JP3124196B2 - 故障検出機能付きスイッチ回路 - Google Patents

故障検出機能付きスイッチ回路

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JP3124196B2
JP3124196B2 JP06275828A JP27582894A JP3124196B2 JP 3124196 B2 JP3124196 B2 JP 3124196B2 JP 06275828 A JP06275828 A JP 06275828A JP 27582894 A JP27582894 A JP 27582894A JP 3124196 B2 JP3124196 B2 JP 3124196B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチの故障検出機
能が極めて重要である航空機,宇宙船,船,自動車,車
両,工作機械,ロボット,プラント,産業機械などの故
障検出機能付きスイッチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチの故障検出機能が極めて重要で
ある航空機,宇宙船,工作機械,ロボット等において
は、従来、一般に図13に示すように、2つのスイッチ
回路を並列接続してなるスイッチの多重化によって、ス
イッチの故障検出を行う手段が採られている。しかしな
がら、このような手段によれば、故障検出はできるので
あるが、スイッチが2個以上必要になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】また、図14に示すよ
うなスイッチ回路も、従来、同一目的に使用されてい
る。これによれば、端子Aの出力電圧をモニターする場
合、端子Aの電圧が高くなっていることでスイッチ1が
端子A側に倒れていることを認識し、端子Aの出力電圧
をモニターランプ7で取り出すことで電気的にモニター
できるのである。しかしながら、このような手段におい
ては、端子Aが故障して導通しない場合は、端子Aの出
力電圧は変化せず、スイッチが端子A側に倒れているこ
とを電気的に認識することができない。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、スイッチの可動片が接点に接触しても、可動
片と接点とが導通しないようなスイッチの故障の有無を
検出することが可能な信頼性の大きい故障検出機能付き
スイッチ回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、一
端が接地された直流電源の他端に可動接片の支点が接続
されその自由端が接点A,Bのいずれか一方に接触する
スイッチと、一端がそれぞれ同接点A,Bに接続され他
端がそれぞれEXOR回路の両入力端子に接続されると
ともに中間部がそれぞれ抵抗Rを経て接地された同EX
OR回路の2入力線とを具えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】このような構成によれば、図1に示すように、
いまスイッチ1が接点A側に倒れているとする。接点A
が故障により導通していないとすると、EXOR回路5
の入力端子A´は抵抗RA を経由してグラウンドに接続
されているからLOWになる。このとき入力端子B´に
もLOW信号が入力されるからEXOR回路5の出力9
はLOWになる。接点Bについても同様である。したが
って、本発明装置では、EXOR出力9がLOWになっ
たときスイッチが故障して非導通となっていることを認
識することができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
図1はスイッチ自体の故障検出機能を説明する原理図で
あり、図2〜図12はそれぞれその各種機器における適
用例を示す全体回路図である。
【0008】まず、図1原理図において、スイッチ1が
接点Aの端子側に当接しており、いま接点Aが故障によ
り導通していないとする。そうすると、EXOR回路5
の入力端子A´は抵抗RA を経由してアースされている
のでLOWになる。このとき、入力端子B´にもLOW
信号が入力するので、EXOR5の出力9はLOWにな
る。このEXOR5の出力9のLOWによりスイッチ接
点Aの故障、つまり、接点Aが導通していないことが検
出できる。以下、図1の原理を種々の機器に適用した実
施例を示し、図1の記号と同一の記号はそれぞれ同図の
記号と同一の部材を示す。
【0009】次に、図2は本発明スイッチ回路をマイク
ロスイッチ12に適用し、故障検出結果をコンピュータ
ーの入力端子13に入力している例を示す。
【0010】図3は本発明スイッチ回路を圧力スイッチ
14に適用し、故障検出結果をコンピューターの入力端
子13に入力している例を示す。
【0011】図4は航空機の車輪制御に応用した例を示
し、車輪が下りたときの表示異常が、事実、車輪が下り
ていないのか?,スイッチの異常なのか?の別をパイロ
ットに知らせる。
【0012】図5は図1をロケットの切離し装置に適用
した実施例を示し、ロケットのコンピューターがスイッ
チ異常か?,切離し異常か?の別を判断することができ
る。
【0013】図6は図1の回路を船のクレーン操作に応
用した例を示し、クレーンがフルストロークしていない
か?,スイッチが異常か?を操作者が判断することがで
きる。
【0014】図7は図3の実施例を自動車の油圧モニタ
ーランプに適用した実施例を示し、ドライバーは油圧異
常なのか?,圧力スイッチ異常なのか?を区別できる。
航空機でも同様に実施できる。
【0015】図8は電車のドアに適用した実施例を示
し、運転員はドアが締まっていないか?,スイッチ異常
か?の別を判断できる。
【0016】図9は工作機械のベルトコンベヤに適用し
た例を示し、操作員はコンベヤ上に物が来ていないのか
?,スイッチが異常なのか?の別を判断できる。
【0017】図10は図3を油圧ロボットの安全装置に
適用した例を示し、安全装置が油圧異常なのか?,スイ
ッチ異常なのか?の別を判断できる。
【0018】図11は図10をプラントに応用した例を
示す。
【0019】図12は産業機械(昇降機)に図1原理図
を適用した例を示し、操作者は遠隔から昇降機又はスイ
ッチの異常を認識できる。
【0020】
【発明の効果】上記各実施例について述べたとおり、本
発明では、スイッチ故障が生じたとき、故障信号を発
し、操作者にスイッチの故障を通報し、故障信号を電気
的に発生する。ちなみに、図14に示した従来のスイッ
チにおいては、接点A6が導通になったときモニターラ
ンプ7が点灯し、人間は接点A6が導通になったことを
認識する。しかし接点A6が故障し、電流が流れないと
きは、モニターランプ7は点灯せず、人間はスイッチが
接点A6側になっていることを認識できないのである。
【0021】要するに本発明によれば、一端が接地され
た直流電源の他端に可動接片の支点が接続されその自由
端が接点A,Bのいずれか一方に接触するスイッチと、
一端がそれぞれ同接点A,Bに接続され他端がそれぞれ
EXOR回路の両入力端子に接続されるとともに中間部
がそれぞれ抵抗Rを経て接地された同EXOR回路の2
入力線とを具えたことにより、スイッチの可動片が接点
に接触しても、可動片と接点とが導通しないようなスイ
ッチの故障の有無を検出することが可能な信頼性の大き
い故障検出機能付きスイッチ回路を得るから、本発明は
産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスイッチ自体の故障検出機能の原
理を示すスイッチ回路図である。
【図2】本発明をコンピューターのマイクロスイッチに
適用した第1実施例を示す全体回路図である。
【図3】本発明をコンピューターの圧力スイッチに適用
した第2実施例を示す全体回路図である。
【図4】本発明を航空機の車輪制御に適用した第3実施
例を示す全体回路図である。
【図5】本発明をロケットの切り離し装置に適用した第
4実施例を示す全体回路図である。
【図6】本発明を船舶のクレーン操作に適用した第5実
施例を示す全体回路図である。
【図7】本発明を自動車の油圧モニターランプに適用し
た第6実施例を示す全体回路図である。
【図8】本発明を電車のドア開閉装置に適用した第7実
施例を示す全体回路図である。
【図9】本発明を工作機械のベルトコンベヤに適用した
第8実施例を示す全体回路図である。
【図10】本発明を油圧ロボットの安全装置に適用した
第9実施例を示す全体回路図である。
【図11】本発明を図9のプラントに適用した第10実
施例を示す全体回路図である。
【図12】本発明を昇降機に適用した第11実施例を示
す全体回路図である。
【図13】従来の故障検出機能付きスイッチの回路図で
ある。
【図14】図13とは異なる従来の故障検出機能付きス
イッチの回路図である。
【符号の説明】
1 スイッチ 1a 可動接片 2 直流電源 3 抵抗RA 4 抵抗RB 5 EXOR回路 6 接点A 7 モニターランプ 8 入力 9 出力(端) 10 入力 11 接点B 12 マイクロスイッチ 13 コンピューター入力端子 14 圧力スイッチ A′ 入力端子 B′ 入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 9/54 G01R 31/00 H03K 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が接地された直流電源の他端に可動
    接片の支点が接続されその自由端が接点A,Bのいずれ
    か一方に接触するスイッチと、一端がそれぞれ同接点
    A,Bに接続され他端がそれぞれEXOR回路の両入力
    端子に接続されるとともに中間部がそれぞれ抵抗Rを経
    て接地された同EXOR回路の2入力線とを具えたこと
    を特徴とする故障検出機能付きスイッチ回路。
JP06275828A 1994-10-14 1994-10-14 故障検出機能付きスイッチ回路 Expired - Fee Related JP3124196B2 (ja)

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