JPH0423955A - こんにゃくの製造方法 - Google Patents
こんにゃくの製造方法Info
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- JPH0423955A JPH0423955A JP2126273A JP12627390A JPH0423955A JP H0423955 A JPH0423955 A JP H0423955A JP 2126273 A JP2126273 A JP 2126273A JP 12627390 A JP12627390 A JP 12627390A JP H0423955 A JPH0423955 A JP H0423955A
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Links
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Landscapes
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、こんにゃく糊にカキ殻から成る活性イオン化
カルシムの微粉末を混入することにより構成されるこん
にゃくの製造方法に関する。
カルシムの微粉末を混入することにより構成されるこん
にゃくの製造方法に関する。
(従来技術とその問題点)
一般に、こんにゃくはこんにゃ(芋から直接、あるいは
精製したこんにゃく粉を原料としている。後者の場合は
、容体に所要量の温湯(約55℃)を入れ、これに湯量
に対し3%程度のこんにゃく扮を徐々に入れて5分間混
練してから約40分間放置し、こんにゃ(粉に水分を吸
収させた後、微温湯を加えながら機械的に充分に練り上
げてこんにゃく糊を得る。そして、このこんにゃく糊に
、凝固用の水酸化カルシウム[Ca (OH) 2]を
加えてよく撹拌し、これを箱型などの成型容器へ入れて
加熱(50℃)した後、前記成型容器より取出せば、食
用こんにゃくが完成する。
精製したこんにゃく粉を原料としている。後者の場合は
、容体に所要量の温湯(約55℃)を入れ、これに湯量
に対し3%程度のこんにゃく扮を徐々に入れて5分間混
練してから約40分間放置し、こんにゃ(粉に水分を吸
収させた後、微温湯を加えながら機械的に充分に練り上
げてこんにゃく糊を得る。そして、このこんにゃく糊に
、凝固用の水酸化カルシウム[Ca (OH) 2]を
加えてよく撹拌し、これを箱型などの成型容器へ入れて
加熱(50℃)した後、前記成型容器より取出せば、食
用こんにゃくが完成する。
しかし、前記の方法により得たこんにゃくは、こんにゃ
くの凝固に用いられるアルカリとして水酸化カルシムを
使用するため、調理して食した場合、アルカリ独特の臭
いと苦みが出る。そのまま使用すると料理の味を損ねる
ので、調理において使用する前にアク抜きする必要があ
った。
くの凝固に用いられるアルカリとして水酸化カルシムを
使用するため、調理して食した場合、アルカリ独特の臭
いと苦みが出る。そのまま使用すると料理の味を損ねる
ので、調理において使用する前にアク抜きする必要があ
った。
また、従来法によるこんにゃく中の水酸化カルシムは体
内に殆ど吸収されないため、栄養の摂取は期待できず、
主に肥満を防ぐ美容食品として供されるにすぎないとと
もに、酸化により腐敗し易く、保存性も低いものであっ
た。
内に殆ど吸収されないため、栄養の摂取は期待できず、
主に肥満を防ぐ美容食品として供されるにすぎないとと
もに、酸化により腐敗し易く、保存性も低いものであっ
た。
(発明の目的)
本発明は前記した従来の課題を解消するためになされた
もので、カルシムが体内に効率的に吸収されるとともに
、臭いや苦味が改善され、食感もよく、保存性も高いこ
んにゃくを得ることができる製造方法を提供することを
その目的とする。
もので、カルシムが体内に効率的に吸収されるとともに
、臭いや苦味が改善され、食感もよく、保存性も高いこ
んにゃくを得ることができる製造方法を提供することを
その目的とする。
(課題を解決するための手段)
前記の目的を達成するための本発明に係るこんにゃくの
製造方法は、常法により得たこんにゃく糊に、該こんに
ゃく糊に対し5%〜10%のカキ殻の活性イオン化カル
シムの粉末を混入撹拌して袋へ充填し、これを加熱成形
することを特徴とするものである。
製造方法は、常法により得たこんにゃく糊に、該こんに
ゃく糊に対し5%〜10%のカキ殻の活性イオン化カル
シムの粉末を混入撹拌して袋へ充填し、これを加熱成形
することを特徴とするものである。
(実施例)
以下、本発明に係るこんにゃくの製造方法の一実施例を
説明すると、こんにゃく芋を切って乾燥して得た荒粉な
搗いて粉にし、これを篩にかけて選別した製粉を容器に
入れ、さらに容器内に水温20℃〜30℃の水を製粉重
量に対し約35〜37倍の比率で混入し、これをよくカ
キまわして水がきした後、60分乃至120分間放置し
て水分を充分吸収させて、所定のこんにゃく糊を得る。
説明すると、こんにゃく芋を切って乾燥して得た荒粉な
搗いて粉にし、これを篩にかけて選別した製粉を容器に
入れ、さらに容器内に水温20℃〜30℃の水を製粉重
量に対し約35〜37倍の比率で混入し、これをよくカ
キまわして水がきした後、60分乃至120分間放置し
て水分を充分吸収させて、所定のこんにゃく糊を得る。
その後、このこんにゃく糊に、カキ殻の微粉末からなる
活性イオン化カルシウムを混入しながら、これらを撹拌
機により充分練り上げる。なお、活性イオン化カルシウ
ムの添加量はこんにゃく糊の重量に対し5〜10%の比
率にする。5%以下又は10%以上では、全体がうまく
凝固しないからである。このときの濃度は仕上り時の0
.13%〜0.17%である。
活性イオン化カルシウムを混入しながら、これらを撹拌
機により充分練り上げる。なお、活性イオン化カルシウ
ムの添加量はこんにゃく糊の重量に対し5〜10%の比
率にする。5%以下又は10%以上では、全体がうまく
凝固しないからである。このときの濃度は仕上り時の0
.13%〜0.17%である。
さらに、前記のようにして練り上げたものをパイプを通
して包装機の袋へ自動的に充填してから、この袋詰めし
たものを成型機に入れ加熱温度80°C〜85°Cを保
持して成形する。
して包装機の袋へ自動的に充填してから、この袋詰めし
たものを成型機に入れ加熱温度80°C〜85°Cを保
持して成形する。
最後に、成形したものを箱入れし、出荷する。
なお、こんにゃく粉にカルシウムを添加することにより
凝固するという原理によれば、天然カルシウムとして卵
殻や牛骨の微粉末を使用することも考えられる。そこで
、本発明者者は、上述の活性イオンカルシウムに代えて
、卵殻と牛骨の微粉末をそれぞれこんにゃく粉に添加し
てみたが、いずれの場合も、充分に凝固しなかった。
凝固するという原理によれば、天然カルシウムとして卵
殻や牛骨の微粉末を使用することも考えられる。そこで
、本発明者者は、上述の活性イオンカルシウムに代えて
、卵殻と牛骨の微粉末をそれぞれこんにゃく粉に添加し
てみたが、いずれの場合も、充分に凝固しなかった。
実験によれば、カキ殻の活性イオン化カルシウムを使用
した場合にのみ、凝固状態がよく、製品としての価値を
認められるものであった。
した場合にのみ、凝固状態がよく、製品としての価値を
認められるものであった。
なお、活性イオン化カルシムは、特開昭60−1905
86号公報に示されるような方法により製造すればよい
。
86号公報に示されるような方法により製造すればよい
。
(発明の効果)
本発明のこんにゃくの製造方法は前記のように、常法に
より得たこんにゃく糊に、該こんにゃく糊に対し5%〜
10%の活性イオン化カルシムの粉末を混入撹拌して袋
へ充填し、これを加熱成形するものであるから、例えば
前言己活性イオン化カルシムとしてカキ殻を粉砕して得
るイオン化率の優れたカキ殻の微粉末を使用することに
より、ミネラルがきわめて豊富に含まれ、しかも上記活
性イオン化カルシムにはカルシムの吸収を妨げるリンや
脂肪が殆ど含まれていないため、カルシウムが体内へ効
率的に吸収される。したがって、従来は栄養するための
食材としては馴染まないとされていたこんにゃくを栄養
源として利用することが可能となり、現今、不足がちな
カルシムを効率的に摂取でき、児童等の発育時における
食品としての確立を得ることができる。
より得たこんにゃく糊に、該こんにゃく糊に対し5%〜
10%の活性イオン化カルシムの粉末を混入撹拌して袋
へ充填し、これを加熱成形するものであるから、例えば
前言己活性イオン化カルシムとしてカキ殻を粉砕して得
るイオン化率の優れたカキ殻の微粉末を使用することに
より、ミネラルがきわめて豊富に含まれ、しかも上記活
性イオン化カルシムにはカルシムの吸収を妨げるリンや
脂肪が殆ど含まれていないため、カルシウムが体内へ効
率的に吸収される。したがって、従来は栄養するための
食材としては馴染まないとされていたこんにゃくを栄養
源として利用することが可能となり、現今、不足がちな
カルシムを効率的に摂取でき、児童等の発育時における
食品としての確立を得ることができる。
また、従来の水酸化カルシウムを使用した場合に比べ、
臭いや苦味が改善され、食感もよいものが得られた。
臭いや苦味が改善され、食感もよいものが得られた。
さらに、本発明によるこんにゃ(は、イオン化されてい
るから、pHの低下速度(酸化速度)が抑えられ、腐敗
しにくいので、保存性も大幅に向上する。
るから、pHの低下速度(酸化速度)が抑えられ、腐敗
しにくいので、保存性も大幅に向上する。
Claims (1)
- 常法により得たこんにゃく糊に、該こんにャく糊に対し
5%〜10%のカキ殻の活性イオン化カルシムの粉末を
混入撹拌して袋へ充填し、これを加熱成形したことを特
徴とするこんにゃくの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2126273A JPH0423955A (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | こんにゃくの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2126273A JPH0423955A (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | こんにゃくの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0423955A true JPH0423955A (ja) | 1992-01-28 |
Family
ID=14931120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2126273A Pending JPH0423955A (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | こんにゃくの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0423955A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102499337A (zh) * | 2011-10-14 | 2012-06-20 | 浙江大学 | 一种用克氏原螯虾虾壳制备生物活性钙果冻的方法 |
-
1990
- 1990-05-16 JP JP2126273A patent/JPH0423955A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102499337A (zh) * | 2011-10-14 | 2012-06-20 | 浙江大学 | 一种用克氏原螯虾虾壳制备生物活性钙果冻的方法 |
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