JPH0540925Y2 - - Google Patents
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- JPH0540925Y2 JPH0540925Y2 JP10385886U JP10385886U JPH0540925Y2 JP H0540925 Y2 JPH0540925 Y2 JP H0540925Y2 JP 10385886 U JP10385886 U JP 10385886U JP 10385886 U JP10385886 U JP 10385886U JP H0540925 Y2 JPH0540925 Y2 JP H0540925Y2
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- Japan
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- stator
- cover
- casing body
- peripheral wall
- cylindrical member
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- Expired - Lifetime
Links
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 22
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 7
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- 239000000428 dust Substances 0.000 description 7
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 101100334009 Caenorhabditis elegans rib-2 gene Proteins 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、携帯用の電動デイスクグラインダに
係わり、特にグラインダ駆動用モータのコイル焼
損事故やベアリングロツク事故を防止することに
より信頼性の向上を図ることができる電動デイス
クグラインダに関する。
係わり、特にグラインダ駆動用モータのコイル焼
損事故やベアリングロツク事故を防止することに
より信頼性の向上を図ることができる電動デイス
クグラインダに関する。
[従来の技術]
船舶、橋梁、プラント設備等の大形構造物の製
造過程の研削作業においては、携帯用の電動デイ
スクグラインダが広く用いられている。この種の
グラインダには、モータ内部を外気で直接冷却す
る開放形と、モータ外部を外気で間接冷却する全
閉形とがある。携帯用グラインダの大部分は開放
形である。
造過程の研削作業においては、携帯用の電動デイ
スクグラインダが広く用いられている。この種の
グラインダには、モータ内部を外気で直接冷却す
る開放形と、モータ外部を外気で間接冷却する全
閉形とがある。携帯用グラインダの大部分は開放
形である。
第2図は従来の開放形の電動デイスクグライン
ダの構成を示す半断面図、第3図は第2図のA−
A線に沿う矢視断面図である。これらの図におい
て符号1はケーシング、2は周壁上方に複数の通
風孔2aと内周壁に8箇所の補強リブ2bとが形
成された円筒状のケーシング本体、3はケーシン
グ本体2に固定された上部エンドカバ、4は複数
の通風孔4aが形成されケーシング本体2に固定
された下部エンドカバ4である。5はインダクシ
ヨンモータ、5aは補強リブ2bを介してケーシ
ング本体2に固定されたステータ、5bはステー
タコイル、5cはステータ5aと若干の間隙を隔
てて配設されたロータである。6はロータ5cを
強固に支持する回転軸で下端部は砥石取付部6a
となつている。8,9は各々、回転軸6の上下端
部を、上部エンドカバ3および下部エンドカバ4
に支持する軸受、10は砥石取付部6aに固定さ
れた固定フランジ、10aは固定フランジ10に
形成された複数の冷却フアンである。11は固定
フランジ10と移動フランジ12に挟持された円
板状の砥石、13は下部エカドカバ4に固定され
た扇形状の砥石カバ、14,15はハンドル取付
部である。
ダの構成を示す半断面図、第3図は第2図のA−
A線に沿う矢視断面図である。これらの図におい
て符号1はケーシング、2は周壁上方に複数の通
風孔2aと内周壁に8箇所の補強リブ2bとが形
成された円筒状のケーシング本体、3はケーシン
グ本体2に固定された上部エンドカバ、4は複数
の通風孔4aが形成されケーシング本体2に固定
された下部エンドカバ4である。5はインダクシ
ヨンモータ、5aは補強リブ2bを介してケーシ
ング本体2に固定されたステータ、5bはステー
タコイル、5cはステータ5aと若干の間隙を隔
てて配設されたロータである。6はロータ5cを
強固に支持する回転軸で下端部は砥石取付部6a
となつている。8,9は各々、回転軸6の上下端
部を、上部エンドカバ3および下部エンドカバ4
に支持する軸受、10は砥石取付部6aに固定さ
れた固定フランジ、10aは固定フランジ10に
形成された複数の冷却フアンである。11は固定
フランジ10と移動フランジ12に挟持された円
板状の砥石、13は下部エカドカバ4に固定され
た扇形状の砥石カバ、14,15はハンドル取付
部である。
研削作業時には、ロータ5cの回転に伴い冷却
フアン10aが回転すると、外気が通風孔2aか
らグラインダ内部へ入り、ステータ5aとロータ
5cとの間隙およびケーシング本体2とステータ
5aとが成す空間を流れ、下部エンドカバ4の通
風孔4aからグラインダ外部へ排出される(図示
の矢印方向)。この通風によりステータ5a、コ
イルエンド5d、ロータ5cが冷却される。
フアン10aが回転すると、外気が通風孔2aか
らグラインダ内部へ入り、ステータ5aとロータ
5cとの間隙およびケーシング本体2とステータ
5aとが成す空間を流れ、下部エンドカバ4の通
風孔4aからグラインダ外部へ排出される(図示
の矢印方向)。この通風によりステータ5a、コ
イルエンド5d、ロータ5cが冷却される。
[考案が解決しようとする問題点]
ところで上述した従来の開放形の電動デイスク
グラインダにあつては、インダクシヨンモータ5
の内部を外気で直接冷却しているため、外気と共
に塵挨、水がモータ5内部へ入り、ステータコイ
ル5bや軸受8,9に付着する。特に、通風孔2
aと略一直線上に位置するステータコイル5bの
コイルエンド5dへの塵挨の堆積が顕著であると
共に、グラインダ内部に水が侵入しやすい。これ
らは、コイル焼損やベアリングロツク等のトラブ
ルを起こす原因となり、グラインダの使用場所を
屋内に限定せねばならず、また、コイル5bに耐
環境性を向上させるための絶縁処理や、軸受8,
9に塵挨対策を施す必要がある。
グラインダにあつては、インダクシヨンモータ5
の内部を外気で直接冷却しているため、外気と共
に塵挨、水がモータ5内部へ入り、ステータコイ
ル5bや軸受8,9に付着する。特に、通風孔2
aと略一直線上に位置するステータコイル5bの
コイルエンド5dへの塵挨の堆積が顕著であると
共に、グラインダ内部に水が侵入しやすい。これ
らは、コイル焼損やベアリングロツク等のトラブ
ルを起こす原因となり、グラインダの使用場所を
屋内に限定せねばならず、また、コイル5bに耐
環境性を向上させるための絶縁処理や、軸受8,
9に塵挨対策を施す必要がある。
本考案は上記事情に鑑み、ステータコイルおよ
び軸受への塵挨や水の付着を抑制することにより
信頼性の向上を図ることができる電動デイスクグ
ラインダを提供することを目的とする。
び軸受への塵挨や水の付着を抑制することにより
信頼性の向上を図ることができる電動デイスクグ
ラインダを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、
(a) 周壁上方の周方向に複数の通風孔が形成され
たケーシング本体、該ケーシング本体の上部に
設けられた上部カバおよび前記ケーシング本体
の下部に設けられ複数の通風孔が形成された下
部カバからなるケーシングと、補強リブを介し
て前記ケーシング本体の内周壁に固定されたス
テータと、該ステータ内で回転駆動されるロー
タと、該ロータの回転軸を前記上部カバ及び前
記下部カバに回動自在に支持する軸受と、前記
回転軸に直結されたフアンと、前記回転軸に直
結された砥石とを具備してなる電動デイスクグ
ラインダにおいて、 (b) 前記上部カバの内方に突出形成され、その周
壁上方に前記ケーシング本体の通風孔と対向し
ない微少幅の複数個のスリツトが形成され、そ
の下端部が前記ステータの上端部に密封部材を
介して固定された第1の筒状部材と、 (c) 前記下部カバの内方に突出形成され、その周
壁最下方の、下部カバの通風孔と対向しない部
分に複数個のスリツトが形成され、その上端部
が前記ステータの下端部に密封部材を介して固
定された第2の筒状部材とを具備し、 (d) 前記第1の筒状部材の外周壁、前記ステータ
の外周壁、前記第2の筒状部材の外周壁および
前記ケーシング本体の内周壁とが成す空間と、
前記ステータと前記ロータとの間隙とを通風路
としたことを特徴とするものである。
たケーシング本体、該ケーシング本体の上部に
設けられた上部カバおよび前記ケーシング本体
の下部に設けられ複数の通風孔が形成された下
部カバからなるケーシングと、補強リブを介し
て前記ケーシング本体の内周壁に固定されたス
テータと、該ステータ内で回転駆動されるロー
タと、該ロータの回転軸を前記上部カバ及び前
記下部カバに回動自在に支持する軸受と、前記
回転軸に直結されたフアンと、前記回転軸に直
結された砥石とを具備してなる電動デイスクグ
ラインダにおいて、 (b) 前記上部カバの内方に突出形成され、その周
壁上方に前記ケーシング本体の通風孔と対向し
ない微少幅の複数個のスリツトが形成され、そ
の下端部が前記ステータの上端部に密封部材を
介して固定された第1の筒状部材と、 (c) 前記下部カバの内方に突出形成され、その周
壁最下方の、下部カバの通風孔と対向しない部
分に複数個のスリツトが形成され、その上端部
が前記ステータの下端部に密封部材を介して固
定された第2の筒状部材とを具備し、 (d) 前記第1の筒状部材の外周壁、前記ステータ
の外周壁、前記第2の筒状部材の外周壁および
前記ケーシング本体の内周壁とが成す空間と、
前記ステータと前記ロータとの間隙とを通風路
としたことを特徴とするものである。
[作用]
本考案によれば、研削作業時にはフアンの回転
により、ケーシング本体の通風孔から外気がグラ
インダ内部へ取込まれ、直接コイルエンドに当た
ることなく殆んどの外気が第1の筒状部材の外周
壁、ステータの外周壁、第2の筒状部材の外周壁
およびケーシング本体の外周壁とが成す通風路を
流れ、下部カバの通風孔からグラインダ外部へ排
出されると共に、一部の外気が第1の筒状部材の
スリツトを通りステータとロータとの間隙を流
れ、第2の筒状部材のスリツトを通つて下部カバ
の通風孔からグラインダ外部へ排出される。ま
た、第1の筒状部材のスリツトからグラインダ内
部へ入つた水は、第2の筒状部材の最下方に形成
したスリツトから排出される。
により、ケーシング本体の通風孔から外気がグラ
インダ内部へ取込まれ、直接コイルエンドに当た
ることなく殆んどの外気が第1の筒状部材の外周
壁、ステータの外周壁、第2の筒状部材の外周壁
およびケーシング本体の外周壁とが成す通風路を
流れ、下部カバの通風孔からグラインダ外部へ排
出されると共に、一部の外気が第1の筒状部材の
スリツトを通りステータとロータとの間隙を流
れ、第2の筒状部材のスリツトを通つて下部カバ
の通風孔からグラインダ外部へ排出される。ま
た、第1の筒状部材のスリツトからグラインダ内
部へ入つた水は、第2の筒状部材の最下方に形成
したスリツトから排出される。
[実施例]
以下、図面を参照し本考案の一実施例について
説明する。
説明する。
第1図は本実施例の構成を示す半断面図であ
る。この図に示す各部が第2図に示す各部と同一
部分には同一符号を付しその説明を省略する。第
1図において符号20はケーシングであり、ケー
シング本体21、上部エンドカバ22およびケー
シング本体21と一体に形成された下部エンドカ
バ23から構成されている。ケーシング本体21
の周壁上端には、その周方向に一定の間隔で通風
孔21a,21a…が6箇所形成されている。ま
た、ケーシング本体21および下部エンドカバ2
3の内周壁には、軸方向に延びる縦断面L字状の
補強リブ21b,21b…が一定の間隔で8箇所
に渡つて形成されている。
る。この図に示す各部が第2図に示す各部と同一
部分には同一符号を付しその説明を省略する。第
1図において符号20はケーシングであり、ケー
シング本体21、上部エンドカバ22およびケー
シング本体21と一体に形成された下部エンドカ
バ23から構成されている。ケーシング本体21
の周壁上端には、その周方向に一定の間隔で通風
孔21a,21a…が6箇所形成されている。ま
た、ケーシング本体21および下部エンドカバ2
3の内周壁には、軸方向に延びる縦断面L字状の
補強リブ21b,21b…が一定の間隔で8箇所
に渡つて形成されている。
上部エンドカバ22の内方には、ケーシング本
体21の軸線方向と一致して円筒状の防塵カバ2
2aが形成されており、その外周壁が補強リブ2
1b,21b…の内周壁と当着している。防塵カ
バ22aの周壁上端には、高さ方向に一致させな
いが、その周方向に上記通風孔21a,21a…
と対向連通して、一定の間隔で微少幅のスリツト
22b,22b…が6箇所形成されている。防塵
カバ22aの下端部は、ゴムパツキン24を介し
てステータコア5eの上端部に固定されている。
体21の軸線方向と一致して円筒状の防塵カバ2
2aが形成されており、その外周壁が補強リブ2
1b,21b…の内周壁と当着している。防塵カ
バ22aの周壁上端には、高さ方向に一致させな
いが、その周方向に上記通風孔21a,21a…
と対向連通して、一定の間隔で微少幅のスリツト
22b,22b…が6箇所形成されている。防塵
カバ22aの下端部は、ゴムパツキン24を介し
てステータコア5eの上端部に固定されている。
下部エンドガバ23の内方には、略円筒状の防
塵カバ23aがその円筒部23bをケーシング本
体21の軸線方向と一致するように形成されてお
り、その外周壁が補強リブ21b,21b…と一
体となつている。防塵カバ23aの底板部23c
の内周には、通風孔23e,23e…と半径方向
には対応しない周方向に対応する位置に一定の間
隔でスリツト23d,23d…が6箇所形成され
ている。防塵カバ23aの上端部は、ゴムパツキ
ン25を介してステータコア5eの下端部に固定
されている。
塵カバ23aがその円筒部23bをケーシング本
体21の軸線方向と一致するように形成されてお
り、その外周壁が補強リブ21b,21b…と一
体となつている。防塵カバ23aの底板部23c
の内周には、通風孔23e,23e…と半径方向
には対応しない周方向に対応する位置に一定の間
隔でスリツト23d,23d…が6箇所形成され
ている。防塵カバ23aの上端部は、ゴムパツキ
ン25を介してステータコア5eの下端部に固定
されている。
このような構成によれば、研削作業時には冷却
フアン10a,10a…の回転により、ケーシン
グ本体21の通風孔21a,21a…から外気が
グラインダ内部へ取込まれる。外気の殆んどは、
管路抵抗の小さい補強リブ21b,21b…が介
在する通風路、すなわち防塵カバ22aの外周
壁、ステータコア5eの外周壁、防塵カバ23a
の外周壁およびケーシング本体21の内周壁とが
成す通風路を流れ、下部エンドカバ23の通風孔
23e,23e…からグラインダ外部へ排出され
る(図示の矢印方向)。
フアン10a,10a…の回転により、ケーシン
グ本体21の通風孔21a,21a…から外気が
グラインダ内部へ取込まれる。外気の殆んどは、
管路抵抗の小さい補強リブ21b,21b…が介
在する通風路、すなわち防塵カバ22aの外周
壁、ステータコア5eの外周壁、防塵カバ23a
の外周壁およびケーシング本体21の内周壁とが
成す通風路を流れ、下部エンドカバ23の通風孔
23e,23e…からグラインダ外部へ排出され
る(図示の矢印方向)。
一方、外気の一部は防塵カバ22aのスリツト
22b,22b…を通りステータコア5eとロー
タ5cとの間隙を流れ、防塵カバ23aのスリツ
ト23d,23d…を通つて下部エンドカバ23
の通風孔23e,23e…からグラインダ外部へ
排出される(図示の矢印方向)。これにより、ス
テータ5a、コイルエンド5d、ロータ5cが冷
却されると共に、ステータコイル5b、軸受8,
9への塵挨、水の付着を抑制することができる。
22b,22b…を通りステータコア5eとロー
タ5cとの間隙を流れ、防塵カバ23aのスリツ
ト23d,23d…を通つて下部エンドカバ23
の通風孔23e,23e…からグラインダ外部へ
排出される(図示の矢印方向)。これにより、ス
テータ5a、コイルエンド5d、ロータ5cが冷
却されると共に、ステータコイル5b、軸受8,
9への塵挨、水の付着を抑制することができる。
また、雨天下の作業時に、スリツト22b,2
2b…からグラインダ内部へ入つた水は、スリツ
ト23d,23d…から排水される。これによ
り、グラインダ内部へ水が溜まることを防止する
ことができる。
2b…からグラインダ内部へ入つた水は、スリツ
ト23d,23d…から排水される。これによ
り、グラインダ内部へ水が溜まることを防止する
ことができる。
なお、上記実施例では通風孔21a、スリツト
22b,スリツト23d、通風孔23eを各々、
6箇所ずつ形成する構成としたが、これに限定さ
れるものではない。
22b,スリツト23d、通風孔23eを各々、
6箇所ずつ形成する構成としたが、これに限定さ
れるものではない。
[考案の効果]
以上説明したように本考案によれば、上部カバ
の内方に突出形成され、その周壁上方に前記ケー
シング本体の通風孔と対向しない微少幅の複数個
のスリツトが形成され、その下端部がステータの
上端部に密封部材を介して固定された第1の筒状
部材と、下部カバの内方に突出形成され、その周
壁最下方の、下部カバの通風孔と対向しない部分
に複数個のスリツトが形成され、その上端部がス
テータの下端部に密封部材を介して固定された第
2の筒状部材とを具備し、第1の筒状部材の外周
壁、ステータの外周壁、第2の筒状部材の外周壁
およびケーシング本体の内周壁とが成す空間と、
ステータとロータとの間隙とを通風路とする構成
としたので、以下の効果を奏することができる。
の内方に突出形成され、その周壁上方に前記ケー
シング本体の通風孔と対向しない微少幅の複数個
のスリツトが形成され、その下端部がステータの
上端部に密封部材を介して固定された第1の筒状
部材と、下部カバの内方に突出形成され、その周
壁最下方の、下部カバの通風孔と対向しない部分
に複数個のスリツトが形成され、その上端部がス
テータの下端部に密封部材を介して固定された第
2の筒状部材とを具備し、第1の筒状部材の外周
壁、ステータの外周壁、第2の筒状部材の外周壁
およびケーシング本体の内周壁とが成す空間と、
ステータとロータとの間隙とを通風路とする構成
としたので、以下の効果を奏することができる。
(1) ケーシング本体の通風孔から入つた冷却風
は、第1の筒状部材に突き当たり、その一方は
第2の筒状部材の方向に向つて流れ、他方は第
1の筒状部材のスリツトを通つてステータとロ
ータとの間隙に向う。従つて、冷却風に含まれ
る塵挨や水分は第1の筒状部材に突き当たるた
め、直接コイルエンドに接触することがなく、
この結果、ステータコイルおよび軸受への塵挨
や水の付着を抑制することができるので、グラ
インダの信頼性を向上させることができる。
は、第1の筒状部材に突き当たり、その一方は
第2の筒状部材の方向に向つて流れ、他方は第
1の筒状部材のスリツトを通つてステータとロ
ータとの間隙に向う。従つて、冷却風に含まれ
る塵挨や水分は第1の筒状部材に突き当たるた
め、直接コイルエンドに接触することがなく、
この結果、ステータコイルおよび軸受への塵挨
や水の付着を抑制することができるので、グラ
インダの信頼性を向上させることができる。
(2) グラインダ内部へ入つた水分は第2の筒状部
材のスリツトを通り下部エンドカバの通風孔か
ら排出されるため、従来と比較し排水性が大幅
に向上するので、グラインダの使用場所を屋内
に限定することなく、屋外における雨天時の使
用が可能になる。
材のスリツトを通り下部エンドカバの通風孔か
ら排出されるため、従来と比較し排水性が大幅
に向上するので、グラインダの使用場所を屋内
に限定することなく、屋外における雨天時の使
用が可能になる。
第1図は本考案の一実施例の構成を示す半断面
図、第2図は従来の電動デイスクグラインダの構
成を示す半断面図、第3図は第2図のA−A線に
沿う矢視断面図である。 5a……ステータ、5c……ロータ、6……回
転軸、8,9……軸受、10a……冷却フアン、
11……砥石、21……ケーシング本体、21
a,23e……通風孔、21b……補強リブ、2
2……上部エンドカバ(上部カバ)、22a……
防塵カバ(第1の筒状部材)、22b,23d…
…スリツト、23……下部エンドカバ(下部カ
バ)、23a……防塵カバ(第2の筒状部材)、2
4,25……ゴムパツキン(密封部材)。
図、第2図は従来の電動デイスクグラインダの構
成を示す半断面図、第3図は第2図のA−A線に
沿う矢視断面図である。 5a……ステータ、5c……ロータ、6……回
転軸、8,9……軸受、10a……冷却フアン、
11……砥石、21……ケーシング本体、21
a,23e……通風孔、21b……補強リブ、2
2……上部エンドカバ(上部カバ)、22a……
防塵カバ(第1の筒状部材)、22b,23d…
…スリツト、23……下部エンドカバ(下部カ
バ)、23a……防塵カバ(第2の筒状部材)、2
4,25……ゴムパツキン(密封部材)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 周壁上方の周方向に複数の通風孔が形成され
たケーシング本体、該ケーシング本体の上部に
設けられた上部カバおよび前記ケーシング本体
の下部に設けられ複数の通風孔が形成された下
部カバからなるケーシングと、補強リブを介し
て前記ケーシング本体の内周壁に固定されたス
テータと、該ステータ内で回転駆動されるロー
タと、該ロータの回転軸を前記上部カバ及び前
記下部カバに回動自在に支持する軸受と、前記
回転軸に直結されたフアンと、前記回転軸に直
結された砥石とを具備してなる電動デイスクグ
ラインダにおいて、 (b) 前記上部カバの内方に突出形成され、その周
壁上方に前記ケーシング本体の通風孔と対向し
ない微少幅の複数個のスリツトが形成され、そ
の下端部が前記ステータの上端部に密封部材を
介して固定された第1の筒状部材と、 (c) 前記下部カバの内方に突出形成され、その周
壁最下方の、下部カバの通風孔と対向しない部
分に複数個のスリツトが形成され、その上端部
が前記ステータの下端部に密封部材を介して固
定された第2の筒状部材とを具備し、 (d) 前記第1の筒状部材の外周壁、前記ステータ
の外周壁、前記第2の筒状部材の外周壁および
前記ケーシング本体の内周壁とが成す空間と、
前記ステータと前記ロータとの間隙とを通風路
としたことを特徴とする電動デイスクグライン
ダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10385886U JPH0540925Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10385886U JPH0540925Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63116256U JPS63116256U (ja) | 1988-07-27 |
JPH0540925Y2 true JPH0540925Y2 (ja) | 1993-10-18 |
Family
ID=30976811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10385886U Expired - Lifetime JPH0540925Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540925Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI129765B (sv) * | 2007-03-21 | 2022-08-15 | Oy Kwh Mirka Ab | Kompakt elektrisk slipmaskin |
-
1986
- 1986-07-07 JP JP10385886U patent/JPH0540925Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63116256U (ja) | 1988-07-27 |
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