JPH042477Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH042477Y2 JPH042477Y2 JP1985125683U JP12568385U JPH042477Y2 JP H042477 Y2 JPH042477 Y2 JP H042477Y2 JP 1985125683 U JP1985125683 U JP 1985125683U JP 12568385 U JP12568385 U JP 12568385U JP H042477 Y2 JPH042477 Y2 JP H042477Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- air circulation
- magnetic disk
- rotating shaft
- hub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔目次〕
・ 概 要
・ 産業上の利用分野
・ 従来の技術
・ 考案が解決しようとする問題点
・ 問題点を解決するための手段
・ 作用
・ 実施例
・ 考案の効果
〔概要〕
磁気デイスクおよびアクチユエータを内部に密
封したデイスクエンクロージヤ型磁気デイスク装
置において、回転軸のベアリングを通して内部に
流入するオイルミスト等の塵埃の侵入を防止する
ために、磁気デイスク装着用ハブの下縁部のベー
ス上および/又は回転軸駆動用プーリと対向する
ベース下面上にラビリンス等のエア流入防止手段
を設けた磁気デイスク装置。
封したデイスクエンクロージヤ型磁気デイスク装
置において、回転軸のベアリングを通して内部に
流入するオイルミスト等の塵埃の侵入を防止する
ために、磁気デイスク装着用ハブの下縁部のベー
ス上および/又は回転軸駆動用プーリと対向する
ベース下面上にラビリンス等のエア流入防止手段
を設けた磁気デイスク装置。
本考案は、デイスクエンクロージヤ型磁気デイ
スク装置に関し、特にその気密性を高め塵埃の侵
入を防ぐための防塵構造に関する。
スク装置に関し、特にその気密性を高め塵埃の侵
入を防ぐための防塵構造に関する。
磁気デイスクおよびヘツド駆動用アクチユエー
タを密封構造にしたデイスクエンクロージヤ型磁
気デイスク装置においては、内部に浮遊する塵埃
を除去するために、磁気デイスクの回転に伴う中
心部と外周部との圧力差を利用して内部エア循環
流路を形成し、この内部エア循環流路上にフイル
タを設けエア清浄化を図つている。
タを密封構造にしたデイスクエンクロージヤ型磁
気デイスク装置においては、内部に浮遊する塵埃
を除去するために、磁気デイスクの回転に伴う中
心部と外周部との圧力差を利用して内部エア循環
流路を形成し、この内部エア循環流路上にフイル
タを設けエア清浄化を図つている。
従来の磁気デイスク装置においては、磁気デイ
スクの回転に伴い中心部の回転軸部分が負圧とな
り回転軸のベアリングを通して外部エアが内部に
流入し、この流入エアとともにベアリングのグリ
ース等の塵埃がデイスク装置内に侵入しヘツドク
ラツシユ等の原因となる場合があつた。
スクの回転に伴い中心部の回転軸部分が負圧とな
り回転軸のベアリングを通して外部エアが内部に
流入し、この流入エアとともにベアリングのグリ
ース等の塵埃がデイスク装置内に侵入しヘツドク
ラツシユ等の原因となる場合があつた。
本考案は上記従来技術の欠点に鑑みなされたも
のであつて、外部からデイスクエンクロージヤ内
への塵埃の侵入を確実に防止した磁気デイスク装
置の提供を目的とする。
のであつて、外部からデイスクエンクロージヤ内
への塵埃の侵入を確実に防止した磁気デイスク装
置の提供を目的とする。
この目的を達成するため、本考案では、ベース
中央部にベアリングを介して回転軸を装着し、該
ベース下面側の回転軸上に回転軸駆動用プーリを
固定し、ベース上面側の回転軸上に磁気デイスク
装着用ハブを固定し、ベース上面側をカバーで覆
い内部に磁気デイスクを密封し、ベース内周部お
よび外周部にエア循環孔を形成し、ベース下面側
に両エア循環孔を連通させるエアダクトを形成し
て内部エア循環系路を構成し、該内部エア循環系
路上にフイルタを設けた磁気デイスク装置におい
て、上記ベース内周部のエア循環孔より内側のベ
ース上面と前記ハブとの間、および前記回転軸駆
動用プーリとベース下面との間にそれぞれエア流
入防止手段を設けている。
中央部にベアリングを介して回転軸を装着し、該
ベース下面側の回転軸上に回転軸駆動用プーリを
固定し、ベース上面側の回転軸上に磁気デイスク
装着用ハブを固定し、ベース上面側をカバーで覆
い内部に磁気デイスクを密封し、ベース内周部お
よび外周部にエア循環孔を形成し、ベース下面側
に両エア循環孔を連通させるエアダクトを形成し
て内部エア循環系路を構成し、該内部エア循環系
路上にフイルタを設けた磁気デイスク装置におい
て、上記ベース内周部のエア循環孔より内側のベ
ース上面と前記ハブとの間、および前記回転軸駆
動用プーリとベース下面との間にそれぞれエア流
入防止手段を設けている。
内部エア循環系路を構成するベースに設けたエ
ア循環孔より内側のベース上および/又は回転軸
駆動用プーリと対向するベース下面上に備えた例
えばラビリンス等のエア流入防止手段により、内
部エア循環系路の吸引による外部から回転軸のベ
アリングを通して流入するエアの流れが阻止さ
れ、塵埃の内部流入を防止する。
ア循環孔より内側のベース上および/又は回転軸
駆動用プーリと対向するベース下面上に備えた例
えばラビリンス等のエア流入防止手段により、内
部エア循環系路の吸引による外部から回転軸のベ
アリングを通して流入するエアの流れが阻止さ
れ、塵埃の内部流入を防止する。
本考案に係る磁気デイスク装置の構成を第1図
に示す。複数枚の磁気デイスク1がハブ2に装着
される。ハブ2は回転軸(スピンドル)3の上端
部に固定される。回転軸3はベース4の中央円筒
部5にベアリング6を介して装着される。回転軸
3下端部にはプーリ7が固定され、ベルト8を介
して図示しないモータに連結される。ベース4の
上面はカバー9で覆われ内部に磁気デイスク1お
よび図示しないヘツド駆動用アクチユエータ等が
密封されデイスクエンクロージヤを構成する。ハ
ブ下縁部12の下方のベース4にはエア循環孔1
4が設けられる。ベース4の外周部にもエア循環
孔24が設けられ、この外側のエア循環孔24に
はエアの洗浄化を図るためのフイルタ15が装着
される。両エア循環孔14,24を連通するエア
循環通路(エアダクト)16がベース4の下面に
形成され、フイルタ15を介して矢印のように循
環する内部エア循環系路を構成する。22はガイ
ド板である。ハブ下縁部12の下面にはフイン1
3が設けられデイスク回転に伴いエア循環孔14
から清浄な内部循環気流を積極的に吸い込み、圧
力差によるエア循環作用を増強する。このような
内部エア循環系路はベース4の一部に形成され
る。ハブ2の内面とベース4の中央円筒部5の上
面との間には相互に係合する凹部および凸部から
なるラビリンス18が形成される。回転軸3の下
端部に固定したプーリ7とこれに対面するベース
4の中央円筒部5の下面間にもラビリンス19が
形成される。ハブ2の内面とベース4の中央円筒
部5の外面との間にはエア滞留用の空間部21が
設けられる。この空間部21内のハブ2の内周面
に近接した位置でかつエア循環孔14より内側の
ベース4上にハブ2の内面全周に亘る環状壁20
が設けられる。
に示す。複数枚の磁気デイスク1がハブ2に装着
される。ハブ2は回転軸(スピンドル)3の上端
部に固定される。回転軸3はベース4の中央円筒
部5にベアリング6を介して装着される。回転軸
3下端部にはプーリ7が固定され、ベルト8を介
して図示しないモータに連結される。ベース4の
上面はカバー9で覆われ内部に磁気デイスク1お
よび図示しないヘツド駆動用アクチユエータ等が
密封されデイスクエンクロージヤを構成する。ハ
ブ下縁部12の下方のベース4にはエア循環孔1
4が設けられる。ベース4の外周部にもエア循環
孔24が設けられ、この外側のエア循環孔24に
はエアの洗浄化を図るためのフイルタ15が装着
される。両エア循環孔14,24を連通するエア
循環通路(エアダクト)16がベース4の下面に
形成され、フイルタ15を介して矢印のように循
環する内部エア循環系路を構成する。22はガイ
ド板である。ハブ下縁部12の下面にはフイン1
3が設けられデイスク回転に伴いエア循環孔14
から清浄な内部循環気流を積極的に吸い込み、圧
力差によるエア循環作用を増強する。このような
内部エア循環系路はベース4の一部に形成され
る。ハブ2の内面とベース4の中央円筒部5の上
面との間には相互に係合する凹部および凸部から
なるラビリンス18が形成される。回転軸3の下
端部に固定したプーリ7とこれに対面するベース
4の中央円筒部5の下面間にもラビリンス19が
形成される。ハブ2の内面とベース4の中央円筒
部5の外面との間にはエア滞留用の空間部21が
設けられる。この空間部21内のハブ2の内周面
に近接した位置でかつエア循環孔14より内側の
ベース4上にハブ2の内面全周に亘る環状壁20
が設けられる。
以上のような構成の磁気デイスク装置におい
て、プーリ7を駆動して磁気デイスク1を回転さ
せると回転中心部が負圧となり外周部との圧力差
により内部エアが矢印のようにフイルタ15を介
して循環し内部に浮遊する塵埃が除去される。こ
のとき、ベース中央円筒部上端のラビリンス18
により回転軸を支承するベアリング6を通して内
部に流入するエアの流れが抑えられ、さらにプー
リに設けたラビリンス19の作用によりベアリン
グ6を通過するエアの流入が確実に防止される。
環状壁20がハブ内面に近接して設けられている
ため、ハブ内面の空間部21のエアが内部エア循
環系路に吸引されてハブの外側に流出することは
なく、従つてベアリング6を通して外部エアを吸
引する作用がさらに確実に抑制される。
て、プーリ7を駆動して磁気デイスク1を回転さ
せると回転中心部が負圧となり外周部との圧力差
により内部エアが矢印のようにフイルタ15を介
して循環し内部に浮遊する塵埃が除去される。こ
のとき、ベース中央円筒部上端のラビリンス18
により回転軸を支承するベアリング6を通して内
部に流入するエアの流れが抑えられ、さらにプー
リに設けたラビリンス19の作用によりベアリン
グ6を通過するエアの流入が確実に防止される。
環状壁20がハブ内面に近接して設けられている
ため、ハブ内面の空間部21のエアが内部エア循
環系路に吸引されてハブの外側に流出することは
なく、従つてベアリング6を通して外部エアを吸
引する作用がさらに確実に抑制される。
第2図は本考案の別の実施例の構成図である。
この実施例では、前記実施例の環状壁20に代え
て、ハブ2の下端部とベース4間にラビリンス2
3を設けて空間部21からハブ外側へのエア流出
の防止を図つている。その他の構成、作用は第1
図の実施例と同様である。
この実施例では、前記実施例の環状壁20に代え
て、ハブ2の下端部とベース4間にラビリンス2
3を設けて空間部21からハブ外側へのエア流出
の防止を図つている。その他の構成、作用は第1
図の実施例と同様である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る磁気デイス
ク装置においては、回転軸のベアリングを通過し
て内部へ流入するエアの吸引口となるプーリ部分
にラビリンスを設け、さらにハブ下縁部とベース
上面間にもエア流入防止手段(環状壁、ラビリン
ス)を設けている。つまり、ベアリングの両外側
にラビリンス構造が設けられている。従つて、ベ
アリングに外部から流入するエアは確実に遮断さ
れる。このためベアリングから発生するグリース
等の塵埃が装置内部に流入することが防止され、
内部エアの清浄化が保たれ信頼性の高い磁気デイ
スク機能が達成される。
ク装置においては、回転軸のベアリングを通過し
て内部へ流入するエアの吸引口となるプーリ部分
にラビリンスを設け、さらにハブ下縁部とベース
上面間にもエア流入防止手段(環状壁、ラビリン
ス)を設けている。つまり、ベアリングの両外側
にラビリンス構造が設けられている。従つて、ベ
アリングに外部から流入するエアは確実に遮断さ
れる。このためベアリングから発生するグリース
等の塵埃が装置内部に流入することが防止され、
内部エアの清浄化が保たれ信頼性の高い磁気デイ
スク機能が達成される。
第1図は本考案に係る磁気デイスク装置の半断
面図、第2図は本考案の別の実施例の部分構成図
である。 1……磁気デイスク、2……ハブ、3……回転
軸、4……ベース、6……ベアリング、7……プ
ーリ、9……カバー、12……ハブ下縁部、1
4,24……エア循環孔、15……フイルタ、1
6……エアダクト、18,19,23……ラビリ
ンス、20……環状壁。
面図、第2図は本考案の別の実施例の部分構成図
である。 1……磁気デイスク、2……ハブ、3……回転
軸、4……ベース、6……ベアリング、7……プ
ーリ、9……カバー、12……ハブ下縁部、1
4,24……エア循環孔、15……フイルタ、1
6……エアダクト、18,19,23……ラビリ
ンス、20……環状壁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ベース中央部にベアリングを介して回転軸を装
着し、該ベース下面側の回転軸上に回転軸駆動用
プーリ固定し、ベース上面側の回転軸上に磁気デ
イスク装着用ハブを固定し、ベース上面側をカバ
ーで覆い内部に磁気デイスクを密封し、ベース内
周部および外周部にエア循環孔を形成し、ベース
下面側に両エア循環孔を連通させるエアダクトを
形成して内部エア循環系路を構成し、該内部エア
循環系路上にフイルタを設けた磁気デイスク装置
において、 上記ベース内周部のエア循環孔より内側のベー
ス上面と前記ハブとの間、および前記回転軸駆動
用プーリとベース下面との間にそれぞれエア流入
防止手段を設けたことを特徴とする磁気デイスク
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985125683U JPH042477Y2 (ja) | 1985-08-19 | 1985-08-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985125683U JPH042477Y2 (ja) | 1985-08-19 | 1985-08-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6255299U JPS6255299U (ja) | 1987-04-06 |
JPH042477Y2 true JPH042477Y2 (ja) | 1992-01-28 |
Family
ID=31018793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985125683U Expired JPH042477Y2 (ja) | 1985-08-19 | 1985-08-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042477Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2521798Y2 (ja) * | 1987-09-11 | 1997-01-08 | ソニー株式会社 | ディスクドライブ装置 |
JP5925551B2 (ja) * | 2012-03-27 | 2016-05-25 | ミネベア株式会社 | スピンドルモータおよびディスク駆動装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57105863A (en) * | 1980-12-22 | 1982-07-01 | Nec Corp | Magnetic disc device |
-
1985
- 1985-08-19 JP JP1985125683U patent/JPH042477Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57105863A (en) * | 1980-12-22 | 1982-07-01 | Nec Corp | Magnetic disc device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6255299U (ja) | 1987-04-06 |
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