JPH04230611A - 歯の補綴物の製造方法および歯科用陶材 - Google Patents

歯の補綴物の製造方法および歯科用陶材

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JPH04230611A
JPH04230611A JP3230612A JP23061291A JPH04230611A JP H04230611 A JPH04230611 A JP H04230611A JP 3230612 A JP3230612 A JP 3230612A JP 23061291 A JP23061291 A JP 23061291A JP H04230611 A JPH04230611 A JP H04230611A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯科用陶材、1または
複数の焼付歯科用陶材から成る層で、少なくとも部分的
に被覆された歯科用合金から成る基台を含む歯冠、イン
レー、ブリッジなどの歯の補綴物の製造方法およびそれ
らの利用に適する歯科用合金に関する。
【0002】
【従来の技術】従来用いられていた歯の補綴物を鋳造す
るための歯科用合金は、表1に示すとおりである。
【0003】
【表1】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
合金は銅、そしてまたはインジウムが存在するため、前
記合金は暗色の厚い酸化層を有し、この酸化層は前記合
金に対してあまり接着力を有しないので、陶材をその上
に焼付することはできない。さらに、前記合金は凝固点
(融解が始まる温度)がかなり低いので、焼付時に金属
構造の安定性が破壊されるおそれがある。陶材の焼付温
度と焼付される合金の凝固温度は、安定性(金属の構造
の破壊が避けられること)を保証するためには、少なく
とも50℃、好ましくは100℃以上の温度差がある必
要がある。焼付される陶材のほとんどは約950℃の焼
付温度であり、従来用いられていた合金の凝固温度は、
この温度以下であるので、これらの条件を満たす合金は
存在しなかった。
【0005】歯冠、歯橋、インレー、コーンフイッテイ
ング、嵌込み式の補綴物に金の合金がこれまでほとんど
もっぱら使用されてきた。したがって上記に説明したご
とく、これらの合金は、凝固点が低い(850〜950
℃)ので、在来の陶材をその上に焼付することは不可能
である。
【0006】さらに、歯科学において使用されるあらゆ
る歯の補綴物のための金の合金は、その上に在来の陶材
を焼付するにはあまりに大きい熱膨張係数を有する。合
金の熱膨張係数は、その上に焼付される歯科用陶材の熱
膨張係数を陶材に高圧力による亀裂が入らないようにす
るため、1.5μm/m.℃(20〜500℃で計測)
を超えてはならない。すべての歯の補綴物の金の合金の
熱膨張係数は、20〜500℃の範囲で計測した場合、
16.4〜18.0μm/m.℃の範囲にあり、一方在
来技術の陶材の熱膨張係数は、同じく20〜500℃の
温度の範囲で計測した場合、12.6〜14.0μm/
m.℃の範囲にあり、その差は1.5μm/m.℃を超
える。在来の陶材を焼付するのに適した黄色に近い色を
呈する金の合金を得るには銅と銀の合金を用いる。熱膨
張係数を下げ凝固点を上げるために全体的にまたは部分
的にプラチナ系の金属、特にプラチナとパラジウムで置
換えることが必要である。これにより、在来の陶材の焼
付温度よりも少なくとも50℃凝固点は上昇し、熱膨張
係数を13.8〜14.7μm/m.℃(20〜500
℃の温度で計測)にまで下げることができる。しかしな
がら、パラジウムとプラチナを追加することは、合金の
色に対して重大な結果をもたらす。パラジウムが12%
(重量%、以下同じ)のとき、金の合金を白色にし、金
に対して18%プラチナを追加することは金を好ましく
ない白色にする。黄色、少なくとも薄い黄色を維持する
ために、また熱膨張、凝固温度および物理的性質(硬度
、降伏点)などの要件を満たすためには、これらの合金
に追加されるプラチナ量を12%に限る必要がある。 プラチナとパラジウムを混ぜ合わせて使用する場合には
、パラジウムとプラチナの量が19%を超えないことが
必要である。しかしながら、これらの合金は、あらゆる
歯科用歯冠に使用される金の合金の持つ深い黄色とは比
べものにならない。陶材を焼付する既知の金の合金の例
は以下の表2に示される。
【0007】
【表2】
【0008】したがって、美しい黄色を有するがゆえに
大変重宝され、全ての歯の補綴物の製造において広く利
用されている金の合金のまわりに歯科用陶材を焼付する
ことはこれまで不可能とされてきた。しかしながら本発
明においては驚くべきことに黄色の金の合金と、その上
に焼付する陶材を製造することは可能であり、硬い黄色
の金の合金の上に陶材を焼付することは可能となった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、20〜500
℃の温度で計測した熱膨張係数が14.5μm/m.℃
以上であって、焼付温度が950℃以下であることを特
徴とする歯科用陶材である。
【0010】また本発明は、20〜500℃の温度で計
測した熱膨張係数が15.0μm/m.℃以上であって
、焼付温度が900℃以下であることを特徴とする。
【0011】また本発明は、少なくとも下記a,b,c
の3つの異なるガラス組成物から製造されることを特徴
とする。
【0012】a.20〜500℃の温度で計測した熱膨
張係数が17.0μm/m.℃以上であって、不可欠的
にAl2O315〜20重量%、K2O13〜19重量
%、Na2O0〜5重量%、残余がSiO2、添加物お
よび不純物から成るリュウサイトを形成する1または複
数のガラス組成物。
【0013】b.20〜500℃の温度で計測した熱膨
張係数が8.0〜12.0μm/m.℃であり、融点が
750〜950℃であって、不可欠的にAl2O310
〜15重量%、K2O4〜7重量%、Na2O6〜15
重量%、BaO0〜3重量%、Li2O0〜3重量%、
残余がSiO2、添加物および不純物から成る1または
複数のガラス組成物。
【0014】c.融点が450〜700℃であって、不
可欠的にAl2O30〜5重量%、Na2OとK2Oの
合計量が12〜30重量%、BaO0〜5重量%、Li
2O0〜5重量%、残余がSiO2、添加物および不純
物から成る1または複数の低融点ガラス組成物。
【0015】また本発明は、aタイプの1または複数の
ガラス組成物50〜80重量%、bタイプの1または複
数のガラス組成物5〜45重量%、およびcタイプのガ
ラス組成物5〜15重量%から製造されることを特徴と
する。
【0016】また本発明は、少なくとも部分的に1また
は複数の焼付された陶材の層によって被覆され、請求項
1〜4のうちの1つに記載の歯科用陶材を歯科用合金か
らなる基台に焼付することを特徴とする歯冠、インレー
、歯橋などの歯の補綴物の製造方法である。
【0017】また本発明は、20〜500℃の温度で計
測した熱膨張係数が、歯科用陶材より0.5〜1.5μ
m/m.℃高い歯科用合金であって、歯科用陶材が焼付
される温度より少なくとも50℃、好ましくは100℃
高い凝固点を有する歯科用合金を利用することを特徴と
する。
【0018】また本発明は、歯の補綴物がグラファイト
プレートの上に置かれ、炉の環境から石英ガラスから成
る釣鐘状容器によって隔絶されている間に歯科用陶材が
焼付されることを特徴とする。
【0019】また本発明は、20〜500℃の温度で計
測した熱膨張係数が14.5μm/m.℃以上であって
、凝固温度が少なくとも1000℃であることを特徴と
する歯科用合金である。
【0020】また本発明は、20〜500℃の温度で計
測した熱膨張係数が15〜18μm/m.℃であって、
凝固点が1000〜1200℃であることを特徴とする
【0021】また本発明は、組成が不可欠的に、Au4
0〜80重量%、Ag15〜50重量%、PdとPt0
〜20重量%、ただしPdとPtを同時に使用する場合
、二者のうち一方は4重量%以下である、Zn,In,
Sn,Ga,Ge,Al,SiおよびBから成る元素群
のうちの1または複数の元素の合計0〜5重量%、Ta
,TiおよびReから成る元素群のうちの1または複数
の元素の合計0〜5重量%、Rh,IrおよびRuから
成る元素群のうちの1または複数の元素の合計0〜5重
量%、Mo,Nb,W,Cr,Cu,Co,Niおよび
Feから成る元素群のうちの1または複数の元素の合計
0〜5重量%、Sc,Y,Laおよび希土類から成る元
素群のうちの1または複数の元素の合計0〜3重量%、
その他の添加物および不純物から成ることを特徴とする
【0022】また本発明は、組成が不可欠的に、Au4
5〜75重量%、Ag20〜40重量%、Pd4〜12
重量%およびPt0〜2重量%、または逆にPt4〜1
2重量%およびPd0〜2重量%、Ir0.05〜0.
5重量%、Zn0.5〜2.0重量%、Sn0〜1.0
重量%、Ta0〜0.5重量%、残余が不純物から成る
ことを特徴とする。
【0023】
【作用】本発明に従えば、見た目に美しい黄色の金の合
金を歯科用陶材で焼付する方法を提供する。歯科用陶材
を焼付する金の合金は、黄色になるということは歯科学
にとっては公知のものとなっている。このことは、歯科
用陶材を用いて、歯の補綴物を作る場合に咬口面に歯科
用陶材を焼付しないことと関係がある。なぜならば、自
然歯と比べて陶材は堅いからである。
【0024】本発明に従う合金は、好ましくは金40〜
80%、プラチナおよびパラジウム0〜12%、銀15
〜50%、合金の好ましい性質を作り出すその他の元素
を含む。しかしながら、これらのその他の元素は、10
%を超えてはならない。
【0025】本発明においては、色に関しては、すべて
の歯の補綴物の歯科用合金に対応する金の合金のまわり
に歯科用陶材を焼付することが可能である。歯科技工士
は、それゆえにすべての表示に関して、すなわち全てが
歯科用合金に用いる金属から成る構造およびその金属と
歯科用陶材に用いるセラミックの補綴物の場合に、以前
ならば少なくとも2種類の合金を使用していたが1つの
合金の使用だけで済むこととなる。さらに、焼付におい
て陶材の存しない咬合面で良好な黄色を呈する合金を使
用することができる。
【0026】金は高価であり、希少金属であるが、本発
明による合金中の金の量は現存する焼付用の黄色の合金
と比べて著しく減少させることができるので、経済上有
利な結果を得ることができる。
【0027】本発明の合金は、在来の全ての歯の補綴物
の作業に応用可能であるので、1つの合金で患者の口内
に補綴物を作ることが可能である。このことはあらゆる
アレルギーを防止でき、口内で異なる組成物を有する合
金間で発生するガルバニ電圧による問題を防ぐことがで
きる。
【0028】本発明による合金は、金の容量が50%で
黄色であり、他方在来の合金は金の容量が50%(その
ような在来の合金は、たとえば金を50%、パラジウム
40%、インジウム8%およびガリウム2%を含んでい
る)で白色であったので、歯科医と患者の間には、金の
合金は黄色であるべきであり、白ではないかという誤解
がもはやおこる余地はない。なぜならば、今や金の合金
はまさに黄色を呈しているからである。
【0029】本発明による合金は、銀の割合が比較的高
いことの結果、酸化層の色はこれまでの焼付されるべき
金−プラチナの在来の合金に比べ非常に明るい色である
。したがって陶材を通して映る暗色の背景による、美し
くない色の効果はなくなった。また時々発生する暗色化
、金属とセラミックを合わせて構成された補綴物におい
て発生するエッジの暗色酸化は、本発明のよる合金によ
って解消された。しかしながら本発明による合金は、陶
材との間に驚くほどの良好な接着力を呈する。
【0030】銀の割合が高いということは、酸化/ガス
抜きおよび焼付過程に必要となる熱処理作業において、
銀の蒸気が特に真空(約0.1atm)の炉に放出され
た場合、炉の加熱素子を傷め、早期に故障するというこ
とが起こる。しかしながら、これらの欠点は、特別な燃
焼室を使用することによって除去されることが判った。 この燃焼室は、円筒状の石英ガラスの釣鐘状容器であっ
て、端が上方に曲げられた石英ガラストレイの中にある
容器から成る。トレイの中に、薄い、丸みを帯びた平た
いグラファイトのプレートがあり、円筒状の釣鐘状容器
の底部の端部が接している。銀の蒸気は、グラファイト
により吸収され、炉の空間に達しない。さらに本発明に
よる合金は、石英ガラスの釣鐘状容器のもとで酸化また
はガス抜きされているとき、酸化層を形成しない。本発
明による陶材は、少なくとも高容量のリュウサイトの結
晶の割合が高いフリット、リュウサイトフリットのマト
リクスのガラス相の間に慣例性のあるガラスフリットお
よび、高リュウサイトの残余に関連はないがリュウサイ
トに対して積極的に作用しない追加される低溶融ガラス
フリットから成る。
【0031】在来の陶材と比較して焼付温度は、少なく
とも50℃低く、熱膨張はリュウサイトの割合が高いの
で増大している。さらに後者のために、陶材の強度は増
し、在来の陶材と比べて2倍の強度を有する。
【0032】合金と陶材を組合わせることは、これらの
2つの物質に対して特別な要件を課す。すなわち、a.
安定していて非常に薄く、選択的に単分子の酸化層であ
って、銅および錫が存在しないために色調が非常に明る
く、この酸化層は以下の合金との間に良好な接着性を有
すること。
【0033】b.良好な金属とセラミック接着性がある
こと。
【0034】c.金属とセラミックの熱膨張係数の差が
少なく、合金が0.5〜1.5μm/m.℃(20〜5
00℃で計測)陶材よりも熱膨張係数が高く、それゆえ
冷却後陶材に高圧力による亀裂が入らないこと。
【0035】本発明に従う前記合金の満たすべき条件は
以下のごとくである。
【0036】1、炉室を完全に満たすための良好な流動
性。
【0037】2、融解温度が陶材の焼付温度よりも充分
に高いが、現存する鋳造装置に注ぐことができること。
【0038】3、安定したしかも適切に接着力を有する
酸化層。
【0039】4、陶材の熱膨張係数に近く、好ましくは
それよりも少し上の直線的な熱膨張係数。
【0040】5、適度なセラミック−金属接着力。
【0041】6、冷却時に塊が生じることを阻止する高
温での適当な強度。
【0042】7、高温での変形が適当に防止されること
【0043】8、適度に調整のとれた出来上がり。
【0044】9、酸化被膜がないこと。
【0045】10、揮発性要素が少ないこと。
【0046】11、調整のとれた等方性を有する凝固収
縮。
【0047】12、ガスの発生せず、細孔を生じない鋳
造。
【0048】13、結晶時において、最小限度しか分離
しないこと。
【0049】14、簡単に容易に接着し得る組成物。
【0050】利用できる金属−セラミックの組合わせに
必要な最も重要な点は以下のとおりである。
【0051】1、金属とセラミックの膨張係数が調整さ
れているので、セラミックのガラス変形温度(約500
℃)から室温の範囲にわたるセラミックと金属の熱適合
性。
【0052】2、金属とセラミックの良好な接着力の達
成。
【0053】まず、熱適合性について考える。熱膨張係
数の違いは、金属とセラミックの適合性を決定する上で
重要な要素である。一般に合金はセラミックより高い膨
張係数を有する必要があり、これにより冷却時において
セラミック内に圧力が生じる。
【0054】金属−セラミックの熱膨張係数を所望のレ
ベルまで調整すること、すなわち金属とセラミックの熱
膨張係数を近づけることは、セラミック内のリュウサイ
トの結晶によって決定される。リュウサイトの分離は、
先ず第1に実質的にガラス相から成るセラミックの熱膨
張を増大させる。前記ガラス相の粘度、すなわち焼付温
度に左右されるガラス相の粘度によって熱膨張は組成す
るフリットの適度な平行状態のもとで繰返し焼成されて
いる間、一定となる。
【0055】これは3つの異なるタイプのフリットを組
合わせることによって達成される。すなわち、米国特許
3052982のワインスタインの特許において、異な
るフリットから陶材を合成することがすでに提案されて
いる。
【0056】この特許においては、合金に焼付する陶材
の製造方法が開示されており、陶材の膨張は2つの異な
るフリットを組合わせることにより、陶材を焼付する合
金と適合するように調整されている。陶材は、陶材のも
つ特性を決定する一定量の長石とガラスから製造される
【0057】前記の製造方法は、一定の成功を収めてい
るが、焼付の回数により様々な性質をもつ陶材が生ずる
。本発明はしかしながら、膨張において高い安定性を示
す陶材を提供する。
【0058】熱膨張、低い焼付温度および熱膨張安定性
の要件を全て満たすためには、少なくとも3つの異なる
フリットが本発明によって必要となる。少なくとも3つ
のフリットのうち1つはいわゆる高リュウサイトフリッ
トで、その中においてリュウサイトは熱処理によりガラ
スから結晶し、酸化アルミニウムおよび酸化ポタシウム
に比較的不可欠なマトリクスを形成する。このフリット
に、組成に関して高リュウサイトフリットのマトリクス
に非常に関連性のある第2フリットを加えるとき、2つ
のフリットの間では相互作用は起こらず、熱膨張の変化
は生じない。高リュウサイトフリットは、比較的高い融
点を有するので、ガラスフリットを加えることによって
、熱膨張係数を低すぎる値にまで低下させずに最終的な
陶材の焼付温度を下げることはできない。また、高リュ
ウサイトフリットに比べてガラスフリットを過剰に加え
るとき実質的に950℃以下の焼付温度を得ることはで
きない。また、ガラスフリットの融点よりもさらに低い
酸化物を加えることにより、高リュウサイトフリットの
マトリクスがガラスフリットから少しずれれば、好まし
い生産物は得られない。なぜならば、低融点のガラスフ
リットは高リュウサイトのフリットに積極的に反応でず
、その結果、安定度の低い生産物が産み出されることに
なるからである。
【0059】この出願において開示される陶材は、それ
ゆえ、少なくとも3つの異なるタイプのフリットと、す
なわち少なくとも高リュウサイトフリットと少なくとも
リュウサイトフリットを補うガラスフリットに加えて、
陶材の熱膨張の安定性に影響を及ぼす融点を格段に下げ
、しかも熱膨張を余り低下させない組成を有する低溶融
フリットを含む。これらのの条件を満たす組成物は、在
来の補助ガラスフリットと比較した場合、比較的割合の
高い酸化ソジウムと酸化ポタシウム、比較的割合の低い
酸化アルミニウムおよび比較的割合の高い酸化バリウム
を有するフリットであって、融点が約700℃以下、熱
膨張係数が約13.0μm/m.℃のフリットに見られ
る。驚くべきことに、そのようなフリットは高リュウサ
イトフリットと比べて高反応性を有さず、また実際に組
成温度および高熱膨張係数を好ましく減少させる。
【0060】熱膨張、低い焼付温度および熱膨張の安定
性など全ての要件を満たすために、SiO258〜67
%、Al2O315〜20%、K2O13〜19%、N
a2O0〜5%の実質的に組成物を有する高リュウサイ
トフリット、前記マトリクスを幾分補助するフリットお
よび低溶融フリットがそれぞれ80:10:10または
55:35:10の割合で混ぜられる。フリットの適切
な組合わせの例は以下の表3に示される。
【0061】
【表3】
【0062】本発明にによって構成されるセラミック、
たとえば表3および表7で示されるセラミックは、80
0℃(アニリング)の温度を保たれたならば、または焼
付後除々に冷却されたならば、リュウサイトの容量が増
加する。この効果のため、セラミックの膨張は、合金の
膨張と可能な限り適合し得る(表4)。
【0063】
【表4】
【0064】例として挙げられた陶材の熱膨張の増大は
、もう一度焼付され、通常の状態で冷却されることによ
り減少へと転じ得る。
【0065】SnO2やTiO2などの乳白剤などのよ
うな異質の粒子、および石英リュウサイトは、ある程度
までは粉砕されることを抑えることができ、したがって
セラミックの強度が増大する。リュウサイトの量を増加
させることは曲げ強度を増大させ、たとえば60N/m
m2から90N/mm2になる。
【0066】次に金属−セラミックの接着について考え
る。金属−セラミックの接着力に関する過去12年の化
学誌が多数発行されてきたが、歯科学会においては未だ
もって広く受け入れられる接着力のテストが定着するに
至っていない。有力な反論は、臨床経験との相関性が欠
けていると、またセラミックそれ自体の強度が金属−セ
ラミックの接触面での接着強度より計測されることの方
が多いと指摘する。焼付後の冷却期間においてセラミッ
ク中に残る圧力は、重要な役割を演ずる。したがって、
テスト上の数値の代わりに亀裂という特色を利用する方
が好ましいように思われる。
【0067】本発明による合金の幾つかの例の化学的組
成物は、以下の表6において示される。
【0068】合金から成る円板状ディスクが直径25m
mで、厚さが1.0mmで鋳造された。鋳造後、鋳物は
、粗い粒子の細かい酸化アルミニウムの石で研磨された
。その後、再利用不可能な50μmのAl20で爆破さ
れた後、超音波槽の中で10分間蒸留水で洗浄された。 酸化処理が標準的な陶材炉の中で行われた。
【0069】プラスチック型を利用して酸化した後、最
初、0.2mmオペーク陶材と、その後0.8mmの半
透明陶材が築盛され、真空下で880℃の温度で焼付さ
れた。焼付の概要が表5に開示される。
【0070】
【表5】
【0071】金属−セラミックディスクは陶材が下側に
あり、端部が球状である角型部材によって頂上部から変
形された。ディスクは、一定の変形を得るため、また金
属中に亀裂ができるだけ生じないよう陶材を除去するこ
とができるように、中心部が0.4mm曲げられた。陶
材を分離した後、陶材のバラバラの粒子はナイロンブラ
シによって破断面から除去され、陶材は超音波槽の中に
10分間置かれた。
【0072】除去後、サンプルは走査電子顕微鏡で残存
している陶材の表面の量を調べた。
【0073】セラミックでさらに被覆される歯科用金属
の表面のパーセントは、E、D、A、X、によって破断
面のシリコンの量を計り、金属の表面を陶材が覆ってい
ない分と100%陶材の覆っている分とを比較すること
によって計測された。
【0074】残存する平均的な表面の破断は、表6によ
って示される。
【0075】
【表6】
【0076】残存する陶材に覆われる表面の値によると
、その殆どが塊を陶材から引離した後も、合金に付着し
ている。他の合金に対するテストによると、50%以上
のものは実際上の問題を生じないということは判った。
【0077】化学的接着が可能となるためには、セラミ
ックが金属の表面を湿らさなければならない。溶解した
ガラスによって金属が湿潤化されることは、金属の表面
の表面エネルギーが液状ガラスによって減少するかどう
かによっており、もし接触角が約90℃であれば良好と
考えられる。角度が小さいということは、良好な接着力
を得る条件である。一般的に、酸化層が存在するとうい
うことは良好な結果を産み出す。接着に必要な湿り気を
増すためには、陶材における低溶融相の存在が重要とな
る。表面を覆う陶材のガラスは、酸化物のほとんどを溶
かすことができ、2〜3の分子から成る層だけがセラミ
ックと金属の間に残る。一般的に、ガラスは金属の表面
の全ての酸化物を溶解しないので、透明な酸化物がセラ
ミックと金属の間に残る。繰返し加熱する間、酸化層は
除々に増化し、酸化層と金属との接着力は失われる。本
発明の合金は、厚い酸化層を産み出す要素は含まれてお
らず、また合金は銀の割合が高いので、合金の外側に厚
い酸化層を形成されない。銀が、外側よりむしろ内側に
酸化層を形成する。したがって、内部酸化によって固着
層が残り、それが適当な結合力を産み出す。
【0078】ロジウム、ルテニウムそしてまたはイリジ
ウム5%(好ましくは、2%程度)を加えることにより
合金は微粒子の構造となる。
【0079】クロム、銅、コバルト、ニッケルそしてま
たは鉄が5%以下の量を加えられたとき強度が増す。タ
ンタル、チタンおよびレニウムが5%以下(好ましくは
、2%程度)を同じように加えられたとき、合金の強度
は増大し、しかも粒子を精製する効果がある。亜鉛は、
急速に適当な堅さにする効果を持ちうるので、ここでは
好ましい。溶解の過程で酸化から合金を防ぐには、亜鉛
、インジウム、錫、ガリウム、ゲルマニウム、アルミニ
ウム、シリコンそしてまたはバリウム5%以下が有益な
結果をもたらすことが発見されている。融点が余り下が
らないようにするためには、金属の追加は好ましくは2
0%程度に制限される。同じ理由でスカンジウム、イッ
トリウム、ランタンおよび他の希土類30%程度を追加
することにより、合金の酸化が減少する。
【0080】
【実施例】実施例1 真空誘導電気炉底の純アルミニウム製のルツボで以下の
金属を少量し、分圧400torrのアルゴンガスの下
で融解し、次に予め真空室に入れておいた鋳型に流込み
、棒状に鋳造する。すなわち、金70%、パラジウム6
%、プラチナ1%、イリジウム0.1%、亜鉛1.2%
、錫0.5%、銀21.2%(表6参照)、鋳造後鋳型
を真空誘導炉から取出し、鋳型を開ける。
【0081】取出したバーをローラで延ばし、薄い金属
板にする。選択的にすぐに除冷して、前記の薄い金属板
を延ばしやすい状態に戻す。その後、薄い金属板をバラ
バラに切断し、合金は立法体に切断される。
【0082】次にその合金をグラファイトを含み、リン
酸塩を結合した予め750℃に熱せられた1280℃の
電気鋳造装置に注入する。
【0083】陶材は、従来行われている方法で作られる
が、2つの高リュサイトフリット(全部で70%)、2
つのガラスフリット(全部で20%)、特別な低熔融ガ
ラスフリット(表7参照)から作られた。
【0084】陶材に対する結合は、表6に示される。
【0085】実施例2〜4 実施例1と同じ方法で表7に示される他の合金を作る。 実施例4は、プラチナとパラジウムを同時に追加し、強
度を減少させる。これは、プラチナ金属の分離によって
引起こされ、もはや強度に関して何等貢献をしない結果
となる。
【0086】これらの実施例で準備された本発明の合金
の重量%による化学的組成は、表7で示される。
【0087】好適な実施例によれば、これらの合金に適
切な陶材は5つのフリットから成る。1500℃で融解
し、水につけ、75μmより細かく粉砕した後、フリッ
ト1と2は、1時間900℃で処理され、白榴石を析出
する(K2O,Al2O3,SiO2)。このようにフ
リット1については、膨張率は約9から約17へ上昇し
、フリット2については約19上昇する。フリット3,
4,5は、1300℃で融解し、水につけてから、全て
が75μmより細かくなるまで粉砕された。
【0088】
【表7】
【0089】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、見た目に
美しい黄色の金の歯科用合金を歯科用陶材で焼付するこ
とができ、歯科用陶材と歯科用合金の接着力を完全なも
のとし、これらの熱膨張係数を近づけることによつて歯
科用陶材に亀裂の入るのを防ぐことができる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  20〜500℃の温度で計測した熱膨
    張係数が14.5μm/m.℃以上であって、焼付温度
    が950℃以下であることを特徴とする歯科用陶材。
  2. 【請求項2】  20〜500℃の温度で計測した熱膨
    張係数が15.0μm/m.℃以上であって、焼付温度
    が900℃以下であることを特徴とする請求項1記載の
    歯科用陶材。
  3. 【請求項3】  少なくとも下記a,b,cの3つの異
    なるガラス組成物から製造されることを特徴とする請求
    項1または2のうちの1つに記載の歯科用陶材。a.2
    0〜500℃の温度で計測した熱膨張係数が17.0μ
    m/m.℃以上であって、不可欠的にAl2O315〜
    20重量%、K2O13〜19重量%、Na2O0〜5
    重量%、残余がSiO2、添加物および不純物から成る
    リュウサイトを形成する1または複数のガラス組成物。 b.20〜500℃の温度で計測した熱膨張係数が8.
    0〜12.0μm/m.℃であり、融点が750〜95
    0℃であって、不可欠的にAl2O310〜15重量%
    、K2O4〜7重量%、Na2O6〜15重量%、Ba
    O0〜3重量%、Li2O0〜3重量%、残余がSiO
    2、添加物および不純物から成る1または複数のガラス
    組成物。 c.融点が450〜700℃であって、不可欠的にAl
    2O30〜5重量%、Na2OとK2Oの合計量が12
    〜30重量%、BaO0〜5重量%、Li2O0〜5重
    量%、残余がSiO2、添加物および不純物から成る1
    または複数の低融点ガラス組成物。
  4. 【請求項4】  aタイプの1または複数のガラス組成
    物50〜80重量%、bタイプの1または複数のガラス
    組成物5〜45重量%、およびcタイプのガラス組成物
    5〜15重量%から製造されることを特徴とする請求項
    3に記載の歯科用陶材。
  5. 【請求項5】  少なくとも部分的に1または複数の焼
    付された陶材の層によって被覆され、請求項1〜4のう
    ちの1つに記載の歯科用陶材を歯科用合金からなる基台
    に焼付することを特徴とする歯冠、インレー、歯橋など
    の歯の補綴物の製造方法。
  6. 【請求項6】  20〜500℃の温度で計測した熱膨
    張係数が、歯科用陶材より0.5〜1.5μm/m.℃
    高い歯科用合金であって、歯科用陶材が焼付される温度
    より少なくとも50℃、好ましくは100℃以上高い凝
    固点を有する歯科用合金を利用することを特徴とする請
    求項5記載の歯の補綴物の製造方法。
  7. 【請求項7】  歯の補綴物がグラファイトプレートの
    上に置かれ、炉の環境から石英ガラスから成る釣鐘状容
    器によって隔絶されている間に歯科用陶材が焼付される
    ことを特徴とする請求項5または6のうちの1つに記載
    の歯の補綴物の製造方法。
  8. 【請求項8】  20〜500℃の温度で計測した熱膨
    張係数が14.5μm/m.℃以上であって、凝固温度
    が少なくとも1000℃であることを特徴とする歯科用
    合金。
  9. 【請求項9】  20〜500℃の温度で計測した熱膨
    張係数が15〜18μm/m.℃であって、凝固点が1
    000〜1200℃であることを特徴とする請求項8に
    記載の歯科用合金。
  10. 【請求項10】  組成が不可欠的に、Au40〜80
    重量%、Ag15〜50重量%、PdとPt0〜20重
    量%、ただしPdとPtを同時に使用する場合、二者の
    うち一方は4重量%以下である、Zn,In,Sn,G
    a,Ge,Al,SiおよびBから成る元素群のうちの
    1または複数の元素の合計0〜5重量%、Ta,Tiお
    よびReから成る元素群のうちの1または複数の元素の
    合計0〜5重量%、Rh,IrおよびRuから成る元素
    群のうちの1または複数の元素の合計0〜5重量%、M
    o,Nb,W,Cr,Cu,Co,NiおよびFeから
    成る元素群のうちの1または複数の元素の合計0〜5重
    量%、Sc,Y,Laおよび希土類から成る元素群のう
    ちの1または複数の元素の合計0〜3重量%、その他の
    添加物および不純物から成ることを特徴とする請求項8
    または9のうちの1つに記載の歯科用合金。
  11. 【請求項11】  組成が不可欠的に、Au45〜75
    重量%、Ag20〜40重量%、Pd4〜12重量%お
    よびPt0〜2重量%、または逆にPt4〜12重量%
    およびPd0〜2重量%、Ir0.05〜0.5重量%
    、Zn0.5〜2.0重量%、Sn0〜1.0重量%、
    Ta0〜0.5重量%、残余が不純物から成ることを特
    徴とする請求項10に記載の歯科用合金。
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