JPH04252745A - ベッド化シートのモータ制御方法およびモータ制御装置 - Google Patents

ベッド化シートのモータ制御方法およびモータ制御装置

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Publication number
JPH04252745A
JPH04252745A JP3026862A JP2686291A JPH04252745A JP H04252745 A JPH04252745 A JP H04252745A JP 3026862 A JP3026862 A JP 3026862A JP 2686291 A JP2686291 A JP 2686291A JP H04252745 A JPH04252745 A JP H04252745A
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JP
Japan
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seat
motor
bed
neutral
seat back
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Application number
JP3026862A
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English (en)
Inventor
Seiki Takizawa
滝澤 清貴
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Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オートスイッチの操
作に伴うモータの駆動制御により、少なくとも横方向へ
のシートの回動およびほぼ水平位置までのシートバック
の後傾によって、いわゆるベッド化の可能なベッド化シ
ートのモータ制御方法およびモータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、中型、小型のトラック等にお
いては、一般に、ドライバーシート、アシスタントシー
トの併設された室内が狭いため、大型トラックのように
、ドライバーシート、アシスタントシートの後方に仮眠
用のシートを設けることが困難とされている。そのため
、中型、小型のトラックのドライバー等は、シートバッ
クを後傾させた状態での休息、仮眠を余儀なくされる。 しかしながら、ドライバーシート等においては、シート
バックが後傾できるとはいえ、移動範囲が狭く、大きく
後傾できないため、十分な休息、仮眠が得られず、ドラ
イバー等の疲労の軽減が十分に行なえないのが実情であ
る。
【0003】そのため、中型、小型のトラック等におい
ては、ドライバーシート、アシスタントシートを利用し
てドライバー等の仮眠用ベッドとする、いわゆるベッド
化が要求されている。
【0004】ところで、近年、モータの駆動制御のもと
でシート自体およびシートバック等の可動部材を移動さ
せる、いわゆるパワーシートが、車両等のシートとして
提供され、種々の自動車のシートとして広く応用されて
いる。パワーシートのモータは、たとえば、スイッチ手
段を備えたモータ制御装置によって駆動制御可能に構成
され、対応するスイッチ手段の操作によって、シート、
シートバック等の可動部材のポジション調整が迅速、容
易に設定できる。
【0005】そこで、いわゆるベッド化シートに従来の
パワーシートを応用することによって、ベッド化時、シ
ート化時の操作を簡単化し、設定労力の軽減をはかるこ
とが、更に要求される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、公知の
パワーシートは、モータ制御装置の対応するスイッチ手
段の操作によって駆動制御されるため、スイッチ手段の
操作時にのみモータが駆動され、スイッチ手段の操作力
解除によってモータが停止される。つまり、シートのベ
ッド化時、シート化時において、ドライバー等は、シー
トの向き、シートバックの傾斜角度(リクライニング角
度)等が、ベッド、シートに適するポジションに到達す
るまで、スイッチ手段を操作し続けなければならない。
【0007】そのため、公知のパワーシートの単純な応
用では、シートのベッド化時、シート化時の操作の煩雑
化は避けられず、設定労力の軽減が十分にはかれない。
【0008】また、中型、小型のトラック等の室内は狭
く、シートの後方に十分なスペースが確保できない。そ
のため、シートバックが大きく後傾された状態でシート
を横方向に回動させると、シートバックの回動半径が増
大し、シートバックが室内の後壁や車上設備等に接触す
る虞れがある。シートバックが室内の後壁や車上設備等
に接触すると、シートバックのトリムカバーや後壁、車
上設備等が損傷し、品質の低下は避けられない。
【0009】ここで、シートのベッド化時、シート化時
においては、通常、スイッチ手段の操作者がシート作動
時の安全性を確認した上で、スイッチ手段の操作が行な
われる。しかし、後壁等へのシートバックの接触に気付
かず、操作者がスイッチ手段を操作し続ける虞れがあり
、シートの安全性が十分に確保できない。
【0010】そして、シートの回動時に、シートバック
が室内の後壁や車上設備等に接触すると、シートの回動
が強制的に阻止され、モータが拘束されて過負荷状態と
なる。すると、モータに過電流が流れ、モータを過熱、
損傷させる虞れがあるため、モータの安全上、好ましく
ない。
【0011】この発明は、ベッド化時、シート化時にお
けるスイッチ操作を煩雑化することなく、パワーシート
の応用をはかるとともに、シート、モータ等の安全性を
確保するベッド化シートのモータ制御方法およびモータ
制御装置の提供を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明のベッド化シートのモータ制御方法によれ
ば、スイッチ手段を、一度の操作によって継続したモー
タ駆動の可能なワンタッチ式のオートスイッチとし、オ
ートスイッチの操作により、回動用モータとリクライニ
ング用モータとを所定の条件のもとで順次または同時に
駆動制御している。
【0013】そして、通常のシート状態における、ベッ
ド化方向へのオートスイッチの操作によって、シートバ
ックを所定のニュートラル範囲内に設定し、シートバッ
クがニュートラル範囲内にあるときのみ、シートバック
を併設のシート方向に向けた横向きに、シートを回動し
ている。
【0014】また、予め設定されたシートの横向き領域
内においてのみ、シートバックをニュートラル範囲内か
らほぼ水平位置まで後傾させて、シートのベッド化をは
かっている。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
について詳細に説明する。
【0016】図1に示すように、この発明に係るベッド
化シートのモータ制御装置10は、回動用モータM1と
、リクライニング用モータM2と、オートスイッチ12
とを具備し、オートスイッチの操作に伴う制御リレーR
L1 〜RL10の付勢、消勢によって、各モータを駆
動制御可能に構成されている。
【0017】モータM1,M2 として、通常、DCギ
ヤードモータがそれぞれ利用でき、図2に示すように、
各モータは、アシスタントシート(シート)14に装着
されたシート回転装置16、リクライニング装置18の
駆動源として、それぞれ設けられている。
【0018】たとえば、図2に示すように、シート回転
装置16は、シート14と車床20との間に配設され、
モータM1の駆動により、シートを通常の着座位置(前
向き)と、隣接するドライバーシート22に後端を向け
る横向きとの間を回動可能に構成されている(図3参照
)。シート14の回動角度は、通常、90゜程度とされ
ている。
【0019】また、図2、図4に示すように、リクライ
ニング装置18は、シートクッション24、シートバッ
ク26間に介在され、シートクッションに対してシート
バックを前後方向に揺動して、シートバックの傾斜角度
(リクライニング角度)を調整可能に構成されている。
【0020】そして、モータM1,M2 を駆動制御し
、シート回転装置16、リクライニング装置18をそれ
ぞれ作動させることによって、シート14の向き、シー
トバック26のリクライニング角度がそれぞれ変えられ
て、通常の着座状態(シート状態)からのシートのベッ
ド化、または、ベッド状態からのシート化がはかられる
。つまり、アシスタントシート14は、ベッド化シート
として形成されている。
【0021】ここで、図2、図4を見るとわかるように
、このようなシート回転装置16は、たとえば、シート
14を昇降させながら回動し、横向きにおいて、シート
が上昇位置に設定されている。このような構成では、ア
シスタントシート14、ドライバーシート22間に配設
されたセンターコンソール等の車上設備28より、アシ
スタントシートが高くなり、シートバック26を後傾さ
せても車上設備等によって妨害されず、シートのベッド
化が行なえる。
【0022】なお、このようなシート回転装置16、リ
クライニング装置18はそれぞれ公知の構成とされ、そ
の構成はこの発明の趣旨でないため、詳細に説明しない
【0023】図1を見るとわかるように、制御リレーR
L1 〜RL10が、所定の回路のもとで、たとえば、
電源30のプラス極、マイナス極の間にそれぞれ並列に
接続されている。電源30として、通常、自動車のバッ
テリーが利用される。
【0024】そして、制御リレーRL1 〜RL10の
うち、たとえば、制御リレーRL6 〜RL9 は、モ
ータM1,M2 の駆動制御を行なうモータ制御リレー
として利用される。図1を見るとわかるように、たとえ
ば、モータ制御リレーRL6 のリレー接点RL6a,
RL6b は、バッテリー(電源)30のプラス極、マ
イナス極間に直列に接続され、リレー接点RL6a,R
L6b 間に、モータM1の一方の巻線端末が接続され
ている。また、同様に、モータ制御リレーRL7 のリ
レー接点RL7a,RL7b が直列に接続されて、リ
レー接点RL6a,RL6b とは並列にバッテリー3
0に接続され、モータM1の他方の巻線端末が、リレー
接点RL7a,RL7b 間に接続されている。
【0025】ここで、リレー接点RL6a,RL7a 
は、通常時、つまり、対応するモータ制御リレーRL6
,RL7 の消勢時において開かれる常開接点として形
成され、常開接点は、対応する制御リレーの付勢によっ
て閉じられる。これに対して、リレー接点RL6b,R
L7b は、対応するモータ制御リレーRL6,RL7
 の消勢時において閉じられる常閉接点として形成され
、常閉接点は、対応する制御リレーの付勢によって開か
れる。
【0026】また、同様に、モータM2の巻線端末の一
方を介して接続された制御リレーRL8 のリレー接点
RL8a,RL8b と、モータM2の巻線端末の他方
を介して接続された制御リレーRL9 のリレー接点R
L9a,RL9b とが、それぞれバッテリー30に接
続されている。
【0027】このような構成において、たとえば、モー
タ制御リレーRL6 が付勢されると、対応する常開リ
レー接点RL6a、常閉リレー接点RL6bがそれぞれ
切換えられる。すると、バッテリー30からの電流が、
常開リレー接点RL6a、モータM1、常閉リレー接点
RL7bに順次流れ、モータM1が、たとえば、正転さ
れる。
【0028】また、これとは逆に、モータ制御リレーR
L7 が付勢されると、対応する常開リレー接点RL7
a、常閉リレー接点RL7bがそれぞれ切換えられる。 すると、バッテリー30からの電流が、常開リレー接点
RL7a、モータM1、常閉リレー接点RL6bに順次
流れ、モータM1が、たとえば、逆転される。
【0029】そして、モータ制御リレーRL8,RL9
 においても同様で、モータ制御リレーRL8 が付勢
されると常開リレー接点RL8a、常閉リレー接点RL
8bがそれぞれ切換えられて、モータM2が正転され、
モータ制御リレーRL9 が付勢されると常開リレー接
点RL9a、常閉リレー接点RL9bがそれぞれ切換え
られて、モータM2が逆転される。
【0030】なお、実施例においては、モータM1の正
転のもとでシート14が横向き方向に回動され、モータ
M1の逆転のもとでシートが前向き方向に回動されると
ともに、モータM2の正転のもとでシートバック26が
後傾され、モータM2の逆転のもとでシートバックが前
傾される。
【0031】モータ制御リレーRL6 〜RL9 の付
勢、消勢の切換え、つまり、モータM1,M2 の駆動
は、オートスイッチ12の操作によって制御可能に構成
されている。図1に示すように、オートスイッチ12と
して、たとえば、可動接点12a と2ポジションの固
定接点12b,12c とを持ち、可動接点がいずれの
固定接点にも接触しないニュートラルポジションを有す
る自動復帰形のシーソー式スイッチが利用できる。
【0032】オートスイッチ12は、たとえば、可動接
点12a を固定接点12b サイドに操作したときシ
ート14のベッド化をはかるとともに、可動接点を固定
接点12c サイドに操作したときシート化をはかるよ
うに形成されている。また、オートスイッチ12は、ド
ライバーの操作可能な位置、たとえば、図2に示すよう
に、センターコンソール(車上設備)28のサイド部前
面等に設けられている。
【0033】そして、図1に示すように、たとえば、オ
ートスイッチ12の可動接点12a が、制御リレーR
L5 の常閉リレー接点RL5aを介して、バッテリー
30に接続されている。また、オートスイッチ12の固
定接点12b が制御リレーRL3 の常閉リレー接点
RL3aを介して制御リレーRL1,RL2 にそれぞ
れ接続されるとともに、別の固定接点12c が制御リ
レーRL1 の常閉リレー接点RL1aを介して制御リ
レーRL3 に接続されている。
【0034】ここで、この発明のモータ制御装置10に
おいては、たとえば、シートバック26の後傾限度位置
を限定する(揺動)リミットスイッチ32によって、図
4に示すように、シートバックの前傾限度位置との間で
揺動範囲α1 を規定している。そして、シートバック
26の揺動範囲α1 内において、シートバックのニュ
ートラル範囲α2 が、シートバックの前傾限度位置と
、ニュートラル検出手段33によって検出されるニュー
トラル限度位置θ1 との間に規定されている。シート
バック26のニュートラル限度位置θ1 は、たとえば
、シート14の回動時に他の車上設備等に接触しない程
度のリクライニング角度に設定されている。
【0035】リミットスイッチ32、ニュートラル検出
手段33として、たとえば、操作片(図示しない)の押
圧によって接点の開かれる自動復帰形の常閉接点スイッ
チがそれぞれ利用できる。図1に示すように、常閉リレ
ー接点RL3aと制御リレーRL1 との間にリミット
スイッチ32が介在されるとともに、並列の常開リレー
接点RL1b,RL3b と制御リレーRL4 との間
にニュートラル検出手段33が介在されている。
【0036】そして、この発明によれば、ニュートラル
範囲α2 内にシートバック26があるときのみ、シー
ト14を回動可能とするように構成されている。このよ
うな構成では、シートバック26がニュートラル範囲内
にあるため、シート14の回動時における、シートバッ
クと他の車上設備等との接触が十分に抑制でき、シート
バックの損傷、および、拘束に起因するモータM1の過
熱、損傷等が防止できる。
【0037】また、(回動)リミットスイッチ36,3
7 によって、シート14の回動範囲β1 が限定され
ている(図3参照)。リミットスイッチ36,37 と
して、たとえば、リミットスイッチ32等と同様に、自
動復帰形の常閉接点スイッチがそれぞれ利用でき、リミ
ットスイッチ36がシート14の前向き限度位置を、リ
ミットスイッチ37が横向き限度位置を検出するように
それぞれ配設されている。 そして、図1に示すように、常閉リレー接点RL1aと
制御リレーRL3 との間にリミットスイッチ36が介
在されるとともに、常閉リレー接点RL4aとモータ制
御リレーRL6 との間にリミットスイッチ37が介在
されている。
【0038】ここで、この発明においては、図3を見る
とわかるように、シート14の回動範囲β1 が、シー
トの前向き領域β2 、横向き領域β3 に予め区分さ
れている。シートの前向き領域β2 、横向き領域β3
 の境界θ2 は、たとえば、回動範囲β1 のほぼ中
間点とされ、領域検出手段38によって検出可能に構成
されている。領域検出手段38として、たとえば、操作
片(図示しない)の押圧によって接点の閉じられる自動
復帰形の常開接点スイッチが利用でき、図1に示すよう
に、常閉リレー接点RL3aと制御リレーRL2 との
間に介在されている。
【0039】そして、この発明によれば、オートスイッ
チ12の操作による、シート14のベッド化時、シート
化時においては、シートの横向き領域β3 内でのみ、
シートバック26の後傾または前傾を行なうように構成
されている。このような構成では、シートバック26の
揺動スペースの確保可能なシート14の横向き領域β3
 でのみ、シートバックが揺動されるため、シートの回
動時における、他の車上設備へのシートバックの接触が
十分に抑制できる。そのため、この点からも、シートバ
ック26、他の車上設備等の損傷、モータM1,M2 
の過熱、損傷等が防止でき、シートバック、車上設備等
の品質およびモータM1,M2 の安全性が確保される
【0040】また、図1に示すように、たとえば、オー
トスイッチの可動接点12a と固定接点12b との
間、および、可動接点と固定接点12c との間にそれ
ぞれバイパス42,43 を形成し、常開リレー接点R
L1c,RL3c が各バイパスに設けられている。
【0041】このような構成によれば、たとえば、固定
接点12b サイドへの可動接点12a の切換えによ
って、制御リレーRL1 が付勢され、常閉リレー接点
RL1a、常開リレー接点RL1cがそれぞれ切換えら
れる。すると、バッテリー30からの電流が、オートス
イッチ12に加えて、常開リレー接点RL1cの閉じら
れたバイパス42を介しても制御リレーRL1 に流れ
、オートスイッチをオフとした後も、制御リレーRL1
 の付勢が継続される。また、オートスイッチの可動接
点12aを固定接点12c サイドに切換えると、制御
リレーRL3 が付勢され、常開リレー接点RL3cの
閉じられたバイパス43を介して、バッテリー30から
の電流が制御リレーRL3 に流れ、オートスイッチを
オフとした後も、制御リレーRL3 の付勢が継続され
る。
【0042】つまり、オートスイッチ12をベッド化方
向またはシート化方向のいずれかに一度操作すれば、そ
の後、オートスイッチをオフとしても、バイパス42,
43 によって、対応する制御リレーRL1,RL3 
のいずれかの付勢が継続される。そのため、オートスイ
ッチ12のワンタッチ化が可能となり、シート14のベ
ッド化またはシート化に要する時間だけオートスイッチ
を押し続ける必要がなくなり、オートスイッチの操作性
が向上し、シートのベッド化時、シート化時における操
作の簡素化がはかられる。
【0043】なお、ベッド化方向へのオートスイッチ1
2のワンタッチ操作によって、たとえば、シートバック
26が後傾限度位置に到達し、リミットスイッチ32を
オフに切換えると、制御リレーRL1 の消勢によって
常開リレー接点RL1cが開き、バイパス42が遮断さ
れて、モータM2が停止される。
【0044】また、同様に、シート化方向へのオートス
イッチ12のワンタッチ操作によって、たとえば、シー
ト14が前向き限度位置に到達し、リミットスイッチ3
6をオフに切換えると、制御リレーRL3 の消勢によ
って常開リレー接点RL3cが開き、バイパス43が遮
断されて、モータM1が停止される。
【0045】また、図1に示すように、順次接続された
常閉リレー接点RL5b、常開リレー接点RL1d,R
L4b 、常閉リレー接点RL2a、および、ダイオー
ドD1が、前述のモータ制御リレーRL9 に接続され
ている。そして、常開リレー接点RL1d,RL4b 
間に、モータ制御リレーRL6 が、常閉リレー接点R
L4a、常閉のリミットスイッチ37を介して接続され
ている。
【0046】また、常開リレー接点RL1d,RL4b
 間に、モータ制御リレーRL8 が、常開リレー接点
RL2b、ダイオードD2を介して接続されている。こ
こで、常開リレー接点RL2bが、常閉リレー接点RL
4a、常閉のリミットスイッチ37間に、ダイオードD
3を介して接続されている。
【0047】更に、たとえば、常閉リレー接点RL5b
とモータ制御リレーRL9 との間に、常開リレー接点
RL3d、常閉リレー接点RL10a を有するバイパ
スが形成され、常開リレー接点RL3d、常閉リレー接
点RL10a 間に、モータ制御リレーRL7 が接続
されている。
【0048】ここで、図1に示すように、この発明にお
いては、制御リレーRL10を有するタイマー45が、
モータ制御リレーRL7 と並列に接続されている。そ
して、シート14のシート化時の前傾によって、シート
バック26がニュートラル限度位置θ1 に到達し、ニ
ュートラル検出手段33がオフに切換えられたときから
、タイマー45に予め設定された所定時間だけ、モータ
M2の停止を遅延するように構成されている。タイマー
45による遅延時間は、たとえば、3秒程度とされる。
【0049】このような構成では、シートバック26が
、ニュートラル限度位置θ1 から更に前傾された位置
に設定される。そのため、シートバック26がニュート
ラル範囲α2 内に確実に設定され、他の車上設備等と
の接触が十分に抑制できる。
【0050】なお、図2に示すように、アシスタントシ
ート14に隣接するドライバーシート22は、たとえば
、シートリフター48を備え、別のモータ制御装置(図
示しない)に接続されたモータM3の駆動制御によって
、高さを調整可能に構成されている。そして、図4に示
すように、アシスタントシート14のベッド化時におい
て、ベッド化されたアシスタントシートの高さに合うよ
うに、ドライバーシート28の高さが調整され、ドライ
バーシートとベッド化されたアシスタントシートとの組
合せによって、ドライバー等の仮眠用の簡易ベッドが形
成される。
【0051】ところで、この発明のモータ制御装置10
においては、たとえば、モータM2をマニュアル制御の
もとで駆動可能なマニュアルスイッチ46が設けられて
いる。 図1に示すように、マニュアルスイッチ46として、オ
ートスイッチ12と同様に、たとえば、可動接点46a
 と2ポジションの固定接点46b,46c とを持ち
、可動接点がいずれの固定接点にも接触しないニュート
ラルポジションを有する自動復帰形のシーソー式スイッ
チが利用できる。
【0052】マニュアルスイッチ46は、たとえば、可
動接点46a を固定接点46b サイドに操作したと
きシートバック26を前傾させるとともに、可動接点を
固定接点46c サイドに操作したときシートバックを
後傾させるように構成されている。また、マニュアルス
イッチ46は、シート14への着座者の操作可能な位置
、たとえば、図2に示すように、シートクッション24
のサイド等に設けられている。
【0053】そして、図1に示すように、マニュアルス
イッチ46の可動接点46a がバッテリー30に接続
されるとともに、固定接点46b,46c が、ダイオ
ードD4,D5 を介して、制御リレーRL5 にそれ
ぞれ接続されている。
【0054】また、マニュアルスイッチの固定接点46
b が、ダイオードD6を介してモータ制御リレーRL
9 に接続されるとともに、固定接点46c が、ダイ
オードD7を介してモータ制御リレーRL8 に接続さ
れている。
【0055】たとえば、マニュアルスイッチ46を前傾
方向に操作すると、固定接点46b への可動接点46
a の接触によって、制御リレーRL5 が付勢される
。すると、制御リレーRL5 の常閉リレー接点RL5
a,RL5b が切換えられ、マニュアルスイッチ46
、ダイオードD6を介して流れた電流によって、モータ
制御リレーRL9 が付勢され、モータM2が逆転され
て、シートバック26が前傾される。
【0056】また、マニュアルスイッチ46を後傾方向
に操作すると、固定接点46c への可動接点46a 
の接触によって、制御リレーRL5 が付勢される。す
ると、常閉リレー接点RL5a,RL5b が切換えら
れ、マニュアルスイッチ46、ダイオードD7を介して
流れた電流によって、モータ制御リレーRL8 が付勢
され、モータM2が正転されて、シートバック26が後
傾される。
【0057】このような構成では、マニュアルスイッチ
46によるモータM2のマニュアル制御によって、シー
トバック26のリクライニング角度が任意に調整できる
。そのため、シート14のシート化時において、着座者
の好み、体形等に応じた着座姿勢が適宜得られ、着座者
の快適性が向上される。
【0058】ここで、このような構成においては、マニ
ュアルスイッチ46の操作に伴う制御リレーRL5 の
付勢によって、常閉リレー接点RL5aが切換えられる
ため、マニュアルスイッチの操作時においては、オート
スイッチ12への電流の供給が遮断される。そのため、
マニュアルスイッチ46の操作に伴うモータM2の誤動
作が防止できる。
【0059】上記のような構成のモータ制御装置10に
よるモータ制御方法を図1の回路図、および、図2ない
し図4の作動図を参照しながら、図5、図6のフローチ
ャートに沿って、以下説明する。
【0060】たとえば、図2および図3に実線で示すよ
うな通常の着座状態を、シート14の初期状態と仮定す
る。通常の着座状態において、図5に示すように、オー
トスイッチ12をベッド化方向にオンとすると(100
) 、まず、図1に示すニュートラル検出手段33によ
って、シートバック26がニュートラル範囲α2 内か
否かが判断される(102) 。
【0061】たとえば、シートバック26がニュートラ
ル範囲α2 より後傾状態にあり、ニュートラル検出手
段33が通常のオン状態にあると、図5の(102) 
において、NOと判断され、制御リレーRL1,RL4
 の付勢に伴うモータ制御リレーRL9 の付勢によっ
て、モータM2を逆転し、シートバックを前傾させる(
104) 。そして、モータM2の逆転に伴う前傾によ
り、シートバック26が図4に示すニュートラル限度位
置θ1 に到達し、図5の(102) において、YE
S と判断されると、次に、モータM2が停止している
か否かが判断される(106) 。ここでは、(104
) でのモータM2の逆転のままであるため、NOと判
断される。
【0062】すると、モータM2が直ちに停止して、シ
ートバック26がニュートラル限度位置θ1 (ニュー
トラル範囲α2 内)に設定、保持される(108) 
。このように、シート14のベッド化時においては、ま
ず、モータM1の駆動制御により、シートバック26が
、ニュートラル範囲α2 内に設定される。
【0063】なお、オートスイッチ12の操作時に、シ
ートバック26が既にニュートラル限度位置θ1 を含
むニュートラル範囲α2 内にある場合においては、図
1に示すニュートラル検出手段33がオフとなるため、
制御リレーRL4 およびモータ制御リレーRL9 は
付勢されない。そのため、図5の(102) において
、YES と判断されるとともに、モータM2は停止状
態であるため、(106) においてYES とそれぞ
れ判断される。
【0064】そして、次に、図1に示す領域検出手段3
8によって、シート14が図3に示す横向き領域β3 
内にあるか否かが判断される(110) 。通常、ここ
では、シート14の回動が生じていないため、図3に実
線で示すように、シートが前向き領域β2 内にあり、
領域検出手段38のオフ状態によって、図5の(110
) においては、まず、NOと判断される。すると、て
、モータ制御リレーRL6 の付勢に伴うモータM1の
正転のもとで、シート14が横方向に回動される(11
2)。そして、シート14が、図3に示す領域θ2 に
達し、領域検出手段38のオンによって、横向き領域β
3 内へのシートの回動が検出されると、図5の(11
0) において、YES と判断されて、次に、図1の
リミットスイッチ32によって、シートバック26が後
傾限度位置にあるか否かが判断される(114) 。
【0065】通常、この時点において、シートバック2
6は、ニュートラル範囲α2 内のままであるため、(
114) においては、リミットスイッチ32の通常の
オン状態から、まず、NOと判断され、制御リレーRL
2 の付勢に伴うモータ制御リレーRL8 の付勢によ
って、モータM2が正転し、シートバックが後傾される
(116) 。そして、(112) でのモータM1の
駆動によって回動したシート14が、図1に示すリミッ
トスイッチ37によって、横向き限度位置に到達したか
否かが判断される(118) 。たとえば、図3に一点
鎖線で示すように、シート14が横向き限度位置まで回
動し、リミットスイッチ37がオフとなると、図5の(
118) において、YES と判断されて、次に、モ
ータM1が停止しているか否かが判断される(120)
 。モータM1の駆動時においては、ここで、NOと判
断され、モータM1が停止される(122) 。
【0066】そして、(116) でのモータM2の正
転によって後傾したシートバック26が、モータM1の
停止後、(114) において、後傾限度位置に到達し
たか否かが判断され、後傾限度位置へのシートバックの
到達によりリミットスイッチ32がオフとなると、YE
S と判断されて、モータM2を停止する(124) 
。すると、図4に実線で示すように、シート14がベッ
ド化され、ドライバーシート22と組合せることによっ
て、ドライバー等のための簡易ベッドとして利用できる
【0067】また、図4に実線で示すシート14のベッ
ド状態において、図6に示すように、オートスイッチ1
2をシート化方向にオンとすると(202) 、ニュー
トラル検出手段33によって、まず、シートバック32
がニュートラル範囲α2 内にあるか否かが判断される
(204) 。ここでは、シート14がベッド状態のま
まであるため、ニュートラル検出手段のオフによって、
NOと判断され、図1に示す制御リレーRL3,RL4
 の付勢に伴うモータ制御リレーRL9 の付勢によっ
て、モータM2が正転し、シートバック26が前傾され
る(206) 。
【0068】そして、図4に二点鎖線で示すように、シ
ートバック26がニュートラル限度位置θ1 に到達す
ると、ニュートラル検出手段33のオフにより、ニュー
トラル範囲α2 内へのシートバックの前傾が検出され
る。すると、図6の(204) において、YES と
判断され、次に、モータM2が駆動しているか否かが判
断される(208) 。このとき、モータM2は逆転し
ているため、YES と判断され、制御リレーRL4 
が消勢される。
【0069】ここで、図1を見るとわかるように、制御
リレーRL4 の消勢によって、タイマー45がスター
トする(210) 。そして、タイマー45が所定時間
、たとえば、3秒の経過前か否かが判断され(212)
 、タイマーの3秒経過前においては、YES と判断
される。
【0070】すると、次に、図1のリミットスイッチ3
6により、シート14が前向き限度位置にあるか否かが
判断される(214) 。通常、この時点では、シート
14は回動しておらず、図3に一点鎖線で示すように、
シートは横向き限度位置にあるため、リミットスイッチ
36のオン状態から、図6の(214) において、ま
ず、NOと判断される。 そして、制御リレーRL4 の消勢に伴うモータ制御リ
レーRL7 の付勢によって、モータM1が逆転され、
シート14が前向き方向に回動する(216) 。
【0071】そして、タイマー45が3秒を経過すると
、(212) において、NOと判断され、制御リレー
RL10を付勢して、モータ制御リレーRL9 を消勢
し、モータM2を停止させるとともに(218) 、タ
イマー45を停止させた後リセットする(220) 。
【0072】つまり、この発明においては、ニュートラ
ル検出手段33によりニュートラル限度位置θ1 への
シートバック26の到達が検出された3秒後に、モータ
M2が停止される。そのため、シートバック26は、ニ
ュートラル限度位置θ1 から更に3秒間だけニュート
ラル範囲α2内で前傾される。従って、シートバック2
6が確実にニュートラル範囲α2 内に設定され、他の
車上設備等との接触が十分に抑制できる。
【0073】そして、モータ制御リレーRL7 の付勢
に伴うモータM1の逆転により、シート14が、図3に
実線で示す前向き限度位置に到達すると、リミットスイ
ッチ36のオフにより、図6の(214) において、
YES と判断される。すると、制御リレーRL3 の
消勢に伴ってモータ制御リレーRL7 が消勢され、モ
ータM1が停止されて(222) 、シート14が通常
のシート状態に復帰、つまり、シート化される。
【0074】上記のように、この発明のベッド化シート
のモータ制御方法によれば、ワンタッチ式のオートスイ
ッチ12によって、モータM1,M2 を駆動制御し、
シート14の自動的なベッド化およびシート化をはかっ
ている。そのため、オートスイッチ12を一度操作すれ
ば、その後、オートスイッチの操作力を解除しても、シ
ート14のベッド化、シート化が継続でき、シート作動
のための操作性が改善されて、設定労力が十分に軽減さ
れる。
【0075】そして、ベッド化方向へのオートスイッチ
12の操作時においては、シートバック26がニュート
ラル範囲α2 内にあるときのみ、シート14を回動可
能とするとともに、シートの横向き領域β3 内におい
てのみ、ニュートラル範囲α2 内からシートバックを
後傾させている。そのため、シート14の回動時および
シートバック26の揺動時等における、シートバックと
室内の後壁や他の車上設備等との接触が抑制され、シー
トバックのトリムカバーや車上設備等の損傷が防止でき
る。従って、シートバック26や車上設備等の品質の低
下が防止できる。
【0076】また、シート14の回動時およびシートバ
ック26の後傾時等における、モータM1,M2 の拘
束が防止できるため、モータの過負荷状態での過電流の
発生が十分に抑制される。そのため、モータM1,M2
 の過熱、損傷等が防止でき、モータの安全性が確保で
きる。
【0077】実施例においては、シート回転装置16、
リクライニング装置18を備えて、横方向へのシート1
4の回動およびほぼ水平位置までのシートバック26の
後傾の可能な構成として、シートが具体化されているが
、これに加えて、他の着座姿勢制御装置の装着された構
成としてもよい。
【0078】また、シート14は、シート回転装置18
によって回動、昇降の双方が行なわれている。しかし、
これに限定されず、たとえば、シート回転装置に加えて
シートリフターを装着し、個別のモータの駆動によって
、シート14の回動、昇降を行なう構成としてもよい。
【0079】ここで、実施例においては、ベッド化され
たアシスタントシート14に合せ、別のモータ制御装置
によるモータM3の駆動のもとで、ドライバーシート2
2を上昇させて、アシスタントシート、ドライバーシー
トを簡易ベッドとして形成している。しかし、これに限
定されず、シート14のモータ制御装置10によって、
モータM3を駆動制御し、アシスタントシート14のベ
ッド化時、シート化時にドライバーシート22を自動的
に昇降させる構成としてもよい。
【0080】なお、この発明のベッド化シートのモータ
制御装置10は、中型、小型のトラックのアシスタント
シート14に適するとはいえ、これに限定されず、多目
的自動車のフロントシート、セカンドシートや、他の車
両等のシートのモータ制御装置に、この発明を応用して
もよい。
【0081】上述した実施例は、この発明を説明するた
めのものであり、この発明を何等限定するものでなく、
この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも
全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0082】
【発明の効果】上記のように、この発明に係るベッド化
シートのモータ制御方法によれば、ワンタッチ式のオー
トスイッチによって、回動用モータ、リクライニング用
モータを駆動制御し、シートの自動的なベッド化および
シート化をはかっている。そのため、シートのベッド化
時、シート化時においては、オートスイッチを一度操作
すれば足り、シート作動のための操作性が改善されて、
設定労力が十分に軽減される。
【0083】そして、ベッド化方向へのオートスイッチ
の操作時においては、シートバックがニュートラル範囲
内にあるときのみ、シートを回動可能とするとともに、
シートの横向き領域内においてのみ、ニュートラル範囲
内からシートバックを後傾させている。そのため、シー
トの回動時およびシートバックの揺動時等における、シ
ートバックと室内の後壁や他の車上設備等との接触が抑
制され、シートバックのトリムカバーや車上設備等の損
傷が防止できる。従って、シートバックや車上設備等の
品質の低下が防止できる。
【0084】また、シートの回動時およびシートバック
の後傾時等における、モータの拘束が防止できるため、
モータの過負荷状態での過電流の発生が十分に抑制され
る。そのため、モータの過熱、損傷等が防止でき、モー
タの安全性が確保できる。
【0085】そして、シート化時における前傾のもとで
の、ニュートラル限度位置へのシートバックの到達から
、所定時間だけ遅延してリクライニング用モータを停止
する構成では、シートバックがニュートラル限度位置か
ら更に前傾して停止される。そのため、シート化時にお
いては、シートバックがニュートラル範囲内に確実に設
定でき、シートバック、車上設備等の品質の低下、およ
び、モータの安全性の確保がより一層確保できる。
【0086】また、この発明のベッド化シートのモータ
制御装置によれば、上記のモータ制御方法が適切に遂行
できる、ベッド化シートのパワー化がはかられるととも
に、オートスイッチのワンタッチ操作のもとでのシート
のベッド化、シート化が行なえ、操作性の改善、操作労
力の軽減が十分にはかられる。
【0087】そして、ニュートラル検出手段、領域検出
手段およびタイマーによるシート回動時の安全対策によ
り、シートバック、室内後壁および車上設備等の品質低
下の防止やモータの安全性の確保が十分にはかられる。
【0088】更に、少なくともリクライニング用モータ
をマニュアル制御可能なマニュアルスイッチを設ければ
、着座時におけるシートバックのリクライニング角度の
調整が、モータの駆動制御のもとで容易に行なえる。 そのため、着座者の好み、体形等に応じた着座姿勢が任
意に設定でき、着座者の快適性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るベッド化シートのモータ制御装
置の概略回路図である。
【図2】通常の着座状態における、ベッド化シートの正
面図である。
【図3】上面から見たベッド化シートの作動図である。
【図4】正面から見たベッド化シートの作動図である。
【図5】この発明によるベッド化シートのモータ制御方
法のフローチャートである。
【図6】この発明によるベッド化シートのモータ制御方
法のフローチャートである。
【符号の説明】
10  ベッド化シートのモータ制御装置12  オー
トスイッチ 14  アシスタントシート(ベッド化シート)22 
 ドライバーシート 24  シートクッション 26  シートバック 33  ニュートラル検出手段 38  領域検出手段 45  タイマー 46  マニュアルスイッチ M1  モータ(回転用モータ)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ワンタッチ式に形成されたオートスイ
    ッチの操作により、シートを少なくとも横方向に回動さ
    せる回動用モータと、シートバックを揺動させるリクラ
    イニング用モータとを所定の条件のもとで順次または同
    時に駆動制御し、  通常のシート状態における、ベッ
    ド化方向へのオートスイッチのワンタッチ操作によって
    、シートバックのポジションを検出し、シートバックを
    所定のニュートラル範囲内に設定して、シートバックが
    ニュートラル範囲内にあるときのみ、シートの後端を併
    設のシート方向に向けた横向きにシートを回動し、シー
    トが、予め設定された横向き領域内にあるときのみ、シ
    ートバックをニュートラル範囲内からほぼ水平位置まで
    後傾させて、シートのベッド化をはかるベッド化シート
    のモータ制御方法。
  2. 【請求項2】  シートのベッド状態における、シート
    化方向へのオートスイッチのワンタッチ操作によって、
    シートバックが、ベッド化時のほぼ水平位置から所定の
    ニュートラル範囲内まで前傾し、シートバックがニュー
    トラル範囲内にあるときのみ、シートを通常の前向きに
    回動させて、ベッド状態からのシート化をはかる請求項
    1記載のベッド化シートのモータ制御方法。
  3. 【請求項3】  シートバックのニュートラル範囲を規
    定するニュートラル限度位置を検出し、シート化時の前
    傾によって、シートバックがニュートラル限度位置に到
    達したときから、所定時間だけリクライニング用モータ
    の停止を遅延する請求項2記載のベッド化シートのモー
    タ制御方法。
  4. 【請求項4】  少なくともシートを回動させる回動用
    モータと、シートバックを揺動させるリクライニング用
    モータと、一度の操作のもとでモータを継続して駆動す
    るワンタッチ式のオートスイッチとを具備し、所定の回
    路のもとでの制御リレーの切換えにより、モータを順次
    または同時に駆動制御し、モータの駆動によるシートバ
    ックの揺動、シートの回動によってシートのベッド化、
    シート化がはかられるベッド化シートのモータ制御装置
  5. 【請求項5】  予め設定されたシートバックのニュー
    トラル限度位置を検出し、ニュートラル範囲を規定する
    ニュートラル検出手段を更に具備した請求項4記載のベ
    ッド化シートのモータ制御装置。
  6. 【請求項6】  予め設定されたシートの前向き領域、
    横向き領域の境界を検出し、シートの各領域を区分する
    領域検出手段を更に具備した請求項4または5記載のベ
    ッド化シートのモータ制御装置。
  7. 【請求項7】  シート化時における前傾により、シー
    トバックがニュートラル限度位置に到達してから、リク
    ライニング用モータの停止を所定時間だけ遅延させるタ
    イマーを更に具備した請求項4ないし6のいずれか記載
    のベッド化シートのモータ制御装置。
  8. 【請求項8】  少なくともリクライニング用モータの
    マニュアル制御の可能なマニュアルスイッチを更に具備
    した請求項4ないし7のいずれか記載のベッド化シート
    のモータ制御装置。
JP3026862A 1991-01-28 1991-01-28 ベッド化シートのモータ制御方法およびモータ制御装置 Pending JPH04252745A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007062504A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Aisin Seiki Co Ltd シート装置
JP2007062512A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Aisin Seiki Co Ltd シート装置
DE102020118413A1 (de) 2020-07-13 2022-01-13 Audi Aktiengesellschaft Innenraumvorrichtung

Cited By (4)

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DE102020118413A1 (de) 2020-07-13 2022-01-13 Audi Aktiengesellschaft Innenraumvorrichtung
DE102020118413B4 (de) 2020-07-13 2023-06-22 Audi Aktiengesellschaft Innenraumvorrichtung

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