JP2008012445A - 模様塗装が施された塗装物 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁性塗装するに際し、透明感があり、明度が高く、淡色系の色調を有する模様塗膜が施された塗装物を提供する。
【解決手段】表面が酸化チタン、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化スズ、アルミナ、酸化亜鉛、酸化タンタルから選ばれた1種以上の酸化物と磁性金属材料とで被覆された磁性フレーク粒子(A)と、表面が前記1種以上の酸化物を主成分とする非磁性酸化物で被覆された非磁性フレーク粒子(B)とを共に含有する塗料が塗装された塗装物であって、重量比A/(A+B)が0.1以上0.9以下であり、該塗料を塗装する際に塗膜を流動状態におき、この塗膜に磁場を印加して磁束の強さと方向の制御によって所望の画像を塗膜表面に形成し、次いで該塗膜を非流動化することによって得られる模様を有することを特徴とする模様塗膜が施された塗装物。
【選択図】なし

Description

本発明は、模様塗装が施された塗装物に関し、とくに、磁性体を含む塗料を被塗装物に塗装して得られる立体感のある模様を有する塗装が施された塗装物に関する。
塗膜表面に所望の文字や立体感、凹凸感のある模様を形成させる方法として、磁性塗装という方法が提案されている。磁性塗装とは、塗料中に粉末状の磁性材料を混入し、流動性を保持した状態にある塗膜に対して、磁石を作用させることによって磁性材料を配向させ、これにより塗膜に所望の模様を形成させる方法である。この種の技術は、例えば、特許文献1や特許文献2、特許文献3等に記載されている。しかしながら、従来磁性材料に使用されている粉末は、ニッケルや鉄含有率の高いステンレスや板状酸化鉄であり、それぞれ独特の色味や金属感が現れ、任意の色彩に調色できないという問題があった。更に、特許文献4には磁性金属の両面に合成樹脂を被覆した粉末を用いることが提案されているが、この提案は比重を調整して塗料中での沈降を防止することを目的としており、色彩に関しては依然として満足できるものではなかった。また、特許文献5には、リン片状顔料の表面に、ニッケル、鉄及びコバルトから選ばれる少なくとも一種以上の磁性金属を被覆したものを磁性粒子として使用する磁性塗装が提案されている。
さらにこのような背景から、所望の文字や模様を自由にかつ立体的に得ることができ、しかもその模様を美しく高級感のあるものとすることが望まれていた。特許文献6には、雲母を磁性材料で被覆した雲母複合体を含有する塗料または樹脂組成物を流動状態におき、これに磁場を印加して磁束の強さと方向の制御によって所望の画像を組成物表面に形成し、次いで該組成物を非流動化することによって得られる、高級感にあふれ立体的に見える文字・模様を有し、量産が容易な、立体像が現像された塗装物または樹脂成形物が提案されている。
特許文献7には、被塗物に、特定の明度の着色ベース塗料、磁性材料として磁性金属被覆顔料を含有してなる磁性模様形成クリヤ塗料、更にクリヤ塗料を、この順に塗装することによって、色彩感や光輝感に優れ、色調が明るい、立体的な文字などの模様塗膜を、好適に形成することができることが提案されている。しかしながら、着色層と磁性顔料含有層を別々に塗装する必要があるため、工程がワンコート法に比較して複雑となり、また濃い色調を有する層が立体的な模様を形成せず、その上の透明性を有する磁性顔料含有層で模様を現出させるために、深みのある模様塗膜が得られないという欠点がある。
しかしながら、これら従来提案されてきた磁性塗装法による塗装物の色調は、灰色、褐色、濃青色、濃紺色などの明度の低いものであり、自由に意匠を表現することが不可能であり、携帯電話筺体、化粧品容器、自動車内装部品など各種用途で所望の色調を得ることができないものであった。特に淡色系が好まれる化粧品容器の分野には、従来技術では満足すべき製品が得られないのが現状である。
特開昭63−175670号公報 特開平3−151083号公報 特開平2−231187号公報 特開平5−31460号公報 特開2003−176452号公報 特開平7−48533号公報 特開2004−209458号公報
そこで本発明の課題は、上述のような磁性塗装の分野での従来技術の欠点を解消することによって、透明感があり、明度が高く、淡色系の色調を有する模様塗膜が得られる技術を提供することにあり、とくにその模様塗膜が施された塗装物を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明者は、磁性塗装による淡い色の模様塗装品を得るべく鋭意検討を重ねた結果、磁性を有しないパール顔料(透明または半透明のフレーク状顔料)に対して少量の磁性を有するパール顔料または微粉末状の磁性粒子を組み合せることによって、前述したような今まで提案されてきた手法では到底得られない明度の高い淡い色調の磁性塗装による模様塗装が可能となることを見出し、本発明の完成に至った。
すなわち、本発明に係る模様塗膜が施された塗装物は、マイカ、アルミナまたはガラスフレークを基材とするフレーク状の粒子であって、その表面が酸化チタン、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化スズ、アルミナ、酸化亜鉛、酸化タンタルから選ばれた1種以上の酸化物と磁性金属材料とで被覆された磁性フレーク粒子(A)と、マイカ、アルミナまたはガラスフレークを基材とするフレーク状の粒子であって、その表面が前記1種以上の酸化物を主成分とする非磁性酸化物で被覆された非磁性フレーク粒子(B)とを共に含有する塗料が塗装された塗装物であって、重量比A/(A+B)が0.1以上0.9以下であり、該塗料を塗装する際に塗膜を流動状態におき、この塗膜に磁場を印加して磁束の強さと方向の制御によって所望の画像を塗膜表面に形成し、次いで該塗膜を非流動化することによって得られる模様を有することを特徴とするものからなる。
つまり、本発明における塗料(塗料自体に加え、塗料として機能する樹脂組成物を含む概念)は、主として、磁性パール顔料と非磁性パール顔料との特定の範囲の比率の混合物から構成されるものである。本発明における塗料をプラスチック成形品等の被塗装物の表面に塗装し、流動状態におき、これに磁場を印加して磁束の強さと方向の制御によって所望の画像を塗料塗膜の表面に形成し、次いで当該塗膜を硬化させて非流動化することに模様パターンを定着させることより、塗装物表面に目標とするパターンの模様塗膜が得られるものである。
上記模様塗装の形成は、被塗装物の表面に、(1)上記本発明の形態における塗膜の層、(2)透明ないし艶消しクリヤーコート層をこの順に順次形成することによってもよいし、被塗装物の表面に、(1)金属蒸着膜の層またはスパッタ膜の層、(2)上記本発明の形態における塗膜の層、(3)透明ないし艶消しクリヤーコート層をこの順に順次形成することによってもよい。
上記磁性金属材料としては、特に透明性の優れた磁性金属酸化物が好ましい。
また、本発明における被塗装物は特に限定されないが、本発明はプラスチックからなる被塗装物、例えば、プラスチックのフィルムやシート、プラスチック成形品等に好適なものである。最も好ましい被塗装物は、3次元形状のプラスチック成形品であり、本発明によって得られる模様塗装がデザインのうえで、より引き立って見える。
本発明によれば、従来技術の常識的な考え方からは、磁性パール顔料のみを使って、磁性塗装を行なう場合が最も好結果が出ると予測されるのに対して、フレーク状の磁性パール顔料に非磁性パール顔料を特定の比率の範囲で組み合せて使用することにより、明度が高く、かつ模様の鮮明性が高い模様塗装が施されたプラスチック成形品等の塗装物を得ることができるようになる。
以下に、本発明について、望ましい実施の形態とともに詳細に説明する。
本発明における磁性模様形成塗料は、樹脂成分、磁性パール顔料と非磁性パール顔料、及び有機溶剤を主成分として含有する。
上記樹脂成分としては、従来公知の塗料用樹脂が用いられ、常温で乾燥もしくは反応硬化する樹脂、加熱して硬化もしくは溶融する樹脂などが挙げられる。具体的には、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、アルキド系樹脂、ウレタン系樹脂、ビニル系樹脂、エポキシ系樹脂などが挙げられ、これらは単独で又は2種以上組合せて使用される。またこれらは、必要に応じてアミノ樹脂やポリイソシアネート化合物、メラミン樹脂などの硬化剤と組合せて用いられる。これらの中で好ましい樹脂成分は、100℃以下の低温で膜形成可能な塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、1液タイプアクリル樹脂、イソシアネート硬化型2液アクリル樹脂である。これらの樹脂は3次元形状物が成形しやすいプラスチックの塗装において特に好ましく使用される。
上記磁性パール顔料としては、アスペクト比の高く透明性の高いマイカ(雲母)フレーク、アルミナフレークまたはガラスフレークなどのリン片状顔料を母材として、これらの表面に二酸化チタン、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化スズ、アルミナ、酸化亜鉛、酸化タンタルから選ばれた1種以上の酸化物からなる層を少なくとも1層以上形成させた後、磁性金属材料の薄膜をさらに形成させて得られる。磁性金属材料としては、ニッケル、鉄、コバルトなどの金属、またはニッケル、鉄、コバルト、クロムの酸化物が好ましく使用される。これらの中で、磁性金属酸化物の方が磁性金属よりも透明性と明度が高いことで、より好ましく使用される。中でも好ましい磁性金属酸化物としては、Fe2 3 ,Fe3 4 ,CoO,NiOなどが挙げられる。これとは異なるタイプ磁性パール顔料としては、上記のリン片状顔料の表面に干渉効果を示す酸化物と磁性金属酸化物をからなる複合酸化物の層を形成させたものが挙げられる。この複合酸化物の例としては、TiCoO3 ,NiO,TiNiO3 ,Ti−Co−Al系複合酸化物、Ti−Ni−Al系複合酸化物、Fe−Co−Ti系複合酸化物, Fe−Ni−Ti系複合酸化物、Fe−Co−Ni−Ti系複合酸化物、Fe−Co−Ti−Al系複合酸化物、Fe−Ni−Ti−Al系複合酸化物などが挙げられる。本発明においては、磁性パール顔料中の磁性金属酸化物の含有率が、磁性パール顔料の総重量の少なくとも1%以上のものが、好ましく使用される。
磁性パール顔料の例としては、下記の商品が挙げられる。”イリオジン”・ブラック・パール・ブルーWNT(メルク社製)、”イリオジン”LS830、”イリオジン”LS850、”イリオジン”ニューGPレッドWNT、”イリオジン”ニューGPブルーWNT、”イリオジン”ニューGPブルーグリーンWNT、”イリオジン”ニューGPグリーンWNT、”イリオジン”502、”イリオジン”504、”イリオジン”520、”イリオジン”522、”イリオジン”524。これらの市販パール顔料は、マイカを基材とし、TiO2 、Fe2 3 、Fe3 4 、SnO2 、CoTiO3 より選ばれた一種以上の酸化物を含むものである。
本発明の磁性塗装を実施するのに適した磁性パール顔料としては、磁性を示すものであればよいが、直流磁化率測定装置で測定したときに、ヒステリシスカーブを示すものか、あるいは明確なヒステリシスカーブをしめさないものの100kA/mの外部磁場をかけたときに、0.0001T以上の磁束密度が観測されるものであればよい。直流磁化率測定装置は、市販の装置、例えば、メトロン技研(株)製の交直流磁化特性記録装置MTR-1488を使用して測定することができる。
本発明で、使用される非磁性パール顔料としては、アスペクト比の高く透明性の高いマイカ(雲母)フレーク、アルミナフレークまたはガラスフレークなどのリン片状顔料を母材として、これらの表面に二酸化チタン、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化スズ、アルミナ、酸化亜鉛、酸化タンタルから選ばれた1種以上の酸化物からなる層を少なくとも1層以上形成させたものが、好ましく使用される。
上記の磁性パール顔料(A)と非磁性パール顔料(B)の塗料中での配合比率は、重量比A/(A+B)が0.1以上0.9以下であるのが塗膜の明度と模様の鮮明性のバランスの点で好ましい。より好ましくは、この比率が0.2以上0.6以下であるのが良い。
上記の磁性パール顔料と非磁性パール顔料の合計の使用量は、塗料中の樹脂固形分100重量部に対して0.5〜50重量部、好ましくは3〜20重量部の範囲内が好適である。該使用量が0.5重量部未満では得られる塗膜の模様感が不十分となり、一方50重量部を超えると塗装時のウェット塗膜の流動性が低下するために塗膜外観が悪化したり、塗料調製が困難となるので好ましくない。
前記有機溶剤としては、後述のような塗着塗膜の固形分を調整できるものであれば特に制限なく従来公知の溶剤が使用可能であり、例えば芳香族炭化水素系、脂肪族炭化水素系、アルコール系、ケトン系、エステル系、エーテル系、グリコールエーテル系などが挙げられ、これらは単独で又は2種以上組合せて用いられる。なお、ここで言う有機溶剤とは塗料貯蔵時に配合されるものだけでなく、塗装時の粘度調整に使用される希釈溶剤も含まれるものである。
本発明では上記有機溶剤に、沸点140℃以上の溶剤を含むことが、後述の塗着塗膜の膜形成時のレベリングの点から好適である。該溶剤としては、例えばエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートなどのグリコールエーテル系;メトキシブチルアセテート、3−メトキシブチルアセテートなどのエステル系;ジブチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン系;スワゾール1000、スワゾール1500などの炭化水素系などが挙げられる。これらの溶剤は、塗装時の塗料に含まれる全有機溶剤中に5〜30重量%、好ましくは5〜20重量%含まれることが好適である。該溶剤量が5重量%未満では、形成される塗膜からの溶剤蒸発が速まり、塗膜中の磁性パール顔料ならびに磁性微粒子の動きが制限され所望の意匠感が得られず、一方30重量%を超えると、乾燥硬化後の塗膜中に残存する溶剤のために耐水性が悪化したり、温水浸漬後塗膜が白化する恐れがあるので好ましくない。
本発明における塗料には、さらに必要に応じて、上記の磁性パール顔料と非磁性パール顔料以外の磁性材、光輝顔料、着色顔料、体質顔料などの顔料類;分散剤、沈降防止剤、硬化触媒、タレ止め剤、塗面調整剤、紫外線吸収剤、光安定剤などの添加剤を適宜配合することができる。この磁性顔料の例としては、γ―ヘマタイト粒子、フェライト粉、コバルト粉、ニッケル粉、鉄粉、ニッケルフレーク、ステンレスフレーク、ニッケルメッキマイカなどが挙げられる。
本発明では、上記の通り得られる磁性模様形成塗料を用いて、従来公知の方法で磁性模様塗膜を形成することができる。具体的には、(1)該塗料を塗布する前に、磁石を被塗装物裏面に配置して塗装する、(2)該塗料を被塗装物に塗装し、該塗膜が流動状態のうちに磁石を接近させ、模様を現出させる、などの方法が挙げられる。これら磁性塗膜上には、必要に応じてクリヤー塗膜を形成することができる。
本発明では、特に、被塗装物の裏面にマグネットシート等の磁石を設置した後、その被塗装物表面に着色ベース塗料を塗装し、次いでその上に本発明に係る磁性模様形成塗料を塗装し、さらにその上にクリヤー塗料を塗装した後、前記磁石を取り外してから、これら3層塗膜を同時に乾燥・硬化させて磁性模様塗膜の形成する方法が好適である。
本発明に係る磁性塗膜層は、プラスチック成形品等の被塗装物の上に直接塗装してもよい。この場合には、プラスチック成形品の色調を適宜変更することによって、磁性塗装後の意匠、外観を広範囲に変化させることができる。成形品と磁性塗装層の間に種々の色調、意匠を有するベースコート層を設けてもよい。ベースコート層はソリッド色だけでなくメタリック塗料、メタリックパール塗料などの光輝性の塗膜を設けることもできる。この場合には、ベースコート層での光の反射の効果によって磁性塗膜層のギラギラ感を強調できる。上記着色ベース塗料は、現出させる模様を所望の色調にするために塗装されるものであり、該塗料としては、例えば着色顔料や光輝顔料、及び樹脂成分を主成分とし、かつ磁性材料を含有していない塗料が挙げられる。該樹脂成分としては、前記磁性模様形成塗料で列記した樹脂成分と同様のものが使用できる。メタリックベースコート層の代わりに金属薄膜層を設けてもよい。この薄膜層は、公知の手法の真空蒸着、スパッタリング、化学蒸着法、銀鏡法で設けることができる。
本発明に係る塗装において使用される磁石は、入手可能な各種の永久磁石、電磁石が使用されるが、本発明の模様塗装の施されたプラスチック成形品等の塗装物の製造には、永久磁石の使用が塗装ラインで簡単に取り外して繰り返し使用される点で好ましく使用される。永久磁石の具体的な例は、等方性ゴム磁石、異方性ゴム磁石、フェライト磁石、コバルト磁石、ネオジウム磁石、アルニコ磁石などである。好ましく使用される永久磁石としては、例えば、残留磁束密度が100mT以上、より好ましくは500mT以上であるものが使用される。
該着色ベース塗料の塗装は、例えばスプレー、刷毛、スクリーン印刷機などを用いて行うことができる。最も好ましい塗装方法は、スプレー塗装である。得られる着色ベース塗膜としては、乾燥膜厚が5〜100μm、好ましくは5〜20μmの範囲内が適している。
次いで本発明に係る磁性模様形成塗料の塗装は、例えばスプレー、刷毛、スクリーン印刷機などを用いて行うことができる。最も好ましい塗装方法は、スプレー塗装である。得られる模様塗膜としては、乾燥膜厚が5〜100μm、好ましくは10〜30μmの範囲内が適している。
本発明では、上記磁性模様形成塗料による塗膜面が指触乾燥後にクリヤー塗料を塗装することが、磁性模様の意匠感を得る点から望ましい。
上記クリヤー塗料としては、従来公知の樹脂成分及び有機溶剤などを主成分とし、さらに必要に応じて着色顔料、マット化剤、パール顔料などの光輝剤、紫外線吸収剤、光安定剤などを配合してなる塗料が挙げられ、このクリヤー塗膜を透して下層塗膜の磁性模様感を視認できる程度の透明性を有するものである。
該樹脂成分としては、例えば水酸基などの架橋性官能基を含有するアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、フッ素樹脂、ウレタン樹脂、シリコン含有樹脂などが挙げられ、これらの官能基と反応しうるポリイソシアネート化合物などの硬化剤と組合せて使用できる。本発明では、被塗装物の基材がプラスチックである場合には、とくに低温で硬化できるUV塗料(紫外線硬化型塗料)がより好ましく使用される。
クリヤー塗料の塗装は、例えばスプレー、ローラー、刷毛、ナイフコーター、グラビアコーター、スクリーン印刷機などを用いて行うことができる。最も好ましい塗装方法は、スプレー塗装である。得られるクリヤー塗膜としては、乾燥膜厚が5〜30μm、好ましくは5〜20μmの範囲内が適している。
本発明に係る塗装が施される被塗装物としては、例えば、プラスチックのフィルム、シート、成形品が使用される。より好ましくは、磁性模様が引き立つ三次元形状のプラスチック成形品が使用される。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。なお、以下の記述において、「部」及び「%」は、別記しない限り「重量部」及び「重量%」を示す。また、模様の鮮明性の評価は目視判定で行い、次のようにランク付けした。
◎:5m離れたところからも模様が識別できる。
○:2〜3m離れたところから見るとはっきり模様が確認できる。
△:1m離れたところから見るとはっきり模様が確認できる。
△−:1m離れたところから見ると僅かに模様が確認できる。
×:模様がはっきりしない。
また、本実施例で使用した磁性パール顔料の組成情報(メーカー開示情報)は次の通りであった。”イリオジン”・ブラック・パール・ブルーWNT:粒度10−60ミクロン、組成はマイカ/TiO2 /Fe3 4
実施例1
塩化ビニルー酢酸ビニル共重合樹脂、VAGH(ダウ・ケミカル社製)を、トルエン/キシレン/メチルエチルケトン=3/1/1混合溶剤に溶解し、固形分率45%のワニスAを調製した。100重量部のワニスA、5重量部の”イリオジン”・ブラック・パール・ブルーWNT(メルク社製)[磁性パールAと呼ぶ]、15重量部のカラーストリームT20-03トロピック(メルク社製)[非磁性パールBと呼ぶ]、100重量部のシンナー(組成:トルエン/酢酸ブチル/メチルイソブチルケトン/プロピレングリコールメチルエーテルアセテート=20/35/39/6)を順次配合して混合・攪拌し、30分間ディスパーを使用して分散処理を行ない、不揮発分30%の磁性模様形成塗料を得た。
被塗装物として、厚さ3mmの白色ABS板を使用し、この裏面に円筒型の異方性フェライト磁石(外径40mmφ、内径15mmφ、残留磁束密度410mT)を貼り付けた。この被塗装物上に本実施例1で調製した磁性塗料を乾燥膜厚で15〜20μmとなるようにスプレー塗装し、3〜5分間放置後、被塗装物裏面のマグネットシートを取り外し、65℃で5分間乾燥した。その上に、UVハードコート塗料、1202L(長島特殊塗料社製)を乾燥膜厚で15μmとなるようにスプレー塗装し、5〜10分間放置後に60℃で5分間加熱・乾燥後、高圧水銀ランプを照射し、硬化させた。トップコート層を設けた後も、立体感のある同心円状の模様が出現することが確認された。塗膜の明度(L値)を、色彩色差計CR-200(ミノルタ社製)で測定したところ、69であった。結果を表1に示す。
実施例2、3
実施例1とは異なる磁性パール顔料、非磁性パール顔料の配合量で、表1に示した二種類の塗料を調製し、実施例1と同様な方法で塗装を行った。トップコートまで塗装した後も、立体感のある同心円状の模様が出現することが確認された。模様の鮮明性は、実施例2では、実施例1よりもよりくっきりしており、実施例3のものは実施例2よりもさらに明瞭であった。この模様の鮮明度の序列とは逆に、塗膜の明度は、実施例1>実施例2>実施例3の順に低下する傾向であった。磁性模様形成塗料として表1に示す塗料を用いる以外は実施例1と同様にして各塗装板を得た。模様の鮮明性と塗膜の明度のバランスの観点からは、実施例1〜3の中では、実施例2が最も良いと判断できる。一方、非磁性パール顔料のみを使用した場合を基準とした時の色差ΔEは、実施例1<実施例2<実施例3<比較例2の順に悪化した。色相の点では、実施例1の処方が、非磁性パール顔料の色調を阻害する度合いが最も少ない状態で、模様を形成できることがわかった。
比較例1(非磁性パール顔料100%)
実施例1の条件で、非磁性パール顔料のみを使用し、表1に示すパール顔料の配合比率で塗料を調製し、磁性塗装を行った。磁石を置いた箇所の周辺部では全く模様は出現しなかった。塗膜のL値は81であった。
比較例2(磁性パール顔料100%)
実施例1の条件で、磁性パール顔料のみを使用し、表1に示すパール顔料の配合比率で塗料を調製し、磁性塗装を行った。磁石を置いた箇所の周辺部で明瞭な模様が出現した。塗膜のL値は28であった。
Figure 2008012445
実施例4〜6
実施例1〜3で使用した基材の白ABS板を、黒ABS板に変更し、その他の条件は、実施例1〜3と同一の条件で行ない、実施例1〜3と同様の評価を行い、表2に示す結果を得た。
比較例3(非磁性パール顔料100%)
実施例4の条件で、非磁性パール顔料のみを使用し、表2に示すパール顔料の配合比率で塗料を調製し、磁性塗装を行った。磁石を置いた箇所の周辺部では全く模様は出現しなかった。塗膜のL値は29であった。
比較例4(磁性パール顔料100%)
実施例4の条件で、磁性パール顔料のみを使用し、表2に示すパール顔料の配合比率で塗料を調製し、磁性塗装を行った。磁石を置いた箇所の周辺部で明瞭な模様が出現した。塗膜のL値は5であった。
模様の鮮明性は、実施例6>実施例5>実施例4≒比較例4>比較例3の順に低下する傾向であった。塗膜の明度は、実施例4>実施例5>実施例6>比較例3>>比較例4の順に低下する傾向であった。磁性模様形成塗料として表2に示す塗料を用いる以外は実施例1と同様にして各塗装板を得た。模様の鮮明性と塗膜の明度のバランスの観点からは、これらの処方の中では、実施例6が最も良いと判断できる。一方、非磁性パール顔料のみを使用した場合を基準とした時の色差ΔEは、実施例1<実施例2<実施例3<比較例2の順に悪化した。色相の点では、実施例1の処方が、非磁性パール顔料の色調を阻害する度合いが最も少ない状態で、模様を形成できることがわかった。
Figure 2008012445
実施例7〜9
実施例1〜3で使用した基材の白ABS板を黒ABS板に変更し、実施例1〜3で使用した非磁性パール顔料のカラーストリームT20-03トロピック(メルク社製)の代わりに、メタシャインMC1020NB(日本板硝子社製)を使用し、その他の条件は、実施例1〜3と同一として、実施例1〜3と同様の評価を行ない、表3に示す結果を得た。
比較例5(非磁性パール顔料100%)
実施例7〜9の条件で、非磁性パール顔料のみを使用し、表3に示すパール顔料の配合比率で塗料を調製し、磁性塗装を行った。磁石を置いた箇所の周辺部では全く模様は出現しなかった。塗膜のL値は13であった。
比較例6(磁性パール顔料100%)
実施例7〜9の条件で、磁性パール顔料のみを使用し、表3に示すパール顔料の配合比率で塗料を調製し、磁性塗装を行った。磁石を置いた箇所の周辺部で明瞭な模様が出現した。塗膜のL値は4.2であった。
模様の鮮明性は、実施例9>実施例8>実施例7≒比較例6>比較例5の順に低下する傾向であった。塗膜の明度は、実施例7>実施例9>実施例8>比較例5>比較例6の順に低下する傾向であった。模様の鮮明性と塗膜の明度のバランスの観点からは、これらの処方の中では、実施例9が最も良いと判断できる。一方、非磁性パール顔料のみを使用した場合を基準とした時の色差ΔEは、実施例1<実施例2<実施例3<比較例2の順に悪化した。色相の点では、実施例7の処方が、非磁性パール顔料の色調を阻害する度合いが最も少ない状態で、模様を形成できることがわかった。
Figure 2008012445
本発明に係る模様塗装が施された塗装物は、磁性塗装による模様を形成したあらゆる塗装物に適用可能であり、特に被塗装物がプラスチック製のものに好適である。

Claims (5)

  1. マイカ、アルミナまたはガラスフレークを基材とするフレーク状の粒子であって、その表面が酸化チタン、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化スズ、アルミナ、酸化亜鉛、酸化タンタルから選ばれた1種以上の酸化物と磁性金属材料とで被覆された磁性フレーク粒子(A)と、マイカ、アルミナまたはガラスフレークを基材とするフレーク状の粒子であって、その表面が前記1種以上の酸化物を主成分とする非磁性酸化物で被覆された非磁性フレーク粒子(B)とを共に含有する塗料が塗装された塗装物であって、重量比A/(A+B)が0.1以上0.9以下であり、該塗料を塗装する際に塗膜を流動状態におき、この塗膜に磁場を印加して磁束の強さと方向の制御によって所望の画像を塗膜表面に形成し、次いで該塗膜を非流動化することによって得られる模様を有することを特徴とする、模様塗装が施された塗装物。
  2. 被塗装物の表面に、(1)請求項1に記載の塗膜の層、(2)透明ないし艶消しクリヤーコート層をこの順に順次形成してなることを特徴とする、模様塗装が施された塗装物。
  3. 被塗装物の表面に、(1)金属蒸着膜の層またはスパッタ膜の層、(2)請求項1に記載の塗膜の層、(3)透明ないし艶消しクリヤーコート層をこの順に順次形成してなることを特徴とする、模様塗装が施された塗装物。
  4. 前記磁性金属材料が磁性金属酸化物からなる、請求項1〜3のいずれかに記載の模様塗装が施された塗装物。
  5. 被塗装物がプラスチックからなる、請求項1〜4のいずれかに記載の模様塗装が施された塗装物。
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