JPH04251518A - 携帯用エンジン発電機 - Google Patents

携帯用エンジン発電機

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JPH04251518A
JPH04251518A JP2414927A JP41492790A JPH04251518A JP H04251518 A JPH04251518 A JP H04251518A JP 2414927 A JP2414927 A JP 2414927A JP 41492790 A JP41492790 A JP 41492790A JP H04251518 A JPH04251518 A JP H04251518A
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circuit
signal
voltage
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Motohisa Shimizu
元寿 清水
Masafumi Nakamura
中村 政史
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H3/00Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
    • H02H3/08Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current
    • H02H3/093Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current with timing means

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  • Control Of Eletrric Generators (AREA)
  • Protection Of Generators And Motors (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯用の交流電源等と
して使用される携帯用エンジン発電機に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】近年、携帯用の交流電源装置
には、出力周波数を安定化させるためにインバータ装置
を使用することが多くなってきており、例えばエンジン
で駆動される交流発電機によって商用周波数の交流電力
を出力する携帯用電源装置においては、エンジンを回転
数の高い領域にて運転させて発電機から高出力の交流電
流を得、この交流電流を一旦直流に変換した後、インバ
ータ装置により商用周波数の交流に変換して出力するよ
うにした装置が、実開昭59−132398号公報等に
よって知られている。
【0003】ところで、このような交流電源装置におい
て、その使用用途によっては出力波形をできるだけ正弦
波に近似したものにしたいという要請があり、この要請
に応えるべく上記インバータ装置にパルス幅変調(PW
M)方式を採用した交流電源装置も検討され始めている
(特開昭60−82098号公報)ところで、以上のよ
うな携帯用エンジン発電機においては、出力回路保護の
ために種々の工夫がなされているが、発電機の出力特性
や負荷の特性によっては出力される負荷電流の大小がそ
のまま負荷状態を表わす指標となっていない場合があり
、適切な保護システムを構成していない一面があった。 例えば、ただ単に負荷電流が大きくなったときに出力を
遮断するというような構成では、電動機等のように始動
時に一時的に大電流が流れるような負荷装置が出力回路
に接続された場合、負荷装置の始動時に必要以上に出力
遮断を施してしまう可能性があり、出力回路の最適な保
護システムとはなっていなかった。
【0004】以上に鑑み、本願出願人は、インバータ制
御方式の発電機に対してではあるが、過電流状態を検出
したときには一定時間のみ出力を停止し、この一定時間
後に再び通電する、といった動作を繰返しながら電動機
等の始動が行なえるシステムを提案している(特開昭6
3−114527号公報)。
【0005】本発明は、これとは着眼点を変え、負荷装
置に短絡等が発生したら素早く出力を遮断する一方、過
電流状態であっても出力電圧があまり低下していないと
きには出力遮断を遅らせることにより、電動機等の負荷
装置の始動も容易ならしめるように構成した携帯用エン
ジン発電機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、エンジンと、このエンジンで駆動さ
れる発電機とを有する携帯用エンジン発電機において、
負荷電流を検出して過電流状態を判別する過電流検出器
と、出力電圧を検出する電圧検出器と、前記過電流検出
器によって過電流状態が検出されたときに動作を開始し
、所定時間の経過後に出力供給を遮断する出力遮断信号
を出力するタイマ回路とを備え、前記所定時間は前記電
圧検出器で検出される出力電圧が低いほど短くなるよう
に構成される装置が提供される。
【0007】
【作用】携帯用エンジン発電機の負荷電流を検出して過
電流状態が検出されたときにタイマ回路が動作を開始す
る。このタイマ回路で設定される時間は、過電流状態が
検出されたときの出力電圧が低いほど短い時間となるよ
うに自動的に設定され、この設定された所定時間の間過
電流状態が継続した場合にタイマ回路が出力遮断信号を
出力して、携帯用エンジン発電機の発電出力を停止させ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。
【0009】図1は、本発明に係る携帯用エンジン発電
機の全体構成図であり、図中1、2はそれぞれ交流発電
機の固定子に独立して巻装された出力巻線であり、1は
三相出力巻線、2は単相補助巻線である。また回転子(
図示せず)には多極の永久磁石の磁極が形成されており
、エンジン(図示せず)によって回転駆動されるように
構成されている。三相出力巻線1の出力端は、3つのサ
イリスタと3つのダイオードとで構成されるブリッジ整
流回路3に接続され、ブリッジ整流回路3の出力端は平
滑回路4に接続される。
【0010】単相補助巻線2の出力端は、正負両極出力
端子E,Fを有する定電圧供給装置5に接続される。定
電圧供給装置5は2組の整流回路、平滑回路、定電圧回
路5aから成り、単相補助巻線2からの一の方向の電流
に対しては一方の組の各回路が働き、反対の方向の電流
に対しては他方の組の各回路が働き、これによって出力
端子E,Fに夫々正負の定電圧が出力される。
【0011】6はサイリスタ制御回路であり、電源入力
側の一端が定電圧供給装置5の正極出力端子Eに接続さ
れ、他端が平滑回路4の正極側端子とともに接地される
。サイリスタ制御回路6の信号入力端はコンデンサC1
、抵抗R1〜R3の直列回路で構成され、コンデンサC
1側の一端は定電圧供給装置5の正極出力端子Eに接続
され、抵抗R3側の他端は平滑回路4の負極側端子に接
続される。抵抗R1と抵抗R2との接続点はトランジス
タQ1のベースに、このトランジスタQ1のコレクタは
トランジスタQ2のベースに、このトランジスタQ2の
コレクタはブリッジ整流回路3の各サイリスタのゲート
入力回路に接続され、抵抗R1と抵抗R2との接続点の
電位に応じてゲート入力回路の入力信号を制御するよう
に構成されている(サイリスタ制御回路6に関する詳細
な説明は、本願出願人による特願平1−230908号
に開示されるのでここでは省略する)。
【0012】コンデンサC1と抵抗R1との接続点Kに
は過渡抑制回路7の出力側が接続される。過渡抑制回路
7によれば、定電圧供給装置5の正極出力端子E側に設
けられた定電圧回路5aの入力側(G)にツェナーダイ
オードD1のカソード側が接続され、ツェナーダイオー
ドD1のアノード側が抵抗を介して定電圧供給装置5の
負極出力端子Fに接続されるとともに、オペアンプから
成る反転比較器701の反転端子(−)に接続され、反
転比較器701の非反転端子(+)は抵抗を介して接地
される。反転比較器701の出力側はNOR回路702
の入力側に接続され、またNOR回路702の入力側に
は後述のタイマ回路30及び運転停止指令回路31から
の出力がそれぞれ供給される。NOR回路702の出力
側はインバータ703、抵抗を介してトランジスタQ3
のベースに接続される。トランジスタQ3のエミッタは
定電圧供給装置5の負極出力端子Fに接続され、一方コ
レクタは、抵抗R4を介して定電圧供給装置5の正極出
力端子Eに接続されるとともにコンデンサC2を介して
定電圧供給装置5の負極出力端子Fに接続される。コン
デンサC2の正極端子にはトランジスタQ4のベースが
接続され、トランジスタQ4のコレクタは定電圧供給装
置5の正極出力端子Eに接続され、一方エミッタは、ダ
イオードD2のアノードに接続されるとともにサイリス
タ制御回路6のコンデンサC1と抵抗R1との接続点K
に接続される。ダイオードD2のカソードはコンデンサ
C2の正極端子に接続される。
【0013】平滑回路4の出力側はインバータ回路9(
スイッチング装置)に接続される。インバータ回路9は
4つのFET(電界効果トランジスタ)Q5〜Q8から
成るブリッジ回路で構成される。FETQ5〜Q8の各
ゲート端子に接続される駆動信号回路に関しては後述す
る。
【0014】インバータ回路9の出力側はローパスフィ
ルタから成る出力回路10を介して負荷(図示せず)が
接続される出力端子11、12に接続される。出力回路
10は、負荷に対し直列接続されるコイルL1,L2,
及び負荷に対し並列接続されるコンデンサC3で構成さ
れるローパスフィルタと、コイルL1とコンデンサC3
との間に、負荷に対して直列接続されるカレントトラン
スCTとから成る。
【0015】出力端子11、12の両端(ローパスフィ
ルタを構成するコンデンサの両端H)は、分割抵抗や差
動アンプから成る歪検出回路13に接続される。歪検出
回路13は、出力端子11、12に現れる出力電圧の波
形どうしを直接比較することによって出力の波形歪みあ
るいはオフセット成分を検出し、検出信号を出力するも
のである。
【0016】14は商用周波数、例えば50Hzまたは
60Hzの正弦波を発生する正弦波発振器である。この
正弦波発振器14の出力側は差動増幅器15のオペアン
プの反転入力端子(−)に抵抗を介して接続される。差
動増幅器15のオペアンプの非反転入力端子(+)には
、ピーク検出回路16の出力側が接続される。
【0017】ピーク検出回路16は、カレントトランス
CTの二次側に接続され、カレントトランスCTで検出
された交流出力電流を反転増幅する反転増幅器161と
、反転増幅器161の出力と上限電圧値及び下限電圧値
を出力する上下限値設定回路164の出力とを比較して
、反転増幅器161の出力が基準振幅範囲を越えている
部分について増幅を行うオフセット増幅器162、16
3と、オフセット増幅器162、163の出力がダイオ
ードD3,D4を介して供給され、この合成信号を増幅
する非反転増幅器165とから成る。
【0018】差動増幅器15はピーク検出回路16の出
力と正弦波発振器14からの正弦波出力との差動増幅を
行い、出力回路10の交流出力電流に応じたフィードバ
ック信号によって、正弦波発振器14から出力される正
弦波信号を補正するものである。
【0019】差動増幅器15の出力側は差動増幅器17
のオペアンプの反転入力端子(−)に接続され、差動増
幅器17のオペアンプの非反転入力端子(+)には歪検
出回路13の出力側が接続される。差動増幅器17は、
差動増幅器15から出力される補正された正弦波の振幅
基準レベルを歪検出回路13から出力される検出信号で
更に補正し、補正された正弦波信号を出力するものであ
る。
【0020】18は矩形波発振器であり、この矩形波発
振器18で発振される矩形波の周波数は正弦波発振器1
4から出力される正弦波の周波数よりも格段に大きい値
に設定される。矩形波発振器18の出力側は積分回路1
9に接続され、積分回路19は矩形波を積分して三角波
信号に変換する。
【0021】差動増幅器17から出力される補正された
正弦波信号と積分回路19から出力される三角波信号と
は重畳されてインバータバッファ20(パルス幅変調回
路)に供給される。インバータバッファ20は所定のし
きい値(スレッシュホールドレベル)を有し、このしき
い値を越えたレベルの信号が入力したときは低レベルの
信号を出力し、一方しきい値以下のレベルの信号が入力
したときは高レベルの信号を出力し、いわゆるパルス幅
変調(PWM)信号を形成するものであり、例えばゲー
ト端子への入力信号に対し固定されたしきい値を有する
C−MOSゲートICで構成する。
【0022】インバータバッファ20の出力側は、イン
バータ21を経てNAND回路22の一方の入力端に入
力するとともにそのまま直接NAND回路23の一方の
入力端にも入力する。NAND回路22の他方の入力端
とNAND回路23の他方の入力端には過渡抑制回路7
のNOR回路702の出力端Jが接続される。
【0023】NAND回路22、23の各出力端はFE
Tゲート駆動信号用回路24、25に夫々接続される。 FETゲート駆動信号用回路24はプッシュプル増幅器
、サージ吸収用ダイオード、低周波成分カット用のコン
デンサC4、パルストランスA、Cの一次側コイルから
構成され、同様にFETゲート駆動信号用回路25はプ
ッシュプル増幅器、サージ吸収用ダイオード、低周波成
分カット用のコンデンサC5,パルストランスB,Dの
一次側コイルから構成される。
【0024】パルストランスAの二次側コイル(インバ
ータ回路9内に表示)は減衰抵抗、復調用のコンデンサ
C6、双方向電圧規制ダイオードD5,D6を介してF
ETQ5のゲートに接続される。パルストランスB,C
,Dの各二次側コイルも、パルストランスAの二次側回
路と全く同様な回路を介してFETQ6,Q7,Q8の
各ゲートに夫々接続される。
【0025】次に、過負荷検出部の回路構成を図2を参
照して説明する。
【0026】出力回路10のカレントトランスCTの二
次側の一端(P)は過電流検出回路28に接続される。 過電流検出回路28はオペアンプ26、27、29、抵
抗R5、R6を有しており、カレントトランスCTの二
次側の一端(P)は抵抗を介してオペアンプ26の非反
転端子(+)に接続されるとともに、抵抗を介してオペ
アンプ27の反転端子(−)に接続される。オペアンプ
26の反転端子(−)及びオペアンプ27の非反転端子
(+)は夫々抵抗を介して接地され、オペアンプ26及
びオペアンプ27の各出力端子は夫々ダイオードを介し
て接続されて、続く積分回路28に接続される。オペア
ンプ26ではカレントトランスCTから入力する信号の
プラス側のみを増幅し、オペアンプ27ではカレントト
ランスCTから入力する信号のマイナス側のみを反転増
幅して、それらを重畳した上で、平滑する。
【0027】この平滑出力はオペアンプ29の非反転端
子(+)に接続され、オペアンプ29の反転端子(−)
には、定電圧供給装置5の正極出力端子Eとグランドと
の電位差を抵抗R5,R6で分割した所定比較電圧が供
給される。オペアンプ29の出力側はタイマ回路30の
カウント開始用の端子に接続される。タイマ回路30の
カウント停止用の端子には運転停止指令回路31の出力
が接続される。タイマ回路30は、例えば汎用のC−M
OSゲートのアップダウンカウンタ「4516」を使用
し、このICのカウント開始端子(U/D)に高レベル
信号が入力している間、クロックパルス端子(CK)に
加わっているクロックパルスをカウントし、所定カウン
ト値に達するとタイマ回路30の出力端子(Q)から高
レベル信号を出力する。運転停止指令回路31は、携帯
用エンジン発電機の発電出力を停止させたいとき例えば
人為的に操作して止めたいときとかその他のオプショナ
ルな付加機能に応動させて止めたいときとかに高レベル
信号を出力するものであり、この停止用の高レベル信号
の入力によりタイマ回路30は、クロックパルスのカウ
ントを停止する。
【0028】タイマ回路30の出力端子(Q)は過渡抑
制回路7のNOR回路702の入力側に接続し、また運
転停止指令回路31の出力端子(R)もNOR回路70
2の入力側に接続する。
【0029】更に、歪検出回路13の出力端(M)は電
圧判別回路32の入力側に接続され、電圧判別回路32
の出力側はクロックパルス発生回路33の一方の入力端
子に接続される。クロックパルス発生回路33の他方の
入力端子には正弦波発振器14の出力端子(N)がパル
ス列形成回路141および分周器34を介して接続され
る。クロックパルス発生回路33の出力はタイマ回路3
0のクロックパルス端子(CK)に供給される。
【0030】電圧判別回路32によれば、入力信号は整
流平滑回路321で全波倍電圧整流が行われ及び平滑さ
れた後、整流平滑回路321のマイナス側出力がオペア
ンプ322及びオペアンプ323の反転端子(−)に供
給され、整流平滑回路321のプラス側出力は抵抗R7
,R8,R9で分割されて夫々オペアンプ322及びオ
ペアンプ323の非反転端子(+)に供給される。即ち
抵抗R7,R8,R9の値を、出力回路10の出力電圧
が例えば67V以上のときにはオペアンプ322及びオ
ペアンプ323が高レベル信号を出力し、67V未満3
3V以上の時にはオペアンプ322が高レベル信号を出
力する一方、オペアンプ323が低レベル信号を出力し
、33V未満の時にはオペアンプ322及びオペアンプ
323が低レベル信号を出力するように設定する。
【0031】正弦波発振器14から出力する所定周波数
の正弦波信号は、パルス列形成回路141でパルス列信
号に成形された後分周器34に入力され、これを1/8
、1/16、1/32に分周してクロックパルス発生回
路33に供給する。クロックパルス発生回路33は、電
圧判別回路32のオペアンプ322及びオペアンプ32
3の出力信号に応じて、分周された出力パルス列の論理
組合わせを選択し(67V以上でオペアンプ322、3
23がともに高レベル出力時には1/32分周、67〜
33Vでオペアンプ322のみ高レベル出力時には1/
16分周、33V未満でオペアンプ322、323がと
もに低レベル出力時には1/8分周のパルス列を選択)
、この選択された周波数のパルス列に基づいてクロック
パルスを形成し、タイマ回路30に供給する。タイマ回
路30は、カウント開始時から所定カウント値に達して
高レベル信号を出力する時までの時間を、1/8分周の
クロックパルス列が入力しているときは例えば10秒に
、1/16分周のクロックパルス列が入力しているとき
は5秒に、1/32分周のクロックパルス列が入力して
いるときは2.5秒になるように設定する。
【0032】次に以上のように構成される携帯用エンジ
ン発電機の作動について説明する。エンジンの駆動に伴
い三相出力巻線1から出力された三相交流電力はブリッ
ジ整流回路3で整流され、続く平滑回路4で平滑回路4
で平滑されて直流電力に変換されるとともに、平滑回路
4での直流電圧の変動が抵抗R2,R3を介してサイリ
スタ制御回路6で検出され、その検出信号に基づいてブ
リッジ整流回路3の各サイリスタの導通角を制御するこ
とにより平滑回路4の出力電圧が所定の直流電圧に安定
に維持されるようなフィードバック制御が行われる。な
おサイリスタ制御回路6には過渡抑制回路7からの出力
信号も入力するが、この信号に基づくサイリスタ制御回
路6及びブリッジ整流回路3の作動については後述する
【0033】インバータ回路9のFETQ5,Q7及び
FETQ6,Q8のゲートには後述するパルス幅変調(
PWM)信号が入力され、このPWM信号に応じてFE
TQ5,Q7及びFETQ6,Q8を交互に導通させる
ことにより平滑回路4の直流出力をスイッチング制御し
て出力回路10へ出力させる。出力回路10は高周波成
分をカットして商用周波数の交流電力を出力端子11、
12から負荷に供給する。
【0034】出力端子11に現れる出力電圧の波形と出
力端子12に現れる出力電圧の波形は、歪検出回路13
で比較され、その差、即ち出力電圧の波形の歪みあるい
はオフセット成分が検出され、その検出信号が差動増幅
器17に出力される。
【0035】また、出力回路10のカレントトランスC
Tにより交流出力電流を検出し、検出された交流出力電
流はピーク検出回路16の反転増幅器161で反転増幅
されてオフセット増幅器162、163に夫々出力され
る。オフセット増幅器162では、反転増幅器161か
らの出力の振幅を、上下限値設定回路164からオペア
ンプの反転端子(−)に入力した所定の上限電圧値と比
較し、この所定の上限電圧値を越えた分のみを増幅する
。オフセット増幅器163では、反転増幅器161から
の出力波形の振幅を、上下限値設定回路164からオペ
アンプの反転端子(−)に入力した所定の下限電圧値と
比較し、この所定の下限電圧値を下回った分のみを増幅
する。オフセット増幅器162、163の出力はダイオ
ードD3,D4を夫々通過して重畳される。従ってこの
重畳後の信号は、増幅された交流出力電流が所定の上限
電圧値を越えた部分のみまたは下限電圧値を下回った部
分のみが合成された信号であり、増幅された交流出力電
流が所定の上下限電圧値を越えないときにはこの合成信
号は零レベルを維持することとなる。
【0036】この合成信号は非反転増幅器165で増幅
されたあと、差動増幅器15のオペアンプの非反転端子
(+)に入力される。差動増幅器15では、この合成信
号が正弦波発振器14からの正弦波と比較され、差動増
幅される。即ち、交流出力電流が所定の上下限電圧値を
越えた場合、その越えた量に応じてフィードバック補正
が行われて対応する正弦波のピーク部が潰され、このピ
ーク部が補正された正弦波が次の差動増幅器17に出力
される。
【0037】差動増幅器17は、差動増幅器15から出
力された補正正弦波信号と歪検出回路13から出力され
た直流分のフィードバック信号とを比較し、フィードバ
ック信号によって補正正弦波信号の振幅基準レベルを補
正し、この再度補正された正弦波信号を出力する。
【0038】矩形波発振器18から出力された矩形波信
号は積分回路19で積分されて三角波信号に変換される
。この三角波信号と差動増幅器17からの補正正弦波信
号とが重畳されて重畳信号が形成され、インバータバッ
ファ20に入力される。インバータバッファ20では、
重畳信号がしきい値を越えるときには低レベルの信号を
出力し、一方しきい値以下のときには高レベルの信号を
出力して、結果的に三角波信号を搬送波とし、補正正弦
波によりパルス幅変調されたPWM信号を出力すること
となる。このPWM信号は、補正された正弦波信号に基
づき形成されるため、交流出力電流のピーク値補正が行
われることはもとより、前記出力電圧の歪み及びオフセ
ット成分を減少させることが可能となるとともに、応答
時間がコンパレータ(約1μsec)に比べ格段に速い
インバータバッファ(約50nsec)をPWM信号の
形成に使用するため搬送波の周波数をより高くすること
が可能となり、これにより出力波形をより正弦波に近似
させた、より高品質の交流電力を供給することを可能な
らしめる。
【0039】インバータバッファ20から出力されたP
WM信号は一方はインバータ21で反転されてNAND
回路22へ、他方はそのままNAND回路23へ入力さ
れる。NAND回路22、23には過渡抑制回路7から
、過電流状態等の、保護が必要な状態が検出された時ま
たはエンジン始動時等の低回転状態が検出された時に低
レベル信号が供給され、この時にはNAND回路22、
23の出力はPWM信号のいかんに拘らず高レベル信号
となり、この状態が継続されるためPWM信号は伝送さ
れない。一方、後述のように過負荷時やエンジンの低回
転でないときには過渡抑制回路7から高レベル信号が供
給され、この時にはNAND回路22、23は夫々入力
した反転または非反転PWM信号に応じて夫々反転また
は非反転PWM信号を反転した信号を出力し、FETゲ
ート駆動信号用回路24にはPWM信号が、またFET
ゲート駆動信号用回路25には反転したPWM信号が供
給される。
【0040】FETゲート駆動信号用回路24では、P
WM信号は、プッシュプル増幅された後、コンデンサC
4で低周波成分、即ち商用周波数成分がカットされる。 コンデンサC4を通過する直前の信号は基準レベルに対
し振幅一定のPWM信号であるが、この信号の平均電圧
(積分値)は、正弦波発振器14からの正弦波と同一の
周期で変化しており、従ってこのPWM信号はこの正弦
波と同一の周波数(商用周波数)成分を含んでいる。こ
のPWM信号がコンデンサC4を通過した後は商用周波
数成分とは逆相にパルス列全体が上下して平均電圧が常
時零であるパルス信号列に変換される。
【0041】この平均電圧が常時零であるパルス信号列
がパルストランスA,Cの各一次コイルに供給されるの
で、パルストランスA,Cを構成するトランスコアには
、商用周波数成分による磁気飽和の悪影響がほとんどな
くなり、従ってトランスA,Cは、PWM搬送周波数で
磁気飽和しない程度の小型サイズのもので構成すること
が可能となる。
【0042】FETゲート駆動信号用回路25の作動も
上記FETゲート駆動信号用回路24の作動と全く同様
である。
【0043】パルストランスAの二次コイルから出力し
たパルス信号はツェナーダイオードD5,D6の各降伏
電圧と比較され、各降伏電圧を越えた分によりコンデン
サC6が充放電され、コンデンサC6の両端には各降伏
電圧を越えた分による平均電圧(これは商用周波数を有
する)が現れる。従って、FETQ5のゲート・ソース
間には、商用周波数を有するコンデンサC6の両端電圧
と、パルストランスAの二次コイルから出力したパルス
信号とが重畳した信号、即ちコンデンサC4を通過前の
PWM信号が復調される。FETQ5は、PWM信号の
正パルスがゲートに入力されている間だけ導通する。
【0044】パルストランスCの二次コイルから出力し
たパルス信号も上述のパルストランスAの二次コイルか
ら出力したパルス信号と全く同様に処理され、FETQ
7の導通はFETQ5の導通と同じタイミングで行われ
る。
【0045】パルストランスB,Dの二次コイルから出
力したパルス信号も上述のパルストランスA,Cの二次
コイルから出力したパルス信号と全く同様に処理される
。但しパルストランスB,Dに入力するPWM信号とパ
ルストランスA,Cに入力するPWM信号とは位相が逆
であるから、FETQ5,Q7が導通するときはFET
Q6,Q8が非導通となり、反対にFETQ5,Q7が
非導通となるときはFETQ6,Q8が導通するように
作動する。
【0046】以上のように、出力波形に基づきフィード
バック補正された商用周波数の正弦波を高周波の三角波
でパルス幅変調し、このパルス幅変調信号に基づきイン
バータ回路9でスイッチング制御が行われ、その後出力
回路10で搬送周波数成分がカットされ、ほぼ正弦波に
近似した商用周波数の交流電力が出力端子11、12か
ら負荷に供給される。
【0047】以上のインバータ回路9及び歪検出回路1
3乃至FETゲート駆動信号用回路25(但し、差動増
幅器15及びピーク検出回路16を除く)の構成及び作
動に関する、より詳細な説明は、既に本願出願人により
平成2年11月13日付で出願されたインバータ装置に
記載されている。
【0048】次に過渡抑制回路7の作動を説明する。
【0049】エンジン始動直後は交流発電機の出力電圧
が低いため、定電圧供給装置5を構成する定電圧回路5
aの入力端の電圧は低く、従って始動当初、ツェナーダ
イオードD1の降伏電圧(定格運転時の回転数よりも低
い値に設定したエンジン回転数の設定値に相当)を越え
ることはなく、ツェナーダイオードD1は非導通である
。そのため反転比較器701の反転端子(−)は低レベ
ルであり、反転比較器701の出力は高レベルとなる。
【0050】NOR回路702は入力側の少なくとも1
つに高レベル信号が入力すれば低レベル信号を出力する
ので、NOR回路702の出力は、反転比較器701の
高レベル出力またはタイマ回路30又は運転停止指令回
路31からの高レベル出力で低レベルとなる。
【0051】この低レベル信号がインバータ703で反
転されて高レベル信号となり、トランジスタQ3を導通
してコンデンサC2を放電させる。従ってトランジスタ
Q4は非導通となり、コンデンサC1と抵抗R1との接
続点Kの電位は低レベルとなる。
【0052】従ってサイリスタ制御回路6のトランジス
タQ1は非導通となり、トランジスタQ2は導通となり
、ブリッジ整流回路3の各サイリスタのゲートには低レ
ベル信号が供給される。これにより、各サイリスタは導
通せず、ブリッジ整流回路3は整流出力を供給しない。 即ち、エンジン回転数が設定値以下であるか、または過
負荷が検出されたときにはブリッジ整流回路3は整流出
力を供給しないようにされ、これによりエンジン始動時
におけるインバータ回路の不安定動作が抑制されるとと
もに過負荷による過電流状態等の、保護が必要とされる
状態が検出された時の出力供給も停止される。
【0053】次に、エンジン始動後、交流発電機の出力
電圧が徐々に上昇し、定電圧回路5aの入力端の電圧が
高くなり、ツェナーダイオードD1の降状電圧を超える
と、即ちエンジン回転数が設定値を超えるとツェナーダ
イオードD1は導通し、反転比較器701の反転端子(
−)は高レベルに転じ、反転比較器701の出力は低レ
ベルとなる。
【0054】このときタイマ回路30又は、運転停止指
令回路31から高レベル信号が入力していなければ、N
OR回路702の出力は高レベルに転じ、インバータ7
03の出力は低レベルとなる。従ってトランジスタQ3
は非導通となり、コンデンサC2は抵抗R7を介して充
電される。この充電によりコンデンサC2の正極側電位
は、コンデンサC2の容量及び抵抗R7の抵抗値で決ま
る時定数に基づき徐々に上昇する。コンデンサC2の正
極側電位の上昇によりトランジスタQ4が導通するが、
このトランジスタQ4の導通によりトランジスタQ4の
エミッタ電位が上昇してトランジスタQ4のベース電位
より高くなるようなことがあればトランジスタQ4は非
導通に転じるので、K点の電位はコンデンサC2の正極
側電位より僅か低い値に常時維持されることになる。従
ってK点の電位は、エンジン回転数が設定値を超えた時
点以降、コンデンサC2の容量及び抵抗R7の抵抗値で
決まる時定数に基づき徐々に上昇することとなる。
【0055】従って、トランジスタQ1のベース・エミ
ッタ間電圧は徐々に上昇してトランジスタQ1は徐々に
導通し、トランジタスQ2は徐々に非導通となり、ブリ
ッジ整流回路3の各サイリスタに入力するゲート電圧は
徐々に上昇し、徐々に導通角を広げていくことになる。 そして最終的にK点電位が略定電圧供給装置5の正極出
力電位に至り、各サイリスタのゲート電圧は抵抗R1と
抵抗R2との接続点の電位を所定値に維持するための所
定のフィードバック制御入力値に至る。
【0056】斯くして、たとえエンジン始動のとき出力
端子11,12に負荷が接続されたままの状態であって
もブリッジ整流回路3の各サイリスタに急激に電流が突
入することを防止できるものである。それと同時に、ブ
リッジ整流回路3の各サイリスタに入力するゲート電圧
が徐々に上昇するように制御されることにより、平滑回
路4の直流出力はエンジン始動後徐々に上昇し、これに
よりインバータ回路9の各FETに対して急激な電圧変
化が加わることも防止される。こうした防止効果は、エ
ンジン始動時に出力端子11,12に接続されている負
荷が大きい程大きく、特に負荷が短絡状態にある場合に
はサイリスタやFETに対する悪影響の抑制効果がきわ
めて大きい。
【0057】次に、過負荷検出部の回路(図2)の作動
を説明する。
【0058】まずカレントトランスCTで負荷電流が検
出され、検出された負荷電流が過電流検出回路28のオ
ペアンプ26,27で全波整流された後に平滑され、オ
ペアンプ29で基準電圧と比較される。従って負荷電流
が所定値より大きいとき、即ち過電流が流れているとき
にはオペアンプ29の出力が高レベルとなり、タイマ回
路30は入力しているクロックパルスのカウントを開始
する。
【0059】一方、電圧判別回路32は、歪検出回路1
3の出力、即ち出力回路10の出力電圧の波形の歪みあ
るいはオフセット成分を含んだ交流信号を整流平滑回路
321で全波倍電圧整流及び平滑した後、オペアンプ3
22,323で異なる2つの基準電圧と比較する。出力
電圧が67V以上のときにはオペアンプ322,323
ともに高レベル信号を出力し、67V未満33V以上の
ときにはオペアンプ322が高レベル信号を出力する一
方、オペアンプ323が低レベル信号を出力し、33V
未満のときにはオペアンプ322,323ともに低レベ
ル信号を出力する。クロックパルス発生回路33は、電
圧判別回路32のオペアンプ322及びオペアンプ32
3の出力信号に応じて、分周器34から出力されたパル
ス列の論理組合わせを選択する。即ち、出力電圧が67
V以上でオペアンプ322,323がともに高レベル出
力時には1/32分周を、67〜33Vでオペアンプ3
22のみ高レベル出力時には1/16分周を、33V未
満でオペアンプ322,323がともに低レベル出力時
には1/8分周を選択し、選択された論理組合わせに基
づく周波数のクロックパルスを形成してタイマ回路30
に供給する。
【0060】タイマ回路30は、クロックパルス発生回
路33から入力するクロックパルスをカウントし、その
カウント値が所定の値に達すると高レベル信号を過渡抑
制回路7のNOR回路702に出力する。従ってこの高
レベル信号により前述のようにブリッジ整流回路3及び
インバータ回路9の作動が停止される。
【0061】タイマ回路30に供給されるクロックパル
スの周波数と出力電圧の関係は、例えば、出力電圧が6
7V以上のときには過電流状態の検出後10秒経過後に
タイマ回路30は高レベル信号を出力し、同様に出力電
圧が67V未満33V以上のときには過電流状態の検出
後5秒経過後に、出力電圧が33V未満のときには過電
流状態の検出後2.5秒経過後にタイマ回路30は高レ
ベル信号を出力する。このように、過電流状態が検出さ
れた場合に、画一的に出力を遮断するのでなく、そのと
きの出力電圧に応じて、出力電圧が高いほど、即ち過負
荷の度合が小さいほど長い待ち時間を経てから出力の遮
断を行うことができる。このため、携帯用エンジン発電
機のように発電容量があまり大きくない携帯発電機のよ
うに、過負荷の程度が出力電圧に表われ易いものにおい
ては特にメリットが大きく、過電流状態が検出されたと
きに負荷の大きさに応じた適切な出力遮断が行える。し
たがって、負荷の変動によって一時的に過電流状態が検
出された場合などにおける過度の出力遮断を回避するこ
とができる。また、例えば電動機のような始動時に一時
的に大電流が流れるもののような負荷についての始動も
、出力遮断されることなく立ち上げることが可能となる
【0062】なお、運転停止指令回路31から高レベル
信号が出力されると、タイマ回路30のカウント動作は
停止され、またNOR回路702を経て、ブリッジ整流
回路3及びインバータ回路9の作動が停止される。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、エンジン
と、このエンジンで駆動される発電機とを有する携帯用
エンジン発電機において、負荷電流を検出して過電流状
態を判別する過電流検出器と、出力電圧を検出する電圧
検出器と、前記過電流検出器によって過電流状態が検出
されたときに動作を開始し、所定時間の経過後に出力供
給を遮断する出力遮断信号を出力するタイマ回路とを備
え、前記所定時間は前記電圧検出器で検出される出力電
圧が低いほど短くなるように構成したので、負荷電流だ
けでなく出力電圧の負荷に基づく降下度合を出力遮断を
すべきか否かの判断に加えることができ、従って負荷の
大きさに応じた適切な出力遮断ができる。特に発電容量
が比較的小さい携帯用エンジン発電機では過負荷の程度
が出力電圧に敏感に影響するのでこうした発電機には本
発明は非常に有効である。更に電動機のような始動時に
一時的に大電流が流れる負荷にもマッチングよく対応で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1(a)】携帯用エンジン発電機の全体構成図の一
部である。
【図1(b)】携帯用エンジン発電機の全体構成図の一
部である。
【図1(c)】携帯用エンジン発電機の全体構成図の一
部である。
【図2(a)】本発明の主要部をなす過負荷検出部の回
路構成図の一部である。
【図2(b)】本発明の主要部をなす過負荷検出部の回
路構成図の一部である。
【符号の説明】
28  過電流検出回路 30  タイマ回路 32  電圧判別回路(電圧検出器)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エンジンと、このエンジンで駆動され
    る発電機とを有する携帯用エンジン発電機において、負
    荷電流を検出して過電流状態を判別する過電流検出器と
    、出力電圧を検出する電圧検出器と、前記過電流検出器
    によって過電流状態が検出されたときに動作を開始し、
    所定時間の経過後に出力供給を遮断する出力遮断信号を
    出力するタイマ回路とを備え、前記所定時間は前記電圧
    検出器で検出される出力電圧が低いほど短くなるように
    構成されたことを特徴とする携帯用エンジン発電機。
  2. 【請求項2】  前記過電流検出器は、過電流状態を検
    出したときに過電流検出信号を前記タイマ回路に出力し
    、前記タイマ回路は、この過電流検出信号の入力により
    所定周波数のクロック信号のカウントを開始して所定カ
    ウント後に前記出力遮断信号を出力するように構成する
    と共に、前記電圧検出器で検出される出力電圧が低いほ
    ど前記クロック信号の周波数を高くすることを特徴とす
    る請求項1記載の携帯用エンジン発電機。
  3. 【請求項3】  前記発電機の出力を整流して直流電源
    を形成する直流電源形成回路と、この直流電源形成回路
    からの出力電圧をスイッチング制御するスイッチング装
    置と、所定周波数の正弦波基準信号を出力する正弦波形
    成回路と、この正弦波基準信号をパルス幅変調し、PW
    M信号を出力するパルス幅変調回路と、このパルス幅変
    調回路から出力されるPWM信号に基づいて前記スイッ
    チング装置をスイッチング動作させるスイッチング制御
    回路と、前記スイッチング回路に接続され、正弦波状の
    交流電力を出力する出力回路とを有し、前記タイマ回路
    でカウントされるクロック信号は前記正弦波形成回路か
    ら供給される所定周波数のクロック信号を前記電圧検出
    回路で検出される出力電圧の大きさに応じて周波数変更
    して形成されることを特徴とする請求項2記載の携帯用
    エンジン発電機。
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