JP2706311B2 - デファレンシャル装置 - Google Patents
デファレンシャル装置Info
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- JP2706311B2 JP2706311B2 JP10749689A JP10749689A JP2706311B2 JP 2706311 B2 JP2706311 B2 JP 2706311B2 JP 10749689 A JP10749689 A JP 10749689A JP 10749689 A JP10749689 A JP 10749689A JP 2706311 B2 JP2706311 B2 JP 2706311B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、デフロック機構を有するデファレンシャ
ル装置に関する。
ル装置に関する。
（従来の技術） 特開昭63−195449号公報に“すべり差動制限歯車アセ
ンブリ”が記載されている。第３図のように、この装置
はケース101内の差動歯車組103とその差動制限用の多板
クラッチ105と固定側の外部ハウジング107に支持された
電磁石109とケース101と一体回転し電磁石109に吸引さ
れて多板クラッチを締結する操作部材111を備えてい
る。
ンブリ”が記載されている。第３図のように、この装置
はケース101内の差動歯車組103とその差動制限用の多板
クラッチ105と固定側の外部ハウジング107に支持された
電磁石109とケース101と一体回転し電磁石109に吸引さ
れて多板クラッチを締結する操作部材111を備えてい
る。
このように、操作部材111が回転側に配置され電磁石1
09との間で相対回転が行われるから、磁力がケース101
の回転抵抗となりトルクロスが生じる。又、磁力のロス
による発熱のために電磁石109の性能が劣化し、差動制
限機能が不安定となる。又、吸引されたときに操作部材
111と電磁石109とが接触するとこれらの摺動回転により
回転抵抗と発熱は更に大きくなり上記の不具合は甚しく
なるとともに摩耗により耐久性が低下する。
09との間で相対回転が行われるから、磁力がケース101
の回転抵抗となりトルクロスが生じる。又、磁力のロス
による発熱のために電磁石109の性能が劣化し、差動制
限機能が不安定となる。又、吸引されたときに操作部材
111と電磁石109とが接触するとこれらの摺動回転により
回転抵抗と発熱は更に大きくなり上記の不具合は甚しく
なるとともに摩耗により耐久性が低下する。
（発明が解決しようとする課題） そこで、この発明は、トルクの損失がなく、性能が安
定し、耐久性に優れたデファレンシャル装置の提供を目
的とする。
定し、耐久性に優れたデファレンシャル装置の提供を目
的とする。
［発明の構成］ （課題を解決するための手段） この発明のデファレンシャル装置は、トルクを入力し
て回転するデフケースと、デフケースと連動回転する差
動歯車組と、この差動歯車組の出力歯車とデフケースと
の連結位置と連結の解除位置とへ移動可能なクラッチ部
材と、デフケースを一体回転可能に貫通し一端がクラッ
チ部材側に当接した操作部材と、操作部材の他端と摺動
自在に当接する吸引部材と、固定側に支持され吸引部材
を吸引し操作部材を介してクラッチ部材を前記両位置の
一方へ移動する電磁石と、クラッチ部材を他方へ移動す
る付勢部材とを備えたことを特徴とする。
て回転するデフケースと、デフケースと連動回転する差
動歯車組と、この差動歯車組の出力歯車とデフケースと
の連結位置と連結の解除位置とへ移動可能なクラッチ部
材と、デフケースを一体回転可能に貫通し一端がクラッ
チ部材側に当接した操作部材と、操作部材の他端と摺動
自在に当接する吸引部材と、固定側に支持され吸引部材
を吸引し操作部材を介してクラッチ部材を前記両位置の
一方へ移動する電磁石と、クラッチ部材を他方へ移動す
る付勢部材とを備えたことを特徴とする。
（作用） トルク入力によりデフケースが回転するとこの回転は
差動歯車組を介しその出力歯車を介して差動分配され
る。
差動歯車組を介しその出力歯車を介して差動分配され
る。
電磁石の吸引又は付勢部材によりクラッチ部材が連結
位置に移動するとデフケースと出力歯車とが相対回転不
能に連結されるから出力歯車間の差動回転が停止してデ
フロック状態となり、これらに対するトルク配分割合は
等しくなる。クラッチ部材が解除位置に移動するとデフ
ロックが解除され上記のような差動配分機能が回復す
る。
位置に移動するとデフケースと出力歯車とが相対回転不
能に連結されるから出力歯車間の差動回転が停止してデ
フロック状態となり、これらに対するトルク配分割合は
等しくなる。クラッチ部材が解除位置に移動するとデフ
ロックが解除され上記のような差動配分機能が回復す
る。
電磁石が作動している間吸引部材は磁力によって拘束
されほとんど回転せず、摺動はこの吸引部材と操作部材
との間で行われる。従って、従来例と異り、磁力の回転
抵抗によるトルク損失がなく、発熱により性能が不安定
になることがない。又、前記の摺動部に主に加わる力は
付勢部材の付勢力だけであるから摺動部の摩耗が少なく
耐久性に優れている。
されほとんど回転せず、摺動はこの吸引部材と操作部材
との間で行われる。従って、従来例と異り、磁力の回転
抵抗によるトルク損失がなく、発熱により性能が不安定
になることがない。又、前記の摺動部に主に加わる力は
付勢部材の付勢力だけであるから摺動部の摩耗が少なく
耐久性に優れている。
（実施例） 第１図と第２図により一実施例の説明をする。この実
施例は第２図の車両の動力系に用いられている。以下、
左右の方向は第１図の左右の方向とし、その上方は第２
図の車両の前方（上方）に相当する。又、番号を付して
いない部材は図示されていない。
施例は第２図の車両の動力系に用いられている。以下、
左右の方向は第１図の左右の方向とし、その上方は第２
図の車両の前方（上方）に相当する。又、番号を付して
いない部材は図示されていない。
第２図の車両はエンジン１、トランスミッション３、
方向変換歯車組５、プロペラシャフト７、リヤデフ９
（この実施例のデファレンシャル装置）、後車軸11,1
3、左右の後輪14,15、左右の前輪16,17などからなって
いる。
方向変換歯車組５、プロペラシャフト７、リヤデフ９
（この実施例のデファレンシャル装置）、後車軸11,1
3、左右の後輪14,15、左右の前輪16,17などからなって
いる。
第１図に示すように、リヤデフ９のデフケース19はデ
フキャリヤ21にベアリング23,25によって回転自在に支
承されている。デフキャリヤ21には前端がプロペラシャ
フト７側に連結され後端にはドライブピニオンギヤ27が
一体に形成されたドライブピニオンシャフト29が回転自
在に支承されている。デフケース19にはこのギヤ27と噛
合ったリングギヤ31がボルト33で固定され、エンジン１
からの駆動力により回転駆動される。
フキャリヤ21にベアリング23,25によって回転自在に支
承されている。デフキャリヤ21には前端がプロペラシャ
フト７側に連結され後端にはドライブピニオンギヤ27が
一体に形成されたドライブピニオンシャフト29が回転自
在に支承されている。デフケース19にはこのギヤ27と噛
合ったリングギヤ31がボルト33で固定され、エンジン１
からの駆動力により回転駆動される。
デフケース19の内周に設けられた軸方向の溝35にはピ
ニオンシャフト37が嵌合され、デフケース19と一体に回
転するように支持されている。ピニオンシャフト37には
ピニオンギヤ39が自転自在に支承され、その左右には一
対のサイドギヤ41,43（出力歯車）が噛合っている。左
のサイドギヤ41には左の後車軸11が、右のサイドギヤ43
には右の後車軸13がそれぞれスプライン連結されてい
る。デフキャリヤ21の左端には後車軸11の車軸管45が、
又右端には後車軸13の車軸管が取付けられている。こう
して、差動歯車組46が構成されている。
ニオンシャフト37が嵌合され、デフケース19と一体に回
転するように支持されている。ピニオンシャフト37には
ピニオンギヤ39が自転自在に支承され、その左右には一
対のサイドギヤ41,43（出力歯車）が噛合っている。左
のサイドギヤ41には左の後車軸11が、右のサイドギヤ43
には右の後車軸13がそれぞれスプライン連結されてい
る。デフキャリヤ21の左端には後車軸11の車軸管45が、
又右端には後車軸13の車軸管が取付けられている。こう
して、差動歯車組46が構成されている。
従って、エンジン１からの駆動力によりデフケース19
が回転すると、この回転はピニオンシャフト37、ピニオ
ンギヤ39を介し、このピニオンギヤ39が自転するとき、
各サイドギヤ41,43から左右の後輪14,15側に差動分配さ
れる。右のサイドギヤ43とデフケース19との間にはリン
グ状のクラッチ部材47が軸方向移動自在に配置されてい
る。クラッチ部材47とサイドギヤ43及びデフケース19と
の間にはそれぞれ連結部49,51（噛合い部）が設けられ
ている。クラッチ部材47は右の連結部51で常時噛合いな
がら左右に移動し左の連結部49の係脱を行う。第１図
（ａ）下半部のように左方（連結位置）に移動するとサ
イドギヤ43とデフケース19はクラッチ部材47により相対
回転不能に連結されて差動配分機能が停止し、デフロッ
ク状態となる。又、同図（ａ）上半部のように右方（連
結解除位置）に移動するとサイドギヤ43とデフケース19
の相対回転が可能となり、デフロックが解除される。な
お、第１図（ｂ）に示すように、連結部49,51の各噛合
い圧力角θ1，θ2はθ2＞θ1である。
が回転すると、この回転はピニオンシャフト37、ピニオ
ンギヤ39を介し、このピニオンギヤ39が自転するとき、
各サイドギヤ41,43から左右の後輪14,15側に差動分配さ
れる。右のサイドギヤ43とデフケース19との間にはリン
グ状のクラッチ部材47が軸方向移動自在に配置されてい
る。クラッチ部材47とサイドギヤ43及びデフケース19と
の間にはそれぞれ連結部49,51（噛合い部）が設けられ
ている。クラッチ部材47は右の連結部51で常時噛合いな
がら左右に移動し左の連結部49の係脱を行う。第１図
（ａ）下半部のように左方（連結位置）に移動するとサ
イドギヤ43とデフケース19はクラッチ部材47により相対
回転不能に連結されて差動配分機能が停止し、デフロッ
ク状態となる。又、同図（ａ）上半部のように右方（連
結解除位置）に移動するとサイドギヤ43とデフケース19
の相対回転が可能となり、デフロックが解除される。な
お、第１図（ｂ）に示すように、連結部49,51の各噛合
い圧力角θ1，θ2はθ2＞θ1である。
デフケース19の内周には止め輪53が装着され、この止
め輪53とクラッチ部47との間にはクラッチ部材47を連結
解除位置へ付勢するリターンスプリング55（付勢部材）
が装着されている。
め輪53とクラッチ部47との間にはクラッチ部材47を連結
解除位置へ付勢するリターンスプリング55（付勢部材）
が装着されている。
操作部材57は周方向に複数本配置された軸方向の腕59
とこれらの右端部を連結するリング状の基部61とからな
り、腕59はデフケース19を貫通しその左端部はクラッチ
部材47に当接している。デフケース19にはリング状の吸
引部材63が相対回転自在に嵌装されるとともに操作部材
57の基部61の右側に摺動自在に当接している。デフケー
ス19上には操作部材57と吸引部材63との移動範囲を規制
する止め輪65,67が装着されている。
とこれらの右端部を連結するリング状の基部61とからな
り、腕59はデフケース19を貫通しその左端部はクラッチ
部材47に当接している。デフケース19にはリング状の吸
引部材63が相対回転自在に嵌装されるとともに操作部材
57の基部61の右側に摺動自在に当接している。デフケー
ス19上には操作部材57と吸引部材63との移動範囲を規制
する止め輪65,67が装着されている。
デフキャリヤ21には廻り止め部材69がボルト71により
ベアリング25のロックナット73の廻り止め75と共締めさ
れており、この廻り止め部材69により電磁石77及び吸引
部材63が廻り止めされている。電磁石77は吸引部材63を
左方に吸引し操作部材57を介してクラッチ部材47を連結
位置に移動させる。電磁石77は運転席から手動操作可能
か又は操舵条件あるいは路面条件に応じて自動操作可能
に構成されている。
ベアリング25のロックナット73の廻り止め75と共締めさ
れており、この廻り止め部材69により電磁石77及び吸引
部材63が廻り止めされている。電磁石77は吸引部材63を
左方に吸引し操作部材57を介してクラッチ部材47を連結
位置に移動させる。電磁石77は運転席から手動操作可能
か又は操舵条件あるいは路面条件に応じて自動操作可能
に構成されている。
電磁石77に通電するとクラッチ部材47は操作部材57に
押されて左方に移動し連結部49が噛合いを始める。この
とき、デフケース19とサイドギヤ43との間に回転差があ
れば圧力角θ1，θ2の差によるスラスト力が左方へ働
き、電磁石77による押圧力とこのスラスト力により連結
部49は連結され、クラッチ部材47はこの連結位置に安定
して保持される。又、このとき、吸引部材63は磁力によ
り電磁石77に拘束され、摺動は吸引部材63と操作部材57
の基部61との間で行われる。このように、従来例と異っ
て、電磁石77と吸引部材63とが相対回転せず磁力のロス
と発熱が生じないから電磁石77の特性が劣下せずデフロ
ック機能が安定する。又、電磁石77の回転拘束力が回転
側に加わらないからトルク損失が生じない。更に、吸引
時に前記摺動部に掛かる力はリターンスプリング55の付
勢力から前記スラスト力を引いた小さいものであるか
ら、摩耗が少なく耐久性に優れている。
押されて左方に移動し連結部49が噛合いを始める。この
とき、デフケース19とサイドギヤ43との間に回転差があ
れば圧力角θ1，θ2の差によるスラスト力が左方へ働
き、電磁石77による押圧力とこのスラスト力により連結
部49は連結され、クラッチ部材47はこの連結位置に安定
して保持される。又、このとき、吸引部材63は磁力によ
り電磁石77に拘束され、摺動は吸引部材63と操作部材57
の基部61との間で行われる。このように、従来例と異っ
て、電磁石77と吸引部材63とが相対回転せず磁力のロス
と発熱が生じないから電磁石77の特性が劣下せずデフロ
ック機能が安定する。又、電磁石77の回転拘束力が回転
側に加わらないからトルク損失が生じない。更に、吸引
時に前記摺動部に掛かる力はリターンスプリング55の付
勢力から前記スラスト力を引いた小さいものであるか
ら、摩耗が少なく耐久性に優れている。
又、このスラスト力はサイドギヤ43を介してピニオン
ギヤ39に入力するから、ピニオンギヤ39と各サイドギヤ
41,43の噛合い圧力によりピニオンシャフト37は溝35に
沿って左方へ移動しこれら噛合い部において各バックラ
ッシュは常に等しく保たれる。
ギヤ39に入力するから、ピニオンギヤ39と各サイドギヤ
41,43の噛合い圧力によりピニオンシャフト37は溝35に
沿って左方へ移動しこれら噛合い部において各バックラ
ッシュは常に等しく保たれる。
電磁石77への通電を停止するとリターンスプリング55
によりクラッチ部材47は連結解除位置に戻る。なお、リ
ターンスプリング55の付勢力は連結部51の圧力角θ2に
よるスラスト力よりも大きくしておく。
によりクラッチ部材47は連結解除位置に戻る。なお、リ
ターンスプリング55の付勢力は連結部51の圧力角θ2に
よるスラスト力よりも大きくしておく。
デフロックを解除すると、左右の後輪14,15の差動回
転により車両は円滑な旋回が行える。デフロック状態に
するとこの差動回転が停止され、直進安定性が向上する
とともに各後輪14,15に常時等しい駆動力が伝達される
から悪路などで一方の後輪だけがスリップして走破性を
失うことはない。
転により車両は円滑な旋回が行える。デフロック状態に
するとこの差動回転が停止され、直進安定性が向上する
とともに各後輪14,15に常時等しい駆動力が伝達される
から悪路などで一方の後輪だけがスリップして走破性を
失うことはない。
なお、この発明において、差動歯車組は遊星歯車型の
ものでもよい。又、クラッチ部材の連結及び解除位置と
電磁石の吸引方向及び付勢部材の付勢方向との関係は自
由に選んでよい。又、クラッチ部材の圧力角は左を大き
く右を小さくしてもよいし、これらを等しくしてもよ
い。
ものでもよい。又、クラッチ部材の連結及び解除位置と
電磁石の吸引方向及び付勢部材の付勢方向との関係は自
由に選んでよい。又、クラッチ部材の圧力角は左を大き
く右を小さくしてもよいし、これらを等しくしてもよ
い。
［発明の効果］ 以上のように、この発明のデファレンシャル装置は磁
力によりトルクの損失が発生せず、磁力のロスがなく性
能が安定し、耐久性に優れている。
力によりトルクの損失が発生せず、磁力のロスがなく性
能が安定し、耐久性に優れている。
第１図（ａ）は一実施例の断面図、（ｂ）は（ａ）のＡ
−Ａ断面図、第２図はこの実施例を用いた車両の動力系
を示すスケルトン機構図、第３図は従来例の断面図であ
る。 19…デフケース、46…差動歯車組 47…クラッチ部材、57…操作部材 63…吸引部材、77…電磁石
−Ａ断面図、第２図はこの実施例を用いた車両の動力系
を示すスケルトン機構図、第３図は従来例の断面図であ
る。 19…デフケース、46…差動歯車組 47…クラッチ部材、57…操作部材 63…吸引部材、77…電磁石
Claims (1)
- 【請求項１】トルクを入力して回転するデフケースと、
デフケースと連動回転する差動歯車組と、この差動歯車
組の出力歯車とデフケースとの連結位置と連結の解除位
置とへ移動可能なクラッチ部材と、デフケースを一体回
転可能に貫通し一端がクラッチ部材側に当接した操作部
材と、操作部材の他端と摺動自在に当接する吸引部材
と、固定側に支持され吸引部材を吸引し操作部材を介し
てクラッチ部材を前記両位置の一方へ移動する電磁石
と、クラッチ部材を他方へ移動する付勢部材とを備えた
ことを特徴とするデファレンシャル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10749689A JP2706311B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | デファレンシャル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10749689A JP2706311B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | デファレンシャル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02286944A JPH02286944A (ja) | 1990-11-27 |
| JP2706311B2 true JP2706311B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=14460683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10749689A Expired - Fee Related JP2706311B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | デファレンシャル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2706311B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5989147A (en) * | 1998-02-25 | 1999-11-23 | Auburn Gear, Inc. | Electronically controllable limited slip differential |
| US6165095A (en) * | 1998-02-25 | 2000-12-26 | Auburn Gear, Inc. | Apparatus and method for demagnetizing a controllable electromagnetically actuated differential |
| US6076644A (en) | 1998-06-05 | 2000-06-20 | Auburn Gear, Inc. | Conical clutch member having recessed areas for use in a limited slip differential |
| US6945895B2 (en) * | 2001-04-12 | 2005-09-20 | Tochigi Fuji Sangyo Kabushiki Kaisha | Differential gear mechanism |
| KR100591672B1 (ko) * | 2002-03-27 | 2006-06-19 | 도치기 후지 산교 가부시키가이샤 | 액츄에이터 |
| JP4262615B2 (ja) * | 2004-02-25 | 2009-05-13 | 日産自動車株式会社 | 電磁制御式差動制限装置 |
| KR100591418B1 (ko) * | 2005-01-18 | 2006-06-21 | 위아 주식회사 | 4륜구동 차량의 동력단속장치 |
| BR112014028840B1 (pt) * | 2012-05-23 | 2022-08-16 | Eaton Intelligent Power Limited | Diferencial de travamento acionado eletronicamente |
| CN104500686A (zh) * | 2014-12-26 | 2015-04-08 | 温岭市华鑫机械制造有限公司 | 全地形车电子差速后桥 |
| WO2018208937A1 (en) | 2017-05-09 | 2018-11-15 | Dana Automotive Systems Group, Llc | Differential sensor apparatus and method of use |
| JP7431975B2 (ja) | 2020-07-21 | 2024-02-15 | ジーケーエヌ オートモーティブ リミテッド | デファレンシャル装置 |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP10749689A patent/JP2706311B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02286944A (ja) | 1990-11-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |