JPH04231259A - 油圧式トランスアクスルアセンブリ - Google Patents

油圧式トランスアクスルアセンブリ

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JPH04231259A
JPH04231259A JP3155250A JP15525091A JPH04231259A JP H04231259 A JPH04231259 A JP H04231259A JP 3155250 A JP3155250 A JP 3155250A JP 15525091 A JP15525091 A JP 15525091A JP H04231259 A JPH04231259 A JP H04231259A
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fluid
brake
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transaxle assembly
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スベン ベルティル ガフベルト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油圧式トランスアク
スルアセンブリに関し、特に、車両ホイールのための唯
一の推進手段として用いられるアセンブリに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】園芸用トラクター等ある種の車両には、
エンジンのトルクを地面に接している1組の駆動ホイー
ルに伝達して車両を推進するために、油圧式トランスア
クスルアセンブリが使用されている。商業的に利用され
ている典型的なトランスアクスルアセンブリは、可変容
量形油圧ポンプを備えており、このポンプは車両操作者
によってポンプ吐出流量とポンプ流入速度(エンジン速
度)との比率がさまざまに変更されうるようになってい
る。トルクの伝達を妨害することなく入出力比をさまざ
まに変化させうるという点で、この種のトランスアクス
ルアセンブリは、従来から園芸用トラクターに使用され
ているクラッチとギヤを用いた変速機より優れている。
【0003】油圧トランスアクスルを使用した車両では
、それぞれの車軸の末端のホイールに隣接した位置に「
ホイールブレーキ」すなわち1対のブレーキが装備され
ていることがある。典型的なホイールブレーキ構造には
いくつか欠点があるが、そのうちのひとつは、軸上の互
いに離れた位置に取り付けられた2個のホイールブレー
キを単独のブレーキペダルで作動させるために必要な制
御用連結部が多くなってしまうことに関連している。 もうひとつの問題は、動力伝達経路上の回転速度が最小
で、伝達されるトルクが最大となる箇所においてブレー
キ作用が生じるという事実に関わる。その結果、より大
きな制動トルクが必要になり、ブレーキ機構の各種構成
部品について理想的な耐久性を実現するのが困難になる
のである。
【0004】本発明に係る汎用の油圧トランスアクスル
のブレーキ機構は、本発明の譲受人に譲渡されている米
国特許第4,696,164 号明細書において説明さ
れている。 この特許においては、カム斜板と摩擦クラッチを用いた
機構が示されており、車両の操作者は、通常運転、差動
ロックモードでの運転、運転制止モードの中から適当な
選択を行うことができる。上記の特許に説明されている
機構を備えた油圧式トランスアクスルは、現在、本発明
の譲受人により商業的に販売されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この特許に示した差動
ロック及びブレーキ機構は充分な性能を発揮するもので
あるが、トランスアクスルアセンブリに実質的な構造を
追加することになるため、アセンブリの複雑さが増し、
余分な費用もかかる。
【0006】このような事情に鑑みて、本発明は、先行
技術によるブレーキ機構に比較して同機構が比較的単純
で、費用もさほどかからない油圧式トランスアクスルの
改良ブレーキ機構を提供することを目的としている。
【0007】本発明の目的をより明確に規定すれば、ブ
レーキ機構がトランスアクスルアセンブリの中に納まり
、ブレーキ構造のためにトランスアクスルアセンブリの
サイズを大幅に増やさなくても済むようにすることであ
る。
【0008】また、それぞれの車軸アセンブリが1個の
流体モーターと1組の減速ギヤを備え、前記減速ギヤの
上流に配置されたブレーキ構造が効果的に作動して、必
要なトルク制動を最小限に抑えるようにすることである
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、1個の動力源、この動力源により駆動さ
れる流体ポンプ、1対の駆動ホイールを備えた車両用油
圧式トランスアクスルアセンブリを装備する。このトラ
ンスアクスルアセンブリは、マニホルド手段と第1,第
2のモーターアセンブリから構成されている。マニホル
ド手段は流体ポンプのポートへつながる流体流路に対応
した流体の取入れ口を形成するとともに、前記流体ポン
プの別のポートにつながる流体路に対応した流体排出口
を形成する。第1,第2のモーターアセンブリは、それ
ぞれ、流体取入れ口からの加圧された流体を受け、使用
済みの流体を流体排出口に戻すための回転流体圧作動装
置を備えている。それぞれのモーターアセンブリにはさ
らに、モーターアセンブリの回転速度に応じた回転速度
を備えた出力部材が含まれている。各モーターアセンブ
リは、第1,第2モーターアセンブリからのトルクを1
対の駆動ホイールに伝達するための1本の車軸を備えて
いる。マニホルド手段は中央の基準面を形成し、マニホ
ルド手段と第1,第2モーターアセンブリは中央の基準
面に対してほぼ対称をなす形で対向して配置されている
【0010】本発明の改良型油圧式トランスアクスルア
センブリの特徴は、第1,第2の各モーターアセンブリ
が、出力部材に隣接して配置され、これに連動する摩擦
ブレーキ部材を備えていることである。マニホルド手段
は、一直線上に並列された第1,第2の開口部を形成し
、これら2つの開口部は中央の基準面に対してほぼ対称
をなす形で配置されている。第1,第2の細長いブレー
キ作動部材は、第1,第2開口部の中にそれぞれ配置さ
れ、ブレーキ作動部材はいずれも、それぞれが配置され
ている開口部の中を中央基準面から離れる方向に軸に沿
って動くことができる。
【0011】それぞれのモーターアセンブリには、各モ
ーター作動部材の軸方向の動きに対応して作動する機構
が含まれており、それによって各出力部材の回転が制動
される。中央基準面に隣接してカム機構が配置され、第
1,第2の各ブレーキ作動部材の軸方向内端に対応する
、第1,第2のカム表面を形成している。カム機構は、
第1,第2の位置の間を動くことができる。カム機構が
第1の位置にあるときには、ブレーキ作動部材は連結機
構から外れた状態にあり、第2の位置にあるときにはブ
レーキ作動部材は連結機構に噛み合っている。
【0012】
【作用】上記構成により、本発明のトランスアクスルア
センブリは、各作動部材は開口部内で、中央基準面(R
P)から離れる方向に移動可能となり、カム機構の動き
により作動部材は軸方向外側に動かされ、それぞれの側
にある摩擦パッド(109) に接合して、摩擦パッド
とバックアッププレート(119) との間にあるリア
クションプレート(115) による制動を与える。
【0013】減速ギヤの上流に配置されたブレーキ構造
が効果的に作動して、必要なトルク制動を最小限に抑え
るようにする。
【0014】また、本発明では車両の両側に配置される
ブレーキ機構の一方だけを制動動作させることにより、
車両を旋回動作をスムーズさせたり、逆にカーブ走行時
における車輪の内外側速度差を調整することができる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 ここで示される図面は本発明を限定することを意図する
ものではない。図1及び図2は、一般的なタイプの油圧
式トランスアクスルを示し、本発明の譲受人に譲渡され
かつここに参考として包含される米国特許第4,696
,164 号明細書に記載されている。
【0016】上記特許には、油圧式トランスアクスルを
園芸用トラクター等の車両に用いる場合の典型的な利用
についても説明されているため、同様の説明はここでは
省略する。
【0017】トランスアクスルアセンブリには、可変容
量形のラジアルボールポンプ11,中央マニホルド部1
3,および左右に配置された一対のモーターアクスルア
センブリ15,17が含まれている。それぞれのモータ
ーアクスルアセンブリは、ほんの一部分しか図示(図1
及び図3)されていない。
【0018】モーターアクスルアセンブリ15,17は
、基準面RPに対して互いに鏡対称をなす形で配置され
るが、アセンブリそのものは双方同一の形状をなしてい
ることが望ましい。本実施例においては、基準面RPは
ポンプ11の回転軸を通っており、マニホルド部13は
基準面RPに対してほぼ対称をなしている。そのため、
本明細書においては左右のモーターアセンブリの構造と
作用はほぼ同一であるとの前提に基づいて、右側のモー
ターアセンブリ15のみについて詳しい説明を行う。
【0019】図2を見ると、右側のモーターアクスルア
センブリ15からは車軸19が延びている。車軸19は
、先行技術においてよく知られているように、駆動ホイ
ール(図示されていない)と駆動連結されている。通常
、車軸19によって動かされる駆動ホイールは、車両に
推進力を与える唯一の供給源であり、トランスアクスル
アセンブリは駆動ホイールに対する推進力の唯一の供給
源となっている。
【0020】再び図1に戻ると、マニホルド部13は軸
方向に広がる孔21を形成し、この孔21が回転しない
ピントル部材23を受けている。マニホルド部13は、
さらに流体の取入れ口25と排出口27を形成している
。取入れ口25はポンプ11の流出ポートから出る加圧
流体を受け、排出口27は使用済みの低圧流体をポンプ
11の流入ポートに戻す役割を果たす。このような構造
は、先行技術においてよく知られているところである。
【0021】ラジアルピストン(ラジアルボール)型ポ
ンプ及びモーターに関する技術に習熟した当業者にとっ
ては周知のことであるが、ピントル部材23は、スロッ
ト状の流路29を形成しており、この流路が流体取入れ
口25から流れ込む高圧流体を受け入れ、軸方向に広が
った孔33を通じて高圧流体をモーターのタイミングス
ロット31に送り込むようになっている。ピントルアセ
ンブリ23の反対側には、ポート,流路,タイミングス
ロットが同様に配置された別のピントルアセンブリがあ
り、使用済みの低圧流体を流体排出口27に送り込む。
【0022】再び図2を見ると、ピントルアセンブリ2
3の周囲にはモーターアセンブリ35が配置されている
。モーターアセンブリ35は、軸受スリーブ39を用い
てピントル23の周囲に回転可能な形で配置されたロー
タ37を備えている。ロータ37は複数のラジアルシリ
ンダー41を形成し、ここに示した実施例においてはそ
れぞれのシリンダー41は、ボール部材43を含んだ1
個のピストンである。 各ボール部材43は圧縮ばね45によって付勢され、マ
ニホルド13の段差付き開口部の中に押し込まれる形で
配置されているレース47の内側表面と連結している。 加圧流体がタイミングスロット31を経由してそれぞれ
のシリンダー41に流れ込み、それがボール43を外側
に放射状に動かしてロータ37を回転させるという方法
は、当業者にはよく知られているものであるため、本明
細書ではこれ以上の説明を省く。
【0023】図2では、それぞれのモーターアクスルア
センブリ15,17 には、さらに1組の減速ギヤセッ
ト51が含まれている。モーターアセンブリ35は高速
、低トルクで作動するため、モーターアクスルアセンブ
リ15,17 はギヤセット51を備えているのが望ま
しい。車軸19に対して適当な速度とトルクを伝達する
ためにギヤセット51が必要となるからである。ギヤセ
ット51には主副2組の遊星ギヤセット53,55が含
まれている。減速ギヤセット51には、さらに車軸ハウ
ジング59の内側表面の周囲に配置された1対のリング
ギヤ57が含まれている。車軸ハウジング59は複数の
ボルト61によってマニホルド13に取り付けられてい
る。
【0024】主遊星ギヤセット53には、スプラインに
よってロータ37に連結されている太陽歯車63(図2
においてはギヤセットの左端に描かれている)が含まれ
ている。太陽歯車63は複数の遊星ピニオンギヤ65と
噛み合い、これらのピニオンギヤがさらにリングギヤ5
7と噛み合っている。
【0025】このような構造は先行技術においてよく知
られているところである。それぞれの小歯車65は、軸
受によってピニオンシャフト67(図2においてはただ
ひとつのピニオンギヤ65とピニオンシャフト67しか
示されていない)に取り付けられて回転するようになっ
ている。 ピニオンシャフト67は、結合部材73に内側向きにス
プラインされている遊星キャリア71に受け止められる
。結合部材73は主遊星ギヤセット53への出力と、副
遊星ギヤセット55の太陽歯車への入力の両方に作用す
る。
【0026】太陽歯車73の右端に噛み合う形で複数の
遊星ピニオンギヤ75があり、これらのピニオンギヤは
さらにリングギヤ57と噛み合っている。それぞれの遊
星ピニオンギヤは軸受によってピニオンシャフト77に
取り付けられ、すべてのピニオンシャフト77は遊星キ
ャリア79の内部に受け止められる。遊星キャリア79
の内側には1組の歯が形成されており、これが車軸19
の左端に噛み合っている。
【0027】簡単に要約すると、主副2組の遊星ギヤセ
ット53,55 によって、ラジアルボールモーター3
5からの高速・低トルクの出力が、車軸19の低速・高
トルクの出力に変換されるということになる。本発明は
、流体モーター及び減速ギヤによる特定の構造に限定さ
れるものではない。実際には、それぞれのモーターアク
スルアセンブリが減速ギヤセットを備えているという事
実は、本発明の本質的な特徴とはいえない。しかしなが
ら、本書で図示・説明したモーターアセンブリ35と減
速ギヤセット51は、本発明によるブレーキ構造が特に
優れた性能を発揮するための作動環境を提供するもので
あると同時に、特に単純で費用のかからない実施態様で
あるといえる。
【0028】(ブレーキ構造)図3には、本発明による
ブレーキ構造が詳細に示されている。ブレーキ構造が配
置されるマニホルド部13は、中央の基準面RPに対し
て対称をなしている。その理由は後段の説明において明
らかにされる。ブレーキ構造に関する下記の説明におい
ては、基準面RPの両側には同一の構成要素がひとつず
つ配置されているため、基準面の右側あるいは左側にあ
る特定の構成要素を特に示す場合にはそれぞれの番号に
「R」(右)、「L」(左)の文字を添えて表すものと
する。
【0029】マニホルド部13は、同一線上に配置され
た1対の細長い開口部71R,81L を形成している
。製造を容易にするためには、それぞれの開口部81R
,81L の断面は円をなしていることが望ましい。開
口部81R,81L はそれぞれ細長い形の作動部材8
3R,83L を受けるようになっている。図3におい
て最もよく示されているように、作動部材83R,83
L もまた、基準面RPに対して対称をなしているのが
理想的であるが、その理由は後段の説明において明らか
にされる。
【0030】図3及びそれを拡大した図4を見ると、作
動部材83R,83Lには軸から見て内側の末端部分8
5R,85L が含まれていることがわかる。それぞれ
の末端部分にスナップリング87が嵌合し、このスナッ
プリングに対して圧縮ばね89の軸方向内方に縮径した
部分が着座している。圧縮ばね89の軸方向外方に拡径
した部分は、プレス成形で打ち出されたリテーナ部材9
1に着座している。リテーナ部材91とこれに隣接する
マニホルド部13の表面との間には、ダストシール(塵
よけシール)93が配置されている。ダストシールは、
作動部材83R,83L が開口部81R,81L の
内部で軸方向に動く際に、その外側表面を拭き取る役目
を果たしている。
【0031】作動部材83R,83L の間にはカム/
ハンドルアセンブリ95が配置されている。カム/ハン
ドルアセンブリ95は1対のハンドル部材97R,97
L から構成されており、図3の実施例においては、こ
れらのハンドル部材はボルト/ナットアセンブリ99に
よって互いに固定されている。カム/ハンドルアセンブ
リ95は、ハンドル部材97R,97L の円形の開口
部を貫通する細長いボルト101 の軸回りに旋回する
ように取り付けられており、またボルトに対して軸方向
に自由に動けるようになっている。
【0032】このボルトは、さらに対をなす延長部分1
03R、103L を貫通する。ハンドル部材97R,
97L はそれぞれカム面107R,107L を形成
し、これらのカム面はそれぞれ内側の末端部分85R,
85L に連動するようになっている。 図4に最もよく示されているように、カム/ハンドルア
センブリ95がボルト101 の軸回りを回転すると、
カム面107R,107L は(図4で見た場合)上の
方向に動き、作動部材83R,83L はばね89の加
える斜めの力に逆らって外側に動かされる。
【0033】以下の説明については、新たに示される構
成要素については単に番号だけを示し、特に「R」、「
L」の文字を添えて左右を区別しないが、図5、図6、
図7に示されている要素は右側のモーターアクスルアセ
ンブリ15の一部をなすものであり、左側のモーターア
クスルアセンブリ17についても同様の要素が配置され
ていることを理解されたい。
【0034】まず図5を見ると、作動部材83R の軸
から見て外側の末端部分は、摩擦パッド109 に接触
するように配置されている。摩擦パッド109 には適
当な摩擦材料111 が薄い層をなしている。マニホル
ド部13が形成する内部チャンバの大半は作動油で満た
されているという事実を考えれば、摩擦材料111 と
しては、湿式摩擦材料としても機能するタイプのものが
望ましい。
【0035】図6に示されている通り、摩擦パッド10
9 は1対の湾曲した末端部分113 を含んだ細長い
部材から構成されており、それぞれの末端部分は、マニ
ホルド部13が形成するそれよりやや大きめの開口部に
ぴったり嵌まるようになっている。すなわち摩擦パッド
109 は、周回り方向についても半径方向についても
マニホルド部13によって抑えられていることになる。
【0036】再び図5を見ると、摩擦パッド109 に
隣接してリアクションプレート115 が配置され、こ
のプレートが太陽歯車63にスプラインされて、歯車と
ともに回転するようになっている(図2参照)。リアク
ションプレート115 の軸から見て外側(図4では右
側)の表面には摩擦材料117 が層をなしている。摩
擦材料117 には、摩擦材料111と同じタイプの素
材を用いることができる。 リアクションプレート115 の軸から見て外側(図5
では右側)にはバックアッププレート119 が配置さ
れる。バックアッププレート119 は、これに隣接す
るマニホルド部13の表面と、遊星ピニオンギヤ65と
の間に軸方向に固定されている。
【0037】図5及び図7を見ると、バックアッププレ
ート119 が複数のタブ123 を備えていることが
見てとれる(ただし、図7においてはタブはひとつしか
描かれていない)。それぞれのタブ123 は車軸ハウ
ジングが形成するそれよりやや大きめの開口部215 
にぴったり納まるようになっている。タブ123 は、
バックアッププレート119 が車軸ハウジング59に
対して回転しないよう固定された状態、すなわち静止状
態を保つようにするためのものである。
【0038】(操作)図4の説明の中で述べたように、
カム/ハンドルアセンブリ95が回転すると、それぞれ
の作動部材83R,83L は軸方向外方に動かされる
。その結果、それぞれの作動部材はそれに対応した摩擦
パッド109 に接合し、摩擦パッドを軸方向外方に動
かしてリアクションプレート115 と接触させ、それ
によってリアクションプレート115 が軸方向外方に
やや動かされ、バックアッププレート119 に接触す
る。通常、減速ギヤ51は「浮動」タイプのものが用い
られているため、ブレーキ構造はバックアッププレート
を端面121 (図3参照)からやや引き離すのに充分
な力を及ぼす。摩擦パッド109 とバックアッププレ
ート119との間のリアクションプレート115 の摩
擦結合により、リアクションプレート115 の回転は
鈍らされ、そのために太陽歯車63、次いで車軸19の
回転が遅くなり、制動される。
【0039】車両が停止しているときには、加圧流体は
モーターアセンブリ35に流れ込まないため、カム/ハ
ンドルアセンブリ95がリアクションプレート115 
に接する位置に移動してもプレート115 は回転せず
、本書に説明されているブレーキ構造は「静的な」もし
くは駐車時用ブレーキとして機能する。これはブレーキ
構造の意図する主要機能、すなわちブレーキ構造が果た
すべき最小限の機能である。
【0040】車両が惰性で前進し、加圧流体がモーター
アセンブリ35に流れ込んでいない状態、もしくは車両
が動力に従って実際に作動しており、モーター35が加
圧流体によって動かされている状態にあっては、カム/
ハンドルアセンブリ95がリアクションプレート115
 に接する位置に移動するとリアクションプレート11
5 が回転し、ブレーキ構造は「ダイナミックブレーキ
」として機能する。ダイナミックブレーキとして用いら
れる機構では、専ら静止ブレーキとして用いられる場合
に比べて、摩擦パッド109 により大きな(軸から見
て)外向きの力をかける必要があり、また、リアクショ
ンプレート115 と、太陽歯車63と連結するスプラ
インがより強化されなければならないことは、当業者に
とっては周知のことである。さらに、ダイナミックブレ
ーキとして用いられる機構では、通常、摩擦材料111
,117により耐久性のある、耐熱性の高い素材を用い
なければならない。
【0041】以上の説明から、本発明によって非常に単
純で費用のかさまないブレーキ構造が提供されることが
理解されるものと思う。このブレーキ構造は、特に、中
央マニホルド部と、中央基準面のかなり近くに互いに鏡
対称をなす形で配置された1対のモーターアクスルアセ
ンブリを備えたタイプのトランスアクスルアセンブリに
用いるのに適している。本発明によるブレーキ構造にお
いては、それぞれのホイールに接する位置に独立したホ
イールブレーキを配置する先行技術の構造に比べて、入
力(ブレーキペダルからの)がブレーキ構造にいたるま
でに必要なリンケージ(結合)が単純化されている。
【0042】(図8の実施例)図1〜図7の実施例は、
単純な入力装置(ブレーキペダルなど)を用いてカム/
ハンドルアセンブリ95を作動させ、2つのモーターア
クスルアセンブリ15,17 に対して同時に、ほぼ均
等の制動力を加えるという原理に基づいて説明されてい
る。
【0043】しかしながら、ある応用においては、いず
れかの側のブレーキだけを他方から切り離して作動させ
ることが望ましい場合もある。図8においては、本発明
のもうひとつの実施例が示されているが、この実施例に
おいては両側のブレーキを別々に作動させることができ
るようになっており、「ブレーキ操縦」モードでの運転
が可能である。図8を見ると、モーターアクスルアセン
ブリ17の内部のブレーキが噛み合っていないにも関わ
らず、もうひとつのモーターアクスルアセンブリ15の
内部のブレーキが噛み合った状態にあることがわかる。 この場合、車両は右旋回の状態にある。
【0044】図8の実施例においては、図1〜図7に示
されているものと同じ構成要素は、図1〜7図までと同
じ番号で示されている。また、図1〜図7に示した要素
と実質的に異なる構成要素には130 以降の番号を割
り当てている。図8に示されている機構は対称な形をな
しているため、ここではモーターアクスルアセンブリ1
5に関連した構造のみについて説明を行うが、モーター
アクスルアセンブリ17に関連した構造は鏡対称になっ
ているだけで前者とほぼ同一であることを理解されたい
【0045】マニホルド部13には鋳造体拡張部分13
1Rがあって、これがネジ山付きの開口部を形成してお
り、この開口部が、同じくネジ山を備えたピン135R
の太くなっている部分133Rに噛み合うようになって
いる。ピン125 Rの軸から見て内側の末端部分13
7Rはハンドル部材139Rを受け止め、ハンドル部材
139Rはワッシャ141Rとスナップリング143R
によってピンの内側の末端部分137Rに固定されてい
る。
【0046】ハンドル部材139Rはカム面145Rを
形成し、この面が、前に述べたような方法で、作動部材
83R の軸からみて内側の末端部分85R に接合す
るようになっている。図8においてはハンドル部材13
9R,139L はほぼ同一の(ただし鏡対称をなす)
はほぼ同一の形状に描かれているが、これは、図示され
ている内側の末端部分85R,85L との接合によっ
てハンドル139Rと139Lがカム面145R,14
5L の異なる位置に置かれていることによる回転位置
の違いを示そうとの意図によるものである。
【0047】このため、図8においては、カム面145
Lに対するハンドル部材の断面はカム面145Rに接し
ているものに比べてやや薄くなっているが、これは、作
動部材83L の内側末端部分85L がカム面145
Lの「底」に向かっており、モーターアクスルアセンブ
リ17の摩擦パッド109 が結合から外れていること
を示している。これに対して、作動部材83R の内側
末端部分85R はカム面145Lの「上」に向かって
おり、モーターアクスルアセンブリ15の摩擦パッド1
09 は作動部材83R 及びリアクションプレート1
15 とブレーキ結合をなしている。
【0048】図8に示したような独立ブレーキ構造によ
って可能になるもうひとつの機能として、モーターアク
スルアセンブリ15及び17の間の差動を制限するスリ
ップが形成されることがあげられる。図8で見ると、例
えば車両が斜面に沿って運行し、左側の車輪が斜面の下
方、右側の車輪が上方に位置している場合には、ハンド
ル部材139Rが独立して作動することによって、右側
のモーターアクスルアセンブリ15のロータ37の回転
は鈍らされる。
【0049】その結果、ポンプ11から流出する流体の
半分以上がモーターアクスルアセンブリ17に流れ込み
、左側のホイールを駆動させる。左側のホイールは斜面
の下方に位置しているため、当然右側のホイールよりも
優れたトラクションを持っている。このようなモードに
よる運転は、過剰な熱が発生しないようにするため、間
欠的に行うか短距離についてだけ行うものとする。
【0050】(図9の実施例)図9には本発明のさらに
別の実施例が示されている。この実施例においては、右
側のモーターアクスルアセンブリ15の構成要素のみに
ついて説明を行うが、左側モーターアクスルアセンブリ
17の構成要素は鏡対称になっているだけで前者とほぼ
同一であることを理解されたい。
【0051】図9の実施例においては、モーターアセン
ブリ35のロータ37が直接ブレーキ構造の一部をなし
ており、最初の実施例におけるリアクションプレート1
15 と同様の機能を果たすようになっている。図9に
おいては、これまでに示したものと同一もしくはほぼ同
一の構成要素はすべて前と同じ番号で示されている。ま
た、これまでのものと実質的に異なる構成要素には15
0 以降の番号を割り当てている。ロータ37の右側に
はバックアッププレート151 が配置され、プレート
151 の左側のロータ37と接する面には、適当な摩
擦材料153 の層が形成されている。リアクションプ
レート151 は、マニホルド部13とリングギヤ57
との間に挟まれ、静止した状態にある。
【0052】マニホルド部13は細長い開口部155 
をなしており、この開口部の中には細長い作動部材15
7 が配置されている。この作動部材157 は、前の
2つの実施例における作動部材とほぼ同一の形状をなし
ていてもよいし、やや短めになっていてもよい。作動部
材157 の軸から見て外側の端には、適当な摩擦材料
159 でできたパッドが備わっている。
【0053】ハンドル部材139Rが図9に示した位置
で回転すると、カム面145Rと作動部材157 との
結合によって作動部材157 は軸方向外方に動かされ
、摩擦材料159 がロータ37の表面に接触し、押し
付けられる。これと同時に、ロータの右側の端にある面
はバックアッププレート151 に取り付けられた摩擦
材料153 に押し付けられ、ロータ37の回転は鈍ら
される。
【0054】以上に示したようなブレーキ作用により、
ロータ37は、ピントル23ならびにレース47に対し
て軸方向に動く。しかしながら、当業者であれば、ボー
ル43とレース47の間の相対的な軸運動を一定の範囲
に保つために、アセンブリの各種の許容誤差を選択する
ことが可能である。
【0055】以上本発明について詳述した。本発明の種
々の変更や修正は本明細書により当業者ならば自明のも
のとなろう。そのような変更や修正は、附記された本発
明の特許請求範囲を逸脱しない限りにおいて、本発明に
含まれるものとする。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、ブレーキ作動部材と接
合する左右一対のカム面を備えたカム機構の動きにより
作動部材は軸方向外側に動かされ、それぞれの側にある
摩擦パッド(109) に接合して、摩擦パッドとバッ
クアッププレート(119) との間にあるリアクショ
ンプレート(115) による制動を与えるため、減速
ギヤセットの上流で制動を行うことができ、必要なトル
ク制動を最小限に抑えるとともに構造を単純にしかつ製
造費を押さえたブレーキを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用されるタイプのトランスア
クスルアセンブリの中央部分を示す軸方向断面図である
【図2】図1と異なる断面で切った場合の、本発明によ
るトランスアクスルアセンブリの一端の残りの部分を示
し、ブレーキハンドル部分は含んでいない図1より若干
拡大された断面図である。
【図3】図2と同じ断面、同じ縮尺でブレーキハンドル
を含んでいる部分断面図である。
【図4】本発明のカム配列を詳述する図3の3A−3A
線に沿って見た図3に対して垂直な平面における軸方向
断面図である。
【図5】摩擦ブレーキの非係合状態を示す図3と同様の
部分拡大断面図である。
【図6】図5の5−5線に沿って見た縮尺された横断面
図である。
【図7】本発明によるバックアッププレートと車軸ハウ
ジングを示すほぼ図6と同じ縮尺の部分横断面図である
【図8】一方のブレーキが係合し、他方が非係合にある
ブレーキ操縦モードにおける本発明の使用を示す図3と
同様な断面図である。
【図9】本発明の別の実施例を示した図3と同様な軸方
向断面図である。
【符号の説明】
11   流体ポンプ 13   マニホルド部 15,17 モーターアクスルアセンブリ19   車
軸 25   流体取入れ口 27   流体排出口 35   回転流体圧力装置 37   出力部材 81   開口部 83   ブレーキ作動部材 95   カム機構 107,145   カム面 111,117,153,159  摩擦材料139 
  ハンドル部材 157   作動部材 PR   基準面

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  動力源と、該動力源によって駆動され
    る流体ポンプ(11)と、1対の駆動ホイールを備える
    車両に使用する油圧式トランスアクスルアセンブリであ
    って、該トランスアクスルアセンブリがマニホルド手段
    (13)および第1,第2のモーターアセンブリ(15
    ,17) を含み、前記マニホルド手段(13)が、流
    体ポンプの流体ポートに連通する流体取入れ口(25)
    と、流体ポンプの別の流体ポートに連通する流体排出口
    (27)を形成し、前記第1,第2のモーターアセンブ
    リ(15,17) の各々が、前記流体取入れ口(25
    )から加圧流体を受け入れ、かつ使用済み流体を前記流
    体排出口(27)に送るための回転流体圧作動装置(3
    5)と、各モーターアセンブリの回転速度に対応した回
    転速度を有する回転可能な出力部材(115;37)と
    、前記1対の駆動ホイールにトルクを伝達するための車
    軸(19)を備え、前記マニホルド手段が、中央基準面
    (RP)を形成し、前記第1,第2のモーターアセンブ
    リ(15,17) が前記中央基準面(RP)の両側に
    ほぼ対称に配置されているものにおいて、 (a) 前記第1,第2のモーターアセンブリ(15,
    17) が、前記出力部材(115;37) に隣接し
    て配置され、これに連動する摩擦ブレーキ機構(111
    ,117;153,159) を備え、(b) 前記マ
    ニホルド手段が、前記中央基準面に対してほぼ対称に、
    同一線上に配置された第1,第2の開口部(81R,8
    1L;155) を形成し、 (c) 第1,第2の細長いブレーキ作動部材(83R
    ,83L;157) が前記第1,第2の開口部の中に
    それぞれ配置され、各ブレーキ作動部材が軸方向にそれ
    ぞれの開口部内を前記中央基準面から離れて移動するこ
    とが可能であり、 (d) 前記モーターアセンブリの各々が、それぞれに
    対応した前記ブレーキ作動部材(83R,83L:15
    7) の軸方向の動きに対応して作動可能となり、それ
    ぞれに対応した出力部材(115;37)および前記摩
    擦ブレーキ機構(111,117;153,159)と
    係合して前記出力部材(115;37)の回転をが制動
    し、 (e) 前記中央基準面(RP)に隣接して配置され、
    かつ前記第1,第2ブレーキ作動部材(83R,83L
    ;157) の軸方向内端とそれぞれ係合する第1,第
    2のカム面(107R,107L;145R,145L
    )を形成するカム機構(95)を備え、該カム機構が、
    前記ブレーキ作動部材がブレーキ結合から外れている第
    1の位置(図4)と、前記ブレーキ作動部材がブレーキ
    結合の状態にある第2の位置(図3)との間で移動可能
    であること、を特徴とするトランスアクスルアセンブリ
  2. 【請求項2】  回転流体圧作動装置(35)が、カム
    リング(47)、ロータ部材(37) を含むラジアル
    ピストン式流体モーターを備え、前記ロータ部材(37
    )が複数の放射状の孔(41)を形成し、それぞれの孔
    の内部にピストン部材(43)が配置されていることを
    特徴とする請求項1のトランスアクスルアセンブリ。
  3. 【請求項3】  摩擦ブレーキ機構(153,159)
     がロータ部材(37)に軸方向に隣接してその両側に
    配置され、前記ロータ部材(37)がブレーキ作動部材
    (83R,83L)と前記摩擦ブレーキ機構との間に軸
    方向に配置されることを特徴とする請求項2のトランス
    アクスルアセンブリ。
  4. 【請求項4】  回転流体圧作動装置(35)が高速・
    低トルクの排出機構を備え、第1,第2のモーターアセ
    ンブリ(15,17) の各々がさらに減速ギヤセット
    (51)を備えていることを特徴とする請求項1のトラ
    ンスアクスルアセンブリ。
  5. 【請求項5】  摩擦ブレーキ機構(111、117;
    153、159) が減速ギヤセット(51)の上流に
    配置されていることを特徴とする請求項1のトランスア
    クスルアセンブリ。
  6. 【請求項6】  減速ギヤセット(51)が入力太陽歯
    車(63)を備え、該太陽歯車(63)が出力部材(1
    15,37)と結合することを特徴とする請求項5のト
    ランスアクスルアセンブリ。
  7. 【請求項7】  摩擦ブレーキ機構(111、117)
     が、出力部材(115) とブレーキ作動部材(83
    R,83L)の間に配置された摩擦パッド部材(109
    ,111) を備えていることを特徴とする請求項6の
    トランスアクスルアセンブリ。
  8. 【請求項8】  第1,第2の細長いブレーキ作動部材
    (83R,83LL)が、それぞれに連結したバイアス
    手段(89)を備え、前記ブレーキ作動部材が軸に沿っ
    て中央基準面(RP)に向かってバイアスされ、第1,
    第2のカム面(107R,107L;145R,145
    L)に係合されることを特徴とする請求項1のトランス
    アクスルアセンブリ。
  9. 【請求項9】  前記カム機構(95)が、第1,第2
    のカム面(107R,107L;145R,145L)
    を形成する第1,第2のカム部材(97R,97L;1
    39R,139L) を備え、前記カム部材の各々が、
    前記第1の位置と第2の位置との間を他から独立して動
    くことが可能であることを特徴とする請求項1のトラン
    スアクスルアセンブリ。
  10. 【請求項10】  動力源と、該動力源によって駆動さ
    れる流体ポンプ(11)と、1対の駆動ホイールを備え
    る車両に使用する油圧式トランスアクスルアセンブリで
    あって、該トランスアクスルアセンブリがマニホルド手
    段(13)および第1,第2のモーターアセンブリ(1
    5,17) を含み、前記マニホルド手段(13)が、
    流体ポンプの流体ポートに連通する流体取入れ口(25
    )と、流体ポンプの別の流体ポートに連通する流体排出
    口(27)を形成し、前記第1,第2のモーターアセン
    ブリ(15,17) の各々が、前記流体取入れ口(2
    5)から加圧流体を受け入れ、かつ使用済み流体を前記
    流体排出口(27)に送るための回転流体圧作動装置(
    35)と、各モーターアセンブリの回転速度に対応した
    回転速度を有する回転可能な出力部材(115;37)
    と、前記1対の駆動ホイールにトルクを伝達するための
    車軸(19)を備えているものにおいて、 (a) 前記第1,第2のモーターアセンブリ(15,
    17) が、前記出力部材(115;37) に隣接し
    て配置され、これに連動する摩擦ブレーキ機構(111
    ,117;153,159) を備え、(b) 前記マ
    ニホルド手段が、一列に並んだ第1,第2の開口部(8
    1R,81L;155) と、該第1,第2の開口部内
    にそれぞれ配置される第1,第2の細長いブレーキ作動
    部材(83R,83L;157) を形成し、(c) 
    前記モーターアセンブリの各々が、それぞれに対応した
    前記ブレーキ作動部材(83R,83L:157) の
    軸方向の動きに対応して作動可能となり、それぞれに対
    応した出力部材(115;37)および前記摩擦ブレー
    キ機構(111,117;153,159)と係合して
    前記出力部材(115;37)の回転を制動し、 (d) 第1,第2カム部材(139R,139L) 
    を備えて、前記第1,第2ブレーキ作動部材(83R,
    83L;157) と係合するようにされた第1,第2
    カム面(145R,145L) を形成するカム機構(
    95)を備え、前記カム部材がそれぞれ、前記ブレーキ
    作動部材がブレーキ結合から外れている第1の位置と、
    ブレーキ作動部材がブレーキ結合の状態にある第2の位
    置との間を、他から独立して動くことが可能であること
    、を特徴とするトランスアクスルアセンブリ。
  11. 【請求項11】  回転流体圧作動装置(35)が高速
    ・低トルクの排出機構を備え、第1,第2のモーターア
    センブリ(15,17) がそれぞれ減速ギヤセット(
    51)を備えていることを特徴とする請求項10のトラ
    ンスアクスルアセンブリ。
  12. 【請求項12】  摩擦ブレーキ機構(111、117
    ;153、159) が減速ギヤセット(51)の上流
    に配置されていることを特徴とする請求項11のトラン
    スアクスルアセンブリ。
  13. 【請求項13】  動力源と、該動力源によって駆動さ
    れる流体ポンプ(11)と、1対の駆動ホイールを備え
    る車両に使用する油圧式トランスアクスルアセンブリで
    あって、該トランスアクスルアセンブリがマニホルド手
    段(13)および第1,第2のモーターアセンブリ(1
    5,17) を含み、前記マニホルド手段(13)が、
    流体ポンプの流体ポートに連通する流体取入れ口(25
    )と、流体ポンプの別の流体ポートに連通する流体排出
    口(27)を形成し、前記第1,第2のモーターアセン
    ブリ(15,17) の各々が、前記流体取入れ口(2
    5)から加圧流体を受け入れ、かつ使用済み流体を前記
    流体排出口(27)に送るための回転流体圧作動装置(
    35)を備え、該回転流体圧作動装置(35)の各々が
    ロータ部材(37)を含み、この各モーターアセンブリ
    が、前記ロータ部材(37)から1対の駆動ホイールに
    トルクを伝達するための車軸(19)を備えているもの
    において、(a) 前記第1,第2のモーターアセンブ
    リ(15,17) が、前記ロータ部材(37) に隣
    接して配置された摩擦ブレーキ機構(151,153)
     を備え、 (b) 前記マニホルド手段が、一列に並んだ第1,第
    2の開口部(81R,81L;155) と、該開口部
    内に配置される細長いブレーキ作動部材(157) を
    備え、この各ブレーキ作動部材が前記開口部内でそれぞ
    れのロータ部材(37) に対して軸方向に移動可能で
    あり、 (c) 前記ロータ部材(37) の各々が、前記ブレ
    ーキ作動部材(83R,83L:157) と前記摩擦
    ブレーキ機構(151,153)との間に軸方向に配置
    され、それぞれのブレーキ作動部材の軸方向の動きに対
    応して作動可能となり、各摩擦ブレーキ機構に係合して
    前記ロータ部材の回転を制動し、(d) 第1,第2カ
    ム部材(139R,139L) を備え、それぞれが前
    記ブレーキ作動部材の軸方向内端と係合する第1,第2
    カム面(145R,145L) を形成しているカム機
    構(95)を備え、該カム機構は、前記ブレーキ作動部
    材が前記ロータ部材とのブレーキ結合から外れている第
    1の位置と、ブレーキ作動部材が前記ロータ部材とのブ
    レーキ結合の状態にある第2の位置との間を動くことが
    可能であること、を特徴とするトランスアクスルアセン
    ブリ。
  14. 【請求項14】  回転流体圧作動装置(35)が高速
    ・低トルクの排出機構を備え、第1,第2のモーターア
    センブリ(15,17) がそれぞれ減速ギヤセット(
    51)を備えていることを特徴とする請求項13のトラ
    ンスアクスルアセンブリ。
  15. 【請求項15】  摩擦ブレーキ機構(153、159
    ) が減速ギヤセット(51)の上流に配置されている
    ことを特徴とする請求項14のトランスアクスルアセン
    ブリ。
  16. 【請求項16】  動力源と、該動力源によって駆動さ
    れる流体ポンプ(11)と、1対の駆動ホイールを備え
    る車両に使用する油圧式トランスアクスルアセンブリで
    あって、該トランスアクスルアセンブリがマニホルド手
    段(13)および第1,第2のモーターアセンブリ(1
    5,17) を含み、前記マニホルド手段(13)が、
    流体ポンプの流体ポートに連通する流体取入れ口(25
    )と、流体ポンプの別の流体ポートに連通する流体排出
    口(27)を形成し、前記第1,第2のモーターアセン
    ブリ(15,17) の各々が、前記流体取入れ口(2
    5)から加圧流体を受け入れ、かつ使用済み流体を前記
    流体排出口(27)に送るための回転流体圧作動装置(
    35)と、各モーターアセンブリの回転速度に対応した
    回転速度を有する回転可能な出力部材(63,115;
    63,37)と、前記出力部材(63)からの出力を入
    力とする減速ギヤセット(51)と、この減速ギヤセッ
    ト(51)からの低速で比較的高トルクの出力をそれぞ
    れに対応した駆動ホイールに伝達する車軸(19)を備
    えているものにおいて、(a) 前記第1,第2のモー
    ターアセンブリ(15,17) が、前記出力部材(1
    15;37に連動する摩擦ブレーキ機構(111,11
    7;153,159) を備え、(b) 前記モーター
    アセンブリが、それぞれに対応した出力部材(115;
    37)および前記摩擦ブレーキ機構(11,117;1
    53,159)に結合するように作動して前記出力部材
    の回転を制動する作動手段(81R,81L83R,8
    3L;155,157)を備え、(c) 前記モーター
    アセンブリの各々が、前記摩擦ブレーキ機構(111,
    117;153,159) がブレーキ結合から外れて
    いる第1の位置と、前記摩擦ブレーキ機構が摩擦結合の
    状態にある第2の位置との間で移動可能なカム機構(9
    7R,97L;139R,139L) を備え、(d)
     前記モーターアセンブリの各々について、前記摩擦ブ
    レーキ機構(111,117;153,159) が減
    速ギヤセット(51)の上流に配置されていること、を
    特徴とするトランスアクスルアセンブリ。
  17. 【請求項17】  減速ギヤセットが1個の太陽歯車(
    63)を含み、該太陽歯車(63)が出力部材(115
    ;37)と連動することを特徴とする請求項16のトラ
    ンスアクスルアセンブリ。
  18. 【請求項18】  摩擦ブレーキ機構(111,117
    ) が、出力部材(115) とブレーキ作動部材(8
    1R,81L,83R,83L) の間に配置された摩
    擦パッド部材(109,111) を備えていることを
    特徴とする請求項16のトランスアクスルアセンブリ。
  19. 【請求項19】  第1,第2モーターアセンブリが中
    央基準面(RP)を形成し、前記第1,第2モーターア
    センブリが前記中央基準面(RP)の両側にほぼ対称に
    配置され、カム機構が前記中央基準面(RP)に隣接し
    て配置されていることを特徴とする請求項16のトラン
    スアクスルアセンブリ。
JP3155250A 1990-06-01 1991-05-31 油圧式トランスアクスルアセンブリ Expired - Lifetime JP2909607B2 (ja)

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