JPH0135561Y2 - - Google Patents

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JPH0135561Y2
JPH0135561Y2 JP17882883U JP17882883U JPH0135561Y2 JP H0135561 Y2 JPH0135561 Y2 JP H0135561Y2 JP 17882883 U JP17882883 U JP 17882883U JP 17882883 U JP17882883 U JP 17882883U JP H0135561 Y2 JPH0135561 Y2 JP H0135561Y2
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JP
Japan
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motor
main body
intake
shielding plate
rotating shaft
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JP17882883U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、各種の作業機用動力源に使用され
るモーターに関するものである。
作業機用モーターは、通常第1図に示すように
保持部1を備える本体の後端部に空冷用の吸気口
3を設けると共に前端部外周に排気口4を開設
し、回転軸5に取着したフアン6により吸気口3
を介して吸入した外気をモーター2内部に流通さ
せた後、排気口4から排出することにより駆動時
における発熱を阻止するようにに構成されてい
る。また、第2図aおよびbに示すように排気口
4をモーター2本体の前端部の半径方向に設けた
ものもある。
ところで、第1図のモーターのように、排気口
をモーター本体の外周部に設けた場合には第2図
のモーターのように排気口をモーター本体の前端
部に設けたものに比較した場合、作業時に生ずる
塵埃や飛沫がモーター内部に直接入りにくいとい
う利点を有するものの、モーター本体の前部側に
直接開口している状態は変わらないためモーター
内への塵埃等の侵入を完全に阻止できるまでには
至つていない。また、作業機の種類、例えば、第
3図に示すようななコンクリートの締固め作業用
バイブレーターなどにこの型式のモーターが使用
される場合おいては、振動が与えられた状態の振
動部7を型枠等に打設されたコンクリート8の内
部に差し込んだり引き抜いたりしてコンクリート
8に振動を与えるので第1図のモーターのように
排気口を外周部に設けた場合でもコンクリートの
飛沫が付着して排気口を閉塞してしまうことがあ
る。勿論排気口が閉塞するとモーターの温度が急
上昇して焼損する原因となる。
本考案は、このような事情に鑑み、モーターの
駆動時に発生する塵埃やコンクリートの飛沫等に
より排気作用が損なわれることがなく維持管理も
簡便な作業機用モーターを提供することをその目
的とする。
本考案は、モータ本体2の回転軸5に冷却フア
ン6を軸着した型式の作業機用モーターにおける
モーター本体の後端部に吸排気口15を開設する
とともにこの本体内側に沿つて間隙部を形成し、
一方回転軸に軸着した冷却フアンと隣接する位置
にこの回転軸よりも大径の挿通孔を開設した遮蔽
板を配設し、該遮蔽板の対向する縁部を吸排気口
側に折曲して本体内側との間に通路を形成した通
路を前記間隙部に臨ませることにより、冷却フア
ンの回転で吸排気口から吸入した外気を遮蔽板の
挿通孔→本体内側との間に形成された通路→本体
内側に沿つて形成された間隙部を介してモータ内
部に流通させた後、再び吸排気口を介して排出さ
せるものである。
次に、本考案に係る作業機用モーターの好適な
実施例につき添付図面を参照しながら以下詳細に
説明する。なお、この実施例において第1図と同
一部材については同一符号を使用し、その説明は
適宜省略する。
第4図において、本考案に係るモーター2の本
体内側には界磁巻線が施された界磁鉄心9が固設
されている。また、軸受10および11を介して
回転自在に支承される回転軸(出力軸)5には電
機子巻線が施された電機子12が配設されてい
る。この電機子12の巻線は隣接する整流子13
と接続されており、さらにこの整流子13には本
体に固定された一対のブラシ14,14が接触配
置されている。一方、回転軸5の一端部側を支承
する軸受10と電機子12との間にはフアン6が
軸着されている。フアン6はモーター2本体の後
端部に開設される複数の吸排気口15を介して外
気を吸入し、この外気をモーター内部に流通させ
た後、先の吸排気口15から排出する機能を有し
ている。すなわち、フアン6と電機子12との間
には遮蔽板16が配置されている。この遮蔽板1
6は、第5図に示すようにに薄い金属製の円板部
材からなりその中心部には回転軸5よりも大径に
設定された挿通孔17が開設され、この挿通孔1
7をはさんで対向する両端部は電機子12側に所
定の角度で斜状に折曲されている。従つて、この
遮蔽板16の両端折曲部18,18とモーター2
の本体の内側部との間には通路19,19が形成
される。なお、第4図において、参照符号20は
モーター2本体の後端部に開設される吸排気口1
5のカバー部材であるが、このカバー部材20は
モーターの作業用途によつて省略できることは勿
論である。
このように構成される本考案に係る作業機用モ
ーターによれば、モーターの運転より発生する内
部損失に基づく熱エネルギ(発熱)は、フアン6
の回転作用により本体の後端部にに開設される複
数の吸排気口15を介して吸入された外気と熱交
換され冷却される。すなわち、吸排気口15から
吸入された外気はフアン6の作用によりモーター
内部の空間を通過しながら熱エネルギを吸収し、
遮蔽板16に達するとこの遮蔽板16の挿通孔1
7等からフアン6の収納部に導入され、次いでこ
の収納部で反転して通路19,19を介して界磁
鉄心9とモーター2本体との間の間隙部に21,
21等を通り、さらに吸排気口15から排出され
る(第4図矢印参照)。
以上述べたように、本考案に係る作業機用モー
ターは、フアンによりモーターの後端部に開設し
た吸排気口を介して吸入した外気を、モーター内
部を流通させてフアン収納部に導入した後、モー
ター本体と遮蔽板の折曲部との間に形成される通
路を通過させ、再び吸排気口から外部へ排出する
ようにしたのでモーターの駆動時における吸排気
口への塵埃やコンクリート飛沫などの侵入や付着
を確実に防止でき、作業機用モーターの維持管理
を容易にして耐用年数の増大を期待できる等の利
点を有する。
また、この考案のモーターをコンクリートバイ
ブレーター用として使用した場合、第1図乃至第
3図のように従来型のモーターにおいては排気孔
にコンクリートの飛沫が付着する虞れがあるので
振動部を打設したコンクリート中にあまり深く挿
入して締固め作業ができないという難点があるの
に対し、本案に係るモーターでは吸排気口が保持
部近傍に位置するので、コンクリート等の飛沫の
付着を気にしないで第6図に示すようにモーター
2がコンクリート8の表面に接近する位置まで振
動部7をコンクリート8内に挿入させて作業を行
うことができ、締固め作業の確実性と作業能率の
向上を図ることができる等の効果を有するもので
ある。
以上、本考案の好適な実施例につき説明した
が、本考案等はこの実施例に限定されるものでは
なく、例えば、遮蔽板の形状あるいは折曲部の位
置を適宜変更したり、電機子と整流子との間にフ
アンおよび遮蔽板を配設して吸排気口から吸入し
た外気をモーター内部の空間に流通させながら強
制的に反転させて排出するように構成する等本考
案の精神を逸脱しない範囲内において種々の改良
変更をなし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の作業機用モーターの一部断面側
面図、第2図aは他の従来型の作業機用モーター
の側面図、第2図bは第2図aのモーターの正面
図、第3図は従来型モーターをコンクリートバイ
ブレータに使用した場合の使用状態を示す側面
図、第4図は本考案に係る作業機用モーターの一
実施例を示す断面説明図、第5図は第4図のモー
ターに使用する遮蔽板の説明図、第6図は第4図
にに示すモーターをコンクリートバイブレーター
に使用した場合の使用状態を示す側面説明図であ
る。 2:モーター、5:回転軸、6:フアン、1
5:吸排気口、16:遮蔽板、17:挿通孔、1
9:通路、21:間隙部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータ本体2の回転軸5に冷却フアン6を軸着
    した作業機用モータ−において、本体2の後端部
    に吸排気口15を開設するとともに本体2内側に
    沿つて間隙部21を形成し、一方回転軸5の前記
    冷却フアン6と隣接する位置にこの回転軸5より
    も大径の挿通孔17を開設した遮蔽板16を配設
    し、前記遮蔽板16の対向する縁部を吸排気口1
    5側に折曲して本体2内側との間に通路19を形
    成し、さらにこの通路19を前記間隙部21に臨
    ませることを特徴とする作業機用モーター。
JP17882883U 1983-11-21 1983-11-21 作業機用モ−タ− Granted JPS6089761U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17882883U JPS6089761U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 作業機用モ−タ−

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JP17882883U JPS6089761U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 作業機用モ−タ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6089761U JPS6089761U (ja) 1985-06-19
JPH0135561Y2 true JPH0135561Y2 (ja) 1989-10-30

Family

ID=30388153

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JP17882883U Granted JPS6089761U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 作業機用モ−タ−

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JPS6089761U (ja) 1985-06-19

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