JPH04212225A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH04212225A
JPH04212225A JP3024675A JP2467591A JPH04212225A JP H04212225 A JPH04212225 A JP H04212225A JP 3024675 A JP3024675 A JP 3024675A JP 2467591 A JP2467591 A JP 2467591A JP H04212225 A JPH04212225 A JP H04212225A
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conductor
circuit
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Masumi Tabuchi
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    • H03K17/94Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated
    • H03K17/965Switches controlled by moving an element forming part of the switch
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/70Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
    • H01H13/702Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard with contacts carried by or formed from layers in a multilayer structure, e.g. membrane switches
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    • H01H2203/036Form of contacts to solve particular problems
    • H01H2203/054Form of contacts to solve particular problems for redundancy, e.g. several contact pairs in parallel
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器の操作スイッ
チ等に用いられるメンブレンスイッチによるスイッチ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】メンブレンスイッチは、操作部が空隙と
なったスペーサを介して基板上に樹脂パネルを配置し、
この樹脂パネルを押すことにより内部の導体部を短絡さ
せるスイッチである。
【0003】このメンブレンスイッチの一例を図14に
示す。この例では、基板1上と樹脂パネル2の裏面にそ
れぞれ面状の導電パターン3、4が形成されている。従
って、樹脂パネル2が上方より押されると、スペーサ5
によって離れていた導電パターン3、4が互いに接触し
て短絡することによりスイッチがオンとなる。
【0004】また、メンブレンスイッチの他の例を図1
5及び図16に示す。この例では、図15に示すように
基板1上に櫛歯状の2つの導電パターン3、4が互い違
いに形成され、樹脂パネル2の裏面には、図16に示す
ように導電パターン(導電ゴム)6が張り付けられてい
る。従って、樹脂パネル2が上方より押されると、導電
パターン6が導電パターン3、4に接触してこれらを短
絡することによりスイッチがオンとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、メンブレン
スイッチは、接点となる導体の剥離が起こり易く、特に
樹脂パネル2が操作により変形を受けるため、この樹脂
パネル2側の導電パターン4や導電パターン6が剥離し
易い欠点がある。そして、剥離により短絡状態となった
としても、この短絡状態は不安定な場合も多いので、通
常のスイッチ操作との区別が困難である。また、導体部
の剥離により外部への引き出し線との間が断線したとき
には、操作が行われていない場合との区別が不可能とな
る。このため、従来のメンブレンスイッチは、故障が起
こり易く、しかも、この故障判定が容易でないことから
、信頼性を必要とする機器には使用することができない
という問題点があった。
【0006】導体部の剥離により導体部間が短絡すると
、人が気付いていない状態でスイッチがオン動作してし
まうことになる。そのため、スイッチが連続してオンと
なる時間を監視し、オン状態が所定時間(例えば、10
秒)以上継続すると人による通常の操作ではないと判断
して、警報を発する機能を付加しているものがある。 そのような機能を有する従来のスイッチ装置を図17及
び図18を用いて説明する。
【0007】このスイッチ装置では、導電パターン3は
抵抗21を介して定電圧電源に接続され、導電パターン
4は接地されている。導電パターン3と抵抗21の接続
点22はマイクロコンピュータ23に接続されており、
接続点22の電位を検出することによりマイクロコンピ
ュータ23はスイッチがオン状態であるか否かを判断す
る。図18はこのマイクロコンピュータ23によるスイ
ッチ状態読込ルーチンのフローを示している。スイッチ
状態読込ルーチンはタイマ割込により100ミリ秒毎に
呼び出される。先ず、導体パターン3及び4が電気的に
接続されているか否か、即ち、接続点22の電位がLo
wであるか否かが調べられる(ステップS21)。接続
点22の電位がLowでない場合には、マイクロコンピ
ュータ23のカウンタをリセットし(ステップS26)
、メインルーチンに戻る。ステップS21に於いて接続
点22の電位がLowであると、マイクロコンピュータ
23のカウンタを1だけ増す(ステップS22)。 ステップS23で、カウンタの内容が100を越えてい
る(即ち、接続点22の電位が10秒以上継続してLo
wであった)か否かが調べられる。通常の場合は、10
秒以上スイッチが操作されることはないので、ステップ
S24に進む。ステップS24では、カウンタの内容が
2であるか否かが調べられ、2でない場合にはメインル
ーチンに戻り、2であればステップS25に進む。ステ
ップS25に於いて、スイッチが操作された処理が行わ
れる。ステップS23に於いて、カウンタの内容が10
0を越えている(接続点22の電位が10秒以上継続し
てLowであった)場合には、何等かの異常が発生して
いると判断されて警報が発せられる。従って、スイッチ
が操作された後の2回目のスイッチ状態読込ルーチンに
於いて(即ち、オン操作が約0.2秒以上持続すれば)
スイッチのオン処理が行われるが、オン状態が10秒以
上持続すると警報が発せられスイッチの異常が報知され
る。
【0008】メンブレン構造のスイッチに於ける導体部
の剥離による短絡の中には、導体部間の接触が不安定で
あるために、スイッチに震動が加わった時にのみオン状
態になるというものがある。このような短時間の短絡は
、上述のような故障監視では検出することができない。 従って、従来のスイッチでは、異常の検出は不充分であ
った。
【0009】本発明は、上記事情に鑑み、メンブレンス
イッチの信頼性を向上することにより、医療装置等のよ
うな高い信頼性を必要とする電子装置にも使用可能なス
イッチ装置を提供することを目的としている。
【0010】本発明の他の目的は、短時間の短絡に対し
ても確実に異常を検出できる信頼性の高いスイッチ装置
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のスイッチ装置は
、操作部の操作により動作するメンブレン構造のスイッ
チ装置であって、該操作部の非操作時には互いに電気的
に絶縁され、該操作部の操作時には2以上の組み合せが
電気的に接続される3以上の導体部と、該導体部の所定
の組み合せが電気的に接続された場合に、スイッチのオ
ンを出力する出力手段とが備えられており、そのことに
より上記目的が達成される。
【0012】前記出力手段は論理回路とすることもでき
る。
【0013】前記所定の組み合せが電気的に接続された
場合とは、前記導体部の全ての組み合せが電気的に接続
された場合とすることもできる。
【0014】また、本発明の他のスイッチ装置は、操作
部の操作により動作するメンブレン構造のスイッチ装置
であって、該操作部の非操作時には互いに電気的に絶縁
され、該操作部の操作時には2以上の組み合せが電気的
に接続される3以上の導体部と、該導体部の第1の所定
の組み合せが電気的に接続された場合に、スイッチのオ
ンを出力する出力手段と、該導体部の第2の所定の組み
合せが所定時間以上電気的に接続された場合に、警報信
号を発する警報手段とが備えられている。
【0015】前記第1の所定の組み合せが電気的に接続
された場合とは、前記導体部の全ての組み合せが電気的
に接続された場合とすることもできる。
【0016】前記第2の所定の組み合せが電気的に接続
された場合とは、前記導体部の何れか1の組み合せが電
気的に接続された場合とすることもできる。
【0017】前記出力手段は論理回路を備えているよう
にしてもよい。
【0018】本発明の更に他のスイッチ装置は、操作部
の操作により動作するメンブレン構造のスイッチ装置で
あって、該操作部の非操作時には互いに電気的に絶縁さ
れ、該操作部の操作時には2以上の組み合せが電気的に
接続される3以上の導体部と、該導体部の第1の所定の
組み合せが第1の所定時間以上電気的に接続された場合
に、スイッチのオンを出力する出力手段と、該導体部の
第2の所定の組み合せが第2の所定時間以上電気的に接
続された場合に、警報信号を発する警報手段とが備えら
れている。
【0019】前記第1の所定の組み合せが電気的に接続
された場合とは、前記導体部の全ての組み合せが電気的
に接続された場合とすることもできる。
【0020】前記第2の所定の組み合せが電気的に接続
された場合は、前記導体部の何れか1の組み合せが電気
的に接続された場合とすることもできる。
【0021】前記第2の所定時間は前記第1の所定時間
より長くするのが好ましい。
【0022】
【作用】例えば、樹脂パネル側の1つの導体部により基
板側の2つの導体部間が短絡される構造のメンブレンス
イッチの場合には、導体部が3つ設けられ、操作時には
全ての組み合せ(3組)の導体部間が短絡することにな
る。また、樹脂パネル側の2つの導体部が基板側の2つ
の導体部における対向する一方の導体部とのみそれぞれ
短絡する構造のメンブレンスイッチの場合に於いては、
導体部が4つ設けられ、操作時に対向するもの同士の2
つの組み合せの導体部間が短絡することになる。
【0023】メンブレンスイッチの操作部を押すと、対
応する導体部同士がほぼ同時に接触し、導体部間の全て
の組み合せ又は一定の組み合せが直接又は間接的に短絡
することになる。しかし、導体部の剥離により短絡故障
が発生する場合には、操作時に短絡することになる導体
部間の全ての組み合せが全部短絡する可能性は極めて低
い。また、導体部の剥離により引き出し線との間の断線
故障が発生する場合にも、操作時に本来短絡すべき導体
部間の全ての組み合せの短絡が検出不能になる可能性は
極めて低い。
【0024】このため、2以上の組み合せの導体部間が
全て短絡した場合にのみスイッチのオンを出力する論理
手段を備えれば、操作時にのみ確実にオンとなり、メン
ブレンスイッチに短絡故障が発生しても誤ってオンとな
るようなことのないスイッチ装置が得られる。しかも、
同時に短絡すべき導体部間の組み合せの一部のみが短絡
した場合にスイッチのオンを出力する論理手段を備えれ
ば、このオンが瞬間的なものでない限りメンブレンスイ
ッチが短絡故障であると判定することができ、自己診断
機能を持たせることができる。
【0025】また、操作により短絡すべき導体部間の1
つの組み合せでも短絡すればスイッチのオンを出力する
論理手段を備えれば、メンブレンスイッチに断線故障が
発生しても、操作により確実にスイッチをオンにするこ
とができるスイッチ装置が得られる。
【0026】従って、機器の機能に応じて論理手段を適
宜選択して本発明のスイッチ装置を使用すれば、故障時
にも常に安全を保つことができるフェイルセーフを図る
ことが可能となる。
【0027】また、導体部の第1の所定の組み合せが第
1の所定時間以上接続され続けるならば、スイッチのオ
ン操作がなされたものと判断してスイッチのオンを出力
し、導体部の第2の所定の組み合せが第2の所定時間以
上接続され続けるならば、異常状態であると判断して警
報信号を発するようにすれば、短時間の短絡等の異常も
確実に検出することができる。この場合、第2の所定時
間は従来に於ける警報のための所定時間(例えば、10
秒)より充分短くしておく(例えば、0.5秒)のが好
ましい。
【0028】
【実施例】本発明を実施例について以下に説明する。
【0029】図1乃至図7を用いて本発明の一実施例を
説明する。なお、図14乃至図18に示した従来例と同
様の機能を有する構成部材には同じ符号を付している。
【0030】本実施例のスイッチ装置は、図1に示すよ
うに、メンブレンスイッチ10と、メンブレンスイッチ
10の各導体部間の短絡状態を検出する論理手段11と
によって構成されている。
【0031】メンブレンスイッチ10の構成を図2及び
図3に基づいて説明する。絶縁体からなる基板1上には
、図3に示すように、櫛歯状の2つの導電パターン3、
4が互い違いに形成されている。この導電パターン3、
4上には、図2に示すように、絶縁体からなるスペーサ
5が配置されている。スペーサ5は、導電パターン3、
4の形成部に孔等による空隙5aが設けられ、この部分
が操作部を構成している。スペーサ5上には、樹脂パネ
ル2が配置されている。樹脂パネル2は、絶縁体からな
る弾性を有する樹脂シートであり、操作部の裏面側に導
電パターン6が張り付けられている。また、各導電パタ
ーン3、4及び導電パターン6には、導電体による引出
線3a、4a、6aが設けられ、それぞれ外部の端子に
接続されるようになっている。
【0032】メンブレンスイッチ10は、樹脂パネル2
の操作部を上から押すことにより、スペーサ5の空隙5
aを介して離れていた導電パターン3、4と導電パター
ン6とがそれぞれ接触し、これら導電パターン3、4及
び導電パターン6間を短絡することができる。従って、
このメンブレンスイッチ10は、図4に示すような接点
A、Bを有するスイッチ回路と等価となる。
【0033】ここで、導電パターン6等の剥離により短
絡が生じた場合、図4のスイッチ回路における接点A、
Bの何れか一方のみが短絡する可能性が極めて高い。そ
こで、論理手段11を図5に示すようなAND回路11
aによって構成すれば、接点A、Bの両方が短絡した場
合にのみスイッチのオンを出力させることができる。即
ち、導電パターン3と導電パターン6との間の短絡を引
出線3aと引出線6aとを介した端子間の導通状態によ
って検出すると共に、導電パターン4と導電パターン6
との間の短絡を引出線4aと引出線6aとを介した端子
間の導通状態によって検出し、これらの短絡時にハイレ
ベルの論理を出力させて論理手段11のAND回路11
aを通せば、導電パターン3−導電パターン6間及び導
電パターン4−導電パターン6間が共に短絡した場合に
のみスイッチのオンを出力させることができる。なお、
論理手段11は、実際にTTL等の論理回路によって構
成する他、ソフトウエアによって構成することも可能で
あり、以下に示す各論理手段11の場合も同様である。
【0034】この結果、図5に示す論理手段11によれ
ば、操作時にのみ確実にオンとなり、メンブレンスイッ
チ10の短絡故障が発生した場合であっても誤ってオン
となるようなことのないスイッチ装置が得られる。
【0035】論理手段11を図6に示すようなXOR(
排他的論理和)回路11b、11cとOR回路11dに
よって構成すれば、導電パターン3、4及び導電パター
ン6間の3組の導体部間のうち一部だけが短絡した場合
に、スイッチのオンを出力させることができる。従って
、このスイッチのオン状態が所定時間以上継続したこと
を検出すれば、メンブレンスイッチ10が剥離により短
絡故障を発生したと判定することができる。なお、この
スイッチのオン状態が所定時間以上継続する必要がある
のは、操作時にも、接点A、Bが共に短絡する前に瞬間
的に一方のみが短絡する状態が生じるからである。また
、この場合には、メンブレンスイッチ10の操作自体を
例えば図5に示した論理手段11等により別途検出する
必要がある。
【0036】この結果、図6に示す論理手段11によれ
ば、メンブレンスイッチ10に自己診断機能を持たせる
ことができる。
【0037】論理手段11を図7に示すようなOR回路
11eによって構成すれば、例えば導電パターン3又は
導電パターン4の剥離によりこれらの引出線3a又は引
出線4aとの間が断線したとしても、接点A又は接点B
の何れかの短絡を検出してスイッチのオンを出力するこ
とができる。この結果、メンブレンスイッチ10に断線
による故障が発生しても、操作によりスイッチをオンに
することができるスイッチ装置が得られる。
【0038】ただし、この場合は、導電パターン6の剥
離によりこの引出線6aとの間が断線した場合にスイッ
チをオンとすることができない。そこで、このような場
合には、メンブレンスイッチ10を図8に示すような構
成とする。即ち、基板1上に2分割された導電パターン
3、4を形成すると共に、樹脂パネル2の裏面にも、こ
の導電パターン3、4に対向する位置にそれぞれ2分割
された導電パターン7、8を形成する。すると、このメ
ンブレンスイッチ10は、図9に示すようなスイッチ回
路と等価となる。そして、論理手段11を図10に示す
ようなOR回路11fによって構成すれば、樹脂パネル
2側の導電パターン7又は導電パターン8の剥離により
これらの引出線(図示せず)との間が断線したとしても
、接点A又は接点Bの何れかの短絡を検出してスイッチ
のオンを出力することができる。この結果、メンブレン
スイッチ10の何れの導電パターン3、4、7、8の断
線故障が発生しても確実に操作によりスイッチをオンに
することができるスイッチ装置が得られる。
【0039】図11に他の実施例を示す。本実施例のス
イッチ装置は、メンブレンスイッチ12、OR回路15
、AND回路16、及びタイマ17によって構成されて
いる。メンブレンスイッチ12の操作部の構成は前述の
メンブレンスイッチ10のそれと同様であるが、導電パ
ターン3及び4の引出線3a及び4aは抵抗13及び1
4をそれぞれ介して定電圧電源に接続されており、導電
パターン6の引出線6aは接地されている。導電パター
ン3及び4はOR回路15及びAND回路16の入力端
子にそれぞれ接続されている。OR回路15の出力はタ
イマ17のスタート端子に入力されており、AND回路
16の出力はタイマ17のリセット端子に入力されてい
る。また、AND回路16の出力はスイッチ出力として
外部に出力されている。設定時間が経過するとHigh
となるタイマ17のオーバーフロー端子は図外の警報手
段に接続されている。
【0040】このようなスイッチ装置の操作部を押すと
、導電パターン6と導電パターン3及び4とが接触して
それらの間が短絡され、導電パターン3及び4の電位が
Lowになる。しかし、前述のように、実際には導電パ
ターン6は導電パターン3及び4と全く同時に接触する
とは限らないため、導電パターン3及び4が同時にLo
wになるとは限らない。また、導電部間が非接触状態か
ら接触状態になる時、或はその逆に接触状態から非接触
状態になる時には、電位が不安定となることがある。 このような状態は100ミリ秒程度しか持続しないので
、タイマ17の設定時間は0.5〜1.0秒程度とする
のが適当である。従って、導電パターン3及び4の一方
(例えば、導電パターン3)が先にLowになり、その
時点では他方(導電パターン4)がHighのままであ
ることがある。そのような場合には、OR回路15の出
力がHighとなり、タイマ17がカウントを開始する
。操作部の通常の操作による場合には、その後直ちに導
電パターン4がLowになる。従って、AND回路16
の出力がHighになり、タイマ17がリセットされる
と共にスイッチのオン信号が出力される。
【0041】導体の剥離により導電パターン6と導電パ
ターン3又は4の一方(例えば、導電パターン3)とが
接触した場合には、導電パターン3のみがLowになり
、導電パターン4はHighのままとなる。従って、O
R回路15の出力がHighとなり、タイマ17がカウ
ントを開始する。タイマ17の設定時間(例えば、0.
5秒)が経過すると、タイマ17のオーバーフロー端子
がHighになり図外の警報手段が作動して、異常を報
知する。従って、本実施例によれば、短時間の短絡によ
る異常をも検出することができる。
【0042】図12に更に他の実施例を示す。この実施
例では、メンブレンスイッチ12の操作部の構成は前述
のメンブレンスイッチ10のそれと同様であり、導電パ
ターン3及び4、引出線3a及び4a、並びに抵抗13
及び14の構成は図11の実施例のものと同様である。 引出線3a及び4aは適宜のインターフェイス(不図示
)を介してマイクロコンピュータ18にそれぞれ入力さ
れている。マイクロコンピュータ18は、2個のカウン
タ19及び20を備えている。第1のカウンタ19は、
導体パターン3及び4の両方が導電パターン6と接触し
ている時間を計数するカウンタである。第2のカウンタ
20は、導体パターン3及び4の一方のみが導電パター
ン6と接触している時間(即ち、異常である可能性があ
る状態の期間)を計数するカウンタである。
【0043】マイクロコンピュータ18は、タイマ割込
により100ミリ秒毎にスイッチ状態読込ルーチン(図
13)を呼び出す。このスイッチ状態読込ルーチンが呼
び出されると、先ず、導体パターン3及び4の少なくと
も一方の電位がLowであるか否かが調べられる(ステ
ップS1)。導体パターン3及び4の両方がHighで
ある場合(即ち、操作部の操作が行われておらず、短絡
も起こっていない場合)には、第1のカウンタ19がリ
セットされ(ステップS10)、処理はメインルーチン
に戻る。ステップS1に於いて、導体パターン3及び4
の少なくとも一方の電位がLowである場合には、第2
のカウンタ20をカウントアップし(ステップS2)、
続いて第2のカウンタ20の内容が5より大きいか否か
が調べられる(ステップS3)。第2のカウンタ20の
内容が5より大きい(導体パターン3及び4の一方のみ
が導電パターン6と0.5秒以上接触していた)場合に
は、異常状態が発生していると判断され、異常処理ルー
チンが呼び出される。第2のカウンタ20の内容が5よ
り小さい場合、処理はステップS4に進む。ステップS
4に於いては、導体パターン3及び4の両方の電位がど
ちらもLowであるか否かが調べられる。操作部が操作
されていない場合には、導体パターン3及び4の両方の
電位はHighであるので、このルーチンは終了し、メ
インルーチンに戻る。操作部が正常に操作された場合に
は、導電パターン6は導体パターン3及び4の両方に接
触するようになるので、導体パターン3及び4の両方の
電位はLowとなる。従って、第1のカウンタ19の内
容をカウントアップし(ステップS5)、第2のカウン
タ20をリセットする(ステップS6)。次に、第1の
カウンタ19の内容が2であるか否かを調べ(ステップ
S7)、YESであればスイッチのオン処理が行われる
(ステップS8)。従って、操作部の正常な操作が約0
.2秒以上継続すると、スイッチオンとなる。操作部を
10秒以上押し続けると、ステップS9から異常処理ル
ーチンに進み、異常が報知される。
【0044】このように本実施例では、導体パターン3
及び4の両方が導電パターン6と0.2秒以上継続して
接触するとスイッチのオン処理がなされ、導電パターン
6と導体パターン3及び4の一方のみとが0.5秒以上
継続して接触すると異常が報知される。従って、震動に
よる短時間の短絡という異常が発生した場合にも異常を
検出できるので、信頼性の高めることができる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明の
スイッチ装置は、メンブレンスイッチの故障発生時にも
機器のフェイルセーフを図ることができるので、高い信
頼性が必要とされる医療機器等にも使用することが可能
となる。また、自己診断機能により異常を確実に検出で
きるので、信頼性がより高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】その実施例のメンブレンスイッチの縦断面図で
ある。
【図3】そのメンブレンスイッチの構造を説明するため
の説明図である。
【図4】そのメンブレンスイッチの等価回路図である。
【図5】図1の実施例の出力手段の例を説明するための
論理回路図である。
【図6】図1の実施例の出力手段の他の例を説明するた
めの論理回路図である。
【図7】図1の実施例の出力手段の更に他の例を説明す
るための論理回路図である。
【図8】本発明の他の実施例に於けるメンブレンスイッ
チの縦断面図である。
【図9】そのメンブレンスイッチの等価回路図である。
【図10】図9の実施例の出力手段の例を説明するため
の論理回路図である。
【図11】本発明の他の実施例の回路図である。
【図12】本発明の更に他の実施例の回路図である。
【図13】その実施例のフローチャートである。
【図14】従来例に於けるメンブレンスイッチの縦断面
図である。
【図15】そのメンブレンスイッチの構造を説明するた
めの説明図である。
【図16】他の従来例に於けるメンブレンスイッチの縦
断面図である。
【図17】更に他の従来例の回路である。
【図18】その従来例のフローチャートである。
【符号の説明】
3、4、7、8  導電パターン(導体部)6  導電
パターン(導体部) 10  メンブレンスイッチ 11  論理手段 17  タイマ 18  マイクロコンピュータ 19、20  カウンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作部の操作により動作するメンブレン構
    造のスイッチ装置であって、該操作部の非操作時には互
    いに電気的に絶縁され、該操作部の操作時には2以上の
    組み合せが電気的に接続される3以上の導体部と、該導
    体部の所定の組み合せが電気的に接続された場合に、ス
    イッチのオンを出力する出力手段とが備えられたスイッ
    チ装置。
  2. 【請求項2】操作部の操作により動作するメンブレン構
    造のスイッチ装置であって、該操作部の非操作時には互
    いに電気的に絶縁され、該操作部の操作時には2以上の
    組み合せが電気的に接続される3以上の導体部と、該導
    体部の第1の所定の組み合せが電気的に接続された場合
    に、スイッチのオンを出力する出力手段と、該導体部の
    第2の所定の組み合せが所定時間以上電気的に接続され
    た場合に、警報信号を発する警報手段とが備えられたス
    イッチ装置。
  3. 【請求項3】操作部の操作により動作するメンブレン構
    造のスイッチ装置であって、該操作部の非操作時には互
    いに電気的に絶縁され、該操作部の操作時には2以上の
    組み合せが電気的に接続される3以上の導体部と、該導
    体部の第1の所定の組み合せが第1の所定時間以上電気
    的に接続された場合に、スイッチのオンを出力する出力
    手段と、該導体部の第2の所定の組み合せが第2の所定
    時間以上電気的に接続された場合に、警報信号を発する
    警報手段とが備えられたスイッチ装置。
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