JPH04251616A - スプライン成形用プレス型装置 - Google Patents

スプライン成形用プレス型装置

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JPH04251616A
JPH04251616A JP40920190A JP40920190A JPH04251616A JP H04251616 A JPH04251616 A JP H04251616A JP 40920190 A JP40920190 A JP 40920190A JP 40920190 A JP40920190 A JP 40920190A JP H04251616 A JPH04251616 A JP H04251616A
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JP
Japan
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spline
tooth
die
punches
punch
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JP40920190A
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Haruo Tanaka
田中 治雄
Toshiki Takeda
武田 俊樹
▲高▼橋 徳朗
Tokuaki Takahashi
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒形ワークの周壁部
をスプライン形状にプレス成形するスプライン成形用プ
レス型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、実公昭61
−30747号公報により、外周面にスプライン形状に
対応する歯形を形成した、ワークに内嵌するダイスと、
該ダイスの外周に周方向に分割して設けた複数のパンチ
とを備え、これらパンチをダイスに向って放射方向に進
退自在とし、これらパンチのダイス側への前進でワーク
の周壁部をスプライン形状にプレス成形するものは知ら
れている。
【0003】このものでは、各パンチの先端にスプライ
ンの歯谷部に対応する凸部を複数条形成し、パンチのダ
イス側への前進で各凸部によりワークの周壁部をダイス
に形成した歯形の谷部に押し込み、スプラインの歯谷部
をパンチ倣い、スプラインの歯山部をダイス倣いで成形
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、ワークの
周壁部をダイスの歯谷部に押し込むだけでは、スプライ
ンの歯山部の成形精度を確保できなくなることがあり、
そのため、パンチの先端にスプラインの歯山部に圧接す
る肩部を形成し、ワークの周壁部を該肩部とダイスの歯
山部との間に加圧挾持して、スプラインの歯山部の成形
精度を高めることが望まれる。
【0005】ところで、従来のパンチはスプラインの歯
山中央部を通る放射方向の分割面で分割されるを一般と
し、上記の如くパンチ先端に肩部を形成すると、隣接す
る一方のパンチの肩部と他方のパンチの肩部とに押され
て、スプラインの歯山中央部に分割面に沿ったばりを生
じ、後工程でのばり取りが必要となる。
【0006】本発明は、以上の点に鑑み、ワークの周壁
部をスプライン形状に高精度で且つばりを生ずることな
くプレス成形し得るようにした装置を提供することをそ
の目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、円筒状ワークの周壁部をスプライン形状にプ
レス成形する装置であって、外周面にスプライン形状に
対応する歯形を形成した、ワークに内嵌するダイスと、
該ダイスの外周に周方向に分割して設けた複数のパンチ
とを備え、これらパンチをダイスに向って放射方向に進
退自在とし、これらパンチのダイス側への前進でワーク
の周壁部をスプライン形状にプレス成形するものにおい
て、これらパンチをスプラインの歯山コーナ部を通る放
射方向の分割面で分割し、各パンチの先端に、スプライ
ンの歯谷部に対応する凸部と、該歯谷部に隣接する歯山
部にその全幅に亘って圧接する肩部とを形成したことを
特徴とする。
【0008】
【作用】ワークの周壁部がパンチの凸部によりダイスの
歯谷部に押込まれてスプラインの歯谷部が成形されると
共に、パンチの肩部がスプラインの歯山部となるワーク
の部分にその全幅に亘って圧接して、歯山部がばりを生
ずることなく高精度で成形される。パンチ分割面となる
スプラインの歯山コーナ部は、隣接するパンチの凸部に
よってワークの周壁部がダイスの歯谷部に押込まれるた
め、ばりを生ずることはない。
【0009】
【実施例】図示の実施例は、有底円筒状のワークWの周
壁部をスプライン形状にプレス成形するもので、図1に
示すように、下型1と昇降自在な上型2とを備え、下型
1の中央部にワークWに内嵌可能なダイス3とその周囲
に図2に示す如く周方向に分割された複数のパンチ4と
を配置し、一方、上型2にダイス3に対向するワーク押
え5をウレタンスプリング5aで下方に付勢して設ける
と共に、その周囲にカムドライバー6を配置した。
【0010】ダイス3は、その外周面にスプライン形状
に対応する歯形3aが形成されており、下型1に備える
環状ブロック7の上面中央部にダイス3を固定し、該ダ
イス3にばね8aで上方に付勢されるノックアウト8を
内挿した。又、該ブロック7の上面に放射状の複数のガ
イド溝7aを形成して、該各ガイド溝7aに前記各パン
チ4を摺動自在に支持させ、更に該各パンチ4の尾端に
、該ブロック7に固定のステー7bを通して外方にのび
るピン部材4aを取付け、該ピン部材4aの端部とステ
ー7bとの間に縮設したばね4bにより各パンチ4を外
方に付勢した。更に、ブロック7の内周部近傍には、各
パンチ4の先端部下側の傾斜縁に下方から当接してパン
チ4を外方に押動させる楔片9が上下動自在に設けられ
ており、該楔片9を押上げる摺動杆10をガイドブロッ
ク7に放射方向に摺動自在に且つばね10a で内方に
付勢して取付けた。尚、各楔片9は夫々複数例えば5個
のパンチ4と協働するように設けられており、各楔片9
の周方向中央部に垂設したロッド9aの下端に各摺動杆
10の先端の傾斜面を当接させて、該摺動杆10の内方
への前進で楔片9を押し上げるようにした。
【0011】前記カムドライバー6は、各パンチ4の尾
端部上側の傾斜縁に上方から当接してパンチ4を内方に
押動させる、内周をテーパ面とした環状の第1カム6a
と、前記各摺動杆10の尾端部に形成したカム穴10b
 に係合して下降時に摺動杆10を外方、上昇時にこれ
を内方に押動させる第2カム6bとを備えるもので、か
くてダイス3にワークWを下向きにしてセットした後上
型2を下降させれば、先ずワーク押え5がワークW上に
当接してワークWがダイス3との間にクランプされ、次
いで第2カム6bにより摺動杆10が外方に押動されて
楔片9の押上げが解除され、この状態で第1カム6aに
より各パンチ4が内方に押動されて、ワークWの周壁部
がスプライン形状にプレス成形される。
【0012】ここで、パンチ4は、図3に明示する如く
、スプラインの歯山コーナ部を通る放射方向の分割面1
1で周方向に分割されており、各パンチ4の先端にスプ
ラインの歯谷部aに対応する凸部12と、該歯谷部aに
隣接する歯山部bにその全幅に亘って圧接する肩部13
とを形成し、型締め時にワークWの周壁部をダイス3に
形成した歯形3aの谷部にパンチ4の凸部12により押
込んで歯谷部aを成形すると共に、ダイス3の歯形3a
の山部に合致するワークWの周壁部をパンチ4の肩部1
3により加圧して、歯山部bも精度良く成形し得るよう
にした。歯山コーナ部は、肩部13に隣接する凸部12
によって材料が歯谷部aに引張られるため、ばりは発生
せず、分割面11を歯山コーナ部に合致させることで、
ワークWの周壁部をばりを生ずることなくスプライン形
状に精度良くプレス成形できる。
【0013】プレス成形後上型2を上昇させれば、第1
カム6aによるパンチ4の内方への押圧が解かれ、次い
で第2カム6bにより摺動杆10が内方に押動されて楔
片9が押上げられ、楔片9による外方への押圧力でパン
チ4がワークWに対する食い付きを解かれて外方に開き
、次いでノックアウト8によりワークWがダイス3上に
押上げられる。
【0014】尚、上記実施例では、各パンチ4により1
個の歯谷部aとその片側の1個の歯山部bとを形成する
ようにしたが、これに限るものではなく、例えば図4に
示すように、1個の歯谷部aとその両側の歯山部b、b
とを成形するパンチ41と、2個の歯谷部a、aとその
中間の歯山部bとを成形するパンチ42とを組合わせて
も良く、要はパンチの分割面11を各所定の歯山部aの
コーナ部に合致させれば良い。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ワークの周壁部をスプライン形状に歯山部を
含めて高精度にプレス成形できると共にばりの発生も防
止でき、後工程でのばり取りが不要となって、生産性が
向上される効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の1例の截断側面図
【図2】下型の
一部分の平面図
【図3】要部の拡大平面図
【図4】他の実施例の要部の拡大平面図
【符号の説明】
W      ワーク 3      ダイス 3a      歯形 4      パンチ 11      分割面 12      凸部 13      肩部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  円筒状ワークの周壁部をスプライン形
    状にプレス成形する装置であって、外周面にスプライン
    形状に対応する歯形を形成した、ワークに内嵌するダイ
    スと、該ダイスの外周に周方向に分割して設けた複数の
    パンチとを備え、これらパンチをダイスに向って放射方
    向に進退自在とし、これらパンチのダイス側への前進で
    ワークの周壁部をスプライン形状にプレス成形するもの
    において、これらパンチをスプラインの歯山コーナ部を
    通る放射方向の分割面で分割し、各パンチの先端に、ス
    プラインの歯谷部に対応する凸部と、該歯谷部に隣接す
    る歯山部にその全幅に亘って圧接する肩部とを形成した
    ことを特徴とするスプライン成形用プレス型装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001317562A (ja) * 2000-02-28 2001-11-16 Honda Motor Co Ltd 摩擦係合装置用ウェーブディスクの製造方法
JP2012112417A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Jtekt Corp 減速ギヤ及びその製造方法並びに電動パワーステアリング装置

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JPS5910937U (ja) * 1982-07-14 1984-01-24 マツダ株式会社 スプライン成形用プレス装置
JPS63183719A (ja) * 1986-09-22 1988-07-29 Kawasaki Steel Corp 多重管の製造方法および装置

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