JPH04225871A - 模様塗膜の形成方法 - Google Patents

模様塗膜の形成方法

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JPH04225871A
JPH04225871A JP41832990A JP41832990A JPH04225871A JP H04225871 A JPH04225871 A JP H04225871A JP 41832990 A JP41832990 A JP 41832990A JP 41832990 A JP41832990 A JP 41832990A JP H04225871 A JPH04225871 A JP H04225871A
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JP
Japan
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magnetic
magnet
pattern
coating film
paint
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JP41832990A
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English (en)
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Michinosuke Nakada
中田 理之介
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Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装面に模様形状を付
与する方法に関し、特に磁性被塗物の表面に周囲と異な
る色調で各種文字や図形等の模様形状を簡便に形成する
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】塗装面の一部に各種文字や図形等からな
る模様形状を付与する方法として、塗装面全体を地色で
塗装した後、一部をマスキングして別の塗料で塗り分け
る2トーン仕上げ方法、着色シートや着色テープを任意
の位置のみに貼り付ける多色仕上げ方法、被塗物に凹凸
を加工することにより単色塗装でも陰影による立体的,
光学的異色反射させる仕上げ方法等が利用されている。 しかしながら、これらの方法では、マスキングテープを
貼り付ける作業が面倒である、塗装を繰り返すために余
分な時間が必要になる、模様部分に段差を生じて見苦し
くなる、着色テープや着色シートがはがれやすい、凹凸
部分に当たる光の性質によって陰影が明瞭に模様として
表現されない等の難点があった。
【0003】特開昭63−175670号「摸様塗膜の
形成法」には、粉末状磁性材料を含有せしめた液状塗膜
を被塗物もしくは着色塗膜の表面に形成し、該塗膜が流
動状態にあるうちに、該塗膜の目的とする部分の磁性材
料に磁石を作用させることによって模様を形成せしめる
方法が記載されている。この方法によれば、塗膜内の全
体に均一に分散している粉末状磁性材料のうち、磁力の
作用を受けた部分の磁性材料のみの配向が他の部分と異
なることによって、磁石の形状・大きさに合致した模様
が現出されることになっている。しかしながら、この方
法を用いて実際に塗装を行ってみると、磁石の形状に合
致した鮮明な模様を得るには不十分であることが判明し
た。
【0004】その理由は、例えば2個の直線型棒磁石を
T字形に交差させた組磁石を流動状態の塗膜面に接近さ
せると、磁性材料の一部が塗膜内を移動して周囲と異な
る色調部分を生じるが、棒磁石の両端で磁力が強い部分
では磁性材料を多く移動させてその配向を変化させるが
、中間部分では磁力が弱いため磁性材料の配向が変化せ
ず、模様を形成する力が弱いからである。すなわち、単
に磁石を作用させるだけでは、目的とする模様(磁石を
作用させない部分と区別される輪郭)は得られないこと
が判明した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、磁石
を作用させて模様を形成する従来の方法を改良し、輪郭
の鮮明な模様を形成することができる方法を提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、磁石自体の形状や磁性
被塗物の材質に制限されることなく、任意の形状で模様
を磁性被塗物上にも形成することを可能にする方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、その第1の態
様において、複数の分離した磁石片を相互に接触しない
ように近接配置して散点模様の磁石集合体を形成し、こ
の磁石集合体を磁性被塗物の裏面に接近させて位置決め
し、次いで前記被塗物上に強磁性体を含有する磁性塗料
を塗布して塗膜を形成し、次いで前記塗膜を硬化させて
前記散点模様に対応した模様を塗膜面に現出させる模様
塗膜の形成方法を提供する。
【0007】この方法によれば、磁石集合体を構成する
複数の分離した磁石片の間に磁力線が形成されている状
態で磁性被塗物上に強磁性体入りの磁性塗料が塗布され
るので、磁性被塗物に塗布されていく過程で強磁性体は
磁力線に沿って移動を開始し、塗膜が流動性を失うにつ
れてその移動速度が遅くなり、完全に硬化するとその位
置に固定される。従って、その磁力線の方向に沿って強
磁性体が移動又は配向し、複数の磁石片から成る散点模
様の磁石集合体に対応した模様が形成される。ただし、
この模様は必ずしも磁石の形状に合致したものではなく
、磁石片の向きを変化させることによって磁力線の方向
が変化するから、磁石の形状と多少異なった微妙な色調
の変化に基づく色の濃淡、反射色相の異なった模様を実
現することができるという特殊な作用効果が得られるこ
とになる。
【0008】磁石片としては、金属磁石やフェライト磁
石、焼結磁石や可撓性磁石など、各種の性質や形状を有
するものを多数利用することができ、これらを小さく分
離した形状に組み合わせた後に、接着テープや支持部材
を用いて磁石集合体を構成させることができる。
【0009】また、磁石片の形状は小さな四角形や円形
のほか、三角形,多角形など自由に選定することができ
、これらを組み合わせることによって任意の模様を現出
させることが可能になる。
【0010】本発明において「複数の磁石片の磁石集合
体」とは、一個の磁石片がそれぞれ2個以上のN極とS
極を有している場合(多極)は、一つの線を構成する磁
石集合体は磁石片2個以上、好ましくは3個以上程度の
集合でよいが、一個の磁石片にN極とS極が1つだけの
場合(2極)は、一つの線を構成する磁石集合体は線の
構成と長さにもよるが、磁石片3個以上、好ましくは5
個以上で構成されることになる。特に好適な例として、
各磁石片を磁極が左右両端に位置するように着磁させた
四角形又は円形で構成し、隣接する磁石片をそれらのN
極とS極及びS極とN極が互いに近接するような向き、
すなわち、N−S−N−S−−の繰り返し、又はN−S
,S−Nが交互になるよう位置決めしておけば、磁石相
互間に強力な磁力線が発生させられて模様が一段と鮮明
に形成されることになる。あるいは、各磁石片を磁極が
両端に位置するように着磁させた棒磁石又はU字形磁石
で構成し、隣接する磁石片をそれらのN極とS極が互い
に近接するような向き、すなわち、複数個の磁石のN極
が上端又は左端に、また複数個の磁石のS極が下端又は
右端となるよう位置決めしても良い。これらの磁石は、
電磁石であっても良い。
【0011】本発明は、その第2の態様において、複数
の分離した磁石片を相互に接触しないように近接配置し
て散点模様の磁石集合体を形成して準備し、強磁性体を
含有する磁性塗料を磁性被塗物上に塗布して塗膜を形成
し、前記塗膜が流動状態にあるうちに前記集合体を前記
塗膜に接近させ、次いで前記塗膜を硬化させて前記散点
模様に対応する模様を塗膜面に現出させる方法を提供す
る。
【0012】前記の態様では、あらかじめ複数の分離し
た磁石片の間に磁力線が形成されている磁石集合体を準
備し、磁性被塗物上に磁性塗料を塗布した後で塗膜が流
動状態を保っているうちに、磁石集合体を塗膜の表面又
は裏面に接近させるので、磁性被塗物が鉄板であっても
流動状態にある塗膜の中の強磁性体が磁力線に沿って移
動すると同時に、潜伏の強磁性体にあっては配向をも起
り、塗膜が流動性を失うにつれてその移動速度が遅くな
り、完全に硬化するとその位置に固定される。従って、
その磁力線の方向に沿って強磁性体の集合状態に粗/密
が起り、更に配向され、多数の磁石片から成る散点模様
の磁石集台体に対応した模様か形成されることになる。
【0013】塗料に含有される強磁性体は、Fe,Ni
,Coの少なくとも一種を含有する金属性強磁性体の箔
片、又はFe,Ni,Coの少なくともー種を含む強磁
性体でコーティングされた樹脂粒子,マイカ等である。 その他、前記の箔片と同様に磁力により配向することの
できる粉末、あるいは光輝剤であれば同じように用いる
ことができる。これら強磁性体の形状は、粉末状,針状
,箔片状,球状,粒状等のいずれでも良い。これらの強
磁性体箔片を適宜の量配合した塗料は、磁性被塗物へ塗
装し、磁力を作用させた際に強磁性体が磁化作用によっ
て塗膜中で位置を移動したり、箔片の向きを変え(配向
)たりする。
【0014】本発明において強磁性体を含有する塗料を
磁性塗料と称し、磁性塗料としては、液状すなわち流動
状態で塗装された後、焼付や乾燥等の適当な手段で硬化
させて塗膜を形成するものであれば、通常の各種塗料が
使用できるが、好ましいのは熱硬化性のアクリル樹脂,
ポリエステル樹脂ほかの塗料用の樹脂をビヒクルとした
塗料である。
【0015】磁性塗料には、透明性の高い顔料類を塗料
中の約10重量%以下(固形分中)の範囲で、これら箔
片の光輝性箔状材料と併用され、任意の色調を加味する
ことがトップコート用として一般的である。更に、この
磁性塗料には展色剤,硬化剤,溶剤その他の通常の成分
が含有されている。
【0016】塗料に対する強磁性体の含有量は、磁化作
用を受けたときに明確な模様形状が現出できる程度であ
ればよく、具体的には、塗料の固形分中0.1〜15%
程度の強磁性体を含有させておくのが好ましい。0.1
%未満では模様形成の効果が少なく、15%を超えても
模様形成の寄与に効果が少なく、好ましい配合量は2〜
10%程度である。
【0017】磁性塗料は、塗装後に焼付によって硬化さ
せる焼付型塗料のほか、常乾型の塗料も使用できる。ま
た、前記強磁性体を含有する塗料を1層塗るだけで仕上
がる1コート仕上げ塗料や、強磁性体を含有するベース
塗料を塗装した後、ベース塗料を硬化させずに表面にク
リヤー塗料を塗装し、その後ベース塗料及びクリヤー塗
料を硬化させる、いわゆる2コート/1ベーク型の塗料
等が自由に使用できる。少なくとも、磁性塗料層が外観
的に現れる状態で塗膜が形成されれば、任意の塗装工程
を持つ塗膜の形成方法にも適用できる。例えば、磁性塗
料の下地に、通常の各種の着色した下塗り又は中塗り用
塗料を塗装しておけば、強磁性体の移動や配向によって
、下部の塗料層の着色が部分的に見えたり隠れたりして
、模様形状を良好に浮き上がらせることができる。また
、磁性塗料の上に、磁性塗料を隠蔽してしまわない程度
の実質的に透明な上塗り塗料等を塗装して、磁性塗料層
を保護することもできる。
【0018】塗装を施される磁性被塗物としては、鉄又
は鉄系の鋼板を通常の対象とするが、磁力によって配向
する強磁性体よりも、磁性が同等以下のレベルにある被
塗物をも対象とすることができる。これは、磁性被塗物
に対して塗装面の裏側に磁石片から成る磁石集合体を貼
着して、磁性塗料に磁化作用を与える場合、磁性被塗物
自体が磁化作用を受け易い、いわゆる磁性材料であって
も磁石集合体の模様形状部分のみに磁化作用を与えるこ
とができるためである。
【0019】磁性被塗物に対し、裏面側に磁石片を貼着
して磁性塗料層に接近させておく場合には、磁性被塗物
の厚みが薄い程、磁石片による磁化作用が良好に行われ
る。従って、この方法は、磁性被塗物の厚みに対応して
、磁石片の強さを設定しておくことが望ましい。複数の
磁石片から成る磁石集合体を塗装面に近接させた状態の
まま、焼付や常乾等で塗料を硬化させる過程では、塗料
の磁性体箔片が流動性を失って固定されるまでは磁石集
合体が動かないように保持しておくことが望ましい。
【0020】磁性塗料の模様は、強磁性体の移動及び/
又は配向を終った状態で固定され、硬化塗膜が形成され
た後は、磁性被塗物から磁石集合体を離しても、磁性被
塗物には模様形状が形成されたままになる。この磁性被
塗物は、そのまま製品として使用することもできるし、
塗装面に更に適当な仕上げ処理を施したりすることもで
きる。
【0021】本発明に係る模様塗膜の形成方法は、各種
の文字や図形のように、塗装面の一部のみに周囲と異な
る模様形状を付する場合のほか、塗装面全体に一定の繰
り返しパターンを有する模様形状を形成する場合にも適
用することができる。
【0022】
【実施例1】磁性被塗物として、鋼板SPCC−SD(
JIS−G−3141)0.8mmtを脱脂、リン酸塩
系化成処理、電着塗料パワートップU−600(日本ペ
イント社製カチオン電着塗料)、中塗り塗料オルガP−
41N−2グレー(日本ペイント社製アルキド系塗料)
をそれぞれ処理、塗装,熱硬化させた後、その裏面に複
数の分離した磁石片を相互に接触しないように近接配置
して、ストライプ模様を形成させた磁石集合体を接着テ
ープによって貼り付けた。各磁石片は、両端にN極とS
極の磁極を有する四角形の薄板から成り、隣接する磁石
片は、そのN−S,N−S極とが近接して強力な磁力線
が発生するように位置決めされている。前述したように
、裏面に磁石集台体を密着固定した磁性被塗物の上に、
次に示す磁性塗料を塗布した。
【0023】磁性塗料の配合       熱硬化型アクリル樹脂         
             15  重量部(固形分)
      メラミン樹脂             
                   6     
 ブライト50NM−20−2      *1   
     2      ファストゲンバイオレットR
BL  *2        0.2      シン
ナー                       
           残部            
        計                
        100  重量部      *1 
 日本化学工業社製  ニッケルコーティングマイカ 
     *2  大日本インキ化学工業社製  有機
顔料
【0024】塗布された磁性塗料が流動性を保って
いる間に、強磁性体(ニッケルコーティングマイカ)は
塗膜内で磁石集台体の磁力綿の方向に沿って移動し、そ
の結果塗膜上に色調の変化した部分が現れる。この模様
は、横線の連続模様であって、磁石集合体の模様とほぼ
完全に対応し、塗料中の箔片が配向したことにより、磁
石集合体の部分は光輝剤の反射が強い色調であり、磁石
集合体を1〜3mm離れた部分は箔片の光輝色が非常に
少ない着色顔料と下地色の色調が強い塗膜が形成され、
その色調の対比は模様にほぼ対応する明瞭なコントラス
トとなった。
【0025】続いて、この塗膜に焼付処理を行って塗膜
を硬化させると、ストライプ状の模様が固定され、その
周縁部分がぼやけることなく鮮明な形状で塗膜面に現出
するようになる。この模様は、塗膜の表面に色調の変化
として現れるが、表面上に凹凸を生じることはなく、従
来のように模様の周縁部分に段差を生じることもない。 かくして、塗膜内に所定の模様が現出され、この模様は
容易に消えることがなく、光の変化によって陰影が変化
することもない。
【0026】
【実施例2】塗装方法の他の例としては、実施例1の綱
板を脱脂後、本発明の実施例1の磁性塗料を適用する例
である。N極とS極が交互に多数配置されている左右多
極と呼ばれる磁石片を近接配置し、磁石集合体を構成し
、磁性被塗物上にストライプ状の模様を形成させた。 隣接する磁石片は、そのN極とS極が接近して対向する
ように交互に反対向きに配置されている。かかる配置に
よれば、磁力線は磁石集合体の長手方向に沿って整列す
るから、ストライプ状の模様が現出されることになる。 次いで、中塗り塗料層の上に強磁性体箔片を含む層を塗
布し、本発明に基づく模様を現出させた後で、表面にク
リヤー塗料を塗布して、スーパーラック0−80クリヤ
ー塗料層(日本ペイント社製熱硬化型アクリル樹脂塗料
)を施し、セッティング後に磁石集合体を取り除き、そ
の後で2層を同時に焼付けて硬化させる。
【0027】
【実施例3】実施例1と同様のプロセスの中で、磁石を
円柱体の左右にN極とS極が位置する円柱2極と呼ばれ
る磁石片を近接配置して磁石集合体を構成し、磁性被塗
物上にC字形の模様を形成させた。隣接する磁石片は、
それらのN極とS極が接近して対向するように配列する
。磁石集合体は、円柱が並んだドット状の散点模様を呈
しているが、磁力線は各円柱体の中心付近を通過してお
り、被塗物上には連続したC字形の模様が現出されるよ
うになる。磁石集合体の磁極配列を行う場合、隣接する
磁極間では反発力が働くため、磁力線は弱められて散逸
するが、交差方向にあるN極とS極との間には弱い磁力
線が形成され、塗膜の中にある磁性体に磁力を及ぼすこ
とができる。実施例3の場合、磁力線は各円柱体の中央
付近をジグザグ状に通過しており、被塗物上にはおおむ
ね連続した弓形の模様が現出されるようになる。U字形
の磁石片と棒形磁石片による磁性集合体の場合、磁性被
塗物上に格子状の模様を形成させる例である。各磁石の
末端にはN極又はS極が単独で現れているから、前後左
右に隣接する磁石と極性が反対になるように交互に配置
すれば、格子状に延伸する磁力線が得られて、飛び石状
ではなく格子状の模様が磁性被塗物上に描かれることに
なる。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、本発明によれ
ば、多数の分離した磁石集合体を用いることによって、
塗膜上に鮮明な模様を形成することができ、この模様は
凹凸がなく、はがれたり消えたりすることがない永久的
な模様となる。この模様は、磁石自体の形状に制限され
ることがなく、任意の形状の模様を形成することができ
る。本発明では、磁性被塗物であっても、塗料中の箔片
が被塗物以上の磁性を有する材質であれば十分に模様を
形成させることができることを見出したものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数の分離した磁石片を相互に接触し
    ないように近接配置して散点模様の磁石集合体を形成し
    、前記磁石集合体を磁性被塗物の裏面に接近させて位置
    決めし、次いで前記磁性被塗物上に強磁性体を含有する
    磁性塗料を塗布して塗膜を形成し、次いで前記塗膜を硬
    化させて前記散点模様に対応した模様を塗膜面に現出さ
    せることを特徴とする模様塗膜の形成方法。
  2. 【請求項2】  複数の分離した磁石片を相互に接触し
    ないように近接配置して散点模様の磁石集合体を形成し
    て準備し、強磁性体を含有する磁性塗料を磁性被塗物上
    に塗布して塗膜を形成し、前記塗膜が流動状態にあるう
    ちに前記磁石集合体を前記塗膜に接近させて、強磁性体
    を移動,配向した模様を形成し、次いで前記塗膜を硬化
    させて前記散点模様に対応した模様を塗膜面に現出させ
    ることを特徴とする摸様塗膜の形成方法。
  3. 【請求項3】  前記各磁石片は、磁極が左右両端に位
    置するように着磁された四角形又は円形から成り、隣接
    する磁石片はそれらのN極とS極及びS極とN極が互い
    に近接するような向きに位置決めされている請求項1又
    は2記載の方法。
  4. 【請求項4】  前記各磁石片は、磁極が両端に位置す
    るように着磁された棒磁石又はU字形磁石から成り、隣
    接する磁石片はそれらのN極とS極及びS極とN極が互
    いに近接するような向きに位置決めされている請求項1
    又は2記載の方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009040895A1 (ja) * 2007-09-26 2009-04-02 Inoac Corporation 模様形成用塗料及び模様形成方法
KR100954547B1 (ko) * 2006-04-05 2010-04-23 이노악 코포레이션 모양 형성 장치의 제조 방법, 모양 형성 방법, 및 그 모양 형성 방법에 사용되는 도료

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JPWO2009040895A1 (ja) * 2007-09-26 2011-01-13 株式会社イノアックコーポレーション 模様形成用塗料及び模様形成方法

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