JPH04210975A - オキサゾール化合物 - Google Patents

オキサゾール化合物

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JPH04210975A
JPH04210975A JP3032301A JP3230191A JPH04210975A JP H04210975 A JPH04210975 A JP H04210975A JP 3032301 A JP3032301 A JP 3032301A JP 3230191 A JP3230191 A JP 3230191A JP H04210975 A JPH04210975 A JP H04210975A
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左右田 隆
Iwao Yamazaki
山崎 巖
Yu Momose
百瀬 祐
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Takeda Chemical Industries Ltd
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    • C07D263/02Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings
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    • C07D263/32Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to ring carbon atoms
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00011
【産業上の利用分野]この発明はオキサゾール化合物に
関する。さらに詳しくは骨量減少抑制作用及び骨量増加
作用を有するオキサゾール化合物に関する。従ってこの
発明化合物は骨粗鬆症を含む代謝性骨疾患治療剤として
用いることができる。 [0002] 【従来の技術】代謝性骨疾患治療剤として種々の化合物
が製造されている(米国特許第4,596,816号。 同第4,774,253号、同第4,775,687号
および特開昭61−282369号)。 [0003]
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記化合物は
活性及び副作用の点でまだ十分なものとはいえない。−
方、4,5−ジアリールオキサゾール−2−脂肪酸誘導
体が、抗炎症作用を有することが知られている(米国特
許第3,578,671号、特公昭49−38268号
参照)。また、本発明者らの一部は4−アリールオキサ
ゾールの2位に置換基を有する化合物が血糖低下作用お
よび耐糖能作用を有することを見出した。 [0004]今回、4−アリールオキサゾールの2位お
よび5位に置換基を有する化合物を製造して鋭意研究し
た結果、骨量減少抑制作用および骨量増加作用を有する
化合物が見出された。 [0005]
【課題を解決するための手段】この発明は式(I):

化3】 (I) [式中、Aは式−CH20R2(R2は水素原子、置換
されていてもよい炭化水素残基、置換されていてもよい
複素環基またはアシル基を示す)で表わされる基または
アルデヒド基を、Bは置換されていてもよいフェニル基
を、R1は水素原子または置換されていてもよいアルキ
ル基を、nはOから6の整数を示す。ただし、nが2の
場合、R1は置換されていてもよいアルキル基を示す。 ]で表わされるオキサゾール化合物またはその塩及び式
(I’):
【化4】 (I′) [式中、A′は式−CR20R2(R2は水素原子、置
換されていてもよい炭化水素残基、置換されていてもよ
い複素環基またはアシル基を示す)で表わされる基、ア
ルデヒド基またはエステル化もしくはアミド化されてい
てもよいカルボキシル基を、Bは置換されていてもよい
フェニル基を、R1は水素原子または置換されていても
よいアルキル基を、nは0から6の整数を示す]で表わ
されるオキサゾール化合物またはその塩を含有すること
を特徴とする骨粗鬆症を含む代謝性骨疾患治療剤を提供
するものである。 [0006]上記一般式(I) 、 (I’ )中、B
で示される置換されていてもよいフェニル基における置
換基としては、例えば、ハロゲン原子、ニトロ基、シア
ノ基、置換されていてもよいアルコキシ基、置換されて
いてもよいアルキル基などが挙げられ、これらの置換基
は同一または異なって1〜4個、好ましくは1〜2個ベ
ンゼン環上に置換していてもよい。ここにおいて、ハロ
ゲン原子の例としてはフッ素、塩素、臭素及びヨウ素が
挙げられ、とりわけフッ素及び塩素が好ましい。 [0007]置換されていてもよいアルコキシ基におけ
るアルコキシ基は、好ましくは、炭素数1〜10の直鎖
もしくは分枝状のアルコキシ基、例えばメトキシ、エト
キシ、プロポキシ、ブトキシ、tert−ブトキシ、ペ
ンチルオキシ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシ、ノニ
ルオキシなどが挙げられる。 [0008]置換されていてもよいアルキル基における
アルキル基としては、好ましくは炭素数1〜10の直鎖
もしくは分枝状アルキル基、例えばメチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、5ec−
ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、
ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル
またはデシルなど、及び炭素数3〜7の環状アルキル基
、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロヘキシ
ルまたはシクロヘプチルなどが挙げられる。上記置換さ
れたアルコキシ基及び置換されたアルキル基における置
換基としては、たとえばハロゲン(例、フッ素、塩素、
臭素、ヨウ素など)、水酸基、炭素数1〜6のアルコキ
シ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロ
ポキシ、ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシな
ど)などが挙げられ、これらの置換基の数は同一または
異なって1〜3個が好ましい。 [0009]置換されたアルコキシ基の具体例としては
例えばトリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、2
、 2. 2−トリフルオロエトキシ、1,1−ジフル
オロエトキシ、■、1−ジフルオロプロポキシ、2,2
゜3.3−テトラフルオロブトキシなどが挙げられる。 置換されたアルキル基の具体例としては、例えばトリフ
ルオロメチル、トリフルオロエチル、ジフルオロメチル
、トリクロロメチル、ヒドロキシメチル、1−ヒドロキ
シエチル、2−ヒドロキシエチル、メトキシメチル、エ
トキシメチル、1−メトキシエチル、2−メトキシエチ
ル、2,2−ジメトキシエチル、2,2−ジェトキシエ
チルなどが挙げられる。 [00101R1で示される置換されていてもよいアル
キルとしては炭素数1〜10の直鎖状、分枝状、環状の
いずれでもよく、例えばメチル、エチル、プロピル。 イソプロピル、ブチル、イソブチル、 5ec−ブチル
、 tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオ
ペンチル。 ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシルなどの
ほかシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル。 シクロヘキシル、シクロヘプチルなどがあげられる。上
記R1で示される置換されていてもよいアルキルにおけ
る置換基としては、 たとえばハロゲン(例、フッ素。 塩素、臭素、ヨウ素等)、水酸基、炭素数1〜6のアル
コキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプ
ロポキシ、ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ
等)などがあげられ、これらの置換基の数は同一または
異なって1〜3個が好ましい。 [0011]R1について置換されたアルキルの具体例
としては、例えばトリフルオロメチル、トリフルオロエ
チル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、ヒドロキ
シメチル、メトキシメチル、1−ヒドロキシエチル。 2−ヒドロキシエチル、メトキシメチル、エトキシメチ
ル、1−メトキシエチル、2−メトキシエチル、2,2
ジメトキシエチル、2,2−ジェトキシエチルなどがあ
げられる。 [00121R2で示される置換されていてもよい炭化
水素残基における炭化水素残基としては、アルキル基、
アラルキル基、アルケニル基、芳香族基などがあげられ
、上記アルキル基としては、炭素数1〜10の直鎖状、
分枝状、環状いずれでもよく、例えばメチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、5eC
−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル
、ネオペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニ
ル、デシルなどのほかシクロプロピル、シクロブチル、
シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルなど
が挙げられる。 [0013]上記アラルキル基としてはフェニル−C1
−4アルキル(例、ベンジル、フェネチル、3−フェニ
ルプロピルなど)が挙げられる。 [0014]上記アルケニル基としては炭素数2〜10
のものが好ましく、例えばアリル(allyl)、ビニ
ル、クロチル、2−ペンテン−1−イル、3−ペンテン
−1イル、2−ヘキセン−1−イル、3−ヘキセン−1
−イル、2−シクロへキセニル、2−シクロペンテニル
、2−メチル−2−プロペン−1−イル、3−メチル−
2ブテン−1−イルなどが挙げられる。 [0015]上記芳香族基としては、例えば、フェニル
、ナフチル、アントリルおよびフェナントリルなどのC
6−14アリール基が挙げられる。 [0016]R2で示される置換されていてもよい複素
環基における複素環としては、例えば1個の硫黄原子、
窒素原子または酸素原子を含む5〜7員複素環、2〜4
個の窒素原子を含む5〜6員複素環、1〜2個の窒素原
子および1個の硫黄原子または酸素原子を含む5〜6員
複素環が挙げられ、これらの複素環は2個以下の窒素原
子を含む6員環、ベンゼン環または1個の硫黄原子を含
む5員環と縮合していてもよい。 [0017]上記の複素環基の具体例としては、例えば
、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、ピリミ
ジル、ピラジニル、ピリダジニル、ピラゾリル、イミダ
ゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、オキサシリル、
イソオキサシリル、ピリド[2,3−d]ピリミジル、
ベンゾピラニル、■、8−ナフチリジル、■、5ナフチ
リジル、1,6−ナフチリジル、1,7−ナフチリジル
、キノリル、チェノ[2,3−b]ピリジル、テトラゾ
リル、チアジアゾリル、オキサジアゾリル、トリアジニ
ル、トリアゾリル、チエニル、ピロリル、ピロリニル、
フリル、ピロリジニル、ベンゾチエニル、インドリル、
イミダゾリジニル、ピペリジル、ピペリジノ、ピペラジ
ニル、モルホリニル、モルホリノなどが挙げられる。 [00181R2で示されるアシル基としては上記R2
で示される炭化水素残基とカルボニル基またはスルホニ
ル基と結合したものが挙げられる。 (0019]A’で示されるエステル化されたカルボキ
シル基としては、たとえば式−COOR3(R3はエス
テル残基を示す。)で表わされる基などである。 [0020]R3で示されるエステル残基としてはR2
で示した置換されていてもよい炭化水素残基または置換
されていてもよい複素環基が挙げられ、これらはハロゲ
ン、C1−4アルコキシなどで同一または異なって1〜
3個置換されていてもよい。 [0021]A’で示されるアミド化されたカルボキシ
ル基としては、たとえば式: −Co−N(R4)(R
5) (R4、R5は同一または異なって水素または置
換されていてもよい炭化水素残基または置換されていて
もよい複素環基を示す。)で表わされる基などである。 [0022]R4またはR5で示される置換されていて
もよい炭化水素残基または置換されていてもよい複素環
基としてはR2で示した置換されていてもよい炭化水素
残基または置換されていてもよい複素環基が挙げられ、
これらはハロゲン、C1−4アルコキシなどで1〜3個
置換されていてもよい。 [0023] R2,R3,R4またはR5について、
置換されていてもよい炭化水素残基として例示した置換
されていてもよいアルキル基における置換基としては、
たとえばハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ
素など)、水酸基、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素
数1〜6のアルキル基または炭素数1〜10のアシル基
で置換されていてもよいアミノ基(例、ジメチルアミノ
、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、アセチルアミノ
、プロピオニルアミノ、ベンゾイルアミノなど)、炭素
数1〜6のアルキル基で置換されていてもよいカルバモ
イル基(例、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモ
イル、ジプロピルカルバモイルなど)、炭素数1〜6の
アルコキシカルボニル基(例、メトキシカルボニル、エ
トキシカルボニル、プロポキシカルボニルなど)、上記
した複素環などが挙げられる。 [0024] R2,R3,R4またはR5について置
換されたアルキル基の具体例としては、たとえばトリフ
ルオロメチル、トリフルオロエチル、ジフルオロメチル
、トリクロロメチル、2−ヒドロキシエチル、2−メト
キシエチル、2−エトキシエチル、2,2−ジメトキシ
エチル、2,2−ジェトキシエチル、2−ピリジルメチ
ル、3−ピリジルメチル、4−ピリジルメチル、2−(
2チエニル)エチル、3−(3−フリル)プロピル、2
モルホリノエチル、3−ピロリルブチル、2−ピペリジ
ノエチル、2− (N、N−ジメチルアミハエチル、2
(N−メチル−N−エチルアミノ)エチル、2(N、 
N−ジイソプロピルアミカニチル、5−(N。 N−ジメチルアミハエチル、N、 N−ジメチルカルバ
モイルエチル、N、 N−ジメチルカルバモイルペンチ
ル、エトキシカルボニルメチル、イソプロポキシカルボ
ニルエチル、tert−ブトキシカルボニルプロピルな
どが挙げられる。 [0025] R2,R3,R4またはR5で示される
置換されていてもよい炭化水素残基として例示した置換
されていてもよいアラルキル基における置換基としては
、例えばハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素な
ど)、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のア
ルキル基、上記したハロゲンで置換されたハロゲン化C
1−6アルキル基(例、トリフルオロメチル、ジフルオ
ロメチル、2. 2. 2−トリフルオロエチル、2.
 2. 2−トリクロロエチルなど)、炭素数1〜6の
アルキルまたは炭素数1〜10のアシルで置換されてい
てもよいアミノ基(例、メチルアミノ、ジメチルアミノ
、ジエチルアミノ、ジブチルアミノ、プロピオニルアミ
ノ、アセチルアミノ、ベンゾイルアミノなど)などが挙
げられる。 [0026] R2,R3,R4またはR5について、
置換されたアラルキル基の具体例としては、例えば、4
−クロロベンジル、3−(2−フルオロフェニル)プロ
ピル、3−メトキシベンジル、3,4−ジメトキシフェ
ネチル、4−エチルベンジル、4−(3−トリフルオロ
メチルフェニル)ブチル、4−アセチルアミノベンジル
、4ジメチルアミノフエネチルなどが挙げられる。 [0027] R2,R3,R4またはR5で示される
置換されていてもよい炭化水素残基として例示した置換
されていてもよい芳香族基における置換基としては、例
えばハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)
、炭素数1〜6のアルキル、上記したハロゲンで置換さ
れた炭素数1〜6のハロアルキル、水酸基、炭素数1〜
6のアルコキシ、炭素数1〜10のアシル、炭素数1〜
6のアルキルもしくは炭素数1〜10のアシルで置換さ
れていてもよいアミノ(例、ジメチルアミノ、ジエチル
アミノ、ジプロピルアミノ、アセチルアミノ、プロピオ
ニルアミノ、ベンゾイルアミノなど)、炭素数1〜6の
アルキルで置換されていてもよいカルバモイル(例、ジ
メチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル、ジプロピ
ルカルバモイルなど)、炭素数1〜6のアルコキシカル
ボニル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル
、プロポキシカルボニルなど)、上記した複素環などが
挙げられる。 [0028] R2,R3,R4またはR5について置
換された芳香族基の具体例としては、たとえば4−クロ
ロフェニル、4−シクロへキシルフェニル、5. 6.
 7. 8テトラヒドロ−2−ナフチル、3−トリフル
オロメチルフェニル、4−ヒドロキシフェニル、3.4
. 5−トリメトキシフェニル、6−メドキシー2−ナ
フチル、4(4−クロロベンジルオキシ)フェニル、3
,4−メチレンジオキシフェニル、4− (2,2,2
−トリフルオロエトキシ)フェニル、4−プロピオニル
フェニル、4−シクロヘキサンカルボニルフェニル、4
−ジメチルアミノフェニル、4−ベンゾイルアミノフェ
ニル、4ジエトキシカルバモイルフエニル、4−ter
t−ブトキシカルボニルフェニルなどが挙げられる。 [0029] R2,R3,R4またはR5で示される
置換されていてもよい複素環基における置換基としては
、たとえばハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素
など)、炭素数1〜6のアルキル、上記したハロゲンで
置換された炭素数1〜6のハロアルキル、水酸基、炭素
数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜10のアシル、炭素
数1〜6のアルキルまたは炭素数1〜10のアシルで置
換されていてもよいアミノ(例、ジメチルアミノ、ジエ
チルアミノ、ジプロピルアミノ、アセチルアミノ、プロ
ピオニルアミノ、ベンゾイルアミノなど)、炭素数1〜
6のアルキルで置換されていてもよいカルバモイル(例
、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル、ジプ
ロピルカルバモイルなど)、炭素数1〜6のアルコキシ
カルボニル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボ
ニル、プロポキシカルボニルなど)、上記した複素環基
などが挙げられる。 [00301R2,R3,R4またはR5について置換
された複素環基の具体例としては、例えば5−クロロ−
2ピリジル、3−メトキシ−2−ピリジル、5−メチル
2−ベンゾチアゾリル、5−メチル−4−フェニル−2
チアゾリル、3−フェニル−5−イソオキサシリル、4
−(4−クロロフェニル)−5−メチル−2−オキサシ
リル、3−フェニル−1,2,4−チアジアゾール5−
イル、5−メチル−1,3,4−チアジアゾール2−イ
ル、5−アセチルアミノ−2−ピリミジル、3メチル−
2−チエニル、4,5−ジメチル−2−フラニル、4−
メチル−2−モルホリニルなどが挙げられる。 [00311本発明の目的化合物は、例えば次のいずれ
かの方法で製造できる。ここで用いる原料化合物は公知
もしくは自体公知の方法で製造することができる。 A法
【化5] [上記式中、R’、 Bおよびnは前記と同義を、R6
は低級アルキル基またはアラルキル基を、Xは脱離基を
それぞれ示す] [00321B法 工程上 【化6] 工程卒 【化7】 [上記式中の記号は前記と同義を示す][0033]C
【化8】 工程1 工程2 [上記式中の記号は前記と同義を示す][0034]D
【化9】 [上記式中の記号は前記と同義を示す][0035]旦
【化10】 [上記式中の記号は前記と同義を示す]。 [00361F法
【化11] [上記式中の記号は前記と同義を示す]。 [0037]G法 【化12】 [上記式中の記号は前記と同義を示す]。 [0038]旦抹
【化13】 [上記式中の記号は前記と同義を示す]。 [0039]士法
【化14】 [上記式中Bは前記と同義を、R7は炭化水素残基を示
す]。 [0040]丈法
【化15】 [上記式中の記号は前記と同義を示す]。 [00411に法
【化16] 工程1 工程2 [上記式中の記号は前記と同義を示す]上記式中R7で
示される炭化水素残基は前記R2,R3,R4およびR
5で例示されたものと同様の炭化水素残基をそれぞれ示
す。Xで示される脱離基としてはハロゲン(例、塩素。 臭素またはヨウ素)またはスルホニルオキシ(例、メシ
ルオキシ、トシルオキシ、ベンゼンスルホニルオキシな
ど)が挙げられる。R6で示される低級アルキル基とし
てはメチル、エチル、プロピル、ブチル等が挙げられる
。以下に個々の製造法について詳述する。 [0042]A法 化合物(II)またはその塩に、ジカルボン酸モノアミ
ド(III)を反応させて化合物(I−1)またはその
塩を製造する。反応は無溶媒または不活性溶媒中で行わ
れる。不活性溶媒としては、例えば、トルエン、キシレ
ン、ピリジン、1,2−ジクロロエタン、1. 1. 
2゜2−テトラクロロエタン、N、 N−ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキシドなどが挙げられる。反
応温皮は約30〜200℃、好ましくは60〜150℃
で、反応時間は約30分〜10時間である。化合物(I
II)の使用量は、化合物(II)またはその塩1モル
に対して約1〜10モル、好ましくは約1.5〜4モル
である。 [00431B法 工程↓ まず化合物(IV)またはその塩をジカルボン酸モノハ
ライド(V)でアシル化して化合物(VI)またはその
塩を製造する。アシル化反応は自体公知の方法で行なう
ことができる。例えば、不活性溶媒中で行われる。この
反応は塩基の存在下に行ってもよい。この反応に用いら
れる不活性溶媒としては、例えば、クロロホルム、ジク
ロロメタン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、水ある
いはこれらの混合物などが挙げられる。また塩基として
は例えば、トリエチルアミン、ピリジン、N−メチルモ
ルホリン、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭
酸ナトリウムまたは炭酸カリウムなどが挙げられる。こ
の際、トリエチルアミンやピリジンは溶媒を兼ねて用い
てもよい。反応温皮は約−10〜+50℃であり、反応
時間は約10分〜5時間である。化合物(V)またはそ
の塩の使用量は化合物(m 1モルに対して約1〜1.
2モルである。 工程卒 化合物(VI)またはその塩は環化反応により化合物(
■−1)またはその塩に変換される。化合物(I−1)
またはその塩は、化合物(VI)またはその塩を窒素含
有環化剤、例えば尿素またはアンモニアで環化すること
によって製造できる[ジャーナルオブ オーガニック 
ケミストリー(J、 Org、 Chem、) 、 2
5巻、 1151頁参照]。アンモニアを使用する場合
には、アンモニウム塩、例えば、酢酸中アセテートの形
であることが好ましい。この反応は工程1の不活性溶媒
中で行われる。窒素含有環化剤は化合物(VI)または
その塩に対して約0.5〜10モル用いられる。反応温
度は約10〜150℃であり、反応時間は約30分〜6
時間である。 [00441C法 工程1 本性ではまず化合物(VII)またはその塩をジカルボ
ン酸モノハライド(V)でアシル化して化合物 (VI
II)またはその塩を製造する。本工程はB法工程1と
同様に行なわれる。 [0045]工程卒 化合物(VIII)またはその塩は脱水閉環反応により
化合物(I−1)またはその塩を製造する。本工程は、
五塩化リン、オキシ塩化リン、無水リン酸等の脱水剤の
存在下溶媒中あるいは溶媒なしで行なわれる。この反応
に用いられる溶媒としては例えば、ベンゼン、トルエン
、キシレン、クロロホルム、ジクロロメタン、テトラヒ
ドロフランなどが挙げられる。脱水剤の使用量は化合物
(VIII)に対して1〜10当量、好ましくは1〜3
当量である。反応温度は0〜150℃であり、反応時間
は10分〜10時間である。 [0046]D法 A法、B法で製造した化合物(I−1)またはその塩を
加水分解反応に付し化合物(I−2)またはその塩を製
造する。この加水分解反応は常法に従い、酸または塩基
の存在下含水溶媒中で行われる。溶媒としては、例えば
メタノール、エタノールなどのアルコール類、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、N、 N−
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセト
ンなどと水の混合溶媒を適宜用いることができる。塩基
としては例えば炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、ナトリ
ウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムte
rt、−ブトキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化リチウムなどが用いられる。酸としては、例
えば、塩酸、硫酸、酢酸、臭化水素酸などが用いられる
。酸または塩基は化合物(I−1)またはその塩に対し
て過剰(塩基;約1.2〜6当量、酸:約2〜50当量
)に用いることが好ましい。反応温度は通常、約−20
〜+150℃、好ましくは約−10〜+100℃であり
、反応時間は約10分〜20時間である。 [0047]田 化合物(I−2)またはその塩をエステル化して化合物
(I−3)またはその塩を製造する。このエステル化反
応は自体公知の方法で行うことができる。例えば化合物
(I−2)またはその塩にアルコール(R30H)を酸
の存在下に直接反応させるか、R3Xを塩基の存在下に
反応させてエステル化する方法あるいは化合物(I−2
)の反応性誘導体〔例えば酸無水物、酸ハライド(酸ク
ロリドまたは酸プロミド)、イミダゾリドあるいは混合
酸無水物(例、メチル炭酸との無水物、エチル炭酸との
無水物、イソブチル炭酸との無水物など)など〕をアル
コール(R”OH)と反応させる方法が用いられる。 酸、塩基はD法で用いられるものと同様のものが用いら
れる。この反応は下記のF法(酸ハライドを用いる方法
)と同様に行われる。さらに化合物(I−2)またはそ
の塩にジアゾ化合物(例、 ジアゾメタン、ジフェニル
ジアゾメタン)を反応させても製造できる。 [00481F法 化合物(I−1) 、 (I−2)または(I−3)を
アミド化して化合物(I−4)またはその塩を製造する
。化合物(I−1)および(I−3)またはそれらの塩
とアミン誘導体(IX)またはその塩との反応は不活性
溶媒中(例、エタノール、プロパツール、トルエン、キ
シレン、ピリジン、1,2−ジクロロエタン、1. 1
. 2. 2−テトラクロロエタン、N、N−ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシドなど)あるいは無
溶媒で行われる。反応温度は20〜200℃であり、反
応時間は10分〜10時間である。アミン誘導体(IX
)またはその塩の使用量は化合物(I−1)あるいは(
I−3)またはそれらの塩に対して過剰に用いることが
好ましい。化合物(I−2)またはその塩とアミン誘導
体(IX)またはその塩との反応は自体公知の方法で行
なうことができる。例えば化合物(I−2)またはその
塩とアミン誘導体(IX)またはその塩をジシクロへキ
シルカルボジイミドなどで直接縮合させる方法あるいは
化合物(I−2)またはその塩の反応性誘導体、例えば
酸無水物、酸ハライド(酸クロリド、酸プロミド)、イ
ミダゾリドあるいは混合酸無水物(例、メチル炭酸との
無水物、エチル炭酸との無水物、イソブチル炭酸との無
水物など)などをアミン誘導体(IX)またはその塩と
反応させる方法などが用いられる。これらのうち最も簡
便な方法は(I−2)の酸ハライドあるいは混合酸無水
物を用いる方法である。酸ハライドを用いる場合、反応
は通常の溶媒(例、クロロホルム、ジクロロメタン、酢
酸エチル、テトラヒドロフラン、水あるいはこれらの混
合物など)中、塩基(例、トリエチルアミン、N−メチ
ルモルホリン、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム
、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなど)の存在下に行な
うのが好ましい。反応温度は約−10〜+50℃であり
、反応時間は約30分〜10時間である。アミン誘導体
(IX)またはその塩の使用量は、化合物(I−2)ま
たはその塩1モルに対して約1〜1.2モルである。混
合酸無水物を用いる場合は、化合物(I−2)またはそ
の塩とクロロ炭酸エステル(例、クロロ炭酸メチル、ク
ロロ炭酸エチルまたはクロロ炭酸イソブチルなど)を塩
基(例、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、炭
酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム
または炭酸カリウムなど)の存在下に反応させる。この
反応は不活性溶媒(例、クロロホルム、ジクロロメタン
、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、水あるいはこれら
の混合物など)中で行われる。反応温度は一50〜+3
0℃が好ましい。 アミン誘導体(IX)の使用量は化合物(I−2)1モ
ルに対して約1〜1.2モルである。 [00491G法 この還元反応はそれ自体公知の方法で行なうことができ
る。例えば、金属水素化物による還元、金属水素錯化合
物による還元、ジボランおよび置換ボランによる還元、
接触水素添加等が用いられる(新実験化学講座、15巻
(II)  (日本化学会編、丸蓋 1976年)参照
)。すなわち、この反応は化合物(I−1) 、 (I
−2) 、 (I−3)またはそれらの塩を還元剤で処
理することにより行われる。還元剤としては、水素化ホ
ウ素アルカリ金属(例えば、水素化ホウ素ナトリウム、
水素化ホウ素リチウムなど)、水素化アルミニウムリチ
ウムなどの金属水素錯化合物、水素化ナトリウムなどの
金属水素化物、有機スズ化合物(水素化トリフェニルス
ズ等)、ニッケル化合物、亜鉛化合物などの金属および
金属塩、パラジウム、白金、ロジウムなど遷移金属触媒
と水素とを用いる接触還元剤およびジボランなどが挙げ
られる。この反応は反応に悪影響を及ぼさない有機溶媒
中で行われる。溶媒としては、例えばベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、クロロホルム、
ジクロロメタン、1゜2−ジクロロエタン、1. 1.
 2. 2−テトラクロロエタンなどのハロゲン化炭化
水素類、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロ
フラン、エチレングリコールモノメチルエーテルなどの
エーテル類、メタノール、エタノール、プロパツールな
どのアルコール類、ジメチルホルムアミドなどのアミド
類、あるいはこれらの混合溶媒などが還元剤の種類によ
り適宜選択して用いられる。 反応温度は0〜130℃、とくに10〜100℃が好適
である。反応時間は1〜24時間程度である。 [0050]H法 この酸化反応は、自体公知の方法で行なうことができ、
例えば、二酸化マンガンによる酸化、クロム酸による酸
化[酸化クロム(■I)−ピリジン錯体など]およびジ
メチルスルホキシドによる酸化などが用いられる(新実
験化学講座、15巻(I−1)および[:l−2)  
(日本化学会編、丸蓋出版 1976年)参照)。 [00511例えばジメチルスルホキシドによる酸化の
場合、クロロホルム、ジクロロメタン、ベンゼン、トル
エン等の不活性溶媒中で行われる。この酸化反応は無水
酢酸、無水リン酸、ジシクロへキシルカルボジイミド、
塩素等の親電子試薬の共存で行われる。ジメチルスルホ
キシドの使用量は化合物(I−5)に対して1〜5モル
等量、好ましくは1〜2モル当量である。親電子試薬の
使用量はジメチルスルホキシドに対して等モル量である
。本反応は約−50〜+60℃、好ましくは約0〜40
℃で行われる。反応時間は約0.5〜50時間、好まし
くは約1〜20時間である。 [0052]I法 このアシル化反応は自体公知の方法で行なうことができ
る。例えば化合物(I−5)とカルボン酸誘導体(R7
COOH)を縮合剤、例えばジシクロへキシルカルボジ
イミドなどで直接縮合させる方法、あるいは(R7CO
OH)の反応性誘導体、例えば酸無水物、酸ハライド(
酸クロリド、酸プロミド)、イミダゾリドあるいは混合
酸無水物(例、メチル炭酸との無水物、エチル炭酸との
無水物、イソブチル炭酸との無水物など)などを化合物
(I−5)と適宜反応させる方法などが用いられる。こ
れらのうち最も簡便な方法は(R7−COOH)の酸ハ
ライドあるいは混合酸無水物を用いる方法である。酸ハ
ライドを用いる場合、反応は通常溶媒(例、クロロホル
ム、ジクロロメタン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン
、水あるいはこれらの混合物など)中、塩基(例、トリ
エチルアミン、N−メチルモルホリン、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ムなど)の存在下に行われる。反応温度は10〜+50
℃である。 (R7−COOH)の使用量は、化合物(
I−5)またはその塩1モルに対して1〜1.2モルで
ある。混合酸無水物を用いる場合は、(R7COOH)
にクロロ炭酸エステル(例、クロロ炭酸メチル、クロロ
炭酸エチル、クロロ炭酸イソブチルなど)を反応させる
。反応は、塩基(例、トリエチルアミン、N−メチルモ
ルホリン、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウムなど)の存在下に行われる
。反応は不活性溶媒(例、クロロホルム、ジクロロメタ
ン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、水あるいはこれ
ら混合物など)中で実施される。反応温度は一50〜+
30℃で反応させるのが好ましい。反応時間は約0.5
〜50時間である。(R7−COOH)の使用量は化合
物(I−5)またはその塩1モルに対して約1〜1.2
モルである。 [0053]J法 この方法では化合物(I−5)またはその塩を塩基(例
、水素化ナトリウム、水素化カリウム、ナトリウムアミ
ド、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、炭酸水
素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウムなど)の存在下に(R2−X)と反応させて
(I−8)を製造する。本反応は不活性溶媒(例、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、エーテル、トルエン、キ
シレン、ベンゼン、1,2−ジクロロエタン、1. 1
. 2. 2−テトラクロロエタン、N、 N−ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなど)中で行わ
れる。反応温度は一20〜100℃、好ましくは10〜
50℃である。反応時間は約0.5〜20時間である。  (R2−X)の使用量は化合物(I−5)またはその
塩に対して過剰に用いることが好ましい。 [0054]K法 工程1 化合物(I−5)またはその塩をハロゲン化剤あるいは
スルホニル化剤と反応させて化合物(X)またはその塩
を製造する。ハロゲン化剤としては塩化チオニル、三臭
化リンなどが好ましい。この場合Xが塩素または臭素で
示される化合物(X)またはその塩が生成される。この
ハロゲン化反応は不活性溶媒(例、ベンゼン、トルエン
、キシレン、クロロホルム、ジクロロメタンなど)中あ
るいは過剰のハロゲン化剤を溶媒として行われる。反応
温度は約10〜80℃である。ハロゲン化剤の使用量は
化合物(I−5)またはその塩に対して約1〜20モル
である。スルホニル化剤としてはメシルクロリド、トシ
ルクロリド、ベンゼンスルホニルクロリドなどが好んで
用いられ、Xがそれぞれメシルオキシ、トシルオキシ、
ベンゼンスルホニルオキシで示される化合物(X)また
はその塩が生成する。スルホニル化反応は不活性溶媒(
例、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルエーテル、
酢酸エチル、テトラヒドロフラン、クロロホルム、ジク
ロロメタンなど)中で行われる。反応は好ましくは塩基
(例、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、炭酸
水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウムなど)の存在下に行われる。反応温度は約
0〜130℃、好ましくは10〜100℃である。 反応時間は約10分〜5時間である。スルホニル化剤お
よび塩基の使用量は化合物(I−5)またはその塩1モ
ルに対してそれぞれ約1〜1.2モルである。以上のよ
うにして生成したXが塩素、臭素あるいはスルホニルオ
キシである化合物(X)またはその塩1モルにヨウ化ナ
トリウムあるいはヨウ化カリウムを1〜3モル反応させ
ればXがヨウ素である化合物(X)またはその塩を製造
することもできる。この場合反応溶媒としてはアセトン
、メチルエチルケトン、エーテル、テトラヒドロフラン
、ジオキサンなどが用いられる。反応温度は20〜80
℃である。 工程2 ついで化合物(X)またはその塩をアルコール(R2−
OH)と反応させることにより化合物(I−8)または
その塩を製造する。この反応は通常不活性溶媒(例、エ
ーテル、クロロホルム、ジクロロメタン、酢酸エチルの
テトラヒドロフラン、ジオキサン、N、N−ジメチルホ
ルムアミドなど)中、塩基(例、トリエチルアミン、N
メチルモルホリン、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなど)の存在下に
行われる。反応温度は0〜100℃である。反応時間は
約5分〜10時間である。化合物(R2−OH)の使用
量は、化合物(X)またはその塩1モルに対して約1〜
3モルである。 [0055]上記A法からに法で用いられる化合物の塩
は化合物(I) 、  (I”)の塩と同様の物が用い
られる。 このようにして得られる化合物は自体公知の手段、たと
えばろ過、濃縮、減圧濃縮、溶媒抽出、転溶、液性転換
、結晶化、再結晶、蒸留、昇華、塩析、クロマトグラフ
ィーなどにより単離製造することができる。 (0056]上記の方法で得られた(I) 、 (I’
 )が酸性官能基(例、遊離のカルボン酸)を有する場
合、常法により薬学的に許容され得る塩基との塩を形成
させてもよい。このような塩としては例えばナトリウム
塩、カリウム塩、アルミニウム塩、カルシウム塩などが
あげられる。 (I) 、 (I’ )が塩基性官能基
を含む場合、常法により薬学的に許容され得る酸との塩
を形成させてもよい。このような塩としては例えば塩酸
塩、硫酸塩、酢酸塩、フマル酸塩などが挙げられる。 [0057]また、化合物(I) 、 (I’ )また
はそれらの塩の毒性については、例えば実施例No、 
81. No。 83で製造した化合物を300 mg/kgの割合でマ
ウスに経口投与しても死亡例は認められなかった。 [0058]この発明の化合物(I) 、 (I’ )
またはそれらの塩は、実施例(試験例)に示すように哺
乳動物(例、マウス、ラット、ウサギ、犬、ネコ、牛、
豚、人など)において骨量減少抑制作用、骨量増加作用
などを有し、かつ毒性が低い。 [0059]したがって、本発明の化合物(I)。 (I′)またはそれらの塩は、哺乳動物(例、マウス、
ラット、ウサギ、犬、ネコ、牛、豚、人など)の骨粗鬆
症を含む代謝性骨疾患の治療薬として用いることができ
る。 【0060】この発明の化合物を人に投与する場合、投
与方法は経口的、非経口的いずれのルートによってもよ
い。経口投与のための組成物としては、固体または液体
の剤形、具体的には錠剤(糖衣錠、フィルムコーティン
グ錠を含む)、火剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤(ソフ
トカプセル剤を含む)、シロップ剤、乳剤、懸濁剤など
があげられる。かかる組成物は自体公知の方法によって
製造され製剤分野において通常用いられる担体もしくは
賦形剤を含有するものである。例えば、錠剤用の担体、
賦形剤としては乳糖、でんぷん、蔗糖、ステアリン酸マ
グネシウムなどが挙げられる。 [0061]非経ロ投与のための組成物としては、たと
えば注射剤、半割などが挙げられ、注射剤は皮下注射剤
、皮肉注射剤、筋肉注射剤などの剤形を包含する。かか
る注射剤は自体公知の方法、すなわち化合物(I)。 (I′)またはそれらの塩を通常注射剤に用いられる無
菌の水性もしくは油性液に懸濁または乳化することによ
って調製される。注射用の水性液としては生理食塩水、
等張液などが挙げられ、必要により適当な懸濁化剤、た
とえばカルボキシメチルセルロースナトリウム、非イオ
ン性界面活性剤などと併用してもよい。油性液としては
ゴマ油、大豆油などが挙げられ、溶解補助剤としては安
息香酸ベンジル、ベンジルアルコールなどを併用しても
よい。調製された注射液は通常適当なアンプルに充填さ
れる。 [0062] この発明化合物(I) 、  (I’ 
)またはそれらの塩を代謝性骨疾患治療薬として使用す
る場合、成人1日当たりの投与量は、経口投与の場合1
〜500mg、好ましくは10〜150mgである。以
下にこの発明を試験例、実施例および製剤例によってさ
らに詳しく説明するが、本発明がこれらによって限定さ
れるものではない。 [0063]試験例1 骨量減少抑制作用閉経後骨粗鬆
症のモデル動物として汎用される卵巣摘除ラットを用い
て骨量減少抑制作用をしらべた。Sprague−Da
wl ey系の酸ラットを10週齢で卵巣摘除し、翌日
から検体(実施例No、81の化合物) (1%ヒドロ
キシプロピルセルロース水溶液に懸濁)20■/kgを
週3回3週間強制経口投与し、最終投与登山こ右側大腿
骨をとり出し、切断して遠位端1/3の部分を得た。こ
の遠位端1/3の骨を110℃で3時間乾燥秤量し、さ
らにこれを500℃で3時間及び800℃で2時間灰化
後天分重量を測定した。結果:試験結果を
【表1】に示した。大腿骨遠位端1/3の乾燥重量及び
灰分重量はいずれも卵巣摘除によって、有意に低下した
が、本発明化合物によってその低下が有意に抑制された
。 [0064]試験例2 骨量増加作用 Sprague−Dawley系の正常雄ラットに、検
体(実施例No、81の化合物)(1%ヒドロキシプロ
ピルセルロース水溶液に懸濁) 20 mg/kg/日
又は100 mg/kg /日を、5週齢時から週3回
3週間強制経口投与し、最終投与翌々日こ右側大腿骨を
とり出し、切断して、遠位端1/3の部分を得た。との
遠位端1/3の骨を試験例1の場合と同様にして処理し
、その乾燥重量及び灰分重量を測定した。結果:試験結
果を
【表2】に示した。大腿骨遠位端1/3の乾燥重量及び
灰分重量はいずれも本発明化合物20 mg/kg/田
こよって増加傾向を示し、100■/kg/田こよって
有意に増加した。 [0065]
【表1】 群     例数 大腿骨遠位端  大腿骨遠位端1/
3の乾燥重量 1/3の灰分重量 ※       ※ 偽手術群    6  138.2±3.4■   8
9.0±2.3■卵巣摘除群   5  120.0±
3.2■   74.9±2.2■※       ※ 卵巣摘除−5132,9±2.9■   83.7±1
.7■化合物81投与群 ※平均値の卵巣摘除群に対する有意差P<0.05(t
−検定)
【表2】 群     例数 大腿骨遠位端  大腿骨遠位端1/
3の乾燥重量 1/3の灰分重量 正常対照群   6  111.1±3.5■   6
4.3±2.0■化合物81投与群 6  117.0
±3.7■   68.5±2.1■20■/kg/日 ※       ※ 化合物81投与群 6  120.2±1.5■   
69.4±1.1■100■/kg/日 ※平均値の正常対照群に対する有意差P<0.05(を
−検定)[0066]
【実施例】実施例1 3.5−ジトリフルオロメチルフェナシルプロミド(3
゜1g)およびコハク酸エチル モノアミド(5,4g
)の混合物を130℃で2時間加熱した。反応混合物を
水に注いで析出する結晶をろ取、4− (3,5−ジト
リフルオロメチルフェニル)−2−オキサゾールプロピ
オン酸エチル(1,7g、 47%)を得た。ヘキサン
から再結晶した。無色プリズム品、mp70−71℃。 元素分析値: Cl e H+ 3 N03Fsとして
理論値:C,50,40;H,3,44;N、3.67
実測値: C,50,62; H,3,40; N、 
3.70実施例2〜18 実施例1と同様にして
【表3]。 【表4】の化合物を得た。 [0067]実施例19 4−クロロ−α−ヒドロキシアセトフェノン(4,84
g)のピリジン(50ml)溶液にコハク酸エチルモノ
クロリド(4,8m1)を室温で加え、2時間撹拌した
。反応混合物を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。酢酸エ
チル層は、6N−HCI、水の順に洗浄後、乾燥(Mg
S04)した。溶媒を留去し、残留する油状物をシリカ
ゲルクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン
(1:2. v、’■)で溶出する両分からコハク酸−
2−(4−クロロフェニル)−2−オキソエチル−エチ
ルエステルの結晶(7,85g、 93%)を得た。エ
ーテル−ヘキサンから再結晶した。無色針状晶、mp5
0−51℃。 元素分析値:Cl4HI505C1として理論値: C
,56,29; H,5,06実測値: C,56,5
5; H,5,08コハク酸−2−(4−クロロフェニ
ル)−2−オキソエチル−エチルエステル(7,6g)
、酢酸アンモニウム(9,8g)および酢酸(80m1
)の混合物を110℃で1時間撹拌した後、2時間加熱
還流した。溶媒を留去し、残留物に水を加え、炭酸水素
ナトリウム水溶液でアルカリ性とした後、酢酸エチルで
抽出した。酢酸エチル層を水洗後、乾燥(MgSO4)
 した。溶媒を留去し、残留する油状物をシリカゲルク
ロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:
3. V/V)で溶出する両分から4−(4−クロロフ
ェニル)−2−オキサゾールプロピオン酸エチルエステ
ルの結晶(2,23g、 31%)を得た。酢酸エチル
−ヘキサンから再結晶すると、無色板状晶、mp65−
66℃。 元素分析値:Cl4HI4NO3C1として理論値: 
C,60,11; H,5,04; N、 5.01実
測値: C,59,96; H,5,07; N、 5
.01実施例20〜28 実施例19と同様にして
【表5]。 【表6】の化合物を得た。 [0068]実施例29 1−アミノ−1−(4−クロロフェニル)−2−プロパ
ノン塩酸塩(1,0g)、マロン酸エチルエステルモノ
クロリド(0,75g)およびベンゼン(20ml)の
混合物を2.5時間還流下に加熱した。溶媒を留去し、
残留物に水を加え、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中
和し酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層は水洗後乾燥
(M g S 04 )、溶媒を留去してN−[1−(
4−クロロフェニル)−2−オキソプロピルコマロン酸
エチルモノアミド(1,29g、95%)を油状物とし
て得た。 NMR(δppm in CDC13): 1.27(
3H,t、 J=7.5Hz)、 2.11(3H,S
)、 3.30(2H,S)、 4.20(2H,q、
 J=7.5H2)、 5.5(IH,d、 J=6.
0Hz)、 7.157.6(4H,m)、 8.29
(LH,broad d)。 この油状物(1,29g)をトルエン(10ml)に溶
かし、オキシ塩化リン(0,39m1)を加え、40分
間、還流下に加熱した。減圧下に溶媒を留去し、残留物
に水を加えて、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和し
、エーテルで抽出した。エーテル層は水洗、乾燥(M 
g S 04)後、溶媒を留去した。残留油状物はシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘ
キサン(1:5、 v/v)で溶出する部分より4−(
4−クロロフェニル)−5−メチル−2−オキサゾール
酢酸エチルエステル(0,8g、66%)を油状物とし
て得た。 NMR(δI)I)m in CDC13): 1.2
7(3H,t、 J=7.5Hz)、 2.49(3H
,S)、 3.81(2H,S)、 4.22(2H,
q、 J=7.5Hz)、 7.35(2H,d、J=
9.0Hz)、 7.57(2H,d、 J=9.0H
z)。 実施例30〜32 実施例29と同様にして
【表7】の化合物を得た。 [0069]実施例33 4− (3,5−ジトリフルオロメチルフェニル)−2
オキサゾールプロピオン酸エチル(1,6g)をメタノ
ール(20ml)に溶かし10%NaOH(10ml)
を加えた。混合物を室温で10分撹拌した後、水に注い
でエーテルで抽出した。水層を2N−HCIで酸性にし
、析出する4(3,5−ジトリフルオロメチルフェニル
)−2−オキサゾールプロピオン酸の結晶(1,3g、
 87%)をろ取した。エーテル−ヘキサンから再結晶
した。無色プリズム品、mp130−131℃。 元素分析値: Cl 4 H9NO3Feとして理論値
: C,47,61; H,2,57; N、 3.9
7実測値: C,47,38; H,2,53; N、
 3.97実施例34〜62 実施例33と同様にして
【表8]。 【表9】の化合物を得た。 [00701実施例63 4−(4−クロロフェニル)−2−オキサゾールプロピ
オン酸(0,5g)およびイソプロパツール(30ml
)の混合物に濃硫酸(0,3m1)を加え5時間加熱還
流した。反応混合物を水に注いでエーテルで抽出し、エ
ーテル層は飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水の順に洗
浄後、乾燥(MgSO4) した。エーテルを留去し、
 4−(4−クロロフェニル)−2−オキサゾールプロ
ピオン酸イソプロピルエステルの結晶(530mg、 
91%)を得た。ヘキサンから再結晶した。無色プリズ
ム品、mp30−31℃。元素分析値:C19H16N
O3C1として理論値:C,61,33;H,5,49
;N、4.77実測値:C,61,18;H,5,49
;N、4.77実施例64 4−(4−クロロフェニル)−2−オキサゾールプロピ
オン酸(0,5g)、ベンジルプロミド(0,25m1
) 、炭酸カリウム(0,33g)およびジメチルホル
ムアミド (DMF)(10ml)の混合物を室温で3
時間撹拌した。反応混合物を水に注いで4−(4−クロ
ロフェニル)−2−オキサゾールプロピオン酸ベンジル
エステルの結晶(0,664g、 98%)を得た。エ
ーテル−ヘキサンから再結晶した。無色プリズム晶、m
p6ロー67℃。 元素分析値:C19H16NO3C1として理論値: 
C,66、77; H,4,72; N、 4.10実
測値:C,66,91;H,4,69;N、4.02実
施例65〜72 実施例64と同様にして
【表10】の化合物を得た。 [00711実施例73 4−(4−クロロフェニル)−2−オキサゾールプロピ
オン酸(0,7g)をテトラヒドロフラン(THF) 
 (20ml)に溶かしオキザリルクロリド(0,27
m1)およびDMF (1滴)を0℃で加え室温で2時
間かきまぜたのち溶媒を留去した。残留油状物をTHF
 (10ml)に溶かし3、 4. 5−)リメトキシ
ベンジルアルコール(1,1g)ついでトリエチルアミ
ン(1,2m1)を加えた。混合物を室温で4時間撹拌
した後、水に注いでエーテルで抽出し、エーテル層は水
洗後乾燥(MgSO4) した。溶媒を留去し残留する
油状物はシリカゲルクロマトグラフィーに付し、酢酸エ
チル−ヘキサンで溶出する画分から4(4−クロロフェ
ニル)−2−オキサゾールプロピオン酸−(3,4,5
−)リメトキシベンジル)エステルの結晶(0,743
g、 62%)を得た。ジクロロメタン−ヘキサンから
再結晶した。無色プリズム品、mp86−87℃。 元素分析値:C22H22NO6C1として理論値: 
C,61,19; H,5,13; N、 3.24実
測値: C,61,29; H,5,12; N、 3
.33実施例74〜76 実施例73と同様にして
【表11】の化合物を得た。 [0072]実施例77 4−(4−クロロフェニル)−2−オキサゾールプロピ
オン酸(0,5g)をジクロロメタン(20ml)に溶
かしジフェニルジアゾメタン(0,425g)を加え、
室温で4時間撹拌した後、酢酸(0,5m1)を加えた
。反応混合物を飽和炭酸水素ナトリ ラム水溶液および
水で洗浄後、乾燥(MgS04)した。溶媒を留去し、
残留する油状物をシリカゲルクロマトグラフィーに付し
、エーテル−ヘキサン(1:3. V/V)で溶出する
画分から4−(4−クロロフェニル)−2−オキサゾー
ルプロピオン酸ジフェニルメチルエステルの結晶(0,
759g、 91%)を得た。エーテル−ヘキサンから
再結晶した。無色プリズム品、mp94−95℃。 元素分析値:C25H2ONO3C1として理論値:C
,71,85;H,4,82;N、3.35実測値: 
C,71,83; H,4,79; N、 3.38[
0073]実施例78 4−(4−クロロフェニル)−2−オキサゾールプロピ
オン酸(0,5g)をアセトニトリル(20ml)に溶
かし2フェニル−2−プロパツール(0,325g) 
、ジシクロへキシルカルボジイミド(0,49g)およ
び4−ジメチルアミノピリジン(0,025g)を加え
室温で65時間撹拌したのち、さらに2−フェニル−2
−プロパツール(0,325g)、ジシクロへキシルカ
ルボジイミド(0,49g)および4−ジメチルアミノ
ピリジン(0,025g)を追加し、50℃で2時間撹
拌した。反応混合物をろ過し、不溶物を除去後、ろ液を
濃縮した。残留する油状物をシリカゲルクロマトグラフ
ィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4、 V/V
)で溶出する両分から4−(4−クロロフェニル)−2
−オキサゾールプロピオン酸1−メチル−1フエニルエ
チルエステルの結晶(0,297g、 38%)を得た
。ヘキサンから再結晶した。無色プリズム品、mp94
−95℃。 元素分析値:C21H2ONO3C1として理論値: 
C,68,20; H,5,45; N、 3.79実
測値: C,68,04; H,5,47; N、 3
.82[0074]実施例79 4−(4−クロロフェニル)−2−オキサゾールプロピ
オン酸(0,4g)をTHF (20ml)に溶かしト
リエチルアミン(0,33m1)およびクロロ炭酸エチ
ル(0,23m1)を30℃で加え、同温度で30分間
撹拌した。混合物を30%メチルアミン水溶液(10m
l)に注ぎ、室温で15分間撹拌した。反応混合物を水
に注いで酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル層は水洗後乾
燥(MgSO4)した。溶媒を留去し、N−メチル−4
−(4−クロロフェニル)−2−オキサゾールプロピオ
ンアミドの結晶(0,375g、 89%)を得た。ジ
クロロメタン−エタノールから再結晶した。無色プリズ
ム晶、mp169−170℃。 元素分析値:Cl5HI3N202C1として理論値:
 C,58,99; H,4,95; N、 10.5
8実測値: C,58,73; H,4,84; N、
 10.46[0075]実施例80実施例79と同様
にしてN−べフジルーN−メチル−4−(4−クロロフ
ェニル)−2−オキサゾールプロピオンアミドの結晶(
収率71%)を得た。ジクロロメタン−エタノールから
再結晶した。無色プリズム晶、mp99−100℃。 元素分析値: C2o H+ 9 N202 CIとし
て理論値: C,67、70; H,5,40; N、
 7.89実測値: C,67、82; H,5,38
; N、 7.84実施例81 4−(4−クロロフェニル)−2−オキサゾールプロピ
オン酸(1,5g)をTHF (20ml)に溶かし水
素化アルミニウムリチウム(0,27g)を加え室温で
3時間撹拌した後、水(3ml)を加え酢酸エチルで抽
出した。酢酸エチル層を2N−HCIおよび水で洗浄後
、乾燥(MgS04)シた。溶媒を留去し、残留する油
状物をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、酢酸エチ
ル−ヘキサン(2:1. V/V)で溶出する両分から
3− [4−(4−クロロフェニル)−2−オキサシリ
ル]プロパツールの結晶(1,11g、 78%)を得
た。エーテル−ヘキサンから再結晶した。無色プリズム
晶、mp43−44℃。 元素分析値:Cl2H12NO2C1として理論値: 
C,60,64; H,5,09; N、 5.89実
測値: C,60,44; H,5,06; N、 5
.82実施例82〜85 実施例81と同様にして
【表12】の化合物を得た。 [0076]実施例86 4−フェニル−2−オキサゾールプロピオン酸エチルエ
ステル(1,4g)をTHF (20ml)に溶かし水
素化ホウ素ナトリウム(0,86g)を加えた。この混
合物に還流下、メタノール(4ml)を10分間で滴下
した。反応混合物はさらに30分間加熱還流した後、濃
縮し酸性にした後、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル
層を水洗、乾燥(MgS04)した。溶媒を留去し3−
(4−フェニル2−オキサシリル)プロパツールの結晶
(1,07g、 92%)を得た。エーテル−ヘキサン
から再結晶した。無色プリズム品、mp55−56℃。 元素分析値:Cl2HI3NO2として理論値: C,
70,92; H,6,45; N、 6.89実測値
: C,70,65; H,6,35; N、 6.6
7実施例87〜88 実施例86と同様にして
【表13】の化合物を得た。 [0077]実施例89 3− [4−(4−クロロフェニル)−2−オキサシリ
ル]プロパツール(1,0g)をジクロロメタン(10
ml)に溶かしジメチルスルホキシド(0,6m1) 
、ついで無水リン酸(1,1g)を加え室温で10分間
撹拌した後、0℃に冷却し、トリエチルアミン(2ml
)を加えた。室温で40分間撹拌した後、反応混合物を
2N−HCIに注いでジクロロメタンで抽出した。ジク
ロロメタン層を水洗後、乾燥(MgSO4)した。溶媒
を留去し、残留する油状物をシリカゲルクロマトグラフ
ィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3. V/V
)で溶出する画分から3− [4−(4クロロフエニル
)−2−オキサシリル]プロパナールの結晶(0,69
8g、 70%)を得た。ヘキサンから再結晶した。無
色プリズム品、mp41−42℃。 元素分析値:Cl2HIONO2CIとして理論値: 
C,61,16; H,4,28; N、 5.94実
測値: C,61,10; H,4,21; N、 5
.91実施例90 3− [4−(4−クロロフェニル)−2−オキサシリ
ル]プロパツール(0,5g)をピリジン(5ml)に
溶かし無水酢酸(1,0m1)を加え50〜60℃で3
0分間かきまぜた。反応混合物を水に注いで、析出する
結晶をろ取し、3−[4−(4−クロロフェニル)−2
−オキサシリル]プロピルアセテート(0,535g、
 91%)を得た。エーテル−ヘキサンから再結晶した
。無色プリズム品、mp37−37.5℃。 元素分析値:Cl4H]4NO3C1として理論値: 
C,60,11; H,5,04; N、 5.01実
測値: C,60,12; H,5,06; N、 5
.18[0078]実施例91 3− [4−(4−クロロフェニル)−2−オキサシリ
ル]プロパツール(0,5g)をピリジン(2ml)に
溶かしベンゾイルクロリド(0,29m1)を加え室温
で1時間撹拌した。反応混合物を水に注いで酢酸エチル
で抽出し、酢酸エチル層を炭酸水素ナトリウム水溶液2
N−HCl、ついで水の順に洗浄した。乾燥(M g 
S 04 )後、溶媒を留去し、析出する結晶をろ取し
、3− [4−(4クロロフエニル)−2−オキサシリ
ル]プロピルベンゾエート(0,687g、 96%)
を得た。エーテル−ヘキサンから再結晶した。無色プリ
ズム品、mp47−47.5℃。 元素分析値:Cl4H]4NO3C1として理論値: 
C,66、77; H,4,72; N、 4.10実
測値: C,66、72; H,4,70; N、 3
.98゜[0079]実施例92 3−[4−(4−クロロフェニル)−2−オキサシリル
]プロパツール(0,6g)をDMF (10ml)に
溶かし60%(W/W)油性水素化ナトリウム(0,1
2g)、ついでベンジルプロミド(0,3m1)を加え
室温で3時間撹拌した。30℃でさらに1時間撹拌した
後、反応混合物を水に注いでエーテルで抽出し、エーテ
ル層を水洗、乾燥(M g S 04 )後溶媒を留去
し、残留する油状物をシリカゲルクロマトグラフィーに
付した。エーテル−ヘキサン(1: 4. V/V)で
溶出する両分から3− [4−(4クロロフエニル)−
2−オキサシリル]プロピルベンジルエーテルの油状物
(0,512g、 62%)を得た。 NMR(δppm in CDC13) : 1.9−
2.3(2H,m)、 2.93(2H,t、 J7.
5Hz)、 3.57(2H,t、J=6.5Hz)、
 4.52(2H,s)、 7.35(5H,s)、 
7.37(2H,d、J=9Hz)、 7.67(2H
,d、J=9Hz)、 7.80(LH,s)。 元素分析値:Cl9HI8NO2CIとして理論値: 
C,69,62; H,5,53; N、 4.27実
測値:C,69,84;H,5,48;N、4.03実
施例93 3− [4−(4−クロロフェニル)−2−オキサシリ
ル]プロパツール(5,21g)およびトリエチルアミ
ン(4ml)をジクロロメタン(50ml)に溶かし水
冷下メタンスルホニルクロリド(2,2m1)を滴下し
た。同温度で2時間撹拌した後、反応混合物を水に注い
でジクロロメタンで抽出し、ジクロロメタン層を水洗後
乾燥(MgSO4)’した。溶媒を留去し、残留する油
状物をアセトン(100ml)にとかしヨウ化ナトリウ
ム(6,6g)を加え、2時間加熱還流した。溶媒を留
去し、残留物を水に注いでエーテルで抽出した。エーテ
ル層はNa2SO3水溶液、水の順に洗浄後乾燥(Mg
S04)し、溶媒を留去、4−(4−クロロフェニル)
−2−(3−ヨードプロピル)オキサゾール(6,6g
、 87%)を得た。エーテル−ヘキサンから再結晶し
た。無色プリズム晶、mp49−50℃ 元素分析値:Cl2HIINOCIIとして理論値:C
,41,47;H,3,19;N、4.03実測値;C
,41,46;H,3,06;N、4.03゜
【008
0】実施例94 4−(4−クロロフェニル)−2−(3−ヨードプロピ
ル)オキサゾール(0,5g)、グアヤコール(0,1
9m1)、炭酸カリウム(0,24g)およびN、 N
−ジメチルホルムアミド(5ml)の混合物を60〜6
5℃で30分間撹拌した後、水に注いで析出する結晶を
ろ取、4(4−クロロフェニル)−2−[3−(2−メ
トキシフェノキシ)プロピル]オキサゾール(0,44
5g、 90%)を得た。エーテル−ヘキサンから再結
晶した。無色プリズム晶、mp94−95℃ 元素分析値:Cl9HI8NO3C1として理論値: 
C,66、38; H,5,28; N、 4.07実
測値: C,66、01; H,5,20; N、 3
.96実施例95〜99 実施例94と同様にして
【表14】の化合物を得た。 [00811
【製剤例]製剤例1 錠剤 1錠中の組成 (1)化合物(実施例89で得られた化合物)    
  50mg(2)コーンスターチ         
       30mg(3)乳糖         
           113.4m g(4)ヒドロ
キシプロピルセルロース          6 m 
g(5)水                  (0
,03m1)(6)ステアリン酸マグネシウム    
       0.6mg計  200mg 上記の組成のうち、(1)、(2)、(3)および(4
)を混合 3θ※タリ一式打錠機(赤面製作所製)で1
錠あたり200し、それに水を加え練合を行なった後、
40℃、16    mgの錠剤を製造した。 時間真空乾燥し、乳鉢で粉砕し、16メツシユの篩を通
   製剤例2して顆粒とした。この顆粒に(6)を加
え、混合し、ロー※(1)化合物(実施例81で得られ
た化合物)      50mg(2)コーンスターチ
                30mg(3)乳糖
                    113.4
m g(4)ヒドロキシセルロース         
     6mg(5)水             
     (0,03m1)(6)ステアリン酸マグネ
シウム           0.6mg(7)セルロ
ースアセテートフタレート        10mg(
8)アセトン                   
(0,2m1)計  210mg 上記組成のうち、(1)、(2)、(3)、(4)、(
5)および(6)を   製造した。 用い製剤例1と同様にして錠剤を製造した。この錠剤に
   製剤例3(7)のアセトン溶液をバーコーター(
フロイント社製)    カプセル中の組成でフィルム
コートし、1錠あたり210mgの腸溶錠を(1)化合
物C(実施例64で得られた化合物)     30m
g(2)コーンスターチ              
  40mg(3)乳糖              
       74mg(4)ヒドロキシプロピルセル
ロース          6mg(5)水     
              0.02m1計   1
50mg 上記の組成のうち、(1)、(2)、(3)および(4
)を混合し、それに水を加え練合を行った後40℃、1
6時間真空乾燥し乳鉢で粉砕し、16メツシユの篩を通
して顆粒とした。この顆粒をカプセル充填機(イタリア
、ザナシー社:製)でゼラチン3号カプセルに充填し、
カプセル剤を製造した。 製剤例4 (1)化合物(実施例35で得られた化合物)    
   5mg(2)サリチル酸ナトリウム      
       50mg(3)塩化ナトリウム    
           180mg(4)メタ重亜硫酸
ナトリウム            20mg(5)メ
チル−パラベン              36mg
(6)プロピル−パラベン             
 4 m g(7)注射用蒸留水          
       (2ml)計295mg 上記の組成のうち、(2)、(3)、(4)、(5)及
び(6)を撹拌しながら80℃で上記の約半分の蒸留水
に溶解する。得られた溶液を40℃まで冷却し、本発明
化合物をその溶液中に溶解する。次にその溶液に注射用
蒸留水を加えて最終の容儀に調整し、適当なフィルター
ペーパーを用いて滅菌ろ過することにより滅菌して、注
射剤を調製する。 [0082] 【発明の効果】上記試験例によって明らかなように本発
明の化合物(I)、 (I’)は、哺乳動物(例、マウ
ス、ラット、ウサギ、犬、ネコ、牛、豚、人等)におい
て骨量減少抑制作用、骨量増加作用を有し、しかも毒性
が低い。 したがって、本発明の化合物(I)、 (I’)または
それらの塩は、哺乳動物の代謝性骨疾患の治療薬として
用いることができる。
【表3】 注1)NMR(δI)I)m in CDCl5 ) 
:1.25(3H,t、 J=7.5Hz)、2゜7−
3.3 (4H,m)、4.17 (2H,q、 J=
7.5Hz)、7.2−7.55 (3H,m)、7、
6−7、8(2H,m)、7.81 (LH,S)。 注2) NMR(δI)I)m in CDCl5 )
 :1.25(3H,t、 J−7,5Hz)、2゜7
−3.3 (4H,m)、4.17 (2H,q、 J
=7.5Hz)、6.95−7.3 (3H,m)、7
、77 (LH,s)。 注3) NMR(δppm in CDC1a):1.
24(3H,t、 ■=7.5Hz)、2゜34(3H
,s)、2.7−3.3 (4H,m)、4.16(2
H,q、 J=7.5Hz)、7.17(2H,d、 
J=8.5Hz)、7.57(2H,d、J=8.5H
z) 、7.75(LH,s)。 注4) NMR(δppln in CDCl3 ) 
:1.24(3H,t、 ■=7.0Hz)、2゜7−
3.3 (4H,m)、4.15(2H,q、 ■=7
.0Hz)、7.2−7.5(2H,m)、8゜05 
(LH,d、 J=9.0Hz)、8.23(LH,S
)。 注5) NMR(δppIn in CDCl3 ) 
:1.24(6H,t、 ■−7,0Hz)、2゜5−
3.3 (6H,m) 、4゜15 (2H,q、 J
=7.0Hz)、7.22(2H,d、 J=9.0H
z) 、7.62(2H,d、 J=9.0Hz)、7
.77 (LH,s)。 注6) NMR(δI)I)In in CDC13)
 :1.26(3H,t、 ■=7.0Hz)、2.7
−3.3 (4H,m)、4.18 (2H,Q、 J
=7.0Hz)、7.3−8.1 (5H,m)。
【表5】 注1) NIIR(δppm in CDC!’3):
 1.23(3H,t、 J=7.0)1z)、 1.
1−2.0(811,n+)、 2.28(3B、 t
。 J=71ロIHz)、  2.46(3B:、  s)
、  2.73(2H,t、  J=7.Of[z)、
  4.12(2H,q、  J=7.0Hz)。 7.34(2H,d、  J=9.0Hz)、  7.
56(B、 d、 、T=9.01(z)。 注2) NIR(iJppm in CDC4): 1
.25(3H,t、 J=7.0Hz)、 2.47(
3]1. m)、 2.65−3.25(4H,m)4
.16(211,q、 J=7.0Hz)、 7.52
(4H,s)。 注3) NMR(δppm in CDCA’3): 
1.25(311,t、 J=7.0Hz)、 2.4
7<3H,s)、 2.65−3.2(4H,m)。 4.17(2H,q、 J=7.0Hz)、 6.95
−7.3(2H,m)、 7.5−7.75(2)1.
 m)。 注4) NMR(δppm in CDCl5): 1
.25(3L t、 J=7,01lz)、 2.53
(311,s)、 2.7−3.3(4L m)。 4.17(2H,(1,J=7.0]IZ)、 7.5
5−7.85(4H,n+)。 注5) NMR(δppm in CDC/3): 1
.25(31,t、 J=7.0Hz)、 2.48(
311,s)、 2.65−3.2(41,m)。 4.17(2H,(1,J=7.0Hz)、 7.25
(2B、 d、 J=9.0)Iz)、 7.66(2
H,d、 J=9、DI(z)。 注1’)N)IR(δppm in CDC/、、):
 1.25(311,t、 J=7.5Hz)。 2.46(3H,s)、 2.7−3.2(4H,m)
、 4.16(2E、 q、 J=7.5Hz)。 7.33(2H,d、 J=9.0Hz)、 7.55
(211,d、 J=9.0IIz)。 注2)NMR(δppm in CDC/s): 1.
25(3]II、 t、 J=7.5)1z)。 1.27(31,t、 J=7.511z)、 2.6
−3.2(6111,m)。 4.17(211,q、 J=7.5Hz)、 7.3
5(2H,d、 J=8.5Hz)。 7.54(21i、 d、  J=8.511z)。
【表9】
【表10】
【表11】 1)NMR(δ ppm  in  CDC1a):1
.59(3H,s)、1.68(6旺、S)、1.95
−2.2(4L m)、2.7−3.3(4H,m)、
4.64(2H,d、 J=7Hz)、5、08(in
、 bs)、5.34(IJI、 bt、 J=7Hz
)、7.34(2H,d、 J=9Hz)、7.64(
2L d、 J=9tlz)、7.80(IH,s)。
【表12】
【表13】
【表14】 注1)NMR(δppm in CDC13):2.1
5−2.5(28,m)、3.08(2H,t、 J=
7.5Hz)、3.87(3H,s)、4.17(2L
 t、 J=6.0Hz)、6.85−7.1(2H,
01)、7、2−7.9(7m m)。 [0083]実施例100 実施例81と同様にして3−[4−(4−クロロフェニ
ル)−5−メチル−2−オキサシリル]プロパツールを
得た。収率77%、油状物。 NMR(δ1ncDc13)  :1.85−2.2(
2H,m)、2.47(3H,s)。 2、87(2H,t、 J=6.5Hz)、 3.03
(LH,br s)、 3.75(2H,t、 J=6
Hz)、 7.33(2H,d、J=9Hz)、 7.
54(2H,d、J=9Hz)。 実施例101 実施例81と同様にして3−[4−(4−クロロフェニ
ル)−5−エチル−2−オキサシリル]プロパツールを
得た。収率69%、油状物。 NMR(δin CDC13)  : 1.30(3H
,t、 J=7.5Hz)、 2.0−2.15(2H
,m)、 2.27(LH,br s)、 2.85(
2H,q、J=7.5Hz)、 2.92(2H,t、
 J=7Hz)、 3.79(2H,t、 J=6Hz
)、 7.36(2H,d、 J=8.5Hz)。 7、53 (2H,d、 J=8.5Hz)。 実施例102 実施例86と同様にして3− [4−(4−ブロモフェ
ニル)−5−メチル−2−オキサシリル]プロパツール
を得た。収率92%、油状物。 NMR(δ in CDC13)  : 1. 85−
2. 2  (2H。 m)、  2. 47  (3H,s)、   2. 
75−3. 05(3H,m) 、   3. 6−3
. 9 (2H,m) 、   7゜53 (4H,b
r  s) 。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I): 【化1】 (1) [式中、Aは式−CH20R2(R2は水素原子、置換
    されていてもよい炭化水素残基、置換されていてもよい
    複素環基またはアシル基を示す)で表わされる基または
    アルデヒド基を、Bは置換されていてもよいフェニル基
    を、R1は水素原子または置換されていてもよいアルキ
    ル基を、nは0から6の整数を示す。ただし、nが2の
    場合、R1は置換されていてもよいアルキル基を示す。 ]で表わされるオキサゾール化合物またはその塩。
  2. 【請求項2】式(I’): 【化2】 (I′) [式中、A′は式−CR20R2(R2は水素原子、置
    換されていてもよい炭化水素残基、置換されていてもよ
    い複素環基またはアシル基を示す)で表わされる基、ア
    ルデヒド基またはエステル化もしくはアミド化されてい
    てもよいカルボキシル基を、Bは置換されていてもよい
    フェニル基を、R1は水素原子または置換されていても
    よいアルキル基を、nは0から6の整数を示す]で表わ
    されるオキサゾール化合物またはその塩を含有すること
    を特徴とする代謝性骨疾患治療剤。
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