8は、第5図に示すよ
うに、センターピラートリム11の上部からサイ
ドトリム5を介してフロントピラートリム12の
上部にかけて設けられており、ガイドレール8に
は摺動自在の移動部材13が遊嵌されている。こ
の移動部材13には、所定の部位に貫通穴が設け
られ、この貫通穴にベルト15の通されているバ
ツクル14が固定されいる。
上記の構成において、本考案のサンバイザ装置
をサイドドア側で使用する場合には、第4図に示
すように、天井3側に位置するサンバイザ本体1
をステー2の本体支持部2bを中心に下方に回動
させながら、ステー2の回動部2aを中心にサン
バイザ本体1をサイドドア方向に回動させる。こ
の際、ステー2の接続部2cはサイドドア方向に
向いているため、接続部2cの長さ分だけ従来よ
りも本体支持部2bがサイドトリム5方向に位置
することになる。上記接続部2cの長さは、ブラ
ケツト4の天井3への固設位置に応じて調節され
ており、その結果、サンバイザ本体1がサイドド
ア側使用位置にある場合、第2図に示すように、
サンバイザ本体1の上端部の外側がサイドトリム
5に沿つて当接し、且つ、第3図に示すように、
フロントウインド側の側端部1aがフロントピラ
ートリム12に当接するようになつている。
これにより、サンバイザ本体1の回動部2aを
中心とするサイドドア側への回動は、サイドトリ
ム5によつてガイドレール8とほぼ平行となる位
置で規制され(第2図)、且つ、本体支持部2c
を中心とする下方への回動はフロントピラートリ
ム12によつて規制される(第3図)こととな
り、バツクル14の軌道内にサンバイザ本体1が
侵入することはない。
したがつて、ドアの開成時にバツクル14がセ
ンターピラートリム11からフロントピラートリ
ム12方向に移動する場合、及び、ドアの閉成時
にバツクル14がフロントピラートリム12から
センターピラートリム11方向に移動する場合
に、サンバイザ本体1によりバツクル14の移動
が妨害されるのを防止することが可能となる。
尚、本考案は、車体の本体にガイドレールが設
けられたパツシブベルトを有する上記の自動車に
限定されるものではなく、ドアのサツシユ部にガ
イドレールが設けられたパツシブベルトを有する
自動車にも適用しうることは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案に係る自動車のサンバイザ装置は、以上
のように、ステーは、サンバイザ本体がサイドド
ア側使用位置にあるとき、回動部よりも本体支持
部がサイドドア側に位置し、サンバイザ本体の上
端部がサイドトリムに沿つて当接すると共に、サ
ンバイザ本体の側端部がピラーに当接するように
本体支持部と回動部とを接続する接続部を有して
いる構成である。
これにより、ドアの開閉時にバツクルがガイド
レールに沿つて移動する際に、サンバイザ本体に
よりバツクルの移動が妨害されるのを防止するこ
とができる。従つて、バツクルが軌道の途中で停
止するのを回避することができ、パツシブシート
ベルトを有する自動車においても、シートベルト
を正常に作動させることができる。その上、バツ
クルを作動させるモータが破損するのを防止する
ことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のサンバイザ装置をサイドトリ
ム側に移動させたときの状態を示す説明図、第2
図は第1図のA−A線矢視断面図、第3図は第1
図のB−B線矢視断面図、第4図は第1図を下方
から見た状態の説明図、第5図はドアの開閉時に
おけるパツシブベルトの移動状態を示す説明図、
第6図は従来のサンバイザ装置を示す説明図、第
7図は第6図のC−C線矢視断面図、第8図は第
6図を下方から見た状態の説明図である。 1はサンバイザ本体、2はステー、2aは回動
部、2bは本体支持部、2cは接続部、3は天
井、4はブラケツト、5はサイドトリム、8はレ
ール、11はセンターピラートリム、12はフロ
ントピラートリム(ピラー)である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 直射日光を遮蔽するためのサンバイザ本体と、
    上記サンバイザ本体がフロントウインド側とサイ
    ドドア側との間を自在に回動しうるように、天井
    に固設されたブラケツトに回動自在に軸支された
    回動部、およびサンバイザ本体を回動自在に支持
    する本体支持部を有するステーとを備え、ドアの
    開閉時にピラー或いはドアのサツシユに設けられ
    たレールに沿つて移動するパツシブベルトを備え
    た自動車に具備されるサンバイザ装置において、 上記ステーは、サンバイザ本体がサイドドア側
    使用位置にあるとき、上記回動部よりも本体支持
    部がサイドドア側に位置し、サンバイザ本体の上
    端部がサイドトリムに沿つて当接すると共に、サ
    ンバイザ本体の側端部がピラーに当接するように
    本体支持部と回動部とを接続する接続部を有して
    いることを特徴とする自動車のサンバイザ装置。
JP1986066292U 1986-04-30 1986-04-30 Expired JPH0425370Y2 (ja)

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JP1986066292U JPH0425370Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JP1986066292U JPH0425370Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JPS62177515U JPS62177515U (ja) 1987-11-11
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59310B2 (ja) * 1980-11-20 1984-01-06 宇部興産株式会社 金型用ガス抜き装置

Family Cites Families (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6112244Y2 (ja) * 1981-04-16 1986-04-17
JPS59310U (ja) * 1982-06-25 1984-01-05 三菱自動車工業株式会社 サンバイザ

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JPS59310B2 (ja) * 1980-11-20 1984-01-06 宇部興産株式会社 金型用ガス抜き装置

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JPS62177515U (ja) 1987-11-11

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