JPH04232133A - ベッド化シートのモータ制御方法およびモータ制御装置 - Google Patents
ベッド化シートのモータ制御方法およびモータ制御装置Info
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- JPH04232133A JPH04232133A JP2416924A JP41692490A JPH04232133A JP H04232133 A JPH04232133 A JP H04232133A JP 2416924 A JP2416924 A JP 2416924A JP 41692490 A JP41692490 A JP 41692490A JP H04232133 A JPH04232133 A JP H04232133A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 13
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 28
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 25
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000037237 body shape Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スイッチ手段の操作
に伴うモータの駆動制御により、少なくとも横方向への
シートの回動およびほぼ水平位置までのシートバックの
後傾によって、いわゆるベッド化の可能なベッド化シー
トのモータ制御方法およびモータ制御装置に関する。
に伴うモータの駆動制御により、少なくとも横方向への
シートの回動およびほぼ水平位置までのシートバックの
後傾によって、いわゆるベッド化の可能なベッド化シー
トのモータ制御方法およびモータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、モータの駆動制御のもとでシート
自体およびシートバック等の可動部材を移動させる、い
わゆるパワーシートが、車両等のシートとして広く提供
されている。このようなパワーシートとして、たとえば
、シート回転装置やリクライニング装置等を備え、ドア
方向(横向き)へのシートの回動、および、ほぼ水平状
態までのシートバックの後傾により、いわゆるベッド化
の可能なベッド化シートが知られている。
自体およびシートバック等の可動部材を移動させる、い
わゆるパワーシートが、車両等のシートとして広く提供
されている。このようなパワーシートとして、たとえば
、シート回転装置やリクライニング装置等を備え、ドア
方向(横向き)へのシートの回動、および、ほぼ水平状
態までのシートバックの後傾により、いわゆるベッド化
の可能なベッド化シートが知られている。
【0003】このようなベッド化シートは、たとえば、
トラックや多目的自動車等のアシスタントシートとして
装着され、隣接するドライバーシートと組合せることに
よって、ドライバー等の仮眠用の簡易ベッドとして、通
常、利用されている。
トラックや多目的自動車等のアシスタントシートとして
装着され、隣接するドライバーシートと組合せることに
よって、ドライバー等の仮眠用の簡易ベッドとして、通
常、利用されている。
【0004】このようなパワーシートのモータは、たと
えば、マイクロコンピュータ(マイコン)等を備えたモ
ータ制御装置によって駆動制御されている。そして、モ
ータ制御装置に接続された、たとえば、オートスイッチ
の操作によって、モータを任意の方向に駆動し、シート
回転装置、リクライニング装置等をそれぞれ作動させる
ことによって、通常のシート状態からのシートのベッド
化、または、ベッド状態からのシート化が自動的に行な
われる。
えば、マイクロコンピュータ(マイコン)等を備えたモ
ータ制御装置によって駆動制御されている。そして、モ
ータ制御装置に接続された、たとえば、オートスイッチ
の操作によって、モータを任意の方向に駆動し、シート
回転装置、リクライニング装置等をそれぞれ作動させる
ことによって、通常のシート状態からのシートのベッド
化、または、ベッド状態からのシート化が自動的に行な
われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なベッド化シートにおいては、通常、ドライバー等が、
アシスタントシートの着座者の有無を確認し、シート作
動時の安全性を確認した後に、オートスイッチを操作し
て、シートのベッド化、シート化を行なっている。
なベッド化シートにおいては、通常、ドライバー等が、
アシスタントシートの着座者の有無を確認し、シート作
動時の安全性を確認した後に、オートスイッチを操作し
て、シートのベッド化、シート化を行なっている。
【0006】しかしながら、公知のベッド化シートのモ
ータ制御装置においては、オートスイッチの操作によっ
て、シートをベッド化またはシート化するまで、モータ
が自動的に駆動されるため、アシスタントシートの着座
者の有無に関係なく、シートの作動を生じる虞れがある
。
ータ制御装置においては、オートスイッチの操作によっ
て、シートをベッド化またはシート化するまで、モータ
が自動的に駆動されるため、アシスタントシートの着座
者の有無に関係なく、シートの作動を生じる虞れがある
。
【0007】つまり、アシスタントシートへの着座者の
いるときに、不意な接触等によってオートスイッチが誤
って操作されると、たとえば、シートのベッド化が不意
に行なわれる。そのため、アシスタントシート着座者の
安全性が十分に確保できないとともに、着座者に不安感
を与え、着座者の快適性を低下させる虞れがある。
いるときに、不意な接触等によってオートスイッチが誤
って操作されると、たとえば、シートのベッド化が不意
に行なわれる。そのため、アシスタントシート着座者の
安全性が十分に確保できないとともに、着座者に不安感
を与え、着座者の快適性を低下させる虞れがある。
【0008】また、トラックや多目的自動車等において
は、一般に、センターコンソールと称されるコンソール
ボックス等が、フロントのドライバーシートとアシスタ
ントシートとの間に配設されている。そして、このセン
ターコンソールの上部は、たとえば、種々の小物を入れ
る小物入れやコップ、缶等を載置するドリンクホルダー
として利用されている。
は、一般に、センターコンソールと称されるコンソール
ボックス等が、フロントのドライバーシートとアシスタ
ントシートとの間に配設されている。そして、このセン
ターコンソールの上部は、たとえば、種々の小物を入れ
る小物入れやコップ、缶等を載置するドリンクホルダー
として利用されている。
【0009】しかしながら、ベッド化時のシートバック
は、通常、センターコンソール上に位置するため、セン
ターコンソール上部に背の高いコップ、缶および小物等
が載置されていると、シートバックの後傾によって、コ
ップ、缶等をセンターコンソールとの間に挾み込む虞れ
がある。シートバックが、後傾によって、センターコン
ソールとの間にコップ、缶等を挾み込むと、シートバッ
クの後傾が強制的に阻止されるため、リクライニング装
置のモータが拘束されて過負荷状態となる。そして、モ
ータに過電流が流れ、モータを過熱、損傷させる虞れが
あるため、モータの安全上、好ましくない。
は、通常、センターコンソール上に位置するため、セン
ターコンソール上部に背の高いコップ、缶および小物等
が載置されていると、シートバックの後傾によって、コ
ップ、缶等をセンターコンソールとの間に挾み込む虞れ
がある。シートバックが、後傾によって、センターコン
ソールとの間にコップ、缶等を挾み込むと、シートバッ
クの後傾が強制的に阻止されるため、リクライニング装
置のモータが拘束されて過負荷状態となる。そして、モ
ータに過電流が流れ、モータを過熱、損傷させる虞れが
あるため、モータの安全上、好ましくない。
【0010】また、シートバック、センターコンソール
間にコップ、缶等を挾み込むと、シートバックの裏面が
コップ等に直接当接し、モータのトルクのもとで押し付
けられるため、シートバック裏面を損傷させる虞れがあ
る。
間にコップ、缶等を挾み込むと、シートバックの裏面が
コップ等に直接当接し、モータのトルクのもとで押し付
けられるため、シートバック裏面を損傷させる虞れがあ
る。
【0011】更に、シートバックのリクライニング角度
は、任意に調整可能であり、着座者の好みや体形等に応
じて任意に調整することによって、シート状態での着座
者の快適性が確保されている。しかしながら、シートバ
ックを大きく後傾させた状態で、たとえば、シートのベ
ッド化をはかろうとすると、シートバックの回動半径が
増大するため、シートの回動時に、シートバックが他の
車上設備等に接触する虞れがある。そのため、この点に
おいても、モータの過熱、損傷およびシートバック、他
の車上設備等の損傷が生じる虞れがあり、安全性の低下
は避けられない。
は、任意に調整可能であり、着座者の好みや体形等に応
じて任意に調整することによって、シート状態での着座
者の快適性が確保されている。しかしながら、シートバ
ックを大きく後傾させた状態で、たとえば、シートのベ
ッド化をはかろうとすると、シートバックの回動半径が
増大するため、シートの回動時に、シートバックが他の
車上設備等に接触する虞れがある。そのため、この点に
おいても、モータの過熱、損傷およびシートバック、他
の車上設備等の損傷が生じる虞れがあり、安全性の低下
は避けられない。
【0012】この発明は、着座者およびモータ等の安全
性の改善をはかるベッド化シートのモータ制御方法およ
びモータ制御装置の提供を目的としている。
性の改善をはかるベッド化シートのモータ制御方法およ
びモータ制御装置の提供を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明のベッド化シートのモータ制御方法によれ
ば、シートクッションに設けた着座検出手段によって着
座者の有無を検出するとともに、シートバックに設けた
障害物検出手段によって、シートバックの後傾時の障害
物の有無を検出している。そして、着座者、障害物の少
なくともいずれかの存在を検出したとき、スイッチ手段
からの信号が遮断されて、対応するモータが直ちに停止
される。
に、この発明のベッド化シートのモータ制御方法によれ
ば、シートクッションに設けた着座検出手段によって着
座者の有無を検出するとともに、シートバックに設けた
障害物検出手段によって、シートバックの後傾時の障害
物の有無を検出している。そして、着座者、障害物の少
なくともいずれかの存在を検出したとき、スイッチ手段
からの信号が遮断されて、対応するモータが直ちに停止
される。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
について詳細に説明する。
について詳細に説明する。
【0015】図1、図2に示すように、この発明に係る
ベッド化シートのモータ制御装置10は、スイッチ手段
12と、中央処理ユニット14と、着座検出手段16と
、障害物検出手段18と、回転用モータM1と、リクラ
イニング用モータM2とを具備し、モータM1,M2
をそれぞれ駆動制御可能に構成されている。
ベッド化シートのモータ制御装置10は、スイッチ手段
12と、中央処理ユニット14と、着座検出手段16と
、障害物検出手段18と、回転用モータM1と、リクラ
イニング用モータM2とを具備し、モータM1,M2
をそれぞれ駆動制御可能に構成されている。
【0016】モータM1,M2 として、通常、DCギ
ヤードモータがそれぞれ利用でき、図1に示すように、
各モータは、アシスタントシート(シート)20に装着
されたシート回転装置22、リクライニング装置24の
駆動源として、それぞれ設けられている。
ヤードモータがそれぞれ利用でき、図1に示すように、
各モータは、アシスタントシート(シート)20に装着
されたシート回転装置22、リクライニング装置24の
駆動源として、それぞれ設けられている。
【0017】たとえば、図1に示すように、シート回転
装置22は、シート20と車床26との間に配設され、
モータM1の駆動により、シートを通常の着座位置(前
向き)と、隣接するドライバーシート28に後端を向け
る横向きとの間を回動可能に構成されている(図3参照
)。シート20の回動角度は、通常、90゜程度とされ
ている。
装置22は、シート20と車床26との間に配設され、
モータM1の駆動により、シートを通常の着座位置(前
向き)と、隣接するドライバーシート28に後端を向け
る横向きとの間を回動可能に構成されている(図3参照
)。シート20の回動角度は、通常、90゜程度とされ
ている。
【0018】また、図1、図4に示すように、リクライ
ニング装置24は、シートクッション30、シートバッ
ク32間に介在され、シートクッションに対してシート
バックを前後方向に揺動して、シートバックの傾斜角度
(リクライニング角度)を調整可能に構成されている。
ニング装置24は、シートクッション30、シートバッ
ク32間に介在され、シートクッションに対してシート
バックを前後方向に揺動して、シートバックの傾斜角度
(リクライニング角度)を調整可能に構成されている。
【0019】そして、モータM1,M2 を駆動制御し
、シート回転装置22、リクライニング装置24をそれ
ぞれ作動させることによって、シート20の向き、シー
トバック32のリクライニング角度がそれぞれ変えられ
て、通常の着座状態からのシートのベッド化、または、
ベッド状態からのシート化がはかられている。つまり、
シート20は、ベッド化シートとして形成されている。
、シート回転装置22、リクライニング装置24をそれ
ぞれ作動させることによって、シート20の向き、シー
トバック32のリクライニング角度がそれぞれ変えられ
て、通常の着座状態からのシートのベッド化、または、
ベッド状態からのシート化がはかられている。つまり、
シート20は、ベッド化シートとして形成されている。
【0020】ここで、図1、図4を見るとわかるように
、このようなシート回転装置22は、たとえば、シート
20を昇降させながら回動し、横向きにおいて、シート
が上昇位置に設定されている。このような構成では、ア
シスタントシート20、ドライバーシート28間に配設
されたセンターコンソール等の車上設備34より、アシ
スタントシートが高くなり、シートバック32を後傾さ
せても車上設備等によって妨害されず、シートのベッド
化が行なえる。
、このようなシート回転装置22は、たとえば、シート
20を昇降させながら回動し、横向きにおいて、シート
が上昇位置に設定されている。このような構成では、ア
シスタントシート20、ドライバーシート28間に配設
されたセンターコンソール等の車上設備34より、アシ
スタントシートが高くなり、シートバック32を後傾さ
せても車上設備等によって妨害されず、シートのベッド
化が行なえる。
【0021】なお、このようなシート回転装置22、リ
クライニング装置24はそれぞれ公知の構成とされ、そ
の構成はこの発明の趣旨でないため、詳細に説明しない
。
クライニング装置24はそれぞれ公知の構成とされ、そ
の構成はこの発明の趣旨でないため、詳細に説明しない
。
【0022】モータM1,M2 は、たとえば、スイッ
チ手段12によって駆動可能に構成されている。図1に
示すように、スイッチ手段12として、たとえば、ニュ
ートラルポジションと2ポジションの接点とを持つ自動
復帰形のシーソー式スイッチが利用でき、スイッチ手段
は、図1、図2に示すように、中央処理ユニット14に
接続されている。そして、スイッチ手段12は、ドライ
バーの操作可能な位置、たとえば、センターコンソール
(車上設備)34のサイド部前面等に設けられている。
チ手段12によって駆動可能に構成されている。図1に
示すように、スイッチ手段12として、たとえば、ニュ
ートラルポジションと2ポジションの接点とを持つ自動
復帰形のシーソー式スイッチが利用でき、スイッチ手段
は、図1、図2に示すように、中央処理ユニット14に
接続されている。そして、スイッチ手段12は、ドライ
バーの操作可能な位置、たとえば、センターコンソール
(車上設備)34のサイド部前面等に設けられている。
【0023】ここで、スイッチ手段12は、たとえば、
ワンタッチ式のオートスイッチとして形成され、オート
スイッチの操作によって、シート20のベッド化および
ベッド状態からのシート化に要するモータM1,M2
の駆動制御を連続して行なうように構成されている。
ワンタッチ式のオートスイッチとして形成され、オート
スイッチの操作によって、シート20のベッド化および
ベッド状態からのシート化に要するモータM1,M2
の駆動制御を連続して行なうように構成されている。
【0024】中央処理ユニット14は、マイクロコンピ
ュータ(マイコン)36を備えて形成され、マイコンは
、記憶されたプログラムに従って入力を処理し、適当な
制御信号を発生可能に構成されている。制御信号は、図
1、図2を見るとわかるように、たとえば、リレードラ
イバ38に出力され、リレードライバがモータ制御リレ
ーRL1 〜RL4 のうちの適当なリレーを付勢する
。そして、モータ制御リレーRL1 〜RL4 のうち
、付勢されたリレーが、対応するリレー接点RL1a〜
RL4aをそれぞれ切換えることによって、モータM1
,M2 の駆動がそれぞれ制御される。
ュータ(マイコン)36を備えて形成され、マイコンは
、記憶されたプログラムに従って入力を処理し、適当な
制御信号を発生可能に構成されている。制御信号は、図
1、図2を見るとわかるように、たとえば、リレードラ
イバ38に出力され、リレードライバがモータ制御リレ
ーRL1 〜RL4 のうちの適当なリレーを付勢する
。そして、モータ制御リレーRL1 〜RL4 のうち
、付勢されたリレーが、対応するリレー接点RL1a〜
RL4aをそれぞれ切換えることによって、モータM1
,M2 の駆動がそれぞれ制御される。
【0025】ここで、たとえば、モータM1の駆動によ
るシート回転装置のみの動作を例示して説明する。たと
えば、シート20の通常の着座位置(前向き)において
、オートスイッチ(スイッチ手段)12をベッド化方向
に操作すると、対応する信号が中央処理ユニット14に
出力される。すると、中央処理ユニット14で処理され
た制御信号がリレードライバ38に出力され、リレード
ライバからの信号によって、たとえば、モータ制御リレ
ーRL1 が付勢され、対応するリレー接点RL1aが
切換えられる。そして、リレー接点RL1aの切換えに
よって、モータM1が、たとえば、正転して、シート2
0が前向きから横向きに回動される。
るシート回転装置のみの動作を例示して説明する。たと
えば、シート20の通常の着座位置(前向き)において
、オートスイッチ(スイッチ手段)12をベッド化方向
に操作すると、対応する信号が中央処理ユニット14に
出力される。すると、中央処理ユニット14で処理され
た制御信号がリレードライバ38に出力され、リレード
ライバからの信号によって、たとえば、モータ制御リレ
ーRL1 が付勢され、対応するリレー接点RL1aが
切換えられる。そして、リレー接点RL1aの切換えに
よって、モータM1が、たとえば、正転して、シート2
0が前向きから横向きに回動される。
【0026】また、シート20のベッド状態において、
オートスイッチ12をシート化方向に操作すると、中央
処理ユニット14、リレードライバ38を介して、モー
タ制御リレーRL2 が付勢され、対応するリレー接点
RL2aが切換えられる。そして、リレー接点RL2a
の切換えによって、モータM2が、たとえば、逆転して
、シート20が横向きから前向きに回動される。
オートスイッチ12をシート化方向に操作すると、中央
処理ユニット14、リレードライバ38を介して、モー
タ制御リレーRL2 が付勢され、対応するリレー接点
RL2aが切換えられる。そして、リレー接点RL2a
の切換えによって、モータM2が、たとえば、逆転して
、シート20が横向きから前向きに回動される。
【0027】なお、オートスイッチ12の操作時におい
ては、モータM1の駆動に伴うシート回転装置22の作
動に加えて、モータM2の駆動に伴うリクライニング装
置24の作動が生じる。モータM2は、たとえば、モー
タ制御リレーRL3,RL4 のいずれかの付勢に伴う
リレー接点RL3a,RL4a の切換えによって、対
応する方向に駆動される。
ては、モータM1の駆動に伴うシート回転装置22の作
動に加えて、モータM2の駆動に伴うリクライニング装
置24の作動が生じる。モータM2は、たとえば、モー
タ制御リレーRL3,RL4 のいずれかの付勢に伴う
リレー接点RL3a,RL4a の切換えによって、対
応する方向に駆動される。
【0028】ここで、このようなモータ制御装置10に
おいては、たとえば、車両等のイグニションスイッチ(
図示しない)が、モータ制御装置のメインスイッチとし
て利用されている。そして、イグニションスイッチのオ
ン時においては、オートスイッチ12からの信号を遮断
し、イグニションスイッチのオフ時のみ、オートスイッ
チの操作のもとで、シート20のベッド化またはシート
化が行なわれる。
おいては、たとえば、車両等のイグニションスイッチ(
図示しない)が、モータ制御装置のメインスイッチとし
て利用されている。そして、イグニションスイッチのオ
ン時においては、オートスイッチ12からの信号を遮断
し、イグニションスイッチのオフ時のみ、オートスイッ
チの操作のもとで、シート20のベッド化またはシート
化が行なわれる。
【0029】このような構成では、イグニションスイッ
チのオフ時、つまり、車両等の停止時にのみ、シートの
ベッド化、シート化が可能となるため、トラック等の走
行時に、オートスイッチに誤って接触しても、不意にシ
ート20がベッド化されることもない。そのため、走行
時のドライバー等の安全性が確保できる。
チのオフ時、つまり、車両等の停止時にのみ、シートの
ベッド化、シート化が可能となるため、トラック等の走
行時に、オートスイッチに誤って接触しても、不意にシ
ート20がベッド化されることもない。そのため、走行
時のドライバー等の安全性が確保できる。
【0030】また、図1、図2に示すように、たとえば
、リクライニング装置24のためのマニュアルスイッチ
40が、オートスイッチ12とは個別に設けられている
。マニュアルスイッチ40として、たとえば、ニュート
ラルポジションと2ポジションの接点とを持つ自動復帰
形のシーソー式スイッチが利用でき、マニュアルスイッ
チは、中央処理ユニット14に接続されている。マニュ
アルスイッチは、図1に示すように、アシスタントシー
ト着座者の操作可能な位置、たとえば、アシスタントシ
ートのシートクッション30のサイド等に設けられてい
る。
、リクライニング装置24のためのマニュアルスイッチ
40が、オートスイッチ12とは個別に設けられている
。マニュアルスイッチ40として、たとえば、ニュート
ラルポジションと2ポジションの接点とを持つ自動復帰
形のシーソー式スイッチが利用でき、マニュアルスイッ
チは、中央処理ユニット14に接続されている。マニュ
アルスイッチは、図1に示すように、アシスタントシー
ト着座者の操作可能な位置、たとえば、アシスタントシ
ートのシートクッション30のサイド等に設けられてい
る。
【0031】たとえば、シートバック32の任意のリク
ライニング角度において、マニュアルスイッチ40を任
意の方向に操作すると、対応する信号が、中央処理ユニ
ット14に出力される。すると、中央処理ユニット14
によって処理された制御信号が、リレードライバ38に
出力され、リレードライバからの信号によって、たとえ
ば、モータ制御リレーRL3,RL4 のいずれかが付
勢され、対応するリレー接点RL3a,RL4a が切
換えられる。そして、リレー接点RL3a,RL4a
の切換えによって、モータM2が対応する方向に駆動さ
れて、シートバック32が任意の方向に揺動される。
ライニング角度において、マニュアルスイッチ40を任
意の方向に操作すると、対応する信号が、中央処理ユニ
ット14に出力される。すると、中央処理ユニット14
によって処理された制御信号が、リレードライバ38に
出力され、リレードライバからの信号によって、たとえ
ば、モータ制御リレーRL3,RL4 のいずれかが付
勢され、対応するリレー接点RL3a,RL4a が切
換えられる。そして、リレー接点RL3a,RL4a
の切換えによって、モータM2が対応する方向に駆動さ
れて、シートバック32が任意の方向に揺動される。
【0032】なお、図1、図2を見るとわかるように、
中央処理ユニット14、リレードライバ38は、たとえ
ば、自動車のバッテリー42に接続され、バッテリーか
らの供給電流のもとで、それぞれ作動される。また、モ
ータM1,M2 は、モータ制御リレーのリレー接点R
L1a〜RL4aを介して、バッテリー42に接続され
、バッテリーからの供給電圧のもとで駆動される。
中央処理ユニット14、リレードライバ38は、たとえ
ば、自動車のバッテリー42に接続され、バッテリーか
らの供給電流のもとで、それぞれ作動される。また、モ
ータM1,M2 は、モータ制御リレーのリレー接点R
L1a〜RL4aを介して、バッテリー42に接続され
、バッテリーからの供給電圧のもとで駆動される。
【0033】図1、図4を見るとわかるように、着座検
出手段16がシートクッション30のクッション面付近
に内蔵されるとともに、障害物検出手段18がシートバ
ック32の裏面付近に内蔵されている。着座検出手段1
6、障害物検出手段18として、たとえば、圧力センサ
のような感圧スイッチが利用でき、各感圧スイッチは、
図1、図2に示すように、中央処理ユニット14にそれ
ぞれ接続されている。
出手段16がシートクッション30のクッション面付近
に内蔵されるとともに、障害物検出手段18がシートバ
ック32の裏面付近に内蔵されている。着座検出手段1
6、障害物検出手段18として、たとえば、圧力センサ
のような感圧スイッチが利用でき、各感圧スイッチは、
図1、図2に示すように、中央処理ユニット14にそれ
ぞれ接続されている。
【0034】たとえば、着座検出手段(感圧スイッチ)
16が圧力を検出すると、信号が中央処理ユニット14
に出力され、それによって、シート20への着座者の存
在が検出される。そして、中央処理ユニット14に着座
検出手段16からの信号が入力され、中央処理ユニット
が着座者の存在を検出すると、オートスイッチ12から
の信号を遮断し、モータM1を直ちに停止するように構
成されている。 無論、オートスイッチ12の操作以前から、着座者の存
在が既に検出されていれば、モータM1は駆動せず、シ
ート20は回動されない。
16が圧力を検出すると、信号が中央処理ユニット14
に出力され、それによって、シート20への着座者の存
在が検出される。そして、中央処理ユニット14に着座
検出手段16からの信号が入力され、中央処理ユニット
が着座者の存在を検出すると、オートスイッチ12から
の信号を遮断し、モータM1を直ちに停止するように構
成されている。 無論、オートスイッチ12の操作以前から、着座者の存
在が既に検出されていれば、モータM1は駆動せず、シ
ート20は回動されない。
【0035】このような構成では、シート20に着座者
があるときに、オートスイッチ12に誤って接触しても
、オートスイッチ12からの信号は遮断されるため、モ
ータM1,M2 は駆動しない。そのため、シート20
が不意に作動することもなく、アシスタントシート着座
者およびドライバー等の安全性が確保される。
があるときに、オートスイッチ12に誤って接触しても
、オートスイッチ12からの信号は遮断されるため、モ
ータM1,M2 は駆動しない。そのため、シート20
が不意に作動することもなく、アシスタントシート着座
者およびドライバー等の安全性が確保される。
【0036】また、モータM2の駆動によるシートバッ
ク32の後傾時に、障害物検出手段(感圧スイッチ)1
8が圧力を検出すると、信号が中央処理ユニット14に
出力され、それによって、障害物の存在が検出される。 そして、中央処理ユニット14に着座検出手段18から
の信号が入力され、中央処理ユニットが障害物の存在を
検出すると、モータM2を直ちに停止した後、モータM
2を逆方向に駆動し、シートバックを所定位置まで自動
的に前傾させるように構成されている。
ク32の後傾時に、障害物検出手段(感圧スイッチ)1
8が圧力を検出すると、信号が中央処理ユニット14に
出力され、それによって、障害物の存在が検出される。 そして、中央処理ユニット14に着座検出手段18から
の信号が入力され、中央処理ユニットが障害物の存在を
検出すると、モータM2を直ちに停止した後、モータM
2を逆方向に駆動し、シートバックを所定位置まで自動
的に前傾させるように構成されている。
【0037】このような構成では、たとえば、シート2
0のベッド化時において、シートバック32がセンター
コンソール34との間にドリンクのコップ、缶等の障害
物を挾み込んでも、モータM2が停止するとともに、シ
ートバックが所定位置まで前傾して、障害物の挾み込み
を解除する。そのため、モータM2の過熱、損傷等が防
止できるとともに、コップ、缶等の障害物の挾み込みが
阻止でき、障害物の取り除き作業が容易に行なえる。
0のベッド化時において、シートバック32がセンター
コンソール34との間にドリンクのコップ、缶等の障害
物を挾み込んでも、モータM2が停止するとともに、シ
ートバックが所定位置まで前傾して、障害物の挾み込み
を解除する。そのため、モータM2の過熱、損傷等が防
止できるとともに、コップ、缶等の障害物の挾み込みが
阻止でき、障害物の取り除き作業が容易に行なえる。
【0038】また、マニュアルスイッチ40の操作によ
るシートバック32の後傾時において、障害物検出手段
18が圧力を検出すると、モータM2が直ちに停止し、
その位置からのシートバックの後傾を阻止するように構
成されている。このような構成では、オートスイッチ1
2の操作時に限定されず、マニュアル制御時におけるモ
ータM2、シートバック32、および、着座状態のシー
トバック後方に位置する車上設備等の安全性が、十分に
確保できる。
るシートバック32の後傾時において、障害物検出手段
18が圧力を検出すると、モータM2が直ちに停止し、
その位置からのシートバックの後傾を阻止するように構
成されている。このような構成では、オートスイッチ1
2の操作時に限定されず、マニュアル制御時におけるモ
ータM2、シートバック32、および、着座状態のシー
トバック後方に位置する車上設備等の安全性が、十分に
確保できる。
【0039】そして、図1、図2に示すように、この発
明のモータ制御装置10は、シートバック32のリクラ
イニング角度を検出するシートバック位置検出手段44
と、シート20の回動位置を検出するシート位置検出4
6とを更に具備している。
明のモータ制御装置10は、シートバック32のリクラ
イニング角度を検出するシートバック位置検出手段44
と、シート20の回動位置を検出するシート位置検出4
6とを更に具備している。
【0040】シートバック位置検出手段44、シート位
置検出手段46として、たとえば、固定端44a,46
a に対する可動端44b,46b の変動位置から、
シートバック32のリクライニング角度およびシート2
0の回動角度を認識可能なポテンショメータがそれぞれ
利用できる。そして、ポテンショメータ(シートバック
位置検出手段、シート位置検出手段)44,46 は、
図1、図2に示すように、中央処理ユニット14にそれ
ぞれ接続されている。
置検出手段46として、たとえば、固定端44a,46
a に対する可動端44b,46b の変動位置から、
シートバック32のリクライニング角度およびシート2
0の回動角度を認識可能なポテンショメータがそれぞれ
利用できる。そして、ポテンショメータ(シートバック
位置検出手段、シート位置検出手段)44,46 は、
図1、図2に示すように、中央処理ユニット14にそれ
ぞれ接続されている。
【0041】ポテンショメータの可動端44b,46b
がシート回転装置22、リクライニング装置24の可
動部材に、固定端44a,46aが各装置の固定部材に
それぞれ設けられる。そして、シート回転装置22、リ
クライニング装置24の作動に伴う、固定端44a,4
6a に対する可動端44b,46b の移動によって
、ポテンショメータ44,46 からの信号が変動し、
その信号の変動によって、シート20、シートバック3
2のポジションが検出される。
がシート回転装置22、リクライニング装置24の可
動部材に、固定端44a,46aが各装置の固定部材に
それぞれ設けられる。そして、シート回転装置22、リ
クライニング装置24の作動に伴う、固定端44a,4
6a に対する可動端44b,46b の移動によって
、ポテンショメータ44,46 からの信号が変動し、
その信号の変動によって、シート20、シートバック3
2のポジションが検出される。
【0042】ここで、この発明においては、ポテンショ
メータ44によって、図4に示すように、シートバック
32の揺動範囲α1 が限定されるとともに、シートバ
ックのニュートラル範囲α2 が予め設定されている。 シートバック32のニュートラル範囲α2 は、たとえ
ば、シート20の回動時に他の車上設備等に接触しない
程度のリクライニング角度と前傾限度位置との間として
設定されている。
メータ44によって、図4に示すように、シートバック
32の揺動範囲α1 が限定されるとともに、シートバ
ックのニュートラル範囲α2 が予め設定されている。 シートバック32のニュートラル範囲α2 は、たとえ
ば、シート20の回動時に他の車上設備等に接触しない
程度のリクライニング角度と前傾限度位置との間として
設定されている。
【0043】そして、この発明によれば、ニュートラル
範囲α2 内にシートバック32があるときのみ、シー
ト20を回動可能に構成されている。このような構成で
は、シートバック32がニュートラル範囲内にあるため
、シート20の回動時における、シートバックと他の車
上設備等との接触が十分に抑制でき、シートバックの損
傷、および、拘束に起因するモータM1の過熱、損傷等
が防止できる。
範囲α2 内にシートバック32があるときのみ、シー
ト20を回動可能に構成されている。このような構成で
は、シートバック32がニュートラル範囲内にあるため
、シート20の回動時における、シートバックと他の車
上設備等との接触が十分に抑制でき、シートバックの損
傷、および、拘束に起因するモータM1の過熱、損傷等
が防止できる。
【0044】また、ポテンショメータ46によって、図
3に示すように、シート20の回動範囲β1 が限定さ
れるとともに、シートの前向き領域β2 、横向き領域
β3 が予め区分されている。シート20の前向き領域
β2 、横向き領域β3 の境界領域は、たとえば、ほ
ぼ中間点とされている。
3に示すように、シート20の回動範囲β1 が限定さ
れるとともに、シートの前向き領域β2 、横向き領域
β3 が予め区分されている。シート20の前向き領域
β2 、横向き領域β3 の境界領域は、たとえば、ほ
ぼ中間点とされている。
【0045】そして、この発明によれば、オートスイッ
チ12の操作による、シート20のベッド化、シート化
時においては、シートの横向き領域β3 内でのみ、シ
ートバック32の後傾または前傾を行なうように構成さ
れている。このような構成では、シートバック32の揺
動スペースの確保可能なシート20の横向き領域でのみ
、シートバック32が揺動されるため、シート20の回
動時における、他の車上設備へのシートバックの接触が
十分に抑制できる。そのため、この点からも、シートバ
ック32、他の車上設備等の損傷、モータM1の過熱、
損傷等が防止できる。
チ12の操作による、シート20のベッド化、シート化
時においては、シートの横向き領域β3 内でのみ、シ
ートバック32の後傾または前傾を行なうように構成さ
れている。このような構成では、シートバック32の揺
動スペースの確保可能なシート20の横向き領域でのみ
、シートバック32が揺動されるため、シート20の回
動時における、他の車上設備へのシートバックの接触が
十分に抑制できる。そのため、この点からも、シートバ
ック32、他の車上設備等の損傷、モータM1の過熱、
損傷等が防止できる。
【0046】なお、図1に示すように、シート20に隣
接するドライバーシート28は、たとえば、シートリフ
ター48を備え、別のモータ制御装置(図示しない)に
接続されたモータM3の駆動制御によって、高さを調整
可能に構成されている。そして、図4に示すように、シ
ート20のベッド化時において、ベッド化されたシート
20の高さに合うように、ドライバーシート28の高さ
が調整され、ドライバーシートとベッド化されたシート
との組合せによって、ドライバー等の仮眠用の簡易ベッ
ドが形成される。
接するドライバーシート28は、たとえば、シートリフ
ター48を備え、別のモータ制御装置(図示しない)に
接続されたモータM3の駆動制御によって、高さを調整
可能に構成されている。そして、図4に示すように、シ
ート20のベッド化時において、ベッド化されたシート
20の高さに合うように、ドライバーシート28の高さ
が調整され、ドライバーシートとベッド化されたシート
との組合せによって、ドライバー等の仮眠用の簡易ベッ
ドが形成される。
【0047】このような構成のモータ制御装置によるモ
ータ制御方法を図1、図3および図4の作動図を参照し
ながら、図5、図6のフローチャートに沿って、以下説
明する。
ータ制御方法を図1、図3および図4の作動図を参照し
ながら、図5、図6のフローチャートに沿って、以下説
明する。
【0048】たとえば、図1、図3に示すような通常の
着座状態を、シート20の初期状態と仮定し、イグニシ
ョンスイッチのオフ時およびアシスタントシート着座者
の不在時におけるシートの作動時を例示する。通常の着
座状態において、図5に示すように、オートスイッチ1
2をベッド化方向にオンとすると(100) 、まず、
シートバック32がニュートラル範囲α2 内か否かが
判断される(102) 。
着座状態を、シート20の初期状態と仮定し、イグニシ
ョンスイッチのオフ時およびアシスタントシート着座者
の不在時におけるシートの作動時を例示する。通常の着
座状態において、図5に示すように、オートスイッチ1
2をベッド化方向にオンとすると(100) 、まず、
シートバック32がニュートラル範囲α2 内か否かが
判断される(102) 。
【0049】たとえば、シートバック32がニュートラ
ル範囲α2 より後傾状態にあると、(102) にお
いてNOと判断され、モータM2を駆動して、シートバ
ックを前傾させる(104) 。そして、モータM2の
駆動により、シートバックがニュートラル範囲α2 内
まで前傾し、(102) において、YES と判断さ
れると、次に、モータM2が停止しているか否かが判断
される(106) 。ここでは、(104) でのモー
タM2の駆動のままであるため、NOと判断される。
ル範囲α2 より後傾状態にあると、(102) にお
いてNOと判断され、モータM2を駆動して、シートバ
ックを前傾させる(104) 。そして、モータM2の
駆動により、シートバックがニュートラル範囲α2 内
まで前傾し、(102) において、YES と判断さ
れると、次に、モータM2が停止しているか否かが判断
される(106) 。ここでは、(104) でのモー
タM2の駆動のままであるため、NOと判断される。
【0050】すると、モータM2が直ちに停止して、シ
ートバック32がニュートラル範囲α2 内に設定、保
持される(108) 。このように、シート20のベッ
ド化時においては、まず、モータM1の駆動制御により
、シートバック32が、ニュートラル範囲α2 内に設
定される。
ートバック32がニュートラル範囲α2 内に設定、保
持される(108) 。このように、シート20のベッ
ド化時においては、まず、モータM1の駆動制御により
、シートバック32が、ニュートラル範囲α2 内に設
定される。
【0051】なお、オートスイッチ12の操作時に、シ
ートバック32が既にニュートラル範囲α2 内にある
場合においては、(102) において、YES と判
断されるとともに、モータM2は停止状態であるため、
(108) においてYES とそれぞれ判断される。
ートバック32が既にニュートラル範囲α2 内にある
場合においては、(102) において、YES と判
断されるとともに、モータM2は停止状態であるため、
(108) においてYES とそれぞれ判断される。
【0052】そして、次に、シート20が横向き領域β
3 内か否かが判断される(110) 。通常、ここで
は、シート20の回動が生じていないため、図3に実線
で示すように、シートは前向き領域β2 内にあり、ま
ず、NOと判断されて、モータM1の駆動のもとで、シ
ートが横方向に回動される(112) 。そして、シー
ト20が境界領域に達し、横向き領域β3 内まで回動
されると、(110) において、YES と判断され
て、次に、シートバック32が後傾限度位置か否かが判
断される(114) 。
3 内か否かが判断される(110) 。通常、ここで
は、シート20の回動が生じていないため、図3に実線
で示すように、シートは前向き領域β2 内にあり、ま
ず、NOと判断されて、モータM1の駆動のもとで、シ
ートが横方向に回動される(112) 。そして、シー
ト20が境界領域に達し、横向き領域β3 内まで回動
されると、(110) において、YES と判断され
て、次に、シートバック32が後傾限度位置か否かが判
断される(114) 。
【0053】通常、この時点において、シートバック3
2は、ニュートラル範囲α内のままであるため、(11
4) においては、まず、NOと判断され、モータM2
の駆動によって、シートバックが後傾される(116)
。そして、(112) でのモータM1の駆動によっ
て回動したシート20が、横向き限度位置に到達したか
否かが判断される(118)。たとえば、図3に一点鎖
線で示すように、シート20が横向き限度位置まで回動
すると、図5の(118) において、YES と判断
されて、次に、モータM1が停止しているか否かが判断
される(120) 。モータM1の駆動時においては、
ここで、NOと判断され、モータM1が停止される(1
22) 。
2は、ニュートラル範囲α内のままであるため、(11
4) においては、まず、NOと判断され、モータM2
の駆動によって、シートバックが後傾される(116)
。そして、(112) でのモータM1の駆動によっ
て回動したシート20が、横向き限度位置に到達したか
否かが判断される(118)。たとえば、図3に一点鎖
線で示すように、シート20が横向き限度位置まで回動
すると、図5の(118) において、YES と判断
されて、次に、モータM1が停止しているか否かが判断
される(120) 。モータM1の駆動時においては、
ここで、NOと判断され、モータM1が停止される(1
22) 。
【0054】そして、(116) でのモータM2の駆
動によって後傾したシートバック32が、モータM1の
停止後、(114) において、後傾限度位置に到達し
たか否かが判断され、シートバックが後傾限度位置に到
達すると、YES と判断されて、モータM2を停止す
る(124) 。すると、図4に実線で示すように、シ
ート20がベッド化され、ドライバーシート28と組合
せることによって、ドライバー等のための簡易ベッドと
して利用できる。
動によって後傾したシートバック32が、モータM1の
停止後、(114) において、後傾限度位置に到達し
たか否かが判断され、シートバックが後傾限度位置に到
達すると、YES と判断されて、モータM2を停止す
る(124) 。すると、図4に実線で示すように、シ
ート20がベッド化され、ドライバーシート28と組合
せることによって、ドライバー等のための簡易ベッドと
して利用できる。
【0055】また、図4に実線で示すシート20のベッ
ド状態において、図6に示すように、オートスイッチ1
2をシート化方向にオンとすると(202) 、まず、
シートバック32がニュートラル範囲α2 内か否かが
判断される(204) 。ここでは、シート20がベッ
ド状態のままであるため、NOと判断され、モータM2
の駆動により、シートバック32が前傾される(206
) 。
ド状態において、図6に示すように、オートスイッチ1
2をシート化方向にオンとすると(202) 、まず、
シートバック32がニュートラル範囲α2 内か否かが
判断される(204) 。ここでは、シート20がベッ
ド状態のままであるため、NOと判断され、モータM2
の駆動により、シートバック32が前傾される(206
) 。
【0056】そして、図4に二点鎖線で示すように、シ
ートバック32が、ニュートラル範囲α2 まで前傾さ
れると、図6の(204) において、YES と判断
され、次に、モータM2が駆動しているか否かが判断さ
れる(208) 。このとき、モータM2は駆動してい
るため、YES と判断され、中央処理ユニット14の
タイマーTをスタートさせる(210) 。そして、タ
イマーTが所定時間、たとえば、3秒の経過前か否かが
判断され(212) 、タイマーTの3秒経過前におい
ては、YES と判断される。
ートバック32が、ニュートラル範囲α2 まで前傾さ
れると、図6の(204) において、YES と判断
され、次に、モータM2が駆動しているか否かが判断さ
れる(208) 。このとき、モータM2は駆動してい
るため、YES と判断され、中央処理ユニット14の
タイマーTをスタートさせる(210) 。そして、タ
イマーTが所定時間、たとえば、3秒の経過前か否かが
判断され(212) 、タイマーTの3秒経過前におい
ては、YES と判断される。
【0057】すると、次に、シート20が前向き限度位
置か否かが判断される(214) 。通常、この時点で
は、シート20は回動しておらず、図3に一点鎖線で示
すように、シート20は横向き限度位置にあるため、図
6の(214) において、まず、NOと判断されて、
モータM1の駆動により、シートを前方向に駆動させる
(216) 。
置か否かが判断される(214) 。通常、この時点で
は、シート20は回動しておらず、図3に一点鎖線で示
すように、シート20は横向き限度位置にあるため、図
6の(214) において、まず、NOと判断されて、
モータM1の駆動により、シートを前方向に駆動させる
(216) 。
【0058】そして、中央処理ユニット14のタイマー
Tが3秒を経過すると、(212) において、NOと
判断される。すると、モータM2が停止されるとととも
に(218) 、タイマーTが停止した後、リセットさ
れる(220) 。
Tが3秒を経過すると、(212) において、NOと
判断される。すると、モータM2が停止されるとととも
に(218) 、タイマーTが停止した後、リセットさ
れる(220) 。
【0059】つまり、この発明においては、シートバッ
ク32がニュートラル範囲α2 内まで前傾したと判断
された3秒後に、モータM2が停止される。そのため、
シートバック32は、ニュートラル範囲α2 の限度位
置から更に3秒間だけ前傾される。従って、シートバッ
ク32が確実にニュートラル範囲α2 内に設定され、
他の車上設備等との接触が十分に抑制できる。
ク32がニュートラル範囲α2 内まで前傾したと判断
された3秒後に、モータM2が停止される。そのため、
シートバック32は、ニュートラル範囲α2 の限度位
置から更に3秒間だけ前傾される。従って、シートバッ
ク32が確実にニュートラル範囲α2 内に設定され、
他の車上設備等との接触が十分に抑制できる。
【0060】そして、モータM1の駆動により、シート
20が、前向き限度位置に到達すると、(214) に
おいてYES と判断されて、モータM1が停止され(
222) 、シートが通常の着座状態に復帰、つまり、
シート化される。
20が、前向き限度位置に到達すると、(214) に
おいてYES と判断されて、モータM1が停止され(
222) 、シートが通常の着座状態に復帰、つまり、
シート化される。
【0061】実施例においては、シート回転装置22、
リクライニング装置24を備えて、横方向へのシート2
0の回動およびほぼ水平位置までのシートバック32の
後傾の可能な構成として、シートが具体化されているが
、これに加えて、他の着座姿勢制御装置の装着された構
成としてもよい。
リクライニング装置24を備えて、横方向へのシート2
0の回動およびほぼ水平位置までのシートバック32の
後傾の可能な構成として、シートが具体化されているが
、これに加えて、他の着座姿勢制御装置の装着された構
成としてもよい。
【0062】また、シート20は、シート回転装置22
によって回動、昇降の双方が行なわれている。しかし、
これに限定されず、たとえば、シート回転装置に加えて
シートリフターを装着し、個別のモータの駆動によって
、シート20の回動、昇降を行なう構成としてもよい。
によって回動、昇降の双方が行なわれている。しかし、
これに限定されず、たとえば、シート回転装置に加えて
シートリフターを装着し、個別のモータの駆動によって
、シート20の回動、昇降を行なう構成としてもよい。
【0063】ここで、実施例においては、ベッド化され
たシート20に合せ、別のモータ制御装置によるモータ
M3の駆動のもとで、ドライバーシート28を上昇させ
て、シート、ドライバーシートを簡易ベッドとして形成
している。しかし、これに限定されず、シート20のモ
ータ制御装置10によって、モータM3を駆動制御し、
シート20のベッド化時、シート化時にドライバーシー
ト28を昇降させる構成としてもよい。
たシート20に合せ、別のモータ制御装置によるモータ
M3の駆動のもとで、ドライバーシート28を上昇させ
て、シート、ドライバーシートを簡易ベッドとして形成
している。しかし、これに限定されず、シート20のモ
ータ制御装置10によって、モータM3を駆動制御し、
シート20のベッド化時、シート化時にドライバーシー
ト28を昇降させる構成としてもよい。
【0064】なお、この発明のベッド化シートのモータ
制御装置10は、トラックや多目的自動車等のアシスタ
ントシート20に適するとはいえ、これに限定されず、
多目的自動車等のセカンドシートや、他の車両等のシー
トのモータ制御装置にこの発明を応用してもよい。
制御装置10は、トラックや多目的自動車等のアシスタ
ントシート20に適するとはいえ、これに限定されず、
多目的自動車等のセカンドシートや、他の車両等のシー
トのモータ制御装置にこの発明を応用してもよい。
【0065】上述した実施例は、この発明を説明するた
めのものであり、この発明を何等限定するものでなく、
この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも
全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
めのものであり、この発明を何等限定するものでなく、
この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも
全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0066】
【発明の効果】上記のように、この発明に係るベッド化
シートのモータ制御方法によれば、シートへの着座者お
よびシートバックの後傾時における障害物の存在を検出
し、少なくともいずれかの存在を検出したとき、スイッ
チ手段からの信号を遮断し、対応するモータを直ちに停
止している。
シートのモータ制御方法によれば、シートへの着座者お
よびシートバックの後傾時における障害物の存在を検出
し、少なくともいずれかの存在を検出したとき、スイッ
チ手段からの信号を遮断し、対応するモータを直ちに停
止している。
【0067】そのため、着座者のいるときにスイッチ手
段に誤って接触したり、シートバックの後傾時の障害物
が検出されると、対応するモータが直ちに停止して、シ
ートの不意な回動やモータの過剰な駆動を阻止する。従
って、シート着座者、ドライバー等の安全性が確保され
るとともに、モータの拘束に起因する過電流の発生、つ
まりはモータの過熱、損傷等が防止でき、モータの安全
性が向上される。
段に誤って接触したり、シートバックの後傾時の障害物
が検出されると、対応するモータが直ちに停止して、シ
ートの不意な回動やモータの過剰な駆動を阻止する。従
って、シート着座者、ドライバー等の安全性が確保され
るとともに、モータの拘束に起因する過電流の発生、つ
まりはモータの過熱、損傷等が防止でき、モータの安全
性が向上される。
【0068】そして、シートバックの後傾時における、
障害物の検出時において、モータを停止した後、逆方向
に駆動して、シートバックをニュートラル範囲内まで前
傾される構成とすれば、たとえば、センターコンソール
上のコップ、缶等の障害物の挾み込みが阻止できる。そ
のため、コップ、缶等の障害物の取り除きが容易に行な
えるとともに、シートバック裏面による過剰な押し付け
が抑制され、シートバックの損傷等が確実に防止できる
。
障害物の検出時において、モータを停止した後、逆方向
に駆動して、シートバックをニュートラル範囲内まで前
傾される構成とすれば、たとえば、センターコンソール
上のコップ、缶等の障害物の挾み込みが阻止できる。そ
のため、コップ、缶等の障害物の取り除きが容易に行な
えるとともに、シートバック裏面による過剰な押し付け
が抑制され、シートバックの損傷等が確実に防止できる
。
【0069】また、シートバックのニュートラル範囲を
予め設定して、シートバックがニュートラル範囲内にあ
るときのみ、シートを回動可能とすれば、シートの回動
時における、シートバックと他の車上設備等との接触が
十分に抑制できる。そのため、シートバックと他の車上
設備等との接触によって、シートの回動が阻止されるこ
ともなく、シートバックの損傷等が防止できるとともに
、拘束に起因するモータの過熱、損傷等が防止できる。
予め設定して、シートバックがニュートラル範囲内にあ
るときのみ、シートを回動可能とすれば、シートの回動
時における、シートバックと他の車上設備等との接触が
十分に抑制できる。そのため、シートバックと他の車上
設備等との接触によって、シートの回動が阻止されるこ
ともなく、シートバックの損傷等が防止できるとともに
、拘束に起因するモータの過熱、損傷等が防止できる。
【0070】そして、シートの前向き領域と横向き領域
とを区分する境界域を予め設定し、シートのベッド化、
シート化時においては、シートの横向き領域内でのみ、
シートバックを揺動可能とすれば、シートバックの揺動
が比較的広いスペースのもとで行なえる。そのため、シ
ートの回動時における、他の車上設備へのシートバック
の接触が十分に抑制でき、この点からも、シートバック
、車上設備等の損傷、モータの過熱、損傷等が防止でき
る。
とを区分する境界域を予め設定し、シートのベッド化、
シート化時においては、シートの横向き領域内でのみ、
シートバックを揺動可能とすれば、シートバックの揺動
が比較的広いスペースのもとで行なえる。そのため、シ
ートの回動時における、他の車上設備へのシートバック
の接触が十分に抑制でき、この点からも、シートバック
、車上設備等の損傷、モータの過熱、損傷等が防止でき
る。
【0071】また、この発明のベッド化シートのモータ
制御装置によれば、上記のモータ制御方法が適切に遂行
でき、シートの着座者の安全性、快適性、および、モー
タの安全性が、十分に改善される。
制御装置によれば、上記のモータ制御方法が適切に遂行
でき、シートの着座者の安全性、快適性、および、モー
タの安全性が、十分に改善される。
【図1】この発明に係るベッド化シートのモータ制御装
置の概略ブロック図である。
置の概略ブロック図である。
【図2】中央処理ユニットを中心としたモータ制御装置
のブロック図である。
のブロック図である。
【図3】上面から見たベッド化シートの作動図である。
【図4】正面から見たベッド化シートの作動図である。
【図5】この発明によるベッド化シートのモータ制御方
法のフローチャートである。
法のフローチャートである。
【図6】この発明によるベッド化シートのモータ制御方
法のフローチャートである。
法のフローチャートである。
10 ベッド化シートのモータ制御装置12 スイ
ッチ手段(オートスイッチ)14 中央処理ユニット 16 着座検出手段(感圧スイッチ)18 障害物
検出手段(感圧スイッチ)20 アシスタントシート
(ベッド化シート)28 ドライバーシート 30 シートクッション 32 シートバック 36 マイクロコンピュータ(マイコン)44 シ
ートバック位置検出手段(ポテンショメータ)46
シート位置検出手段(ポテンショメータ)M1 モー
タ(回転用モータ)
ッチ手段(オートスイッチ)14 中央処理ユニット 16 着座検出手段(感圧スイッチ)18 障害物
検出手段(感圧スイッチ)20 アシスタントシート
(ベッド化シート)28 ドライバーシート 30 シートクッション 32 シートバック 36 マイクロコンピュータ(マイコン)44 シ
ートバック位置検出手段(ポテンショメータ)46
シート位置検出手段(ポテンショメータ)M1 モー
タ(回転用モータ)
Claims (7)
- 【請求項1】 スイッチ手段の操作によってモータを
駆動制御し、少なくとも横方向へのシートの回動および
ほぼ水平位置までのシートバックの後傾によってベッド
化の可能なベッド化シートのモータ制御方法において、
シートクッションに設けた着座検出手段によって着座者
の有無を検出するとともに、シートバックに設けた障害
物検出手段によって、シートバックの後傾時の障害物の
有無を検出し、着座者、障害物の少なくともいずれかの
存在を検出したとき、スイッチ手段からの信号を遮断し
て、対応するモータを直ちに停止するベッド化シートの
モータ制御方法。 - 【請求項2】 障害物検出手段によって、シートバッ
ク後傾時の障害物が検出されたとき、対応するモータを
直ちに停止するとともに、モータを逆方向に駆動して、
シートバックを所定の位置まで前傾させる請求項1記載
のベッド化シートのモータ制御装置。 - 【請求項3】 シートバックのリクライニング角度を
検出して、シートバックの揺動範囲を限定するとともに
、所定条件のもとでシートバックのニュートラル範囲を
設定し、シートのベッド化時に、シートバックが、ニュ
ートラル範囲より後傾のとき、対応するモータの駆動に
より、シートバックをニュートラル範囲内まで一旦前傾
させた後、シートを回動させる請求項1または2記載の
ベッド化シートのモータ制御方法。 - 【請求項4】 シートの回動角度を検出して、シート
の回動範囲を限定するとともに、シートの前向き、横向
きの各領域を区分する境界域を設定し、スイッチ手段の
操作によるシートのベッド化、シート化時においては、
シートの横向き領域内でのみ、シートバックが揺動され
る請求項1ないし3のいずれか記載のベッド化シートの
モータ制御装置。 - 【請求項5】 少なくともシートの回動、シートバッ
クの揺動を実行する一連のモータと、ワンタッチ操作に
よって、モータを駆動するスイッチ手段と、入力された
情報を所定のプログラムに沿って処理して、モータの駆
動を制御する中央処理ユニットと、シートクッションに
設けられて、着座者の有無を検出する着座検出手段と、
シートバックに設けられて、シートバックの後傾の障害
となる障害物を検出する障害物検出手段と、を具備し、
スイッチ手段の操作によって、モータを駆動制御し、着
座者、障害物の少なくともいずれかの存在を検出したと
き、スイッチ手段からの信号を遮断して、対応するモー
タを直ちに停止するベッド化シートのモータ制御装置。 - 【請求項6】 シートバックのリクライニング角度を
検出可能なシートバック位置検出手段を更に具備し、シ
ートバックの揺動範囲を限定するとともに、所定条件の
もとでシートバックのニュートラル範囲を設定した請求
項5記載のベッド化シートのモータ制御装置。 - 【請求項7】 シートの回動角度を検出可能なシート
位置検出手段を更に具備し、シートの回動範囲を限定す
るとともに、シートの前向き、横向きの各領域を区分す
る境界域を設定した請求項5または6記載のベッド化シ
ートのモータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2416924A JPH04232133A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | ベッド化シートのモータ制御方法およびモータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2416924A JPH04232133A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | ベッド化シートのモータ制御方法およびモータ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04232133A true JPH04232133A (ja) | 1992-08-20 |
Family
ID=18525099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2416924A Pending JPH04232133A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | ベッド化シートのモータ制御方法およびモータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04232133A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2720986A1 (fr) * | 1994-06-14 | 1995-12-15 | Renault | Dispositif de retenue latérale d'un occupant de siège de véhicule automobile. |
FR2740744A1 (fr) * | 1995-11-03 | 1997-05-09 | Peugeot | Dispositif d'actionnement par moteur electrique d'un siege coulissant de vehicule automobile |
WO2008024306A1 (en) * | 2006-08-23 | 2008-02-28 | Johnson Controls Technology Company | Object detection system and method for moving vehicle seat |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5843830A (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-14 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 自動車の座席調節装置用位置決め装置 |
JPS6137549A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-22 | Nippon Soken Inc | パワ−シ−ト装置 |
JPS6137550A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-22 | Nippon Soken Inc | パワ−シ−ト装置 |
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JPS6194433A (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-13 | Mitsubishi Electric Corp | シリアルバスの制御方式 |
JPS63284043A (ja) * | 1987-05-15 | 1988-11-21 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車のリヤシ−トシステム |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP2416924A patent/JPH04232133A/ja active Pending
Patent Citations (6)
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