JPH04210564A - 新規白滝 - Google Patents

新規白滝

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JPH04210564A
JPH04210564A JP2418526A JP41852690A JPH04210564A JP H04210564 A JPH04210564 A JP H04210564A JP 2418526 A JP2418526 A JP 2418526A JP 41852690 A JP41852690 A JP 41852690A JP H04210564 A JPH04210564 A JP H04210564A
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JP
Japan
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acid
devil
shirataki
tongue
starch
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Pending
Application number
JP2418526A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Nozaki
恒 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kibun KK
Kibun Foods Inc
Original Assignee
Kibun KK
Kibun Foods Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001,]
【産業上の利用分野】本発明は、従来既知の白滝とは異
なり、アルカリ味やアルツJり臭のない新しいタイプの
白滝、及びその製造法に関するものである。 [0002]
【従来の技術】白滝はコンニヤク製品の内の一種として
従来より良く知られている食品であって、次のようにし
て製造されている。 [0003]すなわち先ずはじめに、常法にしたがって
コンニヤク粉に温湯を加えて混練することによりコンニ
ヤク糊を調製し、これに石灰(水酸化カルシウム)を加
えて攪拌した後、白滝製造機に入れて押し出す。 [0004]押し出した麺線状のコンニヤクは、予しめ
石灰を入れておいた沸とう水に入れ、加熱、凝固させて
白滝を製造するものである(桜井芳人編「総合食品事典
(新訂版)」東京同文書院(昭46−3−15) p、
  336)。 [0005]このように、従来、コンニヤクの凝固剤と
しては石灰が用いられているため、得られた白滝は、そ
れ自体強アルカリ性を示して良好な風味を呈するもので
はなく、更にまた白滝をスキャキ等の調理に使用すると
、その強アルカリ性の故に肉が固くなって風味や食感の
劣化を招来し、そのうえ、含有されているカルシウムが
更に劣化を促進する。 [00061そのうえ、白滝の原料であるところのコン
二へ・り粉の生産量が低下するに伴ないその価格が上昇
し、その結果、白滝の製造に当り、コンニヤク粉の使用
量が減少しこれとは逆に石灰の使用量が増加するように
なり、上記した欠点は更に増強される傾向にある。 [0007]そこで、コンニヤクの製造において石灰の
使用量を減少せしめたり、また麺状のコンニヤクにおい
て石灰を中和する試みがなされたが、石灰の使用量を減
少せしめると充分な凝固が得られないし、中和するとか
えってカルシウムイオンの溶出が高まり、カルシウムに
よる肉の硬化が更に促進されてしまい、所期の目的を達
成することはできなかった。 [00083
【発明が解決すべき課題]本発明は、上記した欠点を解
決するためになされたものであって、アルカリ味がなく
肉の硬化もひき起すことのない新しいタイプの白滝を開
発する目的でなされたものである。 [0009] 【課題を解決するための手段】−上記目的達成のために
各方面から検討した結果、白滝、糸コンニヤク、各種麺
状のコンニヤク、小型のコンニヤク等の製造時に凝固剤
として炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウムといったアル
カリ金属誘導体を使用し、凝固した後に酸で処理したと
ころ、従来の凝固剤であるカルシウム等2(iffiの
金属塩を使用することなくすぐれた物性の白滝等が製造
できること、及び、得られた白滝はアルカリ味ないしえ
ぐ味がなくしかも肉と一緒に加熱処理しても2価の金属
イオンに起因する肉の硬化も防止できること、という新
知見を得た。 [00101本発明は、上記新知見に基づき更に検討の
結果、遂に完成されたものである。以下、本発明につい
て詳しく説明する。 [0011]本発明を実施するには先ずコンニヤク糊を
製造する。コンニヤク糊は常法にし、たがって調製すれ
ばよく、これにアルカリ金属の塩類及び/又は水酸化物
の水溶液ないし水懸濁液を加えて良く攪拌混合する。 [0012]アルカリ金属としては、ナ1ヘリウム、カ
リウムが実用的であり、そ(れら)の水酸化物及び/又
は塩類が適宜使用される。塩類としては、炭酸塩、リン
酸塩、乳酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、リンゴ酸塩、コハ
ク酸塩その他無機酸ないし有機酸との塩類が適宜使用さ
れる。 [0013]このようにして炭酸ナトリウム等アルカリ
金属系凝固剤によって凝固せしめたコンニヤクは、次に
、常法にしたがって白滝製造機により麺状に押し出す。 [0014]たたこの場合、本発明においては、凝固コ
ンニヤクは従来のように石灰入りの熱水中に押し出す必
要がなく何も添加しない熱水(70℃ないし沸とう水)
中に押し出し、麺状に成型する。 [0015]これを熱水(70℃ないし沸とう水)中で
1〜15分程度加熱、凝固せしめる。 [00161次いでこれを酸液で処理して中和ないし酸
性化して、目的とする白滝を得る。酸液としては、各種
酸の水溶液、有機溶媒溶液、これら各種混液溶液及び/
又は懸濁液が適宜使用される。酸としては、無機酸、有
機酸及び/又はそれらの混合物が適宜使用され、次のも
のが例示される:クエン酸、酢酸、シュウ酸、コハク酸
、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、乳酸、リ
ン酸、塩酸、炭酸その他食用酸。 [0017]酸液処理としては、」−記した酸液と凝固
成型されたコンニヤクとを接触させる処理がすべて包含
され、その態様としては、酸液をコンニヤクにスプレー
したり、塗布したり、あるいは酸液中にコンニヤクを浸
漬したりする方法が例挙される。酸液処理は常温で行っ
てもよいが、加温雰囲気で行うと更に効率的である。後
者の場合、加熱した酸液をスプレー、塗布したり、及び
/又はコンニヤクを加熱した酸液中に浸漬したりあるい
は更に積極的に加熱してもよく、また必要ある場合には
。 これらの処理を高温に維持した室内で行ってもよい。 [0018]本発明においては、大きなブロック状のコ
ンニヤクを処理するものではないので、酸液処理に用い
る酸の濃度は低濃度且つ少しの使用量で充分であり、し
かも処理時間も極く短かくてよい。例えば酸としてりエ
ン酸を使用する場合、0.01〜0.5%程度の濃度で
充分であり、処理時間も10秒〜10分間程度でよい。 なお、上記範囲を逸脱しても差し支えなく、濃度が高く
なればその針処理時間を短縮すればよい。 [0019]本発明は上記処理を行うことによって所期
の目的が達成されるものであるので、本発明において白
滝とは、いわゆる通常の白滝のほか、少し径の大きい糸
コンニヤク、その他各種形状ないし各種径を有する麺線
状コンニヤク、スライスしたコンニヤク、小さなボール
状その他の小型のミニコンニヤク、粒状のコンニヤク等
、麺状、薄いシー1〜状、小型状のコンニヤクをすべて
包含するものである。 [00201以下、本発明の実施例について述べる。 [0021]
【実施例1】コンニヤク粉30gに水11を加え攪拌し
ながら膨潤させ、さらに2時間放置し完全に膨潤させて
コンニヤク糊を:J4製し、これに炭酸ナトリウム4g
を水100m1に溶解したものを加え、良く混合した。 このものを0.15mm多数の穴をあけた目皿をつけた
シリンダーに入れ、90℃の熱水に押し出し麺状に成型
した。このものを90℃で5分間加熱凝固した後、90
℃の0.05%クエン酸液で3分間加熱し中和して白滝
を製造した。 [0022]得られた白滝は、アルカリ臭、アルカリ味
、いわゆるニゲ味等が全く認められず、組織もしっかり
しており、白滝特有の歯応え、食感が認められた。また
、この白滝を用いてスキャキを調理したけれども牛肉の
硬化や風味の劣化は全く認められなかった。 [0023]
【実施例2】炭酸す1ヘリウム4gにかえて水酸化カリ
ウム3gを使用したほかは実施例]8と同様の処理を行
って糸コンニヤクを製造した。 [0024]得られた糸コンニヤクは、白滝より太いの
にもかかわらずその中心部まで中和されており、風味食
感ともにすぐれたものであった。しかも処理もスムース
且つ短時間に行われ、生産性の低下も招来されなかった
。 [0025]
【発明の効果】本発明によれば、アルカリ臭やアルカリ
味のないすぐれた風味食感を呈する従来未知の新しいタ
イプの白滝類を製造することができる。本発明に係る白
滝類は、これを牛肉等と共に煮込んでも2価の金属イオ
ンの流出がないため、牛肉類を硬化させたり、風味を劣
化させたりすることがなく、食物繊維として非常に有効
なコンニヤクを更に美味しく摂取することが可能となる
。 [0026]また、本発明によれば、上記のように風味
食感にすぐれた新規白滝類を短時間に製造することがで
き、生産性の低下もなく工業的に連続且つ大量生産する
ことができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンニヤク糊をアルカリ金属の塩類及び/
    又は水酸化物で処理してなることを特徴とする白滝。
  2. 【請求項2】更に酸を用いて中和処理してなることを特
    徴とする請求項1の白滝。
  3. 〔請求項3〕コンニヤク糊に
    アルカリ金属の塩類及び/又は水酸化物の水溶液を加え
    て混合した後、これを熱水中に押し出して所定形状に成
    型し、次いで酸液中で加熱、中和ないし酸性化すること
    を特徴とする白滝の製造方法。
JP2418526A 1990-12-11 1990-12-11 新規白滝 Pending JPH04210564A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4930552A (ja) * 1972-07-13 1974-03-19
JPS5851866A (ja) * 1981-09-18 1983-03-26 Katsuji Yamamoto こんにやくの簡易製造方法
JPS59227266A (ja) * 1983-06-06 1984-12-20 Kenmochi Shoten:Kk 着色しらたき
JPS60221054A (ja) * 1984-04-19 1985-11-05 Kazuo Hara コンニヤクの利用方法

Patent Citations (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS59227266A (ja) * 1983-06-06 1984-12-20 Kenmochi Shoten:Kk 着色しらたき
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