JPH0344447Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0344447Y2 JPH0344447Y2 JP1983170787U JP17078783U JPH0344447Y2 JP H0344447 Y2 JPH0344447 Y2 JP H0344447Y2 JP 1983170787 U JP1983170787 U JP 1983170787U JP 17078783 U JP17078783 U JP 17078783U JP H0344447 Y2 JPH0344447 Y2 JP H0344447Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- cover
- fan
- flange
- exhaust port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000003197 gene knockdown Methods 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25F—COMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B25F5/00—Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
- B25F5/008—Cooling means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はグラインダに係り、詳しくは軽量、
小型化を大幅に促進することができるグラインダ
に関するものである。
小型化を大幅に促進することができるグラインダ
に関するものである。
グラインダの中には作業者が手に持つて作業し
得る小型のものが多いが、これは溶接仕上げやば
り取り等の多種の研削作業に使用されている。第
1図は、この種のグラインダの一例である高周波
誘導モータ駆動のポツト形グラインダの構成を示
す断面図である。図において1は回転子1aと固
定子1bとから成るモータであり、2はその軸で
ある。3はモータ1の左側および外周を覆うモー
タカバー、4はモータ1の右側を覆うモータカバ
ーであり、このモータカバー3,4に軸2を軸支
する軸受5,6が取り付けられている。軸2の左
端部には砥石8を固定するためのフランジ9が軸
心を共通にして設けられており、砥石8は押え部
材10と締め付けボルト11によつて、フランジ
9の左面に押圧されて固定される。12は軸2の
右端部に軸心を共通にして取り付けられるモータ
冷却用のフアンであり、13はフアン12を覆う
とともに、モータカバー3との間に通風路を形成
する外カバーである。14,14は外カバーの右
端面に開けられている吸気口である。
得る小型のものが多いが、これは溶接仕上げやば
り取り等の多種の研削作業に使用されている。第
1図は、この種のグラインダの一例である高周波
誘導モータ駆動のポツト形グラインダの構成を示
す断面図である。図において1は回転子1aと固
定子1bとから成るモータであり、2はその軸で
ある。3はモータ1の左側および外周を覆うモー
タカバー、4はモータ1の右側を覆うモータカバ
ーであり、このモータカバー3,4に軸2を軸支
する軸受5,6が取り付けられている。軸2の左
端部には砥石8を固定するためのフランジ9が軸
心を共通にして設けられており、砥石8は押え部
材10と締め付けボルト11によつて、フランジ
9の左面に押圧されて固定される。12は軸2の
右端部に軸心を共通にして取り付けられるモータ
冷却用のフアンであり、13はフアン12を覆う
とともに、モータカバー3との間に通風路を形成
する外カバーである。14,14は外カバーの右
端面に開けられている吸気口である。
上述した構成において、モータ1が回転する
と、大気が吸気口14,14から流入し、図に矢
印で示すように外カバー3とモータカバー3との
間隙を通過して排気される。この結果、モータカ
バー3,4の表面が冷却され、モータ1の過熱が
防止される。
と、大気が吸気口14,14から流入し、図に矢
印で示すように外カバー3とモータカバー3との
間隙を通過して排気される。この結果、モータカ
バー3,4の表面が冷却され、モータ1の過熱が
防止される。
ところで、この種の小型グラインダにおいて
は、作業者が手に持つて作業を行う関係上、でき
る限り小型、軽量化することが望ましい。しかし
ながら、第1図に示す従来のグラインダにおいて
は、まず、モータ1をモータカバー3,4で覆つ
て削りくずのモータ1内への侵入が防止され、し
かる後フアン12を覆いかつ前記モータカバー
3,4の外周部に空気流を形成させて冷却効率を
確保するために外カバー13が設けられ、さら
に、モータの軸上に砥石8、フランジ9およびフ
アン12三つの構成要素が各々別個に設けられる
ため、小型化が難かしいという欠点があつた。
は、作業者が手に持つて作業を行う関係上、でき
る限り小型、軽量化することが望ましい。しかし
ながら、第1図に示す従来のグラインダにおいて
は、まず、モータ1をモータカバー3,4で覆つ
て削りくずのモータ1内への侵入が防止され、し
かる後フアン12を覆いかつ前記モータカバー
3,4の外周部に空気流を形成させて冷却効率を
確保するために外カバー13が設けられ、さら
に、モータの軸上に砥石8、フランジ9およびフ
アン12三つの構成要素が各々別個に設けられる
ため、小型化が難かしいという欠点があつた。
この考案は上述した事情に鑑み、小型化、軽量
化を大幅に促進することができるグラインダを提
供するもので、モータを覆うカバーに吸気口と排
気口とを設け、前記排気口の前に吸引用のフアン
を設け、さらに、このフアンを回転軸への砥石の
固定用フランジと一体に形成したことを特徴とし
ている。
化を大幅に促進することができるグラインダを提
供するもので、モータを覆うカバーに吸気口と排
気口とを設け、前記排気口の前に吸引用のフアン
を設け、さらに、このフアンを回転軸への砥石の
固定用フランジと一体に形成したことを特徴とし
ている。
以下、図面を参図してこの考案の実施例につい
て説明する。
て説明する。
第2図はこの考案の一実施例の構成を示す断面
図であり、図において第1図の各部と対応する部
分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図であり、図において第1図の各部と対応する部
分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図において、15はモータ1の右方と外周とを
覆う有底円筒状のカバーであり、16はモータ1
の左方を覆う略円板状のカバーである。前記カバ
ー15の右端面には吸気口15a,15a……が
設けられており、また、カバー16の上部および
下部には排気口16a,16aが設けられてい
る。排気口16a,16bは、後述する羽根部1
8aの吸込側である、羽根部18aの図における
右側部に指向するように設けられている。また、
吸気口と排気口は、双方の間でモータ1の回転子
1aと固定子1bとを挾み得る位置に設けられて
いる。18はモータ1を冷却するためのフアン・
フランジであり、右側が羽根部18a、左側がや
や肉厚の砥石固定部18bとなつている。このフ
アン・フランジ18は軸2の左端部に、軸心を共
通にして取り付けられている。そして、砥石固定
部18bの左端面は砥石8の右端面に沿う形状に
なつており、砥石8は押え部材10と締め付けボ
ルト11によつて右方に締め付けられ、砥石固定
部18bに密着している。
覆う有底円筒状のカバーであり、16はモータ1
の左方を覆う略円板状のカバーである。前記カバ
ー15の右端面には吸気口15a,15a……が
設けられており、また、カバー16の上部および
下部には排気口16a,16aが設けられてい
る。排気口16a,16bは、後述する羽根部1
8aの吸込側である、羽根部18aの図における
右側部に指向するように設けられている。また、
吸気口と排気口は、双方の間でモータ1の回転子
1aと固定子1bとを挾み得る位置に設けられて
いる。18はモータ1を冷却するためのフアン・
フランジであり、右側が羽根部18a、左側がや
や肉厚の砥石固定部18bとなつている。このフ
アン・フランジ18は軸2の左端部に、軸心を共
通にして取り付けられている。そして、砥石固定
部18bの左端面は砥石8の右端面に沿う形状に
なつており、砥石8は押え部材10と締め付けボ
ルト11によつて右方に締め付けられ、砥石固定
部18bに密着している。
上述した構成において、モータ1が回転する
と、フアン・フランジ18の作用により、吸気口
15a,15a……から大気が吸引され、モータ
1を冷却した後排気口16a,16aを介して外
部へ排気される(実線矢印参照)。この場合、モ
ータ1内に直接冷却空気の流れを作つているので
充分な冷却効果が確保され、同時に、排気口16
aの前にフアン18を設けているので、このフア
ン18の回転によつて前記排気口16aからモー
タ1内に入ろうとする削りくずを該フアン18の
羽根18aによつてたたき落とすとともに遠心力
によつて外方に弾き飛ばして削りくずのモータ内
への侵入が防止され、この結果、ケースを従来の
ように二重構造にする必要がなくなつて外カバー
を設ける分のスペースの節約を可能としている。
と、フアン・フランジ18の作用により、吸気口
15a,15a……から大気が吸引され、モータ
1を冷却した後排気口16a,16aを介して外
部へ排気される(実線矢印参照)。この場合、モ
ータ1内に直接冷却空気の流れを作つているので
充分な冷却効果が確保され、同時に、排気口16
aの前にフアン18を設けているので、このフア
ン18の回転によつて前記排気口16aからモー
タ1内に入ろうとする削りくずを該フアン18の
羽根18aによつてたたき落とすとともに遠心力
によつて外方に弾き飛ばして削りくずのモータ内
への侵入が防止され、この結果、ケースを従来の
ように二重構造にする必要がなくなつて外カバー
を設ける分のスペースの節約を可能としている。
そして、この実施例においては、フアン・フラ
ンジ18が冷却用フアンと砥石固定用フランジと
を兼用しているので軸2を短くでき、これによ
り、全体の形状をきわめて小さくすることができ
る。また、通風抵抗の点でもフアン・フランジ1
8による吸引方式になつているため有利である。
さらに、フアン・フランジ18がケース15の外
部にあるため、その外径寸法を大きく設定するこ
とができると同時に、冷却効果を向上させること
ができ、この冷却能力の向上に伴つて、モータの
鉄心の積厚を減らすことができる。さらに、部品
点数の減少が可能となつたことからコストダウン
をも図ることができる。
ンジ18が冷却用フアンと砥石固定用フランジと
を兼用しているので軸2を短くでき、これによ
り、全体の形状をきわめて小さくすることができ
る。また、通風抵抗の点でもフアン・フランジ1
8による吸引方式になつているため有利である。
さらに、フアン・フランジ18がケース15の外
部にあるため、その外径寸法を大きく設定するこ
とができると同時に、冷却効果を向上させること
ができ、この冷却能力の向上に伴つて、モータの
鉄心の積厚を減らすことができる。さらに、部品
点数の減少が可能となつたことからコストダウン
をも図ることができる。
なお、羽根部18aと砥石固定部18bは一体
になつていればよく、例えば、同一材料を用いて
予め一体成形されたもの、砥石固定部18bにビ
スや溶接や接着剤によつて羽根部18aを固定し
て一体にしたもの、あるいは、羽根部18aを樹
脂製とし、この樹脂製の羽根部18aを砥石固定
部18bにモールドして一体にしたもの等が用い
られる。また、本考案に基づく試作結果では、第
1図に示す従来のグラインダに較べて、重量で30
%軽減し、モータの軸方向の長さにおいて25%程
度の短縮ができた。
になつていればよく、例えば、同一材料を用いて
予め一体成形されたもの、砥石固定部18bにビ
スや溶接や接着剤によつて羽根部18aを固定し
て一体にしたもの、あるいは、羽根部18aを樹
脂製とし、この樹脂製の羽根部18aを砥石固定
部18bにモールドして一体にしたもの等が用い
られる。また、本考案に基づく試作結果では、第
1図に示す従来のグラインダに較べて、重量で30
%軽減し、モータの軸方向の長さにおいて25%程
度の短縮ができた。
以上説明したように、本考案によれば、モータ
を覆うカバーに吸気口と排気口とを設けてモータ
内に直接冷却空気流を作つて充分な冷却効率を確
保し、同時に、前記排気口の前に吸引用のフアン
を設けて削りくずのモータ内への侵入防止を確保
し、これにより前記従来例では必要であつた外カ
バーを不要にし、さらに、前記フアンを回転軸へ
の砥石の固定用フランジと一体に形成することに
よりそのペースを節約し、その結果前記従来例に
比較して「外カバーのスペースの分」及び「フア
ンのスペースの分」だけさらに小型に形成するこ
とを可能にし、さらに、部品点数を少なくし得る
からコストダウンを計ることができる。
を覆うカバーに吸気口と排気口とを設けてモータ
内に直接冷却空気流を作つて充分な冷却効率を確
保し、同時に、前記排気口の前に吸引用のフアン
を設けて削りくずのモータ内への侵入防止を確保
し、これにより前記従来例では必要であつた外カ
バーを不要にし、さらに、前記フアンを回転軸へ
の砥石の固定用フランジと一体に形成することに
よりそのペースを節約し、その結果前記従来例に
比較して「外カバーのスペースの分」及び「フア
ンのスペースの分」だけさらに小型に形成するこ
とを可能にし、さらに、部品点数を少なくし得る
からコストダウンを計ることができる。
第1図は従来のグラインダの構成を示す断面
図、第2図はこの考案の一実施例の構成を示す断
面図である。 15,16……カバー、18……フアン・フラ
ンジ、18a……羽根部フアン、18b……砥石
固定部(フランジ)。
図、第2図はこの考案の一実施例の構成を示す断
面図である。 15,16……カバー、18……フアン・フラ
ンジ、18a……羽根部フアン、18b……砥石
固定部(フランジ)。
Claims (1)
- デイスク形の砥石をモータによつて回転させる
グラインダにおいて、前記モータの出力軸の先端
には前記砥石を該出力軸に固定させるためのフラ
ンジが取り付けられ、このフランジの前記モータ
側には冷却用フアンが一体に設けられ、前記モー
タを囲むカバーには前記冷却用フアンの吸い込み
側に指向するように排気口が設けられ、かつ、こ
のカバーには前記排気口との間で前記モータの発
熱部を挟むように排気口の逆側に吸気口が設けら
れていることを特徴とするグラインダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983170787U JPS6078253U (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | グラインダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983170787U JPS6078253U (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | グラインダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6078253U JPS6078253U (ja) | 1985-05-31 |
JPH0344447Y2 true JPH0344447Y2 (ja) | 1991-09-18 |
Family
ID=30372742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983170787U Granted JPS6078253U (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | グラインダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6078253U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5436943B2 (ja) * | 2009-06-04 | 2014-03-05 | 株式会社マキタ | 電動工具 |
WO2020250716A1 (ja) * | 2019-06-14 | 2020-12-17 | 工機ホールディングス株式会社 | 動力工具 |
-
1983
- 1983-11-02 JP JP1983170787U patent/JPS6078253U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6078253U (ja) | 1985-05-31 |
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