JPH0422850A - 薄板保持装置 - Google Patents

薄板保持装置

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JPH0422850A
JPH0422850A JP12667790A JP12667790A JPH0422850A JP H0422850 A JPH0422850 A JP H0422850A JP 12667790 A JP12667790 A JP 12667790A JP 12667790 A JP12667790 A JP 12667790A JP H0422850 A JPH0422850 A JP H0422850A
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suction
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は薄板部材の保持装置にかかわり、特にハイブリ
ットICやセラミック基板の焼結前のグリーンシート等
の軟質の薄板部材が硬質の薄板部材に貼り付けられた薄
板の保持に好適な保持装置並びに外観検査方法並びに印
刷方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、グリーンシート等の薄板部材を保持する方法とし
て、特開平1−121738号公報、特開平1−260
350公報で開示された方法がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術においては、上記金枠に貼り付けられたグ
リーンシートを吸着保持する点について配慮がされてお
らず、吸着時にグリーンシートの一部に無理な応力が作
用する課題があった。
本発明の目的は、金枠に保持されたグリーンシート等の
軟質薄板部材を局部変形を生じることなく、表面、ある
いは裏面を高精度に平坦に保持することができるように
した薄板保持装置を提供することにある。
又本発明の目的は、表面保持の時と、裏面保持の時では
、金枠に設けられている位置決め用■溝あるいは穴等の
位置が180’異った位置に配される場合においてもこ
れに対応して、自動的に位置決めを可能にして、金枠に
保持されたグリーンシート等の軟質部材を平坦に保持す
ることができるようにした薄板保持装置を提供すること
にある。
ス*h)q目的は、保持装置で表・裏画面を吸着保持す
る薄板保持装置を用いて外観検査または印刷ができるよ
うにした外観検査方法又は印刷方法を提供することにあ
る6 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために1本発明は、軟質部材で形成
された第1の薄板を保持する第1の保持手段と、硬質部
材で形成された第2の薄板を保持する第2の保持手段と
、該第2の薄板を水平方向に位置決めする位置決め手段
と、上記第1の保持手段と第2の保持手段とを相対的に
上下方向に移動させる移動手段と、上記移動手段に連動
して上記位置決め手段を作動させて上記第1の保持手段
の保持面と第2の保持手段の保持面とに段差を生じさせ
るべく上記第1及び第2の薄板を保持するように構成し
たことを特徴とする薄板保持装置である。
即ち本発明は、グリーンシート吸着保持部の周囲に枠保
持部を設け、枠保持部あるいは、グリーンシート保持部
のいずれか一方を移動できる構成とし、グリーンシート
保持部と金枠保持部に段差を生じさせる。
又上記いずれか一方の移動と連動して、位置決めピンが
前後あるいは左右あるいは上下に移動できる構成にした
また本発明は、上記金枠保持部あるいはグリーンシート
保持部のいずれか一方を移動させる手段と、いずれか一
方の移動に連動して位置決めピンを移動させる手段が、
板カムを直線上に移動し。
該板カムのリフト量を回転可能なローラを介して直線移
動可能な傾斜台に上下動作用させるようにした。
また本発明は、上記グリーンシート保持部は。
金枠の内側より小さい形状とし、多孔体アルミナセラミ
ックスの吸着面以外の周囲を緻密体アルミナセラミック
スで囲い、同時焼結して保持面を研磨して高い平坦性を
有する吸着面したものである。
また本発明は、前記薄板保持装置を用いて薄板の表裏に
ついて外観検査または印刷することを特徴とするもので
ある。
〔作用〕
例えば多層セラミック基板は、上下層との電気的導通を
とる必要のため、クリーンシートにスルーホールを形成
して導体を充填する。またこのグリーンシートの表・裏
面に導体回路パターンを形成して、高密度化を図ってい
る。このため、回路パターン印刷や、検査機等において
は、グリーンシートの両面に印刷、あるいは検査できる
ことが必須であり、これらに用いるグリーンシート保持
装置も表面および裏面が保持できる必要がある。
第3図(A)、(B)は、金枠に貼り付けられたグリー
ンシートの裏面と表面の状態を示したものである。説明
を容易にするため、図(A)の状態で吸着する場合を裏
面吸着、(B)の状態で吸着する場合を表面吸着とする
。第3図かられかるように、裏面吸着の場合はグリーン
シートは金枠の上にあり、表面吸着の場合は金枠の下に
配される。このような状態のグリーンシートを従来の吸
着テーブルで吸着した場合の状態を第4図に示す。
第4図(A)は裏面吸着、(B)は表面吸着の例である
。(A)の裏面吸着の場合は、金枠の厚さ分グリーンシ
ートが変形して吸着される。このため、グリーンシート
が金枠に貼り付けられている付近の変形が大きくなり、
グリーンシートに無理な応力が作用し、グリーンシート
にゝしわ “ができたり、破れたりする恐れがある。(
B)の表面吸着の場合は、グリーンシートに金枠の荷重
が作用するため、吸着前の位置決めを行なうときに、グ
リーンシート表面が吸着部にこすりつけられながら位置
決めされる。このため、グリーンシート表面に形成され
ているパターン等に傷が付いたり、グリーンシート表面
が汚れる問題もある。
また、金枠を位置決めするための位置決めピンも表面吸
着と裏面吸着では、金枠の■溝の位置が異なってくるた
め、■溝に合せて位置決めピンを移動する必要がある。
また、上記グリーンシートの印刷機や検査機においては
、生産効率の向上とコスト低減のため、1台の装置でグ
リーンシートの表面と裏面に印刷あるいは検査できるこ
とが望ましい。すなわち、表面専用あるいは裏面専用の
装置になると、高価な装置が2倍必要になり、生産量が
少ない時など装置が遊ぶことになる。さらに自動化が進
むと、複数枚のグリーンシートをカートリッジに収納し
て、1枚づつ自動ハンドリングして生産する。10ット
分の印刷や、検査を終了後、ロット毎次工程へ搬送する
がこのとき、1台の装置で表・裏の印刷や検査ができな
い場合、片面の印刷や検査終了後、再度カートリッジに
収納し、もう一方の面を検査する必要があり、工数の増
加とともに、ハンドリング装置等も2倍必要になる。こ
のためこの種の装置に用いられるグリーンシートの保持
装置に要求される性能として、保持装置i1台で表・裏
、両面吸着が保持できることが必要である。特に自動印
刷機や自動検査機に用いる保持装置では、表・裏画面を
吸着保持できることが必須の要件となる。
次に本発明の作用を第5図(A)、(B)を用いて説明
する。即ち第5図(A)は裏面吸着を示したもので(B
)は表面吸着の状態を示したものである。本図は金枠ホ
ルダ4が上下に移動する場合を示している。裏面吸着時
は、金枠2の厚み分だけ金枠ホルダ4が下がり、グリー
ンシート1の裏面が吸着保持面と同一高さになるため、
吸着時にグリーンシート1を変形することはない。第5
図(B)の表面吸着時は、金枠ホルダ4が(A)の場合
に比ベグリーンシート1と金枠2の厚み量だけ上昇する
。それによって金枠2の荷重は金枠ホルダ4に作用し、
グリーンシート1には全く荷重をかけずに吸着保持する
ことができる。また、吸着前に行なう金枠V溝2aへの
位置決めの際にも、金枠2の荷重がグリーンシート1に
作用しないため、グリーンシート1表面のパターンに傷
をつけたり、グリーンシート1を汚したりする恐れはな
くなる。また、金枠ホルダ4が下降した場合(A)の状
態では、位置決めピン1oは図中下へ、位置決めピン1
1は図中上へ移動し、金枠ホルダ4が上昇した場合(B
)の状態では、位置決めピン10は図中上方へ、位置決
めピン11は図中下方へ移動し、表面吸着あるいは裏面
吸着に連動して位置決めピンが自動的に移動可能である
以上説明したように本発明によれば1例えばグリーンシ
ートと枠の保持部を各々独立にし、どちらか一方の保持
部を移動させて、グリーンシートを吸着して金枠を保持
するため、グリーンシートに無理な応力を作用させずに
高精度な平坦性を保って保持できる。またグリーンシー
ト吸着部あるいは枠保持部の移動と連動して、金枠の位
置決め用ピンが移動するため、グリーンシートの表面、
裏面のいずれの面も容易に、且つ自動的に吸引保持する
ことができる。また本発明によれば、]−台の保持装置
で、表・裏の両面を保持できるため、印刷機や検査機に
用いた場合、生産性を向上し、コスト低減を図ることが
できる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例について説明する。
近年セラミック基板は高密度実装を実現するため、20
0m+口以上の大きなものまで製作されている。この大
形多層セラミック基板に用いる焼結前の生のシートであ
るグリーンシートは、0.5画以下と薄く、しかも20
0Wn以上と大きいため、極めて剛性が小さい。このた
め、この種の大形グリーンシートは、グリーンシート周
囲を第2図(a)、(b)、(C)で示したような金枠
に貼り付けて剛性を高め、搬送、製造、検査を行なって
いる。
多層セラミック基板は、上下層との電気的導通のため、
グリーンシートにスルーホールを形成して導体を充填す
る。また、このグリーンシートの表・裏面にパターンを
形成して、高密度化を図っている。このため、パターン
印刷や検査機等においては、グリーンシートの両面に印
刷あるいは検査できることが必須であり、これらに用い
るグリーンシート保持装置も表面および裏面が保持でき
る必要がある。
次に、本発明に係る薄板保持装置の一実施例を第1図(
A)、(B)を用いて説明する。第1図(B)は第1図
(A)の断面図である。グリーンシート1は金枠2に貼
りつけられており、金枠2にはV溝2aが設けられてい
る。グリーンシート1は多孔質のセラミックスと緻密セ
ラミックスで構成された吸着台3上に保持されている。
金枠2の下部には金枠ホルダ4が、吸着台3の周囲に配
されている。金枠ホルダ4の下部には、傾斜台を有する
上テーパブロック5と下テーパブロック6がローラ7を
介して、4ケ所に配されている。」下テーパブロック5
は金枠ホルダ4に固定されており、下テーパブロック6
はリニアガイド8,9に上記4ケのうち2ケづつ固定さ
れている。又リニアガイド8,9上には位置決めピン1
0.11−が固定されており、ピン10.11には板カ
ム12゜13が接するように配されている。尚ピン10
゜11にはバネ等により(図示せず)板カム12゜13
に耐えず挿し付けられる力が作用するようにしである。
板カム12.13は、連結棒14で連給され、リニアガ
イド15に固定されている。このリニアガイド15はリ
ニアガイドレール15′に治って移動自在にガイドされ
る。連結棒の一端にはエアシリンダ16が取付けられて
いる。位置決めピン10.11は金枠のV溝2aと金枠
外周に接する位置に配されている。上記位置決めピン1
0.11と接する金枠2の反対側にはローラ17.18
を取付けたプレート19がエアシリンダ20に固定され
、エアシリンダ20はアングル21に取付けられている
。上記のうち吸着台3゜リニアガイドレール8’ 、9
’ 、リニアガイド15、エアシリンダ16、アングル
21はベース22に固定されている。リニアガイド8,
9はリニアガイトレール8’ 、9’に沿って移動自在
にガイドされる。
上記構成において、本発明の詳細な説明する。
第1図は第5図に示した裏面吸着の状態である。
金枠2に貼り付いているグリーンシート1を吸着台3に
載せる時には、エアシリンダ20は矢印Y3方向に動作
させ、ローラ17,18と金枠2の間にすき間を設ける
。次にエアシリンダ16を矢印X工方向に動作させると
、連結棒14に支持されている板カム12.13も矢印
X工方向に移動する。板カム12.13の位置決めピン
10゜11と接触する部分の形状は、金枠2のV溝のへ
こみ量とエアシリンダの移動量から決まり、板カム12
.13の凹凸量だけ位置決めピン1oは矢印Y□力方向
、位置決めピン11は矢印Y2方向へ移動する。上記位
置決めピン10.11は、リニアガイド8,9に連結さ
れているため、リニアガイド8は矢印Y1方向へ、リニ
アガイド9は矢印Y2方向へ移動する。リニアガイド8
上には下テーパブロック6とローラ7、上テーバブロッ
ク5が、リニアガイド8が矢印Y1方向へ移動すると、
上テーパブロック5が下がるように構成しである。一方
リニアガイド9上の下テーパブロック6とローラ7、上
テーパブロック5は、リニアガイド9が矢印Y2方向へ
移動すると、上テーパブロック5が下がるように構成し
である。このため板カム12.13によって位置決めピ
ン10が矢印Y1方向に、位置決めピン11が矢印Y2
方向に移動すると、上テーパブロック5上の金枠ホルダ
4は 2工方向へ移動する。このときの移動量は、板カ
ム12.13のストロークと上・下テーパブロック5,
6のテーパ角で決定さお、金枠2の厚さと、グリーンシ
ート1の厚み量がわかればこの量だけ下方に移動出来る
ことは明らかである。上記説明したように、エアシリン
ダ16を矢印X1方向へ移動すると、位置決めピン10
が矢印Yよ方向に1位置決めピン11が矢印Y2方向に
移動し、金枠ホルダ4が矢印Z1方向へ移動して、グリ
ーンシート1の裏面を吸着台3の表面と一致した高さに
することができる。この状態で金枠2に保持されたグリ
ーンシート1を吸着台3上に載せ、シリンダ20を矢印
Y、力方向動作させて、金枠2の端面にローラ17,1
8を挿し付けて、■溝2aが位置決めピン10に、他方
の金枠端面を位置決めピン11に位置決めする。この後
吸引穴23を介して真空吸引するとグリーンシート1の
裏面を無理な応力を作用させずに平坦に吸着することが
できる。本説明では、裏面吸着の場合について説明した
が、表面吸着の場合は、上記の説明と全く逆の動作とな
る。エアシリンダ16を矢印X2方向へ移動すると1位
置決めピン10が矢印Y2方向に移動し、位置決めピン
11が矢印Y□力方向移動し、金枠ホルダ4が矢印Z2
方向へ。
金枠2と、グリーンシート1の厚さの量だけ移動する。
このため第5図(B)で示したように1表面吸着時にお
いても、金枠ホルダ4で金枠2の荷重を支え、グリーン
シート1に無理な力が作用しない。エアシリンダ20に
よりローラ17,18で位置決めピン10.11に金枠
を位置決めする時にもグリーンシート1と吸着台との接
触摩擦力が小さいため、グリーンシート1のパターン部
に傷を付けたりシートを汚したりする恐れはなくなる。
第1図の実施例では駆動源としてエアシリンダ]6を用
いて説明したが、直線運動する駆動源であれば同様な動
作が得られる。また本実施例は、位置決めピン10.1
1の移動および金枠ホルダ4の移動が機械的に連結され
て動作するため、位置の再現性、信頼性も極めて高い特
徴がある。さらに位置決めピン10.11移動には板カ
ム12゜13を介し、金枠ホルダ4の移動にはテーパを
利用しているため、薄板保持装置全体が薄く、コンパク
トとなる利点もある。次に他の実施例について第6図、
第7図、第8図を用いて説明する。第1図では金枠ホル
ダ4が上下する場合について説明したが、第6図は吸着
台3が上下する場合を示したものである。第1図と異な
る点について説明する。吸着ホルダ3の下部に傾斜台を
有する上テーパブロック5と下テーパブロック6がロー
ラ7を介して4ケ所に配されている。上テーパブロック
5は吸着ホルダ3の下部に取付られているプレート30
に固定され、下テーパブロック6はリニアガイド8,9
に上記4ケのうち2ケづつ固定されている。位置決めピ
ン10.11は、アーム31.32を介して、リニアガ
イド8,9に固定されており、金枠ホルダ401はベー
ス22に固定されている。上記以外は、第1図の実施例
と同じ構成である。次に本実施例の動作について、第1
の実施例と異なる点について説明する。エアシリンダ1
Gを矢印X1方向に動作させると、位置決めピン10が
矢印 Y□力方向、位置決めピン11が矢印Y2方向に
移動する。このときリニアガイド8は矢印Y1方向へリ
ニアガイド9は矢印Y2方向へ移動する。第1図の説明
と同様の原理で4つのテーパブロック5がそれぞれ上方
に移動するように組立てておくと、吸着台3は板カム1
2.13のストロークと上下テーパブロック5゜6のテ
ーパ角で決定される量、すなわちグリーンシート1と金
枠の厚み量だけ上方、Z2方向へ移動する。一方、金枠
ホルダ401は、ベース22に固定されており高さは変
らない。本実施例においても、第1図の実施例と同様に
、グリーンシート1の裏面を吸着台3の表面と一致した
高さにすることができ、グリーンシート1に無理な力を
作用させずに平坦に吸着することができる。上記説明で
は裏面吸着の場合について説明したが、表面吸着時も第
1図の説明と同様に、逆動作を行なうことにより、吸着
台が、グリーンシート1と金枠2の厚さの量だけ下降し
、金枠2を金枠ホルダ401表面に一致させることがで
き、第1図の実施例と同様の効果が得られる。第7図は
他の実施例を示したもので、第2図(b)に示すような
金枠の一部に位置決め用の穴がおいている金枠201を
保持する場合の例である。
第7図は第1図の実施例と以下の点が異なる。
エアシリンダ16を矢印X1方向に動作させると、板カ
ム412,413もX工方向に移動し、位置決めピン4
10はY2方向に移動、位置決めピン411はY1方向
に移動する。又リニアガイド8,9上には、上テーパブ
ロック405、下テーパブロック406、ローラ407
が取付けられている。テーパブロック405は、金枠ホ
ルダ446に固定されているリニアガイド8が矢印Y2
方向に移動したとき、リニアガイド8上の2ケの上テー
パブロック406は Z□力方向移動するように組立て
られている。一方リニアガイド9が矢印Y□力方向移動
したとき、リニアガイド9上の2ケの上テーパブロック
406も z1方向に移動するよう組立てられている。
また、リニアガイド8,9上には上テーパブロック44
1、下テーパブロック442、ローラ443が取付けら
れており、上テーパブロック441上には、ピン444
.445が固定されている。これらのピン444は、リ
ニアガイド8が矢印Y、力方向移動した時、 Z2方向
へ移動し、ピン445はリニアガイド9がY1方向に移
動したとき Z□方向番こ移動するよう取付けられてい
る。又これらのピン444.445は、金枠ホルダ44
6に設けられた穴447をガイドにしてZ > 、l 
2方向へ移動する。
上記構成において、エアシリンダ16を矢印X□力方向
移動すると、リニアガイド8は板カム412により z
2方向に移動する。一方リニアガイド9は板カム413
により Y工方向に移動する。
このリニアガイド8,9のY2.Y1方向の移動により
上テーパブロック405上の金枠ホルダ446は、グリ
ーンシート1と金枠201の厚さの量だけ 71方向へ
移動する。このときピン444はz2方向へ上昇し、ピ
ン445は2.方向へ連動して移動する。上記のように
エアシリンダ]−6を矢印X□力方向移動したとき、第
5図(A)のような裏面吸着が可能な状態となり、エア
シリンダを矢印X2方向へ移動したときには、表面吸着
が可能な状態となる。第7図の実施例では、第2図(b
)で示した、金枠の一部に位置ピン用の穴がおいている
金枠201に貼り付けられているグリーンシート1も、
第1図の説明と同様の効果が得られる。
第8図は別な実施例を示した図で、第2図(c)のよう
な金枠の周囲で位置決めをする金枠202に貼り付けら
れたグリーンシートを保持する場合の例である。第1図
、第6図、第7図との相違点は、金枠202の位置決め
用のピンが固定されていることと、プッシャー用ローラ
518,519が金枠202の角部を挿して位置決めす
ることである。
吸着台503はガイドベース523に固定され、ガイド
ベース523は、ベース522に固定されている、エア
シリンダ526により2..21方向へ上下動する。ベ
ース522にはロックベース525が固定され、ガイド
ベース523はロックベース525によってガイドされ
る。金枠ホルダ504はロックベース525に固定され
、位置決めピン510,511,512を保持している
又ブツシャー用ローラ518,519を保持したLプレ
ート5」−9がエアシリンダ520に固定され、エアシ
リンダ520はベース522に保持されている、アング
ル521に保持されている。
上記構成において、第5図(A)で示したような裏面吸
着のときは、エアシリンダがZ、方向へ、グリーンシー
ト1と金枠202の厚さの量だけ上昇し、グリーンシー
ト1の裏面と吸着台3の表面の高さを一致させる。次に
エアシリンダ520をYG力方向移動させてプッシャー
用ローラ517゜518を金枠202の外周に挿し付け
て金枠202の位置決め登行なう。位置決め完了後吸引
穴533から吸引し、グリーンシート1を吸着する。
又表面吸着の場合はエアシリンダ526を 20方向へ
グリーンシート1と金枠202の厚さの量だけ下降し、
グリーンシート1の表面と吸着台3の表面、金枠2の表
面と金枠ホルダ504の表面を一致させる。
上述したように、第8図の実施例においても、第1図と
同様の効果が得られる。
尚本実施例では吸着台が上昇あるいは下降する例につい
て述べたが、第1図の実施例のように。
金枠ホルダが上昇あるいは下降するようにしても。
同様の効果が得られる。
第9図は第1図、第6図、第7図、第8図に用いている
吸着台3の一実施例登示す図である。吸着台3の構成は
多孔質セラミックス601の周囲を緻密セラミックス6
02で囲い、同時焼結して、吸着面を研磨して仕上げる
。吸着面601aの反対側の面で多孔質セラミックス6
01と緻密セラミックス602が接触する吸引面601
bの、緻密セラミックス側に溝604加工を施し、吸引
力603より吸引する。本実施例の吸着台はすべてセラ
ミックスで構成されているため、吸着面の平面度、平行
度も高精度仕上ができ高しS平坦性が保てる特徴がある
第10図は吸着台の他の1実施例である。第9図と異な
る点は、多孔質セラミックスの吸着部を分割しているこ
とである。構成は多孔質セラミックスを611と612
に分割し、これを緻密セラミックス613で囲っている
。本実施例の利点は、吸着する場所の吸引力を変えるこ
とができる点にある。第10図(B)に示すようにグリ
ーンシート614の中心部の吸引力を弱め、外周部の吸
引力を強くすること等が可能となる。例えばグリーンシ
ート614の吸着される面にパターン等の突起がある場
合、周辺を P工の力で強力に吸引し、中心部を P工
とは異なる力 P、で吸引あるいは、P、の力で流体を
供給する。このようにすると、吸着時にグリーンシート
表面に生じる、パターンの突起による局部的な凹凸を低
減できる効果がある。この種の凹凸はパターン検査、異
物検査等を自動検査するときに、欠陥として誤検出する
恐れがあり、この欠点を防止できる効果がある。
上記の実施例では吸引部を2ケ所に分割した場合を説明
したが、2ヶ以上に分割しても同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、グリーンシートと金枠の保持部を各々
独立にし、どちらか一方の保持部を移動させて、グリー
ンシートを吸着して金枠を保持するため、グリーンシー
トに無理な応力を作用させずに高精度な平坦性を保って
保持できる効果があまた、グリーンシート吸着部あるい
は金枠保持部の移動と連動して、金枠の位置決め用ピン
が移動する為、グリーンシートの表面、裏面いずれの面
も容易に自動的に吸引保持できる効果もある。
また上記グリーンシートの吸着台は、多孔質セラミック
を緻密セラミックで囲い、同時焼結、研磨しているため
、高い平坦性の吸着面ができるので、グリーンシートを
高精度に保持できる効果もある。
さらに5本発明では1台の保持装置で表・裏の両面を保
持できるため、印刷機や検査機に用いた場合、生産性が
向上しコスト低減が図れる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による薄板保持装置の実施例を示す図、
第2図は薄板の種類を示す図、第3図は薄板が保持され
るときの薄板の状態を示す図、第4図は従来の薄板保持
装置による保持状態を示す図、第5図は本発明による薄
板保持装置による保持状態を示す図、第6回は本発明に
よる第2の実施例を示す図、第7図は本発明による第3
の実施例を示す図、第8図は本発明による第4の実施例
を示す図、第9図は本発明による吸着台の実施例を示す
図、第10図は本発明による第2の吸着台の実施例を示
す図である。 1・・・グリーンシート、2・金枠、3・・・吸着台、
4・・・金枠ホルダ、5・・・上テーパブロック、6・
・下テーパブロック、7・ローラ、8,9・・・ガイト
レール、10.11・・・位置決めピン、12.13・
・板カム、15・・・リニアガイド、]6・・・エアシ
リンダ。 躬 5−1子−ハ゛フ0゛ン7 Δ・ 下テーノぐフ′口・ンフ 7゛ ローフ /6−・エアシ゛ノンク 羊 ? 囚 (α) (ハ) (C) (A) (B) 第 吊 (Aン (F3) 第 δ 口 (A) (B) イ 躬 「 (A) 〜ど 二■ギ盃 ↓ )9 虐 (B) にノ4

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.軟質部材で形成された第1の薄板を保持する第1の
    保持手段と、硬質部材で形成された第2の薄板を保持す
    る第2の保持手段と、該第2の薄板を水平方向に位置決
    めする位置決め手段と、上記第1の保持手段と第2の保
    持手段とを相対的に上下方向に移動させる移動手段と、
    上記移動手段に連動して上記位置決め手段を作動させて
    上記第1の保持手段の保持面と第2の保持手段の保持面
    とに段差を生じさせるべく上記第1及び第2の薄板を保
    持するように構成したことを特徴とする薄板保持装置。
  2. 2.上記第1の薄板がグリーンシートで形成され、上記
    第2の薄板が枠で形成され、該枠にグリーンシートが接
    着されていることを特徴とする薄板保持装置。
  3. 3.上記第1の保持手段には、第1の薄板を真空吸着す
    る真空吸着手段を有することを特徴とする請求項1記載
    の薄板保持装置。
  4. 4.請求項1記載の保持装置を用いて、第1の薄板の表
    裏について外観検査することを特徴とする外観検査方法
  5. 5.請求項1記載の保持装置を用いて、第1の薄板の表
    裏について印刷することを特徴とする印刷方法。
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