JPH05338482A - パワーシートのモータ制御方法およびモータ制御装置 - Google Patents

パワーシートのモータ制御方法およびモータ制御装置

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JPH05338482A
JPH05338482A JP4171921A JP17192192A JPH05338482A JP H05338482 A JPH05338482 A JP H05338482A JP 4171921 A JP4171921 A JP 4171921A JP 17192192 A JP17192192 A JP 17192192A JP H05338482 A JPH05338482 A JP H05338482A
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JP
Japan
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seat
drive
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motor
driver
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JP4171921A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Ogasawara
絋充 小笠原
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Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗降車時におけるスイッチの操作性の向上を
はかることによって、着座者の乗降車性を改善する。 【構成】 パーキングポジションへのシフトレバー68の
有無によって、ドライバーの乗降車動作を検出してい
る。そして、ドライバーの降車動作を検出したとき、検
出時のシート18のドライブポジションが中央処理ユニッ
ト16のメモリーに格納されるとともに、対応するモータ
M1、M6 の駆動制御のもとで、所定姿勢のライドポジショ
ンが再生される。また、ドライバーの乗車動作を検出し
たとき、対応するモータM1、M6 の駆動制御のもとで、降
車動作検出時のシート18のドライブポジションが再生可
能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モータの駆動制御に
よって、着座姿勢制御装置の可動部材のポジションを着
座者の体形、好みおよびシートの用途等に応じて調整、
設定可能なパワーシートのモータ制御方法およびモータ
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、対応するスイッチ操作等によ
るモータの駆動のもとで作動可能な着座姿勢制御装置の
装着された、いわゆるパワーシートと称されるシート
が、乗用車等のドライバーシート、アシスタントシート
として提供されている。
【0003】このようなパワーシートにおいては、着座
姿勢制御装置として、たとえば、シートの前後ポジショ
ン、シートバックのリクライニング角度等のようなシー
トの基本姿勢を設定するシートスライド装置、リクライ
ニング装置等が装着されている。そして、対応するモー
タの駆動制御に伴う、着座姿勢制御装置の作動によっ
て、着座者の所望する着座姿勢、つまり、着座者の体
形、好み、疲労の程度等に応じたシートポジションが、
任意に調整、設定可能となっている。
【0004】一般に、パワーシートのモータは、マイク
ロコンピュータ(マイコン)等を有するモータ制御装置
に接続され、モータ制御装置に設けられた対応するマニ
ュアルスイッチ等の操作スイッチの切換え操作等によっ
て、モータが駆動制御可能となっている。
【0005】ところで、ドライバーシートにおいては、
安全運転を遂行するために、着座者(ドライバー)に適
したシートポジションを的確に設定することが要求され
る。しかしながら、複数のドライバーが共用する自動車
等においては、各ドライバーの乗車の都度、自己に適し
たシートポジションの設定が行われるため、乗車の際の
スイッチ操作が煩雑化しやすく、乗車性が低下する虞れ
がある。
【0006】そこで、たとえば、メモリー機能を有する
モータ制御装置を利用して、ドライバー毎に設定された
複数のシートポジションを格納するとともに、所定のス
イッチ操作のもとで繰り返し再生可能とする構成が知ら
れている。このような構成では、乗車の都度、煩わしい
操作を行うことなく、自己の最適なシートポジンが容易
に再生できる。
【0007】また、ドライバーポジションにおいて、ド
ライバーの通常の着座位置(ドライブポジション)で
は、シート上にステアリングホイールが延出しているた
め、ドライバーの乗降車を妨害して、ドライバーの乗降
車性を損なう虞れがある。
【0008】そこで、ステアリングホイールによって乗
降車の妨害されない乗降車ポジション(ライドポジショ
ン)を所定のメモリーに予め格納し、乗降車動作の検出
等によって、シートをライドポジションまで自動的に移
動させる構成が知られている。このような構成では、乗
降車の際の煩わしいスイッチ操作が省略できるととも
に、ライドポジションでの乗降車が確実に行えるため、
ドライバーの良好な乗降車性が確保できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】また、たとえば、ドラ
イバーの乗車動作の検出によって、シートをライドポジ
ションから所定のドライブポジションまで自動的に復帰
させる構成が知られている。このような構成において、
ドライバーの乗降車動作は、一般に、対応するドアの開
閉によって検出される。
【0010】このような構成においては、ドアの開放の
検出によってシートのライドポジションが再生されると
ともに、ドアの閉鎖の検出によって所定のドライブポジ
ションが再生される。
【0011】ところで、たとえば、複数のドライブポジ
ションの格納可能なモータ制御装置においては、再生す
るドライブポジションが特定できないため、通常、いず
れか1のポジションを再生するように構成されている。
【0012】しかしながら、乗車したドライバーの所望
するドライブポジションと再生されたドライブポジショ
ンとが必ずしも一致するとは限らず、一致しない場合に
おいては、自己のメモリーポジションの再生操作やマニ
ュアル操作等が、乗車したドライバーに要求される。
【0013】つまり、このような構成においては、メモ
リーポジションを有するドライバーでも、特定のドライ
バー以外であれば、乗車の際に、自己に適したシートの
ポジション調整が要求されるため、乗降車の際の操作性
が損なわれ、ドライバーの乗降車性が低下する。
【0014】また、公知の構成においては、対応するド
アの開閉によって、ドライバーの乗降車動作を検出して
いる。しかしながら、ドライバーシートに対応するドア
は、後方の確認等のために、ドライバーによって、車庫
入れ等でのバック走行時に開放されることがある。
【0015】そのため、ドアの開放のみによってドライ
バーの乗降車動作を検出する構成では、乗降車動作を誤
検出する虞れがあり、安全上好ましくない。
【0016】そこで、たとえば、着座センサ等によって
ドライバーの着座の有無を検出し、ドライバーの有無と
ドアの開閉との組合せの検出によって、乗降車動作の誤
検出を防止することが考えられる。しかしながら、この
ような構成においては、構成が複雑化しやすく、モータ
制御装置の部品の増加等によって高価となる虞れがある
ため、好ましくない。
【0017】この発明は、乗降車時におけるスイッチの
操作性の向上をはかることによって、着座者の乗降車性
を改善するパワーシートのモータ制御方法およびモータ
制御装置の提供を目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明のパワーシートのモータ制御方法において
は、オートマチック車でのドライバーの乗降車の際に
は、シートレバーがパーキングポジションに位置するこ
とに着目している。
【0019】そこで、この発明によれば、少なくとも、
パーキングポジションへのシフトレバーの切換え、およ
び、パーキングポジションからの他のポジションへのシ
フトレバーの切換えによって、着座者の乗降車動作を検
出している。
【0020】そして、パーキングポジションへのシフト
レバーの切換えのもとで着座者の降車動作が検出された
とき、所定のメモリーに予め格納された乗降車動作の容
易に行えるシートのライドポジションが、対応するモー
タの駆動制御のもとで再生可能となっている。このと
き、検出時のシートポジションが、任意のドライブポジ
ションとして所定のメモリーに格納される。
【0021】また、パーキングポジションから他のポジ
ションへのシフトレバーの切換えのもとで着座者の乗車
動作が検出されたとき、対応するモータの駆動制御のも
とで、乗降車動作検出時の任意のドライブポジションが
再生可能となっている。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
について詳細に説明する。
【0023】図1、図2に示すように、この発明に係る
パワーシートのモータ制御装置10は、マニュアルスイッ
チ12と、オートスイッチ14と、中央処理ユニット16とを
具備し、シート18に装着された着座姿勢制御装置20の駆
動源となるモータM1〜M6を所定のスイッチ操作のもとで
駆動制御可能に構成されている。モータM1〜M6として、
通常、DCギヤードモータがそれぞれ利用できる。
【0024】このような着座姿勢制御装置20の装着され
たシート18は、いわゆるパワーシートと称され、たとえ
ば、乗用車等のドライバーシートとして形成されてい
る。
【0025】図1に示すように、着座姿勢制御装置20と
して、たとえば、シート18の前後ポジションを調整する
シートスライド装置20-1、シートバック22の傾斜角度
(リクライニング角度)を調整するリクライニング装置
20-2、および、ヘッドレスト本体24の上下ポジションを
調整する可動式ヘッドレスト20-3が、シート18に装着さ
れている。そして、モータM1〜M3がシートスライド装置
20-1、リクライニング装置20-2および可動式ヘッドレス
ト20-3の駆動源として、それぞれ設けられている。
【0026】このような構成では、対応するモータM1〜
M3の駆動に伴う、シートスライド装置20-1、リクライニ
ング装置20-2および可動式ヘッドレスト20-3の作動のも
とで、各装置に対応する可動部材、つまりはシート18、
シートバック22、ヘッドレス本体24等がそれぞれの特定
の方向に移動して、各部材のポジションが調整される。
そして、シート18の前後ポジション、シートバック22の
リクライニング角度、および、ヘッドレスト本体24の高
さ等の調整、設定によって、着座者、つまりはドライバ
ーの基本的な着座姿勢がほぼ決定される。
【0027】また、図1を見るとわかるように、ドライ
バーシート18においては、着座者の腰部の疲労緩和、疲
労軽減等をはかるランバーサポート装置20-4、および、
着座者の尻部を左右サイドから抱持(ホールド)可能な
ヒップサポート装置20-5が、着座姿勢制御装置20とし
て、更に装着されている。
【0028】ランバーサポート装置20-4は、たとえば、
着座者の腰椎を押圧、支持可能なランバープレート26を
備えて、シートバック22に内蔵されている。そして、モ
ータM4、M5 の駆動のもとでのランバープレート26の上下
ポジション、前後ポジションの調整によって、着座者の
腰椎に対するランバープレートの上下での支持ポジショ
ンおよびランバープレートによる腰椎支持力が、それぞ
れ調整、設定可能となっている。
【0029】このような構成では、着座者(ドライバ
ー)の体形、好みおよび疲労の程度に応じた腰椎支持が
行えるため、腰部の疲労が軽減できるとともに、腰部へ
の疲労の蓄積が十分に抑制される。
【0030】また、ヒップサポート装置20-5は、図1に
加えて図3を見るとわかるように、左右一対のサポート
プレート28を有して、シートクッション29に内蔵され、
モータM6の駆動に伴う、左右連動の開閉動作によって、
着座者の尻部をホールド、ホールド解除可能に構成され
ている。
【0031】このようなヒップサポート装置20-5におい
て、サポートフレーム28は、図3に実線で示すクローズ
ポジションと一点鎖線で示すオープンポジション(フル
オープンポジション)間で、左右連動して揺動、つまり
は開閉可能となっている。そのため、ドライバーの体
形、好みおよび道路状況等に応じて、サポートフレーム
の揺動ポジション、つまりはヒップサポート装置による
ホールド力が調整でき、左右方向への尻部の移動規制に
よって、カーブ走行時における、ドライバーの姿勢崩れ
が確実に防止できる。
【0032】また、ヒップサポート装置20-5、つまりは
サポートフレーム28のオープンポジションにおいては、
サポートフレームによる尻部のホールド力が低下または
解除されるため、通常の走行時や乗降車時等において、
一般に設定される。
【0033】なお、上記の着座姿勢制御装置20の構成は
いずれも公知であり、これらの構成自体はこの発明の趣
旨でないため、詳細に説明しない。
【0034】ここで、図2を見るとわかるように、モー
タM1〜M6は、後述するモータ制御リレーRL1 〜RL12のリ
レー接点RL1a〜RL12a を介して、電源、たとえば、自動
車のバッテリー(BATT)にそれぞれ接続されている。そし
て、モータ制御リレーRL1 〜RL12に対応するリレー接点
RL1a〜RL12a の切換えによって、対応するモータM1〜M6
がそれぞれ駆動制御可能となっている。
【0035】また、たとえば、リミットスイッチLS1 〜
LS12が、モータM1〜M6の巻線端末に、リレー接点RL1a〜
RL12a を介してそれぞれ接続されている。リミットスイ
ッチLS1 〜LS12として、たとえば、自動復帰形のプッシ
ュオフスイッチがそれぞれ利用できる。そして、リミッ
トスイッチLS1 〜LS12は、対応する可動部材、つまりは
シート18、シートバック22、ヘッドレスト本体24、ラン
バープレート26およびサポートフレーム28の移動限度位
置に、それぞれ配設されている。
【0036】このようなリミットスイッチLS1 〜LS12
は、通常時、オン状態であり、移動限度位置へのシート
18等の可動部材の到達に伴うオフ動作によって、対応す
るモータM1〜M6へのバッテリーからの印加電圧を個別に
遮断して、対応するモータを直ちに停止するように構成
されている。
【0037】このような構成では、リミットスイッチLS
1 〜LS12によって、着座姿勢制御装置20のそれぞれの可
動部材の移動範囲が確実に限定できるとともに、移動限
度位置でのモータM1〜M6の拘束等が防止される。そのた
め、可動部材およびその周辺部材の破損、損傷等が防止
できるとともに、拘束に起因するモータM1〜M6の過熱、
損傷等が防止でき、安全性が確保される。
【0038】図1、図2に示すように、モータM1〜M6
は、たとえば、ポジション検出手段30-1〜30-6をそれぞ
れ有して形成されている。ポジション検出手段30-1〜30
-6として、たとえば、図2に示すように、モータM1〜M6
の出力軸(図示しない)に固着された円板状の永久磁石
32と永久磁石の側方に隣接して設けられたリードスイッ
チ34とを有して構成された回転センサがそれぞれ利用で
きる。
【0039】このような構成においては、永久磁石32が
モータM1〜M6のそれぞれの出力軸と一体的に回転し、対
応するリードスイッチ34の側方を通過する永久磁石の極
性の変動によって、リードスイッチが開閉して、パルス
が発生される。
【0040】図1、図2に示すように、回転センサ(ポ
ジション検出手段)のリードスイッチ34は、中央処理ユ
ニット16にそれぞれ接続されている。モータM1〜M6の駆
動により発生した回転センサ30-1〜30-6からのパルス
は、中央処理ユニット16にそれぞれ出力され、それぞれ
のパルスの数が、対応するモータの回転数として中央処
理ユニット内においてカウントされるとともに、必要に
応じて所定のメモリーに格納される。
【0041】そして、回転センサ30-1〜30-6のカウント
数により、モータM1〜M6の回転数、つまりは基準点から
の可動部材の移動量が認識され、基準点に対する可動部
材のポジションがそれぞれ検出される。なお、パルスの
カウント数は、たとえば、モータM1〜M6の正転時にカウ
ントアップするとともに、逆転時にカウントダウンされ
る。
【0042】モータM1〜M6は、たとえば、マニュアルス
イッチ12の操作によって、それぞれ駆動制御される。図
2に示すように、マニュアルスイッチ12は、たとえば、
着座姿勢制御装置20に対応する操作スイッチ、つまりは
スライド用スイッチ36、リクライニング用スイッチ38、
ヘッドレスト用スイッチ40、ランバー上下用スイッチ4
2、ランバー前後用スイッチ44、ヒップサポート用スイ
ッチ46をそれぞれ有して形成されている。
【0043】マニュアルスイッチ12は、図1に示すよう
に、ドライバーの操作可能な位置、たとえば、シート18
のシートクッション29のサイド等に設けられる。しかし
ながら、着座者の操作可能な位置であれば足りるため、
シートクッション29のサイドに限定されず、他の位置、
たとえば、コンソールボックス等にマニュアルスイッチ
12を設ける構成としてもよい。
【0044】図2に示すように、マニュアルスイッチ12
の操作スイッチ36〜46として、たとえば、操作方向によ
ってモータM1〜M6の回転方向を切換え可能な、ニュート
ラルポジションと2ポジションの接点とを持つ自動復帰
形のシーソースイッチが利用できる。そして、マニュア
ルスイッチの操作スイッチ36〜46は、中央処理ユニット
16にそれぞれ接続されている。
【0045】中央処理ユニット16は、マイクロコンピュ
ータ(マイコン)50を備えて形成され、マイコンは、記
憶されたプログラムに従って入力を処理して、適当な制
御信号を発生可能に構成されている。制御信号は、図
1、図2を見るとわかるように、たとえば、リレードラ
イバ52に出力される。
【0046】そして、制御信号に応じたリレードライバ
52の作動によって、モータ制御リレーRL1 〜RL12のうち
の適当なリレーの付勢、消勢が制御され、モータ制御リ
レーのうち、付勢されたリレーが、対応するリレー接点
RL1a〜RL12a をそれぞれ切換えることによって、モータ
M1〜M6がそれぞれ駆動制御される。
【0047】なお、モータ制御リレーRL1 〜RL12とし
て、たとえば、コイルに電流を流すことによって、対応
するリレー接点RL1a〜RL12a を切換える電磁リレーが、
それぞれ利用できる。
【0048】たとえば、任意のシートポジションにおい
て、マニュアルスイッチのスライド用スイッチ36を操作
すると、対応する信号が中央処理ユニット16に出力され
る。すると、中央処理ユニット16によって処理された制
御信号が、リレードライバ52に出力され、リレードライ
バからの信号によって、たとえば、モータ制御リレーRL
1、RL2 のいずれかが付勢され、対応するリレー接点RL1
a、RL2a が切換えられる。
【0049】そして、リレー接点RL1a、RL2a の切換えに
よって、モータM1が、対応する方向に駆動され、シート
スライド装置20-1の作動のもとで、シート18の前後ポジ
ションが調整される。
【0050】なお、ここでは、リレー接点RL1aの切換え
に伴うモータM1の正転により、シート18が前進するとと
もに、リレー接点RL2aの切換えに伴うモータM1の逆転に
より、シートが後退するように構成されている。
【0051】また、マニュアルスイッチの他の操作スイ
ッチ38〜46の操作時においても、上記と同様に、対応す
る信号が中央処理ユニット16に出力され、処理された制
御信号が、リレードライバ52に出力される。すると、リ
レードライバ52からの信号によって、たとえば、モータ
制御リレーRL3 〜RL12のいずれかが付勢され、対応する
リレー接点RL3a〜RL12a が切換えられて、対応する着座
姿勢制御装置20がそれぞれ作動される。
【0052】たとえば、リレードライバ52からの信号に
よって、モータ制御リレーRL3、RL4が切換えられると、
対応するリレー接点RL3a、RL4a の切換えのもとでモータ
M2が正転、逆転する。そして、モータM2の駆動に伴う、
リクライニング装置20-2の作動によって、シートバック
22が前後方向に揺動し、シートバックのリクライニング
角度が調整可能となっている。
【0053】ここで、シート18は、たとえば、モータM2
の駆動に伴う、シートバック22の揺動に連動して、シー
トクッション29を前後、上下方向にスイングさせる、い
わゆるコンフォートシートとして形成されている。この
ようなシート(コンフォートシート)18によれば、シー
トバック22の傾斜に追従して、シートクッション29がス
イングし、シートバックのリクライニング角度に対応す
るポジションに設定されるため、シートバックの傾斜に
伴う、着座者の背ずれが防止でき、着座者の快適性が向
上される。
【0054】また、ヘッドレスト用スイッチ40の操作に
伴うリレードライバ52からの信号によって、モータ制御
リレーRL5、RL6 のいずれかが付勢されると、対応するリ
レー接点RL5、RL6 が切換えられて、モータM3が正転、逆
転する。そして、モータM3の駆動に伴う、上下方向への
ヘッドレスト本体24の移動、つまりは昇降によって、可
動式ヘッドレスト20-3による着座者の頭部支持位置(支
持ポジション)が、上下方向で調整可能となっている。
【0055】更に、ランバー上下用スイッチ42、ランバ
ー前後用スイッチ44の操作に伴うリレードライバ52から
の信号によって、モータ制御リレーRL7 〜RL10のいずれ
かが付勢されると、対応するリレー接点RL7 〜RL10が切
換えられて、モータM4、M5 がそれぞれ正転、逆転する。
そして、モータM4、M5 の駆動に伴う、上下方向または前
後方向へのランバープレート26の移動によって、ランバ
ーサポート装置20-4による着座者の腰椎の支持位置(支
持ポジション)または腰椎支持力がそれぞれ調整可能と
なっている。
【0056】なお、ここでは、モータM3、M4 の正転によ
り、ヘッドレスト本体24、ランバープレート26が上昇す
るとともに、各モータの逆転により、対応する部材が下
降するように構成されている。また、モータM5の正転に
より、ランバープレート28が前進するとともに、モータ
の逆転により、ランバープレートが後退する。
【0057】また、ヒップサポート用スイッチ46の操作
に伴うリレードライバ52からの信号によって、モータ制
御リレーRL11、RL12 のいずれかが付勢されると、対応す
るリレー接点RL11、RL12 が切換えられて、モータM6が正
転、逆転する。そして、モータM6の駆動に伴う、開閉方
向へのサポートフレーム28の揺動によって、ヒップサポ
ート装置20-5による着座者尻部のホールド力が調整可能
となっている。
【0058】なお、ここでは、モータM6の正転により、
サポートフレーム28が閉鎖方向に揺動するとともに、モ
ータの逆転により、サポートフレームが開放方向に揺動
するように構成されている。
【0059】ここで、図1、図2を見るとわかるよう
に、中央処理ユニット16は、たとえば、安定化電源54を
介してバッテリーに接続され、安定化電源によって一定
化された入力電流のもとで作動可能となっている。
【0060】ところで、この発明のパワーシートのモー
タ制御装置10においては、マニュアルスイッチ12の操作
に伴う、モータM1〜M6のマニュアル制御のもとで調整、
設定されたシートポジションが、中央処理ユニット16の
対応するメモリー、たとえば、ドライバー用メモリーに
格納可能となっている。
【0061】ドライバー用メモリーは、たとえば、3ポ
ジションのデータを格納可能に第1〜第3のメモリーを
有して形成され、各ポジションの再生は、オートスイッ
チ14の一部として形成された第1〜第3の再生スイッチ
58〜62によって行われる。図2に示すように、再生スイ
ッチ58〜62として、たとえば、自動復帰形のプッシュス
イッチが利用でき、各再生スイッチは、中央処理ユニッ
ト16にそれぞれ接続されている。
【0062】たとえば、再生スイッチ58〜62が操作され
ると、再生スイッチからの対応する信号が中央処理ユニ
ット16に入力され、入力信号に応じて、対応するメモリ
ーの内容(データ)が読み出される。そして、メモリー
の内容に応じた制御信号が、中央処理ユニット16からリ
レードライバー52に出力され、対応する駆動量だけ、モ
ータM1〜M6を駆動して、対応するシートポジション、つ
まりはメモリー毎のドライブポジションがそれぞれ再生
される。
【0063】そして、シートポジションは、オートスイ
ッチ14の再生スイッチ58〜62のいずれかとメモリーセッ
トスイッチ64との組合せ操作によって、対応するメモリ
ーに格納される。図2に示すように、メモリーセットス
イッチ64として、自動復帰形のプッシュスイッチが利用
でき、メモリーセットスイッチは、中央処理ユニット16
に接続されている。
【0064】たとえば、図4に示すように、任意のシー
トポジションにおいて、メモリーセットスイッチ64に加
えて再生スイッチ58〜62のいずれかを操作すると、任意
のシートポジションは、第1〜第3のドライバー用メモ
リーのうち、操作した再生スイッチに対応するメモリー
に、メモリーポジションとして格納される。
【0065】なお、オートスイッチ14は、マニュアルス
イッチ12と同様に、ドライバーの操作可能な位置、たと
えば、シートクッション29のサイド等に設けられる(図
1参照)。
【0066】ここで、図4に示すように、たとえば、シ
ート18がいずれのメモリーポジションにある場合におい
ても、当該ポジションに対応する再生スイッチ58〜62以
外のスイッチ操作によって、他の2ポジションのうちの
1ポジションが再生可能となっている。このような構成
では、第1〜第3のドライバー用メモリー間における、
相互のポジション変更が容易に行えるため、一人のドラ
イバーが複数のメモリーポジションを有する場合におい
て、特に有効に利用できる。
【0067】また、この発明のパワーシートのモータ制
御装置10によれば、乗降車動作の容易に行えるシート18
のライドポジションが、中央処理ユニット16の対応する
メモリー、たとえば、ライド用メモリーに予め格納され
ている。
【0068】図5に示すように、たとえば、シートクッ
ション29の上方に延出されたステアリングホイール66等
の車上設備に邪魔されることなく、乗降車動作の容易に
行える、一点鎖線で示すスライドのリヤモースト(スラ
イド後限ポジション)LSr が、シート18の前後方向での
ライドポジションとして設定、格納されている。
【0069】また、このシート18においては、ヒップサ
ポート装置20-5が装着されているため、ドライバーの尻
部をホールドしない、図3に一点鎖線で示す(フル)オ
ープンポジションθPxが、ヒップサポート装置20-5での
ライドポジションとして設定、格納されている。
【0070】このような構成では、ドライバーの乗降車
の際に、シート18のライドポジションを設定(再生)す
ることによって、ステアリングホイール66、サポートフ
レーム28等に妨害されない乗降車動作が確実に得られ
る。そのため、ドライバーの乗降車動作が円滑に行え、
乗降車性が向上される。
【0071】そして、この発明においては、ドライバー
の乗降車動作を検出し、たとえば、降車動作の検出によ
って、シート18のライドポジションを自動的に再生する
ように構成されている。
【0072】ここで、公知の構成においては、通常、対
応するドアの開閉の検出によってドライバーの乗降車動
作が検出されている。しかしながら、バック走行時等に
おいては、走行中にドアを開放することがあるため、公
知の構成においては、ドライバーの乗降車動作を誤検出
をする虞れがあり、好ましくない。
【0073】そこで、この発明においては、オートマチ
ック車でのドライバーの乗降車の際には、シートレバー
68がパーキングポジション(P) に位置することに着目し
ている。そして、この発明によれば、たとえば、パーキ
ングポジションへのシフトレバー68の切換えによって、
ドライバーの降車動作を検出し、降車動作が検出された
とき、モータM1、M6 の駆動制御によって、ライドポジシ
ョンを再生するように構成されている。
【0074】たとえば、シフトレバー68のポジションを
ディスプレイに表示させるディスプレイ用接点70を利用
して、パーキングポジションへのシフトレバーの切換
え、および、パーキングポジションから他のポジション
への切換えが検出されている(図2参照)。そして、こ
のような構成においては、ディスプレイ用接点70のう
ち、パーキング表示ランプのための接点(パーキング接
点)72が、パーキングポジションへのシフトレバー68の
有無、つまりは着座者の乗降車動作の有無を検出する乗
降車検出手段として形成されている。
【0075】図1、図2に示すように、パーキング接点
(乗降車検出手段)72は、中央処理ユニット16に接続さ
れている。
【0076】たとえば、ドライブポジション等の任意の
シートポジションにおいて、シフトレバー68をパーキン
グポジションに切換え、パーキング接点72をONとする
と、モータM1、M6 の駆動制御のもとで、シート18のライ
ドポジションが自動的に再生される(図4参照)。
【0077】また、シート18のライドポジションにおい
て、第1〜第3の再生スイッチ58〜62を操作すると、そ
れぞれの対応する第1〜第3のメモリーポジションが再
生される。
【0078】また、図2に示すように、たとえば、シー
ト18に対応するドアの開閉を検出するドアスイッチ74、
および、イグニションキーの操作によってON、OFFの切換
えられるイグニションスイッチ76が、中央処理ユニット
16にそれぞれ接続されている。
【0079】たとえば、対応するドアの開放によってON
となるように、ドアスイッチ74が形成されるとともに、
イグニションキーのアクセサリーポジションでONとなる
ように、イグニションスイッチ76が形成されている。
【0080】更に、この発明においては、ドライバーの
降車動作の検出によって、ライドポジションへの移動直
前のシートポジション、つまりはドライブポジションを
中央処理ユニット16の所定のメモリー、たとえば、任意
メモリーに格納可能に構成されている。中央処理ユニッ
ト16の任意メモリーは、たとえば、書き換え自在なメモ
リーとして形成され、ドライバーの降車動作の検出に伴
う、ライドポジションの設定の都度、移動直前のドライ
ブポジション、つまりは降車動作検出時のドライブポジ
ションが格納可能となっている。
【0081】たとえば、ドライバーが自動車の走行を終
了し、シフトレバー68をパーキングポジションに切換え
ると、パーキング接点72からの信号により、ドライバー
の降車動作が検出されて、その時点でのドライブポジシ
ョンが任意メモリーに格納される。そして、シート18の
現在のポジション(測定値)がライドポジションの設定
値(メモリー値)と比較され、測定値、設定値が一致す
るように、モータM1、M6 がそれぞれ駆動されて、シート
のライドポジションが再生される(図4参照)。
【0082】また、シート18のライドポジションにおけ
る、パーキングポジションから他のポジションへのシフ
トレバー68の切換えによって、ドライバーの乗車動作が
検出されると、任意メモリーに格納されたドライブポジ
ションのデータが読み出される。そして、シート18の現
在のポジション(測定値)がドライブポジションの設定
値(メモリー値)と比較され、測定値、設定値が一致す
るように、たとえば、モータM1、M6 が駆動されて、シー
トのドライブポジションが再生される(図4参照)。
【0083】そして、この発明においては、ドライバー
の乗車動作の検出前、つまり、パーキングポジションか
ら他のポジションへのシフトレバー68の切換え前での、
マニュアルスイッチ12、再生スイッチ58〜62の操作によ
って、移動前のドライブポジションへの再生動作が無効
となるように構成されている。
【0084】つまり、ドライバーが交替する場合等にお
いて、新たに乗車するドライバーが自己のメモリーポジ
ションへの再生スイッチ58〜62の操作、または、マニュ
アルスイッチ12の操作を行うことによって、シフトレバ
ー68を切換えたときのドライブポジションの再生が阻止
される。
【0085】そのため、ドライバーが交替した時のスイ
ッチ操作の煩雑化が十分に抑制でき、この点からも、乗
降車時における、操作性が向上される。
【0086】上記構成のパワーシートのモータ制御装置
10によるモータ制御方法を、図6ないし図8のフローチ
ャートに沿って詳細に説明する。
【0087】図6に示すように、この発明においては、
まず、パーキング接点72がONか否か、つまり、シフトレ
バー68がパーキングポジションに位置しているか否かが
判断される(102) 。たとえば、自動車の走行終了によ
り、ドライバーがシフトレバー68をドライブポジショや
リバースポジション等からパーキングポジションに切換
えると、パーキング接点72のONにより、(102) におい
て、YES と判断され、次に、イグニションスイッチ76が
OFF になっているか否かが判断される(104) 。
【0088】ここでは、イグニションキーの切換え操作
に伴って、イグニションスイッチ76がOFF となるまでNO
と判断され、イグニションスイッチのOFF により、YES
と判断されると、次に、ドアスイッチ74がONになったか
否か、つまり、対応するドアが開放されたか否かが判断
される(106) 。
【0089】この場合においては、ドアの開放に伴っ
て、ドアスイッチ74がONとなるまでNOと判断され、ドア
の開放により、YES と判断されると、乗降車動作ルーチ
ンにおいて適宜処理されて、シートのライドポジション
が再生される(108) 。
【0090】図7に示すように、乗降車動作ルーチンに
おいては、まず、シート18の前後ポジション、つまり、
シートスライド装置(SLID)20-1の測定値LS1 が、降車動
作検出時における、ドライブポジションのメモリー値
(ドライブメモリー値)LS0 として、対応する任意メモ
リーに格納される(202) (図5参照)。
【0091】また、これと同様に、サポートフレーム28
の開閉ポジション、つまり、ヒップサポート装置(H/S)2
0-5 の測定値θP1が、降車動作検出時における、ドライ
ブポジションのメモリー値(ドライブメモリー値)θP0
として、対応する任意メモリーに格納される(204) (図
3参照)。
【0092】そして、図7に示すように、次に、モータ
M1の駆動、たとえば、逆転に伴うシートスライド装置20
-1の作動により、シート18がリヤモースト方向に移動、
つまりは後退する(206) 。
【0093】すると、シートスライド装置20-1の作動に
よって、シート18がリヤモーストまで移動したか否か、
つまり、シートスライド装置の測定値LS1 がライドポジ
ションのメモリー値LSr と一致したか否かが判断される
(208) 。ここでは、シート18がリヤモーストに到達する
までのNOと判断される。
【0094】たとえば、(208) において、NOと判断され
ると、次に、モータM6の駆動、たとえば、逆転に伴うヒ
ップサポート装置20-5の作動によって、サポートフレー
ム28が開放される(210) 。すると、次に、ヒップサポー
ト装置20-5の作動によって、サポートフレーム28がフル
オープンされたか否か、つまり、ヒップサポート装置の
測定値θP1がメモリー値θPxと一致したか否かが判断さ
れる(212) 。
【0095】そして、サポートフレーム28のフルオープ
ン前においては、(212) においてNOと判断され、次に、
シートスライド装置20-1、ヒップサポート装置20-5が停
止したか否か、つまり、シート18のライドポジションの
再生動作が完了したか否かが判断され(214) 、YES と判
断されるまで、上記動作が繰り返し実行される。
【0096】たとえば、シートスライド装置20-1の作動
のもとで、シート18がリヤモーストに到達し、測定値LS
1 がメモリー値LSr に一致すると、(208) において、YE
S と判断され、モータM1とともにシートスライド装置が
停止して、ライドポジションにおける、シートの前後ポ
ジションが再生される(216) 。
【0097】また、ヒップサポート装置20-5の作動のも
とで、サポートフレーム28がフルオープンとなり、測定
値θP1がメモリー値θPxに一致すると、(212) におい
て、YES と判断され、モータM6とともにヒップサポート
装置が停止して、ライドポジションにおける、サポート
フレームの開閉ポジションが再生される(218) 。
【0098】そして、シートスライド装置20-1、ヒップ
サポート装置20-5のいずれもが停止し、シート18のライ
ドポジションの再生動作が完了すると、(214) におい
て、YES と判断され、シートの乗降車動作が終了する。
【0099】ここでは、サポートフレーム28のフルオー
プンに先行して、シート18がリヤモーストに到達した場
合を例として説明しているが、これとは逆の場合におい
ても、図7の(218)、(216) において、ヒップサポート装
置20-5、シートスライド装置20-1が順次停止するため、
シート18およびサポートフレーム28のライドポジション
が確実に再生される。
【0100】また、たとえば、ドライバーが着座の後に
シフトレバー68をパーキングポジションから他のポジシ
ョン、たとえば、ドライブポジションに切換えると、図
6の(102) において、NOと判断され、次に、マニュアル
スイッチ操作フラグFMがセット(1) されているか否か(1
10) 、再生スイッチ操作フラグFOがセット(1) されてい
るか否か(112) が、順次判断される。
【0101】マニュアルスイッチ12、オートスイッチの
再生スイッチ58〜62の非操作時においては、いずれもNO
と判断され、次に、パーキング接点72がOFF か否か、つ
まり、シフトレバー68がパーキングポジション以外のポ
ジションに位置しているか否かが判断される(114) 。そ
して、パーキング接点72のOFF により、(114) におい
て、YES と判断されると、RESUME動作ルーチンに沿って
適宜処理され、シート18のRESUME動作が実行される(11
6) 。
【0102】図8に示すように、RESUME動作ルーチンに
おいては、まず、モータM1の正転に伴う、シートスライ
ド装置20-1の作動により、シート18がライドポジション
から前進する(302) 。そして、次に、シート18の前後ポ
ジションの測定値LS1 が、降車動作検出時のドライブポ
ジションのメモリー値LS0 と一致したか否か、つまり、
シートがドライブポジションに戻されたか否かが判断さ
れる(304) 。
【0103】ここでは、シート18がドライブポジション
に戻されるまで、NOと判断され、次に、モータM6の正転
に伴う、ヒップサポート装置20-5の作動により、サポー
トフレーム28が閉鎖方向に揺動する(306) 。すると、次
に、サポートフレーム28の揺動ポジションの測定値θP1
が、降車動作検出時のドライブポジションのメモリー値
θP0と一致したか否か、つまり、サポートフレームがド
ライブポジションに戻されたか否かが判断される(308)
【0104】そして、ドライブポジションへの到達前に
おいて、NOと判断されると、次に、シートスライド装置
20-1、ヒップサポート装置20-5が停止したか否か、つま
り、降車動作検出時のドライブポジションの再生動作が
完了したか否かが判断され(310) 、YES と判断されるま
で、上記動作が繰り返し実行される。
【0105】たとえば、シートスライド装置20-1の作動
のもとで、シート18がドライブポジションに復帰し、測
定値LS1 がメモリー値LS0 に一致すると、(304) におい
て、YES と判断され、モータM1とともにシートスライド
装置が停止して、ドライブポジションにおける、シート
の前後ポジションが再生される(312) 。
【0106】また、ヒップサポート装置20-5の作動のも
とで、サポートフレーム28がフルオープンとなり、測定
値θP1がメモリー値θPxに一致すると、(308) におい
て、YES と判断され、モータM6とともにヒップサポート
装置が停止して、ドライブポジションにおける、サポー
トフレームの開閉ポジションが再生される(314) 。
【0107】そして、シートスライド装置20-1、ヒップ
サポート装置20-5のいずれもが停止し、シート18のドラ
イブポジションの再生動作が完了すると、(310) におい
て、YES と判断される。すると、スイッチ操作フラグF
M、FO がいずれもリセット(0)され、シートのRESUME動作
が終了する(316) 。
【0108】ここで、たとえば、ドライバーの乗車後、
シフトレバー68をパーキングポジションから切換えるこ
となく、マニュアルスイッチ12の操作スイッチ36〜46の
いずれかを操作すると、図6の(102) においてNO、(11
0) においてYES とそれぞれ判断される。また、同様
に、パーキングポジションからシフトレバー68を切換え
ることなく、オートスイッチ14の再生スイッチ58〜62の
いずれかを操作すると、(102)、(110) においてNO、(11
2) においてYES とそれぞれ判断される。
【0109】つまり、マニュアルスイッチ12、オートス
イッチ14の操作時においては、RESUME動作を生じない。
つまり、このような構成では、ドライバーが変更したと
きに、ドライバーが自己のメモリーポジションの再生操
作やマニュアル制御のもとでのポジション設定を行うこ
とによって、RESUME動作を阻止して、自己のシートポジ
ション調整のみが容易に実行できる。
【0110】上記のように、この発明のパワーシートの
モータ制御方法によれば、降車動作検出時のドライブポ
ジションを再生するRESUME動作が実行可能となってい
る。つまり、同一のドライバーが一旦降車した後に、再
度降車する場合においては、煩わしいスイッチ操作を行
うことなく、降車前のドライブポジションが確実に再生
される。
【0111】そのため、乗降車の際の操作性が向上し、
それに伴って、ドライバーの乗降車性が改善される。
【0112】そして、パーキングポジションへのシフト
レバー68の切換えによって、ドライバーの降車動作が検
出されるとともに、パーキングポジションから他のポジ
ションへのシフトレバーの切換えによって乗車動作が検
出されるため、乗降車動作の誤検出が十分に防止され
る。そのため、モータM1、M6 の誤動作が阻止でき、着座
者の安全性、快適性が十分に確保できる。
【0113】更に、ドライバーの乗降車の容易に行える
ライドポジションが所定のメモリーに予め格納され、ド
ライバーの降車動作の検出によって自動的に再生され
る。そのため、煩わしいスイッチ操作等を行うことな
く、乗降車動作が迅速に再生でき、この点からも、乗降
車性の改善が十分にはかられる。
【0114】そして、乗車動作の検出前での、マニュア
ルスイッチ12またはオートスイッチ14の再生スイッチ58
〜62の操作によって、降車動作検出前の任意のドライブ
ポジションの再生を無効とすれば、ドライバーの交替し
た場合において、変更前のドライバーのドライブポジシ
ョンを強制的に再生することがない。
【0115】つまり、交替したドライバーが、自己のメ
モリーポジションの再生操作やマニュアル制御のもと
で、自己に適したポジション設定を任意に行うことがで
きるため、自己のシートポジション調整のみが容易に実
行でき、この点からも、乗降車時の操作性、つまりは乗
降車性が向上する。
【0116】また、パーキングポジションへのシフトレ
バー68の切換えの検出に加えて、ドアスイッチ74のON、
イグニションスイッチ76のOFF を検出したとき、ドライ
バーの降車動作を判断すれば、停車状態、強いては駐車
状態が的確に判断できる。そのため、乗降車動作の誤検
出の防止が一層確実となり、ドライバーの安全性が更に
向上する。
【0117】そして、この発明のパワーシートのモータ
制御装置10によれば、上記のモータ制御方法が適切に遂
行でき、ドライバーの乗降車動作の検出のもとで、ライ
ドポジション、任意のドライブポジションの再生が行え
る。そのため、乗降車の際の操作性が向上し、それに伴
って、ドライバーの乗降車性、快適性が十分に改善され
る。
【0118】また、パーキング接点72のON、OFFにより、
シフトレバー68の切換え、つまりはドライバーの乗降車
動作を検出する構成では、部品点数が増加せず、構成の
複雑化が確実に防止できるため、安価なモータ制御装置
10が得られる。
【0119】ところで、実施例においては、ライドポジ
ションの予め設定、格納された構成として具体化されて
いるが、これに限定されず、たとえば、ドライバーによ
る乗降車の際のスイッチ操作によって、シート18をリヤ
モーストまで移動させる構成としてもよい。
【0120】しかしながら、実施例のように、ヒップサ
ポート操作20-5の装着された構成においては、シート18
のスライドに加えて、サポートフレーム28の開放操作を
行わなければならないため、予め設定されたライドポジ
ションを再生可能とすれば、乗降車時の操作性が確実に
向上する。
【0121】また、ライドポジションにおいては、シー
ト18の前後ポジションがリヤモーストとして例示されて
いるが、ドライバーの乗降車動作が容易に行えればよい
ため、リヤモーストに限定されない。
【0122】そして、ここでは、第1〜第3のドライバ
ー用メモリーを有する構成として、中央処理ユニット16
を例示しているが、メモリーの数はこれに限定されな
い。
【0123】更に、実施例においては、シートスライド
装置20-1、ヒップサポート装置21-5の作動のもとで、シ
ート18のライドポジションを設定しているが、これに加
えて、リクライニング装置20-2等の作動のもとで、シー
トバック20のリクライニング角度を乗降車動作の容易に
行える角度に揺動させてもよい。
【0124】しかしながら、通常のドライブポジション
であれば、シートバック22のリクライニング角度は乗降
車動作にさほど影響を与えないことから、シートスライ
ド装置20-1、ヒップサポート装置20-5の作動により、シ
ート18のライドポジションを設定する構成とすれば、十
分に抑制された動作のもとで、シートのライドポジショ
ンが再生できる。
【0125】また、実施例においては、ポジション検出
手段30-1〜30-6として、回転センサを例示しているが、
着座姿勢制御装置20の各可動部材のポジションを検出可
能であれば足りるため、回転センサに限定されず、他の
手段を利用する構成としてもよい。
【0126】そして、この発明におけるパワーシート
(ドライバーシート)18は、着座姿勢制御装置20として
シートスライド装置20-1、リクライニング装置20-2、可
動式ヘッドレスト20-3、ランバーサポート装置20-4、ヒ
ップサポート装置20-5の装着された構成として具体化さ
れている。しかし、これに限定されず、たとえば、シー
トリフターやサイドサポート等の他の着座姿勢制御装置
を備えたパワーシートにも、この発明のモータ制御装置
が応用できることはいうまでもない。
【0127】また、ここでは、ドライバーシートに適す
るパワーシートのモータ制御装置10として具体化されて
いるが、ドライバーシートに限定されず、アシスタント
シートや他のシートに、この発明の思想を応用してもよ
い。
【0128】上述した実施例は、この発明を説明するた
めのものであり、この発明を何等限定するものでなく、
この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも
全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0129】
【発明の効果】上記のように、この発明に係るパワーシ
ートのモータ制御方法によれば、乗車動作の検出によっ
て、降車動作検出時の任意のドライブポジションが再生
可能となっている。そのため、同一のドライバーが繰り
返し乗降車する場合においては、煩わしいスイッチ操作
を行うことなく自己に適したドライブポジションが確実
に再生でき、乗降車の際の操作性の向上に伴って、着座
者の乗降車性が改善される。
【0130】そして、パーキングポジションへのシフト
レバーの切換えによって、着座者の降車動作が検出され
るとともに、パーキングポジションから他のポジション
へのシフトレバーの切換えによって乗車動作が検出され
るため、乗降車動作の誤検出が十分に防止される。その
ため、対応するモータの誤動作が阻止でき、着座者の安
全性、快適性が十分に確保できる。
【0131】更に、ドライバーの乗降車の容易に行える
ライドポジションが所定のメモリーに予め格納され、ド
ライバーの降車動作の検出によって自動的に再生され
る。そのため、煩わしいスイッチ操作等を行うことな
く、乗降車動作が迅速に再生でき、この点からも、乗降
車性の改善が十分にはかられる。
【0132】そして、乗車動作の検出前での、マニュア
ル制御操作またはメモリー再生操作によって、降車動作
検出前の任意のドライブポジションの再生を無効とすれ
ば、ドライバーの交替した場合において、変更前のドラ
イバーのドライブポジションを強制的に再生することが
ない。
【0133】つまり、交替したドライバーが、自己のメ
モリーポジションの再生操作やマニュアル制御のもと
で、自己に適したポジション設定を任意に行うことがで
きるため、自己のシートポジション調整のみが容易に実
行でき、この点からも、乗降車時の操作性、つまりは乗
降車性が向上する。
【0134】また、パーキングポジションへのシフトレ
バーの切換えの検出に加えて、ドアスイッチのON、イグ
ニションスイッチのOFF を検出したとき、ドライバーの
降車動作を判断すれば、停車状態、強いては駐車状態が
的確に判断できる。そのため、乗降車動作の誤検出の防
止が一層確実となり、ドライバーの安全性が更に向上す
る。
【0135】そして、この発明のパワーシートのモータ
制御装置によれば、上記のモータ制御方法が適切に遂行
でき、ドライバーの乗降車動作の検出のもとで、ライド
ポジション、任意のドライブポジションの再生が行え
る。そのため、乗降車の際の操作性が向上し、それに伴
って、ドライバーの乗降車性、快適性が十分に改善され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るパワーシートのモータ制御装置
の概略ブロック図である。
【図2】パワーシートのモータ制御装置の、中央処理ユ
ニットを中心とした詳細ブロック図である。
【図3】正面から見たパワーシートの模式図である。
【図4】この発明のパワーシートのモータ制御方法にお
ける、操作相関図の一例である。
【図5】側面から見たパワーシートの模式図である。
【図6】この発明のパワーシートのモータ制御方法のフ
ローチャートである。
【図7】この発明のパワーシートのモータ制御方法のフ
ローチャートにおける、乗降車動作ルーチンである。
【図8】この発明のパワーシートのモータ制御方法のフ
ローチャートにおける、RESUME動作ルーチンである。
【符号の説明】
10 パワーシートのモータ制御装置 12 マニュアルスイッチ 14 オートスイッチ 16 中央処理ユニット 18 シート(ドライバーシート) 20(20-1 〜20-5) 着座姿勢制御装置 30-1〜30-6 回転センサ(ポジション検出手段) 50 マイクロコンピュータ(マイコン) 36〜46 マニュアル操作スイッチ 58〜62 再生スイッチ 72 パーキング接点(乗降車検出手段) 74 ドアスイッチ(乗降車検出手段) 76 イグニションスイッチ(乗降車検出手段) M1〜M6 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02P 5/00 N 7315−5H 5/50 G 9063−5H

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワーシートに装着された着座姿勢制御
    装置の可動部材のポジションを検出するとともに、パー
    キングポジションへのシフトレバーの有無を検出し、 パーキングポジションへのシフトレバーの切換えのもと
    で着座者の降車動作が検出されたとき、検出時のシート
    ポジションを任意のドライブポジションとして所定のメ
    モリーに格納し、 パーキングポジションから他のポジションへのシフトレ
    バーの切換えのもとで着座者の乗車動作が検出されたと
    き、乗降車の際に設定されたシートのライドポジション
    から、対応するモータを駆動制御して、乗降車動作検出
    時の任意のドライブポジションを再生するパワーシート
    のモータ制御方法。
  2. 【請求項2】 パワーシートに装着された着座姿勢制御
    装置の可動部材のポジションを検出するとともに、パー
    キングポジションへのシフトレバーの有無を検出し、 パーキングポジションへのシフトレバーの切換えのもと
    で着座者の降車動作が検出されたとき、検出時のシート
    ポジションを任意のドライブポジションとして所定のメ
    モリーに格納するとともに、所定のメモリーに予め格納
    された乗降車動作の容易に行えるシートのライドポジシ
    ョンを、対応するモータの駆動制御のもとで再生し、 パーキングポジションから他のポジションへのシフトレ
    バーの切換えのもとで着座者の乗車動作が検出されたと
    き、対応するモータの駆動制御のもとで、乗降車動作検
    出時の任意のドライブポジションが再生されるパワーシ
    ートのモータ制御方法。
  3. 【請求項3】 乗車動作の検出前に、所定のスイッチ操
    作のもとでのモータのマニュアル制御およびシートポジ
    ションのメモリー再生の少なくともいずれかが実行され
    たとき、乗降車動作検出時のドライブポジションへの再
    生動作が無効となる請求項1または2記載のパワーシー
    トのモータ制御方法。
  4. 【請求項4】 パーキングポジションへのシフトレバー
    の切換えの検出に加えて、イグニションスイッチのOFF
    、対応するドアの開放の少なくともいずれかが検出さ
    れたとき、着座者の降車動作と判断して、シートのライ
    ドポジションを再生する請求項1ないし3のいずれか記
    載のパワーシートのモータ制御方法。
  5. 【請求項5】 着座姿勢制御装置の駆動源として設けら
    れ、着座姿勢制御装置の可動部材の移動のもとで、シー
    トポジションを調整する一連のモータと、 対応するモータの駆動をマニュアル制御して、シートポ
    ジションの調整、修正の可能なマニュアルスイッチと、 モータのマニュアル制御のもとで設定されたシートポジ
    ションを任意に格納、再生するメモリースイッチと、 着座姿勢制御装置の可動部材のポジションを検出する一
    連のポジション検出手段と、 少なくとも、パーキングポジションへのシフトレバーの
    切換え、および、パーキングポジションから他のポジシ
    ョンへのシフトレバーの切換えの有無から、着座者の乗
    降車動作を検出する乗降車検出手段と、 入力された情報を所定のプログラムに従って処理して、
    対応するモータを駆動制御するとともに、少なくとも、
    複数のシートポジションを格納、再生可能なメモリー機
    能を有する中央処理ユニットと、 を具備し、 乗降車検出手段によって、着座者の降車動作が検出され
    たとき、検出時のシートポジションを任意のドライブポ
    ジションとして所定のメモリーに格納するとともに、着
    座者の乗車動作が検出されたとき、対応するモータの駆
    動制御のもとで、任意のドライブポジションを再生する
    パワーシートのモータ制御装置。
  6. 【請求項6】 シフトレバーのポジションを検出、表示
    するディスプレイ用接点のうち、パーキング表示ランプ
    のための接点が、シフトレバーの切換えを検出する乗降
    車検出手段として形成された請求項5記載のパワーシー
    トのモータ制御装置。
  7. 【請求項7】 対応するドアの開放を検出するドアスイ
    ッチと;イグニションスイッチの操作によりON、OFFの切
    換えられるイグニションスイッチと;が、乗降車検出手
    段の一部として更に設けられた請求項5または6記載の
    パワーシートのモータ制御装置。
  8. 【請求項8】 着座姿勢制御装置として、少なくとも、
    シートの前後ポジションを調整するシートスライド装置
    と;着座者の尻部を側方からホールド可能なヒップサポ
    ート装置と;を備え、シートのリヤモーストおよびヒッ
    プサポート装置のフルオープンポジションがシートのラ
    イドポジションとして設定、格納された請求項5ないし
    7のいずれか記載のパワーシートのモータ制御装置。
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JP2007153166A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Autech Japan Inc 車両用シート装置
JP2010036599A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Toyota Motor Corp 乗物用ランバーサポート装置及びこれを備えた乗物用シート装置
WO2012053369A1 (ja) * 2010-10-21 2012-04-26 アイシン精機 株式会社 車両用シートの制御装置

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